JPH07217877A - ガスの消し忘れ防止装置 - Google Patents

ガスの消し忘れ防止装置

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JPH07217877A
JPH07217877A JP2585994A JP2585994A JPH07217877A JP H07217877 A JPH07217877 A JP H07217877A JP 2585994 A JP2585994 A JP 2585994A JP 2585994 A JP2585994 A JP 2585994A JP H07217877 A JPH07217877 A JP H07217877A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
timer circuit
circuit
state
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2585994A
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English (en)
Inventor
Toshiki Matsuki
俊樹 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOTSUKOU DENKI KK
Original Assignee
HOTSUKOU DENKI KK
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Publication date
Application filed by HOTSUKOU DENKI KK filed Critical HOTSUKOU DENKI KK
Priority to JP2585994A priority Critical patent/JPH07217877A/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスの消し忘れを防止する装置に関する。 【構成】 ガス供給源Gとガス器具3との間に、通電時
に開弁してガスの供給を許容する常時閉の遮断弁1を接
続し、かつ、手動スイッチの操作により第1タイマー回
路により一定時間遮断弁1に対する通電状態を保持する
と共に、ガス器具3の近傍にガス使用者が存在するとき
に、これを検知して前記第1タイマー回路の作動を停止
する制御回路2を備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスの消し忘れを防止
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスコックを開くことにより、始
動信号を出力してガス供給回路の元部に接続した電磁弁
を開弁してガスをガス器具に供給し、ガスの燃焼状態を
炎センサーにより検出してその検出信号により電磁弁の
開弁状態を保持し、この状態でガスの立ち消えが生じた
とき、前記電磁弁への通電を解いて、ガスの供給を遮断
する構成のガス安全装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
の構成によれば、ガスの燃焼状態で煮こぼれや風圧によ
ってガスが立ち消えした場合における危険防止には充分
対応できるが、ガスの消し忘れによる危険例えば長時間
の燃焼状態による周辺温度の異常上昇に伴う危険或いは
煮物などの異常煮沸による損傷を誘発する危険には対応
できないという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
た従来のものの不都合を解消するために、ガス供給源と
ガス器具との間に接続され、通電時に開弁してガスの供
給を許容する常時閉の遮断弁と、手動スイッチの操作に
より第1タイマー回路を一定時間作動して前記遮断弁に
対する通電状態を保持する制御回路とから構成したこと
を特徴とするものである。上記において、好ましくは、
制御回路が、ガス器具の近傍における人間の存在の有無
を検知し、その存在を検知したときに、第1タイマー回
路の動作を停止する検知手段を備え、また第1タイマー
回路の設定時間経過時の出力により動作する警報器を備
え、また第1タイマー回路の設定時間経過時の出力によ
り、第1タイマー回路の設定時間よりも短い時間作動
し、その時間経過時の出力により、前記遮断弁に対する
通電状態を解く第2タイマー回路を備え、またリセット
用の手動スイッチを備え、また、ガスの燃焼状態で、地
震が発生したとき、その状態を検知して遮断弁に対する
通電状態を解く異常状態防止回路を備え、さらにまたガ
スの燃焼状態でガス器具周辺の温度が異常に上昇したと
き、その状態を検知して、遮断弁に対する通電状態を解
く異常状態防止回路を備えて成り、制御回路の作動状態
を表示するために、遮断弁に対する通電回路に表示ラン
プが接続される。
【0005】
【作用】しかして、手動スイッチを操作すると、通電に
より遮断弁が開弁して、ガス供給源からガス器具にガス
が供給され、従って慣用の手段によりガスを燃焼させ
る。一方手動スイッチの操作信号により第1タイマー回
路が作動し、それが設定時間に達するとき、その出力信
