JPH07213026A - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
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- JPH07213026A JPH07213026A JP6338814A JP33881494A JPH07213026A JP H07213026 A JPH07213026 A JP H07213026A JP 6338814 A JP6338814 A JP 6338814A JP 33881494 A JP33881494 A JP 33881494A JP H07213026 A JPH07213026 A JP H07213026A
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- brush holder
- brush
- shaft
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/20—Structural association with auxiliary dynamo-electric machines, e.g. with electric starter motors or exciters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/14—Means for supporting or protecting brushes or brush holders
- H02K5/141—Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with slip-rings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K13/00—Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
- H02K13/02—Connections between slip-rings and windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/28—Cooling of commutators, slip-rings or brushes e.g. by ventilating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ブラシ粉塵の排出、汚染
物の流入の防止が可能なブラシホルダーを備えた交流発
電機を提供することである。 【構成】 本発明の車輌用交流発電機は第１及び第２
フレーム、回転子、シャフト、電流供給装置、ファンを
備える。シャフトは第１及び第２フレームに回転自在に
支持され、第１フレームを通り抜けて外側へ延在する。
電流供給装置は一対のスリップリングと一対のブラシと
ひとつのブラシホルダーとを備える。スリップリングは
シャフトに固定され回転子コイルと電気的に接続され
る。ブラシは各々スリップリングと滑動可能に接触し接
触を強めるように付勢される。ブラシホルダーは第１フ
レームに固定されブラシを保持し、さらにスリップリン
グを覆って保護するスリップリングシールド部を備え
る。このシールド部は複数の空間からなりファンの作用
によってブラシの磨耗粉塵が除去される。
物の流入の防止が可能なブラシホルダーを備えた交流発
電機を提供することである。 【構成】 本発明の車輌用交流発電機は第１及び第２
フレーム、回転子、シャフト、電流供給装置、ファンを
備える。シャフトは第１及び第２フレームに回転自在に
支持され、第１フレームを通り抜けて外側へ延在する。
電流供給装置は一対のスリップリングと一対のブラシと
ひとつのブラシホルダーとを備える。スリップリングは
シャフトに固定され回転子コイルと電気的に接続され
る。ブラシは各々スリップリングと滑動可能に接触し接
触を強めるように付勢される。ブラシホルダーは第１フ
レームに固定されブラシを保持し、さらにスリップリン
グを覆って保護するスリップリングシールド部を備え
る。このシールド部は複数の空間からなりファンの作用
によってブラシの磨耗粉塵が除去される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両用交流発電機に関す
るものである。とくに、短絡または電流供給の遮断が防
止できる交流発電機の電流供給装置に関する。
るものである。とくに、短絡または電流供給の遮断が防
止できる交流発電機の電流供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、車両用交流発電機は固定子と
回転子の電磁気的な相互作用によってＡＣ電流を生成す
る。励磁電流はブラシとスリップリングとリード線とを
有する電流供給装置を介して回転子へ供給される。
