JPH0721433A - 抜き取り管理方法および不合格品払い出し装置 - Google Patents
抜き取り管理方法および不合格品払い出し装置Info
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- JPH0721433A JPH0721433A JP16550793A JP16550793A JPH0721433A JP H0721433 A JPH0721433 A JP H0721433A JP 16550793 A JP16550793 A JP 16550793A JP 16550793 A JP16550793 A JP 16550793A JP H0721433 A JPH0721433 A JP H0721433A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検査項目毎の実際の抜き取り周期を設定周期
内に確実に納めるとともに非抜き取りワークの不合格品
を容易かつ確実に払い出すことを目的とする。 【構成】 複数種類のワークが混在して流れる加工工程
で複数種類の抜き取り検査を行うに際し、あらかじめ、
複数種類のワークの各々について検査項目を設定すると
ともに、複数種類の検査項目の各々につき抜き取り周期
を設定しておき、PLC6内に検査項目毎に設けた抜き
取り周期カウンタを、そこを通過したワークの種類に応
じて歩進させて、その抜き取り周期カウンタがそれに対
応する検査項目の前記設定抜き取り周期になったら、当
該通過したワークについてその検査項目の検査を行い、
連番管理WS10が作成と抜き取り検査結果の記入とを行
う、ラインの当初にてワークに刻印した連番に基づく抜
き取り管理DB9に基づき、抜き取りワーク間の非抜き
取りワークの不合格品も払い出しするものである。
内に確実に納めるとともに非抜き取りワークの不合格品
を容易かつ確実に払い出すことを目的とする。 【構成】 複数種類のワークが混在して流れる加工工程
で複数種類の抜き取り検査を行うに際し、あらかじめ、
複数種類のワークの各々について検査項目を設定すると
ともに、複数種類の検査項目の各々につき抜き取り周期
を設定しておき、PLC6内に検査項目毎に設けた抜き
取り周期カウンタを、そこを通過したワークの種類に応
じて歩進させて、その抜き取り周期カウンタがそれに対
応する検査項目の前記設定抜き取り周期になったら、当
該通過したワークについてその検査項目の検査を行い、
連番管理WS10が作成と抜き取り検査結果の記入とを行
う、ラインの当初にてワークに刻印した連番に基づく抜
き取り管理DB9に基づき、抜き取りワーク間の非抜き
取りワークの不合格品も払い出しするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークの加工品質管
理方法の一つである抜き取り管理方法および抜き取り検
査の結果から不合格品と判定されたワークを払いだす不
合格品払い出し装置に関するものである。
理方法の一つである抜き取り管理方法および抜き取り検
査の結果から不合格品と判定されたワークを払いだす不
合格品払い出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の抜き取り管理方法においては、図
6に示すように、連続的に流れる多数のワーク1を次々
と加工するに際し、単一のカウンタでの計数結果に基づ
き定期的にワーク1を抜き取って検査して、前回抜き取
ったワーク1と今回抜き取ったワーク1とが共に合格品
の場合に、その間に流れたワーク1も全て合格品である
と判定していた。
6に示すように、連続的に流れる多数のワーク1を次々
と加工するに際し、単一のカウンタでの計数結果に基づ
き定期的にワーク1を抜き取って検査して、前回抜き取
ったワーク1と今回抜き取ったワーク1とが共に合格品
の場合に、その間に流れたワーク1も全て合格品である
と判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法にあっては、通常、ワークの種類毎に検査項目が
設定されるとともに、検査項目毎に抜き取り周期が設定
されるので、種々のワークが小ロットで混在して流れる
ランダム生産のような場合には、検査項目毎の実際の抜
き取り周期が必ずしも設定周期内に納まらない場合が生
じたり、抜き取ったワークが不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき非抜き取りワークを特
定して払い出すのに工数が嵩んでしまうといった問題が
あり、さらに、抜き取り時検査に、そのワークの種類に
ついてその工程で必要とされる全検査項目を検査しなけ
ればならないという問題もあった。
の方法にあっては、通常、ワークの種類毎に検査項目が
設定されるとともに、検査項目毎に抜き取り周期が設定
されるので、種々のワークが小ロットで混在して流れる
ランダム生産のような場合には、検査項目毎の実際の抜
き取り周期が必ずしも設定周期内に納まらない場合が生
じたり、抜き取ったワークが不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき非抜き取りワークを特
定して払い出すのに工数が嵩んでしまうといった問題が
あり、さらに、抜き取り時検査に、そのワークの種類に
ついてその工程で必要とされる全検査項目を検査しなけ
ればならないという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
有利に解決した抜き取り管理方法および不合格品払い出
し装置を提供することを目的とするものであり、この発
