JPH07217448A - ガスタービン排ガスの希釈装置 - Google Patents
ガスタービン排ガスの希釈装置Info
- Publication number
- JPH07217448A JPH07217448A JP1041294A JP1041294A JPH07217448A JP H07217448 A JPH07217448 A JP H07217448A JP 1041294 A JP1041294 A JP 1041294A JP 1041294 A JP1041294 A JP 1041294A JP H07217448 A JPH07217448 A JP H07217448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine exhaust
- duct
- exhaust gas
- gas turbine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービン排ガスを防錆保管の目的で空気
予熱器へ送り込む場合等において、ガスタービン排ガス
を空気で均一に希釈し温度を均一化する。 【構成】 ガスタービン排ガスＡが流れるダクト１内の
上流側ダンパ２と下流側ダンパ２の間にダクト１内へ延
びる空気配管４を配置し、この空気配管４のダクト１内
の部分に吹き出しノズル６を設けた。
予熱器へ送り込む場合等において、ガスタービン排ガス
を空気で均一に希釈し温度を均一化する。 【構成】 ガスタービン排ガスＡが流れるダクト１内の
上流側ダンパ２と下流側ダンパ２の間にダクト１内へ延
びる空気配管４を配置し、この空気配管４のダクト１内
の部分に吹き出しノズル６を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン排気再燃
コンバインドサイクルプラント等に用いられる高温なガ
スタービン排ガスの希釈装置に関する。
コンバインドサイクルプラント等に用いられる高温なガ
スタービン排ガスの希釈装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガスタービン排気再燃コンバイン
ドサイクルプラントにおいて汽力単独運転用として空気
予熱器を残す場合には、ガスタービンサイクル運転時に
停止中の空気予熱器を防錆保管する必要がある。この方
法として、ガスタービン排ガスの少量にシール空気を混
合させて適正温度にした上で空気予熱器内へ送り込む方
法がある。
ドサイクルプラントにおいて汽力単独運転用として空気
予熱器を残す場合には、ガスタービンサイクル運転時に
停止中の空気予熱器を防錆保管する必要がある。この方
法として、ガスタービン排ガスの少量にシール空気を混
合させて適正温度にした上で空気予熱器内へ送り込む方
法がある。
【０００３】前記の方法に用いられる従来のガスタービ
ン排ガスの希釈装置を図２に示す。ガスタービン排ガス
のダクト１内には、上流側と下流側にそれぞれ複数のダ
ンパ２，３が対向して設けられ、その間において、ダク
ト１に調整装置５をもつ空気配管４が開口している。空
気配管４からダクト１内へ供給された大気温度のシール
空気は、ダクト１内を流れる４００℃〜６００℃の温度
のガスタービンの排ガスＡとダンパ２，３の間で混合し
て温度が下った混合気Ｂとなり、これが図示しない空気
予熱器へ送り込まれる。
ン排ガスの希釈装置を図２に示す。ガスタービン排ガス
のダクト１内には、上流側と下流側にそれぞれ複数のダ
ンパ２，３が対向して設けられ、その間において、ダク
ト１に調整装置５をもつ空気配管４が開口している。空
気配管４からダクト１内へ供給された大気温度のシール
空気は、ダクト１内を流れる４００℃〜６００℃の温度
のガスタービンの排ガスＡとダンパ２，３の間で混合し
て温度が下った混合気Ｂとなり、これが図示しない空気
予熱器へ送り込まれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】大気温度のシール空気
で、ダクト内を流れる４００℃〜６００℃のガスタービ
ンの排ガスを希釈して空気予熱器へ送り込む場合、希釈
のアンバランスが大きいと、温度が高い部分では強度の
面から空気予熱器の保護上好ましくなく、また、温度が
低い部分では発錆防止の面から空気予熱器の保護上好ま
しくない。しかし、前記図２に示す従来の装置では、通
常シール空気はダクト面より投入するのみであり、シー
ル空気とガスタービンの排ガスの均一な混合を行うこと
ができず、希釈のアンバランスは避け難い。
で、ダクト内を流れる４００℃〜６００℃のガスタービ
ンの排ガスを希釈して空気予熱器へ送り込む場合、希釈
のアンバランスが大きいと、温度が高い部分では強度の
面から空気予熱器の保護上好ましくなく、また、温度が
低い部分では発錆防止の面から空気予熱器の保護上好ま
しくない。しかし、前記図２に示す従来の装置では、通
常シール空気はダクト面より投入するのみであり、シー
ル空気とガスタービンの排ガスの均一な混合を行うこと
ができず、希釈のアンバランスは避け難い。
【０００５】本発明は、以上の問題点を解決することが
できるガスタービン排ガスの希釈装置を提供しようとす
るものである。
できるガスタービン排ガスの希釈装置を提供しようとす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のガスタービン排
ガスの希釈装置は、ガスタービンが流れるダクト内の上
流側と下流側のダンパの間に前記ダクト内へ延びる空気
配管を配置し、同空気配管のダクト内の部分に吹き出し
ノズルを設けたことを特徴とする。
ガスの希釈装置は、ガスタービンが流れるダクト内の上
流側と下流側のダンパの間に前記ダクト内へ延びる空気
配管を配置し、同空気配管のダクト内の部分に吹き出し
ノズルを設けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明では、上流側と下流側のダンパの間にお
いてダクト内へ延びる空気配管を配置し、同空気管のダ
クト内の部分に吹き出しノズルを設けたことにより、吹
き出しノズルから吹き出される低温の空気はダクト内全
面に拡散し、下流側のダンパを出たところでダクト内を
流れる高温なガスタービン排ガスと均一に混合する。
いてダクト内へ延びる空気配管を配置し、同空気管のダ
クト内の部分に吹き出しノズルを設けたことにより、吹
き出しノズルから吹き出される低温の空気はダクト内全
面に拡散し、下流側のダンパを出たところでダクト内を
流れる高温なガスタービン排ガスと均一に混合する。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を、図１によって説明す
る。１はガスタービン排ガスＡを図示しない空気予熱器
へ送り込むダクトであり、同ダクト１には上流側の複数
のダンパ２と下流側の複数のダンパ３が設けられてい
る。前記ダンパ２，３の間のダクト１内には、調整装置
５をもつ空気配管４がダクト１内の一端から対向する他
端まで延びており、同空気配管４のダクト１内の部分に
は複数の吹き出しノズル６が設けられている。
る。１はガスタービン排ガスＡを図示しない空気予熱器
へ送り込むダクトであり、同ダクト１には上流側の複数
のダンパ２と下流側の複数のダンパ３が設けられてい
る。前記ダンパ２，３の間のダクト１内には、調整装置
５をもつ空気配管４がダクト１内の一端から対向する他
端まで延びており、同空気配管４のダクト１内の部分に
は複数の吹き出しノズル６が設けられている。
【０００９】本実施例では、ダクト１内には、４００℃
〜６００℃の高温のガスタービン排ガスＡが流れる。こ
のガスタービン排気が上流側のダンパ２を通過した所
で、空気配管４の複数の吹き出しノズル６から吹き出さ
れた低温（大気温度）がガスタービン排気中へ吹き出さ
れ、ガスタービン排ガス中に拡散する。このガスタービ
ン排ガスと吹き出された空気は、下流側のダンパ３を通
り抜けた部分では均一に混合され、温度が均一化され、
この混合気Ｂが空気予熱器へ送り込まれる。このように
して特別のシステムを設置することなく停止中の空気予
熱器の防錆保管を行うことができる。
〜６００℃の高温のガスタービン排ガスＡが流れる。こ
のガスタービン排気が上流側のダンパ２を通過した所
で、空気配管４の複数の吹き出しノズル６から吹き出さ
れた低温（大気温度）がガスタービン排気中へ吹き出さ
れ、ガスタービン排ガス中に拡散する。このガスタービ
ン排ガスと吹き出された空気は、下流側のダンパ３を通
り抜けた部分では均一に混合され、温度が均一化され、
この混合気Ｂが空気予熱器へ送り込まれる。このように
して特別のシステムを設置することなく停止中の空気予
熱器の防錆保管を行うことができる。
【００１０】なお、前記実施例は、ガスタービン排ガス
に空気を混合して温度を均一化した上、空気予熱器へ送
り込むようにしているが、本発明はこれに限られずガス
タービン排ガスに空気を混合して温度を均一化した混合
気を他の機器、部分に送る場合にも適用することができ
る。
に空気を混合して温度を均一化した上、空気予熱器へ送
り込むようにしているが、本発明はこれに限られずガス
タービン排ガスに空気を混合して温度を均一化した混合
気を他の機器、部分に送る場合にも適用することができ
る。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、ガスタービン排ガスが流れる
ダクト内の上流側と下流側のダンパの間にダクト内へ延
びる空気配管を設置し、この空気配管の吹き出しノズル
より空気を吹き出すようにしているために、ガスタービ
ン排ガスと吹き出された空気は均一に混合・希釈され、
温度を均一化することができる。
ダクト内の上流側と下流側のダンパの間にダクト内へ延
びる空気配管を設置し、この空気配管の吹き出しノズル
より空気を吹き出すようにしているために、ガスタービ
ン排ガスと吹き出された空気は均一に混合・希釈され、
温度を均一化することができる。
【図１】本発明の一実施例の説明図である。
【図２】従来のガスタービン排ガスの希釈装置の説明図
である。
である。
１ ダクト ２，３ ダンパ ４ 空気配管 ５ 調整装置 ６ 吹出しノズル Ａ ガスタービン排ガス Ｂ ガスタービン排ガスと空気の混合気
Claims (1)
- 【請求項１】 ガスタービン排ガスが流れるダクト内の
上流側と下流側のダンパの間に前記ダクト内へ延びる空
気配管を配置し、同空気配管のダクト内の部分に吹き出
しノズルを設けたことを特徴とするガスタービン排ガス
の希釈装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041294A JPH07217448A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | ガスタービン排ガスの希釈装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041294A JPH07217448A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | ガスタービン排ガスの希釈装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217448A true JPH07217448A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11749440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1041294A Withdrawn JPH07217448A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | ガスタービン排ガスの希釈装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217448A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19845763A1 (de) * | 1998-10-05 | 1999-12-16 | Siemens Ag | Verfahren zum Betrieb einer Gasturbine mit nachgeschaltetem Abgassystem und Gasturbine mit einem nachgeschalteten Abgassystem |
| KR100309208B1 (ko) * | 1999-05-25 | 2001-09-28 | 윤영석 | 배열회수용 보일러 |
| WO2007029072A2 (en) * | 2005-09-06 | 2007-03-15 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Flexible flow control device for cogeneration ducting applications |
| JP2016050580A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複合サイクル発電プラントの熱エネルギー節減方法 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP1041294A patent/JPH07217448A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19845763A1 (de) * | 1998-10-05 | 1999-12-16 | Siemens Ag | Verfahren zum Betrieb einer Gasturbine mit nachgeschaltetem Abgassystem und Gasturbine mit einem nachgeschalteten Abgassystem |
| KR100309208B1 (ko) * | 1999-05-25 | 2001-09-28 | 윤영석 | 배열회수용 보일러 |
| WO2007029072A2 (en) * | 2005-09-06 | 2007-03-15 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Flexible flow control device for cogeneration ducting applications |
| WO2007029072A3 (en) * | 2005-09-06 | 2007-06-07 | Air Liquide | Flexible flow control device for cogeneration ducting applications |
| US7730727B2 (en) | 2005-09-06 | 2010-06-08 | American Air Liquide, Inc. | Flexible flow control device for cogeneration ducting applications |
| JP2016050580A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複合サイクル発電プラントの熱エネルギー節減方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |