JPH07218901A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- JPH07218901A JPH07218901A JP6008457A JP845794A JPH07218901A JP H07218901 A JPH07218901 A JP H07218901A JP 6008457 A JP6008457 A JP 6008457A JP 845794 A JP845794 A JP 845794A JP H07218901 A JPH07218901 A JP H07218901A
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- polarizing
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133504—Diffusing, scattering, diffracting elements
-
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- G02F1/13356—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors characterised by the placement of the optical elements
- G02F1/133562—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors characterised by the placement of the optical elements on the viewer side
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非線形素子部および電極の影による画質低下
を解消するとともに、部品点数が少なく、軽量化・小型
化が図れる液晶表示装置を提供すること。 【構成】 ポリビニルアルコール等の偏光フィルム５ａ
がトリアセチルセルロース等の支持フィルム６ａ，６ｂ
に挟持されてなる偏光板７ａ、液晶セル８、偏光フィル
ム５ｂが支持フィルム６ｃ，６ｄに挟持されてなる偏光
板７ｂおよび保護板９が一体化されてなる液晶パネルに
おける保護板９の表面に位相格子１０が形成されてい
る。液晶セル８の各画素を出射した光が保護板の表面に
形成された位相格子で回折されることによって生じる１
次の回折光によって、液晶セル８の各画素を出射した０
次の回折光による隙間を補完することが好ましい。
を解消するとともに、部品点数が少なく、軽量化・小型
化が図れる液晶表示装置を提供すること。 【構成】 ポリビニルアルコール等の偏光フィルム５ａ
がトリアセチルセルロース等の支持フィルム６ａ，６ｂ
に挟持されてなる偏光板７ａ、液晶セル８、偏光フィル
ム５ｂが支持フィルム６ｃ，６ｄに挟持されてなる偏光
板７ｂおよび保護板９が一体化されてなる液晶パネルに
おける保護板９の表面に位相格子１０が形成されてい
る。液晶セル８の各画素を出射した光が保護板の表面に
形成された位相格子で回折されることによって生じる１
次の回折光によって、液晶セル８の各画素を出射した０
次の回折光による隙間を補完することが好ましい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶セルをライトバルブ
（ｌｉｇｈｔ ｖａｌｖｅ）として用いた背面投写方式
の液晶表示装置に関する。
（ｌｉｇｈｔ ｖａｌｖｅ）として用いた背面投写方式
の液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は、光源からの光を液晶パ
ネルにその背面から照射し、この液晶パネルの画像を液
晶パネルの前面側で目視観察するものである。液晶表示
装置に用いられる液晶パネルの一例を図７に示す。図７
に示す液晶パネルはポリビニルアルコール（ＰＶＡ）フ
ィルム等からなる偏光フィルム２３ａがトリアセチルセ
ルロース（ＴＡＣ）フィルム等からなる支持フィルム２
４ａ，２４ｂで挟持されてなる第１の偏光板２２ａと、
液晶セル２５と、偏光フィルム２３ｂが支持フィルム２
４ｃ，２４ｄで挟持されてなる第２の偏光板２２ｂとが
積層されてなるものである。図７に示す液晶パネルに背
面側からバックライトにより光を照射し、液晶パネルを
通過した光を目視すると、液晶セルの画素電極および導
線の影が投影され、画質が低下する場合がある。特に、
液晶セルの駆動方式として、各画素に薄膜トランジスタ
などの非線形素子を組み込んだアクティブマトリックス
方式を採用することにより、表示情報量を多くして、Ｔ
Ｖ画像を表示可能としたものにあっては、このアクティ
ブマトリックス型液晶を駆動するために設けられた非線
形素子および画素電極部が不透明であるために、これら
による濃い影が投影される。特に、レンズによりスクリ
ーン上に拡大投射するか、目視観察した場合には、影が
拡大されて画質が大きく低下する。この非線形素子およ
