JPH0721339Y2 - 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置 - Google Patents

自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置

Info

Publication number
JPH0721339Y2
JPH0721339Y2 JP16307786U JP16307786U JPH0721339Y2 JP H0721339 Y2 JPH0721339 Y2 JP H0721339Y2 JP 16307786 U JP16307786 U JP 16307786U JP 16307786 U JP16307786 U JP 16307786U JP H0721339 Y2 JPH0721339 Y2 JP H0721339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
marking
arm member
support
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16307786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6368465U (ja
Inventor
隆志 小林
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP16307786U priority Critical patent/JPH0721339Y2/ja
Publication of JPS6368465U publication Critical patent/JPS6368465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721339Y2 publication Critical patent/JPH0721339Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、検査工程を終えたプリント基板等に良品表
示マーム等を施す自動マーキング装置に係り、特に良品
表示マーク等を施すためのインクを含ませたスタンプ部
のキャップ開閉装置に関するものである。
従来の技術 部品が実装されたプリント基板の検査工程において、部
品の欠品・欠陥検査や電気的導通試験等の各種検査が行
われている。この検査でプリント基板の良否が判別され
る。良品と判別されたプリント基板には、良品表示のマ
ーキングが施される。このマーキングの際、自動マーキ
ング装置と称する一種の捺印機に類似した構造を持つ装
置が用いられている。この自動マーキング装置は通常プ
リント基板の検査工程に続く最終段に設置されている。
検査工程を終えて良品と判別されたプリント基板は、自
動マーキング装置の位置に持ち運ばれる。そして、ここ
で、装置に具備されたスタンプ部が作動し、持ち運ばれ
てきたプリント基板またはこの基板に装着されているコ
ネクタ等の本体部に押し当てられ、スタンプ部に予め滲
出されている一般にマジックインキ(登録商標)と呼ば
れるインクによって所定の位置に良品表示のマーキング
が施される。このインクは例えば主としてインクの着色
顔料と、水性又は油性の溶剤と、顔料を分散させる分散
剤とで構成されている。本案は、このスタンプ機構の改
良に係るものであり、スタンプ部を閉蓋するキャップの
開閉装置に特徴を持つものである。
考案が解決しようとする問題点 この種の自動マーキング装置において、スタンプ部に滲
出させる前述したインクとして、水性または油性のイン
クが従来より用いられている。ところが、水性のインク
は、プリント基板や、これに装着されたコネクタ等の部
品の樹脂材よりなる本体部へのなじみが悪く、付着性が
悪いために、マーキングが良好に行えず、あるいは全く
行えない欠点がある。そこで、一般的には油性のインク
が汎用されている。
しかし、油性のインクを用いた場合、プリント基板や部
品とのなじみ性・付着性は良く、スタンプインクとして
は優れているが、速乾性・揮発性が極めて高く、そのた
め、スタンプ部を使用状態で露出させたまま長時間放置
しておくと、表面が乾燥してしまい、マーキング能力が
低減劣化し、ついにはマーキング不能になってしまう。
したがって、油性のインクが揮発・乾燥しないように、
マーキングの都度、スタンプ部をキャップによって開閉
し、マーキング動作終了後は、スタンプ部を速やかに閉
じ、密閉状態にしておく必要がある。このキャップの開
閉を手操作で行ったのでは、作業が極めて煩雑であり、
作業性が非常に悪く、作業効率を低下させることにな
る。また、常時作業者が1名必ず装置に付いている必要
があり、折角部品実装の完全自動化を図った趣旨が損な
われることになる。すなわち、部品実装の最終段で手作
業が介在することになり、部品実装の完全自動化・省力
化を図り得ないことになる。そこで、キャップ開閉が自
動的に、しかも、マーキング動作に連係して自動的に行
えるようにするための何らかの手段・方策が必要とな
る。この考案の目的は、キャップ開閉動作がマーキング
動作と連係して自動的に行えるようにし、マーキング動
作と共にキャップが自動的に開かれ、また、マーキング
動作終了後はキャップが密閉状態に自動的に閉じられる
