JPH07217900A - 電子レンジ - Google Patents
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- JPH07217900A JPH07217900A JP995794A JP995794A JPH07217900A JP H07217900 A JPH07217900 A JP H07217900A JP 995794 A JP995794 A JP 995794A JP 995794 A JP995794 A JP 995794A JP H07217900 A JPH07217900 A JP H07217900A
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- JP
- Japan
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- model
- microwave oven
- microcomputer
- display
- cooking
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 調理手段を制御するマイクロコンピュータ
と、電子レンジの複数の機種に対応する値に調整し得る
単一のアナログ信号を出力する可変信号出力手段を備
え、マイクロコンピュータが、複数の機種の制御内容を
予め格納した記憶手段と、前記可変信号出力手段からの
アナログ信号を受け入れるための1つのポートと、受け
入れたアナログ信号の値に対応する制御内容を記憶手段
から選択する選択手段と、選択された制御内容により調
理手段を制御する調理制御手段を備えてなる電子レン
ジ。 【効果】 可変信号出力手段から出力される単一のアナ
ログ信号をマイクロコンピュータが読取って、読取った
アナログ信号の値に対応して機種の設定が行われるの
で、マイクロコンピュータにおいて可変信号出力手段か
らの信号をうけるためのポートは1個でよいことになる
と共に、それによって、マイクロコンピュータを実装す
る基板のパターンが簡単になる。
と、電子レンジの複数の機種に対応する値に調整し得る
単一のアナログ信号を出力する可変信号出力手段を備
え、マイクロコンピュータが、複数の機種の制御内容を
予め格納した記憶手段と、前記可変信号出力手段からの
アナログ信号を受け入れるための1つのポートと、受け
入れたアナログ信号の値に対応する制御内容を記憶手段
から選択する選択手段と、選択された制御内容により調
理手段を制御する調理制御手段を備えてなる電子レン
ジ。 【効果】 可変信号出力手段から出力される単一のアナ
ログ信号をマイクロコンピュータが読取って、読取った
アナログ信号の値に対応して機種の設定が行われるの
で、マイクロコンピュータにおいて可変信号出力手段か
らの信号をうけるためのポートは1個でよいことになる
と共に、それによって、マイクロコンピュータを実装す
る基板のパターンが簡単になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロコンピュー
タを備えた電子レンジに関し、さらに詳しくは、複数の
機種に対応する複数の制御内容を格納したマイクロコン
ピュータと機種設定手段を備えた電子レンジに関する。
タを備えた電子レンジに関し、さらに詳しくは、複数の
機種に対応する複数の制御内容を格納したマイクロコン
ピュータと機種設定手段を備えた電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジは、調理を行なうため
の調理データと、表示を行うための表示プログラムを有
し、調理データにもとずいて負荷を制御したり、表示プ
ログラムにもとずいて調理の経過を表示部に表示するよ
うにしている。
の調理データと、表示を行うための表示プログラムを有
し、調理データにもとずいて負荷を制御したり、表示プ
ログラムにもとずいて調理の経過を表示部に表示するよ
うにしている。
【0003】しかしながら、その用途や客先(例えば、
家庭用、業務用、国内向、外国向など)によって、調理
データや、表示方法が異なるため、それに対応できる複
数の機種が必要とされる。従って、マイクロコンピュー
タ(以下、マイコンという)を備えた電子レンジでは、
機種毎に異なるマイコンを用いると、マイコンへの種類
が増大するため、いずれの機種にも対応できるようにし
たマイコンを用いるようにしている。
家庭用、業務用、国内向、外国向など)によって、調理
データや、表示方法が異なるため、それに対応できる複
数の機種が必要とされる。従って、マイクロコンピュー
