JPH07218476A - 局部水浸用探触子、分割型探触子及び超音波探傷装置 - Google Patents

局部水浸用探触子、分割型探触子及び超音波探傷装置

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JPH07218476A
JPH07218476A JP6010553A JP1055394A JPH07218476A JP H07218476 A JPH07218476 A JP H07218476A JP 6010553 A JP6010553 A JP 6010553A JP 1055394 A JP1055394 A JP 1055394A JP H07218476 A JPH07218476 A JP H07218476A
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JP6010553A
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Toshikatsu Ishizu
年勝 石津
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事前の水まき作業と筒体の満水確認作業とが
省略できる局部水浸用探触子を提供する。 【構成】 筒体2の局部水供給口11を介して水タンク
47の水を筒体2に供給し、エア抜き孔13から常に漏
水させるようにする。また、接触媒体吐出口14を介し
て水タンク47の水を被探傷材70の上に吐出する。 【効果】 筒体2内部において水位の異常低下が発生し
ないので探傷精度と信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局部水浸用探触子、分割
型探触子及び超音波探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非破壊検査法の一種である超音波探傷は
鋼材の内部欠陥の有無を検査する方法として広く採用さ
れている。その手法は、具体的にはJIS G 080
1−1974(圧力容器用鋼板の超音波探傷検査)及び
JIS Z 2344−1973(金属材料のパルス反
射法による超音波探傷試験方法)で細かく規定されてい
る。即ち、超音波探傷器は超音波パルスを送受信する電
気装置、探触子およびブラウン管からなる。
【0003】上記JIS G 0801によれば、鋼材
(被探傷材)の厚さが13mm未満のときは分割型探触
子、13〜20mmのときは分割型又は垂直型(分割型
を除く)探触子、20mmを超えるときは垂直型探触子
(分割型を除く)を使用することになっている。そし
て、JIS Z 2344によれば、垂直型探触子は直
接接触用と局部水浸用に、さらに直接接触用は標準形と
分割形に区分けされる。この様に探触子は用途、形式別
に細分化されていて分りにくいので整理すると本発明に
おいては、被探傷材の厚さが13mm未満のときには垂
直型−直接接触用−分割形(以下「分割型」と略す。)
を使用し、13mm以上のときには垂直型−局部水浸用
(以下「局部水浸型」と略す。)を使用することにす
る。
【0004】なお、分割型以外の垂直型探触子は、一般
に1個の振動子を送受信に共用しているが、この形式で
は近距離の探傷が困難になる。そこで、送信と受信に別
個の振動子を用いた2振動子探触子を「分割型探触子」
と称して13mm未満の近距離探傷に使用することにす
る。また、局部水浸型探触子は、次に公報を示して説明
するが筒体の内部に満たした水を介して探傷することか
ら「局部水浸型」といわれるものである。
【0005】本出願人は先に実開平2−24380号
公報で局部水浸法超音波探傷装置用治具、特開昭55
−24646号公報で鋼片表面疵の自動超音波探傷装置
を提案した。
【0006】前記の考案は、その公報の第3図に示し
た通り被探傷材16上面に予め水をまいて水膜17を形
成し、台車11に取付けた探触子10で被探傷材16を
探傷するものである。第4図(イ)に示した通り探触子
10には胴体部7を逆さまにし、キャップ6を外して水
9を一杯に補充してビニール膜5及びキャップ6を取付
け、次に(ロ)に示した通りビニール膜5を下に振動子
4を上にして内部の空気をエア抜き穴13から抜き、ビ
ニール膜5下面を被探傷材16に水膜17を介して密接
