JPH07216065A - p−ジオキサノンの共重合体 - Google Patents
p−ジオキサノンの共重合体Info
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- JPH07216065A JPH07216065A JP6266074A JP26607494A JPH07216065A JP H07216065 A JPH07216065 A JP H07216065A JP 6266074 A JP6266074 A JP 6266074A JP 26607494 A JP26607494 A JP 26607494A JP H07216065 A JPH07216065 A JP H07216065A
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Abstract
はグリコリッド)とp−ジオキサノンとの共重合体。 【構成】 p−ジオキサノンとラクチドおよび/または
グリコリッドとのプレポリマーとp−ジオキサノンとの
共重合体、並びにそれから製造した吸収性を示す外科用
装置、例えば縫合糸、外科用メッシュ、外科用ステープ
ル、止血クリップ、縫合糸結び目用クリップなど。
Description
れる共重合体に関するものであり、詳細には、吸収性を
示す外科用縫合糸および装置を製造するに望ましい機械
的および生物学的特性を示す結晶性共重合体に関する。
p−ジオキサノンのホモポリマー類、並びに外科用縫合
糸として用いるに適切な機械的および生物学的特性を示
す吸収性フィラメントの製造が記述されている。以前の
吸収性合成縫合糸、例えばラクチドまたはグリコリッド
のホモポリマー類または共重合体から誘導される縫合糸
とは異なり、p−ジオキサノンの縫合糸は、モノフィラ
メント縫合糸として用いるに特によく適合している。p
−ジオキサノンを用いて製造したモノフィラメント縫合
糸は、通常の吸収性合成縫合糸に比較して増強された柔
軟性とたわみ性を示す。通常の吸収性合成縫合糸は、一
般に、この縫合糸が示す「堅い」感じを低くする目的
で、マルチフィラメント形態で編組みもしくは撚糸され
た構造を有している。不幸なことには、マルチフィラメ
ント縫合糸が有する粗い表面が外科操作中頻繁に組織を
引き裂く可能性があることから、これらはしばしば欠点
を示す。
同様にまだ改良の余地がある。米国特許第4,643,
191号には、p−ジオキサノンとラクチドとの共重合
体、並びにそれらから製造される吸収性縫合糸が記述さ
れている。この共重合体のラクチド成分は、p−ジオキ
サノンのホモポリマーが示す他の際だった特性を犠牲す
ることなく、増強された物性、例えば上昇した直線もし
くは結び目引張り強度および低下したモジュラスなどを
与え得る。
−ジオキサノンとグリコリッドとの共重合体から製造さ
れる吸収性縫合糸が記述されている。この共重合体のグ
リコリッド成分は、有意に、インビボにおける吸収速度
を上昇させると共にこの共重合体が示すインビボ破壊強
度保持特性(この特性は、特定の外科用操作にとって極
めて有利であり得る)を高めている。
60,428 A2号にもまた、カプロラクトンとグリ
コリッドとラクチドとの共重合体が記述されている。こ
の出願には、2段階重合方法で製造されるブロック共重
合体が記述されている。この方法の第一段階では、カプ
ロラクトン型モノマー、例えばp−ジオキサノンなどを
高含有量で用いることでプレポリマーが作られており、
このプレポリマーの残りは、速く反応するグリコリッド
型モノマーである。この重合の第二段階では、このプレ
ポリマーと追加的高速反応グリコリッド型モノマーとを
反応させることによって、セグメント化したブロック共
重合体が得られている。
性を修飾するか或は増強する目的で本技術分野に記述さ
れている試みを鑑み、上昇した柔軟性と制御された破壊
強度保持(BSR)プロファイルを与え得るポリマー組
成物を調合することができたならばこれは望ましいこと
である。
−ジオキサノンとラクチド、グリコリッドおよびそれら
の組み合わせから成る群から選択されるモノマーとのプ
レポリマーとp−ジオキサノンを含んでいる共重合体を