明の抜き取り管理方法は、複数種類のワークが混在して
流れる加工工程で複数種類の抜き取り検査を行うに際
し、あらかじめ、複数種類のワークの各々について検査
項目を設定するとともに、複数種類の検査項目の各々に
つき抜き取り周期を設定しておき、検査項目毎に設けた
抜き取り周期カウンタを、そこを通過したワークの種類
に応じて歩進させて、その抜き取り周期カウンタがそれ
に対応する検査項目の前記設定抜き取り周期になった
ら、当該通過したワークについてその検査項目の検査を
行うことを特徴とするものである。
有利に解決した抜き取り管理方法および不合格品払い出
し装置を提供することを目的とするものであり、この発
明の抜き取り管理方法は、複数種類のワークが混在して
流れる加工工程で複数種類の抜き取り検査を行うに際
し、あらかじめ、複数種類のワークの各々について検査
項目を設定するとともに、複数種類の検査項目の各々に
つき抜き取り周期を設定しておき、検査項目毎に設けた
抜き取り周期カウンタを、そこを通過したワークの種類
に応じて歩進させて、その抜き取り周期カウンタがそれ
に対応する検査項目の前記設定抜き取り周期になった
ら、当該通過したワークについてその検査項目の検査を
行うことを特徴とするものである。
【0005】また、この発明の不合格品払い出し装置
は、加工工程の当初で、混在する複数種類のワークにそ
のまま連番を付す刻印手段と、ワークに付した番号に対
応させて、そのワークの種類およびそれに基づく実施す
べき検査項目を記載した管理表を作成する管理表作成手
段と、前記管理表の、抜き取り検査を行ったワークの番
号に対応する判定結果記入欄に、その種類の抜き取り検
査の合格または不合格の判定結果を記入し、さらに、前
記抜き取り検査で不合格の場合に、その種類の抜き取り
検査に対応するワークについて、不合格だったワークか
ら前回合格だったワークまで逆上ってその間の非抜き取
りワークの番号に対応する判定結果記入欄に不合格と記
入する管理表記入手段と、前記管理表の判定結果記入欄
に不合格と記入されたワークの番号と、流れてきたワー
クに付された番号とを対照して、その不合格と記入され
た番号が付されたワークを選択的に払い出す不合格品払
い出し手段と、を具えてなるものである。
は、加工工程の当初で、混在する複数種類のワークにそ
のまま連番を付す刻印手段と、ワークに付した番号に対
応させて、そのワークの種類およびそれに基づく実施す
べき検査項目を記載した管理表を作成する管理表作成手
段と、前記管理表の、抜き取り検査を行ったワークの番
号に対応する判定結果記入欄に、その種類の抜き取り検
査の合格または不合格の判定結果を記入し、さらに、前
記抜き取り検査で不合格の場合に、その種類の抜き取り
検査に対応するワークについて、不合格だったワークか
ら前回合格だったワークまで逆上ってその間の非抜き取
りワークの番号に対応する判定結果記入欄に不合格と記
入する管理表記入手段と、前記管理表の判定結果記入欄
に不合格と記入されたワークの番号と、流れてきたワー
クに付された番号とを対照して、その不合格と記入され
た番号が付されたワークを選択的に払い出す不合格品払
い出し手段と、を具えてなるものである。
【0006】
【作用】上述した抜き取り管理方法によれば、複数種類
のワークが混在して流れる加工工程で複数種類の抜き取
り検査を行うに際し、あらかじめ、複数種類のワークの
各々について検査項目を設定するとともに、複数種類の
検査項目の各々につき抜き取り周期を設定しておき、検
査項目毎に設けた抜き取り周期カウンタを、そこを通過
したワークの種類に応じて歩進させて、その抜き取り周
期カウンタがそれに対応する検査項目の前記設定抜き取
り周期になったら、当該通過したワークについてその検
査項目の検査を行うので、種々のワークが小ロットで混
在して流れるランダム生産のような場合でも、検査項目
毎の実際の抜き取り周期を設定周期内に確実に納めるこ
とができ、また、上記のように検査項目毎に設定抜き取
り周期になったか否かを確認するので、抜き取り検査時
に、そのワークの種類についてその工程で必要とされる
全検査項目を一律に検査するのでなく、抜き取り周期の
短い検査項目が設定抜き取り周期になった場合に、その
周期の短い検査項目のみ検査するようにすることができ
る。
のワークが混在して流れる加工工程で複数種類の抜き取
り検査を行うに際し、あらかじめ、複数種類のワークの
各々について検査項目を設定するとともに、複数種類の
検査項目の各々につき抜き取り周期を設定しておき、検
査項目毎に設けた抜き取り周期カウンタを、そこを通過
したワークの種類に応じて歩進させて、その抜き取り周
期カウンタがそれに対応する検査項目の前記設定抜き取
り周期になったら、当該通過したワークについてその検
査項目の検査を行うので、種々のワークが小ロットで混
在して流れるランダム生産のような場合でも、検査項目
毎の実際の抜き取り周期を設定周期内に確実に納めるこ
とができ、また、上記のように検査項目毎に設定抜き取
り周期になったか否かを確認するので、抜き取り検査時
に、そのワークの種類についてその工程で必要とされる
全検査項目を一律に検査するのでなく、抜き取り周期の
短い検査項目が設定抜き取り周期になった場合に、その
周期の短い検査項目のみ検査するようにすることができ
る。
【0007】そして上述した不合格品払い出し装置によ
れば、刻印手段が、加工工程の当初で、混在する複数種
類のワークにそのまま連番を付し、管理表作成手段が、
ワークに付した番号に対応させて、そのワークの種類お
よびそれに基づく実施すべき検査項目を記載した管理表
を作成し、管理表記入手段が、前記管理表の、抜き取り
検査を行ったワークの番号に対応する判定結果記入欄
に、その種類の抜き取り検査の合格または不合格の判定
結果を記入し、さらに、前記抜き取り検査で不合格の場
合に、その種類の抜き取り検査に対応するワークについ
て、不合格だったワークから前回合格だったワークまで
逆上ってその間の非抜き取りワークの番号に対応する判
定結果記入欄に不合格と記入し、不合格品払い出し手段
が、前記管理表の判定結果記入欄に不合格と記入された
ワークの番号と、流れてきたワークに付された番号とを
対照して、その不合格と記入された番号が付されたワー
クを選択的に払い出すので、抜き取ったワークが不合格
品の場合に、その結果から不合格品と判定されるべき非
抜き取りワークを確実かつ容易に特定して払い出すこと
ができる。
れば、刻印手段が、加工工程の当初で、混在する複数種
類のワークにそのまま連番を付し、管理表作成手段が、
ワークに付した番号に対応させて、そのワークの種類お
よびそれに基づく実施すべき検査項目を記載した管理表
を作成し、管理表記入手段が、前記管理表の、抜き取り
検査を行ったワークの番号に対応する判定結果記入欄
に、その種類の抜き取り検査の合格または不合格の判定
結果を記入し、さらに、前記抜き取り検査で不合格の場
合に、その種類の抜き取り検査に対応するワークについ
て、不合格だったワークから前回合格だったワークまで
逆上ってその間の非抜き取りワークの番号に対応する判
定結果記入欄に不合格と記入し、不合格品払い出し手段
が、前記管理表の判定結果記入欄に不合格と記入された
ワークの番号と、流れてきたワークに付された番号とを
対照して、その不合格と記入された番号が付されたワー
クを選択的に払い出すので、抜き取ったワークが不合格
品の場合に、その結果から不合格品と判定されるべき非
抜き取りワークを確実かつ容易に特定して払い出すこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明の抜き取り管理方法の
一実施例を併せて行う、この発明の不合格品払い出し装
置の一実施例としての検査システムを示す構成図であ
り、この実施例の検査システムは、シリンダヘッド等の
ワーク1に複数の加工工程で孔明けやフライス加工等を
それぞれ施す加工ラインに設けられたもので、その加工
ラインの当初に設置された、刻印手段としてのレーザー
刻印機2およびその制御用の設備PLC(プログラマブ
ル・ロジックコントローラ)3と、その加工ラインの各
工程毎に設置された抜き取り連番・検査結果入力端末装
置4とを具えている。
細に説明する。図1は、この発明の抜き取り管理方法の
一実施例を併せて行う、この発明の不合格品払い出し装
置の一実施例としての検査システムを示す構成図であ
り、この実施例の検査システムは、シリンダヘッド等の
ワーク1に複数の加工工程で孔明けやフライス加工等を
それぞれ施す加工ラインに設けられたもので、その加工
ラインの当初に設置された、刻印手段としてのレーザー
刻印機2およびその制御用の設備PLC(プログラマブ
ル・ロジックコントローラ)3と、その加工ラインの各
工程毎に設置された抜き取り連番・検査結果入力端末装
置4とを具えている。
【0009】さらにこの実施例の検査システムは、これ
もその加工ラインの各工程毎に設置されるとともに各々
表示器5を有する、加工機の制御用の設備PLC6と、
その加工ラインの最終位置に設けられるとともにカメラ
7を有する、不合格品払い出し手段としてのワーク払い
出し装置8と、上記各端末装置4と上記各設備PLC
3,6と上記ワーク払い出し装置8とが各々接続される
とともに管理表としての抜き取り管理DB(データベー
ス)9を後述の如く作成する、管理表作成手段および管
理表記入手段としての連番管理WS(ワークステーショ
ン)10と、を具えてなる。
もその加工ラインの各工程毎に設置されるとともに各々
表示器5を有する、加工機の制御用の設備PLC6と、
その加工ラインの最終位置に設けられるとともにカメラ
7を有する、不合格品払い出し手段としてのワーク払い
出し装置8と、上記各端末装置4と上記各設備PLC
3,6と上記ワーク払い出し装置8とが各々接続される
とともに管理表としての抜き取り管理DB(データベー
ス)9を後述の如く作成する、管理表作成手段および管
理表記入手段としての連番管理WS(ワークステーショ
ン)10と、を具えてなる。
【0010】かかる検査システムにあっては、上記加工
ラインに次々に投入されたワーク1の平坦な部分に、レ
ーザー刻印機2が、例えばそれが7月に投入された 100
番目のワークであれば0700100 等というように、ある程
度の期間引き続く連番を示す刻印を付し、その実際に刻
印した連番の番号と、図示しないセンサが検知した、そ
の番号を付したワーク1の種類とを示す刻印データを、
刻印機2用の設備PLC3が、図1中矢印aで示すよう
に、連番管理WS10へ送る。
ラインに次々に投入されたワーク1の平坦な部分に、レ
ーザー刻印機2が、例えばそれが7月に投入された 100
番目のワークであれば0700100 等というように、ある程
度の期間引き続く連番を示す刻印を付し、その実際に刻
印した連番の番号と、図示しないセンサが検知した、そ
の番号を付したワーク1の種類とを示す刻印データを、
刻印機2用の設備PLC3が、図1中矢印aで示すよう
に、連番管理WS10へ送る。
【0011】図2は、連番管理WS10が実行する処理を
示し、連番管理WS10は、あらかじめ与えられた、図3
(a)に示す如き、ワーク1に刻印した連番の番号(例
えば50,51・・・)と、ワーク1の種類(例えばA,B
二種類のいずれか)と、各工程についての各種類の検査
パターン(例えば第1工程ではパターン1〜3)の判定
結果とを記入する欄を持つ表中に、ステップ11で、刻印
機2用の設備PLC3から受け取った刻印データに基づ
き、実際にワーク1に刻印した連番の番号と、その番号
を付したワーク1の種類とを記入し、さらに、あらかじ
め与えられた各工程毎の、ワーク1の各種類についてそ
れぞれ実施する定期検査の項目(パターン)の種類と各
検査項目の抜き取り周期とを定めた検査設定表(例えば
表1)を参照して、上記連番の番号を記入した各ワーク
1につきその種類に応じ、各工程でいずれの検査パター
ンが該当するかを記入(例えば空欄のままは該当、−の
記入は非該当)することにより、上記抜き取り管理DB
9を作成する。
示し、連番管理WS10は、あらかじめ与えられた、図3
(a)に示す如き、ワーク1に刻印した連番の番号(例
えば50,51・・・)と、ワーク1の種類(例えばA,B
二種類のいずれか)と、各工程についての各種類の検査
パターン(例えば第1工程ではパターン1〜3)の判定
結果とを記入する欄を持つ表中に、ステップ11で、刻印
機2用の設備PLC3から受け取った刻印データに基づ
き、実際にワーク1に刻印した連番の番号と、その番号
を付したワーク1の種類とを記入し、さらに、あらかじ
め与えられた各工程毎の、ワーク1の各種類についてそ
れぞれ実施する定期検査の項目(パターン)の種類と各
検査項目の抜き取り周期とを定めた検査設定表(例えば
表1)を参照して、上記連番の番号を記入した各ワーク
1につきその種類に応じ、各工程でいずれの検査パター
ンが該当するかを記入(例えば空欄のままは該当、−の
記入は非該当)することにより、上記抜き取り管理DB
9を作成する。
【0012】なお、連番管理WS10は、この抜き取り管
理DB9を、図3(a)中の下部に示すように、刻印機
2用の設備PLC3から刻印データを受け取る度に次々
に追加処理する。また連番管理WS10は、あらかじめ加
工開始前に、図1中矢印bで示すように、各加工工程の
設備PLC6へ、その加工工程に対応する上記検査設定
表を送っておく。
理DB9を、図3(a)中の下部に示すように、刻印機
2用の設備PLC3から刻印データを受け取る度に次々
に追加処理する。また連番管理WS10は、あらかじめ加
工開始前に、図1中矢印bで示すように、各加工工程の
設備PLC6へ、その加工工程に対応する上記検査設定
表を送っておく。
【表1】
【0013】この一方、図4は、各加工工程の設備PL
C6が実行する処理を示し、各加工工程の設備PLC6
は、ステップ21で、図示しないセンサがその加工工程に
来たワーク1を検知した結果により、そこに来たワーク
1の種類を判断し、続くステップ22で、その種類に応じ
て加工機を作動させてワーク1の加工を行わせるととも
に、そのワーク1の種類に応じて、当該加工工程に対応
する複数種類の定期検査パターンの各々につき有する抜
き取り周期カウンタのうちの、該当する検査パターンの
抜き取り周期カウンタの値TC(例えばワーク1の種類
がAであれば検査パターン1および2の抜き取り周期カ
ウンタの値TC、またワーク1の種類がBであれば検査
パターン1の抜き取り周期カウンタの値TCだけ)を歩
進させ、続くステップ23で、その歩進させたカウンタ値
TCをその抜き取り周期カウンタに対応する検査パター
ンの抜き取り周期設定値Sと比較して、TC<Sなら、
ステップ21へ戻り、次に来たワーク1につき上記処理を
行うが、TC≧Sなら、抜き取り周期がきたと判断して
ステップ24へ進む。
C6が実行する処理を示し、各加工工程の設備PLC6
は、ステップ21で、図示しないセンサがその加工工程に
来たワーク1を検知した結果により、そこに来たワーク
1の種類を判断し、続くステップ22で、その種類に応じ
て加工機を作動させてワーク1の加工を行わせるととも
に、そのワーク1の種類に応じて、当該加工工程に対応
する複数種類の定期検査パターンの各々につき有する抜
き取り周期カウンタのうちの、該当する検査パターンの
抜き取り周期カウンタの値TC(例えばワーク1の種類
がAであれば検査パターン1および2の抜き取り周期カ
ウンタの値TC、またワーク1の種類がBであれば検査
パターン1の抜き取り周期カウンタの値TCだけ)を歩
進させ、続くステップ23で、その歩進させたカウンタ値
TCをその抜き取り周期カウンタに対応する検査パター
ンの抜き取り周期設定値Sと比較して、TC<Sなら、
ステップ21へ戻り、次に来たワーク1につき上記処理を
行うが、TC≧Sなら、抜き取り周期がきたと判断して
ステップ24へ進む。
【0014】そして設備PLC6は、ステップ24へ来る
と、当該加工機設備を停止するとともに、上記抜き取り
周期がきた種類の検査パターンおよび、当該ワーク1の
種類が複数種類の検査パターンの対象となっている場合
には他の種類の検査パターンのうちで抜き取り周期がよ
り短い検査パターンの内容を表示器5により表示し、こ
れにより作業者は、図1に示すように、当該工程での加
工が済んだそのワーク1について、表示器5に表示され
た検査パターンについての抜き取り検査を実施して、当
該加工工程の上記抜き取り連番・検査結果入力端末装置
4に、その実際の検査に基づく判定結果(例えば合格な
らCOK,不合格ならCNG)を、当該ワーク1に刻印
された連番の番号とともに入力する。その後、設備PL
C6は、ステップ25で、その抜き取り検査を行った検査
パターンに対応する抜き取り周期カウンタをリセットし
てから、ステップ21へ戻って、次に来たワーク1につき
上記処理を行う。
と、当該加工機設備を停止するとともに、上記抜き取り
周期がきた種類の検査パターンおよび、当該ワーク1の
種類が複数種類の検査パターンの対象となっている場合
には他の種類の検査パターンのうちで抜き取り周期がよ
り短い検査パターンの内容を表示器5により表示し、こ
れにより作業者は、図1に示すように、当該工程での加
工が済んだそのワーク1について、表示器5に表示され
た検査パターンについての抜き取り検査を実施して、当
該加工工程の上記抜き取り連番・検査結果入力端末装置
4に、その実際の検査に基づく判定結果(例えば合格な
らCOK,不合格ならCNG)を、当該ワーク1に刻印
された連番の番号とともに入力する。その後、設備PL
C6は、ステップ25で、その抜き取り検査を行った検査
パターンに対応する抜き取り周期カウンタをリセットし
てから、ステップ21へ戻って、次に来たワーク1につき
上記処理を行う。
【0015】すなわち例えば、その加工工程に来たワー
ク1によって、検査パターン1の抜き取り周期カウンタ
の値TCが抜き取り周期 100回に達した場合には、その
ワーク1の種類がA,Bのいずれであっても、それを検
査パターン1で抜き取り検査し、さらにそのワーク1の
種類が、抜き取り周期がより短い検査パターン2の対象
にもなっているAの場合には、検査パターン2の抜き取
り周期カウンタの値TCが未だ抜き取り周期50回に達し
ていなくても、同時にそれを検査パターン2でも抜き取
り検査する。一方、その加工工程に来たワーク1によっ
て、検査パターン2の抜き取り周期カウンタの値TCが
抜き取り周期50回に達した場合には、そのワーク1の種
類はAのはずであるが、検査パターン1は抜き取り周期
が検査パターン2より長いので、それを検査パターン2
のみで抜き取り検査する。
ク1によって、検査パターン1の抜き取り周期カウンタ
の値TCが抜き取り周期 100回に達した場合には、その
ワーク1の種類がA,Bのいずれであっても、それを検
査パターン1で抜き取り検査し、さらにそのワーク1の
種類が、抜き取り周期がより短い検査パターン2の対象
にもなっているAの場合には、検査パターン2の抜き取
り周期カウンタの値TCが未だ抜き取り周期50回に達し
ていなくても、同時にそれを検査パターン2でも抜き取
り検査する。一方、その加工工程に来たワーク1によっ
て、検査パターン2の抜き取り周期カウンタの値TCが
抜き取り周期50回に達した場合には、そのワーク1の種
類はAのはずであるが、検査パターン1は抜き取り周期
が検査パターン2より長いので、それを検査パターン2
のみで抜き取り検査する。
【0016】図2に戻って、連番管理WS10は、ステッ
プ12で、このようにして逐次入力された抜き取り検査結
果およびその検査したワーク1の連番の番号を端末装置
4から受け取り、抜き取り管理DB9のその受け取った
連番の番号に該当するワーク1の判定結果記入欄に、抜
き取り検査での判定結果(例えば図3(a)に示す連番
の番号51の種類Aのワーク1では第1,第2工程の検査
パターン1,2ともCOK、また例えば図3(b)に示
す連番の番号102 の種類Aのワーク1では第1工程の検
査パターン2がCNG)を記入する。これにより、その
抜き取り検査での判定結果を記入した検査パターンに関
しては非抜き取りワークについても判定結果が確定する
ことになるので、連番管理WS10は、次いでステップ13
で、その抜き取り検査での判定結果を記入した検査パタ
ーンにつき、今回記入したワークから前回記入したワー
クまで逆上って抜き取り管理DB9中のその間の非抜き
取りワークの判定結果記入欄に判定結果(例えば合格な
らOK,不合格ならNG)を書き込む確定処理を行う
(例えば図3(c)に示す連番の番号102 のワークは検
査パターン2がCNGゆえ、そこから番号51のワークま
で逆上ってその間の非抜き取りワークの検査パターン2
の判定結果記入欄にNGを書き込む)。
プ12で、このようにして逐次入力された抜き取り検査結
果およびその検査したワーク1の連番の番号を端末装置
4から受け取り、抜き取り管理DB9のその受け取った
連番の番号に該当するワーク1の判定結果記入欄に、抜
き取り検査での判定結果(例えば図3(a)に示す連番
の番号51の種類Aのワーク1では第1,第2工程の検査
パターン1,2ともCOK、また例えば図3(b)に示
す連番の番号102 の種類Aのワーク1では第1工程の検
査パターン2がCNG)を記入する。これにより、その
抜き取り検査での判定結果を記入した検査パターンに関
しては非抜き取りワークについても判定結果が確定する
ことになるので、連番管理WS10は、次いでステップ13
で、その抜き取り検査での判定結果を記入した検査パタ
ーンにつき、今回記入したワークから前回記入したワー
クまで逆上って抜き取り管理DB9中のその間の非抜き
取りワークの判定結果記入欄に判定結果(例えば合格な
らOK,不合格ならNG)を書き込む確定処理を行う
(例えば図3(c)に示す連番の番号102 のワークは検
査パターン2がCNGゆえ、そこから番号51のワークま
で逆上ってその間の非抜き取りワークの検査パターン2
の判定結果記入欄にNGを書き込む)。
【0017】連番管理WS10は、続くステップ14で、各
ワーク1につき、全加工工程の判定結果が確定したか否
かを判断し、確定していなければそのままステップ13へ
戻って、端末装置4からのさらなるデータの入力を待つ
が、確定したワーク1があれば、ステップ15で、図1中
矢印dで示すように、そのワーク1について確定した判
定結果データをワーク払い出し装置8へ送った後、ステ
ップ13へ戻ってさらなるデータの入力を待つ。
ワーク1につき、全加工工程の判定結果が確定したか否
かを判断し、確定していなければそのままステップ13へ
戻って、端末装置4からのさらなるデータの入力を待つ
が、確定したワーク1があれば、ステップ15で、図1中
矢印dで示すように、そのワーク1について確定した判
定結果データをワーク払い出し装置8へ送った後、ステ
ップ13へ戻ってさらなるデータの入力を待つ。
【0018】図5は、ワーク払い出し装置8が実行する
処理を示し、ワーク払い出し装置8は、ステップ31で、
連番管理WS10から確定した判定結果データを受け取っ
て記憶しておき、次いでステップ32で、カメラ7によ
り、図1に示すように、ワーク1に刻印した連番の番号
を読み取り、その後のステップ33で、上記記憶している
確定した抜き取り検査の判定結果データとカメラ7で読
み取ったワーク1の番号とを突き合わせて当該ワーク1
が合格品か不合格品かを判断し、合格品であればステッ
プ34からステップ35へ進んでOK払い出しすなわち合格
品の集積場所への払い出しを行う一方、不合格品であれ
ばステップ34からステップ36へ進んでNG払い出しすな
わち不合格品の集積場所への払い出しを行う。なお、か
かるワーク払い出し装置8によるワーク1の選択的な払
い出しは、具体的には、例えばワーク1を搬送するコン
ベヤの搬送経路に対しそのワーク1の搬送方向を逸らす
ような邪魔板を出し入れする等の既知の方法によって行
うことができる。
処理を示し、ワーク払い出し装置8は、ステップ31で、
連番管理WS10から確定した判定結果データを受け取っ
て記憶しておき、次いでステップ32で、カメラ7によ
り、図1に示すように、ワーク1に刻印した連番の番号
を読み取り、その後のステップ33で、上記記憶している
確定した抜き取り検査の判定結果データとカメラ7で読
み取ったワーク1の番号とを突き合わせて当該ワーク1
が合格品か不合格品かを判断し、合格品であればステッ
プ34からステップ35へ進んでOK払い出しすなわち合格
品の集積場所への払い出しを行う一方、不合格品であれ
ばステップ34からステップ36へ進んでNG払い出しすな
わち不合格品の集積場所への払い出しを行う。なお、か
かるワーク払い出し装置8によるワーク1の選択的な払
い出しは、具体的には、例えばワーク1を搬送するコン
ベヤの搬送経路に対しそのワーク1の搬送方向を逸らす
ような邪魔板を出し入れする等の既知の方法によって行
うことができる。
【0019】従って、上記実施例の抜き取り管理方法に
よれば、例えばA,B二種類のワーク1が小ロットで混
在して流れるランダム生産のような場合でも、例えば二
種類の検査パターン1,2の各々について、実際の抜き
取り周期を設定周期内に確実に納めることができ、ま
た、上記のように例えば検査パターン1,2につき別々
に設定抜き取り周期になったか否かを確認するので、抜
き取り検査時に、そのワーク1の種類についてその工程
で必要とされる全検査パターン、例えば種類Aについて
は検査パターン1,2で一律に検査するのでなく、抜き
取り周期の短いパターン、例えば検査パターン2が設定
抜き取り周期になった場合は、その検査パターン2での
み検査するようにすることができる。
よれば、例えばA,B二種類のワーク1が小ロットで混
在して流れるランダム生産のような場合でも、例えば二
種類の検査パターン1,2の各々について、実際の抜き
取り周期を設定周期内に確実に納めることができ、ま
た、上記のように例えば検査パターン1,2につき別々
に設定抜き取り周期になったか否かを確認するので、抜
き取り検査時に、そのワーク1の種類についてその工程
で必要とされる全検査パターン、例えば種類Aについて
は検査パターン1,2で一律に検査するのでなく、抜き
取り周期の短いパターン、例えば検査パターン2が設定
抜き取り周期になった場合は、その検査パターン2での
み検査するようにすることができる。
【0020】また上記実施例の検査システムによれば、
抜き取り検査したワーク1が不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき、抜き取り検査を行わ
なかったワーク1を、連番管理WS10によって確実かつ
容易に特定し、その連番管理WS10からの確定データに
基づき、ワーク払い出し装置8によって確実に払い出す
ことができる。
抜き取り検査したワーク1が不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき、抜き取り検査を行わ
なかったワーク1を、連番管理WS10によって確実かつ
容易に特定し、その連番管理WS10からの確定データに
基づき、ワーク払い出し装置8によって確実に払い出す
ことができる。
【0021】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、管理表
作成手段と管理表記入手段とは、コンピュータの処理能
力上の制約等、所要に応じて分離しても良い。また上記
実施例では、抜き取り周期カウンタの歩進をセンサによ
るワークの種類識別に基づき行う一方、抜き取り検査し
たワークの連番の番号を作業者が入力しているが、各加
工工程に設けたカメラでそこに来たワークの刻印を読み
取ってワークの連番の番号とともに種類識別を行い、そ
れに基づいて抜き取り周期カウンタの歩進と抜き取り検
査したワークの連番の番号の特定とを行うようにしても
良い。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、管理表
作成手段と管理表記入手段とは、コンピュータの処理能
力上の制約等、所要に応じて分離しても良い。また上記
実施例では、抜き取り周期カウンタの歩進をセンサによ
るワークの種類識別に基づき行う一方、抜き取り検査し
たワークの連番の番号を作業者が入力しているが、各加
工工程に設けたカメラでそこに来たワークの刻印を読み
取ってワークの連番の番号とともに種類識別を行い、そ
れに基づいて抜き取り周期カウンタの歩進と抜き取り検
査したワークの連番の番号の特定とを行うようにしても
良い。
【0022】
【発明の効果】かくしてこの発明の抜き取り管理方法に
よれば、種々のワークが小ロットで混在して流れるラン
ダム生産のような場合でも、検査項目毎の実際の抜き取
り周期を設定周期内に確実に納めることができ、また抜
き取り検査時に、そのワークの種類についてその工程で
必要とされる全検査項目を一律に検査するのでなく、抜
き取り周期の短い検査項目が設定抜き取り周期になった
場合に、その周期の短い検査項目のみ検査するようにす
ることができる。
よれば、種々のワークが小ロットで混在して流れるラン
ダム生産のような場合でも、検査項目毎の実際の抜き取
り周期を設定周期内に確実に納めることができ、また抜
き取り検査時に、そのワークの種類についてその工程で
必要とされる全検査項目を一律に検査するのでなく、抜
き取り周期の短い検査項目が設定抜き取り周期になった
場合に、その周期の短い検査項目のみ検査するようにす
ることができる。
【0023】そしてこの発明の不合格品払い出し装置に
よれば、抜き取ったワークが不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき非抜き取りワークを確
実かつ容易に特定して払い出すことができる。
よれば、抜き取ったワークが不合格品の場合に、その結
果から不合格品と判定されるべき非抜き取りワークを確
実かつ容易に特定して払い出すことができる。
【図1】この発明の抜き取り管理方法の一実施例を併せ
て行う、この発明の不合格品払い出し装置の一実施例と
しての検査システムを示す構成図である。
て行う、この発明の不合格品払い出し装置の一実施例と
しての検査システムを示す構成図である。
【図2】上記検査システム中の連番管理WSが実行する
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
【図3】(a)〜(c)は、上記連番管理WSが作成し
データを記入する抜き取り管理DBの内容を示す説明図
である。
データを記入する抜き取り管理DBの内容を示す説明図
である。
【図4】上記検査システム中の各加工工程の設備PLC
が実行する処理を示すフローチャートである。
が実行する処理を示すフローチャートである。
【図5】上記検査システム中のワーク払い出し装置が実
行する処理を示すフローチャートである。
行する処理を示すフローチャートである。
【図6】従来の抜き取り管理方法を示す説明図である。
1 ワーク 2 レーザー刻印機 3 設備PLC 4 抜き取り連番・検査結果入力端末装置 5 表示器 6 設備PLC 7 カメラ 8 ワーク払い出し装置 9 抜き取り管理DB 10 連番管理WS
Claims (2)
- 【請求項1】 複数種類のワークが混在して流れる加工
工程で複数種類の抜き取り検査を行うに際し、 あらかじめ、複数種類のワークの各々について検査項目
を設定するとともに、複数種類の検査項目の各々につき
抜き取り周期を設定しておき、 検査項目毎に設けた抜き取り周期カウンタを、そこを通
過したワークの種類に応じて歩進させて、その抜き取り
周期カウンタがそれに対応する検査項目の前記設定抜き
取り周期になったら、当該通過したワークについてその
検査項目の検査を行うことを特徴とする、抜き取り管理
方法。 - 【請求項2】 加工工程の当初で、混在する複数種類の
ワークにそのまま連番を付す刻印手段(2)と、 ワークに付した番号に対応させて、そのワークの種類お
よびそれに基づく実施すべき検査項目を記載した管理表
を作成する管理表作成手段(10)と、 前記管理表の、抜き取り検査を行ったワークの番号に対
応する判定結果記入欄に、その種類の抜き取り検査の合
格または不合格の判定結果を記入し、さらに、前記抜き
取り検査で不合格の場合に、その種類の抜き取り検査に
対応するワークについて、不合格だったワークから前回
合格だったワークまで逆上ってその間の非抜き取りワー
クの番号に対応する判定結果記入欄に不合格と記入する
管理表記入手段(10)と、 前記管理表の判定結果記入欄に不合格と記入されたワー
クの番号と、流れてきたワークに付された番号とを対照
して、その不合格と記入された番号が付されたワークを
選択的に払い出す不合格品払い出し手段(8)と、 を具えてなる、不合格品払い出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550793A JPH0721433A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 抜き取り管理方法および不合格品払い出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550793A JPH0721433A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 抜き取り管理方法および不合格品払い出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721433A true JPH0721433A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15813711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16550793A Pending JPH0721433A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 抜き取り管理方法および不合格品払い出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721433A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1217334A2 (en) | 2000-12-21 | 2002-06-26 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Rotation sensor |
US6591699B2 (en) | 2001-08-07 | 2003-07-15 | Showa Corporation | Temperature compensator of torque sensor |
EP1442960A2 (en) | 2003-01-31 | 2004-08-04 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detecting apparatus |
US6986291B2 (en) | 2003-01-31 | 2006-01-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detector with monolithic tubular housing |
JP2006338324A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Toyota Motor Corp | 生産システム、生産システムにおける特別処理実施制御方法 |
JP2010054202A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Takano Co Ltd | ガススプリング用検査システム |
JP2013229033A (ja) * | 2013-05-14 | 2013-11-07 | Ntn Corp | 等速ジョイント外輪の製造方法 |
CN113752618A (zh) * | 2021-09-21 | 2021-12-07 | 山东西泰克仪器有限公司 | 自动抽检回流装置 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16550793A patent/JPH0721433A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1217334A2 (en) | 2000-12-21 | 2002-06-26 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Rotation sensor |
US6591699B2 (en) | 2001-08-07 | 2003-07-15 | Showa Corporation | Temperature compensator of torque sensor |
EP1442960A2 (en) | 2003-01-31 | 2004-08-04 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detecting apparatus |
US6986291B2 (en) | 2003-01-31 | 2006-01-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detector with monolithic tubular housing |
US7055397B2 (en) | 2003-01-31 | 2006-06-06 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detector and method of manufacturing housing of torque detector |
US7086295B2 (en) | 2003-01-31 | 2006-08-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Torque detecting apparatus |
JP2006338324A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Toyota Motor Corp | 生産システム、生産システムにおける特別処理実施制御方法 |
JP4591212B2 (ja) * | 2005-06-02 | 2010-12-01 | トヨタ自動車株式会社 | 生産システム、生産システムにおける特別処理実施制御方法 |
JP2010054202A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Takano Co Ltd | ガススプリング用検査システム |
JP2013229033A (ja) * | 2013-05-14 | 2013-11-07 | Ntn Corp | 等速ジョイント外輪の製造方法 |
CN113752618A (zh) * | 2021-09-21 | 2021-12-07 | 山东西泰克仪器有限公司 | 自动抽检回流装置 |
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