JPH0721651A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

Info

Publication number
JPH0721651A
JPH0721651A JP5167965A JP16796593A JPH0721651A JP H0721651 A JPH0721651 A JP H0721651A JP 5167965 A JP5167965 A JP 5167965A JP 16796593 A JP16796593 A JP 16796593A JP H0721651 A JPH0721651 A JP H0721651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading
lever
disc
loading tray
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5167965A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watanabe
佳之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5167965A priority Critical patent/JPH0721651A/ja
Publication of JPH0721651A publication Critical patent/JPH0721651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電や電気的故障等の非常時に、ユーザーが
ディスクを容易に取り出すことができ、かつモータ一つ
の簡単な構成でローディング動作を可能にする。 【構成】 ローディングトレイ12は、ローディングモ
ータ29によって駆動されるスライドレバー14に、ロ
ックレバー18により係合されて、収納、排出を行う。
ローディングトレイ12の収納時にはその係合が外れ、
スライドレバー14のみが摺動して、トラバース系23
を昇降させクランプ動作を行う。停電等の非常時に排出
動作をさせるには、エジェクトレバー21を外部から押
し込むことで、ラックC部22とリレーピニオン20を
介してスライドレバー14を排出方向に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク等
の円盤状情報記録媒体を、その情報の読み出しを行う装
置本体に収納したり排出したりするディスクローディン
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクローディング装置におい
ては、ディスクを載置するローディングトレイを水平移
動させ装置本体内に収納した後、ディスクホルダーとク
ランパを駆動してディスクをターンテーブルにクランプ
するように構成されており、ローディングトレイの出し
入れとクランプする動作は、それぞれ別の駆動源を用い
て行われていた。
【0003】以下に従来のディスクローディング装置に
ついて説明する。図5、図6はディスクのローディング
方向と平行な方向の断面図を示すものである。図5はロ
ーディング途中を示し、図6はローディング完了の状態
を示した図である。1は装置本体、2はローディングト
レイ、3はディスクホルダでありディスク4を載置して
いる。5はトラバース系であり、ターンテーブル6、光
ピックアップ7等で構成され、装置本体1に固定されて
いる。また8はクランパであり、マグネット等を内蔵し
ており、クランパレバー9に回転自在な状態で保持され
ている。クランパレバー9は装置本体1に回動可能な状
態で取り付けられている。またローディングモータM1
は、減速ギアを介してローディングトレイ2とディスク
ホルダ3とを、ローディングモータM2は別の減速ギア
を介してクランパレバー9をそれぞれ駆動するように装
置本体1に設けられている。
【0004】以上のように構成されたディスクローディ
ング装置について、以下その動作について説明する。ま
ず図5のように、ディスク4をローディングトレイ2上
のディスクホルダ3に載置し、ローディング動作を行
う。この場合、ディスクホルダ3は上昇しており、クラ
ンパレバー9も上昇している。この状態でローディング
モータM1でローディングトレイ2を水平移動させ装置
本体1に収納させた後、その動作と連動して別のローデ
ィングモータM2にてディスクホルダ3とクランパレバ
ー9を下降させる。その結果、図6に示すようにディス
ク4はトラバース系5内のターンテーブル6にクランパ
8でクランプされ、ディスクローディングが完了する。
排出時は上記動作と逆の動作を行ってディスクを排出す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、一連のローディング・アンローディング動
作はローディングモータによる電気的駆動のみによるた
め、停電や電気的故障等の非常時に、ローディングトレ
イを排出して装填されたディスクの取り出しをユーザー
が行うことは不可能であるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、ローディングモータを電気的に駆動させなくて
も簡単にディスク取り出しが行えるディスクローディン
グ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスクローディング装置は、ディスクが
着脱される第1の位置とディスクより情報が再生される
第2の位置との間を可逆的に摺動可能にディスク装置本
体に取り付けられたローディングトレイと、前記ローデ
ィングトレイと係合し、その摺動移動にともなって前記
ローディングトレイを前記第1と第2の位置との間を可
逆的に移動せしめるとともに、前記ローディングトレイ
が前記第2の位置に達した際に、ローディングトレイと
の前記係合が外れて、トラバース系を昇降させてディス
クのクランプ動作を行い得るように、前記ローディング
トレイの移動方向に摺動可能に取り付けられたスライド
レバーと、前記スライドレバーに形成された第1のラッ
クに係合する第1のピニオンと、その第1のピニオンを
駆動するローディングモータとを備えた、前記スライド
レバーの第1の駆動手段と、前記スライドレバーに形成
された第2のラックに係合する第2のピニオンと、前記
ディスク装置本体外より押圧されて、前記ローディング
トレイが第2の位置にあるときに、クランプの解除及び
前記ローディングトレイの排出を行うよう前記第2のピ
ニオンを駆動するラックを有するエジェクトレバーとを
