JPH0721223Y2 - 撹拌装置 - Google Patents
撹拌装置Info
- Publication number
- JPH0721223Y2 JPH0721223Y2 JP10887489U JP10887489U JPH0721223Y2 JP H0721223 Y2 JPH0721223 Y2 JP H0721223Y2 JP 10887489 U JP10887489 U JP 10887489U JP 10887489 U JP10887489 U JP 10887489U JP H0721223 Y2 JPH0721223 Y2 JP H0721223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirrer
- container
- sensor
- measurement
- analysis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、攪拌子とマグネテイクスターラーを用いて液
を攪拌する装置に関する。
を攪拌する装置に関する。
化学実験や化学分析において、攪拌、溶解又は混合等の
手段として攪拌装置が使用される。
手段として攪拌装置が使用される。
例えば、液に試薬や添加剤を溶解し又は混合する場合は
勿論、電極等のセンサーを用いたpH測定や成分分析にも
攪拌装置は必要である。
勿論、電極等のセンサーを用いたpH測定や成分分析にも
攪拌装置は必要である。
従来の攪拌装置としては、外側をプラスチツク等で被覆
した磁性体片等の攪拌子と内部に回転しうる電磁石を具
えたマグネテイクスターラーとを組合せた攪拌装置と、
攪拌羽根と攪拌羽根に機械的に接続されたモーターとか
らなる攪拌装置とが主なものである。
した磁性体片等の攪拌子と内部に回転しうる電磁石を具
えたマグネテイクスターラーとを組合せた攪拌装置と、
攪拌羽根と攪拌羽根に機械的に接続されたモーターとか
らなる攪拌装置とが主なものである。
攪拌子とマグネテイクスターラーからなる攪拌装置は、
ガラス等の被磁性体からなる容器に入れた攪拌子を容器
外に配置したマグネテイクスターラーで磁気的に回転さ
せるものであり、攪拌子とマグネテイクスターラーとが
機械的に接続されていないので、小型で簡単便利に利用
出来る利点がある。しかし、測定前に必ず攪拌子を容器
内に入れ、又測定後には容器内から小さな攪拌子を取り
出し回収する必要があるので、攪拌子の出し入れに手間
がかかると云う問題があつた。特に、ターンテーブル等
の上に並べた多数の容器に検体を入れて連続分析するよ
うな場合には、容器毎に順番に1つの攪拌子を出し入れ
する時間的余裕が無いので、攪拌子を全ての容器に予め
投入しうる数だけ用意する必要があり、又測定後の攪拌
子の取り出しや洗浄は数が多いだけ面倒であつた。
ガラス等の被磁性体からなる容器に入れた攪拌子を容器
外に配置したマグネテイクスターラーで磁気的に回転さ
せるものであり、攪拌子とマグネテイクスターラーとが
機械的に接続されていないので、小型で簡単便利に利用
出来る利点がある。しかし、測定前に必ず攪拌子を容器
内に入れ、又測定後には容器内から小さな攪拌子を取り
出し回収する必要があるので、攪拌子の出し入れに手間
がかかると云う問題があつた。特に、ターンテーブル等
の上に並べた多数の容器に検体を入れて連続分析するよ
うな場合には、容器毎に順番に1つの攪拌子を出し入れ
する時間的余裕が無いので、攪拌子を全ての容器に予め
投入しうる数だけ用意する必要があり、又測定後の攪拌
子の取り出しや洗浄は数が多いだけ面倒であつた。
一方、攪拌羽根とモーターからなる攪拌装置では、スタ
ンド等に固定したモーターを容器の上方に支持し、モー
ターに直結させた攪拌羽根を上方から容器内に挿入し、
機械的に回転させる。従つて、装置が大型になりやすく
容器上方にある連結棒やモーター等が測定の際に邪魔に
なり、特に免疫学的分析等の微量分析のように容器が小
さい程センサーの挿着や試薬等の添加が困難になる欠点
があつた。又、モーターと電源を結ぶリード線が測定の
邪魔にならないように、容器近くで引き回す必要があ
り、この処理が面倒であつた。
ンド等に固定したモーターを容器の上方に支持し、モー
ターに直結させた攪拌羽根を上方から容器内に挿入し、
機械的に回転させる。従つて、装置が大型になりやすく
容器上方にある連結棒やモーター等が測定の際に邪魔に
なり、特に免疫学的分析等の微量分析のように容器が小
さい程センサーの挿着や試薬等の添加が困難になる欠点
があつた。又、モーターと電源を結ぶリード線が測定の
邪魔にならないように、容器近くで引き回す必要があ
り、この処理が面倒であつた。
本考案はかかる従来の事情に鑑み、容器への出し入れや
取り扱いが簡単であり、小型であつて容器上方に測定の
邪魔になる物がなく、特に微量多検体の連続分析に有効
な攪拌装置を提供することを目的とする。
取り扱いが簡単であり、小型であつて容器上方に測定の
邪魔になる物がなく、特に微量多検体の連続分析に有効
な攪拌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の攪拌装置では、容器
内に出し入れする分析用器具の外周に着脱可能に取り付