見い出した。
上に記述した共重合体を溶融紡糸することによって製造
した外科用吸収性フィラメントを見い出した。
ことで容易に溶融紡糸され得る。これらの共重合体から
製造された繊維は、外科用の吸収性を示すモノフィラメ
ント縫合糸として用いるに必要とされる機械的特性と生
物学的特性の組み合わせを有している。このプレポリマ
ー内のp−ジオキサノンに対するラクチドまたはグリコ
リッドの比率を変えるか、或はこの共重合体内のプレポ
リマー濃度を変えることによって、コンプライアンスと
インビボ吸収プロファイルを有意に変化させることがで
きる。従って、特定用途で用いる目的で、本発明の共重
合体が示す特性を注文に合わせることができる。
ト、特に吸収性を示す外科用モノフィラメント縫合糸を
製造するに有効性を示すが、これらの共重合体は外科用
装置を製造する目的でも用いられ得る。例えば、これら
の共重合体は、外科用メッシュ、外科用ステープル、止
血クリップ、縫合糸結び目用クリップなどとして用いら
れ得る。本発明の共重合体を通常の溶融加工技術で成形
して外科用装置を生じさせることができる。
サノンとラクチドおよび/またはグリコリッドとのプレ
ポリマーとp−ジオキサノンとで出来ている。一般に、
p−ジオキサノンとラクチドおよび/またはグリコリッ
ドとを重合させることによって最初にプレポリマーを生
じさせた後、2番目の重合で、追加的p−ジオキサノン
モノマーを用いてそのプレポリマーの鎖伸長を行うこと
によって、これらの共重合体の製造を行う。
マー量を幅広い範囲に渡って変化させることができ、こ
れは、望まれている破壊強度保持および吸収特性に大き
く依存している。典型的には、この共重合体が有する組
成の約5から約80重量%の範囲のプレポリマー量が満
足される量である(ここで、この共重合体の全重量%は
100%である)。このプレポリマー量が5%未満であ
ると、一般に、p−ジオキサノンのホモポリマーに比較
してこの共重合体の特性は修正されておらず、そして8
0%以上の量であると、p−ジオキサノンのホモポリマ
ーに比較して機械特性が悪影響を受ける可能性がある。
約5から約40重量%の範囲のプレポリマー量が好適で
ある。
℃未満になるように、このプレポリマーの製造で用いる
p−ジオキサノンに対するラクチドまたはグリコリッド
の比率を調整すべきである。これは、このプレポリマー
とp−ジオキサノンとの共重合を成功裏に行うことを助
長するに重要である、と言うのは、その最終共重合体内
に残存しているモノマー含有量が高くなるのを回避する
目的でこのp−ジオキサノン重合を行う温度は一般に1
20℃未満であるからである。p−ジオキサノンとの共
重合を行うに望ましい特性を示すプレポリマー類は、一
般に、ラクチドもしくはグリコリッドとp−ジオキサノ
ンとのモル比を約50:50から約5:95の範囲にす
ることで製造可能であり、30:70から10:90の
範囲の比率が好適である。一般に、このラクチドもしく
はグリコリッドの量がそのプレポリマーの50モル%を
越えると、このプレポリマーの融点がp−ジオキサノン
との共重合を行うに望ましい温度よりも高くなってしま
いそして/またはこのプレポリマーが示すp−ジオキサ
ノンへの溶解度が非常に低くなってしまう可能性があ
る。p−ジオキサノンの量を95モル%以上にして製造
したプレポリマーは、典型的に、p−ジオキサノンのホ
モポリマーと同様な特性を示す共重合体を与える。
技術、例えば米国特許第4,653,497号に記述さ
れている如き技術を用いることで、ラクチドもしくはグ
リコリッドとp−ジオキサノンとの比率を変化させたラ
クチドもしくはグリコリッドとp−ジオキサノンとのプ
レポリマーを製造することができる。このプレポリマー
の製造を行った後、有機金属触媒の存在下、上昇させた
温度で、所望比率で該プレポリマーとp−ジオキサノン
を重合させることにより、この共重合体の製造を行うこ
とができる。この有機金属触媒は、好適には錫を基とす
る触媒、例えばカプリル酸第一錫などであり、これを、
モノマーと触媒のモル比が好適には15,000から4
0,000/1の範囲になるようにそのモノマー混合物
