JPH0721857A - Sz撚り装置 - Google Patents
Sz撚り装置Info
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- JPH0721857A JPH0721857A JP19191693A JP19191693A JPH0721857A JP H0721857 A JPH0721857 A JP H0721857A JP 19191693 A JP19191693 A JP 19191693A JP 19191693 A JP19191693 A JP 19191693A JP H0721857 A JPH0721857 A JP H0721857A
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Abstract
直後の位置で近接して施し、ケーブルの捻回を防止する
ことができるSZ撚り装置を提供する。 【構成】 ケーブル要素12にSZ撚りを施すSZ反転
装置11と、SZ撚りを施されたケーブル要素12に第
1の押さえ巻きを施す第1の押さえ巻き装置23と、第
1の押さえ巻きを施されたケーブル要素12に第1の押
さえ巻きと反対方向に第2の押さえ巻きを施す第2の押
さえ巻き装置24とを備えたSZ撚り装置において、第
1の押さえ巻き装置23をSZ反転装置11に続く位置
に配置し、第2の押さえ巻き装置24の中空シャフト2
5に、第1の押さえ巻き装置23の中空シャフト26に
挿入される部分25aを設け、中空シャフト部分25a
に、第2の押さえ巻き材料28を第1の押さえ巻き装置
23の中空シャフト26内にガイドする手段を設け、第
2の押さえ巻き口を第1の押さえ巻き口の近傍に設け
る。
Description
造に用いるSZ撚り装置に関し、特に押さえ巻きの改良
に関するものである。
は、ケーブルに可撓性を付与する等の目的のために、絶
縁心線、光ファイバ心線、あるいはこれらを複数本集合
したユニットなどのケーブル要素を撚り合わせる工程が
一般的に行われる。従来、ケーブル要素を撚り合わせる
方法としては、例えば図3に示すようなものがある。即
ち、複数のドラム1を回転ゲージ2内にセットして一方
向に回転しながらケーブル要素4を供給し、撚り合わせ
口金3直前で撚り合わせる。また、図示してないが、複
数本の糸状物あるいはテープ状物の押さえ巻き材料を撚
り合わせ口金3直前あるいは直後のいずれかで一方向に
巻き付けて押さえ巻きを施す。この方法では、ドラムが
大型化されると装置も大きくなり、また、ドラムの取り
替えに手数がかかり、作業能率を上げられないという問
題があった。
にSZ撚り法がある。この方法では、ケーブル要素の繰
り出し側も引き取り側も撚り方向に回転しない。その代
わりに図4に示すように、両者の中間にSZ反転装置1
1があり、ケーブル要素12がその中を通過する際、ケ
ーブル要素12に一定間隔で右撚り(S撚り)・左撚り
(Z撚り)の撚りを交互に与えるようになっている。そ
の工程の手順は次の通りである。即ち、 1)図4において、ケーブル要素12が右から左へ進行
する。ケーブル要素12は、進行方向に移動すると同時
にSZ反転装置11の回転により撚りが与えられる。S
Z反転装置11の回転方向は、適宜の時間間隔で逆転す
る。 2)SZ撚りしたものが元に戻らないようにするため
に、撚り合わせ口金17直前で、第1の押さえ巻き装置
13により一定方向の第1の押さえ巻きを施す。次い
で、第2の押さえ巻き装置14により第1の押さえ巻き
方向と反対方向に第2の押さえ巻きを施す。15、16
は押さえ巻き材料、18はSZ撚りされたSZ撚りケー
ブル、19および20は各々押さえ巻き装置13、14
内に設けられた中空シャフトである。
(S方向あるいはZ方向)だけであった。しかしなが
ら、そうすると、撚り合わせられたケーブルは、押さえ
巻き時に一方向に捩じられる傾向があり、特性上に問題
を生じ、ひどい場合には、ケーブルに破断が生じた。そ
こで、上述のように、追加の第2の押さえ巻きを第1の
押さえ巻き方向と反対方向に施している。
SZ撚り装置では、第2の押さえ巻きはケーブルが第1
の押さえ巻き装置13から出てきた後に施され、撚り合
わせ口直前で施されていない。その結果として、ケーブ
ルの捻回を複雑なものにしている。また、第2の押さえ
巻きは押さえ巻きとして機能しないという問題があっ
た。本発明は、第1および第2の押さえ巻きを互いに逆
向きに、且つ、撚り合わせ口直前で施す装置を提供する
ことを目的とするものである。
決したSZ撚り装置を提供するもので、ケーブル要素に
SZ撚りを施すSZ反転装置と、SZ撚りを施されたケ
ーブル要素に第1の押さえ巻きを施す中空シャフトを有
する第1の押さえ巻き装置と、第1の押さえ巻きを施さ
れたケーブル要素に第1の押さえ巻きと反対方向に第2