タ(以下、マイコンという)を備えた電子レンジでは、
機種毎に異なるマイコンを用いると、マイコンへの種類
が増大するため、いずれの機種にも対応できるようにし
たマイコンを用いるようにしている。
【0004】図3はその様な従来の電子レンジの構成を
示すブロック図である。図3において、11はマイコ
ン、12は調理データと調理経過を表示する表示部、1
4は負荷(調理装置)へ出力する出力部であり、電子レ
ンジの機種の設定は、設定器13のスイッチ(又はジャ
ンパー線)S0,S1,S2 によりマイコン11のポート
(入力端子)P00,P01,P02に予めGNDレベル(H
レベル)又は−5Vレベル(Lレベル)を入力すること
によって行われる。
示すブロック図である。図3において、11はマイコ
ン、12は調理データと調理経過を表示する表示部、1
4は負荷(調理装置)へ出力する出力部であり、電子レ
ンジの機種の設定は、設定器13のスイッチ(又はジャ
ンパー線)S0,S1,S2 によりマイコン11のポート
(入力端子)P00,P01,P02に予めGNDレベル(H
レベル)又は−5Vレベル(Lレベル)を入力すること
によって行われる。
【0005】マイコン11は、そのソフトウエアでポー
トP00,P01,P02の各電圧レベルを読みこむことによ
って、機種を判断する。図3の場合、ポートP00,
P01,P 02にすべてGNDレベル(Hレベル)の電圧が
入力された状態を示している。そして、他の機種に設定
する時には、ポートP00,P01,P02の内のいずれかを
−5Vレベル(Lレベル)にする。
トP00,P01,P02の各電圧レベルを読みこむことによ
って、機種を判断する。図3の場合、ポートP00,
P01,P 02にすべてGNDレベル(Hレベル)の電圧が
入力された状態を示している。そして、他の機種に設定
する時には、ポートP00,P01,P02の内のいずれかを
−5Vレベル(Lレベル)にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子レンジでは、機種設定信号として、複数
のデジタル信号をマイコンのポートに並列入力するた
め、機種の設定数が多いほど、多くのポートが必要とな
ってマイコンのポート数が不足したり、設定器を構成す
るスイッチ又はジャンパー線の数が多くなってコストア
ップの要因になる上、マイコンと設定器を実装したプリ
ント基板上のパターンがそれに伴って複雑になるという
問題点があった。
うな従来の電子レンジでは、機種設定信号として、複数
のデジタル信号をマイコンのポートに並列入力するた
め、機種の設定数が多いほど、多くのポートが必要とな
ってマイコンのポート数が不足したり、設定器を構成す
るスイッチ又はジャンパー線の数が多くなってコストア
ップの要因になる上、マイコンと設定器を実装したプリ
ント基板上のパターンがそれに伴って複雑になるという
問題点があった。
【0007】さらに、設定された機種を知るためには、
設定器の複数のスイッチの各投入状態やジャンパー線の
接続状態を確認せねばならず、容易に設定機種を知るこ
とができないという問題点があった。
設定器の複数のスイッチの各投入状態やジャンパー線の
接続状態を確認せねばならず、容易に設定機種を知るこ
とができないという問題点があった。
【0008】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、機種設定にアナログ信号を用いることに
より、機種設定用信号の入力に必要なポート数を極力少
なくし、さらに、設定機種を容易に確認することが可能
な電子レンジを提供するものである。
されたもので、機種設定にアナログ信号を用いることに
より、機種設定用信号の入力に必要なポート数を極力少
なくし、さらに、設定機種を容易に確認することが可能
な電子レンジを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の基本構
成を示すブロック図であり、この発明は図1に示すよう
に、調理手段101を制御するマイクロコンピュータ1
02と、電子レンジの複数の機種に対応する値に調整し
得る単一のアナログ信号を出力する可変信号出力手段1
03を備え、マイクロコンピュータ102が、複数の機
種の制御内容を予め格納した記憶手段104と、可変信
号出力手段103からのアナログ信号を受け入れるため
の1つのポート105と、受け入れたアナログ信号の値
に対応する制御内容を記憶手段104から選択する選択
手段106と、選択された制御内容により調理手段10
1を制御する調理制御手段を備えてなる電子レンジを提
供するものである。
成を示すブロック図であり、この発明は図1に示すよう