内に存在させる。その開始剤は典型的にアルカノール、
グリコール、ヒドロキシ酸またはアミンであり、これ
を、モノマーと開始剤のモル比が400から2,000
/1の範囲になるようにそのモノマー混合物内に存在さ
せる。所望の分子量と粘度が達成されるまで、100か
ら160℃、好適には110−140℃の温度範囲でこ
の重合を行うことができるが、一般に必要とされる時間
は16時間以内である。また、2段階以上の連続的温度
段階、例えば100−140℃で1−2時間そして約8
0℃で2−5日間、この重合を実施することも可能であ
る。
は、これらの共重合体を押し出して繊維またはフィルム
を生じさせるるか或は射出成形してステープルの如き外
科用装置を生じさせるに適切な結晶度と固有粘度を示
す。有利には、この共重合体が示す結晶度は、外科用装
置の輸送および貯蔵を行っている間に遭遇し得る高温に
おいてこの共重合体の構造的一体性を保つことができる
ように、x線回折で測定して約10%以上である。好適
には、これらの結晶性共重合体が示すインヘレント粘度
は、25℃のヘキサフルオロイソプロピルアルコール
(HFIP)の溶液1dL当たり0.1gで、約0.8
から約3.0、より好適には約1.2から約2.0dL
/gの範囲である。インヘレント粘度が約0.8dL/
g未満の共重合体では、一般に、外科用装置に適切な機
械的特性を与えるに充分な分子量が不足しており、そし
てインヘレント粘度が約3.0dL/g以上であると、
一般に、溶融加工を行うには粘度が高すぎることにな
る。
でよく知られている通常に受け入れられている方法を用
い、最初にこの共重合体を紡糸口金に通して溶融押し出
しすることで繊維を製造し、この繊維を延伸して分子配
向を作り出した後、この配向させた繊維のアニーリング
を行うことでそれの性能特質を増強させることにより、
外科用縫合糸として用いるに必須な特性を示すフィラメ
ントを製造することができる。例えば、米国特許第4,
643,191号および4,653,497号および
5,007,923号を参照のこと。これらの特許には
また、本添付実施例の中に記述するモノフィラメントの
機械的および生物学的特性を測定するに適切な試験操作
が詳細に記述されている。
性」を本明細書で用いる時、これは、フィラメントまた
は編組み縫合糸を曲げるに必要とされる力を表してい
る。ポリマーが示す柔軟性は、このポリマーが示すヤン
グ係数に関係している。ヤング係数が高いことは、一般
に、ポリマーが個々のフィラメントに関して低い柔軟性
を示すことを意味している。従って、捩りそして結び目
として結ぶ必要がある縫合糸に関しては、適切な引張り
強度を維持しながら非常に高い柔軟性を示すようにする
ことが高度に望ましい。本発明は、低いヤング係数を示
すと共に有意な度合で引張り強度を保持している共重合
体を提供するものである。
強度保持率(BSR)」を用いる場合、これは、50℃
に維持されている緩衝溶液内でインキュベーションを行
った後の繊維がそれの強度を保持している能力の尺度で
ある。これは、インキュベーションを行う前の破壊強度
に対する、予め決めた期間後にその繊維が示す破壊強度
の比率である。従って、この繊維のインキュベーション
を行った後これがその破壊強度を失う時間が、p−ジオ
キサノンのホモポリマーから誘導された繊維がそれの破
壊強度を失うに要する時間に比較して、その期間が短い
か或は長い時、このインビトロBSRが変化したことに
なる。インビトロBSRの測定操作に関する資料は充分
にあると共に米国特許第4,643,191号の中に記
述されている。
ラットなどに移植した後の繊維がそれの初期強度を保持
している能力の尺度である。インビボBSRは、移植を
行う前の繊維が示す破壊強度に対する、予め決めた期間
後の移植繊維が示す破壊強度の比率である。インビボB
SRの測定操作に関する資料は充分にあると共に、上で
引用した特許の中に記述されている。測定にとって重要
なもう1つの一般的縫合糸特性は、インビボ吸収プロフ
ァイルである。
試験動物、例えばラットなどに移植した後の縫合糸断面
に生じる経時的分解度のプロファイルである。予め決め
た日数に渡って筋肉内移植した後に残存している縫合糸
