JPH07213823A - フィルタ装着用配管継手 - Google Patents

フィルタ装着用配管継手

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JPH07213823A
JPH07213823A JP6034246A JP3424694A JPH07213823A JP H07213823 A JPH07213823 A JP H07213823A JP 6034246 A JP6034246 A JP 6034246A JP 3424694 A JP3424694 A JP 3424694A JP H07213823 A JPH07213823 A JP H07213823A
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Shigetou Mazumi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の流路系統に適用しても流体の漏洩を招
くことなく流体中の固体粒子を容易かつ確実に除去し得
るようにフィルタを装着可能とする。しかも装着の際に
あまり複雑な加工を要しないようにする。 【構成】 流路系統を構成する配管4の内周面に径方向
に凹んだ嵌合凹部20を形成し、そこにフィルタ2を一
端に装着したスリーブ10を挿入して配管4の内周面に
固定するようにしている。フィルタ2を支持するスリー
ブ10には、径方向に突出し外力を加えられたときに塑
性変形して配管4の嵌合凹部20に密着嵌合する嵌合凸
部12が形成されている。嵌合凸部12は、好ましくは
軸方向に外力Fが付与されたときに嵌合凸部12の先端
を嵌合凹部20側へ塑性変形させる分力を発生させるく
びれ部11を内径側に有し、くびれ部11を軸方向に押
圧することによって配管4の嵌合凹部20に嵌合凸部1
2を密着嵌合させるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体流路にフィルタを
装着するための配管継手に関する。更に詳述すると、本
発明は、流路においてこの中を流れる流体に同伴される
固体粒子を捕捉して固体粒子がもたらす下流における種
々のトラブルを回避するためのフィルタを流路特に流路
接続部などに装着する配管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ICやLSIなどを製造する半
導体工業分野などでは、流体中の固体粒子に起因する装
置や機器・計器類のトラブル発生を未然に防止するた
め、固体粒子を排除した流体を使用することが頻繁に要
請され、流体中の固体粒子を流路内で捕捉して排除する
フィルタを装着することが考えられている。この場合、
新規に設備を据付ける時などには流路そのものあるいは
各種バルブ、レギュレータ、流量計などの測定器類など
の上流にフィルタを組み込むことは容易であるが、既存
の流路系統に対しこれを大幅に変更することなく簡単に
フィルタを装着することは必ずしも容易でない。
【0003】このような既存の流路系統に対してフィル
タを装着する技術としては、従来、図3に示すような、
流路接続部に気密性を保持するために介在されるガスケ
ット101を利用して継手の配管間隔を変えずに流路内
にフィルタ102を装着する技術が提案されている。こ
のフィルタ装着用配管継手は、ユニオン流路継手部にお
いて継手の気密性を保持するために突き合わせられた2
つの配管103,104の間に介在されるガスケット1
01に、流路径より僅かに細い円筒型のフィルタ102
を溶接し、継手で接続される2つの配管103,104
の間隔を変えずに、即ち既存の流路系統にも組み込める
ようにしたものである。尚、図中の符号105はユニオ
ンナット、106はユニオンの一部を成すフランジであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガスケ
ット101へのフィルタ102の溶接は、ガスケット1
01とフィルタ102の接合箇所から固体粒子を伴う流
体の漏洩が起こるのを避けるためにガスケット101の
全周に亙って施されることから却って溶接の過程でガス
ケット101の表面が平滑性を失ったりガスケット10
1の変形をもたらして、ガスケット101と配管10
3,104との間で流体の漏洩を引き起こす虞がある。
即ち、供給流体が継手外部へ漏洩したり、あるいは逆に
継手外部から流路内部へ雰囲気ガスが混入するなどのト
ラブルが発生し易くなる。このことは流体の種類によっ
ては重大な事故の原因ともなり得ると考えられる。勿
論、溶接によるガスケット101の粗面や歪を熱処理や
研磨加工ないしその他の加工等で取り去ることも考えら
れるが、容易ではなくその工程管理も面倒である。しか
も、加工の際に発生する塵埃などがフィルタ102の内
外に付着することなどによって却って流路内流体を汚染
しかねない。
【0005】本発明は流体の漏洩を招くことなく流体中
の固体粒子を容易かつ確実に除去するフィルタ装着用配