び電極の影による画質低下を解消するために、位相格子
を液晶パネルの前面側、つまり液晶パネルの出射光の表
示光路中に設ける技術が開発されている。
ネルにその背面から照射し、この液晶パネルの画像を液
晶パネルの前面側で目視観察するものである。液晶表示
装置に用いられる液晶パネルの一例を図７に示す。図７
に示す液晶パネルはポリビニルアルコール（ＰＶＡ）フ
ィルム等からなる偏光フィルム２３ａがトリアセチルセ
ルロース（ＴＡＣ）フィルム等からなる支持フィルム２
４ａ，２４ｂで挟持されてなる第１の偏光板２２ａと、
液晶セル２５と、偏光フィルム２３ｂが支持フィルム２
４ｃ，２４ｄで挟持されてなる第２の偏光板２２ｂとが
積層されてなるものである。図７に示す液晶パネルに背
面側からバックライトにより光を照射し、液晶パネルを
通過した光を目視すると、液晶セルの画素電極および導
線の影が投影され、画質が低下する場合がある。特に、
液晶セルの駆動方式として、各画素に薄膜トランジスタ
などの非線形素子を組み込んだアクティブマトリックス
方式を採用することにより、表示情報量を多くして、Ｔ
Ｖ画像を表示可能としたものにあっては、このアクティ
ブマトリックス型液晶を駆動するために設けられた非線
形素子および画素電極部が不透明であるために、これら
による濃い影が投影される。特に、レンズによりスクリ
ーン上に拡大投射するか、目視観察した場合には、影が
拡大されて画質が大きく低下する。この非線形素子およ
び電極の影による画質低下を解消するために、位相格子
を液晶パネルの前面側、つまり液晶パネルの出射光の表
示光路中に設ける技術が開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる位相格子により
画素電極部などの影による画質の低下は防止できるもの
の、液晶表示装置の部品点数が多くなるという課題が生
じる。
画素電極部などの影による画質の低下は防止できるもの
の、液晶表示装置の部品点数が多くなるという課題が生
じる。
【０００４】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであって、非線形素子部および電極の影による画質低
下を解消するとともに、部品点数が少なく、軽量化・小
型化が図れる液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
のであって、非線形素子部および電極の影による画質低
下を解消するとともに、部品点数が少なく、軽量化・小
型化が図れる液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、上記の目的を解決するもので、下記の（１），
（２）または（３）の特徴を有する。 （１）第１の偏光部材、偏光セル、第２の偏光部材およ
び保護板からなる液晶パネルにおける保護板の表面に位
相格子が形成されている。 （２）第１の偏光部材および第２の偏光部材が偏光フィ
ルムが支持フィルムに挟持されてなる偏光板であるもの
であって、当該第１の偏光板、液晶セル、当該第２の偏
光板および保護板からなる液晶パネルにおける保護板の
表面に位相格子が形成されている。 （３）第１の偏光部材が偏光フィルムが支持フィルムに
挟持されてなる偏光板であり、第２の偏光部材が偏光フ
ィルムであるものであって、当該偏光板、液晶セル、偏
光フィルムおよび保護板が積層されてなる液晶パネルに
おける保護板の表面に位相格子が形成されている。
は、上記の目的を解決するもので、下記の（１），
（２）または（３）の特徴を有する。 （１）第１の偏光部材、偏光セル、第２の偏光部材およ
び保護板からなる液晶パネルにおける保護板の表面に位
相格子が形成されている。 （２）第１の偏光部材および第２の偏光部材が偏光フィ
ルムが支持フィルムに挟持されてなる偏光板であるもの
であって、当該第１の偏光板、液晶セル、当該第２の偏
光板および保護板からなる液晶パネルにおける保護板の
表面に位相格子が形成されている。 （３）第１の偏光部材が偏光フィルムが支持フィルムに
挟持されてなる偏光板であり、第２の偏光部材が偏光フ
ィルムであるものであって、当該偏光板、液晶セル、偏
光フィルムおよび保護板が積層されてなる液晶パネルに
おける保護板の表面に位相格子が形成されている。
【０００６】上記（１）〜（３）のいずれかの特徴を有
する本発明の液晶表示装置においては、液晶セルの各画
素を出射した光が保護板の表面に形成された位相格子で
回折されることによって生じる１次の回折光によって、
液晶セルの各画素を出射した０次の回折光による隙間を
補完するものであることが望ましい。
する本発明の液晶表示装置においては、液晶セルの各画
素を出射した光が保護板の表面に形成された位相格子で
回折されることによって生じる１次の回折光によって、
液晶セルの各画素を出射した０次の回折光による隙間を
補完するものであることが望ましい。
【０００７】また、本発明の液晶表示装置に用いられる
液晶パネルは、第１の偏光部材、偏光セル、第２の偏光
部材および表面に位相格子が形成されている保護板から
