JPH07215455A - フリーフローコンベア装置 - Google Patents

フリーフローコンベア装置

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Publication number
JPH07215455A
JPH07215455A JP1348594A JP1348594A JPH07215455A JP H07215455 A JPH07215455 A JP H07215455A JP 1348594 A JP1348594 A JP 1348594A JP 1348594 A JP1348594 A JP 1348594A JP H07215455 A JPH07215455 A JP H07215455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing belt
free flow
flow conveyor
free
transfer device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1348594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashige Sato
隆重 佐藤
Kei Ookubo
絅 大久保
Naoki Shibano
尚樹 芝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1348594A priority Critical patent/JPH07215455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリーフローコンベアの駆動力がパレット転
送装置の駆動力ともなるよう駆動モータを共用化し、パ
レット転送装置の移載運動に合せた正逆回転コントロー
ル装置、コントロールケーブルおよびケーブルキャリア
を不要する。 【構成】 反転,千鳥形,段違い形に搬送するフリーフ
ローコンベアとパレット転送装置とを組合わせたフリー
フローコンベア装置であり、瞬時に結合と離脱が可能な
タイミングベルト等の駆動伝達手段を介することによ
り、フリーフローコンベアの駆動モータの駆動力を伝達
させ、従来必要であったパレット転送装置の正逆転モー
タを不要とする構成。 【効果】 パレット転送装置の正逆転モータを不要とし
た経済効果に加えて、フリーフローコンベアとパレット
転送装置との同速度コントローラ,コントロールケーブ
ル,ケーブルキャリアも不要とでき、ケーブル断線に伴
うコストおよびメンテナンス削減効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の製造工程,物流シ
ステムで製造物等の搬送に利用されるフリーフローコン
ベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフリーフローコンベア装置には図
6に示すようなパレット転送装置61が多用されてき
た。すなわち、パレット転送装置61は並設した第1フ
リーフローコンベア62と第2フリーフローコンベア6
3の延長線上の間に配置し、パレット転送装置に具備す
る正逆転モータ64を第1フリーフローコンベアと同速
度(矢印a方向)で回転させ、パレット転送装置61が
第2フリーフローコンベアの延長線上に移動すると矢印
b方向の回転になるよう正逆転モータ64の回転を制御
し、搬送を矢印c,d,eの方向に搬送する構成のもの
であった。
【0003】なお、第2フリーフローコンベア63の駆
動モータ65と同様の一方向回転の駆動モータ(図示せ
ず)が第1フリーフローコンベア62にも取り付けられ
ている。
【0004】66は前記駆動モータ65への電源ケーブ
ルを保護する多関節形ケーブルキャリアで、パレット転
送装置61とともに往復運動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフリーフローコ
ンベア装置は、パレット転送装置61の正逆転モータ6
4が第1,第2フリーフローコンベア62,63の駆動
モータ(図示せず)65と個別に動作するため、正逆転
モータ64と駆動モータ65を同速度で回転させるコン
トローラが必要となり、またパレット転送装置61の正
逆転モータ64は激しい頻度の正逆転動作を繰返し、そ
の切換に伴う電子部品の消耗,変換工費も大きく、さら
に前記ケーブルキャリア66の破損や電源ケーブルの屈
曲による断線に伴う補修や中断による経済損失が大きい
欠点を有していた。
【0006】本発明は前記従来の課題を解決することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は複数のフリーフローコンベアの搬送方向
を反転もしくは千鳥形もしくは段違いに配設したフリー
フローコンベア装置にあって、フリーフローコンベアの
駆動モータの駆動力がパレット転送装置の駆動力ともな
るよう、すなわち、パレット転送装置に駆動モータを具
備することなく、駆動伝達手段を介して、フリーフロー
コンベアの駆動モータの駆動力でパレット転送装置を動
作させる構成としたものである。前記駆動伝達手段は、
瞬時に伝達の結合と解除が可能な構成条件で、伝達能力
を順次向上させることができるものとし、複数のフリー
フローコンベアの駆動系に直結したタイミングベルトに
パレット転送装置の駆動系に連結したタイミングベルト
プーリを押し当てて駆動力を伝達する構成にしたもので
ある。また、タイミングベルトの駆動系にバネもしくは
ゴムの弾性体を介したテンション機能を有するテンショ
ンプーリを配設してタイミングベルトの走行間隔を拡げ
ることにより前記のタイミングベルトとタイミングベル
トプーリとの噛合い数を多くする構成にしたものであ
る。
【0008】
【作用】フリーフローコンベアの駆動モータの駆動力は
駆動伝達手段を介してパレット転送装置を動作させるの
で、パレットがフリーフローコンベアの延長線上に移動
したとき、その位置のフリーフローコンベアと同速度か
つ同方向の駆動力を伝達され、パレットを搬送できる。
【0009】前記駆動伝達手段はタイミングベルト方式
のみならず、タイミングベルトにバネもしくはゴムの弾
性体を介したテンションプーリを組合せ、タイミングベ
ルトの走行間隔を拡げ、タイミングベルトとタイミング
ベルトプーリとの噛合い角度をより鋭角とすると噛合い
歯数が増え伝達駆動力を大きくできるものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図5に沿って詳
細に説明する。図1に平面ロ字形に搬送物を搬送するフ
リーフローコンベア装置を示す。1はパレット転送装
置、2は第1ローラ付チェン3の駆動モータ4を有する
第1フリーフローコンベア、5は第2ローラ付チェン6
を駆動させる他の駆動モータ(図示せず)を有する第2
フリーフローコンベアである。
【0011】前記第1,第2フリーフローコンベア2,
5を並設し、始端と終端の両端部間にパレット転送装置
をそれぞれ配設し、第1,第2フリーフローコンベア
2,5の第1,第2ローラ付チェン3,6を走行させて
いる各駆動モータ4(図示せず)で4個の駆動伝達手段
7,7′を介し、両端部のパレット転送装置1を往復切
換え駆動する。
【0012】図2は図1の第1フリーフローコンベア2
と第2フリーフローコンベア5とを千鳥形にずらしてパ
レット転送装置1により両者を連結させ、第1フリーフ
ローコンベア2上の搬送物を第2フリーフローコンベア
5上に移載搬送するようにしたものである。
【0013】図3は第1フリーフローコンベア2と第2
フリーフローコンベア5とを上下に段違いに並設して移
載搬送するようにしたものである。
【0014】前記パレット転送装置1は図4に示すよう
に、第1,第2フリーフローコンベア2,5の第1,第
2ローラ付チェン3,6と同様の2列のローラ付チェン
8がそれぞれ1組のチェンスプロケット9にエンドレス
に取り付けられたものであり、搬送物をフリーフロー搬
送できる構成になっている。
【0015】さらに、図4においては、駆動伝達手段
7,7′をタイミングベルトで構成したものである。前
記第1フリーフローコンベア2のローラ付チェン3をエ
ンドレスに取り付けたチェンスプロケット10と同軸
で、前記駆動モータ4で回転する駆動チェンスプロケッ
ト11とも同軸上から1組のマイタギヤ12,12′を
介して、前記第1フリーフローコンベア2からは第1タ
イミングベルトプーリ軸13と第1タイミングベルトプ
ーリ14を取り出し、第2フリーフローコンベア5から
も同様に第2タイミングベルトプーリ軸13′,第2タ
イミングベルトプーリ14′を取り出す。そして、第
3,第4タイミングベルトプーリ15,15′は任意の
位置で回転自由とし、両面タイミングベルト16,1
6′を掛けて適当なテンションを与えるものである。
【0016】一方、パレット転送装置1からも前記と同
様に第5タイミングベルトプーリ17を取り出し、パレ
ット転送装置1の移載機能として使用した往復直線動の
エアーシリンダ18によって、第5タイミングベルトプ
ーリ17は両面タイミングベルト16,16′に押し当
てられ、両者が噛合い、駆動力が伝達されて、第1,第
2ローラ付チェン3,6とパレット転送装置1のローラ
付チェン8は同速度で回転する。そして、回転中に前記
エアーシリンダ18が動くと両面タイミングベルト1
6,16′のゴム弾性を利して、第5タイミングベルト
プーリ17は両面タイミングベルト16との噛合いから
離れて、前記エアーシリンダ18の動作終端で反対側の
タイミングベルト16′に噛合わされ、所望方向の駆動
力が伝達される。なお、駆動伝達試験では、最大値12
kgf/mの搬送能力を実現できた(タイミングベルト幅
20mm)。
【0017】また、タイミングベルトプーリ19は必ず
しも必要ではないが、図5(イ),(ロ),(ハ),
(ニ)に示すように、前記タイミングベルトプーリ19
がバネまはたゴムの弾性体20によって矢印a方向に動
くようにしたテンションプーリ21,21′を用いる
と、第5タイミングベルトプーリ17が第2フリーフロ
ーコンベア5側に位置するときを示す図5(イ)におい
て、タイミングベルトプーリ17は左側の両面タイミン
グベルト16′に大きく入りこみ、噛合い数を2〜5個
に増加できる。その間、第1フリーフローコンベア2側
は図5(ロ)のように、テンションプーリ21によって
適当なテンションを与えられながらフリー回転する。図
4(ハ),(ニ)はパレット転送装置1が図4(イ),
(ロ)の反対側に移動したときの状態を示す。なお、駆
動伝達試験では、噛合い数2個のとき31kgf/m、5
個のとき76kgf/mの搬送能力を実現できた(タイミ
ングベルト幅20mm)。また、駆動伝達手段として、瞬
時に伝達解除が可能な別の方法として、タイミングベル
トに替えて平ベルト,丸ロープによる摩擦伝達を用いた
が、前記駆動伝達試験において、最大値8.5kgf/m
の搬送能力は実現できたので、8.5kgf/m以下の軽
荷重用フリーフローコンベア装置には適応できる。
【0018】また、本実施例において、タイミングベル
ト幅を20mmとしたが、幅を増大させるに比例して伝達
能力は増加する。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、共通し
てパレット転送装置側に駆動モータを搭載する必要がな
く、その経済効果はもとより、第1,第2フリーフロー
コンベアとパレット転送装置を同速度とするための特別
なコントローラが不要で、タイミングベルトプーリの歯
数を同一とすることのみで自動的に同速度とすることが
できることや、パレット転送装置側に駆動モータが不要
であることから、従来のケーブルキャリアも不要とな
り、ケーブルの屈曲運動に伴う断線故障の修復などの低
減が皆無となることや、同駆動モータの正逆転制御装置
も不要となり、コスト提言とメンテナンスの簡素化を実
現する優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフリーフローコンベア装
置の概略斜視図
【図2】2つのフリーフローコンベアと千鳥形に組合わ
せた実施例のパレット転送装置の概略斜視図
【図3】2つのフリーフローコンベアと段違いに組合わ
せた実施例のパレット転送装置の概略斜視図
【図4】タイミングベルトを駆動伝達手段とした伝達系
統図
【図5】タイミングベルトプーリの一つにテンションプ
ーリを用いた駆動伝達系統図
【図6】従来のフリーフローコンベア装置の概略斜視図
【符号の説明】 1 パレット転送装置 2 第1フリーフローコンベア 4 駆動モータ 5 第2フリーフローコンベア 7 駆動伝達手段 11 駆動チェンスプロケット 12,12′ 1組のマイタギヤ 13,13′ タイミングベルトプーリ軸 14,14′ 第1,第2タイミングベルトプーリ 15,15′ 第3,第4タイミングベルトプーリ 16,16′ 両面タイミングベルト 17 第5タイミングベルトプーリ 18 エアーシリンダ 19,19′ タイミングベルトプーリ 20,20′ バネまたはゴムの弾性体 21,21′ テンションプーリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、共通し
てパレット転送装置側に駆動モータを搭載する必要がな
く、その経済効果はもとより、第1,第2フリーフロー
コンベアとパレット転送装置を同速度とするための特別
なコントローラが不要で、タイミングベルトプーリの歯
数を同一とすることのみで自動的に同速度とすることが
できることや、パレット転送装置側に駆動モータが不要
であることから、従来のケーブルキャリアも不要とな
り、ケーブルの屈曲運動に伴う断線故障の修復などの低
減が皆無となることや、同駆動モータの正逆転制御装置
も不要となり、コスト低減とメンテナンスの簡素化を実
現する優れた効果を奏するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフリーフローコンベアの搬送方向
    も反転もしくは千鳥形もしくは段違いに配設したフリー
    フローコンベア装置であって、フリーフローコンベアの
    駆動モータの駆動力を駆動伝達手段を介してパレット転
    送装置に伝達し、パレット転送装置がフリーフローコン
    ベアの駆動モータと駆動伝達手段により駆動される構成
    としたフリーフローコンベア装置。
  2. 【請求項2】 駆動伝達手段は、複数のフリーフローコ
    ンベアの駆動系に連結した各タイミングベルトに、パレ
    ット転送装置の駆動系に連結したタイミングベルトプー
    リを押し当て駆動力を伝達する構成とした請求項1記載
    のフリーフローコンベア装置。
  3. 【請求項3】 タイミングベルトの走行系は、バネもし
    くはゴムの弾性体を介したテンション機能を有するテン
    ションプーリを配設してタイミングベルトの走行間隔を
    拡げ、パレット転送装置のタイミングベルトプーリとタ
    イミングベルトとの噛合い歯数を多くした請求項2記載
    のフリーフローコンベア装置。
JP1348594A 1994-02-07 1994-02-07 フリーフローコンベア装置 Pending JPH07215455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1348594A JPH07215455A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 フリーフローコンベア装置

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JP1348594A JPH07215455A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 フリーフローコンベア装置

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JPH07215455A true JPH07215455A (ja) 1995-08-15

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ID=11834427

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JP1348594A Pending JPH07215455A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 フリーフローコンベア装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757197B1 (ko) * 2003-05-13 2007-09-07 주식회사 만도 컨베이어
CN105016043A (zh) * 2015-07-07 2015-11-04 中国核电工程有限公司 一种用于热室之间的物料转运装置
CN108891876A (zh) * 2018-07-30 2018-11-27 安徽百特机电工程有限公司 一种可定位式皮带提升机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757197B1 (ko) * 2003-05-13 2007-09-07 주식회사 만도 컨베이어
CN105016043A (zh) * 2015-07-07 2015-11-04 中国核电工程有限公司 一种用于热室之间的物料转运装置
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