JPH07213955A - 静電塗装機用安全装置 - Google Patents
静電塗装機用安全装置Info
- Publication number
- JPH07213955A JPH07213955A JP3317794A JP3317794A JPH07213955A JP H07213955 A JPH07213955 A JP H07213955A JP 3317794 A JP3317794 A JP 3317794A JP 3317794 A JP3317794 A JP 3317794A JP H07213955 A JPH07213955 A JP H07213955A
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- JP
- Japan
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- pockels effect
- spray gun
- voltage generator
- coated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被塗物とスプレイガンの異常接近を検知す
る。 【構成】 高電圧発生機１によりスプレイガン２と被塗
物４の間に高電位の電界を形成してスプレイガン２から
吐出された塗料粒子を静電吸引力により被塗物４に塗着
させるようにした静電塗装機において、電界内に置かれ
たポッケルス効果素子５と、そのポッケルス効果素子５
に光を送る光送信機６と、そのポッケルス効果素子５か
ら送出される光を受けて電気信号に変換する光受信機７
と、その電気信号があらかじめ設定した設定値の範囲か
らはずれたときに危険信号を発する比較機８と、その危
険信号を受信したときに高電圧発生機１を停止させる信
号を発する制御機１０とからなる構成とした。
る。 【構成】 高電圧発生機１によりスプレイガン２と被塗
物４の間に高電位の電界を形成してスプレイガン２から
吐出された塗料粒子を静電吸引力により被塗物４に塗着
させるようにした静電塗装機において、電界内に置かれ
たポッケルス効果素子５と、そのポッケルス効果素子５
に光を送る光送信機６と、そのポッケルス効果素子５か
ら送出される光を受けて電気信号に変換する光受信機７
と、その電気信号があらかじめ設定した設定値の範囲か
らはずれたときに危険信号を発する比較機８と、その危
険信号を受信したときに高電圧発生機１を停止させる信
号を発する制御機１０とからなる構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は被塗物がスプレイガンに
異常接近したのを検知して高電圧発生機を停止させる静
電塗装機用安全装置に関する。
異常接近したのを検知して高電圧発生機を停止させる静
電塗装機用安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の静電塗装機の安全装置はスプレイ
ガンから被塗物に流れる電流を検知してこれが異常に大
きくなったときに高電圧発生機を停止させるようになっ
ており、電気的な外乱の影響を受けやすい欠点があっ
た。
ガンから被塗物に流れる電流を検知してこれが異常に大
きくなったときに高電圧発生機を停止させるようになっ
ており、電気的な外乱の影響を受けやすい欠点があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は電気的な外乱の影響を受けない安全装置を提
供することである。
する課題は電気的な外乱の影響を受けない安全装置を提
供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、高電圧発生機によりスプレイガ
ンと被塗物の間に高電位の電界を形成してスプレイガン
から吐出された塗料粒子を静電吸引力により被塗物に塗
着させるようにした静電塗装機において、前記電界に置
かれたポッケルス効果素子と、該ポッケルス効果素子に
光を送る光送信機と、該ポッケルス効果素子から送出さ
れる光を受けて電気信号に変換する光受信機と、該電気
信号があらかじめ設定した設定値の範囲からはずれたと
きに危険信号を発する比較機と、該危険信号を受信した
ときに前記高電圧発生機を停止させる信号を発する制御
機と、からなる構成とした。
するための手段として、高電圧発生機によりスプレイガ
ンと被塗物の間に高電位の電界を形成してスプレイガン
から吐出された塗料粒子を静電吸引力により被塗物に塗
着させるようにした静電塗装機において、前記電界に置
かれたポッケルス効果素子と、該ポッケルス効果素子に
光を送る光送信機と、該ポッケルス効果素子から送出さ
れる光を受けて電気信号に変換する光受信機と、該電気
信号があらかじめ設定した設定値の範囲からはずれたと
きに危険信号を発する比較機と、該危険信号を受信した
ときに前記高電圧発生機を停止させる信号を発する制御
機と、からなる構成とした。
【０００５】
【発明の作用及び効果】本発明は上記のようにポッケル
ス効果素子を用いて光学的に電界の変化を検知するよう
にしたから、電気的な外乱の影響を受けることなく、被
塗物の異常接近を正確に検知することができる。
ス効果素子を用いて光学的に電界の変化を検知するよう
にしたから、電気的な外乱の影響を受けることなく、被
塗物の異常接近を正確に検知することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【０００７】図において、１は直流の高電圧発生機であ
って、負極がスプレイガン２に、正極が被塗物４にそれ
ぞれ接続されていて、スプレイガン２に供給された高圧
の塗料がノズル３から霧状となって噴出する際に負の電
荷が帯電され、正の電圧が印加された被塗物４に吸引さ
れて塗着する。
って、負極がスプレイガン２に、正極が被塗物４にそれ
ぞれ接続されていて、スプレイガン２に供給された高圧
の塗料がノズル３から霧状となって噴出する際に負の電
荷が帯電され、正の電圧が印加された被塗物４に吸引さ
れて塗着する。
【０００８】以上述べたところは、公知のエアレス静電
塗装装置であるが、本実施例においてはスプレイガン２
のノズル３の近くにポッケルス効果素子５が装着されて
いるとともに、これに一定波長の光を送る光送信機６、
ポッケルス効果素子５から送出された光を電気信号に変
換する光受信機７、これから発せられた電気信号を設定
機９にあらかじめ設定された値と比較してその範囲から
はずれたときに危険信号を発する比較機８及びこの危険
信号を受信したときに高電圧発生機１を停止させる信号
を発する制御機１０が配置されている。
塗装装置であるが、本実施例においてはスプレイガン２