に、調理手段101を制御するマイクロコンピュータ1
02と、電子レンジの複数の機種に対応する値に調整し
得る単一のアナログ信号を出力する可変信号出力手段1
03を備え、マイクロコンピュータ102が、複数の機
種の制御内容を予め格納した記憶手段104と、可変信
号出力手段103からのアナログ信号を受け入れるため
の1つのポート105と、受け入れたアナログ信号の値
に対応する制御内容を記憶手段104から選択する選択
手段106と、選択された制御内容により調理手段10
1を制御する調理制御手段を備えてなる電子レンジを提
供するものである。
【0010】図1に示す電子レンジは、機種を表示する
表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ102
は、選択された制御内容に対応する機種を表示手段に表
示させる表示制御手段をさらに備えることが好ましい。
図1に示す電子レンジは、機種と調理条件と調理経過を
表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ
102は、選択された制御内容に対応する機種と、その
制御内容に対応する調理条件および調理経過を表示手段
に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ102
は、選択された制御内容に対応する機種を表示手段に表
示させる表示制御手段をさらに備えることが好ましい。
図1に示す電子レンジは、機種と調理条件と調理経過を
表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ
102は、選択された制御内容に対応する機種と、その
制御内容に対応する調理条件および調理経過を表示手段
に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
【0011】図1に示す電子レンジは、機種を表示する
表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ102
は、アナログ信号の値が変化して選択手段106が新し
い制御内容を記憶手段104から選択したとき、新しく
選択された制御内容に対応する機種を所定時間だけ表示
手段に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
表示手段をさらに備え、マイクロコンピュータ102
は、アナログ信号の値が変化して選択手段106が新し
い制御内容を記憶手段104から選択したとき、新しく
選択された制御内容に対応する機種を所定時間だけ表示
手段に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
【0012】図1に示す電子レンジは、機種と調理条件
と調理経過を表示する表示手段をさらに備え、マイクロ
コンピュータ102は、アナログ信号の値が変化して選
択手段106が新しい制御内容を記憶手段104から選
択したとき、新しく選択された制御内容に対応する機種
を所定時間だけ表示手段に表示させ、その制御内容に対
応する調理条件と調理経過を前記所定時間経過後に表示
手段に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
と調理経過を表示する表示手段をさらに備え、マイクロ
コンピュータ102は、アナログ信号の値が変化して選
択手段106が新しい制御内容を記憶手段104から選
択したとき、新しく選択された制御内容に対応する機種
を所定時間だけ表示手段に表示させ、その制御内容に対
応する調理条件と調理経過を前記所定時間経過後に表示
手段に表示させる表示制御手段をさらに備えてもよい。
【0013】図1に示す電子レンジは、機種の表示を指
令するキー入力手段と、機種を表示する表示手段をさら
に備え、マイクロコンピュータ102は、キー入力手段
からの出力をうけたとき、選択手段106が選択した制
御内容に対応する機種を所定時間だけ表示手段に表示さ
せる表示制御手段をさらに備えてもよい。
令するキー入力手段と、機種を表示する表示手段をさら
に備え、マイクロコンピュータ102は、キー入力手段
からの出力をうけたとき、選択手段106が選択した制
御内容に対応する機種を所定時間だけ表示手段に表示さ
せる表示制御手段をさらに備えてもよい。
【0014】図1に示す電子レンジは、可変信号出力手
段103が可変直流電圧発生器からなり、選択手段10
6は可変直流電圧発生器から入力される直流電圧の大き
さに対応する制御内容を記憶手段104から選択するよ
うにしてもよい。なお、上記可変直流電圧発生器は、例