回転子の電磁気的な相互作用によってＡＣ電流を生成す
る。励磁電流はブラシとスリップリングとリード線とを
有する電流供給装置を介して回転子へ供給される。
【０００３】交流発電機の電流供給装置はいくつかの要
件を満たさなければならない。ブラシはスリップリング
に接するように滑動し、それによって励磁電流を供給す
るため、ブラシの磨滅によって粉塵が生成される。この
ブラシ粉塵によって電流供給装置に短絡または電気故障
が発生するおそれがある。従って、電流供給装置はこの
ブラシ粉塵を排出または除去できるように設計しなけれ
ばならない。
件を満たさなければならない。ブラシはスリップリング
に接するように滑動し、それによって励磁電流を供給す
るため、ブラシの磨滅によって粉塵が生成される。この
ブラシ粉塵によって電流供給装置に短絡または電気故障
が発生するおそれがある。従って、電流供給装置はこの
ブラシ粉塵を排出または除去できるように設計しなけれ
ばならない。
【０００４】電流供給装置に必要な他の要件は、例え
ば、湿気または油のような汚染物から電流供給装置を保
護または遮蔽されているということである。このような
汚染物によって、短絡が起きたり、またブラシとスリッ
プリング間の電気導電特性が低下したりすることがあ
る。
ば、湿気または油のような汚染物から電流供給装置を保
護または遮蔽されているということである。このような
汚染物によって、短絡が起きたり、またブラシとスリッ
プリング間の電気導電特性が低下したりすることがあ
る。
【０００５】また、スリップリングと回転子コイルとの
間は、電流供給装置のリード線によって故障なく電気的
に接続される必要があるが、リード線は回転子とともに
回転するため、交流発電機の固定部分と接して損傷され
やすい。従って、電流供給装置の構造は、リード線の損
傷または断線が起こらないようなものにするべきであ
る。
間は、電流供給装置のリード線によって故障なく電気的
に接続される必要があるが、リード線は回転子とともに
回転するため、交流発電機の固定部分と接して損傷され
やすい。従って、電流供給装置の構造は、リード線の損
傷または断線が起こらないようなものにするべきであ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ブラシ磨耗による粉塵を排出するように形成された
交流発電機を提供することである。
は、ブラシ磨耗による粉塵を排出するように形成された
交流発電機を提供することである。
【０００７】本発明の別の目的は、汚染物が電流供給装
置内に流入されることが防止できるシールド部を備えた
交流発電機を提供することである。
置内に流入されることが防止できるシールド部を備えた
交流発電機を提供することである。
【０００８】本発明のさらなる目的は、電流供給装置の
リード線が損傷したり断線したりしないように保護構造
を有する交流発電機を提供することである。
リード線が損傷したり断線したりしないように保護構造
を有する交流発電機を提供することである。
【０００９】本発明の他の目的、利点、特徴については
添付図面を参照しつつ以下の公的実施例に基づく詳細な
説明によって明らかにされる。
添付図面を参照しつつ以下の公的実施例に基づく詳細な
説明によって明らかにされる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
開口を有する第１フレームと、前記第１フレームと係合
する第２フレームと、前記第１フレームと前記第２フレ
ームとの間に配置された固定子と、前記第１フレーム及
び前記第２フレームに軸を中心に回転自在に支持され、
前記第１フレームと第２フレームとの間に位置する第１
部分と前記第１部分から前記第１フレームを通り抜けて
外側に延在する第２部分とを備えたシャフトと、前記シ
ャフトに装着され、回転子コイルと回転子コアとを備え
て前記固定子と電磁気的に相互作用する回転子と、前記
シャフトの前記第２部分に装着され、前記回転子コイル
に電気的に接続された一対のスリップリングと、それぞ
れが前記一対のスリップリングの各々と滑動可能に接
し、かつ接触を強めるように付勢された一対のブラシ
と、前記第１フレームに装着され、前記ブラシを支持す
るブラシホルダーであって、前記第１フレームから離れ
て位置する第１空間と、前記スリップリング及び前記シ
ャフトの通路となるように適合され、かつ前記第１フレ
ームの前記開口の中の一つと連通した第２空間とを有す
るスリップリングシールド部を備えた該ブラシホルダー
と、前記ブラシホルダーの前記第１空間及び前記第２空
間を通るように空気を循環させる手段とを含むことを特
徴とする車両用交流発電機によって達成される。
開口を有する第１フレームと、前記第１フレームと係合
する第２フレームと、前記第１フレームと前記第２フレ
ームとの間に配置された固定子と、前記第１フレーム及
び前記第２フレームに軸を中心に回転自在に支持され、
前記第１フレームと第２フレームとの間に位置する第１
部分と前記第１部分から前記第１フレームを通り抜けて
外側に延在する第２部分とを備えたシャフトと、前記シ
ャフトに装着され、回転子コイルと回転子コアとを備え
て前記固定子と電磁気的に相互作用する回転子と、前記
シャフトの前記第２部分に装着され、前記回転子コイル
に電気的に接続された一対のスリップリングと、それぞ
れが前記一対のスリップリングの各々と滑動可能に接
し、かつ接触を強めるように付勢された一対のブラシ
と、前記第１フレームに装着され、前記ブラシを支持す
るブラシホルダーであって、前記第１フレームから離れ
て位置する第１空間と、前記スリップリング及び前記シ
ャフトの通路となるように適合され、かつ前記第１フレ
ームの前記開口の中の一つと連通した第２空間とを有す
るスリップリングシールド部を備えた該ブラシホルダー
と、前記ブラシホルダーの前記第１空間及び前記第２空
間を通るように空気を循環させる手段とを含むことを特
徴とする車両用交流発電機によって達成される。
【００１１】前記シャフトは軸方向へ延在するチャネル
を備えて、前記スリップリングの各々は前記スリップリ
ングに付着され、前記シャフトの前記チャネルに収容さ
れるリード線を備える。
を備えて、前記スリップリングの各々は前記スリップリ
ングに付着され、前記シャフトの前記チャネルに収容さ
れるリード線を備える。
【００１２】
【作用】本発明による交流発電機に於いては、ブラシホ
ルダーのスリップリングシールド部が内部を汚染物から
保護し、空気循環手段によってスリップリングシールド
部の第１空間及び第２空間を通って空気が流動しブラシ
の磨耗による粉塵が排出される。また、シャフトに備え
られた軸方向に延在するチャネルに収容することによ
り、電流供給装置のリード線は損傷したり断線したりし
ないように保護される。
ルダーのスリップリングシールド部が内部を汚染物から
保護し、空気循環手段によってスリップリングシールド
部の第１空間及び第２空間を通って空気が流動しブラシ
の磨耗による粉塵が排出される。また、シャフトに備え
られた軸方向に延在するチャネルに収容することによ
り、電流供給装置のリード線は損傷したり断線したりし
ないように保護される。
【００１３】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら実施例の説明
をする。
をする。
【００１４】図１は、本発明による交流発電機を示す。
示されているように、交流発電機は第１フレーム１２、
第２フレーム１４、シャフト１８、回転子２０及び電流
供給装置とを備える。この電流供給装置は、スリップリ
ングアセンブリ２２、一対のブラシ２４，２６及びブラ
シホルダー２８を備える。
示されているように、交流発電機は第１フレーム１２、
第２フレーム１４、シャフト１８、回転子２０及び電流
供給装置とを備える。この電流供給装置は、スリップリ
ングアセンブリ２２、一対のブラシ２４，２６及びブラ
シホルダー２８を備える。
【００１５】第１フレーム１２の形状は概ねカップ状で
あり、中心部に軸受３０を備え、さらに空気の流動が可
能なように第１開口３２と第２開口３４を備えている。
同様に、第２フレーム１４の形状もカップ状であり、軸
受３６及び複数の開口３８を備えている。第１フレーム
１２及び第２フレーム１４は複数のボルト４０で互いに
結合されていて交流発電機の外部ハウジングを形成す
る。第１フレーム１２及び第２フレーム１４はアルミニ
ウム合金のような材料から製造される。
あり、中心部に軸受３０を備え、さらに空気の流動が可
能なように第１開口３２と第２開口３４を備えている。
同様に、第２フレーム１４の形状もカップ状であり、軸
受３６及び複数の開口３８を備えている。第１フレーム
１２及び第２フレーム１４は複数のボルト４０で互いに
結合されていて交流発電機の外部ハウジングを形成す
る。第１フレーム１２及び第２フレーム１４はアルミニ
ウム合金のような材料から製造される。
【００１６】固定子１６は第１フレーム１２と第２フレ
ーム１４との間に配置されている。周知のように、この
固定子１６は固定子コア４４と固定子コア４４に巻きつ
けられた固定子コイル４６とを備える。
ーム１４との間に配置されている。周知のように、この
固定子１６は固定子コア４４と固定子コア４４に巻きつ
けられた固定子コイル４６とを備える。
【００１７】シャフト１８は第１フレーム１２及び第２
フレーム１４の軸受３０及び３６によって回転自在に支
持される。シャフト１８は第１フレーム１２と第２フレ
ーム１４との間に位置する第１部分５０と、第１部分５
０から第１フレームを通り抜けて外側に延在する第２部
分５２と、第１部分５０から第２フレームを通り抜けて
外側へ突き出た第３部分５４とから構成される。プーリ
６０がシャフト１８の第３部分５４に装着されている。
自動車のエンジンがプーリ６０とＶベルト（図示せず）
を介してシャフト１８と動的に接続されている。図２に
示されているように、シャフト１８の第２部分５２は小