備えた、前記スライドレバーの第2の駆動手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、通常の収納動作時には、モ
ータの駆動力が第1のピニオンを通して第1のラックに
伝わって、スライドレバーが駆動され、スライドレバー
に係合されているローディングトレイが装置本体に収納
される。ローディングトレイが収納されると、スライド
レバーのみがさらに収納方向に移動可能となり、トラバ
ース系が上昇して、ディスクがターンテーブルにクラン
プされる。したがって、1個の駆動モータで一連の動作
が完了する。排出時には逆の動作が行われる。
【0009】さらにローディングモータを電気的に駆動
させなくても、エジェクトレバーをディスク装置本体外
部から押圧することにより、第2のピニオンを介してス
ライドレバーが移動され、トラバース系が下降された
後、ローディングトレイを強制的に排出させる。このた
め停電や電気的故障などの緊急時においてユーザーが容
易にディスクを取り出すことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例のディスクローディン
グ装置について図面を参照しながら説明する。図1から
図4は本実施例におけるディスクローディング装置を示
すものである。図において、11は装置本体であり、1
2はローディングトレイであり、ローディングトレイ1
2は装置本体11にガイド等により前後方向に摺動自在
に支持されている。13は載置するディスクである。
【0011】14はスライドレバーであり、ローディン
グトレイ12の裏面に位置し、前後方向に摺動自在に保
持されている。15はラックA部、16はラックB部で
あり、スライドレバー14の裏面の両側にそれぞれ形成
されている。ラックA部15はスライドレバー14の長
手方向の全面にわたって形成されており、ラックB部1
6は部分的にのみ形成されている。17はカム溝であ
り、スライドレバー14の側面に設けられている。
【0012】18はロックレバーであり、ローディング
トレイ12に回転自在に取り付けられており、一端がス
ライドレバー14または装置本体11に選択的に係合す
るようになっている。19はラックA部15と係合して
スライドレバー14を駆動する駆動ピニオンであり、ロ
ーディングモータ29の駆動力が減速手段を介してその
駆動力が伝動される構成になっている。20はリレーピ
ニオンであり、部分的に形成されたラックB部16に係
合して、スライドレバー14を駆動する。
【0013】21はエジェクトレバーであり、リレーピ
ニオン20と係合するラックC部22が設けられてお
り、装置本体11に対して前後方向に摺動自在に取り付
けられ、かつバネ等で前方に付勢されている。ラックC
部22は、エジェクトレバー21がバネの付勢力に逆ら
って後方に移動される場合にのみ、リレーピニオン20
に係合してスライドレバー14を駆動するようになって
いる。
【0014】23はターンテーブル25、光ピックアッ
プ26等で構成されるトラバース系であり、その一側端
部を支点として回動するように装置本体11に支持され
ている。トラバース系23の他端側部にはピン部24が
形成され、スライドレバー14の移動に応じてカム溝1
7に係合することで、トラバース系23を昇降するよう
構成されている。27はクランパであり、クランパホル
ダ28上に回転可能な状態で保持されており、クランパ
ホルダ28はターンテーブル25の上方に位置するよう
に装置本体11に固定されている。
【0015】以上のように構成されたディスクローディ
ング装置ついて、その動作を説明する。図1において、
引き出されたローディングトレイ12にディスク13を
載置してローディング操作を開始させると、ローディン
グモータ29が回転し減速手段を介して、駆動ピニオン
19からラックA部15へ伝動され、スライドレバー1
4が装置本体11側へ引き込まれる。この時、ローディ
ングトレイ12は、ロックレバー18によりスライドレ
バー14と連結されているため同時に引き込まれる。
【0016】次に図2のように、ローディングトレイ1
2が装置本体11内に引き込まれると、装置本体11に
形成されたロック用突起30、31により、ロックレバ
ー18は、スライドレバー14との連結が解除されて、
装置本体11側にロックされる。つまり、ローディング
トレイ12が装置本体11にロックされ、スレイドレバ
ー14のみが単独移動可能になる。
【0017】ローディングモータ29を継続して回転さ
せると、図3のようにスライドレバー14が移動し、カ
ム溝17がトラバース系23のピン部24と係合する。
この状態からさらにスライドレバー14が移動すれば、
カム機構によりトラバース系23が上昇する。これによ
り、ターンテーブル25が上昇してローディングトレイ
12上のディスク13を持ち上げてクランプすると共
に、クランパ27がクランパホルダ28から離れ、ディ
スク13と共に回転する。
【0018】以上ディスクのローディングについて説明
したが、ディスクの排出については、ローディングモー
タ29を逆回転駆動して、スライドレバー14を排出方
向に駆動することで、ディスク13のクランプが解除さ
れて、トラバース系23が下降する。さらにスライドレ
バー14が移動すると、スライドレバー14がローディ
ングトレイ12に当接し、ローディングトレイ12が押
し出されて排出動作が完了する。
【0019】次に緊急時の排出動作について図4で説明
を行う。通常ローディングモータ29を逆回転駆動すれ
ば電気的な排出が可能であるが、停電や電気P板の故障
等の場合、ディスクの取り出しが困難である。本装置は
電気的駆動がなくてもディスク排出を行うことができ
る。
【0020】すなわち装置本体11外装に形成された透
孔32から、バネの付勢に逆らってエジェクトレバー2
1を押し込むことにより、通常係合していないラックC
部22がリレーピニオン20に係合する。このときリレ
ーピニオン20にラックB部16が係合しているので、
スライドレバー14を排出動作と同じ方向に移動させる
ことができる。
【0021】ラックC部22とリレーピニオン20の係
合は、ローディングトレイ12が装置本体11から少し
排出された時点ではずれるようになっており、その後手
でローディングトレイ12を引き出す。ディスクを取り
出したのち、一度ローディングトレイ12を装置本体1
1に収納すれば、エジェクトレバー21はバネ等の付勢
により元の位置に戻る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のディスクローディ
ング装置によれば、1個のローディングモータで駆動ピ
ニオンに駆動力を伝えることにより一連の動作を完了す
ることができ、構造の簡素化、部品点数の削減、コスト
