JPH07218623A - Fm式電波高度計 - Google Patents
Fm式電波高度計Info
- Publication number
- JPH07218623A JPH07218623A JP1054994A JP1054994A JPH07218623A JP H07218623 A JPH07218623 A JP H07218623A JP 1054994 A JP1054994 A JP 1054994A JP 1054994 A JP1054994 A JP 1054994A JP H07218623 A JPH07218623 A JP H07218623A
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- Japan
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- antenna
- signal
- oscillator
- pass filter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送受信機と空中線との間を接続する高周波ケ
ーブルを送受共用して1本にし、空中線も送受共用して
1本にする。 【構成】 FM発振器2より出力されるFM変調された
高周波を空中線から輻射し、地表からの反射波を空中線
で受信し送信信号と受信信号の遅延に比例したビート信
号を計数回路8により計数して高度信号に変換するよう
にしたFM式電波高度計における計数回路8の入力側
に、送信信号を除去してビート信号を出力する低域フィ
ルタ15を設け、空中線13とアース間にミキサ用ダイ
オード14を接続し、この空中線13とミキサ用ダイオ
ード14の接続点と、FM発振器2と低域フィルタ15
の接続点との間を高周波ケーブル12で接続する。
ーブルを送受共用して1本にし、空中線も送受共用して
1本にする。 【構成】 FM発振器2より出力されるFM変調された
高周波を空中線から輻射し、地表からの反射波を空中線
で受信し送信信号と受信信号の遅延に比例したビート信
号を計数回路8により計数して高度信号に変換するよう
にしたFM式電波高度計における計数回路8の入力側
に、送信信号を除去してビート信号を出力する低域フィ
ルタ15を設け、空中線13とアース間にミキサ用ダイ
オード14を接続し、この空中線13とミキサ用ダイオ
ード14の接続点と、FM発振器2と低域フィルタ15
の接続点との間を高周波ケーブル12で接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機から地表に向け
て時間に比例して変化する周波数の電波を放射し、地表
からの反射波を受信し、送信波と受信波の周波数の差、
即ち両波のビート周波数が電波の往復時間に比例するこ
とから高度を測定するFM式電波高度計に関する。
て時間に比例して変化する周波数の電波を放射し、地表
からの反射波を受信し、送信波と受信波の周波数の差、
即ち両波のビート周波数が電波の往復時間に比例するこ
とから高度を測定するFM式電波高度計に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のFM式電波高度計の1例の
構成を示す接続図である。この従来例において三角波発
振器1により生成された三角波によりFM変調された高
周波がFM発振器2から出力され、分配器3を経て送信
空中線4から輻射され、地表からの反射波は受信空中線
5で受信され周波数ミキサ6に入力される。ここで分配
器3からの送信信号と混合され、送信信号と受信信号の
遅延に比例したビート信号が生成される。このビート信
号はビデオアンプ7で増幅された後、計数回路8で計数
され高度信号に変換後表示器9に出力されて高度が表示
されることになる。
構成を示す接続図である。この従来例において三角波発
振器1により生成された三角波によりFM変調された高
周波がFM発振器2から出力され、分配器3を経て送信
空中線4から輻射され、地表からの反射波は受信空中線
5で受信され周波数ミキサ6に入力される。ここで分配
器3からの送信信号と混合され、送信信号と受信信号の
遅延に比例したビート信号が生成される。このビート信
号はビデオアンプ7で増幅された後、計数回路8で計数
され高度信号に変換後表示器9に出力されて高度が表示
されることになる。
【0003】図3は従来のFM式電波高度計の他例を示
す説明図である。この従来例は送受信機10と送,受信
空中線4,5を一体化した場合の例である。
す説明図である。この従来例は送受信機10と送,受信
空中線4,5を一体化した場合の例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来例にあ
っては、送,受信空中線4,5を航空機構体表面に、送
受信機10を機器室に設置し、その間を2本の高周波ケ
ーブル12A,12Bで接続する必要があり、又図3に
示す従来例にあっては、高度信号、制御信号、電波等の
接続線11A〜11Cを機器室から送受信機10まで接
続する必要がある。
っては、送,受信空中線4,5を航空機構体表面に、送
受信機10を機器室に設置し、その間を2本の高周波ケ
ーブル12A,12Bで接続する必要があり、又図3に
示す従来例にあっては、高度信号、制御信号、電波等の