のノズル３の近くにポッケルス効果素子５が装着されて
いるとともに、これに一定波長の光を送る光送信機６、
ポッケルス効果素子５から送出された光を電気信号に変
換する光受信機７、これから発せられた電気信号を設定
機９にあらかじめ設定された値と比較してその範囲から
はずれたときに危険信号を発する比較機８及びこの危険
信号を受信したときに高電圧発生機１を停止させる信号
を発する制御機１０が配置されている。
【０００９】ここで、ポッケルス効果素子５は電気光学
結晶体に電界を加えたとき屈折率が変化するポッケルス
効果を利用したものであって、電気光学結晶体の受光側
に偏光子を、反対側に検光子を配置することにより電界
の強さに比例した強さの光信号を出力するものである。
結晶体に電界を加えたとき屈折率が変化するポッケルス
効果を利用したものであって、電気光学結晶体の受光側
に偏光子を、反対側に検光子を配置することにより電界
の強さに比例した強さの光信号を出力するものである。
【００１０】本実施例の作動を説明すると、光送信機６
からポッケルス効果素子５に一定の光信号を送るとポッ
ケルス効果素子５から引加されている電界の強さに比例
した強さの電気信号が光受信機７に送られ、ここで電気
信号に変換されて比較機８に送られ、設定機９にあらか
じめ設定された設定値と比較されてこの範囲からはずれ
た場合に危険信号が制御機１０に送られ、これから高電
圧発生機１を停止させる信号が発せられて高電圧発生機
１が停止する。
からポッケルス効果素子５に一定の光信号を送るとポッ
ケルス効果素子５から引加されている電界の強さに比例
した強さの電気信号が光受信機７に送られ、ここで電気
信号に変換されて比較機８に送られ、設定機９にあらか
じめ設定された設定値と比較されてこの範囲からはずれ
た場合に危険信号が制御機１０に送られ、これから高電
圧発生機１を停止させる信号が発せられて高電圧発生機
１が停止する。
【００１１】したがって、コンベアにより搬送されてく
る被塗物４が吊り下げ姿勢の不良などの原因によりスプ
レイガン２に異常接近すると、被塗物４からノズル３れ
る電流が増大してポッケルス効果素子５に作用する電圧
が上昇する。
る被塗物４が吊り下げ姿勢の不良などの原因によりスプ
レイガン２に異常接近すると、被塗物４からノズル３れ
る電流が増大してポッケルス効果素子５に作用する電圧
が上昇する。
【００１２】このため、設定機９の設定値を適宜に定め
ることにより被塗物４とスプレイガン２の間にスパーク
が生じる前に高電圧発生機１を停止して安全を確保する
ことができる。
ることにより被塗物４とスプレイガン２の間にスパーク
が生じる前に高電圧発生機１を停止して安全を確保する
ことができる。
【００１３】なお、設定機９に設定する値は、絶対量で
もよく、また、相対的な変化量でもよい。
もよく、また、相対的な変化量でもよい。
【図１】本発明の一実施例の概要を示す構成図である。
１：高電圧発生機 ２：スプレイガン ３：ノズル ４：被塗物 ５：ポッケルス効果素子 ６：光送信機 ７：光受信機 ８：比較機 ９：設定機 １０：制御機
Claims (1)
- 【請求項１】 高電圧発生機によりスプレイガンと被塗
物の間に高電位の電界を形成してスプレイガンから吐出
された塗料粒子を静電吸引力により被塗物に塗着させる
ようにした静電塗装機において、前記電界に置かれたポ
ッケルス効果素子と、該ポッケルス効果素子に光を送る
光送信機と、該ポッケルス効果素子から送出される光を
受けて電気信号に変換する光受信機と、該電気信号があ
らかじめ設定した設定値の範囲からはずれたときに危険
信号を発する比較機と、該危険信号を受信したときに前
記高電圧発生機を停止させる信号を発する制御機と、か
らなることを特徴とする静電塗装機用安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03317794A JP3431258B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 静電塗装機用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03317794A JP3431258B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 静電塗装機用安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213955A true JPH07213955A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3431258B2 JP3431258B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=12379243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03317794A Expired - Fee Related JP3431258B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 静電塗装機用安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3431258B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998010871A1 (en) * | 1996-09-13 | 1998-03-19 | Eurotec Surface Coating Systems Limited | Control systems for electrostatic powder spraying apparatus |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP03317794A patent/JP3431258B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998010871A1 (en) * | 1996-09-13 | 1998-03-19 | Eurotec Surface Coating Systems Limited | Control systems for electrostatic powder spraying apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3431258B2 (ja) | 2003-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |