JPH07217541A - チューブポンプ - Google Patents

チューブポンプ

Info

Publication number
JPH07217541A
JPH07217541A JP6010318A JP1031894A JPH07217541A JP H07217541 A JPH07217541 A JP H07217541A JP 6010318 A JP6010318 A JP 6010318A JP 1031894 A JP1031894 A JP 1031894A JP H07217541 A JPH07217541 A JP H07217541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
rollers
rotation
rotary
tube pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6010318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3392493B2 (ja
Inventor
Fumito Komatsu
文人 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP01031894A priority Critical patent/JP3392493B2/ja
Publication of JPH07217541A publication Critical patent/JPH07217541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3392493B2 publication Critical patent/JP3392493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/12Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
    • F04B43/1253Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action by using two or more rollers as squeezing elements, the rollers moving on an arc of a circle during squeezing
    • F04B43/1276Means for pushing the rollers against the tubular flexible member

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブの塑性変形を抑制可能であると共
に、停止時にチューブ内の液体を排出可能なチューブポ
ンプを提供する。 【構成】 チューブポンプ10において、駆動手段44
は、液体を先方へ送るべく回転支持体36a、36bを
第1の回転方向Mへ回転させると共に、液体を後方へ送
るべく回転支持体36a、36bを第1の回転方向Mと
逆の第2の回転方向へ回転させる。複数のローラ40
a、40b、40cは、各々チューブ26と当接可能な
第1の位置と、チューブ26と当接不能な第2の位置と
の間を移動可能である。保持手段28は、回転支持体3
6a、36bが第1の回転方向Mへ回転する際には複数
のローラ40a、40b、40cを第1の位置で保持す
ると共に、回転支持体36a、36bが第2の回転方向
へ回転する際には複数のローラ40a、40b、40c
の第1の位置における保持を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブポンプに関
し、一層詳細には弾性材料で形成され、本体内に敷設さ
れたチューブと、本体内へ回転可能に設けられた回転支
持体と、回転支持体の軸線に対して周方向へ離間して回
転支持体へ配設されると共に、回転支持体の軸線と平行
な軸線を中心に回転可能な複数のローラと、回転支持体
を回転駆動する駆動手段とを具備し、回転支持体が回転
する際には、少なくとも1個のローラが、チューブを押
し潰しつつ、移動することでチューブ内の液体を先方へ
送るチューブポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば業務用等の大型冷蔵庫に組
み込まれている自動製氷装置において、常時一定量の水
を製氷皿に供給すべくチューブポンプが採用されてい
る。この種のチューブポンプは、ポンプ本体内に弾性材
料で形成されたチューブが敷設され、ポンプ本体内には
更に回転支持体が回転可能に設けられている。回転支持
体には、その回転軸線に対して周方向へ離間すると共
に、回転支持体の軸線と平行な軸線を中心に回転可能な
複数のローラが、回転支持体に対してラジアル方向の位
置が固定されて配設されている。駆動手段が回転支持体
を所定方向へ回転させると、少なくとも1個のローラ
が、チューブを押し潰しつつ所定範囲に亙り移動し、こ
の動作を複数のローラで連続的に行うことでチューブ内
の水を製氷皿へ送る構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のチューブポンプには次の様な課題が有る。複数の
ローラは回転駆動体に対してラジアル方向の位置が固定
されている上に、チューブは常時少なくとも1つのロー
ラにより押し潰された状態にある。このため、チューブ
ポンプの停止時には、チューブの一箇所のみが押し潰さ
れた状態となる。もしチューブポンプの停止時間が長時
間にわたると当該押潰部分がクリープ変形を起こし、塑
性変形を生じさせるのでチューブの流路断面積が減少し
てチューブポンプとしての性能が低下する。また、送出
する液体として飲料水や醤油等、人が飲用したり食した
りする液体の場合、チューブポンプの停止時にはチュー
ブが押し潰された状態にあるため、液体がチューブ内に
残留する。もしチューブポンプの停止時間が長時間にわ
たると上記の性能低下に加えて残留した液体内に人体に
有害なバクテリアや緑藻等が発生し、衛生上好ましくな