の押さえ巻きを施す中空シャフトを有する第2の押さえ
巻き装置とを備えたSZ撚り装置において、第1の押さ
え巻き装置をSZ反転装置に続く位置に配置し、第2の
押さえ巻き装置の中空シャフトには、第1の押さえ巻き
装置の中空シャフトに挿入される部分を設け、かつ、第
2の押さえ巻き材料を第1の押さえ巻き装置の中空シャ
フト内にガイドする手段を設け、第2の押さえ巻き口を
第1の押さえ巻き口の近傍に設けたことを第1発明と
し、SZ反転装置を第1の押さえ巻き装置の中空シャフ
トに挿入し、第1の押さえ巻き装置の押さえ巻き口を第
2の押さえ巻き装置の押さえ巻き口の近傍に設けたこと
を第2発明とするものである。
押さえ巻き口を撚り口の近傍に設け、第2の押さえ巻き
装置の中空シャフトを第1の押さえ巻き装置の中空シャ
フト内に挿入し、第2の押さえ巻き装置の中空シャフト
のガイド手段により、第2の押さえ巻き材料を第1の押
さえ巻き装置の中空シャフト内に導入することにより、
SZ反転装置に面した第1の押さえ巻き装置の押さえ巻
き口近傍に第2の押さえ巻き装置の押さえ巻き口を設け
ることができる。また、第2の発明では、SZ反転装置
を第1の押さえ巻き装置の中空シャフトに挿入すること
により、撚り口を第1の押さえ巻き装置の巻き口の近傍
に設け、かつ、第1の押さえ巻き装置の押さえ巻き口を
第2の押さえ巻き装置の押さえ巻き口に面した近傍に設
けることができる。このようにして、本発明によれば、
撚り口の近傍に第1および第2の押さえ巻き口を設ける
ことができるので、ケーブルに不必要な捻回を与えるこ
となく、SZ撚りを実現する事ができる。
を詳細に説明する。 実施例1.図1は、本発明にかかるSZ撚り装置の一実
施例の説明図である。本実施例において、第1の押さえ
巻き装置23はSZ反転装置11の撚り合わせ口金17
直後に配置され、第1の押さえ巻きを施すことは従来通
りである。一方、第2の押さえ巻き装置24は、第1の
押さえ巻き装置23側に延長した部分を有する中空シャ
フト25を備えており、この延長中空シャフト部分25
aが第1の押さえ巻き装置23の中空シャフト26中に
挿入されて、その先端が第1の押さえ巻き口近傍にくる
ように、第2の押さえ巻き装置24が配置されている。
この延長中空シャフト部分25aには、第2の押さえ巻
き材料28をガイドする手段として貫通した穴または溝
(図示されず)を肉厚部分に設けて、押さえ巻き材料2
8を延長中空シャフト部分25aの先端までガイドす
る。この延長中空シャフト部分25aは、第2の押さえ
巻き装置24と一体となって、中空シャフト26と逆向
きに高速回転をする。従って、必要に応じて軸受け29
を中空シャフト26と延長中空シャフト部分25aの間
に設ける。12はケーブル要素、18はSZ撚りケーブ
ル、27は第1の押さえ巻き材料である。本実施例で
は、撚り合わせ口金17の近傍に第1の押さえ巻き口が
位置しているともに、第1の押さえ巻き口の近傍に第2
の押さえ巻き口が位置している。
き方式(押さえ巻き材料が巻かれた管の中心に中空シャ
フトを設置する)でそれぞれの押さえ巻きを施してい
る。しかしながら、通常のケーブルの押さえ巻きのよう
に、複数本の押さえ巻き材を各々サイド巻き方式(押さ
え巻き材料を中空シャフトのサイドに設置する)で繰り
出すことも可能であり、その場合は、複数本の押さえ巻
き材に対応した複数本の穴または溝を延長中空シャフト
部分に形成する。
り装置の他の実施例の説明図である。本実施例では、第
1の押さえ巻き装置23と第2の押さえ巻き装置24
を、両者の押さえ巻き口が対向し、かつ、近接するよう
に配置する。そうして、SZ反転装置11を第1の押さ
え巻き装置23の中空シャフト26に押さえ巻き口と反
対側から挿入し、撚り合わせ口金17を第1の押さえ巻
き口近傍に設置せる。SZ反転装置11と中空シャフト
26の間には軸受け29を設ける。本実施例において
も、センター巻き方式で押さえ巻きを施すだけでなく、
サイオ巻き方式で押さえ巻きを施すこともできる。
ーブル要素にSZ撚りを施すSZ反転装置と、SZ撚り
を施されたケーブル要素に第1の押さえ巻きを施す中空
シャフトを有する第1の押さえ巻き装置と、第1の押さ
え巻きを施されたケーブル要素に第1の押さえ巻きと反
対方向に第2の押さえ巻きを施す中空シャフトを有する
第2の押さえ巻き装置とを備えたSZ撚り装置におい
て、 1)第1の押さえ巻き装置をSZ反転装置に続く位置に
配置し、第2の押さえ巻き装置の中空シャフトに、第1
の押さえ巻き装置の中空シャフトに挿入される延長部分
を設け、かつ、第2の押さえ巻き材料を第1の押さえ巻
き装置の中空シャフト内にガイドする手段を設け、第2
の押さえ巻き口を第1の押さえ巻き口の近傍に設け、 2)あるいは、SZ反転装置を第1の押さえ巻き装置の
中空シャフトに挿入し、第1の押さえ巻き装置の押さえ