えば、クリック付き可変抵抗器と、その両端に直流電圧
を印加する電源から構成されることが好ましい。
段103が可変直流電圧発生器からなり、選択手段10
6は可変直流電圧発生器から入力される直流電圧の大き
さに対応する制御内容を記憶手段104から選択するよ
うにしてもよい。なお、上記可変直流電圧発生器は、例
えば、クリック付き可変抵抗器と、その両端に直流電圧
を印加する電源から構成されることが好ましい。
【0015】図1に示す電子レンジにおいて、可変信号
出力手段103が、可変交流電圧発生器からなり、選択
手段106は可変交流電圧発生器から入力される交流電
圧の大きさに対応する制御内容を記憶手段104から選
択するようにしてもよい。
出力手段103が、可変交流電圧発生器からなり、選択
手段106は可変交流電圧発生器から入力される交流電
圧の大きさに対応する制御内容を記憶手段104から選
択するようにしてもよい。
【0016】図1に示す電子レンジにおいて、可変信号
出力手段103が、可変周波数発信器からなり、選択手
段106は可変周波数発信器から入力される信号の周波
数に対応する制御内容を記憶手段104から選択するよ
うにしてもよい。
出力手段103が、可変周波数発信器からなり、選択手
段106は可変周波数発信器から入力される信号の周波
数に対応する制御内容を記憶手段104から選択するよ
うにしてもよい。
【0017】また、マイクロコンピュータ102は、C
PU,ROM,RAMおよび入出力ポートから構成さ
れ、複数の機種に対応する複数の制御内容(制御プログ
ラム)はROMに予め格納される。
PU,ROM,RAMおよび入出力ポートから構成さ
れ、複数の機種に対応する複数の制御内容(制御プログ
ラム)はROMに予め格納される。
【0018】上記表示手段には液晶やLEDを用いた表
示装置を使用することができる。また、上記キー入力手
段には、キーボードやタッチパネルなどを用いることが
できる。
示装置を使用することができる。また、上記キー入力手
段には、キーボードやタッチパネルなどを用いることが
できる。
【0019】
【作用】図1に示す電子レンジにおいて、可変信号出力
手段103は、電子レンジの複数の機種に対応する値に
調整し得る単一のアナログ信号を出力する。そして、記
憶手段104は、複数の機種の制御内容を予め格納して
おり、ポート105は、可変信号出力手段103からの
アナログ信号をマイクロコンピュータ102へ受け入
れ、選択手段106は受け入れたアナログ信号の値に対
応する制御内容を記憶手段104から選択する。調理制
御手段107は選択された制御内容により調理手段10
1を制御する。このように、構成することにより、マイ
クロコンピュータ102は、可変信号出力手段103か
ら出力される機種設定用信号を1つのポートを介して受
け入れることができる。
手段103は、電子レンジの複数の機種に対応する値に
調整し得る単一のアナログ信号を出力する。そして、記
憶手段104は、複数の機種の制御内容を予め格納して
おり、ポート105は、可変信号出力手段103からの
アナログ信号をマイクロコンピュータ102へ受け入
れ、選択手段106は受け入れたアナログ信号の値に対
応する制御内容を記憶手段104から選択する。調理制
御手段107は選択された制御内容により調理手段10
1を制御する。このように、構成することにより、マイ
クロコンピュータ102は、可変信号出力手段103か
ら出力される機種設定用信号を1つのポートを介して受
け入れることができる。
【0020】電子レンジが機種を表示する表示手段をさ
らに備え、マイクロコンピュータ102が選択された制
御内容に対応する機種を表示手段に表示させる表示制御
手段をさらに備える場合には、可変信号出力手段103
の操作により設定された機種が表示手段に表示されるの
で、機種設定操作を容易に、また、確実に行うことがで
きる。
らに備え、マイクロコンピュータ102が選択された制
御内容に対応する機種を表示手段に表示させる表示制御
手段をさらに備える場合には、可変信号出力手段103
の操作により設定された機種が表示手段に表示されるの
で、機種設定操作を容易に、また、確実に行うことがで
きる。
【0021】電子レンジが、機種と調理条件と調理経過
を表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュー
タ102は、選択された制御内容に対応する機種と、そ
の制御内容に対応する調理条件および調理経過を表示手
段に表示させる表示制御手段をさらに備える場合には、
機種を表示する表示手段を、調理条件および調理経過を
表示する表示手段と兼用することができる。