接続線11A〜11Cを機器室から送受信機10まで接
続する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになれたものであって、送受信機と空中線
との間を接続する高周波ケーブルを送受共用して1本に
し、送,受信空中線を共用して1体にしようとするもの
である。即ち、本発明FM式電波高度計は、FM式発振
器2より出力されるFM変調された高周波を空中線から
輻射し、地表からの反射波を空中線で受信し送信信号と
受信信号の遅延に比例したビート信号を計数回路8によ
り計数して高度信号に変換するようにしたFM式電波高
度計において、計数回路8の入力側に、送信信号を除去
してビート信号を出力する低域フィルタ15を設け、空
中線13とアース間にミキサ用ダイオード14を接続
し、この空中線13とミキサ用ダイオード14の接続点
と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続点との間を
高周波ケーブル12で接続してなる。
解決するためになれたものであって、送受信機と空中線
との間を接続する高周波ケーブルを送受共用して1本に
し、送,受信空中線を共用して1体にしようとするもの
である。即ち、本発明FM式電波高度計は、FM式発振
器2より出力されるFM変調された高周波を空中線から
輻射し、地表からの反射波を空中線で受信し送信信号と
受信信号の遅延に比例したビート信号を計数回路8によ
り計数して高度信号に変換するようにしたFM式電波高
度計において、計数回路8の入力側に、送信信号を除去
してビート信号を出力する低域フィルタ15を設け、空
中線13とアース間にミキサ用ダイオード14を接続
し、この空中線13とミキサ用ダイオード14の接続点
と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続点との間を
高周波ケーブル12で接続してなる。
【0006】
【作 用】このように空中線内にミキサを構成すること
により送受信機と空中線とを接続する高周波ケーブルを
送受共用して1本にでき、空中線も送受共用して1本に
できることになる。
により送受信機と空中線とを接続する高周波ケーブルを
送受共用して1本にでき、空中線も送受共用して1本に
できることになる。
【0007】
【実施例】図1は本発明FM式電波高度計の1実施例の
構成を示す接続図である。図1において1は三角波発振
器、2はこの三角波発振器1に接続されたFM発振器、
15は送信信号を除去して送信信号と受信信号の遅延に
比例したビート信号を出力する低域フィルタ、7はこの
低域フィルタ15に接続したビデオアンプ、8はこのビ
デオアンプ7に接続した計数回路、9はこの計数回路8
に接続した表示器、13は空中線、14は空中線13と
アース間に接続したミキサ用(受信周波数変換用)ダイ
オード、12はこの空中線13とミキサ用ダイオード1
4の接続点と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続
点との間に接続した高周波ケーブルである。
構成を示す接続図である。図1において1は三角波発振
器、2はこの三角波発振器1に接続されたFM発振器、
15は送信信号を除去して送信信号と受信信号の遅延に
比例したビート信号を出力する低域フィルタ、7はこの
低域フィルタ15に接続したビデオアンプ、8はこのビ
デオアンプ7に接続した計数回路、9はこの計数回路8
に接続した表示器、13は空中線、14は空中線13と
アース間に接続したミキサ用(受信周波数変換用)ダイ
オード、12はこの空中線13とミキサ用ダイオード1
4の接続点と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続
点との間に接続した高周波ケーブルである。
【0008】本実施例は上記のような構成であるから、
三角波発振器1から出力された三角波によりFM変調さ
れた高周波がFM発振器2から出力される。このFM変
調された高周波(送信信号)は、高周波ケーブル12を
通じて空中線13に供給され輻射されるとともに空中線
13に接続されたミキサ用ダイオード14に印加され
る。ミキサ用ダイオード14は、空中線13の給電点に
接続して受信周波数変換が可能となるような回路構成を
とることにより空中線13により受信した信号は送信信
号と混合されビート信号を発生する。ビート信号は高周
波ケーブル12を通って送受信機10に入力される。送
受信機10ではビート信号は低域フィルタ15により送
信信号と分離した後ビデオアンプ7で増幅され、計数回
路8で高度信号に変換されてから、表示器9に入力さ
れ、高度が表示されることになる。この様に空中線内に
ミキサを構成することで高周波ケーブル12を送受共用
して1本にできることになる。電波高度計では、マイク
ロ波帯以上の周波数が一般的に使用されるため、空中線
13は、平面アンテナ化が容易であり、この場合ダイオ
ード14のチップを平面アンテナの給電部分にミキサと
して取付ることは容易である。
三角波発振器1から出力された三角波によりFM変調さ
れた高周波がFM発振器2から出力される。このFM変
調された高周波(送信信号)は、高周波ケーブル12を
通じて空中線13に供給され輻射されるとともに空中線
13に接続されたミキサ用ダイオード14に印加され
る。ミキサ用ダイオード14は、空中線13の給電点に