けた支持具と、容器内の液中に浸漬できるように支持具
に回転可能に支持した攪拌子と、攪拌子の回転する面と
対向して容器外に配置され攪拌子を磁気的に回転させる
マグネテイクスターラーとを具えたことを特徴とする。
内に出し入れする分析用器具の外周に着脱可能に取り付
けた支持具と、容器内の液中に浸漬できるように支持具
に回転可能に支持した攪拌子と、攪拌子の回転する面と
対向して容器外に配置され攪拌子を磁気的に回転させる
マグネテイクスターラーとを具えたことを特徴とする。
尚、容器内に出し入れする分析用器具とは、イオン電極
や酵素センサーのような各種の電極ないしセンサーを含
むpHや溶液成分等を測定するための器具、ノズル等の検
体や試薬等を容器に供給し又は容器から採取するための
器具など、分析又は測定に関連する操作のために容器内
に出し入れする全ての器具を意味する。
や酵素センサーのような各種の電極ないしセンサーを含
むpHや溶液成分等を測定するための器具、ノズル等の検
体や試薬等を容器に供給し又は容器から採取するための
器具など、分析又は測定に関連する操作のために容器内
に出し入れする全ての器具を意味する。
本考案による攪拌装置の一具体例を第1図及び第2図に
より説明する。
より説明する。
第1図において、試料液2の入つたガラス製の容器1の
上方からセンサー3が試料液2に浸漬されている。セン
サー3の下端部外周には、第2図に示すような挿通孔5
を形成した弗素樹脂製の円板状支持具4が挿通孔5にセ
ンサー3を差し込むことにより、センサー3とほぼ直角
に且つ着脱可能に取り付けてある。円板状支持具4の挿
通孔5と反対側には、センサー3と平行に棒状支持具6
が貫通し、その上端を止め具7により円板状支持具4に
固定してある。棒状支持具6の下端に攪拌子8の中央の
一部を挿入することにより、攪拌子8が回転面を水平に
して回転可能に支持してある。
上方からセンサー3が試料液2に浸漬されている。セン
サー3の下端部外周には、第2図に示すような挿通孔5
を形成した弗素樹脂製の円板状支持具4が挿通孔5にセ
ンサー3を差し込むことにより、センサー3とほぼ直角
に且つ着脱可能に取り付けてある。円板状支持具4の挿
通孔5と反対側には、センサー3と平行に棒状支持具6
が貫通し、その上端を止め具7により円板状支持具4に
固定してある。棒状支持具6の下端に攪拌子8の中央の
一部を挿入することにより、攪拌子8が回転面を水平に
して回転可能に支持してある。
容器1の下にはマグネテイクスターラー9が配置してあ
り、棒状支持具6の下端に回転可能に支持された攪拌子
8を磁気的に回転させるようになつている。
り、棒状支持具6の下端に回転可能に支持された攪拌子
8を磁気的に回転させるようになつている。
尚、支持具は上記した円板状支持具4と棒状支持具6を
組合せた形態に限られず、例えば両者を一体的に形成し
た一つの支持具としても良い。更に、攪拌子8の回転面
とマグネテイクスターラー9を対向させれば、攪拌子8
は支持具に対して如何になる角度又は方向に支持しても
よい。勿論、マグネテイクスターラー8を容器1の側壁
の外側に設置することも可能である。
組合せた形態に限られず、例えば両者を一体的に形成し
た一つの支持具としても良い。更に、攪拌子8の回転面
とマグネテイクスターラー9を対向させれば、攪拌子8
は支持具に対して如何になる角度又は方向に支持しても
よい。勿論、マグネテイクスターラー8を容器1の側壁
の外側に設置することも可能である。
又、第3図に示すように、突出した環状ツバ部11を有す
る環状支持具10をセンサー3の外周に差し込み、攪拌子
8の両端に固定した細棒13の上端を環状支持具10の環状
ツバ部11上に乗せたリング12に固定した形態にすれば、
センサー3の真下で攪拌子8を回転させることが出来
る。
る環状支持具10をセンサー3の外周に差し込み、攪拌子
8の両端に固定した細棒13の上端を環状支持具10の環状
ツバ部11上に乗せたリング12に固定した形態にすれば、
センサー3の真下で攪拌子8を回転させることが出来
る。
本考案では、攪拌子8は支持具4、6によつてセンサー
3等の分析用器具に取り付けられているので、分析又は
測定等の操作手順に従つてセンサー3等の分析用器具を
容器1内の試料液2に挿入浸漬すれば同時に攪拌子8も
試料液2中に浸漬されることになり、分析用器具を容器
1から引き出せば同時に攪拌子8も引き出される。
3等の分析用器具に取り付けられているので、分析又は
測定等の操作手順に従つてセンサー3等の分析用器具を
容器1内の試料液2に挿入浸漬すれば同時に攪拌子8も
試料液2中に浸漬されることになり、分析用器具を容器
1から引き出せば同時に攪拌子8も引き出される。
従つて、センサー3等の分析用器具の挿入に先立つて攪
拌子8だけを容器1に入れたり、分析又は測定等の後に
容器1からセンサー3等を出してから更に攪拌子8を取
り出す手間が省け、最低限度の操作だけで済むので、分
析又は測定が極めて能率的に短時間で実施出来るように
なる。
拌子8だけを容器1に入れたり、分析又は測定等の後に
容器1からセンサー3等を出してから更に攪拌子8を取
り出す手間が省け、最低限度の操作だけで済むので、分
析又は測定が極めて能率的に短時間で実施出来るように
なる。
又、攪拌子8と共にセンサー3等の必要な分析用器具が
一体的に容器1内に挿入され、更に攪拌子8はマグネテ
イクスターラー9により磁気的に回転されるため容器1
の上方にリード線等を引き回す必要もないので、本考案
の攪拌装置が分析又は測定等の操作の邪魔になる恐れは
殆ど無い。
一体的に容器1内に挿入され、更に攪拌子8はマグネテ
イクスターラー9により磁気的に回転されるため容器1
の上方にリード線等を引き回す必要もないので、本考案
の攪拌装置が分析又は測定等の操作の邪魔になる恐れは
殆ど無い。
特に、免疫学的分析等のように、ターンテーブル等の上
の多数の小さな容器に入れた微量の検体を次々に分析す
る連続分析においては、センサー3等の一つの分析用器
具に支持具4、6を介して一つの攪拌子8を取り付け、
且つ容器1が順次送られてくる分析又は測定のための所
定個所にマグネテイクスターラー9を一つ設置しておく
だけで良い。マグネテイクスターラー9の設置個所に順
次送られてくる容器1内に、一つのセンサー3等を順番
に挿入して攪拌と同時に測定を行ない、センサー3等と
攪拌子8を同時に引き出せるので、一組の攪拌子8とマ
グネテイクスターラー9で微量検体の連続測定に伴なう
試料液2の攪拌を簡単迅速に実施することが出来る。
の多数の小さな容器に入れた微量の検体を次々に分析す
る連続分析においては、センサー3等の一つの分析用器
具に支持具4、6を介して一つの攪拌子8を取り付け、
且つ容器1が順次送られてくる分析又は測定のための所
定個所にマグネテイクスターラー9を一つ設置しておく
だけで良い。マグネテイクスターラー9の設置個所に順
次送られてくる容器1内に、一つのセンサー3等を順番
に挿入して攪拌と同時に測定を行ない、センサー3等と
攪拌子8を同時に引き出せるので、一組の攪拌子8とマ
グネテイクスターラー9で微量検体の連続測定に伴なう
試料液2の攪拌を簡単迅速に実施することが出来る。
本考案によれば、容器への出し入れ及びこれに伴なう取
り扱いをセンサー等の分析用器具と一体的に且つ簡単に
行なうことができ、容器上方に測定の邪魔になる物がな
く、小型で構造が簡単であつて、特に微量多検体の連続
分析に有効な攪拌装置を提供することが出来る。
り扱いをセンサー等の分析用器具と一体的に且つ簡単に
行なうことができ、容器上方に測定の邪魔になる物がな
く、小型で構造が簡単であつて、特に微量多検体の連続
分析に有効な攪拌装置を提供することが出来る。
第1図は本考案による攪拌装置の一具体例を容器内の測
定液に浸漬した状態を示す側面図であり、第2図は第1
図の攪拌装置の平面図であり、第3図は攪拌装置の別の
具体例を示す一部切欠側面図である。 1……容器、2……試料液 3……センサー、4……板状支持具 5……挿通孔、6……棒状支持具 7……止め具、8……攪拌子 9……マグネテイクスターラー 10……環状支持具、11……環状ツバ部 12……リング、13……細棒
定液に浸漬した状態を示す側面図であり、第2図は第1
図の攪拌装置の平面図であり、第3図は攪拌装置の別の
具体例を示す一部切欠側面図である。 1……容器、2……試料液 3……センサー、4……板状支持具 5……挿通孔、6……棒状支持具 7……止め具、8……攪拌子 9……マグネテイクスターラー 10……環状支持具、11……環状ツバ部 12……リング、13……細棒
Claims (1)
- 【請求項1】容器内に出し入れする分析用器具の外周に
着脱可能に取り付けた支持具と、容器内の液中に浸漬で
きるように支持具に回転可能に支持した攪拌子と、攪拌
子の回転する面と対向して容器外に配置され攪拌子を磁
気的に回転させるマグネテイクスターラーとを具えた攪
拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887489U JPH0721223Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887489U JPH0721223Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0347034U JPH0347034U (ja) | 1991-04-30 |
JPH0721223Y2 true JPH0721223Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31657490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10887489U Expired - Lifetime JPH0721223Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721223Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP10887489U patent/JPH0721223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347034U (ja) | 1991-04-30 |
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