いという課題もある。従って、本発明はチューブの塑性
変形を抑制可能であると共に、停止時にチューブ内の液
体を排出可能なチューブポンプを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、内部に空間
部が形成され、特定方向の断面において前記空間部内面
の少なくとも一部が所定角度範囲に亙る円弧面に形成さ
れた本体と、弾性材料で形成され、前記円弧面に沿って
前記所定角度範囲を越えて敷設されたチューブと、前記
空間部内に設けられ、前記特定方向と直角な方向の軸線
を中心に回転可能な回転支持体と、前記回転支持体の軸
線に対して周方向へ前記所定角度以下の角度離間して前
記回転支持体へ配設されると共に、回転支持体の軸線と
平行な軸線を中心に回転可能な複数のローラと、前記回
転支持体を回転駆動する駆動手段とを具備し、前記駆動
手段により前記回転支持体が回転駆動された際には、前
記複数のローラの内の少なくとも1個のローラが、その
外周面と前記円弧面との間で前記チューブを押し潰しつ
つ、移動することでチューブ内の液体を先方へ送るチュ
ーブポンプにおいて、前記駆動手段は、前記液体を先方
へ送るべく前記回転支持体を第1の回転方向へ回転させ
ると共に、前記液体を後方へ送るべく前記回転支持体を
第1の回転方向と逆の第2の回転方向へ回転させ、前記
複数のローラは、各々前記チューブと当接可能な第1の
位置と、前記チューブと当接不能な第2の位置との間を
移動可能に設けられ、前記回転支持体が前記第1の回転
方向へ回転する際には前記複数のローラを前記第1の位
置で保持すると共に、前記回転支持体が前記第2の回転
方向へ回転する際には前記複数のローラの前記第1の位
置における保持を解除する保持手段が設けられたことを
特徴とする。
【0005】例えば、前記保持手段は、前記回転支持体
と同軸に配され、回転支持体に対してフリーに回転可能
であると共に、前記駆動手段により直接回転駆動される
回転駆動体であり、該回転駆動体には、前記駆動手段に
より前記第1の回転方向へ回転した際に前記第1の位置
に在る前記複数のローラと係合し、複数のローラを前記
第1の位置で保持すると共に、前記回転支持体を第1の
回転方向へ回転させ、前記駆動手段により前記第2の回
転方向へ回転した際には前記複数のローラとの係合が解
除される係合部を複数設けるようにすればよい。さら
に、前記回転駆動体の外周縁を、前記複数のローラを、
前記係合部と係合する前記第1の位置と、係合部との係
合が解除される前記第2の位置との間で移動させるため
のカムに形成したり、前記回転駆動体に、前記複数のロ
ーラを、前記係合部と係合する前記第1の位置と、係合
部との係合が解除される前記第2の位置との間で移動さ
せるための案内溝を複数形成するようにしてもよい。
【0006】
【作用】作用について説明する。複数のローラは、各々
チューブと当接可能な第1の位置と、チューブと当接不
能な第2の位置との間を移動可能に設けられている。そ
こで、チューブポンプの停止に当たり回転支持体が駆動
手段によって第2の回転方向へ回転された際には、保持
手段が複数のローラの第1の位置における保持を解除す
るので全てのローラがチューブと当接不能な第2の位置
へ移動可能となり、チューブの押潰が解除される。チュ
ーブの押潰が解除されることにより、チューブ内に残留
している液体をチューブ内から排出可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 (第1実施例)第1実施例について図1〜図3を参照し
て説明する。なお、本実施例では冷蔵庫の自動製氷装置
に用いて好適なチューブポンプ10を例に挙げて説明す
る。まず、構成について図1および図2と共に説明す
る。12はポンプ本体であり、構成部材14aと14b
をボルト16を介して組み合わせることにより形成され
ている。本体12の内部には空間部18が形成されてい
る。図1に明示するように、本体12の正面上下方向
(第1実施例における特定方向)の断面において空間部
18内面の少なくとも一部が所定角度∠A(例えば12
0°)に亙る円弧面20に形成されている。なお、本体
12は、第1の開口部22が下向きに開口し、第2の開
口部24が上向きに開口するよう配置されている。
【0008】26はチューブであり、弾性材料(例えば
合成ゴム)で形成されている。チューブ26は、第1の
開口部22から空間部18内へ挿入され、円弧面20に
敷設され、第2の開口部24から本体12外へ導出され
ている。チューブ26の下端は水槽(不図示)へ連絡さ
れ、チューブ26の上端は製氷皿(不図示)へ連絡され
ている。従って、チューブポンプ10は水を矢印X方向
(先方)へ送水する構成になっている。28は保持手段
の一例である回転駆動体であり、平行な2枚のフランジ
部30a、30bと軸部32とから成る。フランジ部3
0a、30bは軸部32へ固着されている。回転駆動体
28は、空間部18内に配設されると共に、水平方向に
配された軸部32が本体12に軸支され、軸部32を中
心に垂直面内で回転可能になっている。詳しい構成は後
述するが、回転駆動体28の外周縁は複数(本実施例で
は3個)のカム34a、34b、34cに形成されてい
る。
【0009】36a、36bは回転支持体であり、互い
に平行に配された円板である。回転支持体36a、36
bは、回転駆動体28に外嵌されると共に、回転支持体
36に対してフリー回転可能になっている。回転支持体
36は、空間部18内において、前記特定方向と直角な
方向(図1紙面に対して垂直な方向)に配された軸線、
すなわち回転駆動体28のと同軸の軸線を中心に回転可
能になっている。回転支持体36a、36bには軸線に
対してラジアル方向へラジアル溝38が3本づつ刻設さ
れている。なお、本実施例では回転支持体36a、36
bが回転駆動体28のフランジ部30a、30bの内側
に配設されているが、逆の構成も可能である。
【0010】40a、40b、40cはローラであり、
回転支持体36a、36bへ回転可能に設けられてい
る。ローラ40a、40b、40cには、それぞれロー
ラ軸42が突設されており、各ローラ軸42は回転支持
体36a、36bのラジアル溝38へ挿通されている。