を表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュー
タ102は、選択された制御内容に対応する機種と、そ
の制御内容に対応する調理条件および調理経過を表示手
段に表示させる表示制御手段をさらに備える場合には、
機種を表示する表示手段を、調理条件および調理経過を
表示する表示手段と兼用することができる。
【0022】電子レンジが機種を表示する表示手段をさ
らに備え、マイクロコンピュータ102は、アナログ信
号の値が変化して選択手段106が新しい制御内容を記
憶手段104から選択したとき、新しく選択された制御
内容に対応する機種を所定時間だけ表示手段に表示させ
る表示制御手段をさらに備える場合には、可変信号出力
手段103の操作により機種の設定操作を行うと、設定
した機種が所定時間だけ表示されるので、機種設定操作
を容易に、かつ、確実に行うことができる。
らに備え、マイクロコンピュータ102は、アナログ信
号の値が変化して選択手段106が新しい制御内容を記
憶手段104から選択したとき、新しく選択された制御
内容に対応する機種を所定時間だけ表示手段に表示させ
る表示制御手段をさらに備える場合には、可変信号出力
手段103の操作により機種の設定操作を行うと、設定
した機種が所定時間だけ表示されるので、機種設定操作
を容易に、かつ、確実に行うことができる。
【0023】電子レンジが、機種と調理条件と調理経過
を表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュー
タ102は、アナログ信号の値が変化して選択手段10
6が新しい制御内容を記憶手段104から選択したと
き、新しく選択された制御内容に対応する機種を所定時
間だけ表示手段に表示させ、その制御内容に対応する調
理条件と調理経過を所定時間経過後に表示手段に表示さ
せる表示制御手段をさらに備える場合には、可変信号出
力手段103の操作により機種の設定操作を行うと、設
定した機種が所定時間だけ表示されるので、機種設定操
作を容易に、かつ、確実に行うことができる。さらに、
機種を表示する表示手段を、調理条件および調理経過を
表示する表示手段と兼用することができる。
を表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピュー
タ102は、アナログ信号の値が変化して選択手段10
6が新しい制御内容を記憶手段104から選択したと
き、新しく選択された制御内容に対応する機種を所定時
間だけ表示手段に表示させ、その制御内容に対応する調
理条件と調理経過を所定時間経過後に表示手段に表示さ
せる表示制御手段をさらに備える場合には、可変信号出
力手段103の操作により機種の設定操作を行うと、設
定した機種が所定時間だけ表示されるので、機種設定操
作を容易に、かつ、確実に行うことができる。さらに、
機種を表示する表示手段を、調理条件および調理経過を
表示する表示手段と兼用することができる。
【0024】電子レンジが、機種の表示を指令するキー
入力手段と、機種を表示する表示手段をさらに備え、マ
イクロコンピュータ102は、キー入力手段からの出力
をうけたとき、選択手段106が選択した制御内容に対
応する機種を所定時間だけ表示手段に表示させる表示制
御手段をさらに備える場合には、キー入力手段を操作す
ることにより、現在設定されている機種が表示されるの
で、設定機種の確認を容易に行うことができる。
入力手段と、機種を表示する表示手段をさらに備え、マ
イクロコンピュータ102は、キー入力手段からの出力
をうけたとき、選択手段106が選択した制御内容に対
応する機種を所定時間だけ表示手段に表示させる表示制
御手段をさらに備える場合には、キー入力手段を操作す
ることにより、現在設定されている機種が表示されるの
で、設定機種の確認を容易に行うことができる。
【0025】電子レンジにおいて、可変信号出力手段1
03が可変直流電圧発生器からなる場合には、選択手段
106は可変直流電圧発生器から入力される直流電圧の
大きさに対応する制御内容を記憶手段104から選択す
る。
03が可変直流電圧発生器からなる場合には、選択手段
106は可変直流電圧発生器から入力される直流電圧の
大きさに対応する制御内容を記憶手段104から選択す
る。
【0026】なお、上記可変直流電圧発生器は、例え
ば、クリック付き可変抵抗器と、その両端に直流電圧を
印加する電源から構成される場合には、その電源として
マイクロコンピュータ102の駆動電源を用いると、可
変直流電圧発生器はクリック付き可変抵抗器のみで構成
される。従って、従来必要とされた複数のスイッチや又
は複数のジャンパー線が不要となると共に、基板のパタ
ーンが簡単になる。
ば、クリック付き可変抵抗器と、その両端に直流電圧を
印加する電源から構成される場合には、その電源として
マイクロコンピュータ102の駆動電源を用いると、可
変直流電圧発生器はクリック付き可変抵抗器のみで構成
される。従って、従来必要とされた複数のスイッチや又
は複数のジャンパー線が不要となると共に、基板のパタ
ーンが簡単になる。
【0027】可変信号出力手段103が、可変交流電圧
発生器からなる場合には、選択手段106は可変交流発
生器から入力される交流電圧の大きさに対応する制御内
容を記憶手段104から選択する。
発生器からなる場合には、選択手段106は可変交流発
生器から入力される交流電圧の大きさに対応する制御内
容を記憶手段104から選択する。
【0028】可変信号出力手段103が、可変周波数発
信器からなる場合には、選択手段106は可変周波数発
信器から入力される信号の周波数に対応する制御内容を
記憶手段104から選択する。
信器からなる場合には、選択手段106は可変周波数発
信器から入力される信号の周波数に対応する制御内容を
記憶手段104から選択する。
【0029】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図2はこの発明の一実施例を示すブロック図で
あり、1はマイコン、P00はマイコンに設けられたポー
トであり、マイコン1は図示しないCPU,ROM,R
AMおよび入出力ポートを備え、ROMは、予め複数の
設定可能な機種に対応する複数の制御内容(プログラ
ム)を格納している。
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図2はこの発明の一実施例を示すブロック図で
あり、1はマイコン、P00はマイコンに設けられたポー
トであり、マイコン1は図示しないCPU,ROM,R
AMおよび入出力ポートを備え、ROMは、予め複数の
設定可能な機種に対応する複数の制御内容(プログラ
ム)を格納している。
【0030】2は調理データ、調理経過や設定機種など
を表示する表示部、3は所望の機種の設定を行うための
機種設定部(可変直流電圧発生器)、4は図示しない加
熱調理装置(例えば、マグネトロンやシーズヒータ)へ
電力や制御信号を供給する出力部、5はキーボードであ
り、キーボード5は、スタートキー5a、調理時間設定
キー5b、取消しキー5cなどを備える。
を表示する表示部、3は所望の機種の設定を行うための
機種設定部(可変直流電圧発生器)、4は図示しない加
熱調理装置(例えば、マグネトロンやシーズヒータ)へ
電力や制御信号を供給する出力部、5はキーボードであ
り、キーボード5は、スタートキー5a、調理時間設定
キー5b、取消しキー5cなどを備える。
【0031】そして、機種設定部3は、クリック付きの
可変抵抗器VRを備え、可変抵抗器VRの両端には、マ
イコン1を駆動する電源(図示しない)から5Vの直流
電圧が印加されて、可変直流電圧発生器を構成し、可変
抵抗器VRの出力電圧はポートP00に入力されている。
可変抵抗器VRを備え、可変抵抗器VRの両端には、マ
イコン1を駆動する電源(図示しない)から5Vの直流
電圧が印加されて、可変直流電圧発生器を構成し、可変
抵抗器VRの出力電圧はポートP00に入力されている。
【0032】このような構成において、電子レンジの電
源が投入されると、電子レンジは、所定期間(例えば3
分間)だけ機種設定モードとなり、機種設定部3のクリ
ック付き可変抵抗器VRで分圧された電圧レベルをマイ
コン1がポートP00を介して読みこみ、そのソフトウエ
アで対応する機種の制御プログラムをROMから選択す
る。
源が投入されると、電子レンジは、所定期間(例えば3
分間)だけ機種設定モードとなり、機種設定部3のクリ
ック付き可変抵抗器VRで分圧された電圧レベルをマイ
コン1がポートP00を介して読みこみ、そのソフトウエ
アで対応する機種の制御プログラムをROMから選択す
る。
【0033】設定機種を切換える時は、クリック付き可
変抵抗器VRを目的の機種になるまで回転させ、その電
圧レベルで設定する。したがって、クリック付き可変抵
抗器VRのクリックをたとえば12クリックとすると、
12機種まで切換えることが可能となる。
変抵抗器VRを目的の機種になるまで回転させ、その電
圧レベルで設定する。したがって、クリック付き可変抵
抗器VRのクリックをたとえば12クリックとすると、
12機種まで切換えることが可能となる。
【0034】また、設定機種を変更したときに、マイコ
ン1は表示部2を利用して、変更後の機種に対応した番