巻き口を第2の押さえ巻き装置の押さえ巻き口の近傍に
設けるため、第1および第2の押さえ巻きを撚り合わせ
口直後の位置で近接して施すことができるので、ケーブ
ルの捻回を防止することができるという優れた効果があ
る。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブル要素にSZ撚りを施すSZ反転
装置と、SZ撚りを施されたケーブル要素に第1の押さ
え巻きを施す中空シャフトを有する第1の押さえ巻き装
置と、第1の押さえ巻きを施されたケーブル要素に第1
の押さえ巻きと反対方向に第2の押さえ巻きを施す中空
シャフトを有する第2の押さえ巻き装置とを備えたSZ
撚り装置において、第1の押さえ巻き装置をSZ反転装
置に続く位置に配置し、第2の押さえ巻き装置の中空シ
ャフトには、第1の押さえ巻き装置の中空シャフトに挿
入される部分を設け、かつ、第2の押さえ巻き材料を第
1の押さえ巻き装置の中空シャフト内にガイドする手段
を設け、第2の押さえ巻き口を第1の押さえ巻き口の近
傍に設けたことを特徴とするSZ撚り装置。 - 【請求項2】 ケーブル要素にSZ撚りを施すSZ反転
装置と、SZ撚りを施されたケーブル要素に第1の押さ
え巻きを施す中空シャフトを有する第1の押さえ巻き装
置と、第1の押さえ巻きを施されたケーブル要素に第1
の押さえ巻きと反対方向に第2の押さえ巻きを施す中空
シャフトを有する第2の押さえ巻き装置とを備えたSZ
撚り装置において、SZ反転装置を第1の押さえ巻き装
置の中空シャフトに挿入し、第1の押さえ巻き装置の押
さえ巻き口を第2の押さえ巻き装置の押さえ巻き口の近
傍に設けたことを特徴とするSZ撚り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19191693A JP3682303B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | Sz撚り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19191693A JP3682303B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | Sz撚り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721857A true JPH0721857A (ja) | 1995-01-24 |
JP3682303B2 JP3682303B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=16282582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19191693A Expired - Lifetime JP3682303B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | Sz撚り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3682303B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101155010B1 (ko) * | 2009-12-28 | 2012-06-19 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 스피드 센서의 홀더 조립체 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111599535A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-08-28 | 上海立则线缆有限公司 | 一种线缆生产用绞线装置 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP19191693A patent/JP3682303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101155010B1 (ko) * | 2009-12-28 | 2012-06-19 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 스피드 센서의 홀더 조립체 |
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---|---|
JP3682303B2 (ja) | 2005-08-10 |
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