させる。超音波は水9、膜5及び水膜17を介して伝達
される。
【0007】前記の発明は、その公報の第1図に示し
たとおり、レール33,33を走行する架台3に横行ブ
ロック2を横移動自在に取付け、この横行ブロック2に
タイヤ探触子1を取付け、このタイヤ接触子1で公報の
第7図の要領で被検材6を検査するというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の考案は、予め
被探傷材16上面に水膜17を形成しなければならない
ので水まき作業が必要である。また、胴体部7はエア抜
き穴13を有するためにこの穴13から水が漏れる恐れ
があり、胴体部7の水が減っていないか常に確認し、減
っている場合にはキャップ6を外して水を補給する必要
がある。これを怠ると不安定なエコーを発生し、検査精
度が悪くなる。更に、被探傷材16上面が平坦でない場
合には、台車11を傾けてビニール膜5の面を被探傷材
16に合せる必要があり、作業者の負担が大きい。
【0009】上記の発明は設備が工作機械並みに大型
で複雑で高価なものとなり、広く普及するには至ってい
ない。そこで本発明の目的は、構造が簡単で、水まき作
業を要せず、胴体部(筒体)への水補給を要せず且つ台
車の傾斜作業を必要としない探傷治具を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、筒体の下部を膜で塞ぎ、上部に振動子を取付
け、内部に水を満たした局部水浸用探触子に、筒体内へ
水を供給するための局部水供給口と、この局部水供給口
より高い位置に筒体に開けられたエア抜き孔とを設けた
ことを特徴とする。
【0011】筒体の下部に、被探傷材と膜との間に向け
て接触媒体を吐出する接触媒体吐出口を設ける。
【0012】局部水供給口と接触媒体吐出口との少なく
とも一方は水供給路若しくは媒体供給路中に流量調整部
を備える。
【0013】送信振動子と受信振動子とを内蔵した分割
型振動子と、この分割型振動子を保持する振動子保持筒
体と、この振動子保持筒体に開けられた接触媒体吐出口
とから分割型探触子を構成する。
【0014】また、複数の車輪と操作ハンドルとを備え
た台車と、エア抜き孔及び水供給口を備えた筒体の下部
を膜で塞ぎ、上部に振動子を備え、内部に水を満たし、
下部に被探傷材と膜との間に向けて接触媒体を吐出する
接触媒体吐出口を有し、前記台車の前部に取付けられた
局部水浸用探触子と、この局部水浸用探触子へ水を供給
するために、前記台車に載置された水タンクと、から超
音波探傷装置を構成する。
【0015】局部水浸用探触子を、筒体ホルダを介して
台車に取付け、且つこの筒体ホルダに分割型探触子も取
付け可能にする。
【0016】筒体ホルダを、台車前部に昇降可能に取付
けるとよい。また筒体ホルダを、台車前部に前後左右に
揺動自在に取付ける。
【0017】台車は、複数の車輪を備え、これらの車輪
中に前記局部水浸用探触子を通る車体長手軸上に配置さ
れた前輪と後輪とを含むように構成する。
【0018】
【作用】局部水浸用探触子において、局部水供給口から
水を常に供給しつつ、エア抜き孔から常に僅かに水をリ
ークさせる。筒体内部の水位が異常に下がること、及び
気泡が溜まることを防止できる。
【0019】接触媒体吐出口を介して接触媒体を被探傷
材上面に供給する。事前の水まき作業が不要となる。
【0020】局部水と接触媒体の双方又はいづれかは、
流量調整部でその流量を適量に調節する。
【0021】分割型探傷子においても接触媒体吐出口を
介して接触媒体を被探傷材上面に供給する。事前の水ま
き作業が不要となる。
【0022】超音波探傷作業は、作業が操作ハンドルを
握り台車を走らせることで実施する。
【0023】被探傷材の厚さに応じて台車の前部に取付
けた局部水浸用探傷子を分割型探触子と交換する。
【0024】探傷作業以外のときは、探触子を上げてお
く。そうすれば、台車は一般道を走らせ得る。探傷子を
前後左右に揺動させることにより、湾曲した被探傷材の
探傷作業が楽になる。
【0025】被探傷材のエッジを探傷するときには、前
後輪をエッジに沿わせて走らせればよい。
【0026】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る局部水浸用探触子の断面図であり、
局部水浸用探触子1は筒体2、筒体2の下部にOリング