ようにすることにある。
問題点を解決するための手段 この考案は、検査工程を終えたプリント基板等に良品表
示のマークを施す際に用いて好適な自動マーキング装置
に係るもので、特にそのキャップ開閉装置に構成上の特
徴を持つ。
その基本構成は、停止位置と送り込まれた被マーキング
体にマーキングを施すマーキング位置との間を往復移動
される支持体と、前記被マーキング体との対向部にイン
クが滲出されるスタンプ面を有する前記支持体上に取り
付けられたスタンプ部と、一端に前記スタンプ面を開閉
するキャップを有し、前記支持体の一側端に前記開閉方
向へ回動自在に枢着されたアーム部材と、このアーム部
材を前記キャップが閉じた状態に常時付勢すると共に、
前記回動方向の所定位置を境として前記アーム部材を前
記開閉方向のいずれか一方に切り換えて付勢するバネ
と、前記支持体の一側端側にあって、この支持体の前記
マーキング位置への往動動作と連係してカム動作し、前
記アーム部材を前記バネに抗して前記キャップが開く方
向へ回動させるカムとフォロワとより成るカム手段と、
前記支持体が前記マーキング位置から復動したとき作動
し、前記アーム部材を前記キャップが閉じる方向へ付勢
・押圧する押圧手段とを備えたことにある。
作用 マーキング動作にあたり、支持体が、マーキング位置に
送り込まれた被マーキング体の方向へ往動すると、その
往動動作に連係してカムとフォロワとより成るカム手段
がカム動作し、アーム部材をキャップが開く方向に回動
させる。その回動方向の所定位置でバネの付勢方向がキ
ャップを閉じる方向から開く方向に切り換わり、このバ
ネの付勢でキャップを開いた状態にアーム部材が保持さ
れる。キャップが開かれた状態で支持体がマーキング位
置に往動すると、露出されたスタンプ部のスタンプ面が
被マーキング体に押し当てられてマーキングが施され
る。
マーキングが終了すると、支持体が元の停止位置まで復
動する。この復動過程で、支持体が元の停止位置近くま
たは停止位置に達すると、押圧手段が作動し、アーム部
材がキャップを閉じる方向に押圧付勢される。これによ
ってアーム部材がキャップを閉じる方向に回動される。
この回動方向所定位置でアーム部材に対するバネの付勢
方向がキャップを開く方向から閉じる方向に切り換わ
る。したがって、以後、アーム部材はバネの付勢により
キャップを閉じる側へ自動的に回動し、これによってキ
ャップが密閉状態に閉じられる。
実施例 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図、第2図は本案に係る自動マーキング装置を示す
もので、このマーキング装置の本体10上に円盤上のテー
ブル11が軸を中心に回転可能に支持されている。テーブ
ル11上には、本案のキャップ開閉装置100を構成するア
ーム状の支持体12が、周方向に等間隔で8個所に配設さ
れている。支持体12はその取付基端側で、テーブル11上
にピン結合によって水平から垂直方向に起立自在に、か
つ垂直から水平位置まで回動自在に枢着されている。
テーブル11は、本体10に内蔵されたサーボモータ等の駆
動源によって回転駆動される。この駆動源を駆動制御す
ることによって、テーブル11が所定角回転駆動され、こ
のテーブル11上に支持されたいずれか1つの支持体12
が、予め設定されているマーキング動作位置Aに位置決
めされて送られる。各支持体12、12・・・上には、夫々
異なる色のインクを有するスタンプ部13が取り付けられ
ている。このスタンプ部13・・・は、被マーキング体1
にスタンプされるマーキング色に応じていずれか1つが
選択される。いずれか1つのスタンプ部13が選択される
と、これが取り付けられた支持体12が上記の駆動源の駆
動制御により、テーブル11の回動を介してマーキング動
作位置と対応する位置に位置決めされて送られる。こう
して、被マーキング体1にスタンプするマーキング色の
選定ならびにその色を持つスタンプ部13を備えた支持体
12のマーキング動作位置への移動制御が行われる。これ
らの動作制御は、装置に付設されたシーケンサ、PC(プ
ログラマブル・コントローラ)等から成る制御ユニット
200によって行われている。
マーキング動作位置Aと対応する本体10の内部には、こ
の位置Aに送られた支持体12を水平から垂直に、かつ垂
直から水平に往復回動させる駆動手段14が配置されてい
る。駆動手段14は、例えば制御ユニット200で駆動制御
されるエアシリンダで構成されており、そのロッドの伸
縮動作によって支持体12を往復回動させる構造になって
いる。
検査工程を終えて良品と判別された被マーキング体であ
るプリント基板1は、第1図、第2図の矢印で示すよう
に、装置本体10の上方にマーキング動作位置Aと対応す
る位置まで送り込まれて位置決め停止される(第1図、
第2図の1点鎖線で示す)。この位置は、プリント基板
1に良品表示のマーキングを施すマーキング位置であ
る。この位置に送り込まれたプリント基板11に対してマ
ーキング動作位置Aにある支持体12を水平から垂直方向
に回動させて、第2図のように立ち上がらせると、その
スタンプ部13のインクが滲出されたスタンプ面がプリン
ト基板1のマーキング箇所と対応し、押し当てられる。
第3図、第4図は本案に係る自動マーキング装置の要部
であるキャップ開閉装置の詳細を示している。
これらの図において、支持体12上のプリント基板1のマ