なるものである。
液晶パネルは、第１の偏光部材、偏光セル、第２の偏光
部材および表面に位相格子が形成されている保護板から
なるものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。本発明の液晶表示装置の一例の概略構成図を図１
に、該液晶表示装置における液晶パネルの一例の概略構
成図を図２にそれぞれ示す。図１において、バックライ
ト（光源）１の光が液晶パネル２の背面側Ｒから照射さ
れる。この液晶パネル２の前面側Ｆにはレンズ群３が設
けられており、目視者の目４によって、レンズ群３を通
して液晶パネル上の画像が目視される。なお、バックラ
イト１としては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メ
タルハライド、蛍光ランプなどのランプと拡散板とを組
み合わせたもの、上記ランプ、導光板および拡散板を組
み合わせたものが利用される。上記の液晶パネル２の一
例の概略構成図を示す図２において、液晶パネル２はポ
リビニルアルコール（ＰＶＡ）フィルム等からなる偏光
フィルム５ａがトリアセチルセルロース（ＴＡＣ）フィ
ルム等からなる支持フィルム６ａ，６ｂで挟持されてな
る第１の偏光板７ａと、液晶セル８と、偏光フィルム５
ｂが支持フィルム６ｃ，６ｄで挟持されてなる第２の偏
光板７ｂとが積層されており、上記第２の偏光板７ｂ上
に、アクリル樹脂等からなり、表面に位相格子１０が形
成された保護板９が積層されて、これらが一体化されて
いる。該液晶パネル２は、保護板９が前面側Ｆになるよ
うに図１に示す液晶表示装置に配置される。
る。本発明の液晶表示装置の一例の概略構成図を図１
に、該液晶表示装置における液晶パネルの一例の概略構
成図を図２にそれぞれ示す。図１において、バックライ
ト（光源）１の光が液晶パネル２の背面側Ｒから照射さ
れる。この液晶パネル２の前面側Ｆにはレンズ群３が設
けられており、目視者の目４によって、レンズ群３を通
して液晶パネル上の画像が目視される。なお、バックラ
イト１としては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メ
タルハライド、蛍光ランプなどのランプと拡散板とを組
み合わせたもの、上記ランプ、導光板および拡散板を組
み合わせたものが利用される。上記の液晶パネル２の一
例の概略構成図を示す図２において、液晶パネル２はポ
リビニルアルコール（ＰＶＡ）フィルム等からなる偏光
フィルム５ａがトリアセチルセルロース（ＴＡＣ）フィ
ルム等からなる支持フィルム６ａ，６ｂで挟持されてな
る第１の偏光板７ａと、液晶セル８と、偏光フィルム５
ｂが支持フィルム６ｃ，６ｄで挟持されてなる第２の偏
光板７ｂとが積層されており、上記第２の偏光板７ｂ上
に、アクリル樹脂等からなり、表面に位相格子１０が形
成された保護板９が積層されて、これらが一体化されて
いる。該液晶パネル２は、保護板９が前面側Ｆになるよ
うに図１に示す液晶表示装置に配置される。
【０００９】本発明で用いられる液晶セル８はＴＶ，Ｖ
ＴＲの映像信号等を受けて、画像を表示するもので、そ
の一例の概略平面図である図３に示すように、不透明な
非線形素子部１１および配線部１２を有している。した
がって、開口部（図中、斜線で示す。）は一部分のみで
ある。該液晶パネルの保護板が目視者側になるように配
置することにより、開口部を通過して該位相格子１０に
入射した光が回折作用により拡がることから、不透明な
非線形素子部１１および配線部１２による影が目立たな
くなる。
ＴＲの映像信号等を受けて、画像を表示するもので、そ
の一例の概略平面図である図３に示すように、不透明な
非線形素子部１１および配線部１２を有している。した
がって、開口部（図中、斜線で示す。）は一部分のみで
ある。該液晶パネルの保護板が目視者側になるように配
置することにより、開口部を通過して該位相格子１０に
入射した光が回折作用により拡がることから、不透明な
非線形素子部１１および配線部１２による影が目立たな
くなる。
【００１０】上記の位相格子１０が２方向に格子パター
ンをもつものであれば、該位相格子１０に平行光が入射
すると図４に示すような回折光のパターンが得られる。
液晶セル８の各画素と各画素を出射した光が保護板９の
表面に形成された位相格子で回折されることによって生
じる回折光との関係を図５に示す。図中実線で示す範囲
１３が０次回折光の領域であって、液晶セルの大きさに
対応する。一方、図中破線でまたは点線で示す範囲１４
ａ〜１４ｈが１次回折光の領域である。図５に示すよう
に液晶セル８の各画素を出射した光が保護板９の表面に
形成された位相格子１０で回折されることによって生じ
る１次の回折光によって、液晶セル８の各画素を出射し
た０次の回折光による隙間を補完するものであること
が、高い画像コントラストを保ちつつ、高い画質が得ら
れる点で好ましい。このような位相格子１０としては、
２次以上の高次回折光の回折効率が低いことが好まし
く、このため、位相格子１０としては、断面が正弦波状
のものを用いることが好ましい。
ンをもつものであれば、該位相格子１０に平行光が入射
すると図４に示すような回折光のパターンが得られる。
液晶セル８の各画素と各画素を出射した光が保護板９の
表面に形成された位相格子で回折されることによって生
じる回折光との関係を図５に示す。図中実線で示す範囲
１３が０次回折光の領域であって、液晶セルの大きさに
対応する。一方、図中破線でまたは点線で示す範囲１４
ａ〜１４ｈが１次回折光の領域である。図５に示すよう
に液晶セル８の各画素を出射した光が保護板９の表面に
形成された位相格子１０で回折されることによって生じ
る１次の回折光によって、液晶セル８の各画素を出射し
た０次の回折光による隙間を補完するものであること
が、高い画像コントラストを保ちつつ、高い画質が得ら
れる点で好ましい。このような位相格子１０としては、
２次以上の高次回折光の回折効率が低いことが好まし
く、このため、位相格子１０としては、断面が正弦波状
のものを用いることが好ましい。
【００１１】図１に示す液晶表示装置で用いられる液晶
パネルの他の一例の概略構成図を図６に示す。図６に示
す液晶パネル１５は、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ）
フィルム等からなる偏光フィルム１６ａがトリアセチル
セルロース（ＴＡＣ）フィルム等からなる支持フィルム
１７ａ，１７ｂで挟持されてなる第１の偏光板１８ａ
と、液晶セル１９と、偏光フィルム１８ｂとが積層され
ており、上記偏光フィルム１８ｂ上にアクリル樹脂等か
らなり、表面に位相格子２１が形成された保護板２０が
積層されて、これらが一体化されている。該液晶パネル
１５は、保護板２０が前面側Ｆになるように図１に示す
液晶表示装置に配置される。また、図６に示す液晶パネ
ルにおいても、図４に示すように液晶セル１９の各画素
を出射した光が保護板２０の表面に形成された位相格子
２１で回折されることによって生じる１次の回折光によ
って、液晶セル１９の各画素を出射した０次の回折光に
よる隙間を補完することが好ましい。
パネルの他の一例の概略構成図を図６に示す。図６に示
す液晶パネル１５は、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ）
フィルム等からなる偏光フィルム１６ａがトリアセチル
セルロース（ＴＡＣ）フィルム等からなる支持フィルム
１７ａ，１７ｂで挟持されてなる第１の偏光板１８ａ
と、液晶セル１９と、偏光フィルム１８ｂとが積層され
ており、上記偏光フィルム１８ｂ上にアクリル樹脂等か
らなり、表面に位相格子２１が形成された保護板２０が
積層されて、これらが一体化されている。該液晶パネル
１５は、保護板２０が前面側Ｆになるように図１に示す
液晶表示装置に配置される。また、図６に示す液晶パネ
ルにおいても、図４に示すように液晶セル１９の各画素
を出射した光が保護板２０の表面に形成された位相格子
２１で回折されることによって生じる１次の回折光によ
って、液晶セル１９の各画素を出射した０次の回折光に
よる隙間を補完することが好ましい。
【００１２】図２および図６では位相格子は液晶セルと
は反対側に向けられているが、これとは逆に位相格子が
液晶セルの側に向けられて一体化されていても良い。こ
の場合、保護板と偏光板等とを一体化する手段として
は、保護板と偏光板等とをスペーサを介して固定する方
法、位相格子の部分の屈折率とは異なる屈折率を有する
材料からなる中間層を介して保護板と偏光板等とを固定
する方法等が挙げられる。
は反対側に向けられているが、これとは逆に位相格子が
液晶セルの側に向けられて一体化されていても良い。こ
の場合、保護板と偏光板等とを一体化する手段として
は、保護板と偏光板等とをスペーサを介して固定する方
法、位相格子の部分の屈折率とは異なる屈折率を有する
材料からなる中間層を介して保護板と偏光板等とを固定
する方法等が挙げられる。
【００１３】なお、位相格子の格子パターンの方向は液
晶セルの画素に対して水平方向であっても、垂直方向で
あってもよく、画素の水平方向および垂直方法に対して
斜めであってもよい。また、２方向の格子パターンがな
す角度は９０°に限られない。また、位相格子は１次元
の格子パターンでもよい。
晶セルの画素に対して水平方向であっても、垂直方向で
あってもよく、画素の水平方向および垂直方法に対して
斜めであってもよい。また、２方向の格子パターンがな
す角度は９０°に限られない。また、位相格子は１次元
の格子パターンでもよい。
【００１４】本発明に使用される位相格子は、透明プラ
スチックを用いた射出成形法、ガラス基板上にコートさ
れた感光性樹脂をマスクを用いて露光する方法、ガラス
基板をエッチングする方法、誘電体を蒸着する方法など
により形成することができる。
スチックを用いた射出成形法、ガラス基板上にコートさ
れた感光性樹脂をマスクを用いて露光する方法、ガラス
基板をエッチングする方法、誘電体を蒸着する方法など
により形成することができる。
【００１５】本発明の液晶表示装置の用途としては、ビ
ューファインダ、ヘッドマウントディスプレイ、液晶プ