接続して受信周波数変換が可能となるような回路構成を
とることにより空中線13により受信した信号は送信信
号と混合されビート信号を発生する。ビート信号は高周
波ケーブル12を通って送受信機10に入力される。送
受信機10ではビート信号は低域フィルタ15により送
信信号と分離した後ビデオアンプ7で増幅され、計数回
路8で高度信号に変換されてから、表示器9に入力さ
れ、高度が表示されることになる。この様に空中線内に
ミキサを構成することで高周波ケーブル12を送受共用
して1本にできることになる。電波高度計では、マイク
ロ波帯以上の周波数が一般的に使用されるため、空中線
13は、平面アンテナ化が容易であり、この場合ダイオ
ード14のチップを平面アンテナの給電部分にミキサと
して取付ることは容易である。
【0009】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、FM発振
器2より出力されるFM変調された高周波を空中線から
輻射し、地表からの反射波を空中線で受信し送信信号と
受信信号の遅延に比例したビート信号を計数回路8によ
り計数して高度信号に変換するようにしたFM式電波高
度計において、計数回路8の入力側に、送信信号を除去
してビート信号を出力する低域フィルタ15を設け、空
中線13とアース間にミキサ用ダイオード14を接続
し、この空中線13とミキサ用ダイオード14の接続点
と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続点との間を
高周波ケーブル12で接続してなるので、送受信機と空
中線との間を接続する高周波ケーブルを送受共用して1
本にでき、空中線も送受共用して1本にできる。
器2より出力されるFM変調された高周波を空中線から
輻射し、地表からの反射波を空中線で受信し送信信号と
受信信号の遅延に比例したビート信号を計数回路8によ
り計数して高度信号に変換するようにしたFM式電波高
度計において、計数回路8の入力側に、送信信号を除去
してビート信号を出力する低域フィルタ15を設け、空
中線13とアース間にミキサ用ダイオード14を接続
し、この空中線13とミキサ用ダイオード14の接続点
と、FM発振器2と低域フィルタ15の接続点との間を
高周波ケーブル12で接続してなるので、送受信機と空
中線との間を接続する高周波ケーブルを送受共用して1
本にでき、空中線も送受共用して1本にできる。
【図1】本発明FM式電波高度計の1実施例の構成を示
す接続図である。
す接続図である。
【図2】従来のFM式電波高度計の1例の構成を示す接
続図である。
続図である。
【図3】従来のFM式電波高度計の他例を示す説明図で
ある。
ある。
1 三角波発振器 2 FM発振器 8 計数回路 9 表示器 10 送受信機 12 高周波ケーブル 13 空中線 14 ミキサ用ダイオード 15 低域フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 FM発振器より出力されるFM変調され
た高周波を空中線から輻射し、地表からの反射波を空中
線で受信し送信信号と受信信号の遅延に比例したビート
信号を計数回路により計数して高度信号に変換するよう
にしたFM式電波高度計において、計数回路の入力側
に、送信信号を除去してビート信号を出力する低域フィ
ルタを設け、空中線とアース間にミキサ用ダイオードを
接続し、この空中線とミキサ用ダイオードの接続点と、
FM発振器と低減フィルタの接続点との間を高周波ケー
ブルで接続してなることを特徴とするFM式電波高度
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054994A JPH07218623A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Fm式電波高度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054994A JPH07218623A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Fm式電波高度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07218623A true JPH07218623A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11753347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1054994A Pending JPH07218623A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Fm式電波高度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07218623A (ja) |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP1054994A patent/JPH07218623A/ja active Pending
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