3を介してメタルリング4およびビス5にて固定された
膜(ビニール膜)6、筒体2の上部にプレート7を介し
て取付けられた振動子(非分割型探触子)10、筒体2
に開けられた局部水供給口11及びこれに捩じ込まれた
チューブ継手12、局部水供給口11より高い位置にて
筒体2に開けられたエア抜き孔13、筒体2の下面に開
けられた接触媒体吐出口14及びこれに至る接触媒体通
路15からなる。なお、前記筒体2は筒体ホルダ17に
嵌合され、この筒体ホルダ17にも接触媒体通路18が
形成され、この通路の一端にチューブ継手19が捩じ込
まれている。21は流量調整部、22は樹脂リングであ
り、このリング22下面を被探傷材に摺接することで、
膜6の摩耗を防止する。
【0027】図2は図1の2−2線断面図であり、筒体
ホルダ17は外周が正方形で内周が円形であり、筒体2
はロックピン23で止める。なお、筒体2の接触媒体通
路15は3本であり、これらは周溝25で連結され、こ
の周溝25へ筒体ホルダ17の接触媒体通路18(1
本)から媒体を供給する構造である。3個の媒体吐出口
14,14,14は、図中矢印に従って前進する筒体
2の前部に開けられている。
【0028】図3は本発明に係る分割型探触子の断面
図、図4は同平面図である。分割型探触子30は送信振
動子と受信振動子とを内蔵した分割型振動子31と、こ
の分割型振動子31を保持する振動子保持筒体32と、
この振動子保持筒体32に開けられた接触媒体吐出口3
3,33,33とからなり、図4に示す通り筒体32に
接触媒体通路34,34,34及び円周溝35が刻設さ
れている。振動子保持筒体32は、前記筒体ホルダ17
に嵌合されロックピン23で止められるている。即ち、
図1,2と図3,4から明らかな如く、本実施例では筒
体ホルダ17を、筒体2と振動子保持筒体32とに共用
できることを特徴とする。
【0029】図5は本発明に係る超音波探傷装置の側面
図であり、超音波探傷装置40は台車41、この台車4
1から後方斜上へ延設された操作ハンドル42、ハンド
ルグリップ43、探触子上昇レバー44、ワイヤ45、
前記操作ハンドル42に係止されたアンプ等の電気装置
46及び水タンク47、水タンク47からコック48を
介して延出した水・媒体供給路49、これの先で二股に
分れてなる水供給路51並びに媒体供給路52、前記台
車41の前部に揺動レバー54を介して取付けられた揺
動枠55、揺動枠55に取付けられた前記局部水浸用探
触子1及び次に述べる複数の台車用車輪からなる。
【0030】図6は本発明に係る超音波探傷装置の底面
図であり、台車41は前輪56と3個の後輪(右後輪5
7、中央後輪58、左後輪59)とを備え、且つ前輪5
6と中央後輪58が探触子1の中央を通る車体長手軸6
1上に配置されていることを特徴とする。
【0031】図7は図5の7矢視図(探触子部分の拡大
図)であり、揺動レバー54,54の先にベアリング6
2及び止めねじ63にて揺動枠55が係止され、この揺
動枠55に別のベアリング64及び止めねじ65にて筒
体ホルダ17が係止されている。従って、探触子1は矢
印方向に前進しつつ、矢印の通りに前後に揺動可能
であり、また矢印の通りに左右に揺動可能である。こ
れら揺動はベアリング62,64の介在により極めて自
在になされる。なお、図2,図4では詳しく説明しなか
ったが、ロックピン23は、ばね66を備え、通常はロ
ックピン23は筒体2(または振動子保持筒体32)を
筒体ホルダ17にロックし、このロックピン23を引く
ことで筒体2(または振動子保持筒体32)を筒体ホル
ダ17から外すことができる。
【0032】以上の構成からなる局部水浸用探触子の作
用を説明する。図8は本発明に係る局部水浸用探触子の
作用図であり、流量調節部としての弁68を開き、水供
給路51を通じて水タンク47の水を筒体2の内部に供
給する。この水は筒体2内部を満たし、充満後はエア抜
き孔13からリークする。即ち、エア抜き孔13はエア
抜き兼オーバフロー作用をなし、筒体2内部に溜まった
水の水位低下と空気溜まりとを防止する。従って、従来
のように頻繁に水の減り具合を点検し、膜を外して水を
補給するという煩わしい作業を一切不要にできる。一
方、弁69を開き、媒体供給路52を通じて接触媒体
(水)を被探傷材70の上面に吐出する。探触子1を矢
印方向に移動すれば、接触媒体は膜6と被探傷材70