断面図が元の断面積の何パーセント(中央値)かを計算
することによって、上記分解を測定する。移植して何ら
かの一定日数が経った後の分解度合が、p−ジオキサノ
ンのホモポリマーから誘導された縫合糸断面が同じ期間
の後に示す分解度合よりも大きいか或は小さい時、この
インビボ吸収プロファイルが変化したことになる。イン
ビボ吸収プロファイルの測定操作は、数多くの特許、例
えば米国特許第4,653,497号の中に記述されて
いる。
文に合わせるようにそのインビトロまたはインビボBS
Rおよびインビボ吸収率を有意に変化させて得るが、機
械特性を犠牲にすることなく上記変化を生じさせるのが
望ましい。好適な態様において、本発明の共重合体から
製造したモノフィラメントが示す直線引張り強度は4
0,000psi以上、好適には50,000psi以
上であり、そして結び目引張り強度は30,000ps
i以上、好適には40,000psi以上である。追加
的に、上記アニーリングを行ったモノフィラメントが示
すヤング係数は250,000psi未満、好適には1
50,000psi未満であり、そしてその伸びパーセ
ントは150未満、好適には100未満である。
ことを意図したものであり、如何なる様式でも、請求す
る発明の範囲を限定することを意図したものでない。表
IIで用いるPDO、PGAおよびPLAは、それぞ
れ、p−ジオキサノン、グリコリッドおよびラクチドか
ら誘導されるポリマー類を表している。
25重量%である共重合体 炎乾燥した250ミリリットルの2口丸底フラスコに、
60g(0.5877モル)のp−ジオキサノン、4
0.0g(0.3446モル)のグリコリッド、0.2
86ミリリットルの1−ドデカノールおよび0.085
ミリリットルのカプリル酸第一錫(トルエン中0.33
モル規定)を仕込んだ後、室温で約16時間、真空下で
乾燥させた。このフラスコに、炎乾燥した機械撹拌機を
取り付けた。この反応フラスコを窒素で3回パージ洗浄
した後、窒素通気した。この反応混合物を160℃に加
熱した後、160−180℃に2時間保持した。オイル
バスの温度を110℃に下げ、そしてこのプレポリマー
にp−ジオキサノンを33.3g(0.3262)加え
た。窒素雰囲気下で4時間このバス温度を110℃に維
持した。この共重合体を単離し、粉砕した後、80℃で
約48時間、真空下(0.1mmHg)で乾燥させるこ
とによって、全ての未反応モノマーを除去した。27.
8%の重量損失が観察された。このコポリエステルは、
熱段階顕微鏡検査(hot stage micros
copy)で測定して140−150℃の溶融範囲を示
すと共に、25℃のヘキサフルオロイソプロパノール
(HFIP)内のインヘレント粘度は2.15dL/g
であった。
50重量%である共重合体 炎乾燥した250ミリリットルの2口丸底フラスコに、
40g(0.3918モル)のp−ジオキサノン、1
0.0g(0.0862モル)のグリコリッド、0.2
0ミリリットルの1−ドデカノールおよび0.098ミ
リリットルのカプリル酸第一錫(トルエン中0.33モ
ル規定)を仕込んだ後、室温で約16時間、真空下で乾
燥させた。このフラスコに、炎乾燥した機械撹拌機を取
り付けた。この反応フラスコを窒素で3回パージ洗浄し
た後、窒素通気した。この反応混合物を160℃に加熱
した後、160℃に2時間保持した。次に、オイルバス
の温度を110℃に下げて4時間保持した後、85℃に
16時間保持した。このプレポリマーにp−ジオキサノ
ンを更に50.0g(0.4898)加えた後、このバ
ス温度を90℃に24時間そして80℃に72時間保持
した。この共重合体を単離し、粉砕した後、80℃で約
36時間、真空下(0.1mmHg)で乾燥させること
によって、全ての未反応モノマーを除去した。17.6
%の重量損失が観察された。このコポリエステルは、熱
段階顕微鏡検査で測定して94−104℃の溶融範囲を
示すと共に、25℃のヘキサフルオロイソプロパノール
(HFIP)内のインヘレント粘度は1.62dL/g
であった。
0重量%である共重合体 炎乾燥した250ミリリットルの2口丸底フラスコに、
45g(0.4408モル)のp−ジオキサノン、5.