管継手を提供することを目的とする。また、本発明はガ
スケットの信頼性を損なうことなく容易にフィルタが取
り付けられるフィルタ装着配管継手の提供を目的とす
る。また、本発明は既存の流路系統に対しても適用可能
な、即ち継手部分の配管の間隔を変えることなくフィル
タが取り付けられるフィルタ装着配管継手の提供を目的
とする。更に、本発明は、装着の際にあまり複雑な加工
を要せずかつ本来の濾過目的が十二分に達成されるフィ
ルタ装着用配管継手の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のフィルタ装着用配管継手は、内周面に径方
向に凹んだ嵌合凹部を有する配管と、フィルタを一端に
装着すると共に他端に径方向に突出し外力を加えられた
ときに塑性変形して前記配管の嵌合凹部に密着嵌合する
嵌合凸部を有するスリーブとから構成されている。
【0007】また、本発明のフィルタ装着用配管継手の
スリーブの嵌合凸部は、軸方向に外力が付与されたとき
に嵌合凸部の先端を嵌合凹部側へ塑性変形させる分力を
発生させるくびれ部を内径側に有し、前記くびれ部を軸
方向に押圧することによって配管の嵌合凹部に嵌合凸部
を密着嵌合させるようにしている。
【0008】
【作用】したがって、配管の内周面の嵌合凹部に径方向
に突出するスリーブの嵌合凸部を配置してから嵌合凸部
を径方向外側へ突出させるように塑性変形させれば、嵌
合凹部と嵌合凸部とが密着嵌合して配管にスリーブが固
定されフィルタを流路内に保持できる。例えば、既存の
流路系統に対しフィルタを装着しようとする場合、フィ
ルタの装着を必要としている箇所の上流側の流路接続部
を分解して配管の内周面に嵌合凹部を形成し、そこにフ
ィルタを備えたスリーブを挿入して嵌合凸部を径方向外
側に突出するように塑性変形させることによってスリー
ブと配管とを密着嵌合させる。その後、フィルタを装着
した配管と他の配管とをガスケットの介在下にあるいは
ガスケットを介在させずに突き合わせて接続することに
よって、流路内へフィルタが組み込まれる。
【0009】また、請求項2の発明の場合、配管内にフ
ィルタを備えるスリーブを挿入してから金属棒などでく
びれ部を軸方向に押圧するだけで嵌合凸部の径方向外側
への塑性変形を実施できる。
【0010】このように構成されたとき、流路内の流体
は全量が目的に応じて選択された孔径を有するフィルタ
内に導入され、所定の径以上を有する固体粒子が濾別さ
れて清浄な流体として下流へ流れる。この間、配管とス
リーブとの間では嵌合凹部と嵌合凸部とが密着嵌合して
いるため固体粒子の通過を阻止し、かつガスケットを介
在させる場合にも変形などを起こさずに気密性を保持で
きる。したがって、流路内外の流体の混合を避けつつ流
体中の固体粒子を所定の径以下のものに制限できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0012】図1及び図2に本発明のフィルタ装着用配
管継手をユニオン継手に適用した一実施例を示す。この
フィルタ装着用配管継手は、2つの配管3,4をガスケ
ット1を介在させて突き合わせるユニオン継手9を利用
したもので、一方の配管4の内周面に径方向に凹んだ嵌
合凹部20を形成し、そこにフィルタ2を一端に装着し
たスリーブ10を挿入して配管4の内周面に固定するよ
うにしている。ここで、符号5はユニオンナット、7は
ユニオンナット5を係止するためのフランジ、8はガス
ケット1との密着度を上げるために設けられた突起であ
り、配管4のねじ16に配管3のユニオンナット5を螺
合させることによってガスケット1を介在させて突き合
わせられた2つの配管3,4を接合するように設けられ
ている。
【0013】フィルタ2を支持するスリーブ10には、
フィルタ2を固定したのとは反対側の端部に径方向に突
出し外力を加えられたときに塑性変形して配管4の嵌合
凹部20に密着嵌合する嵌合凸部12が形成されてい
る。嵌合凸部12は配管4の内径以上の大きな径を有
し、配管4の内周面に設けられた流路径・内径より大な
る嵌合凹部20に嵌合されるように構成されている。嵌
合凸部12は、軸方向に外力Fが付与されたときに嵌合
凸部12の先端を嵌合凹部20側へ塑性変形させる分力
を発生させるくびれ部11を内径側に有し、くびれ部1
1を軸方向に押圧することによって配管4の嵌合凹部2
0に嵌合凸部12を密着嵌合させるように設けられてい
る。本実施例の場合、くびれ部11は、スリーブ10の
円筒部15からフランジ状に径方向に突出する嵌合凸部
12の背面側の根元部分がほぼV字形にカットされて形
成されている。くびれ部11は応力の集中を防ぐため鋭
角な部分を形成しないように配慮されている。したがっ
て、V字形といっても、底部の角が丸みを持たせて形成
されている。また、くびれ部11は図示のV字形カット
によって形成されるものに限定されず、U字形カットや
その他の類似する形状で軸方向の外力Fが付加されたと
きに配管4の内壁に向けて働く分力を発生させる構造の
全てを含むものとする。
【0014】この構造を採るときには、流路軸方向から
外力Fをくびれ部11の段部13に加えるだけで、径方
向外側へ向けて作用する分力が発生してスリーブ10の
嵌合凸部12を配管4の内周壁面側へ向けて突出させる
ように塑性変形させ、嵌合凹部20に嵌合凸部12を密
着嵌合させ得る。
【0015】一方、配管4の内周面に形成される嵌合凹
部20は、本実施例の場合、奥行き側へ向かうほど徐々
に深くなる一定勾配の斜面によって形成されている。こ
の場合、流体の流れ方向に向かってのみ嵌合凹部20と
その周辺の内周面との間に段差が生じるため、スリーブ
10の嵌合凸部12は流体の流れ方向には係止されて抜
けないが、反対側には嵌合凸部12を窄める斜面として
機能するため容易にスリーブを離脱させてフィルタ2の
交換を可能とする。また、嵌合凹部20は、図示のテー
パ状のものに特に限定されず、軸断面形状が矩形状やそ
の他の形状であっても良い。
【0016】また、スリーブ10の嵌合凸部12の外周
面は軸方向に同一半径となるように設けられても良い
が、配管4側の嵌合凹部20と同様に嵌合凹部20と同
じ勾配かやや緩やかな勾配を設けるようにしても良い。
この場合、密着嵌合を面ないしは線接触により達成し得
る。また、嵌合凸部12の先端が図示するナイフエッジ
のような鋭角に形成されている場合には配管4の嵌合凹
部20に食い込み易く特に密着嵌合が容易となる。
【0017】なお、外力Fの付与はくびれ部11の段部
13部分に適切な剛体を介してプレスその他の手段で静
的に材質に応じた変位を確認しながらなされるのが好ま
しいが、フィルタ2とスリーブ10の接合部および各部
材の強度が十分な場合には衝撃を加えて塑性変形させて
も良い。
【0018】ここで、フィルタ2は配管4の内径よりも
僅かに小径の円筒形状に形成されているが、それに特に
限定されるものではなく、円盤形状の他、流路内に装着
可能な大きさのあらゆる形態のものの使用が可能であ
る。また、フィルタ2の材質も特に限定されるものでは
なく、流体の性状及び耐蝕性などの適用条件を考慮して
フィルタ材として好適な各種金属、合金、プラスチッ
ク、セラミックス、織布、不織布、紙、あるいはこれら
の組み合わせ等から適宜選択される。そして、用途に応
じた平均孔径、例えば0.01μm程度から50μm程
度の範囲で製作されて使用される。このフィルタ2は、
スリーブ10の一端に溶接、溶着、螺合並びにその他の
液密・気密を保持し得る結合方法で取り付けられ、その
結合部分から固体粒子がリークするのを避けるように構
成されている。本実施例の場合、スリーブ10の円筒部
15に段差のある受座14が形成され、この受座14部
分にフィルタ2を嵌合させてから溶接することによって
一体化されている。スリーブ10の材質は特に限定され
るものではないが金属でかつ後述する外力により塑性変
形するものの使用が好ましく、流体の性状に応じて各種
の金属例えば銅、アルミニウム、ニッケル、鉛、錫、ス
テンレススチール等から選定することが好ましい。
【0019】以上のように構成されたフィルタ装着用配
管継手によれば、次のようにして容易にフィルタ2を既
存の流路系統に対しても適用できる。
【0020】フィルタ2の装着に当たっては配管4の端
部に図示したように嵌合凹部20を加工することが必要
である。そこで、ユニオン継手9のユニオンナット5を
外してから配管4を取り外し、例えば旋盤などで嵌合凹
部20を加工する。そして、スリーブ10に円筒状フィ
ルタ2を溶接したエレメントを挿入して、スリーブ10
のくびれ部11の段部13を金属棒のような剛体を介し
てプレスし、くびれ部11よりも外側の嵌合凸部12を
径方向外側へ突き出させるように塑性変形させる。これ
によって配管4の内周面に形成された嵌合凹部20にス
リーブ10側の嵌合凸部12が密着嵌合して配管4にフ
ィルタ2を支持させる。その後、ガスケット1を介在さ
せて配管3,4を突き合わせ、ユニオンナット5を締め
付けて配管3,4を接合することによってフィルタ2の
装着を完了する。
【0021】<実施例1>図1及び図2に示すフィルタ
装着用配管継手において、流路内径を4.8mmとし、
それより小さい外径4.0mm、内径2.8mm、長さ
25.0mmで平均直径5μmの粒子の焼結体からなる
ステンレススティール(SUS316L)製フィルタ2
をスリーブ10に溶接して嵌合凹部20を有する流路・
配管4内に挿入し、嵌合凸部12の塑性変形によって密
着嵌合させた。なお、フィルタ2の端部はSUS316
L製フィルタキャップ6の溶接によって塞がれている。
【0022】かかるフィルタ装着用配管継手構造に粒子
径0.01μm〜5.0μmの微細粒子を含有する窒素
ガスを毎分28.0lの速度で60秒間通過させ、フィ
ルタ出口の微粉を回収することによってフィルタ2の装
着効果を確認した。その結果、0.5μm以下の粒子は
20%、0.5μm〜1μmの粒子は10%、2μm以
上の粒子は実質0%回収された。即ち、2μm以上の粒
子はほぼ全て(100%)、0.5μm〜1μmの粒子
は90%、0.5μm以下の粒子は80%がフィルタで
捕捉された。この結果は完全なシール状態で流路にフィ
ルタを装着して同様な捕集、回収操作をした結果と何等
変わりなく、本発明のフィルタ装着用配管継手は気密性
の上でなんら問題の無いことが判った。また、ニッケル
製ガスケット1を介して接続している2つの配管3,4
の間隔はフィルタの装着前後で変化せず、図3の従来の
構造のものと同様に一定に保持されているだけでなくガ
スケット1には加工の必要がいっさい無いために流路の
気密性に関する信頼性は本実施を適用する前後で変わり
はなかった。
【0023】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、嵌合凸部12のくびれ部11は、図示のも
のに特に限定されず、内側を斜面にして拡径し易い肉薄
部を形成し、それを楔状治具の圧入によって径方向外側
へ塑性変形させることによって嵌合凸部12を嵌合凹部
20に密着嵌合させるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のフィルタ装着用配管継手は、流路系内に固体粒子を除
去するためのフィルタを設置するに当たり継手の液密・
気密を保つガスケットとは無関係にフィルタを配管へ直
接取り付けるようにしているので、ガスケットの変形な
どに起因する液密・気密性の不確かさを避けることがで
きるだけでなく、ガスケットを必要としない継手にあっ
ても容易に適用できる。即ち、フィルタは、外力でもっ
て塑性変形する嵌合凸部を流路の嵌合凹部に密着嵌合さ
せることによって固着されるスリーブに支持させるよう
にしているので、ガスケットを使用する場合でも使用し
ない場合でも装着することができ、かつ濾過性能も確実
に保証される。しかも、本発明は、配管の内周面に直接
スリーブを介してフィルタを取り付けるので、流路系統
の長さや継手の配管の間隔などを変更させることがな
く、既存の流路系統に対しても容易にフィルタを装着す
ることができる。また、取り付け方法からも明らかなよ
うに、ガスケットとフィルタの組み合わせが溶接の関係
で限定されていた従来の構造に比較し、本発明によれば
フィルタとスリーブの組み合わせは制限を受けず種々の
材質の組み合わせと溶接その他の接合方法を採用でき
る。更に、取り付け方法も簡単で継手の液密気密性は損
なわれないので少なくとも従来の方法に比べて流路系の
外への流体の漏洩あるいは外からの流体への混入は容易
に避けられ、危険な各種の流体の取扱いなどには特に好
適な手段を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタ装着用配管継手の一実施例を
示す軸平面に沿う断面図である。
【図2】図1のフィルタを備えるスリーブの嵌合凸部と
配管の嵌合凹部との嵌合関係を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】従来のフィルタ装着用配管継手の一例を示す軸
平面に沿う断面図である。
【符号の説明】 1 ガスケット 3 配管・継手流路 2 フィルタ 10 スリーブ 11 くびれ部 12 嵌合凸部 20 嵌合凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に径方向に凹んだ嵌合凹部を有す
    る配管と、フィルタを一端に装着すると共に他端に径方
    向に突出し外力を加えられたときに塑性変形して前記配
    管の嵌合凹部に密着嵌合する嵌合凸部を有するスリーブ
    とから成ることを特徴とするフィルタ装着用配管継手。
  2. 【請求項2】 前記スリーブの嵌合凸部は、軸方向に外
    力が付与されたときに嵌合凸部の先端を前記嵌合凹部側
    へ塑性変形させる分力を発生させるくびれ部を内径側に
    有し、前記くびれ部を軸方向に押圧することによって配
    管の嵌合凹部に嵌合凸部を密着嵌合させることを特徴と
    する請求項1記載のフィルタ装着用配管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125433A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 フタバ産業株式会社 フィルタ付egrパイプの製造方法およびegrパイプ
JP2018189013A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社エッチ・ケー・エス オイルフィルタ付きロケータピン及び過給機

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JP2018189013A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社エッチ・ケー・エス オイルフィルタ付きロケータピン及び過給機

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