JPH07214365A - レーザ加工機の光路長の一定方法 - Google Patents

レーザ加工機の光路長の一定方法

Info

Publication number
JPH07214365A
JPH07214365A JP6008635A JP863594A JPH07214365A JP H07214365 A JPH07214365 A JP H07214365A JP 6008635 A JP6008635 A JP 6008635A JP 863594 A JP863594 A JP 863594A JP H07214365 A JPH07214365 A JP H07214365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
axis direction
optical path
path length
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6008635A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Suzuki
正弘 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP6008635A priority Critical patent/JPH07214365A/ja
Publication of JPH07214365A publication Critical patent/JPH07214365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工ヘッドが水平なX軸方向及び垂直なZ軸
方向へ移動し、加工テーブルが前記X軸に直交する水平
なY軸方向へ移動するレーザ加工機において、加工ヘッ
ドと加工テーブルを利用した光路長の一定方法を提供す
る。 【構成】 請求項1の発明は、加工ヘッド5のX軸方向
及びZ軸方向の移動量の大きさを等しくし、その増減方
向を反対にし、加工テーブル17を加工ヘッド5と一定
の間隙を保持してZ軸方向へ移動するようにしたもので
ある。請求項2の発明は、同様なレーザ加工機におい
て、加工ヘッド5のX軸方向及びZ軸方向の移動量の大
きさを等しくし、その増減方向を反対にし、加工テーブ
ル17を水平面に対して45度傾斜して設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光軸移動形のレーザ加
工機に係り、更に詳細には、切断加工等を安定に行うた
めに必要なレーザ光の光路長の一定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光は波動であるため回折による発
散角があり、その光の径は発振器から加工ヘッドの集光
レンズまでの光路の長さに対応して大きくなる。従っ
て、この光を集光レンズで集光したスポットの位置及び
径は、光路長の長さによって異なり、一般には光路長が
長くなるとスポットの位置が集光レンズに近くなり、径
は逆に小さくなる。このため、光軸移動形のレーザ加工
機では、発振器に近い箇所での加工と遠い箇所での加工
で製品の寸法に差異を生ずるという問題があった。この
問題を解決する方法として、例えば特公平1−5507
6号公報に見られるように、レーザ発振器から加工ヘッ
ドにいたる光路の途中に、反射器等からなる光路長の調
整装置を設け、加工ヘッドの位置に対応して反射器の位
置を調整し、光路長を一定にするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
光路長の一定方法は、レーザ発振器と加工ヘッドの間に
光路長の調整装置を設けたものである。この発明は、加
工ヘッドと加工テーブルを光路長の調整装置に利用し、
加工ヘッドの先端がX−Z軸平面で水平線に対して45
度傾斜した線上を移動するようにして、定光路長にする
もので、既存の加工ヘッドと加工テーブルの比較的簡単
な構成の追加と制御により、レーザ加工機の光路長の一
定方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の光路長一定方法は、加工ヘッドが水平
軸(X軸)及び垂直軸(Z軸)方向へ移動し、加工テー
ブルが前記X軸に直交する水平軸(Y軸)方向へ移動す
るレーザ加工機において、加工ヘッドのX軸方向及びZ
軸方向の移動量の大きさを等しくし、その増減方向を反
対にし、加工テーブルを加工ヘッドと一定の間隙を保持
してZ軸方向へ移動するようにしたものである。
【0005】請求項2の光路長一定方法は、加工ヘッド
が水平軸(X軸)及び垂直軸(Z軸)方向へ移動し、加
工テーブルが前記X軸に直交する水平軸(Y軸)方向へ
移動するレーザ加工機において、加工ヘッドのX軸方向
及びZ軸方向の移動量の大きさを等しくし、その増減方
向を反対にし、加工テーブルを水平面に対して45度傾
斜して設けたものである。
【0006】
【作用】前記のように、構成されているので、請求項1
および請求項2の発明において加工ヘッドの先端は、共
にX−Z軸平面内で、水平線と45度で交わる直線上を
移動することになる。従って、加工ヘッドのX軸方向の
移動量の増減はZ軸方向の移動量の減増となり、光路長
は加工ヘッドのX軸方向の位置に無関係に常に一定でX
座標の最大値の場合の光路長になる。このレーザ加工機
の加工ヘッドはY軸方向には移動しないので、光路長に
は関係がない。
【0007】
【実施例】次に、この発明の実施例について図面に基づ
いて説明する。図1は請求項1の発明の実施例の説明図
である。図示のように、レーザ発振器1から水平なX軸
方向へ放射されたレーザ光LBは、X軸キャリッジ3に
設けられたミラーにより、直角にZ軸方向へ曲げられ、
加工ヘッド5に至り、被加工物Wを照射加工する。X軸
キャリッジ3はX軸サーボモータ7によって駆動される
ねじとナット機構9によってX軸方向へ移動する。ま
た、加工ヘッド5はZ軸サーボモータ11によって駆動
され、ねじとナット機構13によってZ軸方向へ移動す
るX軸サーボモータ7及びZ軸サーボモータ11は、図
示を省略した制御装置によって、加工ヘッド5のX軸方
向の移動量とZ軸方向の移動量が大きさが等しく、方向
が反対になるように制御される。従って、加工ヘッド5
をX軸方向へlほど移動させ光路長を増やすと、Z軸方
向でlだけ光路長が減り、加工ヘッド5は点線で示すよ
うな水平線に45度傾いた直線15に沿って移動するこ
とになり、光路長には変わりがなく、加工ヘッドのX軸
方向の最大位置(加工テーブルの最低位置)の光路長に
等しくなる。
【0008】このように、加工ヘッド5がZ軸方向へも
移動するので、加工テーブル17をZ軸サーボモータ1
9によって、Z軸方向へ追従移動させている。このZ軸
サーボモータ19と加工ヘッドのZ軸サーボモータ11
は、図示を省略した制御装置によって、加工テーブルと
加工ヘッドの移動量が大きさが等しく、方向が反対にな
るように制御される。従って、この発明では加工テーブ
ルはY軸とZ軸の2方向へ移動することになる。
【0009】図2は請求項2の発明の実施例の説明図で
ある。前図1と異なるところは、加工テーブル17が水
平面に対して45度傾斜して設けられており、Y軸方向
へのみ移動する。加工ヘッド5は45度傾斜した加工テ
ーブルに沿って移動するため先端を45度曲げ、ベンド
ミラーを内蔵している。他の部の構成は図1と同様であ
るので説明を省略する。
【0010】加工ヘッド5は前図1と同様に制御され、
加工テーブル17に沿って点線で示すように移動し、光
路長には変わりがない。この方法では、非加工物の加工
寸法が加工ヘッドのX軸方向の移動寸法lの√2倍に拡
大されるので、X軸寸法を1/√2に縮小する必要があ
るが、Z軸方向の移動寸法も1/√2に縮小されるの
で、装置の小形化が可能になる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
従来のように新たに光路長の調整装置を設けることな
く、既存の加工ヘッドと加工テーブルの比較的簡単な構
成の追加と制御により、レーザ加工機の光路長を一定に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例の説明図である。
【図2】請求項2の発明の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 3 X軸キャリッジ 5 加工ヘッド 7 X軸サーボモータ 11,19 Z軸サーボモータ 17 加工テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工ヘッドが水平軸(X軸)及び垂直軸
    (Z軸)方向へ移動し、加工テーブルが前記X軸に直交
    する水平軸(Y軸)方向へ移動するレーザ加工機におい
    て、加工ヘッドのX軸方向及びZ軸方向の移動量の大き
    さを等しくし、その増減方向を反対にし、加工テーブル
    を加工ヘッドと一定の間隙を保持してZ軸方向へ移動す
    るようにしたことを特徴とするレーザ加工機の光路長の
    一定方法。
  2. 【請求項2】 加工ヘッドが水平軸(X軸)及び垂直軸
    (Z軸)方向へ移動し、加工テーブルが前記X軸に直交
    する水平軸(Y軸)方向へ移動するレーザ加工機におい
    て、加工ヘッドのX軸方向及びZ軸方向の移動量の大き
    さを等しくし、その増減方向を反対にし、加工テーブル
    を水平面に対して45度傾斜して設けたことを特徴とす
    るレーザ加工機の光路長の一定方法。
JP6008635A 1994-01-28 1994-01-28 レーザ加工機の光路長の一定方法 Pending JPH07214365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008635A JPH07214365A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 レーザ加工機の光路長の一定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008635A JPH07214365A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 レーザ加工機の光路長の一定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07214365A true JPH07214365A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11698413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6008635A Pending JPH07214365A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 レーザ加工機の光路長の一定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07214365A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101419336B (zh) 一种振镜式激光三维扫描系统
US11420288B2 (en) Laser machining systems and methods
US8921734B2 (en) Laser cutting machine
US4797532A (en) Apparatus for laser treatment of materials
JPH0647575A (ja) 光走査型レーザ加工機
KR101722916B1 (ko) 레이저 스캐너 기반 5축 표면 연속 가공 장치 및 그 제어 방법
JPH04327394A (ja) 光移動型レーザ加工機
CN113245694A (zh) 一种加工尺寸可调、锥度可控的激光切缝装置
JP3768730B2 (ja) レーザ加工機およびその数値制御装置ならびにレーザ加工機の制御方法
JP2000071088A (ja) レ−ザ加工機
KR102108403B1 (ko) 다축 레이저 가공기
JPH03138092A (ja) レーザ加工機
JPH07214365A (ja) レーザ加工機の光路長の一定方法
RU2283738C1 (ru) Установка для лазерной обработки
JPH10216981A (ja) 光軸移動型レーザー加工装置
JP2000237931A (ja) 曲面加工方法
JPH04187393A (ja) レーザ加工装置
JP2001334380A (ja) レーザ加工方法及びその装置
JPH0315273Y2 (ja)
WO2023275979A1 (ja) 加工ヘッド及び付加製造装置
JPH07246489A (ja) レーザ加工機
JP3366133B2 (ja) 光軸移動レーザ加工装置
JPH04371382A (ja) レーザ加工装置
JPH06277867A (ja) レーザ加工装置
JPH05277779A (ja) レーザ加工装置