ダウンがはかれると共に小型化、薄型化ができる。
【0023】さらにローディングモータを電気的に駆動
させなくても、ローディングトレイを強制的に移動突出
させることが可能であるため、停電や電気的故障などの
緊急時においてユーザーが容易にディスクを取り出すこ
とができる優れたディスクローディング装置を実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるディスクロー
ディング装置のローディングトレイ排出時の平面図 (b)同装置のローディングトレイ排出時の側面図
【図2】(a)同装置のローディング途中時の平面図 (b)同装置のローディング途中時の側面図 (c)同装置のローディング途中時の側面図
【図3】(a)同装置のローディング完了時の平面図 (b)同装置のローディング完了時の側面図 (c)同装置のローディング完了時の側面図
【図4】(a)同装置の非常時の排出動作を示す平面図 (b)同装置の非常時の排出動作を示す側面図
【図5】従来のディスクローディング装置のローディン
グ途中の側面図
【図6】同装置のローディング完了時の側面図
【符号の説明】
12 ローディングトレイ 14 スライドレバー 15 ラックA部 16 ラックB部 17 カム溝 18 ロックレバー 19 駆動ピニオン 20 リレーピニオン 21 エジェクトレバー 22 ラックC部 24 ピン部 25 ターンテーブル 27 クランパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが着脱される第1の位置とディ
    スクより情報が再生される第2の位置との間を可逆的に
    摺動可能にディスク装置本体に取り付けられたローディ
    ングトレイと、 前記ローディングトレイと係合し、その摺動移動にとも
    なって前記ローディングトレイを前記第1と第2の位置
    との間を可逆的に移動せしめるとともに、前記ローディ
    ングトレイが前記第2の位置に達した際に、ローディン
    グトレイとの前記係合が外れて、トラバース系を昇降さ
    せてディスクのクランプ動作を行い得るように、前記ロ
    ーディングトレイの移動方向に摺動可能に取り付けられ
    たスライドレバーと、 前記スライドレバーに形成された第1のラックに係合す
    る第1のピニオンと、その第1のピニオンを駆動するロ
    ーディングモータとを備えた、前記スライドレバーの第
    1の駆動手段と、 前記スライドレバーに形成された第2のラックに係合す
    る第2のピニオンと、前記ディスク装置本体外より押圧
    されて、前記ローディングトレイが第2の位置にあると
    きに、クランプの解除及び前記ローディングトレイの排
    出を行うよう前記第2のピニオンを駆動するラックを有
    するエジェクトレバーとを備えた、前記スライドレバー
    の第2の駆動手段とを備えたことを特徴とするディスク
    ローディング装置。
JP5167965A 1993-07-07 1993-07-07 ディスクローディング装置 Pending JPH0721651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167965A JPH0721651A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクローディング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167965A JPH0721651A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクローディング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721651A true JPH0721651A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15859325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167965A Pending JPH0721651A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクローディング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721651A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100251251B1 (ko) 디스크형 기록 매체용 신호 기록 및 재생장치
JP4784415B2 (ja) ディスク装置
US6480453B2 (en) Apparatus and method for driving an optical disc with a caddy having a cover
JP2665130B2 (ja) ディスクプレイヤメカニズム
US7325242B2 (en) Disk apparatus
US6654334B1 (en) Disk loading device having a manual drive member for moving a drive mechanism in an eject direction
JP3988717B2 (ja) 記録媒体ドライブ装置
JPH0721651A (ja) ディスクローディング装置
JPH06251481A (ja) ディスクローディング装置
KR100354062B1 (ko) 광디스크구동장치및그방법
JPH11296954A (ja) ディスクドライブ装置
JP3428315B2 (ja) ディスク再生装置
JPH01176363A (ja) ディスクローディング装置
JPH0244383Y2 (ja)
JPH0461060A (ja) ローディング装置
JPH0574034A (ja) デイスク再生装置
JPH06290529A (ja) ディスクチェンジャー装置
JP3857943B2 (ja) ディスクカートリッジローディング装置
JP2531641Y2 (ja) マルチディスクプレーヤのディスク取出し位置記憶装置
CN116013374A (zh) 一种具有双光学头的光盘无损的紧凑型光驱
JP3474996B2 (ja) ディスク装置
JP2676377B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH06309765A (ja) Mdチェンジャ装置
JPH064976A (ja) ディスクドライバ
KR20000014914A (ko) 기록매체 재생장치