径のセレーション端部５６を有する。また、シャフト１
８には第２部分５２から第１部分５０まで延在する一対
の軸方向チャネル５８，５９が形成されている。
フレーム１４の軸受３０及び３６によって回転自在に支
持される。シャフト１８は第１フレーム１２と第２フレ
ーム１４との間に位置する第１部分５０と、第１部分５
０から第１フレームを通り抜けて外側に延在する第２部
分５２と、第１部分５０から第２フレームを通り抜けて
外側へ突き出た第３部分５４とから構成される。プーリ
６０がシャフト１８の第３部分５４に装着されている。
自動車のエンジンがプーリ６０とＶベルト（図示せず）
を介してシャフト１８と動的に接続されている。図２に
示されているように、シャフト１８の第２部分５２は小
径のセレーション端部５６を有する。また、シャフト１
８には第２部分５２から第１部分５０まで延在する一対
の軸方向チャネル５８，５９が形成されている。
【００１８】また、図１を参照すると、回転子２０がシ
ャフト１８の第１部分５０に装着されている。回転子２
０は一対のコア６２，６４と、このコア６２，６４に巻
かれた回転子コイル６６に接続されたコイルリード線６
８，７０とを備え、固定子１６と電磁気的に相互作用す
る。ファン７２，７４がシャフト１８と同心状に回転子
の側面に取り付けられている。各々のファン７２，７４
は多数のブレードを備えるが、これらのブレードは矢印
７８方向へ空気を流動させるような構成になっている。
ャフト１８の第１部分５０に装着されている。回転子２
０は一対のコア６２，６４と、このコア６２，６４に巻
かれた回転子コイル６６に接続されたコイルリード線６
８，７０とを備え、固定子１６と電磁気的に相互作用す
る。ファン７２，７４がシャフト１８と同心状に回転子
の側面に取り付けられている。各々のファン７２，７４
は多数のブレードを備えるが、これらのブレードは矢印
７８方向へ空気を流動させるような構成になっている。
【００１９】図２に示されているように、スリップリン
グアセンブリ２２は環状のベース８０と、一対のスリッ
プリング８３，８４と、一対のスリップリングリード線
８６，８８とを備える。ベース８０は前記シャフト１８
のセレーション端部５６に取り付けられる。また、ベー
ス８０には、スリップリングリード線８６，８８を収容
するように溝８１，８２が形成されている。スリップリ
ング８３，８４はベースに装着され、スリップリングリ
ード線８６，８８はそれぞれ、スリップリング８３，８
４に接続される。スリップリングリード線８６，８８は
スリップリング８３，８４から延在し、回転子のコイル
リード線６８、７０に接続する。スリップリングリード
線８６，８８とコイルリード線６８，７０の端部は回転
子２０に接続されたリード線ホルダー１３０によって支
持される。このリード線ホルダー１３０は後で、図５及
び図６を参照しながら詳細に説明する。
グアセンブリ２２は環状のベース８０と、一対のスリッ
プリング８３，８４と、一対のスリップリングリード線
８６，８８とを備える。ベース８０は前記シャフト１８
のセレーション端部５６に取り付けられる。また、ベー
ス８０には、スリップリングリード線８６，８８を収容
するように溝８１，８２が形成されている。スリップリ
ング８３，８４はベースに装着され、スリップリングリ
ード線８６，８８はそれぞれ、スリップリング８３，８
４に接続される。スリップリングリード線８６，８８は
スリップリング８３，８４から延在し、回転子のコイル
リード線６８、７０に接続する。スリップリングリード
線８６，８８とコイルリード線６８，７０の端部は回転
子２０に接続されたリード線ホルダー１３０によって支
持される。このリード線ホルダー１３０は後で、図５及
び図６を参照しながら詳細に説明する。
【００２０】再度図２を参照すると、第１フレーム１２
の外側にはブラシ２４，２６とブラシ２４，２６を支持
するためのブラシホルダー２８と、例えば、ＩＣレギュ
レーター９０のような他の構成要素が配置されている。
このような構成要素は第１フレームに取り付けられた外
側カバー１５０によって囲まれている。この外側カバー
１５０には通気孔１５２が形成されている。
の外側にはブラシ２４，２６とブラシ２４，２６を支持
するためのブラシホルダー２８と、例えば、ＩＣレギュ
レーター９０のような他の構成要素が配置されている。
このような構成要素は第１フレームに取り付けられた外
側カバー１５０によって囲まれている。この外側カバー
１５０には通気孔１５２が形成されている。
【００２１】ブラシ２４，２６はスリップリング８３，
８４と接し、かつ滑動可能なようにブラシスプリング９
４によって付勢される。ブラシは、例えば、グラファイ
トで製造される。ブラシリード線９６，９８がブラシ２
４，２６に各々接続されている。
８４と接し、かつ滑動可能なようにブラシスプリング９
４によって付勢される。ブラシは、例えば、グラファイ
トで製造される。ブラシリード線９６，９８がブラシ２
４，２６に各々接続されている。
【００２２】さらに、図２を参照すると、ブラシホルダ
ー２８はスリップリングシールド部１００を備えてい
る。このスリップリングシールド部１００は円筒形状で
あり、スリップリングアセンブリ２２を囲んでいる。ス
リップリングシールド部１００は第１フレーム１２から
離れて位置する第１空間１０２と、スリップリングアセ
ンブリ２２及びシャフト１８の通路となる第２空間１０
４とを備える。第２空間１０４が第１フレーム１２の第
１開口３２と連通しているため、ブラシ２４，２６の磨
耗により発生するブラシ粉塵を空気の流動によってスリ
ップリングシールド部１００の内部から排出または除去
することができる。シール部材１０６を第１フレーム１
２とブラシホルダー２８との間に配置し、例えば、水ま
たは油などの汚染物がスリップリングシールド部１００
内へ流入されないようにするのが好ましい。
ー２８はスリップリングシールド部１００を備えてい
る。このスリップリングシールド部１００は円筒形状で
あり、スリップリングアセンブリ２２を囲んでいる。ス
リップリングシールド部１００は第１フレーム１２から
離れて位置する第１空間１０２と、スリップリングアセ
ンブリ２２及びシャフト１８の通路となる第２空間１０
４とを備える。第２空間１０４が第１フレーム１２の第
１開口３２と連通しているため、ブラシ２４，２６の磨
耗により発生するブラシ粉塵を空気の流動によってスリ
ップリングシールド部１００の内部から排出または除去
することができる。シール部材１０６を第１フレーム１
２とブラシホルダー２８との間に配置し、例えば、水ま
たは油などの汚染物がスリップリングシールド部１００
内へ流入されないようにするのが好ましい。
【００２３】スリップリングシールド部１００は、第１
空間１０２の周辺部から外側に延在する円筒形のリップ
１０８を備える。また、外側カバー１５０はリップ１０
８を取り囲む円筒形の突出部１５４を有する。この突出
部１５４は外側カバー１５０の壁面から軸方向内側へ向
いてリップ１０８の端部を越えて延在し、さらにリップ
１０２から径方向外側へ間隔を置いて配置され、且つ、
ブラシホルダー２８からは軸方向に間隔を置いて配置さ
れているため、リップ１０８と重なり合った位置関係に
なる。このようなリップ１０８と突出部１５４の関係に
よって、空気はスリップリングシールド部１００内へ流
入することができるが、湿気または油のような汚染物の
スリップリングシールド部１００内への流入は防止され
る。
空間１０２の周辺部から外側に延在する円筒形のリップ
１０８を備える。また、外側カバー１５０はリップ１０
８を取り囲む円筒形の突出部１５４を有する。この突出
部１５４は外側カバー１５０の壁面から軸方向内側へ向
いてリップ１０８の端部を越えて延在し、さらにリップ
１０２から径方向外側へ間隔を置いて配置され、且つ、
ブラシホルダー２８からは軸方向に間隔を置いて配置さ
れているため、リップ１０８と重なり合った位置関係に
なる。このようなリップ１０８と突出部１５４の関係に
よって、空気はスリップリングシールド部１００内へ流
入することができるが、湿気または油のような汚染物の
スリップリングシールド部１００内への流入は防止され
る。
【００２４】ブラシホルダー２８はブラシ２４，２６及
びスプリング９２、９４を収容するための一対の径方向
の孔１１０を備えている。また、ブラシホルダー２８に
はターミナル１１４，１１６が挿入されている。ターミ
ナル１１４，１１６は、例えば、銅合金で製造される。
各々のターミナルはブラシホルダー２８から上側へ突出
し半田付けのような方法でブラシリード線９６，９８と
接続される第１端部と、ブラシホルダー２８の側面から
外側へ突出しＩＣレギュレーター９０と接続される第２
端部とを備えている。
びスプリング９２、９４を収容するための一対の径方向
の孔１１０を備えている。また、ブラシホルダー２８に
はターミナル１１４，１１６が挿入されている。ターミ
ナル１１４，１１６は、例えば、銅合金で製造される。
各々のターミナルはブラシホルダー２８から上側へ突出
し半田付けのような方法でブラシリード線９６，９８と
接続される第１端部と、ブラシホルダー２８の側面から
外側へ突出しＩＣレギュレーター９０と接続される第２
端部とを備えている。
【００２５】ブラシホルダー２８には径方向の孔１１０
の上部を覆うプラグ１２０を有する。このプラグ１２０
にはブラシリード線９６，９８とターミナル１１４，１
１６を通すための孔１２２が形成されている。プラグ１
２０はブラシホルダー２８に、例えば、プラグ１２０か
ら突出したターミナル１１４，１１６の端部を焼成変形
させるような方法で固定する。キャップ１２４がブラシ
ホルダー２８の上部に装着されていることにより、ブラ
シホルダー２８の内部を汚染物から保護することができ
る。プラグ１２０は一方のターミナルを他方のターミナ
ルから間隔を置いて配置させるための隔壁を有する。こ
のような構造によってブラシ粉塵によるターミナル間の
