JPH072176A - 潜水機の自動操縦装置 - Google Patents

潜水機の自動操縦装置

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Publication number
JPH072176A
JPH072176A JP5172466A JP17246693A JPH072176A JP H072176 A JPH072176 A JP H072176A JP 5172466 A JP5172466 A JP 5172466A JP 17246693 A JP17246693 A JP 17246693A JP H072176 A JPH072176 A JP H072176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target value
target
automatic
signal
automatic maneuvering
Prior art date
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Pending
Application number
JP5172466A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ishiguro
慎二 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5172466A priority Critical patent/JPH072176A/ja
Publication of JPH072176A publication Critical patent/JPH072176A/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標値を変更する際に、自動操縦を中断する
必要がなく、かつ連続操作が妨げられず、したがって省
力性及び操縦性に優れた潜水機の自動操縦装置を図る。 【構成】 目標値設定機構と、現状値検知センサーと、
自動操縦演算機構とを有する潜水機の自動操縦装置にお
いて、上記目標値設定機構の出力値に手動操縦機構2の
操作量と操作時間との積を加算して目標値を変更するこ
とができる目標方位演算機構3を具えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潜水機の自動操縦装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、潜水機の方位の自動操縦装置に
おける制御の目標値は、従来、制御を開始したときの現
状方位とするか、又は図2ブロック図に示すように、デ
ジタルスイッチ01にセットされた方位を設定値入力釦
02を押すことにより目標方位φT 信号03として与え
ることが知られている。同図では、自動操縦演算機構0
4において目標方位φT 信号03と方位センサー05か
ら得られた方位φ信号06との差の方位偏差Δφ信号0
7に基づき、これをゼロにするような制御の演算が行わ
れ、その結果がスラスターや舵等のアクチユエーター0
8に制御信号09として出力される。なお、このとき制
御の安定性を増すため、点線で示すように、角速度セン
サー010からのヨーイング角速度φ’信号011も自
動操縦演算機構04に入力されることもある。
【0003】しかしながら、これらの装置では、潜水機
の自動操縦中に目標方位φT を変更させる必要が生じた
際に、それぞれ下記のような欠点がある。 (1) 制御開始時の方位が目標方位φT となる方式では、
自動操縦を中断し、手動により新目標方位に潜水機を移
動させたのち、自動操縦を再開する必要があるので、工
数が嵩み、したがって不経済である。 (2) 図2に示す方式では、デジタルスイッチ01で新た
な目標方位φT を定めてやる必要があるので、対象物を
監視しながらこれを追跡する場合に、連続した操作がで
きず、したがって微妙な調整が不可能で、操縦性が低下
する。 なお、このような欠点は、潜水機の深度等の自動操縦装
置についても、同様なことがいえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、目標値を変更する際
に、自動操縦を中断する必要がなく、かつ連続操作が妨
げられず、したがって省力性及び操縦性に優れた潜水機
の自動操縦装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は目
標値設定機構と、現状値検知センサーと、自動操縦演算
機構とを有する潜水機の自動操縦装置において、上記目
標値設定機構の出力値に手動操縦機構の操作量と操作時
間との積を加算して目標値を変更することができる目標
値演算機構を具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、目標値設定機構の出
力値に手動操縦機構の操作量と操作時間との積を加算し
て目標値を変更することができる目標値演算機構を設け
ているので、下記の作用が行われる。 (1) 目標値を変更する際に、自動操縦を中断する必要が
なくなる。 (2) 目標値をほぼ連続的に変更でき、微妙な調整が可能
となる。
【0007】
【実施例】本発明を図2に示した公知の潜水機の自動操
縦装置に適用した一実施例を図面について説明すると、
本発明装置が図2の装置と大きく異なるところは、自動
操縦演算機構04に方位センサー05からの方位φ信号
06のほかに、補正済の目標方位φT 信号4を入力でき
るようにしたことにある。すなわち、図2と同一の符号
はそれぞれ同図と同一の部材を示し、図1ブロック図に
おいて、1はデジタルスイッチ01と設定値入力釦02
の協同作用により出力された初期目標方位φTO信号、2
は潜水機の回頭運動を制御する手動操縦信号Jを出力す
る手動操縦機構、3は入力した初期目標方位φTO信号1
と手動操縦信号Jとを資料として、次式に基づき目標方
位φT を変更する目標方位演算機構である。 φT =φTO+K∫Jdt ここで、K…調整用ゲイン
【0008】このような装置において、同図に示すよう
に、目標方位φT は手動操縦機構2の操作量と操作時間
との積に応じて目標方位演算機構3で算出され、この目
標方位φT 信号4と方位センサー05からの方位φ信号
06との加え合わせから方位偏差Δφ信号5が得られ、
この方位偏差Δφをゼロにするよう自動操縦演算機構0
4で演算が行われ、制御信号09が出力され、アクチユ
エーター08が作動し、潜水機の方位が制御される。
【0009】このような実施例の装置によれば、目標値
設定機構の出力値に手動操縦機構の操作量と操作時間と
の積を加算して目標値を変更することができる目標値演
算機構を設けているので、下記効果が奏せられる。 (1) 目標値を変更する際に、自動操縦を中断する必要が
なく、したがって、省力化が可能になる。 (2) 目標値をほぼ連続的に変更でき、微妙な調整が可能
となり、したがって操縦性が向上する。 なお、本発明によれば、方位のみならず、深度等の自動
操縦においても、同一の効果が奏せられる。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明によれば、目標値設定機
構と、現状値検知センサーと、自動操縦演算機構とを有
する潜水機の自動操縦装置において、上記目標値設定機
構の出力値に手動操縦機構の操作量と操作時間との積を
加算して目標値を変更することができる目標値演算機構
を具えたことにより、目標値を変更する際に、自動操縦
を中断する必要がなく、かつ連続操作が妨げられず、し
たがって省力性及び操縦性に優れた潜水機の自動操縦装
置を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を図2に示した潜水機の自動操縦装置に
適用した一実施例を示すブロック図である。
【図2】公知の潜水機の自動操縦装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 初期目標方位φTO信号 2 手動操縦機構 3 目標方位演算機構 4 目標方位φT 信号 5 方位偏差Δφ信号 01 デジタルスイッチ 02 設定値入力釦 04 自動操縦演算機構 05 方位センサー 06 方位φ信号 08 アクチユエーター 09 制御信号 010 角速度センサー 011 ヨーイング角速度φ’信号 J 手動操縦信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標値設定機構と、現状値検知センサー
    と、自動操縦演算機構とを有する潜水機の自動操縦装置
    において、上記目標値設定機構の出力値に手動操縦機構
    の操作量と操作時間との積を加算して目標値を変更する
    ことができる目標値演算機構を具えたことを特徴とする
    潜水機の自動操縦装置。
JP5172466A 1993-06-18 1993-06-18 潜水機の自動操縦装置 Pending JPH072176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172466A JPH072176A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 潜水機の自動操縦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172466A JPH072176A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 潜水機の自動操縦装置

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Publication Number Publication Date
JPH072176A true JPH072176A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15942520

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JP5172466A Pending JPH072176A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 潜水機の自動操縦装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990303