号により警報器が作動して警報を発する。上記におい
て、第1タイマー回路の作動は、検知手段がガス器具の
近傍におけるガス使用者など人間の存在を検知したと
き、その検知信号により停止し、その検知信号が消失し
たとき、第1タイマー回動は作動を開始する。
【0006】上記において、第1タイマー回路が設定さ
れた時間経過後に、その出力信号によって第2タイマー
回路が作動し、この第2タイマー回路が設定された時間
経過後、遮断弁に対する通電状態が解かれて、ガスの供
給は遮断され、警報器も停止する。なお制御回路の作動
状態は、リセット用手動スイッチの操作により、或いは
異常状態防止回路によって停止される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図において詳述する。
図1は、ガス供給源Gから供給されるガスの供給系統図
であって、1は通電時に開弁する常時閉の遮断弁、2は
前記遮断弁1の作動を制御する制御回路で、通電により
遮断弁1が開弁すると、ガスはガス供給源Gからガス器
具3に供給される。4は元コックを示しており、またP
はガス器具3の近傍における調理人などガスの使用者の
存在を検知するための光束を示している。
【0008】図2は前記制御回路2の具体例を示してお
り、5は手動スイッチであり、この手動スイッチ5を操
作すると、その信号はフリップフロップ回路6に入力
し、その出力端6aが高電位となり、その出力電位は第
1トランジスタ7のベースに印加され、該トランジスタ
7は導通状態となるので、前記トランジスタ7のコレク
タに接続された遮断弁1は通電により開弁し、ガスはガ
ス供給源Gよりガス器具3に供給される。従ってこの状
態でガスコックを操作するなど通常行われていると同様
の操作によりガスを燃焼する。
【0009】一方フリップフロップ回路6の出力信号
は、設定時間が調整可能な第1タイマー回路8に入力す
る。このタイマー回路8は例えは調理に必要な時間例え
ば15分乃至30分に設定され、この第1タイマー回路
8はフリップフロップ回路6の出力信号により作動を開
始し、それが設定時間に達したとき、その出力信号によ
り第1タイマー回路8に接続された例えはブザーなどの
警報器9が警報を発する。
【0010】前記第1タイマー回路8には、ガス器具3
の近傍にガスの使用者が存在するか否かを光学的に検知
する発光素子から成る検知センサー10が接続されてお
り、該検知センサー10は、その光束Pの検知範囲内に
ガスの使用者の存在を検知したとき、第1タイマー8の
作動を停止する信号を出力する。従って検知センサー1
0の検知範囲内にガスの使用者が居続ける間は、第1タ
イマー回路8は不作動状態におかれ、ガスの使用者がガ
ス器具3の近傍を離れて検知センサー9の検知範囲から
消えたときに、第1タイマー回路8は作動を開始する。
また第1タイマー回路8の作動中に、ガスの使用者がガ
ス器具3の位置に近付いて検知センサー9がその存在を
検知し、再びガスの使用者がガス器具3の位置から離れ
たときは、ガスの使用者がガス器具3の位置に存在する
時間丈第1タイマー回路8の作動は中断する。
【0011】警報器9の回路には、前記第1タイマー回
路8の出力信号によって作動する例えば設定時間15秒
程度に調整された調整可能な第2タイマー回路11が接
続してあり、この第2タイマー2回路11と前記フリッ
プフロップ回路6の反転端子6bとの間に第2トランジ
スタ12が接続してある。
【0012】しかして、第1タイマー回路8の作動後第
2タイマー回路11が15秒程度作動すると、その出力
信号が第2トランジスタ12のベースに印加し、該第2
トランジスタ12は導通するので、そのコレクタ電流に
よりフリップフロップ回路6が反転動作してその出力端
子6aが低電位に切換わり、従ってその出力端子6aに
接続された第1トランジスタ7は非導通となって遮断弁
1に対する通電状態は解かれ、ガス供給源Gからのガス
の供給を遮断すると共に、第1タイマー回路8及び第2
タイマー回路10はリセットされる。即ちガスの使用者
がガス器具3の近傍より離れてから15分乃至30分経
過後に警報器6が作動して警報を発し、次いで15秒程
度経過したのち遮断弁1が閉弁してガスの供給を遮断す
る。
【0013】また前記フリップフロップ回路6の出力端
子6aには、該出力端子6aが高電位となったとき点灯
して制御回路2の作動状態を表示するランプ13が接続
してある。
【0014】さらにまた前記フリップフロップ回路6の
反転端子6bには、制御回路2を手動によってリセット
するリセット用の手動スイッチ14と、地震により一定
の震動以上に達したとき、その状態を検知して、フリッ
プフロップ回路6に反転電圧を印加して遮断弁1に対す
る通電状態を解く異常状態防止回路15と、ガス器具4
の周辺の温度が異常に上昇したとき、その状態を検知し
てフリップフロップ回路6に反転電圧を印加して遮断弁
1に対する通電状態を解く異常状態防止回路16とがそ
れぞれ並列接続してある。なお図中eは電源を示してい
る。
【0015】なお上記実施例は、光学的にガス器具3の
近傍におけるガス使用者の存在の有無を検知する場合に
ついて例示したが、発光素子から成る検知センサー10
に代えて、音波によりガス器具3の近傍におけるガス使
用者の存在の有無を検知する音波検知センサーを備えて
もよいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガスの燃
焼状態において、ガスの消し忘れをした場合は勿論のこ
と、ガスの使用者が、調理中にガス器具の位置を一時的
に離れた場合でも一定時間後にガスの供給を自動的に遮
断できてガス器具の安全な使用ができると共に、請求項
2記載の構成によるときは、制御回路の存在にかかわら
ず全く従来と同様にガス器具を使用することができ、ま
た請求項4記載の構成によれば、警報器によってガス使
用者に対し注意を促すことができ、また請求項5記載の
構成によれば、警報後であっても、ガス使用者が第2タ
イマー回路で設定された時間内にガス器具の場所に戻る
ことにより、引き続きガスの燃焼状態を保持することが
できて便利であり、また請求項7記載の構成によれば、
制御回路の動作状態を必要に応じて適宜リセットするこ
とができると共に、請求項8或いは9記載の構成によれ
は、地震が発生した時或いはガス器具の周辺温度が異常
に上昇した時の危険を防止し得て安全性に富み、さらに
また請求項10記載の構成によれば、制御回路の動作状
態をランプによって確認することができて便利であるな
どの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスの供給系統を示す図
【図2】制御回路図
【符号の説明】
G ガス供給源 1 遮断弁 2 制御回路 3 ガス器具 5 手動スイッチ 6 フリップフロップ回路 7 第1トランジスタ 8 第1タイマー回路 9 警報器 10 検知センサ 11 第2タイマー回路 12 第2トランジスタ 13 表示ランプ 14 リセット用手動スイッチ 15,16 異常状態防止回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源とガス器具との間に接続さ
    れ、通電時に開弁してガスの供給を許容する常時閉の遮
    断弁と、手動スイッチの操作により第1タイマー回路を
    一定時間作動して前記遮断弁に対する通電状態を保持す
    る制御回路とから構成したことを特徴とするガスの消し
    忘れ防止装置。
  2. 【請求項2】 制御回路が、ガス器具の近傍における人
    間の存在の有無を検知し、その存在を検知したときに、
    第1タイマー回路の動作を停止する検知手段を備えて成
    る請求項1記載のガスの消し忘れ防止装置。
  3. 【請求項3】 検知手段が、発光素子から成る請求項2
    記載のガスの消し忘れ防止装置。
  4. 【請求項4】 制御回路が、第1タイマー回路の設定時
    間経過時の出力により動作する警報器を備えて成る請求
    項1,2または3記載のガスの消し忘れ防止装置。
  5. 【請求項5】 制御回路が、第1タイマー回路の設定時
    間経過時の出力により、第1タイマー回路の設定時間よ
    りも短い時間作動し、その時間経過時の出力により、前
    記遮断弁に対する通電状態を解く第2タイマー回路を備
    えて成る請求項4記載のガスの消し忘れ防止装置。
  6. 【請求項6】 第1タイマー回路の設定時間が、15分
    乃至30分であり、第2タイマー回路の設定時間が、約
    15秒である請求項5記載のガスの消し忘れ防止装置。
  7. 【請求項7】 制御回路が、リセット用の手動スイッチ
    を備えて成る請求項1,2,3,4,5または6記載の
    ガスの消し忘れ防止装置。
  8. 【請求項8】 制御回路が、ガスの燃焼状態で、地震が
    発生したとき、その状態を検知して、遮断弁に対する通
    電状態を解く異常状態防止回路を備えて成る請求項1,
    2,3,4,5,6,または7記載のガスの消し忘れ防
    止装置。
  9. 【請求項9】 制御回路が、ガスの燃焼状態でガス器具
    周辺の温度が異常に上昇したとき、その状態を検知し
    て、遮断弁に対する通電状態を解く異常状態防止回路を
    備えて成る請求項1,2,3,4,5,6,7または8
    記載のガスの消し忘れ防止装置。
  10. 【請求項10】 制御回路の遮断弁に対する通電回路
    に、制御回路の作動状態を表示するランプを備えて成る
    請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9記載の
    ガスの消し忘れ防止装置。
JP2585994A 1994-01-31 1994-01-31 ガスの消し忘れ防止装置 Pending JPH07217877A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097268A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Ricoh Elemex Corp ガス警報システム及びガス警報器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432613A (ja) * 1990-05-28 1992-02-04 Komurabo:Kk 人体感知式燃焼停止装置

Patent Citations (1)

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