ロジェクターなどが挙げられる。また、レンズ等により
液晶パネルの画像を拡大することなく、液晶パネルの画
像を直接目視する液晶テレビも挙げられる。
ューファインダ、ヘッドマウントディスプレイ、液晶プ
ロジェクターなどが挙げられる。また、レンズ等により
液晶パネルの画像を拡大することなく、液晶パネルの画
像を直接目視する液晶テレビも挙げられる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、液晶パ
ネルの液晶を駆動するための非線形素子部および画素電
極部の影による画質低下が解消されるとともに、部品点
数の削減、軽量化・小型化を図ることができる。
ネルの液晶を駆動するための非線形素子部および画素電
極部の影による画質低下が解消されるとともに、部品点
数の削減、軽量化・小型化を図ることができる。
【図１】本発明の液晶表示装置の一例を示す概略構成図
である。
である。
【図２】本発明の液晶表示装置における液晶パネルの概
略構成図である。
略構成図である。
【図３】本発明の液晶表示装置における液晶セルの概略
平面図である。
平面図である。
【図４】２方向に格子パターンをもつ位相格子の回折光
のパターンを示す図である。
のパターンを示す図である。
【図５】液晶セルの各画素と回折光との関係を示す図で
ある。
ある。
【図６】本発明の液晶表示装置における液晶パネルの他
の一例の概略構成図である。
の一例の概略構成図である。
【図７】従来の液晶パネルの概略構成図である。
１ バックライト ２，１５ 液晶パネル ３ レンズ群 ４ 目視者の眼 ５ａ〜ｂ，１６ａ，１８ｂ 偏光フィルム ６ａ〜ｄ，１７ａ〜ｂ 支持フィルム ７ａ〜ｂ，１８ａ 偏光板 ８，１９ 液晶セル ９，２０ 保護板 １０，２１ 位相格子
Claims (5)
- 【請求項１】 第１の偏光部材、液晶セル、第２の偏光
部材および保護板からなる液晶パネルにおける保護板の
表面に位相格子が形成されていることを特徴とする液晶
表示装置。 - 【請求項２】 液晶セルの各画素を出射した光が保護板
の表面に形成された位相格子で回折されることにとよっ
て生じる１次の回折光によって、液晶セルの各画素を出
射した０次の回折光による隙間を補完することを特徴と
する請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 偏光フィルムが支持フィルムに挟持され
てなる第１の偏光板、液晶セル、偏光フィルムが支持フ
ィルムに挟持されてなる第２の偏光板および保護板が一
体化されてなる液晶パネルにおける保護板の表面に位相
格子が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項４】 偏光フィルムが支持フィルムに挟持され
てなる偏光板、液晶セル、偏光フィルムおよび保護板が
積層されてなる液晶パネルにおける保護板の表面に位相
格子が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項５】 第１の偏光部材、液晶セル、第２の偏光
部材および表面に位相格子が形成されている保護板から
なることを特徴とする液晶パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6008457A JPH07218901A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6008457A JPH07218901A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218901A true JPH07218901A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11693665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6008457A Pending JPH07218901A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07218901A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0760490A2 (en) * | 1995-08-25 | 1997-03-05 | Kuraray Co., Ltd. | Image display apparatus |
| KR20000077369A (ko) * | 1999-05-24 | 2000-12-26 | 가마이 고로 | 편광 부재 및 광학 부재 |
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1994
- 1994-01-28 JP JP6008457A patent/JPH07218901A/ja active Pending
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