との間に効率良く充満する。
【0033】なお、前記エア抜き孔13は極く小径で差
支えないので、片方の弁68を廃止しても差支えない。
またはこの弁68を分割型探触子使用時のストップ弁と
してもよい。即ち、流量調整部は個数、配置は任意であ
る。また、水タンク47は複数個であってもよく、例え
ば接触媒体に水以外の液体を使用する場合には水タンク
と接触媒体タンクとを備え、各々を各供給路51,52
を介して局部水供給口11と接触媒体吐出口14に接続
すればよい。
【0034】次に、超音波探傷装置の作用を述べる。図
9は本発明に係る超音波探傷装置の部分拡大図であり、
探傷作業はワイヤ45を弛めて、探触子1を被探傷材7
0に触れさせればよい。作業を中断し超音波探傷装置4
0を大きく移動する場合には、図5にて探触子上昇レバ
ー44を握って想像線で示す位置まで探触子1を上げれ
ばよい。この状態であれば探触子1を傷める心配がな
く、一般の道を走行させることもできる。
【0035】また、被探傷材70が湾曲したり、局部傾
斜している場合でも揺動枠55及び揺動レバー54の作
用で探触子1が3次元的に揺動するので、探触子1の下
面を傾斜面に倣わせることができ、いちいち台車41を
傾ける必要が無い。
【0036】なお、台車41の前部に取付けた探触子1
(局部水浸用探触子)を分割型探触子30と交換するこ
とができる。このことにより、1台の台車41に局部水
浸用探触子1と分割型探触子30とを交互に搭載でき、
便利である。
【0037】図10は本発明における被探傷材のエッジ
探傷説明図であり、探傷はエッジまで丁寧に実施しなけ
ればならない。このときには、前輪56と中央後輪58
とをエッジ71に沿わせて走らせれば、右後輪57が脱
輪しているにも拘らず、円滑に走行できることを特徴と
する。なお、探触子1,又は探触子30がある程度の幅
を探傷できるので、十分にエッジ71を探傷できる。図
示しないが、前輪56と中央後輪58とを結んだ線より
右(作業者から見る。)に偏心させて、探触子1,30
のセンターをエッジ71に合せるような構造にしてもよ
い。
【0038】更に、図1において接触媒体吐出口14を
筒体2に開け、チューブ継手19を筒体ホルダ17に捩
じ込んだが、これに限るものではなく、接触媒体吐出口
14とチューブ継手19を共に筒体2に設ける、又は接
触媒体吐出口14とチューブ継手19を共に筒体ホルダ
17側に設けてもよい。更に又、筒体2と筒体ホルダ1
7とを一体に形成してもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の局部水浸用探触子は、局部水
供給口とエア抜き孔とを有するので、局部水供給口から
水を常に供給しつつ、エア抜き孔から常に僅かに水をリ
ークさせることができ、これにより筒体内部の水位が異
常に下がる心配が無いので水補充作業を廃止でき、しか
も筒体内部に気泡が溜まる心配が無いので探傷精度の信
頼性を高めることができる。
【0040】請求項2の局部水浸用探触子は、接触媒体
吐出口を介して接触媒体を被探傷材上面に供給できるの
で、事前の水まき作業が不要となり、作業者の負担が軽
減できる。
【0041】請求項3の局部水浸用探触子は、局部水と
接触媒体の双方又はいずれかを流量調整部で流量調節す
るので、水及び接触媒体の無駄遣いを防止できる。
【0042】請求項4の分割型探傷子においても、接触
媒体吐出口を介して接触媒体を被探傷材上面に供給でき
るので、事前の水まき作業が不要となり、作業者の負担
を軽減できる。
【0043】請求項5の超音波探傷装置は、台車に搭載
した水タンクから常に局部水と接触媒体を供給できるの
で、事前の水まきをすることなく、筒体の水位を心配す
ることなく、容易に探傷作業が実施できる。
【0044】請求項6の超音波探傷装置は、1台の台車
で局部水浸用探触子と分割型探触子とを交互に搭載で
き、設備の供用化が図れて好ましい。
【0045】請求項7の超音波探傷装置は、探傷作業以
外のときに探触子を上げることができ、上げた状態で装
置の移動や一般道の走行をなせる。
【0046】請求項8の超音波探傷装置は、探触子を前
後左右に揺動させることにより、湾曲した被探傷材に良
好に探触子を倣わせることができ、いちいち台車を傾け
る必要が無いので作業者の負担はごく軽くなる。
【0047】請求項9の超音波探傷装置は、被探傷材の