0g(0.0431モル)のグリコリッド、0.20ミ
リリットルの1−ドデカノールおよび0.098ミリリ
ットルのカプリル酸第一錫(トルエン中0.33モル規
定)を仕込んだ後、室温で約16時間、真空下で乾燥さ
せた。このフラスコに、炎乾燥した機械撹拌機を取り付
けた。この反応フラスコを窒素で3回パージ洗浄した
後、窒素通気した。この反応混合物を160℃に加熱し
た後、160℃に2時間保持した。次に、オイルバスの
温度を110℃に下げて4時間保持した後、85℃に1
6時間保持した。このプレポリマーにp−ジオキサノン
を更に50.0g(0.4898)加えた後、このバス
温度を90℃に24時間そして80℃に72時間保持し
た。この共重合体を単離し、粉砕した後、80℃で約3
6時間、真空下(0.1mmHg)で乾燥させることに
よって、全ての未反応モノマーを除去した。15.0%
の重量損失が観察された。このコポリエステルは、熱段
階顕微鏡検査で測定して100−104℃の溶融範囲を
示すと共に、25℃のヘキサフルオロイソプロパノール
(HFIP)内のインヘレント粘度は1.85dL/g
であった。
製造した繊維が示す物性を記述する。
は、下記の一般的操作に従う通常様式でこれらの共重合
体を紡糸口金に通して溶融押し出しすることにより、1
本以上のフィラメントを生じさせた。
pillary Rheometer)を用いて、本明
細書に記述する共重合体の押し出しを行った。予め加熱
した(80から90℃)押し出しチャンバの中にこれら
の共重合体を詰め、そしてこの押し出し温度で9から1
2分のドエル時間を置いた後、2cm/分のラム速度
で、40ミルのダイス(L/D=24.1)を通す押し
出しを行った。押し出し温度は、そのポリマーのTmに
依存していると共に、与えられた温度でその材料が示す
溶融粘度に依存しているが、通常、そのTmよりも約1
0から75℃高い温度でこの被験共重合体の押し出しを
行うことで満足される結果が得られる。本明細書に記述
する実施例共重合体の押し出し温度は120から205
℃の範囲であった。
フィート/分でその押し出し物を取り上げたが、時には
他の浴温度および取り上げ速度も用いた。このINST
RON毛細管レオメーターの代わりに、スクリュー型の
押出し機または同様な装置を用いることができる。
トを、1段階延伸方法または多段階延伸方法で約6Xか
ら7Xにまで延伸することにより、分子配向を達成する
と共に引張り特性の改良を行った。この延伸を行う様式
は下記の通りである。
押し出し物(16−20ミルの直径範囲)をローラーに
通した後、加熱されているグリセリン延伸浴の中に入れ
る。約25から90℃でこの延伸浴の温度を変えること
ができるが、本明細書に記述する実施例では、49から
58℃の温度を用いる。この第一延伸段階における延伸
比は3Xから約7Xで変化させることができるが、本明
細書に記述する実施例では、4Xから5.5Xの第一段
階延伸比を用いる。
ローラーに通した後、50から95℃の範囲の温度に維
持されているグリセリン浴(第二段階)の中に入れる
が、本明細書に記述する実施例でもこの第二段階を用
い、この実施例で用いた比率は1.2Xから1.6Xの
範囲であった。この繊維を水洗浄に通し、スプール上に
取り上げた後、乾燥させた。このグリセリン延伸浴の一
部または全てを、1組の熱ローラーに変えることができ
る。その得られる配向フィラメントは良好な直線引張り
強度と結び目引張り強度を示す。
を受けさせることによって、これらのフィラメントが示
す寸法安定性とインビトロ引張り強度保持率を向上させ
得る。この任意の処理は、これらのフィラメントを拘束
して収縮が生じるのを制御しながら約40℃から90
℃、最も好適には約60℃から80℃の温度にその延伸
フィラメントを加熱することを含んでいる。最初に張力
下に置くか或はこの拘束を行う前に20%に及んで収縮
させたフィラメントを用いてこの工程を始めることがで
きる。その温度と処理条件に応じて、数秒間から数日間
またはそれ以上の期間に渡って、これらのフィラメント
をそのアニーリング温度に保持する。一般に、本発明の
共重合体では、60から80℃のアニーリングを約24
時間以内行うことで満足される結果が得られる。各繊維
組成物に関して簡単な実験を行うことによって、最大の
繊維インビボ強度保持率と寸法安定性を得るに最適なア
ニーリング時間と温度が容易に決定される。以下に記述
する、アニーリングを行ったサンプルは、収縮を生じさ
せないように張力下に保持しながら60℃で12時間ア
ニーリングを行ったものである。
工して縫合糸または結さつ糸を生じさせ、外科用針に取
り付け、包装した後、公知技術を用いて殺菌してもよ
い。
通常の試験操作で容易に測定される。INSTRON引
張り試験機を用いて、本明細書で示す引張り特性(即ち
直線および結び目引張り強度、ヤング係数および伸び)
を測定した。直線引張り、結び目引張り、破壊伸びおよ
びヤング係数を測定する目的で用いた設定は、特に明記
しない限り下記の通りであった。
よって、直線引張り強度を計算する。水平変位1センチ
メートル毎に4−1/6%を割り当てる、このサンプル
の応力−歪み曲線から直接、破壊伸びを読み取る。
プルが示す応力−歪み曲線の傾きから、ヤング係数を計
算する。
はその繊維が有する初期断面積であり、SLはスケール
ロード(scale load)であり、XHはクロス
ヘッド速度であり、CSはチャート速度であり、そして
GLはゲージ長である。45度に近いθを与えるように
SLを選択することができる。
を測定する。内部直径が1/4インチであり壁厚が1/
16インチの軟質管の回りにフィラメントを1巻きする
ことで、この試験品を結んで外科医の結び目を生じさせ
た。この外科医の結び目はこま結びであり、ここでは、
ループの中に自由末端を最初に1回ではなく2回通した
後、その両末端をぴんと引っ張る結果として、複合結び
目の上に1つの結び目を重ねる。右端の上に左端を置く
ことでこの最初の結び目を開始し、そしてこの結び目を
しっかりと結び付けるに充分な張力をかける。
結び目が来るようにして、この試験片をINSTRON
引張り試験機の中に位置させる。破壊を生じさせるに必
要な力をこの繊維の初期断面積で割ることによって、こ
の結び目引張り強度を計算する。
M.)をKPSIまたはPSIx103として報告す
る。
3,497号(表II、コラム6、24行以降参照)の
中に記述されている如きグリコリッド/PDO共重合体
に関する公開データとを比較することで、本発明の共重
合体が非常に特異であることは明らかである。本発明の
共重合体が示すヤング係数は、以前に開示されたグリコ
リッド/PDO共重合体に比較して有意に低くなってい
ると共に、そのインビトロBSRプロファイルも異なっ
ている。このような差により、より高いコンプライアン
スを示す縫合糸、従って取り扱いが容易であると共によ
り迅速に患者の中に吸収される縫合糸がもたらされるこ
とになる。
6.7)/84.5重量%である共重合体 窒素グローブボックスの中で、炎乾燥した500ミリリ
ットルの3口丸底フラスコに、13.2g(0.129
モル)のp−ジオキサノン、10.0g(0.069モ
ル)のL(−)ラクチド、0.20ミリリットルの1−
ドデカノールおよび0.030ミリリットルのカプリル
酸第一錫(トルエン中0.33モル規定)を仕込んだ
後、室温で約16時間、真空下で乾燥させた。このフラ
スコに、炎乾燥した機械撹拌機を取り付けた。この反応
フラスコの窒素パージ洗浄と排気を3回行った後、窒素
通気した。この反応混合物を窒素下で150℃に加熱し
た後、150℃に6時間保持した。このプレポリマーの
サンプルをインヘレント粘度に関して試験した結果、
0.50dL/gであることが確認された。室温にまで
冷却し、そして窒素グローブボックスの中でこの反応フ
ラスコに126.9g(1.243モル)のPDOモノ
マーと0.101ミリリットルのカプリル酸第一錫(ト
ルエン中0.33モル規定)を仕込んだ後、室温で約1
6時間、真空下に置いた。この反応混合物を窒素下で7
5℃に加熱した後、この温度に1時間保持することによ
り単一相が得られ、次に、この温度を110℃に上昇さ
せて、110℃に6時間保持した。この得られる共重合
体を単離し、粉砕した後、80℃で約96時間、真空下
(0.1mmHg)で乾燥させることにより、全ての未
反応モノマーを除去した。19.5%の重量損失が観察
された。このコポリエステルは、熱段階顕微鏡検査で測
定して101−111℃の溶融範囲を示すと共に、25
℃のヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)内の
インヘレント粘度は1.96dL/gであった。
共重合体を170℃で押し出した。この得られる押し出
し物を、7Xの全延伸比を用いた2段階(5X@56℃
+1.4X@72℃)で延伸した。これらのモノフィラ
メントの配向およびアニーリング(80℃/6.5時間
/5%のリラックス処理)を行った後、殺菌した繊維が
示す特性を、以下に要約する。
3.9)/85.2重量%である共重合体 窒素グローブボックスの中で、炎乾燥した500ミリリ
ットルの3口丸底フラスコに、16.1g(0.158
モル)のp−ジオキサノン、5.7g(0.040モ
ル)のL(−)ラクチド、0.26ミリリットルの1−
ドデカノールおよび0.030ミリリットルのカプリル
酸第一錫(トルエン中0.33モル規定)を仕込んだ
後、室温で約16時間、真空下で乾燥させた。このフラ
スコに、炎乾燥した機械撹拌機を取り付けた。この反応
フラスコの窒素パージ洗浄と排気を3回行った後、窒素
通気した。この反応混合物を窒素下で120℃に加熱し
た後、120℃に6時間保持した。このプレポリマーの
サンプルをインヘレント粘度に関して試験した結果、
0.45dL/gであることが確認された。次に、この
共重合体の残りを高真空下90℃に約32時間置いて揮
発物を除去することで、未反応のモノマーが約3.2g
除去された。この揮発物を除去した後のインヘレント粘
度は0.53dL/gであることが確認された。窒素グ
ローブボックスの中で、この反応フラスコに125.4
g(1.23モル)のPDOモノマーと0.096ミリ
リットルのカプリル酸第一錫(トルエン中0.33モル
規定)を仕込んだ後、室温で約16時間、真空下で乾燥
させた。この反応混合物を窒素下で75℃に加熱した
後、この温度に1時間保持することにより単一相が得ら
れ、次に、この温度を110℃に上昇させて、110℃
に6時間保持した。この得られる共重合体を単離し、粉
砕した後、80℃で約80時間、真空下(0.1mmH
g)で乾燥させることにより、全ての未反応モノマーを
除去した。19.7%の重量損失が観察された。このコ
ポリエステルは、熱段階顕微鏡検査で102−106℃
の溶融範囲を示すと共に、25℃のヘキサフルオロイソ
プロパノール(HFIP)内のインヘレント粘度は2.
03dL/gであった。
共重合体を165℃で押し出した。この得られる押し出
し物を、7Xの全延伸比を用いた2段階(5X@56℃
+1.4X@70℃)で延伸した。これらのモノフィラ
メントの配向およびアニーリング(80℃/6.5時間
/5%のリラックス処理)を行った繊維が示す特性を、
以下に要約する。
コリッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選択
されるモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノンと
の共重合体。
定して約10%以上である第1項の共重合体。
1.2から約2.0dL/gの範囲である第2項の共重
合体。
0重量%の範囲である第1項の共重合体。
0重量%の範囲である第4項の共重合体。
グリコリッドモノマーとp−ジオキサノンのモル比が約
50:50から約5:95の範囲である第5項の共重合
体。
コリッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選択
されるモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノンと
の共重合体から製造される外科用吸収性フィラメント。
から約80重量%の範囲の量で含んでいる第7項の外科
用吸収性フィラメント。
0重量%の範囲である第8項の外科用吸収性フィラメン
ト。
び/またはグリコリッドモノマーとp−ジオキサノンの
モル比が約50:50から約5:95の範囲である第9
項の外科用吸収性フィラメント。
si以上の直線引張り強度を示すと共に30,000p
si以上の結び目引張り強度を示す第7項の外科用吸収
性フィラメント。
si以上の直線引張り強度を示すと共に30,000p
si以上の結び目引張り強度を示す第11項の外科用吸
収性フィラメント。
psi未満のヤング係数を示す第12項の外科用吸収性
フィラメント。
伸びを示す第12項の外科用吸収性フィラメント。
ラメント縫合糸の形態である第7項の外科用吸収性フィ
ラメント。
ィラメント縫合糸の形態である第7項の外科用吸収性フ
ィラメント。
を少なくとも1本の針に取り付ける第15項の吸収性モ
ノフィラメント縫合糸。
糸を少なくとも1本の針に取り付ける第16項の吸収性
マルチフィラメント縫合糸。
リコリッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選
択されるモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノン
との共重合体から製造される外科用装置。
外科用ステープル、止血クリップおよび縫合糸結び目用
クリップから成る群から選択される第19項の外科用装
置。
Claims (3)
- 【請求項1】 p−ジオキサノンとラクチド、グリコリ
ッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選択され
るモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノンとの共
重合体。 - 【請求項2】 p−ジオキサノンとラクチド、グリコリ
ッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選択され
るモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノンとの共
重合体から製造される外科用吸収性フィラメント。 - 【請求項3】 p−ジオキサノンとラクチド、グリコリ
ッドおよびそれらの組み合わせから成る群から選択され
るモノマーとのプレポリマーとp−ジオキサノンとの共
重合体から製造される外科用装置。
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