JPH07216793A - 熱圧着加工用塗工紙及び該塗工紙の熱圧着加工方法 - Google Patents

熱圧着加工用塗工紙及び該塗工紙の熱圧着加工方法

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JPH07216793A
JPH07216793A JP471194A JP471194A JPH07216793A JP H07216793 A JPH07216793 A JP H07216793A JP 471194 A JP471194 A JP 471194A JP 471194 A JP471194 A JP 471194A JP H07216793 A JPH07216793 A JP H07216793A
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pigment
paper
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JP471194A
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Yutaka Shimura
豊 志村
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】優れた熱圧着適性を有し、耐ブロッキング適性
やその他諸特性のバランスに優れた塗工紙及び該塗工紙
の熱圧着加工方法を提供する。 【構成】原紙上に顔料及び接着剤を含む塗被組成物を片
面あたり10g/m2以上塗抹し、乾燥後カレンダー仕上げ
をすることにより得られる熱圧着加工用塗工紙におい
て、接着剤としてゲル含有量15〜70%のスチレン−
ブタジエンラテックスが顔料100部に対して10部以
上20部以下含まれることを特徴とする熱圧着加工用塗
工紙、及び該塗工紙の端部に80℃以上の熱及び50kg
f/cm2 以上の圧力を加えることを特徴とする熱圧着加工
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗工紙及び塗工紙の接
着方法に関する。更に詳しくは、優れた熱圧着適性を有
し、耐ブロッキング適性やその他諸特性のバランスの取
れた、熱圧着加工に好適に使用できる塗工紙、及び当該
塗工紙を実質的に熱と圧力のみで接着する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】塗工紙を複数枚綴って一つの製品とする
場合、例えばカレンダー等を作成する場合、現状では金
具・紐・ホチキス等により物理的に綴る方法、ホットメ
ルト型接着剤等の接着用液体により接着する方法等が存
在するが、この内壁掛型カレンダーに関しては金属製ま
たは樹脂製の留め金具を使用する方法が多く採用されて
いる。この方法は、カレンダーの特性、壁に掛けて使用
するためフックが必要であること、製造作業性の簡素さ
・迅速さ等により多く採用されている。しかし、近年環
境保護の観点からこの留め金具を廃止しようとする傾向
があり、種々の留め金具を使用しない用紙の接着方法が
検討されている。この接着方法の1つとして熱圧着加工
法がある。この方法は、従来の用紙を金具で留めていた
部分に酸化重合型インキを塗布し、その後熱及び圧力で
該部分を接着する方法であり、比較的簡便であることか
ら留め金具を使用する代わりに熱圧着加工方式を採用す
る傾向がある。
【0003】仏国特許第1604324号報、2075
854号報、及び2082540号報に、シートを加熱
及び圧縮することにより、インク中に含有されている樹
脂を再活性して、接着剤を使用せずに印刷されたシート
を接着する方法が開示されている。これらの文献による
と、複数枚重ね合わせられたシートは2〜4kgf/cm2
低圧下において加熱・圧縮することにより接着される。
しかし、この方法は接着に長時間を有し、作業性に問題
がある。これを改善するために特開平1−301290
号公報にはプレスの圧力、塗工紙の微孔性、及び接着面
に印刷されるインクの種類等を規定してプレス時間を短
縮する方法が開示されている。
【0004】しかし何れの特許も接着面に空気中で自然
に重合するタイプのインクを印刷する必要があり、印刷
インク・印刷方式が限定されるという欠点を有してい
る。又、過去において塗工紙の熱圧着適性について検討
されたことはなく、実質的に熱圧着適性と他塗工紙諸特
性のバランスについては全く検討されていない。この、
熱圧着適性を上げるために塗被層の配合(例えばラテッ
クス量)を変化させると、枚葉印刷機における印刷後塗
工紙の不用意な圧着(所謂ブロッキング)を招くことに
なり、印刷作業性が悪化することになる。また、場合に
よっては印刷光沢・着肉性・インク乾燥性・セット性に
まで影響を及ぼすことになり、熱圧着性とこれら諸特性
とのバランスの取れた塗工紙を得ることは困難であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題の一つ
は、印刷インク・印刷方式に制約されることなく熱圧着
加工が行なえ、かつ熱圧着適性と他諸特性のバランスの
とれた塗工紙を提供することにある。又、課題のもう一
つは、当該塗工紙の圧着部分に空気中で自然に重合する
タイプのインキを使用することなく、好適にかつ迅速に
熱圧着を行なうための熱圧着加工方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記問題を
解決するべく鋭意研究を重ねた結果、特定ゲル含有量の
ラテックスを特定量塗被層に含有させることにより熱圧
着性と諸特性のバランスが取れ、かつ熱圧着部分に酸化
重合型インキを塗布する必要のない熱圧着加工用塗工紙
が得られることを見いだし、本発明を完成した。
【0007】即ち本発明は、加熱されたプレス板間で、
重ねられたシートの端部を加熱・圧縮することにより該
シートを接合する方法において、該シートに原紙上に顔
料及び接着剤を含む塗被組成物を片面あたり10g/m2
上塗抹し、接着剤としてゲル含有量15〜70%のスチ
レン−ブタジエンラテックスが顔料100部に対して1
0部以上20部以下含まれていることを特徴とする熱圧
着加工紙に関するものあり、いま一つは該塗工紙の接着
のための部分に80℃以上の熱及び50kgf/cm2以上の
圧力を加えることを特徴とする熱圧着加工方法に関す
る。
【0008】本発明において使用されるスチレン−ブタ
ジエンラテックスとは、特にはスチレン−ブタジエン
系、スチレン−ブタジエン−アクリル系等のスチレン−
ブタジエン系の多成分系ラテックスを指すものであり、
そのゲル含有量が15〜70%、好ましくは20〜60
%の範囲にあることが重要である。ゲル含有量が15%
以下では熱圧着適性に欠ける。ゲル含有量が70%を越
えるものは、熱圧着適性に優れるもののブロッキング性
が悪く、結果として印刷作業性を低下させることにな
る。
【0009】ここでいうゲル含有量とは、室温乾燥にて
ラテックスフィルムを作成し、そのフィルムを約200
〜800倍のベンゼンに入れ、48時間放置溶解し、濾
紙(#2)で濾過後、濾液を70℃で乾燥し、ラテック
スフィルムのゾル量より換算し算出した値である。
【0010】また、ラテックスの量としては顔料100
部に対して10部〜20部、好ましくは11〜18部添
加される。ラテックスが10部未満では、従来の酸化重
合型インキを用いた方法により接着することは可能であ
るが、本発明の如く酸化重合型インキを用いない場合に
は充分な熱圧着適性を得ることができない。逆に20部
以上の場合、10g/m2以上の塗工量では、熱圧着適性に
優れるものの耐ブロッキング性の低下を招くこととな
る。ラテックスの配合量は、実際にはラテックスのゲル
含有量・塗抹量・顔料配合等によって熱圧着適性と耐ブ
ロッキング性等のバランスが変わってくるので、それら
に応じて適宜選択される。
【0011】その他本発明に使用できる接着剤として、
ゼラチン、カゼイン、澱粉誘導体、ポリビニルアルコー
ル、変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、エチレン−アクリル酸
アルカリ塩共重合体、エチレン−無水マレイン酸アルカ
リ塩共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン−マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体アクリル酸エステル樹脂、アクリル酸エステル−酢酸
ビニル共重合体、アクリル酸アミド−アクリル酸エステ
ル−酢酸ビニル三元共重合体等の如き天然あるいは合成
のバインダーまたはラテックス等が挙げられる。これら
の接着剤は必要に応じて、二種類以上を組み合わせて使
用することもできる。
【0012】塗工層には、この他顔料として、カオリ
ン、雲母、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、サチンホワイト等の鉱物性顔料、タルク、永久白、
黄土、カ−ボンブラック、アルミニウム粉末等の顔料物
質、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリ−
β−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリ
ル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル
酸イソプロピル、ポリメタクリル酸イソブチル、ポリア
クリロニトリル、ピリメタクリロニトリル等のアクリル
系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリビニルアルコール、ポリ−o−ビニルベンジル
アルコール、ポリ−m−ビニルベンジルアルコール、ポ
リ−p−ビニルベンジルアルコール、ポリビニルホルマ
ール、ポリビニルアセタール、ポリビニルプロピオナー
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルイソブチラー
ル、ポリビニルターシャリーブチルエーテル、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルカルバゾール、酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポリエチレ
ン、アクリル−スチレン、エチレン−酢酸ビニル、尿素
−ホルムアルデヒド樹脂、及びこれらの共重合体等のプ
ラスチックピグメント、バインダ−ピグメント、中空粒
子、多孔質粒子等の有機顔料、その他助剤として耐水性
向上剤、耐水化反応促進剤、顔料分散剤、粘度調節剤、
消泡剤、潤滑剤、着色顔料、蛍光染料、pH調節剤等一
般的に使用されている紙塗被用組成物を任意に選択、配
合して用いることができる。
【0013】また、アンダー層及び塗工層は、通常の塗
工方式を用いて原紙上に設けられる。例えば、各種ブレ
ードコーター、ロール転写コーター、エアナイフコータ
ー、バーコーター、ロッドブレードコーター、ショート
ドゥエルコーター、カーテンコーター、ダイコーター
等、従来公知の塗工方式を用いて原紙上に塗工すること
ができるが、この内、本発明に於いてはエアナイフコー
ター、ブレードコーター、カーテンコーター、ビルブレ
ードコーター等の高速塗工性に適した塗工方式を用いる
ことが好ましい。特に上塗り層に関しては、エアナイフ
コーター、ブレードコーター等の高速塗工に適し、かつ
表面の平滑性に優れた塗工方式を選択することが望まし
い。
【0014】また、下塗り層については、いわゆる“サ
イズプレス”方式を用いて、原紙の抄造に対してオンマ
シンで設けることも可能である。
【0015】上塗り塗工は通常下塗り塗工後の原紙を乾
燥工程を経た後で行っているが、下塗り塗工後の原紙を
乾燥工程なしで前述の各種塗工装置を用いて直接上塗り
塗工液を塗工するいわゆるウェットオンウェット塗工に
よる塗工方法の場合も包含される。この方法によれば、
各塗工ごとで乾燥工程を必要としないため、工程が簡素
化されるし、塗工層を一度に乾燥させるため、乾燥負荷
を一層減少せしめることが可能となるという操業面にお
ける大きな利点を生ずる。
【0016】下塗りおよび上塗り塗工後の塗工紙は従来
と同様の方法によって乾燥され、巻取られた後、必要に
応じてカレンダー処理を経て仕上げられる。カレンダー
処理をする際の装置は特に限定されるものではなく、ス
ーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレンダ
ー等の各種カレンダー装置により処理される。
【0017】本発明では、複数枚重ねられた当該熱圧着
加工用塗工紙は加熱されたプレス板・又はプレスロール
間で、その端部に80℃以上の熱及び50kgf/cm2 以上
の圧力を加えることにより接合される。この熱・及び圧
力は、接着枚数・加圧(加熱)時間・塗工紙の厚み・塗
液の配合等により一概に規定できるものではないが、熱
としては80℃以上、好ましくは100℃〜150℃の
熱が接着部内部に加わるように、又、圧力としては50
kgf/cm2以上、好ましくは80kgf/cm2以上の圧力が加わ
るように加熱・加圧することが望ましい。加熱温度が8
0℃未満、圧力が50kgf/cm2 未満では充分な接着力が
得られない、もしくは接着に過度の時間を要することと
なり、処理速度を低下させることとなる。熱・圧力の上
限は、経済性・処理速度・プレス具との固着回避・引火
等の危険回避等から設定される。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はその要旨を越えない限りこの実施例に制約され
るものではない。尚、特に断らない限り、割合を示す%
及び部は其々重量%及び重量部を示す。なお、実施例中
の諸測定値は次の方法によって得られたものである。 1)平滑度:スムースター平滑度試験機(東英電子工業
株式会社製、型式SM−6A)により測定した。(単
位:mmHg) 2)白紙光沢度:JISP8142に従い、角度75度
で測定した(単位:%)。 3)重色印刷光沢度:ローランドオフセット印刷機にて
印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルのブラック、
マゼンタ、シアン、イエローの4色重ね刷りベタ印刷部
について、60度の角度で光沢を測定した(単位:
%)。 4)耐ブロッキング性:30℃70%の条件で調湿され
た塗工紙を2×15cmに切断し、これを重ねて試料とす
る。これに、50Kg/cm2の圧力を1時間加え、後に剥離
し剥離状態を5段階で目視判定する(5が最も良く、ブ
ロッキングを起こさない。2以下は実用上問題があ
る。)。 5)熱圧着適性I:酸化重合型インキ(大日本インキ製
GRAF−G)を0.3cc取り、RI印刷機で良く練
ったのち塗工紙に転写・印刷する。該塗工紙を2×15
cmに切断し、インキが印刷されていない同一サイズの塗
工紙と重ね、これをグロスカレンダーの温度・線圧を変
化させて通し、剥離状態を5段階で目視判定した(5が
最も良く接着している。2以下は実用上問題があ
る。)。 6)熱圧着適性II:塗工紙を2×15cmに切断し、同一
サイズの塗工紙と重ねてサンプルとした。これをグロス
カレンダーの温度・線圧を変化させて通し、その剥離状
態を5段階で目視判定した(5が最も良く接着してい
る。2以下は実用上問題がある。)。
【0019】実施例1 <上塗り塗液配合> ・市販2級カオリン(ウルトラコート):70部 ・市販湿式重質炭酸カルシウム(カービタル90):3
0部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤(アロンT−40):
0.1部 ・市販燐酸エステル化澱粉(MS−4600): 5部 ・スチレン−ブタジエンラテックス(ゲル含有量:55
重量%):11部 ・ステアリン酸カルシウム:0.3部 ・水酸化ナトリウム:0.15部 ・塗液固形分濃度:63% 上記組成物を分散し上塗り塗工液を調製した。以上を分
散・混合し、卓上ブレードコーターを用いて坪量80g/
m2の原紙上に片面あたり12g/m2塗抹し乾燥して塗工紙
を得た。得られた塗工紙は、処理速度300m/min 、線
圧30kgf/cmでスーパーカレンダー処理した。測定結果
を表1に示す。
【0020】実施例2〜6、及び比較例1〜5 実施例1において、ラテックスのゲル含有量・配合量及
び塗工量を表中の様に変化させ、その他は実施例1と同
様にして実施例2〜6、及び比較例1〜5を得た。測定
結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例 7 <下塗塗工液> ・市販多孔質粒子(エスカロン1500):100部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤(アロンT−40):
0.1部 ・市販燐酸エステル化澱粉(MS−4600):10部 ・スチレン−ブタジエンラテックス(ゲル含有量:55
重量%):10部 ・ステアリン酸カルシウム:0.3部 ・水酸化ナトリウム:0.15部 ・塗液固形分濃度:63% 上記組成物を分散し下塗り塗工液を調製した。
【0023】坪量80g/m2(絶乾)の原紙上に下塗液を
ブレードコーターを用いて片面7g/m2になるように両面
に塗工、乾燥し、その上に実施例1記載の上塗り塗工液
を卓上ブレードコーターを用いて片面あたり8g/m2塗抹
し乾燥して塗工紙を得た。得られた塗工紙は、処理速度
300m/min 、線圧30kgf/cmでスーパーカレンダー処
理した。測定結果を表2に示す。
【0024】実施例8〜9、及び比較例6〜8 実施例7において、上塗液及び下塗液のラテックスのゲ
ル含有量及び配合量を表2の様に変化させ、その他は実
施例7と同様にして実施例8〜9、及び比較例6〜8を
得た。測定結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】上記の如く、塗工紙に特定のゲル含有量
を持つスチレン−ブタジエンラテックスを特定量配合す
ることにより、熱圧着適性に優れ、他塗工紙諸特性のバ
ランスのとれた熱圧着加工紙を得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 1/34 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙上に顔料及び接着剤を含む塗被組成
    物を片面あたり10g/m2以上塗抹し、乾燥後カレンダー
    仕上げをすることにより得られる熱圧着加工用塗工紙に
    おいて、接着剤としてゲル含有量15〜70%のスチレ
    ン−ブタジエンラテックスが顔料100部に対して10
    部以上20部以下含まれることを特徴とする熱圧着加工
    用塗工紙。
  2. 【請求項2】 加熱されたプレス板間で、複数枚重ねら
    れたシートの端部を加熱・圧縮することによりシートを
    接合する方法において、該シートとして原紙上に顔料及
    び接着剤を含む塗被組成物を片面あたり10g/m2以上塗
    抹し、接着剤としてゲル含有量15〜70%のスチレン
    −ブタジエンラテックスが顔料100部に対して10部
    以上20部以下含まれているものを用い、該シートの端
    部に80℃以上の熱及び50kgf/cm2 以上の圧力を加え
    ることを特徴とする熱圧着加工方法。
JP471194A 1994-01-20 1994-01-20 熱圧着加工用塗工紙及び該塗工紙の熱圧着加工方法 Pending JPH07216793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103255672A (zh) * 2013-05-31 2013-08-21 广东省造纸研究所 一种电子工业用撕带纸及其制造方法

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