エッジを探傷するときには、前後輪をエッジに沿わせて
走らせればよいので、エッジの探傷を確実に且つ容易に
なすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る局部水浸用探触子の断面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係る分割型探触子の断面図
【図4】本発明に係る分割型探触子の平面図
【図5】本発明に係る超音波探傷装置の側面図
【図6】本発明に係る超音波探傷装置の底面図
【図7】図5の7矢視図(探触子部分の拡大図)
【図8】本発明に係る局部水浸用探触子の作用図
【図9】本発明に係る超音波探傷装置の部分拡大図
【図10】本発明における被探傷材のエッジ探傷説明図
【符号の説明】
1…局部水浸用探触子、2…筒体、6…膜(ビニール
膜)、10…振動子(非分割型振動子)、11…局部水
供給口、12,19…チューブ継手、13…エア抜き
孔、14…接触媒体吐出口、17…筒体ホルダ、18…
接触媒体通路、21…流量調整部、30…分割型探触
子、31…分割型振動子、32…振動子保持筒体、40
…超音波探傷装置、41…台車、42…操作ハンドル、
43…ハンドルグリップ、44…探触子上昇レバー、4
5…ワイヤ、47…水タンク、49…水・媒体供給路、
51…水供給路、52…媒体供給路、54…揺動レバ
ー、55…揺動枠、56…前輪、58…中央後輪、61
…車体長手軸、70…被探傷材、71…エッジ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の下部を膜で塞ぎ、上部に振動子を
    取付け、内部に水を満たした局部水浸用探触子におい
    て、この局部水浸用探触子は、筒体内へ水を供給するた
    めの局部水供給口と、この局部水供給口より高い位置に
    筒体に開けられたエア抜き孔とを備えていることを特徴
    とした局部水浸用探触子。
  2. 【請求項2】 前記筒体の下部に、被探傷材と前記膜と
    の間に向けて接触媒体を吐出する接触媒体吐出口が開け
    られていることを特徴とする請求項1記載の局部水浸用
    探触子。
  3. 【請求項3】 前記局部水供給口と接触媒体吐出口との
    少なくとも一方は水供給路若しくは媒体供給路中に流量
    調整部を備えていることを特徴とする請求項2記載の局
    部水浸用探触子。
  4. 【請求項4】 送信振動子と受信振動子とを内蔵した分
    割型振動子と、この分割型振動子を保持する振動子保持
    筒体と、この振動子保持筒体に開けられた接触媒体吐出
    口とからなる分割型探触子。
  5. 【請求項5】 複数の車輪と操作ハンドルとを備えた台
    車と、 エア抜き孔及び水供給口を備えた筒体の下部を膜で塞
    ぎ、上部に振動子を備え、内部に水を満たし、下部に被
    探傷材と膜との間に向けて接触媒体を吐出する接触媒体
    吐出口を有し、前記台車の前部に取付けられた局部水浸
    用探触子と、 この局部水浸用探触子へ水を供給するために、前記台車
    に載置された水タンクと、からなる超音波探傷装置。
  6. 【請求項6】 前記局部水浸用探触子は、筒体ホルダを
    介して台車に取付けられ、且つこの筒体ホルダには分割
    型探触子も取付け可能であることを特徴とした請求項5
    記載の超音波探傷装置。
  7. 【請求項7】 前記筒体ホルダは、台車前部に昇降可能
    に取付けられていることを特徴とする請求項6記載の超
    音波探傷装置。
  8. 【請求項8】 前記筒体ホルダは、台車前部に前後左右
    に揺動自在に取付けられていることを特徴とする請求項
    6記載の超音波探傷装置。
  9. 【請求項9】 前記台車は、複数の車輪を備え、これら
    の車輪中に前記局部水浸用探触子を通る車体長手軸上に
    配置された前輪と後輪とを含むことを特徴とする請求項
    5記載の超音波探傷装置。
JP6010553A 1994-02-01 1994-02-01 局部水浸用探触子、分割型探触子及び超音波探傷装置 Pending JPH07218476A (ja)

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