短絡が防止される。ブラシホルダー２８の胴体と、プラ
グ１２０と、キャップ１２４は、例えば、合成樹脂で製
造される。ブラシホルダー２８は複数のボルト（図示せ
ず）で第１フレーム１２に固定される。
の上部を覆うプラグ１２０を有する。このプラグ１２０
にはブラシリード線９６，９８とターミナル１１４，１
１６を通すための孔１２２が形成されている。プラグ１
２０はブラシホルダー２８に、例えば、プラグ１２０か
ら突出したターミナル１１４，１１６の端部を焼成変形
させるような方法で固定する。キャップ１２４がブラシ
ホルダー２８の上部に装着されていることにより、ブラ
シホルダー２８の内部を汚染物から保護することができ
る。プラグ１２０は一方のターミナルを他方のターミナ
ルから間隔を置いて配置させるための隔壁を有する。こ
のような構造によってブラシ粉塵によるターミナル間の
短絡が防止される。ブラシホルダー２８の胴体と、プラ
グ１２０と、キャップ１２４は、例えば、合成樹脂で製
造される。ブラシホルダー２８は複数のボルト（図示せ
ず）で第１フレーム１２に固定される。
【００２６】図３及び図４に示されるように、スリップ
リングリード線８６，８８はベース８０の溝８１，８２
とシャフト１８のチャネル５８，５９に収容されている
ため、損傷または断線を防ぐとができる。
リングリード線８６，８８はベース８０の溝８１，８２
とシャフト１８のチャネル５８，５９に収容されている
ため、損傷または断線を防ぐとができる。
【００２７】図５及び図６を参照すると、リード線ホル
ダー１３０は円形の胴体１３１と、直径方向に位置した
羽根１３３を備える。胴体１３１の中央部にはシャフト
１８を通すための開口１３２が形成されている。各々の
羽根１３３は孔１３４を備えている。溝１３８が胴体１
３１から孔１３４まで延在している。案内タブ１４２が
各羽根１３３の端部から突出しており、この案内タブ１
４２に隣接してノッチ１４６が形成されている。スリッ
プリングリード線８６，８８は溝１３８と孔１３４とに
よって支持／案内され、コイルリード線６８，７０は案
内タブ１４２及びノッチ１４６によって案内される。リ
ード線６８、７０、８６、８８は、例えば、接着剤でリ
ード線ホルダー１３０に接着してもよい。スリップリン
グリード線の端部はコイルリード線の端部と、例えば、
半田付けによって接続される。
ダー１３０は円形の胴体１３１と、直径方向に位置した
羽根１３３を備える。胴体１３１の中央部にはシャフト
１８を通すための開口１３２が形成されている。各々の
羽根１３３は孔１３４を備えている。溝１３８が胴体１
３１から孔１３４まで延在している。案内タブ１４２が
各羽根１３３の端部から突出しており、この案内タブ１
４２に隣接してノッチ１４６が形成されている。スリッ
プリングリード線８６，８８は溝１３８と孔１３４とに
よって支持／案内され、コイルリード線６８，７０は案
内タブ１４２及びノッチ１４６によって案内される。リ
ード線６８、７０、８６、８８は、例えば、接着剤でリ
ード線ホルダー１３０に接着してもよい。スリップリン
グリード線の端部はコイルリード線の端部と、例えば、
半田付けによって接続される。
【００２８】実施例を参照して本発明について説明して
きたが、容易に理解されるように、様々な変形、変更、
追加が本発明の範囲及び主旨を逸脱することなく可能で
ある。
きたが、容易に理解されるように、様々な変形、変更、
追加が本発明の範囲及び主旨を逸脱することなく可能で
ある。
【００２９】
【発明の効果】本発明によると、ファンによって生じる
スリップリングシールド部の第１空間と第２空間を通る
空気の流動によってブラシ粉塵を排出することができ
る。また、スリップリングシールド部のリップと外側カ
バーの突出部、シール部材、ブラシホルダーのキャップ
などによって汚染物の流入が防止できる。さらに、リー
ド線は、スリップリングアセンブリ２２のベース８０に
形成された溝及びシャフトに形成されたチャネルに収容
されるため、リード線を損傷または断線から保護するこ
とができる。
スリップリングシールド部の第１空間と第２空間を通る
空気の流動によってブラシ粉塵を排出することができ
る。また、スリップリングシールド部のリップと外側カ
バーの突出部、シール部材、ブラシホルダーのキャップ
などによって汚染物の流入が防止できる。さらに、リー
ド線は、スリップリングアセンブリ２２のベース８０に
形成された溝及びシャフトに形成されたチャネルに収容
されるため、リード線を損傷または断線から保護するこ
とができる。
【図１】本発明による交流発電機の断面図である。
【図２】図１に示した電流供給装置の拡大断面図であ
る。
る。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿って切断した断面
図である。
図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線に沿って切断した断面図で
ある。
ある。
【図５】図２に示したリード線ホルダーの正面図であ
る。
る。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線に沿って切断した断面図で
ある。
ある。
１０ 交流発電機 １２ 第１フレーム １４ 第２フレーム １６ 固定子 １８ シャフト ２０ 回転子 ２２ スリップリングアセンブリ ２４ ブラシ ２６ ブラシ ２８ ブラシホルダー ３０ 軸受 ３２ 第１開口 ３４ 第２開口 ３６ 軸受 ３８ 開口 ４０ ボルト ４４ 固定子コア ４６ 固定子コイル ５０ 第１部分 ５２ 第２部分 ５４ 第３部分 ５６ セレーション端部 ５８ チャネル ５９ チャネル ６０ プーリ ６２ コア ６４ コア ６６ 回転子コイル ６８ コイルリード線 ７０ コイルリード線 ７２ ファン ７４ ファン ７８ 空気の流動方向を示す矢印 ８０ スリップリングアセンブリのベース ８１ 溝 ８２ 溝 ８３ スリップリング ８４ スリップリング ８６ スリップリングリード線 ８８ スリップリングリード線 ９０ ＩＣレギュレーター ９２ ブラシスプリング ９４ ブラシスプリング ９６ ブラシリード線 ９８ ブラシリード線 １００ スリップリングシールド部 １０２ 第１空間 １０４ 第２空間 １０６ シール部材 １０８ リップ １１０ 径方向の孔 １１４ ターミナル １１６ ターミナル １２０ プラグ １２２ 孔 １２４ キャップ １２６ 隔壁 １３０ リード線ホルダー １３１ リード線ホルダーの胴体 １３３ 羽根 １３２ 開口 １３４ 孔 １３８ 溝 １４２ 案内タブ １４６ ノッチ １５０ 外側カバー １５２ 通気孔 １５４ 突出部
Claims (8)
- 【請求項１】 開口を有する第１フレームと、 前記第１フレームと係合する第２フレームと、 前記第１フレームと前記第２フレームとの間に配置され
た固定子と、 前記第１フレーム及び前記第２フレームに軸を中心に回
転自在に支持され、前記第１フレームと前記第２フレー
ムとの間に位置する第１部分と、前記第１部分から前記
第１フレームを通り抜けて外側へ延在する第２部分とを
有するシャフトと、 前記シャフトに装着され、回転子コイル及び回転子コア
を備えて前記固定子と電磁気的に相互作用する回転子
と、 前記シャフトの前記第２部分に装着され、前記回転子コ
イルに電気的に接続された一対のスリップリングと、 それぞれが前記一対のスリップリングの各々と滑動可能
に接し、かつ接触を強めるように付勢された一対のブラ
シと、 前記第１フレームに装着され、前記ブラシを支持するブ
ラシホルダーであって、前記第１フレームから離れて位
置する第１空間と、前記スリップリング及び前記シャフ
トの通路となるように適合され、かつ前記第１フレーム
の前記開口の中の一つと連通した第２空間とを有するス
リップリングシールド部を備えた該ブラシホルダーと、 前記ブラシホルダーの前記第１空間及び前記第２空間を
通るように空気を循環させる手段とを有することを特徴
とする車両用交流発電機。 - 【請求項２】 通気孔を備え、前記ブラシホルダーを
囲む外側カバーが前記第１フレームに取り付けられてい
ることを特徴とする請求項１に記載の交流発電機。 - 【請求項３】 前記ブラシホルダーの前記スリップリ
ングシールド部が前記第１空間の周辺部から外側へ延在
するリップを備え、前記外側カバーが前記リップを取り
囲み、前記リップから半径方向へ間隔を置いて配置さ
れ、前記ブラシホルダーからは軸方向へ間隔を置いて配
置された突出部を備えていることを特徴とする請求項２
に記載の交流発電機。 - 【請求項４】 前記第１フレームと前記ブラシホルダ
ーとの間に位置するシール部材を有することを特徴とす
る請求項１に記載の交流発電機。 - 【請求項５】 前記ブラシの各々が、該ブラシの各々
と接続されたブラシリード線を備え、さらに、 前記ブラシホルダーが、各々が前記ブラシの各々を収容
する一対の径方向の孔と、各々が前記ブラシリード線の
各々と接続された一対のターミナルと、前記径方向の孔
の上部を覆い、前記ブラシリード線のための開口を有す
るプラグと、該ブラシホルダーの上部に装着されたキャ
ップとを備えていることを特徴とする請求項１に記載の
交流発電機。 - 【請求項６】 前記プラグが、前記ターミナルの一方
を他方のターミナルと間隔を置いて配置させるための隔
壁を有することを特徴とする請求項５に記載の交流発電
機。 - 【請求項７】 前記シャフトが軸方向に延在するチャ
ネルを備え、前記スリップリングの各々が該スリップリ
ングの各々に接続され、前記シャフトの前記チャネルに
収容されるリード線を備えることを特徴とする請求項１
に記載の交流発電機。 - 【請求項８】 前記スリップリングの前記リード線の
端部を保持するための手段をさらに有することを特徴と
する請求項７に記載の交流発電機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2019930030511U KR950022277U (ko) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 배선정리구를 고정시킬 수 있는 고정홀을 갖는 패널구조 |
| KR1993P30511 | 1993-12-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213026A true JPH07213026A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=60919450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6338814A Pending JPH07213026A (ja) | 1993-12-29 | 1994-12-28 | 車両用交流発電機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5550418A (ja) |
| JP (1) | JPH07213026A (ja) |
| KR (2) | KR950022277U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200455597Y1 (ko) * | 2006-12-06 | 2011-09-15 | 현대중공업 주식회사 | 이중여자 유도 발전기 |
| JP2016148394A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 愛知機械工業株式会社 | 動力伝達装置およびこれを備える動力出力装置 |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09285080A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Nippon Otis Elevator Co | 巻き上げ用電動機 |
| JPH09322518A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-12 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石使用同期形リニアモータ |
| US6215214B1 (en) | 1998-04-24 | 2001-04-10 | General Electric Company | Shaft support assembly for direct drive motor |
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| KR100333167B1 (ko) * | 2000-04-27 | 2002-04-18 | 에릭 발리베 | 차량용 알티네이터의 화염차단구조 |
| JP2002238225A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 交流発電機 |
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| CN1309154C (zh) * | 2002-08-02 | 2007-04-04 | 三菱电机株式会社 | 交流发电机 |
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-
1993
- 1993-12-29 KR KR2019930030511U patent/KR950022277U/ko not_active Application Discontinuation
-
1994
- 1994-12-07 KR KR1019940033126A patent/KR100225248B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-12-28 US US08/365,724 patent/US5550418A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-28 JP JP6338814A patent/JPH07213026A/ja active Pending
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5550418A (en) | 1996-08-27 |
| KR100225248B1 (ko) | 1999-11-01 |
| KR950021961A (ko) | 1995-07-26 |
| KR950022277U (ko) | 1995-07-28 |
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