ーキング箇所と対応する先端寄り位置には、油性のイン
クが入れられたスタンプ部13が取り付けられている。こ
のインクは、当該のスタンプ部13に応じた所定のマーキ
ング色を持っている。スタンプ部13の表面には、フェル
ト材等より成るスタンプ材130が露出突出されている。
このスタンプ材130に内部のインクが滲出される。スタ
ンプ材130は、後述する構成を持つキャップ23によって
開閉可能に閉じられている。すなわち、スタンプ部13の
スタンプ面は、キャップ23によって密閉閉止されてい
る。
支持体12の先端部両側に一対の略L状支持プレート20、
20が左右対称に取り付けられている。この支持プレート
20、20間に軸21が支持されている。この軸21には、先端
にキャップ23を有するアーム部材22が上下に、すなわ
ち、キャップ23がスタンプ部13のスタンプ面130を開閉
する方向に回動可能に支持されている。支持体12の軸21
を挟む基端部には、カムフォロワローラ24が取り付けら
れている。このカムフオロワローラ24は、後述する支持
枠30に取り付けられたカム31と組合わされ、そのカム動
作により、キャップ23をスタンプ部13から開かせる作用
をする。
アーム部材22の中間一側部に支持板25が立てられてい
る。この支持板25から側方に突出するピン26と、上記の
支持プレート20、20の一方から側方に突出するピン27と
の間にコイルバネ28が掛け渡されている。
ピン26、27の中心を結ぶ線lは、キャップ23がスタンプ
部13のスタンプ面130を閉じた状態にあるとき、支持プ
レート20のピン27と軸21との中心を結ぶ線mに対して、
アーム部材の先端キャップ寄り、すなわちスタンプ部13
寄りになるように設定されている。これによって、アー
ム部材22が、キャップ23を閉じる方向に付勢され、スタ
ンプ部13のスタンプ面130が密閉閉止された状態に保た
れる。一方、支持体12の垂直方向への回動に伴うカムフ
ォロワローラ24とカム31とによるカム動作によって、ア
ーム部材22がキャップ23を開く方向に回動し、その所定
位置でバネ28の作用軸線lが軸21とピン27を結ぶ中心線
mを越えると、アーム部材22は、キャップ23を開く方向
に付勢されることになる。すなわち、バネ28の作用軸線
lが中心線mを境にどちらに位置するかによって、アー
ム部材22に対するバネ28の付勢方向が、キャップ23を閉
じる方向から開く方向に、またはその逆に切り換えられ
る。そして、アーム部材22がキャップ23を開く方向に終
端まで回動すると、その基端のカムフォロワローラ24が
支持体12の先端部に形成したストッパー29に当接する。
これによって、アーム部材22が回動方向に位置規制され
ると同時に、バネ28の付勢により、キャップ23を開いた
略垂直に立ち上がった状態に位置決め保持される。
一方、自動マーキング装置本体10には、支持枠30が側方
に突出して取り付けられている。支持枠30には、キャッ
プ開放用のカム31と、キャップ閉止用のエアシリンダ32
とが配設されている。
カム31は、支持体12の垂直方向への回動時に、アーム部
材基端のカムフォロワローラ24の移動軌跡上に位置する
ように配置されている。そのカムフォロワローラ24と当
接するカム面は、底面後方から前面上方に傾斜湾曲状に
形成されている。
エアシリンダ32は、支持体12が垂直に立ち上がった状態
から水平状態に回動復帰し、かつキャップ23が完全に開
かれた状態にあるとき、その作用軸線がキャップ23に向
かう位置に配置されている。このエアシリンダ32のロッ
ド33には軸状のプッシャー34が同軸に取り付けられてい
る。プッシャー34は、取付金具35を介して支持枠30に取
り付けられた軸受け36に摺動可能に嵌挿されている。こ
のエアシリンダ32は、制御ユニット32からの信号を受け
て駆動制御される。これによって、ロッド33が伸縮動作
し、プッシャー34が軸受け36から前方に、すなわち開か
れた位置にあるキャップ23の方向に伸縮突出し、かつ没
入復帰する。
以上のように本案に係るキャップ開閉装置が構成されて
いる。
そして、テーブル11の回動によるマーキング色の選択動
作、言い換えると、その色を持つスタンプ部13を取り付
けた支持体13のマーキング動作位置への移動・位置決め
の動作、支持体12の往復回動動作、キャップ23を閉止す
る方向にアーム部材22を動かせるエアシリンダ32の動作
等、各部の動作は制御ユニット200からの信号により、
所定のシーケンスにしたがって順序良く自動的に行われ
る。
次に、本案の自動マーキング装置に用いられているキャ
ップ開閉装置のキャップ開閉動作について説明する。
先ず、自動マーキング装置本体10の上方に設定されたマ
ーキング位置に検査工程を終えて良品と判別されたプリ
ント基板1が送り込まれて位置決めされる。すると、制
御ユニット200からの指令信号を受けてテーブル11が所
定角回転駆動される。これで、予め選択したマーキング
色を持つスタンプ部13を取り付けた支持体13が第1、第
2図に示すように、上記のマーキング動作位置4に送ら
れ、位置決めされる。これによって、本キャップ開閉装
置が第3図、第4図に示すように動作可能状態に構成さ
れる。
次いで、駆動手段14の駆動によって、支持体12が水平状
態にある停止位置から垂直に立ち上がる方向に回動され
る。その往動の途中でアーム部材基端のカムフォロワロ
ーラ24が、第5図に示すようにカム31のカム面と当接
し、支持体12の回動と共にカム面に倣って転動する。こ
のカム動作により、アーム部材22が支持体12の回動方向
に対してその回動中心から外側方向に、第6図のように
支持体12の回動と共に軸21を中心に回動される。これに
よって、キャップ23がスタンプ部13から開かれる。アー
ム部材22は、バネ28の作用軸線lが軸21とピン27とを結
ぶ中心線mに対してキャップ23の側にあるときは、バネ
28の付勢に抗してキャップ23を開く方向に回動される。
この状態では、バネ28はキャップ28を閉じる方向にアー
ム部材22を付勢している。そして、支持体12の回動に伴
いアーム部材22が上記方向に更に回動し、バネ28の作用
軸線lが中心線mを越えると、バネ28の付勢方向が切り
換わり、アーム部材22がキャップ23を開く方向に付勢さ
れる。これによって、アーム部材22がバネ28の付勢によ
り軸21を中心にキャップ23を開く方向に終端まで付勢・
回動される。これにより、キャップ23が開かれた状態に
保持される。
第7図の一点鎖線のように支持体12が垂直に立ち上がっ
た状態でマーキング位置まで回動されると、その開かれ
た状態にあるスタンプ部13のスタンプ面130が被マーキ
ング体であるプリント基板1、または、これに実装され
たコネクタ等の部品の本体部Bに押し当てられ、そのマ
ーキング箇所に良品表示のマークが施される。
プリント基板1に対するマーキング動作が終了すると、
支持体12は、駆動手段14を介して元の水平停止位置まで
回動復帰される。この復動過程では、アーム部材22はキ
ャップ23を完全に開いた状態に保持されている。
支持体12が、第8図に示すように、元の水平位置に復動
されると、制御ユニット200からの指令信号を受けてエ
アシリンダ32が作動する。エアシリンダ32が作動する
と、そのロッド33が伸長し、プッシャー34が軸受け36か
ら前方に所定ストロークで伸長突出する。すると、キャ
ップ23が第8図に示すように、スタンプ面130を閉じる
方向に押される。この押圧力で、アーム部材22がバネ28
の付勢に抗してキャップ23を閉じる方向に付勢・回動さ
れる。アーム部材22が所定位置まで付勢回動され、第9
図に示すように、バネ28の作用軸線lが上記中心線mを
境として、これを越えると、アーム部材22がキャップ23
を閉じる方向に回動するように、バネ28の付勢方向が切
り換わる。これにより、以後、アーム部材22はバネ28の
付勢によってキャップ23を閉じる方向に回動付勢され、
最終的には、第3図実線、第9図の一点鎖線で示す位置
まで回動復帰される。これによって、スタンプ部13のス
タンプ面130がキャップ23によって密閉閉止され、この
密閉された状態に保持される。以上のようにして、マー
キング動作時にのみキャップ23が開かれ、マーキング動
作後は、キャップ23は速やかに閉じられる。しかも、そ
の開閉動作は、マーキング動作に伴う支持体12の往復回
動動作に連動して自動的に行われる。したがって、高い
速乾性・揮発性を持つ油性インクを用いた場合であって
も、その特性を損なうことなく十分に活用することがで
きる。
考案の効果 以上詳細に説明してきたように、本案の装置によれば、
被マーキング体に対するマーキング動作に連係してイン
クが滲出されたスタンプ部が自動的に開閉され、しか
も、マーキング動作終了後はスタンプ部が自動的に速や
かに閉じられるので、インクの揮発・乾燥を有効確実に
防止することができ、インクの付着性・なじみ性が良い
油性インクを用いる場合であっても、その優れた特性を
有効活用することができる。
尚、本案は、プリント基板に対する良品表示のマークば
かりでなく、その基本構成を替えないで、所定の色でマ
ーキングを施す必要のある部材一般に広く適用すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る自動マーキング装置の全体構成を示
す平面図、第2図はそのマーキング動作機構部の概要を
示す部分側面図、第3図は本案に係る自動マーキング装
置の要部であるキャップ開閉装置を示す斜視図、第4図
は同じくキャップ開閉装置を示す側面図、第5図、第6
図は本案のキャップ開閉装置におけるキャップ開閉動作
を示した夫々部分側面図、第7図は本案に係るマーキン
グ装置による被マーキング体へのマーキング動作を説明
する側面図、第8図、第9図は本案に係るキャップ開閉
装置のキャップ閉止動作を示した夫々部分側面図であ
る。 1……プリント基板(被マーキング体)、12……支持
体、13……スタンプ部、130……スタンプ面、23……キ
ャップ、22……アーム部材、28……バネ、24……カムフ
ォロワロ(カム手段)、31……カム(カム手段)、32…
…エアシリ(押圧手段)、33……ロッド(押圧手段)、
34……プッシャ(押圧手段)、l……バネの作用軸線、
m……アーム部材の付勢方向切り換え中心線、200……
制御ユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】停止位置と送り込まれた被マーキング体に
    マーキングを施すマーキング位置との間を往復移動され
    る支持体と、前記被マーキング体との対向部にインクが
    滲出されるスタンプ面を有する前記支持体上に取り付け
    られたスタンプ部と、一端に前記スタンプ面を開閉する
    キャップを有し、前記支持体の一側端に前記開閉方向へ
    回動自在に枢着されたアーム部材と、このアーム部材を
    前記キャップが閉じた状態に常時付勢すると共に、前記
    回動方向の所定位置を境として前記アーム部材を前記開
    閉方向のいずれか一方に切り換えて付勢するバネと、前
    記支持体の一側端側にあって、この支持体の前記マーキ
    ング位置への往動動作と連係してカム動作し、前記アー
    ム部材を前記バネに抗して前記キャップが開く方向へ回
    動させるカムとフォロワとより成るカム手段と、前記支
    持体が前記マーキング位置から復動したとき作動し、前
    記アーム部材を前記キャップが閉じる方向へ付勢・押圧
    する手段とを備えることを特徴とする自動マーキング装
    置のキャップ開閉装置。
JP16307786U 1986-10-24 1986-10-24 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置 Expired - Lifetime JPH0721339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16307786U JPH0721339Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16307786U JPH0721339Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6368465U JPS6368465U (ja) 1988-05-09
JPH0721339Y2 true JPH0721339Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31090938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16307786U Expired - Lifetime JPH0721339Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721339Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9463656B2 (en) 2013-08-02 2016-10-11 Fujifilm Corporation Printing device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001341281A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Hioki Ee Corp 自動マーキングユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9463656B2 (en) 2013-08-02 2016-10-11 Fujifilm Corporation Printing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6368465U (ja) 1988-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4404903A (en) Automated screener
JPH0721339Y2 (ja) 自動マ−キング装置のキヤツプ開閉装置
JPH0320099A (ja) スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法
JP4310504B2 (ja) ワーク搭載用テーブルのθ軸調整機構
JP2936601B2 (ja) 印刷ペーストのスクリーン印刷方法
JPH0547337B2 (ja)
US4351265A (en) System for applying a liquid to the studs of a color kinescope faceplate panel
CN207840431U (zh) 激光镭雕覆卷一体机
CN218906692U (zh) 一种智能化信息处理的打标机
JPH0629552Y2 (ja) フランジ回転機構
JPH10296665A (ja) ロボット
CN218946674U (zh) 一种用于激光打标的翻转机构
JP2003165266A (ja) Tabテープ両面マーキング装置
CN216638085U (zh) 一种铰链下料机构
JPH0755506Y2 (ja) 基板回路検査装置
JPH0425252Y2 (ja)
JPH0611828Y2 (ja) マ−キング装置
JPH0748454Y2 (ja) 車両用ドアの開閉・位置決め装置
KR0137353Y1 (ko) 클린치 장치
JPS58205626A (ja) 板材の位置決め装置
JPH0415433Y2 (ja)
JP2940189B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置
JPH0481378A (ja) 自動車塗装装置
JPH0418794Y2 (ja)
JP2510173Y2 (ja) 軸用マ―キング装置