従って、ローラ40a、40b、40cは回転支持体3
6a、36bの軸線に対して周方向へ所定角度∠A以下
の角度だけ互いに離間して配設されると共に、回転支持
体36a、36bの軸線と平行な軸線を中心に回転可能
になっている。所定角度∠A以下の角度間隔でローラ4
0a、40b、40cを配設することにより、回転支持
体36a、36bが矢印M方向(第1の回転方向)へ回
転した際に、ローラ40a、40b、40cの内の少な
くとも1個が、その外周面と空間部18内の円弧面20
との間でチューブ26を押し潰しつつ移動するので、チ
ューブ26内の液体を矢印X方向へ送ることが可能とな
る。
【0011】また、ローラ軸42が回転支持体36a、
36bのラジアル溝38へ挿通されているので、ローラ
40a、40b、40cは、回転支持体36a、36b
に対してラジアル方向へ移動可能になっている。各ロー
ラ40a、40b、40cにおいて、ラジアル溝38の
一番外側の位置がチューブ26と当接してチューブ26
を押潰可能な第1の位置であり、ラジアル溝38の一番
内側の位置がチューブ26と当接不能な第2の位置であ
る。なお、各ローラ軸42の端部は回転支持体36a、
36bの上下面から突出しており、回転駆動体28の各
カム34a、34b、34cへ当接可能になっている。
【0012】44は駆動手段の一例である正逆回転可能
なDCモータであり、複数のギア46から成る減速機構
を介して回転駆動体28を直接回転駆動する。ところ
で、前述のように各ローラ軸42の端部は回転駆動体2
8の各カム34a、34b、34cへ当接している。そ
こで、回転駆動体28が矢印M方向へ回転すると、ロー
ラ軸42はカム34a、34b、34cの最大径部分で
ある係合部48a、48b、48cと当接する。する
と、係合部48a、48b、48cが回転支持体36
a、36bを矢印M方向へ押動するので、モータ44の
回転駆動力で回転支持体36a、36bを回転駆動体2
8と一体に回転させることが可能となる。一方、モータ
44が回転駆動体28を矢印Mと逆方向(第2の回転方
向)へ回転させるとローラ軸42は係合部48a、48
b、48cから外れてカム34a、34b、34cの最
小径部分50a、50b、50cと当接する。詳しい動
作は後述するが、チューブ26内の水を矢印X方向へ送
る場合は、回転駆動体28および回転支持体36a、3
6bを矢印X方向へ回転させ、水を後方へ排出する場合
は、回転駆動体28および回転支持体36a、36bを
逆方向へ回転させるようモータ44の回転が制御され
る。
【0013】次に、図3をさらに参照して第1実施例の
チューブポンプ10の動作について説明する。モータ4
4が停止している状態において、回転支持体36a、3
6bと回転駆動体28の位置関係は任意の状態にある。
そこで、モータ44を駆動して回転駆動体28を矢印X
方向へ回転させると、各ローラ軸42は当接しているカ
ム34a、34b、34cにより外側へ押動される。ロ
ーラ40a、40b、40cが第1の位置に達すると、
各ローラ軸42はカム34a、34b、34cの係合部
48a、48b、48cと当接・係合する。この係合に
より回転支持体36a、36bも回転駆動体28と一体
となって矢印X方向へ回転を開始する(図1の状態)。
回転駆動体28と回転支持体36a、36bが一体とな
って矢印X方向へ回転している間、ローラ40a、40
b、40cは第1の位置に保持されるので、図1に∠A
で示す範囲ではローラ40a、40b、40cによりチ
ューブ26が図1図示のように押潰され、押潰部分が矢
印M方向へ移動する。この動作を各ローラ40a、40
b、40cで連続的に繰り返すとチューブ26内の水を
矢印X方向へ送水可能となる。
【0014】一方、チューブポンプ10を停止する場合
は一旦モータ44を停止させた後、図3に示すようにモ
ータ44を逆転させ、回転駆動体28を第2の回転方向
である矢印Y方向へ回転させる。すると、各ローラ軸4
2は係合部48a、48b、48cとの係合が解除さ
れ、ローラ軸42は回転駆動体28の後縁部52に当接
する。この当接により回転支持体36a、36bも回転
駆動体28と一体となって矢印Y方向へ回転を開始する
(図3の状態)。回転駆動体28と回転支持体36a、
36bが一体となって矢印Y方向へ回転している間、ロ
ーラ軸42はカム34a、34b、34cの最小径部分
50a、50b、50cに対応しているのでローラ40
a、40b、40cは第1の位置と第2の位置との間を
移動可能な状態となるが、回転駆動体28と回転支持体
36a、36bが回転中は、遠心力および重力によりロ
ーラ40a、40b、40cは第1の位置方向へ付勢さ
れている(図3のローラ40c参照)。しかし、∠Aで
示す範囲内において、ローラ40a、40b、40cは
チューブ26の弾性復元力により第2の位置方向へ押動
されるため、チューブ26を押潰することがない(図3
のローラ40a、40b参照)。従って、チューブ26
の流路が確保されるのでチューブ26内の水は重力によ
り矢印Y方向(後方)へ流れ、チューブ26から排出さ
れる。
【0015】(第2実施例)第2実施例について図4〜
図7と共に説明する。なお、第1実施例と同一の部材に
ついては第1実施例と同一の符号を付し、説明は省略す
る。第1実施例において、回転駆動体28の外周縁に形
成されたカム34a、34b、34cで、ローラ40
a、40b、40cを第1の位置と第2の位置との間で
移動可能にさせた。第2実施例では上記カム34a、3
4b、34cに代えて、複数のローラ40a、40b、
40cを、係合部48a、48b、48cと係合する第
1の位置と、係合部48a、48b、48cとの係合が
解除される第2の位置との間で移動させるためのスリッ
ト状の案内溝54a、54b、54cが回転駆動体28
に設けられている(図4参照)。
【0016】次に図4および図5と共に回転駆動体28
の案内溝54a、54b、54cについて説明する。図
5において、3箇所の∠P=120°であり、各係合部
48a、48b、48cについて∠α+∠βの値は同一
である。一方、係合部48a、48b、48cの底部の
長さLa、Lb、Lc(直径Dを有する円の円周上にお
ける周長に相当)は次の関係にある。 Lb=Lc=(d/2)+F (Fは任意の数) La=Lb(またはLc)+(d/2)+F また、上記構成に対応して案内溝54aの最も内側部分
の幅が案内溝54b、54cの最も内側部分の幅より幅
狭に形成されている。このように長さLa、Lb、Lc
および案内溝54a、54b、54cの最も内側部分の
幅を規定することにより、回転駆動体28および回転支
持体36a、36bが矢印M方向へ回転すると、遠心力
または重力で第1の位置に移動したローラ40aが、チ
ューブ26と当接するタイミングは、まず回転駆動体2
8、回転支持体36a、36bおよびローラ40a、4
0b、40cの位置関係が図5の状態となるタイミング
である。すなわち、ローラ40aがチューブ26と当接
し、ローラ40b、40cがフリーの状態である。その
後の段階でローラ40b、40cは遠心力により第1の
位置へ移動して図6の状態となる。
【0017】なお、図6には第2実施例のチューブポン
プ10において、回転駆動体28および回転支持体36
a、36bを矢印M方向へ回転させ、ローラ40a、4
0b、40cが第1の位置に在り、各ローラ軸42は係
合部48a、48b、48cへ係合した状態である。チ
ューブ26と当接するローラがチューブ26を押潰しつ
つ移動することによりチューブ26内の水を矢印X方向
へ送水可能である。一方、図7には回転駆動体28およ
び回転支持体36a、36bを矢印N方向へ回転させ、
係合部48a、48b、48cと各ローラ軸42の係合
を外し、第1の位置に在ったローラ40a、40b、4
0cを第2の位置へ移動可能にする。すると、チューブ
26と当接するローラ40a、40b、40cは、チュ
ーブ26の有する弾性復元力によりローラ40a、40
b、40cは第2の位置へ押動される。その結果、チュ
ーブ26は押潰することがないのでチューブ26の流路
が確保され、チューブ26内の水は重力により矢印Y方
向(後方)へ流れ、チューブ26から排出される。
【0018】(第3実施例)第3実施例について図8と
共に説明する。なお、先行実施例と同一の部材について
は先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略する。第
3実施例は第2実施例の変形例であり、係合部48a、
48b、48cの底部の長さLa、Lb、Lc(図5に
示す直径Dを有する円の円周上における周長に相当)は
次の関係にある。 Lb=(d/2)+F (Fは任意の数) Lc=Lb+(d/2)+F La=Lc+(d/2)+F 図8には図示しないが、図5に示される3箇所の∠P=
120°および、各係合部48a、48b、48cにつ
いて∠α+∠βの値は同一である点は第3実施例でも同
じであり、作用・効果も第2実施例と略同様であるので
詳細は省略する。
【0019】なお、図示しないが係合部48a、48
b、48cの底部の長さLa、Lb、Lcの関係は、次
のようにしてもよい。 Lb=(d/2)+F (Fは任意の数) Lc=La=Lb+(d/2)+F この場合の作用・効果も第2実施例と略同様であるので
詳細は省略する。
【0020】(第4実施例)第4実施例について図9と
共に説明する。なお、先行実施例と同一の部材について
は先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略する。先
行実施例では2枚の回転支持体36a、36bを回転駆
動体28へ回転可能に外嵌されていたが、第3実施例で
は回転支持体36aと36bを連結した例である。回転
支持体36aの内側面からは、回転支持体36bに向け
て凸部56が突設され、回転支持体36bの内側面から
は、回転支持体36aに向けて筒部58が突設されてい
る。回転支持体36aの凸部56が回転支持体36bの
筒部58内へ圧入され、回転支持体36aと36bが一
体に連結されている。なお、回転支持体36a、36b
は両者の間にローラ40a、40b、40cを挟持した
後に圧入・連結される。
【0021】(第5実施例)第5実施例について図10
と共に説明する。なお、先行実施例と同一の部材につい
ては先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略する。
第2実施例および第3実施例において、回転駆動体28
の外周縁に形成された案内溝54a、54b、54c
で、ローラ40a、40b、40cを第1の位置と第2
の位置との間で移動可能にさせた。第5実施例では上記
案内溝54a、54b、54cに代えて、複数のローラ
40a、40b、40cを、係合部48a、48b、4
8cと係合する第1の位置と、係合部48a、48b、
48cとの係合が解除される第2の位置との間で移動さ
せるためのスロット状の案内溝54a、54b、54c
が回転駆動体28に設けられている。
【0022】案内溝54a、54b、54cには回転支
持体36a、36bのラジアル溝38に対応するラジア
ル方向へ直線的に穿設されている。一方、係合部48
a、48b、48cは、直線状の案内溝54a、54
b、54cと連絡すると共に、周方向へスロット状に穿
設されている。図示の状態は、回転駆動体28および回
転支持体36a、36bを矢印M方向へ回転開始させた
状態である。チューブ26へ当接可能なローラ40a、
40b、40cは遠心力と回転力により、ローラ40
a、40b、40cのローラ軸42が次々と係合部48
a、48b、48cへ当接、係合しつつ第1の位置へ移
動して行く。すなわち、回転駆動体28が矢印M方向へ
連続して回転すると、各ローラ軸42は係合部48a、
48b、48cへ係合し、チューブ26内の水を矢印X
方向へ送水可能となる。
【0023】一方、回転駆動体28および回転支持体3
6a、36bを逆方向へ回転させると、係合部48a、
48b、48cと各ローラ軸42の係合が外れ、第1の
位置に在ったローラ40a、40b、40cは案内溝5
4a、54b、54cにより、第2の位置へ移動可能に
なる。すると、チューブ26と当接するローラ40a、
40b、40cは、チューブ26の有する弾性復元力に
よりローラ40a、40b、40cは第2の位置へ押動
され、チューブ26の流路が確保されるので、チューブ
26内の水は重力により矢印Y方向(後方)へ流れ、チ
ューブ26から排出可能となる。
【0024】(第6実施例)第6実施例について図11
と共に説明する。なお、先行実施例と同一の部材につい
ては先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略する。
第6実施例は、第2実施例および第3実施例の回転駆動
体28の案内溝54a、54b、54cに∠Qに示す角
度を設けた実施例である。∠Qを適宜な角度(例えば2
5°)に設定すると、回転駆動体28および回転支持体
36a、36bを矢印M方向へ回転させた際に、ローラ
40a、40b、40cへ作用する遠心力や重力が小さ
くても、回転支持体36a、36bとの関係でローラ軸
42をラジアル方向外側へ押動し、ローラ40a、40
b、40cを第1の位置へ移動させる効果を得ることが
できる。
【0025】例えば、図11においてローラ40aと回
転駆動体28、回転支持体36a、36bの位置関係が
図11の状態になるまでの段階は、第2実施例と同じで
ある。しかし、ローラ40aのみがチューブ26へ当接
する状態になるまで回転駆動体28および回転支持体3
6a、36bが矢印M方向へ回転すると、ローラ40a
の回転力が、回転駆動体28と当接しているローラ40
b、40cのローラ軸42を介して回転支持体36a、
36bへ伝達される。その際、ローラ40aはチューブ
26を押潰する際の抵抗と、水を吸引する際の負荷を受
ける。この抵抗力と負荷との合成力により回転駆動体2
8の角度∠Qと回転支持体36a、36bの溝38によ
って挟持されたローラ40b、40cのローラ軸42
は、第1の位置へ押動されると共に、係合部48a、4
8b、48cにより当該位置で保持される。回転駆動体
28および回転支持体36a、36bが矢印Mと反対方
向へ回転した場合は、先行実施例と同様に係合部48
a、48b、48cと各ローラ軸42の係合が外れ、第
1の位置に在ったローラ40a、40b、40cは案内
溝54a、54b、54cにより、第2の位置へ移動可
能になる。すると、チューブ26と当接するローラ40
a、40b、40cは、チューブ26の有する弾性復元
力によりローラ40a、40b、40cは第2の位置へ
押動され、チューブ26の流路が確保されるので、チュ
ーブ26内の水は重力により下方(後方)へ流れ、チュ
ーブ26から排出される。
【0026】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、例えばローラの数は3個に限定されない。
また、回転支持体のラジアル溝は厳正にラジアル方向へ
直線的に形成するのではなく、厳正ラジアル方向に対し
て傾斜していてもよいし、曲線的に形成してもよい等、
発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの
はもちろんである。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るチューブポンプを用いる
と、複数のローラは、各々チューブと当接可能な第1の
位置と、チューブと当接不能な第2の位置との間を移動
可能に設けられている。そこで、チューブポンプの停止
に当たり回転支持体が駆動手段によって第2の回転方向
へ回転された際には、保持手段が複数のローラの第1の
位置における保持を解除するので全てのローラがチュー
ブと当接不能な第2の位置へ移動可能となり、チューブ
の押潰が解除される。従って、チューブポンプの停止時
間が長時間となってもチューブは変形しないので、従来
のようにチューブの塑性変形により流路断面積が減少し
てチューブポンプとしての性能が低下するのを防止可能
となる。また、回転支持体を第2の方向へ回転させて、
チューブの押潰が解除されることにより、チューブ内に
残留している液体をチューブ内から排出可能となるの
で、長時間残留による液体の変質、腐敗等を防止可能と
なる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチューブポンプの第1実施例を示
す一部切欠正面図。
【図2】第1実施例のチューブポンプの内部構造を示す
側面断面図。
【図3】第1実施例のチューブポンプにおいて、ポンプ
本体を省略すると共に、チューブ内の液体を排出するた
めに回転支持体等を第2の回転方向へ回転させた状態を
示した説明図。
【図4】第2実施例のチューブポンプにおいて、ポンプ
本体を省略した内部構造を示した説明図。
【図5】第2実施例のチューブポンプの回転駆動体の形
状を示す正面図。
【図6】第2実施例のチューブポンプにおいて、ポンプ
本体を省略すると共に、チューブ内の液体を先方へ送出
するために回転支持体等を第1の回転方向へ回転させた
状態を示した説明図。
【図7】第2実施例のチューブポンプにおいて、ポンプ
本体を省略すると共に、チューブ内の液体を排出するた
めに回転支持体等を第2の回転方向へ回転させた状態を
示した説明図。
【図8】第3実施例のチューブポンプにおいて、回転駆
動体の形状を示す正面図。
【図9】第4実施例のチューブポンプにおいて、回転支
持体の連結構造を示した部分断面図。
【図10】第5実施例のチューブポンプにおいて、ポン
プ本体を省略すると共に、チューブ内の液体を先方へ送
出するために回転支持体等を第1の回転方向へ回転させ
た状態を示した説明図。
【図11】第6実施例のチューブポンプにおいて、ポン
プ本体を省略すると共に、チューブ内の液体を先方へ送
出するために回転支持体等を第1の回転方向へ回転させ
た状態を示した説明図。
【符号の説明】
10 チューブポンプ 12 ポンプ本体 18 空間部 20 円弧面 26 チューブ 28 回転駆動体 34a、34b、34c カム 36a、36b 回転支持体 38 ラジアル溝 40a、40b、40c ローラ 44 DCモータ 48a、48b、48c 係合部 54a、54b、54c 案内溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空間部が形成され、特定方向の断
    面において前記空間部内面の少なくとも一部が所定角度
    範囲に亙る円弧面に形成された本体と、 弾性材料で形成され、前記円弧面に沿って前記所定角度
    範囲を越えて敷設されたチューブと、 前記空間部内に設けられ、前記特定方向と直角な方向の
    軸線を中心に回転可能な回転支持体と、 前記回転支持体の軸線に対して周方向へ前記所定角度以
    下の角度離間して前記回転支持体へ配設されると共に、
    回転支持体の軸線と平行な軸線を中心に回転可能な複数
    のローラと、 前記回転支持体を回転駆動する駆動手段とを具備し、 前記駆動手段により前記回転支持体が回転駆動された際
    には、前記複数のローラの内の少なくとも1個のローラ
    が、その外周面と前記円弧面との間で前記チューブを押
    し潰しつつ、移動することでチューブ内の液体を先方へ
    送るチューブポンプにおいて、 前記駆動手段は、前記液体を先方へ送るべく前記回転支
    持体を第1の回転方向へ回転させると共に、前記液体を
    後方へ送るべく前記回転支持体を第1の回転方向と逆の
    第2の回転方向へ回転させ、 前記複数のローラは、各々前記チューブと当接可能な第
    1の位置と、前記チューブと当接不能な第2の位置との
    間を移動可能に設けられ、 前記回転支持体が前記第1の回転方向へ回転する際には
    前記複数のローラを前記第1の位置で保持すると共に、
    前記回転支持体が前記第2の回転方向へ回転する際には
    前記複数のローラの前記第1の位置における保持を解除
    する保持手段が設けられたことを特徴とするチューブポ
    ンプ。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記回転支持体と同軸
    に配され、回転支持体に対してフリーに回転可能である
    と共に、前記駆動手段により直接回転駆動される回転駆
    動体であり、 該回転駆動体には、前記駆動手段により前記第1の回転
    方向へ回転した際に前記第1の位置に在る前記複数のロ
    ーラと係合し、複数のローラを前記第1の位置で保持す
    ると共に、前記回転支持体を第1の回転方向へ回転さ
    せ、前記駆動手段により前記第2の回転方向へ回転した
    際には前記複数のローラとの係合が解除される係合部が
    複数設けられていることを特徴とする請求項1記載のチ
    ューブポンプ。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動体の外周縁は、前記複数の
    ローラを、前記係合部と係合する前記第1の位置と、係
    合部との係合が解除される前記第2の位置との間で移動
    させるためのカムに形成されていることを特徴とする請
    求項2記載のチューブポンプ。
  4. 【請求項4】 前記回転駆動体には、前記複数のローラ
    を、前記係合部と係合する前記第1の位置と、係合部と
    の係合が解除される前記第2の位置との間で移動させる
    ための案内溝が複数形成されていることを特徴とする請
    求項2記載のチューブポンプ。
JP01031894A 1994-02-01 1994-02-01 チューブポンプ Expired - Fee Related JP3392493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01031894A JP3392493B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 チューブポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01031894A JP3392493B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 チューブポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07217541A true JPH07217541A (ja) 1995-08-15
JP3392493B2 JP3392493B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=11746894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01031894A Expired - Fee Related JP3392493B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 チューブポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3392493B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786596A1 (fr) * 1996-01-26 1997-07-30 Institut Francais De Recherche Pour L'exploitation De La Mer (Ifremer) Pompe péristaltique
EP0818317A2 (en) * 1996-07-11 1998-01-14 Seiko Epson Corporation Tube pump and ink-jet recording device using it
US6082977A (en) * 1996-07-11 2000-07-04 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording device and pump used therein
JP2002266775A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Japan Servo Co Ltd ローラポンプ
WO2006080480A1 (ja) * 2005-01-26 2006-08-03 Seiko Epson Corporation 流体輸送装置及び流体輸送器
WO2006082998A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Seiko Epson Corporation 流体輸送装置及び流体輸送器
CN1295436C (zh) * 2002-10-02 2007-01-17 株式会社三协精机制作所 管式泵装置
US7950908B2 (en) 2005-01-26 2011-05-31 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of a peristalic type with tube and push pin arrangement
EP3366923A1 (de) * 2017-02-24 2018-08-29 B. Braun Avitum AG Flüssigkeitspumpe
CN108561297A (zh) * 2018-04-10 2018-09-21 杭州启飞智能科技有限公司 一种单头单转子双管蠕动泵
CN108969819A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 旭化成医疗株式会社 管泵及血液净化装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53106802U (ja) * 1977-02-02 1978-08-28
JPS5727988B2 (ja) * 1975-11-07 1982-06-14
JPS5877189A (ja) * 1981-10-20 1983-05-10 ルドルフ・ビア−ルソン 「あ」動ポンプ
JPS5961943U (ja) * 1982-10-20 1984-04-23 日本電気株式会社 インクジエツト記録装置のインク供給機構
JPH06143613A (ja) * 1992-11-13 1994-05-24 Ricoh Co Ltd チュ−ビングポンプ
JPH06198902A (ja) * 1993-01-05 1994-07-19 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JPH06286158A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JPH0712057A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Fumito Komatsu チューブポンプ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727988B2 (ja) * 1975-11-07 1982-06-14
JPS53106802U (ja) * 1977-02-02 1978-08-28
JPS5877189A (ja) * 1981-10-20 1983-05-10 ルドルフ・ビア−ルソン 「あ」動ポンプ
JPS5961943U (ja) * 1982-10-20 1984-04-23 日本電気株式会社 インクジエツト記録装置のインク供給機構
JPH06143613A (ja) * 1992-11-13 1994-05-24 Ricoh Co Ltd チュ−ビングポンプ
JPH06198902A (ja) * 1993-01-05 1994-07-19 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JPH06286158A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JPH0712057A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Fumito Komatsu チューブポンプ

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786596A1 (fr) * 1996-01-26 1997-07-30 Institut Francais De Recherche Pour L'exploitation De La Mer (Ifremer) Pompe péristaltique
FR2744176A1 (fr) * 1996-01-26 1997-08-01 Ifremer Pompe peristaltique
EP0818317A2 (en) * 1996-07-11 1998-01-14 Seiko Epson Corporation Tube pump and ink-jet recording device using it
EP0818317A3 (en) * 1996-07-11 1998-12-09 Seiko Epson Corporation Tube pump and ink-jet recording device using it
US6082977A (en) * 1996-07-11 2000-07-04 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording device and pump used therein
US6203295B1 (en) 1996-07-11 2001-03-20 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording device and pump used therein
JP4557452B2 (ja) * 2001-03-13 2010-10-06 日本電産サーボ株式会社 ローラポンプ
JP2002266775A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Japan Servo Co Ltd ローラポンプ
CN1295436C (zh) * 2002-10-02 2007-01-17 株式会社三协精机制作所 管式泵装置
US8858201B2 (en) 2005-01-26 2014-10-14 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of the peristaltic type with a push pin and push plate arrangement
