JPH07215131A - ガラス板面へのミラーベースの取り付け構造および取り付け方法 - Google Patents

ガラス板面へのミラーベースの取り付け構造および取り付け方法

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JPH07215131A
JPH07215131A JP952994A JP952994A JPH07215131A JP H07215131 A JPH07215131 A JP H07215131A JP 952994 A JP952994 A JP 952994A JP 952994 A JP952994 A JP 952994A JP H07215131 A JPH07215131 A JP H07215131A
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JP
Japan
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mirror base
glass plate
plate surface
silicone rubber
elastic layer
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Application number
JP952994A
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English (en)
Inventor
Michio Ono
道夫 小野
Takeshi Igarashi
毅 五十嵐
Yuji Akitomo
裕司 秋友
Hideo Niimi
英雄 新見
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AGC Inc
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接着耐久性に優れ、しかも作業性に富み、量産
に適したミラーベースのガラス板面への取り付け構造お
よび方法を得る。 【構成】ミラーベース12と接合されている弾性層13
とガラス板面11との間に、液状シリコーンゴム接着剤
を介在させ、この接着剤を含む部分を数十秒間70℃〜
120℃の温度範囲で加熱して接着剤を硬化させて接着
層14とし、ミラーベース12をガラス板面11に取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナーミラーを取り
付けるためのミラーベースをガラス板面に取り付ける構
造および取り付ける方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の運転者前方の車両内上部に
は、後方視認などのためにルームミラーやバックミラー
等のインナーミラーが取り付けられている。このインナ
ーミラーの取り付けには、例えば図5に示すように、ス
テンレス等の金属片からなるミラーベース1にインナー
ミラー5を取り付ける方式がある。このインナーミラー
5を自動車のフロントガラス4に取り付ける場合には、
上記したミラーベース1を接着剤2によってフロントガ
ラス4の表面に接着し、ミラーベース1にインナーミラ
ー5を取り付けるものである。
【0003】こうしたミラーベースのガラス板面への接
着方法としては、いくつかの方法が提案されている。1
つには、流動性を有するペースト状のポリウレタン等か
らなる接着剤を、ガラス板面とミラーベースとの間に介
在させ、空気中の水分と反応させて硬化接着する方法が
ある。他には、ポリビニルブチラール(以下PVBとす
る)等の熱可塑性樹脂からなるフィルム状接着剤を、ガ
ラス板面とミラーベースとの間に介在させて加圧、加熱
して接着固定する方法がある。
【0004】しかしながら、前者は接着剤がペースト状
であるため、ガラス板とミラーベースとの接着時に煩雑
な作業を必要としていた。特に、接着剤の湿気硬化性を
利用しているため、雰囲気中の湿度状態によって硬化速
度が異なり、場合によっては製造現場から出荷するまで
に数か月間の養生が要求されるものであった。
【0005】また、後者はフィルム状接着剤の材料とし
てPVB等の熱可塑性樹脂を用いるため、フロントガラ
スの温度が50℃以上に上昇した場合にはフィルム状接
着剤が軟化してしまい、また、PVBは水分を吸収して
その接着力が低下してしまうため、耐熱性や耐水性に乏
しく、インナーミラーが脱落してしまうこともあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平1−1
67265号公報や特開平2−68238号公報に開示
されているように、フィルム状のシリコーンゴム接着剤
をガラス板面とミラーベースとの間に介在し、オートク
レーブ内にて加圧、加熱して接着固定する方法が提案さ
れている。
【0007】この方法では、特にフロントガラスに用い
られる合わせガラスの製造時である、2枚のガラス板の
間にPVB中間膜を介在してオートクレーブ内で加圧、
加熱する際に、同時にフィルム状シリコーンゴム接着剤
を加熱硬化させることができる。そのため、作業工程の
簡素化が図れ、また、耐水性にも耐熱性にも富んだミラ
ーベースの接着を行うことができ、ガラス板面へのミラ
ーベースの取り付けには有効な方法である。
【0008】しかしながら、合わせガラスを製造する際
には、複数組の圧着前の2枚のガラス板とPVB中間膜
とをオートクレーブに入れるバッチ式の処理をするた
め、ミラーベースの厚み分だけオートクレーブ内に入れ
る組数が減少してしまい、生産能率の低下を招いてしま
うという欠点を有していた。
【0009】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述のような欠点を解決することにあり、従来知られてい
なかったガラス板面へのミラーベースの取り付け構造お
よび取り付け方法を新規に提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑みてなされたものであり、ガラス板面とミラーベース
との間に、硬さ(JIS−A)30〜90、ダンベル片
(ASTM D−1822)で引っ張り50%伸び時の
モジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強度および
伸びが30〜400kg/cm2 、100〜1000%
である弾性層が介在されてなるガラス板面へのミラーベ
ースの取り付け構造であって、前記ガラス板面と弾性層
との間および弾性層とミラーベースとの間の少なくとも
一方は、付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤が熱
硬化した接着層を介して接合されていることを特徴とす
るガラス板面へのミラーベースの取り付け構造を提供す
るものである。
【0011】また、本発明は、ガラス板面とミラーベー
スとの間に、硬さ(JIS−A)30〜90、ダンベル
片(ASTM D−1822)で引っ張り50%伸び時
のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強度およ
び伸びが30〜400kg/cm2 、100〜1000
%である弾性層を介在してガラス板面へミラーベースを
取り付ける方法であって、前記ガラス板面と弾性層との
間および弾性層とミラーベースとの間に付加反応硬化型
液状シリコーンゴム接着剤を介在させ、該液状シリコー
ンゴム接着剤を含む部分を加熱して液状シリコーンゴム
接着剤を熱硬化させ、ガラス板面と弾性層、および弾性
層とミラーベースとを接着することを特徴とするガラス
板面へのミラーベースの取り付け方法を提供するもので
ある。
【0012】さらにまた、本発明は、ガラス板面とミラ
ーベースとの間に、硬さ(JIS−A)30〜90、ダ
ンベル片(ASTM D−1822)で引っ張り50%
伸び時のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強
度および伸びが30〜400kg/cm2 、100〜1
000%である弾性層を介在してガラス板面へミラーベ
ースを取り付ける方法であって、前記ガラス板面に熱硬
化性を有するフィルム状接着層を積層して加圧、加熱
し、該フィルム状接着層を硬化させて前記弾性層として
ガラス板面に接着し、次いで、前記弾性層とミラーベー
スとの間に付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤を
介在させ、該液状シリコーンゴム接着剤を含む部分を加
熱して液状シリコーンゴム接着剤を熱硬化させ、弾性層
とミラーベースとを接着することを特徴とするガラス板
面へのミラーベースの取り付け方法を提供するものであ
る。
【0013】加えて、本発明は、ガラス板面とミラーベ
ースとの間に、硬さ(JIS−A)30〜90、ダンベ
ル片(ASTM D−1822)で引っ張り50%伸び
時のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強度お
よび伸びが30〜400kg/cm2 、100〜100
0%である弾性層を介在してガラス板面へミラーベース
を取り付ける方法であって、前記ミラーベースに熱硬化
性を有するフィルム状接着層を積層して加圧、加熱し、
該フィルム状接着層を硬化させて前記弾性層としてミラ
ーベースに接着し、次いで、前記弾性層とガラス板面と
の間に付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤を介在
させ、該液状シリコーンゴム接着剤を含む部分を加熱し
て液状シリコーンゴム接着剤を熱硬化させ、弾性層とガ
ラス板面とを接着することを特徴とするガラス板面への
ミラーベースの取り付け方法を提供するものである。
【0014】加えてまた、本発明は、加熱硬化性を有す
るフィルム状接着層をミラーベースに圧着して積層し、
前記フィルム状接着層を加熱してミラーベース上に硬化
させて弾性層としてミラーベースと弾性層とを接着し、
次いで、該弾性層とガラス板面との間に付加反応硬化型
液状シリコーンゴム接着剤を介在して、該液状シリコー
ンゴム接着剤を含む部分を加熱して、液状シリコーンゴ
ム接着剤を熱硬化させてガラス板面にミラーベースを取
り付けることを特徴とするガラス板面へのミラーベース
の取り付け方法を提供するものである。
【0015】
【作用】本発明におけるミラーベースのガラス板への取
り付けは、自動車の走行中の振動やインナーミラーに外
力が加わった際に、ガラス板に応力集中が発生せず吸収
・分散させるために、弾性層がミラーベースとガラス板
面との間に介在されているが、この弾性層とガラス板面
とは付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤によって
接着されているため、その作業が簡便であり、また接着
耐久性にも富んでいる。
【0016】具体的には、あらかじめミラベースが接合
された弾性層とガラス板とは、液状シリコーンゴム接着
剤を滴下し、この接着剤を含む部分を70〜120℃の
温度で2分程度、場合によっては数十秒間加熱するだけ
で、短時間で容易にガラス板面に弾性層、すなわちミラ
ーベースを取り付けることができる。
【0017】この接着剤は、白金触媒を用いた付加反応
硬化と呼ばれる低温でも短時間で反応が進む硬化方法に
よって、ガラス板面と弾性層とを接着させるため、ガラ
ス板として合わせガラスを用いた場合にその中間膜に悪
影響を与えることもない。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明におけるガラス板面にミラーベース
が取り付けられた構造の一例を示す要部概略断面図であ
る。ミラーベース12と接合されている弾性層13と自
動車フロント用合わせガラス10のガラス板面11との
間には、付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤が熱
硬化した接着層14が介在されていて、ガラス板面と弾
性層13とはこの液状シリコーンゴム接着剤によって接
合されている。
【0019】弾性層13は、ウレタン、シリコーン等の
ゴム体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、塩
化ビニル、アイオノマー樹脂、ポリカーボネート等から
なっており、硬さ(JIS−A)30〜90、ダンベル
片(ASTM D−1822)で引っ張り50%伸び時
のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強度およ
び伸びが30〜400kg/cm2 、100〜1000
%の物性値を有していて、さらに、ダンベル3号片、引
っ張り強度80〜120kg/cm2 、破壊伸び率25
0〜600%、ショアー硬度50〜90度を有すること
によって、インナーミラーのビビリ性、ガラス板への応
力集中が防止されている。この弾性層13の厚みは、
0.4mm〜1.2mmの範囲内であれば、上記応力集
中の防止に十分な厚みである。
【0020】このような弾性層としては、架橋反応して
熱硬化性および接着性を有するフィルム状のシリコー
ン、EVAを使用することが好ましく、これらは架橋後
に上記の物性値を有するものである。
【0021】付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤
は、白金系触媒の存在下に付加反応硬化によって接着層
14としてガラス板面11と弾性層13とを接着接合さ
せるものであり、この液状シリコーンゴム接着剤を含む
部分を70〜120℃加熱することによって2分以内に
硬化するものである。また、接着硬化前の粘度は、25
℃の雰囲気中で5,000〜30万ポイズの範囲内にあ
る。特に合わせガラスのガラス板面に液状シリコーンゴ
ム接着剤を硬化させる場合には、温度が高過ぎると合わ
せガラスの中間膜が劣化してしまうため、熱を加える時
間が短時間であることが好ましく、さらに加える熱も高
温過ぎないことが好ましく、本発明の場合、数十秒の間
80〜110℃の熱を加えることによっても十分付加反
応硬化型液状シリコーンゴム接着剤を硬化させることが
できる。
【0022】付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤
を含む部分の加熱は、70〜120℃の温度範囲で数分
間加熱が行えるものであれば特に制限はなく、適宜の手
段をが用いられる。その一例として、電熱あるいは高周
波によって熱を与える加熱手段を備え、ミラーベースお
よび弾性層を覆うことのできるカップ状体を付加反応硬
化型液状シリコーンゴム接着剤に届くようにかぶせ、7
0〜120℃の温度で局部加熱することによって簡易に
行われる。この際、カップ状体の内部に弾性層やミラー
ベースを保持する機構を備えることによって、液状シリ
コーンゴム接着剤が硬化するまで弾性層やミラーベース
を所定位置に保持しておくことができる。
【0023】付加反応硬化型液状シリコーンゴム接着剤
は、ガラス板面および弾性層の少なくとも一方に滴下、
塗布等によって施され、人手あるいは上記のカップ状体
等によって押圧されて、接着耐久性や自動車の走行時の
振動を軽減する点に鑑みて0.1mm〜0.5mmの範
囲、好ましくは0.2mm〜0.4mmの厚みとなっ
て、接着層として硬化する。
【0024】この付加反応硬化型液状シリコーンゴム接
着剤は、白金系触媒の存在下に付加反応して硬化するオ
ルガノポリシロキサン組成物である。その好ましい組成
は、以下に示す(A)〜(E)を必須成分とする。
(A)1分子中にケイ素原子結合低級アルケニル基を少
なくとも2個有するオルガノポリシロキサン、(B)1
分子中にケイ素原子結合水素原子を少なくとも3個有す
るオルガノポリシロキサン、(C)白金系触媒、(D)
1分子中にエポキシ基とケイ素原子結合アルコキシ基と
を有する有機ケイ素化合物、1分子中にメタクリル基と
ケイ素原子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ素化合
物、1分子中にケイ素原子結合アルケニル基とケイ素原
子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ素化合物、1分
子中にアリルエーテル基とケイ素原子結合アルコキシ基
とを有する有機ケイ素化合物の中から選ばれた何れか一
つまたは2つ以上の組み合わせ、(E)補強性充填剤。
【0025】(A)成分のオルガノポリシロキサンはこ
の液状接着剤の主剤となるものであり、1分子中に少な
くとも2個の低級アルケニル基を含有するものである。
低級アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、プロ
ペニル基が例示される。かかるオルガノポリシロキサン
としては、両末端ジメチルビニルシロキサン基封鎖ジメ
チルシロキサン、両末端ジメチルビニルシロキサン基封
鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合
体が例示される。
【0026】(B)成分のオルガノポリシロキサンは架
橋剤としての働きを有し、1分子中に少なくとも3個の
ケイ素原子結合水素原子を含有するものである。かかる
オルガノポリシロキサンとしては、両末端トリメチルシ
ロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェ
ンポリシロキサン共重合体が例示される。この成分の配
合量は、この成分のケイ素原子結合水素原子のモル数と
(A)成分中のアルケニル基のモル数との比が、重量比
で(0.6:1.0)〜(10.0:1.0)の範囲内
にあるように決定される。
【0027】(C)成分の白金系触媒は、上記(A)成
分のアルケニル基と(B)成分のケイ素原子結合水素原
子との付加反応を促進し、この接着剤を硬化させるため
の触媒である。かかる白金系触媒としては、塩化白金
酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金とビニルシロキ
サンとの錯体、アルミナ、シリカ、カーボンブラックな
どに担持された白金、白金黒等が例示される。
【0028】(D)成分の有機ケイ素化合物は、この接
着剤の接着性を促進するための成分である。かかる有機
ケイ素化合物としては、γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシランが例示される。
【0029】(E)成分の補強性充填剤はこの接着剤の
強度を向上させるための成分であり、湿式シリカ、乾式
シリカ等の微粉末状シリカおよびこれらの微粉末シリカ
の表面を各種有機ケイ素化合物で表面処理した微粉末状
シリカが例示される。かかる補強性充填剤の配合は、通
常(A)成分100重量部に対して5〜30重量部の範
囲で使用される。
【0030】この液状シリコーンゴム接着剤が硬化した
接着層の物性は、硬度(JIS−A)が20〜70度、
ダンベル片(JISK−6301)で引っ張り100%
伸長時のモジュラスが3〜30kg/cm2 、破断時強
度および伸びが20〜90kg/cm2 、150〜60
0%の範囲となるものが、その接着耐久性や自動車の走
行時の振動を軽減する点に鑑みて好ましい。
【0031】この、ガラス板面と弾性層とが付加反応硬
化型液状シリコーンゴム接着剤によって接着される場合
には、ミラーベースと弾性層との接合の手段には特に制
限はなく、接着剤によっても機械的接合であっても、あ
るいは両者の併用であってもよく、好ましい例として
は、フィルム状のEVAやシリコーンゴム等をミラーベ
ースに積層した状態で加熱、加圧して、上記のフィルム
状のEVA、シリコーンゴムを架橋反応させて硬化させ
ることによって、硬さ(JIS−A)30〜90、ダン
ベル片(ASTM D−1822)で引っ張り50%伸
び時のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破断時強度
および伸びが30〜400kg/cm2 、100〜10
00%の物性値を有する弾性層が得られる。
【0032】ミラーベースや弾性層の大きさはその径が
数十mm程度のものであるため、作業性の簡便さ、量産
に適している点に鑑みて、ミラーベースに弾性層を接合
する特に好ましい手段としては、上記のフィルム状のも
のを加熱、加圧するにあたって、これらを複数個オート
クレーブ内に入れることによって、一度のオートクレー
ブ処理で多数のミラーベースと弾性層との接合体が得ら
れる。
【0033】なお、本発明において用いられるミラーベ
ースとしては、そのベース材質がSUS430やSUS
340、ニッケルメッキ、亜鉛ダイキャスト、亜鉛メッ
キ等の金属材質や、ポリカーボネートやガラス繊維補強
ポリエステル樹脂等のプラスチック等、通常用いられる
ものを適宜選択して用いることができる。
【0034】図2は、本発明におけるガラス板面にミラ
ーベースが取り付けられた構造の別の例を示す要部概略
断面図である。ガラス板面11にはあらかじめ弾性層1
3が接合されており、弾性層13とミラベース12との
間に、液状シリコーンゴム接着剤が熱硬化した接着層1
4が介在されて、ミラーベース12と弾性層13とはこ
の液状シリコーンゴム接着剤によって接合されている。
【0035】この場合、ガラス板面11と弾性層13と
の接合は、例えばフィルム状のEVAやシリコーンゴム
等をガラス板に積層した状態で加熱、加圧して、上記の
フィルム状のEVA、シリコーンゴムを架橋反応させて
硬化させることによって、硬さ(JIS−A)30〜9
0、ダンベル片(ASTM D−1822)で引っ張り
50%伸び時のモジュラスが5〜50kg/cm2 、破
断時強度および伸びが30〜400kg/cm2 、10
0〜1000%の物性値を有する弾性層が得られる。
【0036】ガラス板面に弾性層を接合するために、上
記のフィルム状のものを加熱、加圧するには、例えば合
わせガラスの一面側にミラーベースを取り付ける場合
等、合わせガラスの中間膜と2枚のガラス板との接着を
行うオートクレーブ内において、所定の位置に上記フィ
ルムを積層した状態で加熱、加圧することができる。こ
の場合、特開平2−68238号公報に開示されている
方法に比べて、ミラーベースが積層されていない分だけ
厚みが小さくなっているため、複数組のガラス板面への
弾性層の接合が、1回のオートクレーブ処理の間に行う
ことができる。
【0037】さらに、弾性層とミラーベースとの間に、
両者のうちの少なくとも一方の接合面に、滴下、塗布等
の適宜の方法によって液状シリコーンゴム接着剤を介在
させ、この液状シリコーンゴム接着剤を含む部分を加熱
して、液状シリコーンゴム接着剤の硬化によって弾性層
とミラーベースとを取り付ける。
【0038】図3は、本発明におけるガラス板面にミラ
ーベースが取り付けられた構造の別の例を示す要部概略
断面図である。合わせガラス10と、硬さ(JIS−
A)が30〜90、ダンベル片(ASTM D−182
2)で引っ張り50%伸び時のモジュラスが5〜50k
g/cm2 、破断時強度および伸びが30〜400kg
/cm2 、100〜1000%の物性値を有するあらか
じめ硬化している弾性層13と、ミラーベースとはそれ
ぞれ別体になっており、ガラス板面11と弾性層13と
の間および弾性層13とミラーベース12との間に液状
シリコーンゴム接着剤を滴下あるいは塗布して介在させ
る。
【0039】さらに、この液状シリコーンゴム接着剤を
含む部分に高周波発信装置をあてがい、70〜120℃
の温度で数十秒間加熱することによって、液状シリコー
ンゴム接着剤を加熱硬化させて接着層とし、ガラス板面
に接着層/弾性層/接着層/ミラーベースの順に積層さ
れて、ガラス板面にミラーベースが取り付けられてい
る。
【0040】(実施例1)図1に示す構造のミラーベー
スのガラス板面への取り付けを行った。特開平2−68
238号公報に開示されているフィルム状シリコーンゴ
ム組成物を亜鉛製ミラーベースに積層してオートクレー
ブに入れ、温度130℃、圧力127.4N(13kg
/cm2 )雰囲気中に20分放置して、フィルム状シリ
コーンゴムを硬化させて弾性層としてミラーベースと接
合させた。
【0041】一方、(A)粘度2,000センチストー
クスの両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポ
リシロキサン100部、(B)粘度20センチストーク
スの両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサ
ン・メチルハイドロジェンポリシロキサン共重合体(ケ
イ素原子結合水素原子の含有量1.0重量%)4.0
部、(C)塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシロキ
サンとからなる錯体を白金金属として5ppmとなるよ
うな量、(D)γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシランとγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンからなる混合物(前者と後者の混合比率は重量比で
1:1)1.0部、(E)ヘキサメチルジシラザンで表
面処理された比表面積200m2 /gの乾式シリカ20
部、および付加反応抑制剤として3−メチル−1−ブチ
ン−3−オール0.01部を、プラネタリーミキサーで
均一に混合して、付加反応型液状シリコーンゴム接着剤
を製造した。次いで、上記の付加反応型液状シリコーン
ゴム接着剤をガラス板面に0.3g滴下し、弾性層と一
体化したミラーベースを液状シリコーンゴム接着剤上に
おき、この接着剤が0.3mm厚みになるまで押圧し
た。
【0042】この状態で、付加反応硬化型液状シリコー
ンゴム接着剤を含む部分を温度90℃が5秒間持続する
よう加熱してこの接着剤を硬化させ、ガラス板面にミラ
ーベースを取り付けた。
【0043】(実施例2)実施例1とは逆に、図2に示
す弾性層があらかじめガラス板面に接合されている構造
のガラス板面へのミラーベースの取り付けを行った。ガ
ラス板面と弾性層との接合をオートクレーブ内にて行っ
た以外は、各々の熱硬化接着条件は実施例1と同様であ
り、ガラス板面に接合された弾性層に、付加反応硬化液
状シリコーンゴム接着剤を0.3g滴下して、ミラーベ
ースを液状シリコーンゴム接着剤上に積層して、この接
着剤を熱硬化させた。
【0044】(実施例3)図3に示す構造のガラス板面
へのミラーベースの取り付けを行った。特開平2−68
238号公報に開示されているフィルム状シリコーンゴ
ム組成物をあらかじめ熱硬化させて弾性層とし、ガラス
板面と弾性層との間、弾性層とミラーベースとの間にそ
れぞれ液状シリコーンゴム接着剤を0.2g滴下し、接
着層の厚みが0.2mmになるように押圧して、実施例
1と同様の硬化条件でこの接着剤を熱硬化させた。
【0045】上記実施例1〜3のガラス板面にミラーベ
ースが取り付けられた構造において、図4に示す方法に
よって曲げモーメント(単位:kg・cm)を測定して
強度試験を行った結果を表1に示す。ガラス板22に
は、接着層および弾性層23を介してミラーベース24
が取り付けられている。ガラス板22を木枠20と鉄枠
21とによって支持し、ミラーベース24に支持棒25
を固定するとともに、ガラス板22の表面から水平方向
に70mm離れた位置の支持棒25に対し50mm/m
inの押圧力を加えることで曲げモーメントを測定し
た。
【0046】また、試験項目は以下の5項目である。 (1)初期強度(20℃)。 (2)耐熱強度(100℃×4週間)。 (3)耐湿強度((50℃、95%RH)×4週間)。 (4)耐水強度(50℃温水浸漬×4週間)。 (5)冷熱サイクル(−40℃×8時間〜80℃×8時
間)。
【0047】なお、従来例は、ガラス板面とミラーベー
スとの間に硬化前のフィルム状シリコーンゴム接着組成
物を介在させ、架橋、熱硬化させて弾性層として、ガラ
ス板面とミラーベースとを直接弾性層によって取り付け
たものである。
【0048】表1の結果より、いずれの実施例も従来例
の初期および耐久接着力と同等以上の性能を示してお
り、実用に十分耐え得るものであった。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、自動車の走行中の振動
やインナーミラーに外力が加わった際に、ガラス板に応
力集中が発生せず吸収・分散させるために、弾性層がミ
ラーベースとガラス板面との間に介在されていて、しか
もこれらの接着が液状のシリコーンゴム接着剤を含む部
分を70〜120℃の温度で2分程度、場合によっては
数十秒間加熱するだけで、短時間で容易に熱硬化させる
ことができ、簡便な作業によって養生の時間も必要な
く、ガラス板面へのミラーベースの取り付けを行うこと
ができる。
【0051】さらに、本発明はオートクレーブ内に接着
性組成物を介したミラーベースとガラス板とを入れて接
着するものではないため、ミラーベースの厚みによって
製造される量が減少することもない。しかも、ミラーベ
ースとガラス板とはオートクレーブ内に同時に入らない
ため、ミラーベースの形状や取り付け位置の自由度が増
し、ガラス板面の所望の位置に所望の形状のミラーベー
スを取り付けることが得切る。
【0052】また、本発明によれば、接着層、弾性層と
して熱効果性を有してるものを用いているため、自動車
のフロントガラスに取り付けたインナーミラーが温度上
昇によって脱落することもなく、しかもオートクレーブ
処理のできる個数を減らすことなく、特開平2−682
38号公報に開示されているような、実用レベルに十分
な接着耐久性と同等もしくはそれ以上の接着耐久性を有
するミラーベースの取り付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるガラス板面にミラーベースが取
り付けられた構造の一例を示す要部概略断面図
【図2】本発明におけるガラス板面にミラーベースが取
り付けられた構造の一例を示す要部概略断面図
【図3】本発明におけるガラス板面にミラーベースが取
り付けられた構造の一例を示す要部概略断面図
【図4】曲げモーメントの測定方法を示す概念図
【図5】従来のガラス板面にミラーベースが取り付けら
れた構造の一例を示す要部概略断面図
【符号の説明】 10:合わせガラス 11:ガラス板面 12:ミラーベース 13:弾性層 14:接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 毅 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 旭 硝子株式会社内 (72)発明者 秋友 裕司 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 新見 英雄 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板面とミラーベースとの間に、硬さ
    (JIS−A)30〜90、ダンベル片(ASTM D
    −1822)で引っ張り50%伸び時のモジュラスが5
    〜50kg/cm2 、破断時強度および伸びが30〜4
    00kg/cm2 、100〜1000%である弾性層が
    介在されてなるガラス板面へのミラーベースの取り付け
    構造であって、前記ガラス板面と弾性層との間および弾
    性層とミラーベースとの間の少なくとも一方は、付加反
    応硬化型液状シリコーンゴム接着剤が熱硬化した接着層
    を介して接合されていることを特徴とするガラス板面へ
    のミラーベースの取り付け構造。
  2. 【請求項2】前記弾性層の厚みは0.4〜1.2mmの
    範囲内であって、前記接着層の厚みは0.1〜0.5m
    mの範囲内であることを特徴とする請求項1のガラス板
    面へのミラーベースの取り付け構造。
  3. 【請求項3】前記液状シリコーンゴム接着剤は、硬化前
    の粘度が25℃雰囲気中で5,000〜30万センチポ
    イズの範囲にあり、70〜120℃の温度で2分以内に
    硬化して、ガラス板面と弾性層および弾性層とミラーベ
    ースの少なくとも一方を接着させることを特徴とする請
    求項1または2のガラス板面へのミラーベースの取り付
    け構造。
  4. 【請求項4】前記液状シリコーンゴム接着剤が、下記
    (A)〜(E)を必須成分として含むことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかのガラス板面へのミラーベース
    の取り付け構造。 (A)1分子中にケイ素原子結合低級アルケニル基を少
    なくとも2個有するオルガノポリシロキサン (B)1分子中にケイ素原子結合水素原子を少なくとも
    3個有するオルガノポリシロキサン (C)白金系触媒 (D)1分子中にエポキシ基とケイ素原子結合アルコキ
    シ基とを有する有機ケイ素化合物、1分子中にメタクリ
    ル基とケイ素原子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ
    素化合物、1分子中にケイ素原子結合アルケニル基とケ
    イ素原子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ素化合
    物、1分子中にアリルエーテル基とケイ素原子結合アル
    コキシ基とを有する有機ケイ素化合物の中から選ばれた
    何れか一つまたは2つ以上の組み合わせ (E)補強性充填剤
  5. 【請求項5】ガラス板面とミラーベースとの間に、硬さ
    (JIS−A)30〜90、ダンベル片(ASTM D
    −1822)で引っ張り50%伸び時のモジュラスが5
    〜50kg/cm2 、破断時強度および伸びが30〜4
    00kg/cm2 、100〜1000%である弾性層を
    介在してガラス板面へミラーベースを取り付ける方法で
    あって、前記ガラス板面と弾性層との間および弾性層と
    ミラーベースとの間のうち少くとも一方に付加反応硬化
    型液状シリコーンゴム接着剤を介在させ、該液状シリコ
    ーンゴム接着剤を含む部分を加熱して液状シリコーンゴ
    ム接着剤を熱硬化させ、ガラス板面と弾性層、および弾
    性層とミラーベースとを接着することを特徴とするガラ
    ス板面へのミラーベースの取り付け方法。
  6. 【請求項6】ガラス板面とミラーベースとの間に、硬さ
    (JIS−A)30〜90、ダンベル片(ASTM D
    −1822)で引っ張り50%伸び時のモジュラスが5
    〜50kg/cm2 、破断時強度および伸びが30〜4
    00kg/cm2 、100〜1000%である弾性層を
    介在してガラス板面へミラーベースを取り付ける方法で
    あって、前記ガラス板面に熱硬化性を有するフィルム状
    接着剤層を積層して加圧、加熱し、該フィルム状接着剤
    層を硬化させて前記弾性層としてガラス板面に接着し、
    次いで、前記弾性層とミラーベースとの間に付加反応硬
    化型液状シリコーンゴム接着剤を介在させ、該液状シリ
    コーンゴム接着剤を含む部分を加熱して液状シリコーン
    ゴム接着剤を熱硬化させ、弾性層とミラーベースとを接
    着することを特徴とするガラス板面へのミラーベースの
    取り付け方法。
  7. 【請求項7】ガラス板面とミラーベースとの間に、硬さ
    (JIS−A)30〜90、ダンベル片(ASTM D
    −1822)で引っ張り50%伸び時のモジュラスが5
    〜50kg/cm2 、破断時強度および伸びが30〜4
    00kg/cm2 、100〜1000%である弾性層を
    介在してガラス板面へミラーベースを取り付ける方法で
    あって、前記ミラーベースに熱硬化性を有するフィルム
    状接着層を積層して加圧、加熱し、該フィルム状接着層
    を硬化させて前記弾性層としてミラーベースに接着し、
    次いで、前記弾性層とガラス板面との間に付加反応硬化
    型液状シリコーンゴム接着剤を介在させ、該液状シリコ
    ーンゴム接着剤を含む部分を加熱して液状シリコーンゴ
    ム接着剤を熱硬化させ、弾性層とガラス板面とを接着す
    ることを特徴とするガラス板面へのミラーベースの取り
    付け方法。
  8. 【請求項8】加熱硬化性を有するフィルム状接着剤層を
    ミラーベースに圧着して積層し、前記フィルム状接着層
    を加熱してミラーベース上に硬化させて弾性層としてミ
    ラーベースと弾性層とを接着し、次いで、該弾性層とガ
    ラス板面との間に付加反応硬化型液状シリコーンゴム接
    着剤を介在して、該液状シリコーンゴム接着剤を含む部
    分を加熱して、液状シリコーンゴム接着剤を熱硬化させ
    てガラス板面にミラーベースを取り付けることを特徴と
    するガラス板面へのミラーベースの取り付け方法。
  9. 【請求項9】前記弾性層の厚みは0.4〜1.2mmの
    範囲内であって、前記液状シリコーンゴム接着剤の厚み
    を0.1〜0.5mmの範囲内となるまでミラーベース
    をガラス板面に向かって押圧し、前記液状シリコーンゴ
    ム接着剤を含む部分を加熱して、液状シリコーンゴム接
    着剤を熱硬化させてガラス板面にミラーベースを取り付
    けることを特徴とする請求項5〜8のいずれかのガラス
    板面へのミラーベースの取り付け方法。
  10. 【請求項10】前記液状シリコーンゴム接着剤を含む部
    分を70〜120℃の温度で加熱して、液状シリコーン
    ゴム接着剤を2分以内に硬化させることを特徴とする請
    求項5〜9のいずれかのガラス板面へのミラーベースの
    取り付け方法。
  11. 【請求項11】前記液状シリコーンゴム接着剤が、下記
    (A)〜(E)を必須成分として含むことを特徴とする
    請求項5〜10のいずれかのガラス板面へのミラーベー
    スの取り付け方法。 (A)1分子中にケイ素原子結合低級アルケニル基を少
    なくとも2個有するオルガノポリシロキサン (B)1分子中にケイ素原子結合水素原子を少なくとも
    3個有するオルガノポリシロキサン (C)白金系触媒 (D)1分子中にエポキシ基とケイ素原子結合アルコキ
    シ基とを有する有機ケイ素化合物、1分子中にメタクリ
    ル基とケイ素原子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ
    素化合物、1分子中にケイ素原子結合アルケニル基とケ
    イ素原子結合アルコキシ基とを有する有機ケイ素化合
    物、1分子中にアリルエーテル基とケイ素原子結合アル
    コキシ基とを有する有機ケイ素化合物の中から選ばれた
    何れか1つまたは2つ以上の組み合わせ (E)補強性充填剤
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002321563A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Three M Innovative Properties Co 自動車のルームミラーをフロントガラスへ取り付ける方法
DE102007039776A1 (de) * 2007-08-23 2009-02-26 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Optischer Koppelkörper
JP2017191879A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社小糸製作所 発光モジュール
CN114072315A (zh) * 2019-07-08 2022-02-18 Agc株式会社 车身用树脂构件、带车身用树脂构件的窗构件和车辆

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