号や記号を所定時間だけ表示させる。従って、確実に機
種設定を行なう事が可能となる。この場合、機種設定モ
ード期間が過ぎれば、自動的に、電子レンジ本来の表示
に戻る。
ン1は表示部2を利用して、変更後の機種に対応した番
号や記号を所定時間だけ表示させる。従って、確実に機
種設定を行なう事が可能となる。この場合、機種設定モ
ード期間が過ぎれば、自動的に、電子レンジ本来の表示
に戻る。
【0035】現在の設定機種が何であるかモニターした
い場合、特定のキー操作(たとえば、取り消しキー5c
とスタートキー5aを同時に押す、または、取り消しキ
ー5cを3回押すなど)をすれば、マイコン1はその機
種に対応した番号や記号を表示部2に数秒間表示する。
い場合、特定のキー操作(たとえば、取り消しキー5c
とスタートキー5aを同時に押す、または、取り消しキ
ー5cを3回押すなど)をすれば、マイコン1はその機
種に対応した番号や記号を表示部2に数秒間表示する。
【0036】この実施例においては、機種設定部3に
は、クリック付き可変抵抗器を用いた可変直流電圧発生
器を使用しているが、IC素子と可変抵抗器を組合せた
市販の可変交流電圧発生器や可変周波数発信器を用いて
もよい。この場合には、マイコン1のソフトウェアは、
ポートP00から読み込んだ交流電圧の大きさ又は信号の
周波数に対応する機種の制御プログラムをROMから選
択することになる。
は、クリック付き可変抵抗器を用いた可変直流電圧発生
器を使用しているが、IC素子と可変抵抗器を組合せた
市販の可変交流電圧発生器や可変周波数発信器を用いて
もよい。この場合には、マイコン1のソフトウェアは、
ポートP00から読み込んだ交流電圧の大きさ又は信号の
周波数に対応する機種の制御プログラムをROMから選
択することになる。
【0037】なお、機種設定操作を終了した電子レンジ
においては、調理条件設定キー5bによって、調理物に
応じた調理時間や調理温度などの調理条件が設定され、
スタートキー5aが押されると、設定機種に対応して選
択された制御プログラムによって調理が実行され、調理
経過が表示部2に表示される。また、設定された調理条
件は、取消しキー5cの操作によって取消される。
においては、調理条件設定キー5bによって、調理物に
応じた調理時間や調理温度などの調理条件が設定され、
スタートキー5aが押されると、設定機種に対応して選
択された制御プログラムによって調理が実行され、調理
経過が表示部2に表示される。また、設定された調理条
件は、取消しキー5cの操作によって取消される。
【0038】この実施例によれば、クリック付き可変抵
抗器VRにて分圧された電圧がポートP00に入力され、
その電圧レベルを、マイコン1のソフトウエアで読むこ
とにより、設定機種が切り換えられるので、機種設定信
号を入力するポートP00は1個で済む。また、機種設定
部3の回路が単純になるためマイコン1および機種設定
部3を実装するプリント基板のパターンが簡単になる。
さらに、設定機種が表示部2に表示されるので、機種設
定の操作や設定機種の確認が容易に確実に行える。
抗器VRにて分圧された電圧がポートP00に入力され、
その電圧レベルを、マイコン1のソフトウエアで読むこ
とにより、設定機種が切り換えられるので、機種設定信
号を入力するポートP00は1個で済む。また、機種設定
部3の回路が単純になるためマイコン1および機種設定
部3を実装するプリント基板のパターンが簡単になる。
さらに、設定機種が表示部2に表示されるので、機種設
定の操作や設定機種の確認が容易に確実に行える。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、可変信号出力手段か
ら出力される単一のアナログ信号をマイクロコンピュー
タが読取って、読取ったアナログ信号の値に対応して機
種の設定が行われるので、マイクロコンピュータにおい
て可変信号出力手段からの信号をうけるためのポートは
1個でよいことになると共に、それによって、マイクロ
コンピュータを実装する基板のパターンが簡単になる。
表示手段を設けて設定機種を表示させることにより、機
種の設定操作を容易に確実に行うことができる。また、
キー入力手段と表示手段をさらに設けて、キー入力手段
の操作により設定機種を表示させることにより、設定機
種の確認を随時行うことができる。
ら出力される単一のアナログ信号をマイクロコンピュー
タが読取って、読取ったアナログ信号の値に対応して機
種の設定が行われるので、マイクロコンピュータにおい
て可変信号出力手段からの信号をうけるためのポートは
1個でよいことになると共に、それによって、マイクロ