US8888473B2 (en) 2005-01-26 2014-11-18 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of the peristaltic type with a push pin and push plate arrangement
US7950908B2 (en) 2005-01-26 2011-05-31 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of a peristalic type with tube and push pin arrangement
US9309880B2 (en) 2005-01-26 2016-04-12 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of the peristaltic type with a push pin and push plate arrangement
US8157546B2 (en) 2005-01-26 2012-04-17 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of the peristaltic type with a push pin and push plate arrangement
US8834138B2 (en) 2005-01-26 2014-09-16 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device of the peristaltic type with a push pin and push plate arrangement
WO2006080480A1 (ja) * 2005-01-26 2006-08-03 Seiko Epson Corporation 流体輸送装置及び流体輸送器
WO2006082998A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Seiko Epson Corporation 流体輸送装置及び流体輸送器
US8100675B2 (en) 2005-02-04 2012-01-24 Seiko Epson Corporation Fluid transporting device, and fluid transporter
EP3366923A1 (de) * 2017-02-24 2018-08-29 B. Braun Avitum AG Flüssigkeitspumpe
US10982666B2 (en) 2017-02-24 2021-04-20 B. Braun Avitum Ag Fluid pump
CN108969819A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 旭化成医疗株式会社 管泵及血液净化装置
CN108561297A (zh) * 2018-04-10 2018-09-21 杭州启飞智能科技有限公司 一种单头单转子双管蠕动泵
CN108561297B (zh) * 2018-04-10 2023-09-01 杭州启飞智能科技有限公司 一种单头单转子双管蠕动泵

Also Published As

Publication number Publication date
JP3392493B2 (ja) 2003-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07217541A (ja) チューブポンプ
US4770279A (en) One-way clutch
AU596053B2 (en) Reversible unidirectional transmission
ES2349705T3 (es) Dispensador de papel tisú con tres rollos.
CN101720193B (zh) 车辆用座椅倾斜装置
US8752696B2 (en) Multi-translative roll assembly
MXPA05004282A (es) Cepillo de dientes orbital al azar.
US5562402A (en) Apparatus for automatically delivering glass sheets for prepared slides
US7252485B2 (en) Tube type pumping apparatus
US4274750A (en) Grain stirrer drive assembly
JPH0828597A (ja) 一方向クラッチ
WO2019226668A1 (en) Dispenser for rolled sheet materials
US20020124908A1 (en) Cup transfer device for vending machine
KR920001975B1 (ko) 소 오 터
JP4138909B2 (ja) ボールローラー搬送システム
JPH0772027B2 (ja) 給紙装置
US4911284A (en) Whisker driven conveyor system
US6286649B1 (en) Unidirectional rotary drive mechanism for multi-part construction toy
JPH10118308A (ja) 送球装置
CN216188559U (zh) 一种碳化硅耐磨旋转上料螺杆
JPH09242785A (ja) クラッチ装置
JPH0755667Y2 (ja) カップ搬出装置
JPH0712057A (ja) チューブポンプ
KR940000372B1 (ko) 복사지 분류장치(Sorter)의 트랜스퍼 휠
JPH0333697Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees