JPH07216763A - セルロース又はセルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺染方法 - Google Patents

セルロース又はセルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺染方法

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JPH07216763A
JPH07216763A JP6003996A JP399694A JPH07216763A JP H07216763 A JPH07216763 A JP H07216763A JP 6003996 A JP6003996 A JP 6003996A JP 399694 A JP399694 A JP 399694A JP H07216763 A JPH07216763 A JP H07216763A
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JP
Japan
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dye
sublimation transfer
dyed
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cloth
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JP6003996A
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English (en)
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Yoshiji Murakami
賛二 村上
Toshitaka Sato
利隆 佐藤
Eishin Miyake
英信 三宅
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/003Transfer printing
    • D06P5/004Transfer printing using subliming dyes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セルロース系の布帛基材を膨潤させて昇華転写
方式にて該布帛基材を染着した後に、染着した該昇華性
染料を布帛基材内部に封入固着して封じ込め、染着した
該昇華性染料が表面から外部に移行するのを防止するこ
とを目的とするものであって、架橋性高分子を用いずに
移行するのを防止することにある。 【構成】昇華性染料に対して非染着性の布帛基材1を膨
潤剤にて膨潤させ膨潤表層部2を形成し、該布帛基材1
表面に昇華転写紙13を重ね合わせ加熱して昇華転写方
式にて該布帛基材1を染着して染着部3を形成し、続い
て該布帛基材1表面に分散染料に対して可染性の合成樹
脂液4を塗布して加熱乾燥することにより前記布帛基材
1に染着した染料粒子12aを該布帛基材1内部に封入
固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華性染料に対して染
着し難い非染着性のセルロース系繊維による布帛基材表
面に昇華性染料を染着させて、建装材用の化粧シートや
装飾シート、あるいは家具材用の化粧シート、あるいは
商業宣伝用の店頭装飾シート等に使用するための昇華転
写捺染布帛(シート)を捺染するためのセルロース又は
セルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、木綿等のセルロース系の繊維
や樹脂を用いた織布地や不織布地、あるいはセルロース
系のフィルムシート等の布帛基材は、昇華性染料によっ
て染着し難い性質がある。
【0003】従来において上記セルロース系の布帛基材
表面を昇華性染料を用いて染着する場合の1つの捺染方
法は、例えば、染着すべき木綿等のセルロース系布帛基
材(繊維)の水酸基(−OH)を、アセチル化(−OC
OCH3 )、プロピオニル化(−OCOCH2
3 )、ベンゾイル化(−OCOC6 5 )することに
よって昇華性染料を染着し易くして染着するものであ
る。
【0004】また、他の捺染方法は、例えば、昇華性染
料を染着し易い(昇華染料可染性)樹脂を染着すべきセ
ルロース系布帛基材表面に塗布して、布帛基材表面を可
染処理した後、可染処理した該布帛基材表面に昇華性染
料(分散染料)を用いたインキにて所望彩色、絵柄等を
施した昇華転写シートを重ね合わせて加熱処理し、前記
昇華転写シート側の彩色、絵柄の昇華性染料を、前記布
帛基材側の可染性樹脂表面に昇華転写絵付けすることに
よって染着するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記セルロース系布帛
基材に可染性樹脂を塗布し、塗布した可染性樹脂表面に
昇華性染料を染着する方法は、比較的容易に捺染処理が
できるものの、捺染した布帛に可染性樹脂表面より外部
への染料粒子の移行現象が見られ、染着後の可染性樹脂
表面に適宜シートを重ね合わせたり、積み重ねたりした
場合にシート面に染料粒子が移行して汚損等のトラブル
が発生する場合がある。
【0006】そこで、上記染料の移行現象による汚損ト
ラブル防止を目的とした捺染方法としては、予め膨潤さ
せたセルロース系の布帛基材表面に直接昇華性染料を染
着した後に、該布帛基材表面より直接外部への染料粒子
の移行を防止した捺染方法がある。
【0007】この方法は、まずセルロース系繊維等の布
帛基材表面を適宜手段により膨潤させておき、膨潤して
いる該セルロース系繊維等の布帛基材表面に昇華性染料
(分散染料)を用いたインキにて所望彩色、絵柄等を施
した昇華転写シートを重ね合わせて加熱処理し、前記昇
華転写シート側の彩色、絵柄の昇華性染料をセルロース
系繊維等の前記布帛基材表面に直接昇華転写絵付けする
ことによって染着した後、その表面に加熱架橋性高分子
(架橋剤)を塗布して加熱硬化させ、染着した染料粒子
をセルロース系繊維の布帛基材側に硬化した架橋性高分
子によって封じ込めることによって、セルロース系の布
帛基材表面から外部への染料粒子の移行を防止してい
る。
【0008】本発明は、セルロース系の布帛基材を膨潤
させて、昇華転写方式にて該布帛基材を染着した後に、
染着した該昇華性染料を布帛基材内部に封入固着して封
じ込め、染着した該昇華性染料が表面から外部に移行す
るのを防止することを目的とするものであって、架橋性
高分子を用いずに移行するのを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇華性染料に
対して非染着性の布帛基材を膨潤剤にて膨潤させた後
に、該布帛基材表面に昇華転写紙を重ね合わせ加熱して
昇華転写方式にて該布帛基材を染着し、続いて該布帛基
材表面に分散染料に対して可染性の合成樹脂液を塗布し
て加熱乾燥することにより、前記布帛基材に染着した染
料粒子を該布帛基材内部に封入固着することを特徴とす
るセルロース又はセルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺
染方法である。
【0010】
【実施例】本発明のセルロース又はセルロース混紡繊維
布帛の昇華転写捺染方法を、図1(a)〜(e)に示す
実施例に従って順に説明する。
【0011】まず、図1(a)木綿等のセルロース系繊
維あるいはセルロース系樹脂(アセチルセルロース、エ
チルセルロース等)等の昇華性染料に対して染着し難い
非染着性の布帛基材1の片面の表層部若しくは両面の表
層部を、膨潤剤を用いてによって膨潤させて、図1
(b)に示すように、布帛基材1の片面の表層部、又は
図示しないが布帛基材1の両面に膨潤表層部2を形成す
る。
【0012】使用する膨潤剤としては、例えば多価アル
コール類(ポリオール類を含む)が使用でき、具体的に
は、150℃乃至250℃の沸点又は分解点をもつ多価
アルコールが使用できる。
【0013】上記多価アルコール類には、エタンジオー
ル(エチレングリコール)等の比較的粘性のある低分子
量の多価アルコール類、又は比較的高分子量の多価アル
コールとしてのポリオール類(粘稠性のある樹脂)があ
る。
【0014】例えば多価アルコール類(ポリオール類)
としては、エタンジオール(エチレングリコール、グリ
コール)、プロパンジオール(プロピレングリコー
ル)、ブチレングリコール、ブテンジオール、ペンタメ
チレングリコール(ペンタンジオール)、テトラメチレ
ングリコール、トリメチレングリコール、エチルヒドロ
キシメチルプロパンジオール(ヘキサグリセロール)、
ヘキサントリオール、ヘキシレングリコール(メチルペ
ンタンジオール)、エチルヘキサンジオール、オクチレ
ングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、クロロプロパンジオール、
ジオキサオクタンジオール、ジプロピレングリコール、
ニトリロトリプロパノール等のうちのいずれかを使用す
る。
【0015】また、多価アルコールとして、ポリエーテ
ル系ポリオール(ポリオキシプロピレンポリオール、ポ
リエーテルポリオール、ポリオキシテトラメチレングリ
コール等)、ポリエステル系ポリオール(ポリアジペー
トポリオール、ポリカプロラクトンジオール、ポリカー
ボネートポリオール等)、ハイドロカーボン系ポリオー
ル(ポリブタジエンポリオール、ポリアクリラートポリ
オール等)等のうちのいずれかを使用し、低分子量のも
の(水溶性)から高分子量のもの(例えば分子量100
以下、若しくは100〜3000程度、若しくは300
0以上)まで、その用途に応じて選択して使用する。
【0016】続いて、図1(c)前記布帛基材1の膨潤
性表層樹脂層2表面に、昇華性染料(分散染料)を混入
した昇華性印刷インキ又は昇華性塗料等を用いて転写用
基材シート11(紙製シート、樹脂フィルムシート等)
表面に印刷又は塗布方式にて適宜彩色、図柄等の昇華転
写用染料層12を施した昇華転写シート13を密着状態
にして重ね合わせ、190℃〜200℃にて40秒間〜
45秒間、加熱、加圧した後、布帛基材1側より昇華転
写シート13を剥離除去する。
【0017】これによって、図1(d)布帛基材1表面
の膨潤表層部2内部には、昇華性染料層12に含まれる
昇華性染料12aが加熱昇華して浸入し染着部3が形成
される。
【0018】次に、図1(e)前記布帛基材1の染着さ
れた染着部3上側より、適宜塗布手段(例えば、ロール
コーター、ロータリーコーター、エクストルーダー、デ
ィッピングコーター等)を用いて、分散染料に対して可
染性の透明な合成樹脂液4を塗布して加熱乾燥すること
により、布帛基材1表面に適宜彩色、図柄等の昇華転写
捺染が施された布帛が得られる。
【0019】本発明方法に使用する昇華性染料(分散染
料)に対して可染性の合成樹脂としてはアクリル酸エス
テル又はメタアクリル酸エステルを主成分とし、これに
スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、アクリロニト
リル等のモノマーを共重合させたアクリル系樹脂、又は
ポリエステル系樹脂、又は酢酸ビニル系樹脂が使用でき
る。またアクリル系樹脂、又はポリエステル系樹脂、又
は酢酸ビニル系樹脂を有機アミン類で中和して水溶性に
した水溶性アクリル系樹脂、水溶性ポリエステル系樹
脂、水溶性酢酸ビニル系樹脂等が使用できる。またアク
リル系樹脂モノマー、又はポリエステル系樹脂モノマ
ー、又は酢酸ビニル系樹脂モノマーを、界面活性剤を用
いて分散乳化して水溶性としたアクリル系樹脂エマルジ
ョン、ポリエステル系樹脂エマルジョン(アルキド系樹
脂エマルジョン)、酢酸ビニル系樹脂エマルジョンが使
用でき、特にアクリル系樹脂エマルジョン、酢酸ビニル
系樹脂エマルジョンが適当である。またその他にウレタ
ン系樹脂エマルジョン、ポリアミド系樹脂エマルジョン
等が使用できる。
【0020】次に、本発明方法の具体的実施例を下記に
示す。 <実施例1>布帛基材として木綿生地(100%綿布)
を、膨潤剤としてポリプロピレングリコールの30%水
溶液中に浸漬し、絞り率100%にて木綿生地を絞った
後、100℃で5分間乾燥させた。一方、グラビア印刷
用の印刷用紙(均量50g/m2 )に、昇華性印刷イン
キを用いてグラビア印刷機により1色の図柄層(昇華転
写用染料層)を形成して昇華転写紙を作成した。なお、
昇華性印刷インキの組成重量比は下記の通りである。 紅色(Red)インキ C.I.Disperse Red60 10部 水溶性アクリル樹脂 40部 イソプロピルアルコール/水 50部 続いて、上記木綿生地の膨潤表層部上に、グラビア印刷
方式にて印刷形成した上記昇華転写紙を重ね合わせ、1
90℃にて40秒間(又は200℃にて45秒間)、プ
レス圧力6kg/cm2 で加熱加圧して、昇華転写紙の
図柄を乾式転写方式にて木綿生地の膨潤表層部内に昇華
転写して染着部を形成し、転写後に水洗処理して木綿生
地に含まれる残余の前記膨潤剤(ポリプロピレングリコ
ール)分を除去した。その後、アクリル酸エステルエマ
ルジョン(アクリル系樹脂モリマーに界面活性剤を添加
してエマルジョン化したもの)20重量部に、水80重
量部を混合した分散染料に対して可染性の合成樹脂液
を、昇華転写後の前記木綿生地に浸漬(若しくは塗布)
して、絞り率90%にて該木綿生地を絞った。絞り終え
た木綿生地を、110℃にて5分(又は180℃にて1
分)加熱して乾燥させることにより、昇華転写により染
着された染着部による紅色の捺染図柄が施されたセルロ
ース繊維100%の木綿生地を得た。
【0021】<実施例2>布帛基材としてポリエステル
繊維との混紡繊維による木綿生地(80%綿布)を、膨
潤剤としてポリプロピレングリコールの30%水溶液中
に浸漬し、絞り率100%にて木綿生地を絞った後、1
00℃で5分間乾燥させた。一方、グラビア印刷用の印
刷用紙(均量50g/m2 )に、各色昇華性印刷インキ
を用いてグラビア印刷機により風景画等の図柄層(昇華
転写用染料層)を形成して昇華転写シートを作成した。
なお、各色の昇華性印刷インキの組成重量比の一例は下
記の通りである。 黄色(Yellow)インキ C.I.Disperse Yellow 10部 水溶性アクリル樹脂 40部 イソプロピルアルコール/水 50部 紅色(Red)インキ C.I.Disperse Red60 10部 水溶性アクリル樹脂 40部 イソプロピルアルコール/水 50部 青色(Blue)インキ C.I.Disperse Blue 10部 水溶性アクリル樹脂 40部 イソプロピルアルコール/水 50部 続いて、上記木綿生地の膨潤表層部上に、グラビア印刷
方式にて印刷形成した上記昇華転写紙を重ね合わせ、2
00℃にて、45秒間、プレス圧力6kg/cm2 で加
熱加圧して、昇華転写紙の図柄を乾式転写方式にて昇華
転写し、木綿生地の膨潤表層部内に風景画状の染着部を
形成し、転写後に水洗処理して木綿生地に含まれる残余
の前記膨潤剤(ポリプロピレングリコール)分を除去し
た。その後、アクリル酸エステルエマルジョン(アクリ
ル系樹脂モリマーに界面活性剤を添加してエマルジョン
化したもの)20重量部に、水80重量部を混合した分
散染料に対して可染性の合成樹脂液を、昇華転写後の前
記木綿生地に浸漬(若しくは塗布)して、絞り率90%
にて該木綿生地を絞った。絞り終えた木綿生地を、11
0℃にて5分(又は180℃にて1分)加熱して乾燥さ
せることにより、昇華転写により染着された染着部によ
る風景画状の捺染図柄が施されたセルロース繊維80%
の混紡繊維による木綿生地を得た。
【0022】
【作用】本発明方法は、昇華性染料に対して非染着性の
布帛基材を膨潤剤にて膨潤させた後に、該布帛基材表面
に昇華転写紙を重ね合わせ加熱して昇華転写方式にて該
布帛基材を染着し、続いて該布帛基材表面に分散染料に
対して可染性の合成樹脂液を塗布して加熱乾燥するセル
ロース又はセルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺染方法
であって、昇華性染料に対して非染着性の布帛基材1を
膨潤させた後に、該布帛基材1の膨潤表層部2に昇華転
写方式にて染着を行って染着部3を設け、続いて膨潤表
層部2の表面に分散染料に対して可染性の合成樹脂液4
を塗布して加熱乾燥するようにしたので、布帛基材1の
膨潤表層部2内部に染着した染料粒子12aは前記合成
樹脂液4の乾燥固化によって布帛基材1の内部に封入固
着する。また、封入固着に使用する合成樹脂液4の樹脂
自体は分散染料に対して可染性の樹脂を使用しているた
め、封入固着用の合成樹脂液4を適用した際に、布帛基
材1の膨潤表層部2の内部に浸入染着した分散染料粒子
12aが封入固着用の前記合成樹脂液4の乾燥樹脂に染
着して染料粒子12aの脱落を防止でき、また封入固着
後の染着色濃度低下は見られず、昇華転写時と同様の着
色濃度を示すものである。
【0023】
【発明の効果】本発明のセルロース又はセルロース混紡
繊維布帛の昇華転写捺染方法は、布帛基材表層部の内部
に染着した昇華染料粒子を、その表層部表面に塗布した
合成樹脂液の加熱によるキュアリングによって布帛基材
内部に染料を封入固着させることができ、従来のような
架橋硬化樹脂を用いた封入固着による方法とは異なり従
来の染料封入固着工程における架橋硬化作業に要する密
閉装置が不要であり、また架橋硬化作業中に発生する刺
激臭や有害ガス等の発生を回避することができ、また封
入固着に用いる合成樹脂自体も染着するため捺染後の染
料の脱落の発生を回避できる。またシートを重ね合わせ
り、積み重ねたりした場合にシート面に染料粒子が移行
して汚損等のトラブルが発生するのを防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明の昇華転写捺染布帛捺
染方法の一実施例における捺染工程を説明する側断面図
である。
【符号の説明】
1…布帛基材 2…膨潤表層部 3…昇華性染料染着部 4…封入固着用合成樹脂保護層 11…転写シート基材 12…昇華染料層 12a…染
料粒子 13…昇華転写紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇華性染料に対して非染着性の布帛基材を
    膨潤剤にて膨潤させた後に、該布帛基材表面に昇華転写
    紙を重ね合わせ加熱して昇華転写方式にて該布帛基材を
    染着し、続いて該布帛基材表面に分散染料に対して可染
    性の合成樹脂液を塗布して加熱乾燥することにより、前
    記布帛基材に染着した染料粒子を該布帛基材内部に封入
    固着することを特徴とするセルロース又はセルロース混
    紡繊維布帛の昇華転写捺染方法。
JP6003996A 1994-01-19 1994-01-19 セルロース又はセルロース混紡繊維布帛の昇華転写捺染方法 Pending JPH07216763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113031411A (zh) * 2017-08-29 2021-06-25 邯郸汉光办公自动化耗材有限公司 多功能彩色墨粉及其制备方法和热转移印花的方法
EP4119724A2 (en) 2021-07-12 2023-01-18 Konica Minolta, Inc. Fabric treatment agent, textile ink set, textile printing method, and textile printed fabric

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