コンピュータを実装する基板のパターンが簡単になる。
表示手段を設けて設定機種を表示させることにより、機
種の設定操作を容易に確実に行うことができる。また、
キー入力手段と表示手段をさらに設けて、キー入力手段
の操作により設定機種を表示させることにより、設定機
種の確認を随時行うことができる。
【図1】この発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
1 マイクロコンピュータ 1a 入力ポート 3 機種設定部 4 出力部 5 キーボード
Claims (5)
- 【請求項1】 調理手段を制御するマイクロコンピュー
タと、電子レンジの複数の機種に対応する値に調整し得
る単一のアナログ信号を出力する可変信号出力手段を備
え、マイクロコンピュータが、複数の機種の制御内容を
予め格納した記憶手段と、前記可変信号出力手段からの
アナログ信号を受け入れるための1つのポートと、受け
入れたアナログ信号の値に対応する制御内容を記憶手段
から選択する選択手段と、選択された制御内容により調
理手段を制御する調理制御手段を備えてなる電子レン
ジ。 - 【請求項2】 機種を表示する表示手段をさらに備え、
マイクロコンピュータは、選択された制御内容に対応す
る機種を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備
えてなる請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項3】 機種を表示する表示手段をさらに備え、
マイクロコンピュータは、アナログ信号の値が変化して
選択手段が新しい制御内容を記憶手段から選択したと
き、新しく選択された制御内容に対応する機種を所定時
間だけ表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備え
てなる請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項4】 機種の表示を指令するキー入力手段と、
機種を表示する表示手段をさらに備え、マイクロコンピ
ュータは、キー入力手段からの出力をうけたとき、選択
手段が選択した制御内容に対応する機種を所定時間だけ
表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備えてなる
請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項5】 可変信号出力手段が、可変周波数発信器
からなり、選択手段は可変周波数発信器から入力される
信号の周波数に対応する制御内容を記憶手段から選択す
ることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP995794A JPH07217900A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP995794A JPH07217900A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子レンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07217900A true JPH07217900A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11734433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP995794A Pending JPH07217900A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07217900A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160587A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔監視システム |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP995794A patent/JPH07217900A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160587A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔監視システム |
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