JPH0721221Y2 - 粉粒体混合機 - Google Patents

粉粒体混合機

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JPH0721221Y2
JPH0721221Y2 JP1991058855U JP5885591U JPH0721221Y2 JP H0721221 Y2 JPH0721221 Y2 JP H0721221Y2 JP 1991058855 U JP1991058855 U JP 1991058855U JP 5885591 U JP5885591 U JP 5885591U JP H0721221 Y2 JPH0721221 Y2 JP H0721221Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
shaft
rotation
mixing container
holding yoke
Prior art date
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Application number
JP1991058855U
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English (en)
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JPH052733U (ja
Inventor
賀 茂 樹 千
頭 釼 鬼
Original Assignee
株式会社明和工業
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は回転容器型の粉粒体の
混合機に関し、さらに詳しくは混合容器の自転回転の公
転回転とが個別に行える主として小ロットの混合及びテ
スト用サンプルの混合などに適した粒粉体混合機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、公転回転できるホルダーに混合容
器を自転回転できるよう保持してなり、混合容器にその
中心軸を軸とした自転回転と、ホルダーと共の公転回転
とを行わせるようにした粉粒体混合機が公知である。
【0003】そして、この種の混合機では、粉粒群が比
較的大きな3次元的運動を行うため、巨視的な混合が早
く達せられるもので、比較的大きな粉粒相互の混合に優
れ、製薬工業での数種の粉薬,顆粒の混合、合成樹脂工
業における樹脂ペレットの混合,調色などに広く適用さ
れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
の種粉粒体混合機では、混合容器の回転運動である自転
と公転とが1つのモーター動力装置で連動的に行われて
いた。従って自転と公転との回転比が一定で可変できな
いため、常に安定した理想的な混合度が得られなかっ
た。
【0005】また粉粒体の各種粒形は、他の物性,即ち
嵩比重や安息角,流動特性に大きな影響を及ぼし、結果
として大きく混合特性に関係するため、粒径及び粒度分
布,比重差,流動性などを十分把握して夫々の場合に適
した自転及び公転の回転速度が求められる所似である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するためになされたものであって次のように構成して
ある。即ちこの考案の要旨構成は、筒軸が直角に一体連
結されたギヤ筒箱の上端クランプに回転自在の上ホルダ
ーを有する上アームが着脱自在に、また同下端に上ホル
ダーと対応する回転自在の下ホルダーを有する下アーム
が一体にそれぞれ設けられた混合容器用の保持ヨーク
と、該保持ヨークの筒軸を回転自在に水平架設した本体
ケースと、上記筒軸及びこれに挿通された回転主軸がそ
れぞれ個別に連結された2個のギアドモーターと、回転
主軸によって下ホルダーを回転させるための伝動機構と
からなり、上下ホルダー間に保持した混合容器のその中
心軸を軸とする自転回転と筒軸を軸とする保持ヨークと
共の公転回転が個別に行えるようにしたことを特徴とす
る粒粉体混合機である。
【0007】次にこの考案を以下実施例について図面を
参照しながら詳しく説明する。
【0008】
【実施例】1は脚座2を有する本体ケースで、その左側
壁1a上部にベアリングケース3が設けられている。4
2は、筒軸4が直角に一体連結されたギヤ筒箱20の上
端クランプ21に回転自在の上ホルダー35を有する上
アー33が着脱自在にまた同下端に上ホルダー35と対
応する回転自在の下ホルダー30を有する下アーム23
が一体に夫々設けられた混合容器40の保持ヨークであ
る。なお、筒軸4内には回転主軸8が挿通され、ベアリ
ング9,10を介して回転自在に設けられている。そし
て上記保持ヨーク42の筒軸4は、前記ベアリングケー
ス3にベアリング5,6を介して回転自在に水平架設し
てある。なお7はオイルシールである。そして回転主軸
8には左端に傘歯車11が右端に調車13が夫々楔止さ
れている。さらに筒軸4の右端には調車12が楔止され
ている。そして本体ケース1内には2個のギアドモータ
ー14,15が設けられ、夫々の調車16,17と前記
調車12,13との間に調帯18,19が夫々纒絡され
て筒軸4及びこれに挿通の回転主軸8が夫々個別に連結
されている。また前記保持ヨーク42のギヤ筒箱20内
には上下ベアリング24,25を介して回転従動軸26
が装設され、該回転従動軸26には、上部に傘歯車11
と噛合する傘歯車27が、下端部に調車28が夫々楔止
してある。さらに下ホルダー30の軸31下端に楔止さ
れた調車29と上記調車28との間に調帯32が纒絡さ
れている。そして回転主軸8によって下ホルダー30を
回転させるための伝動機構Aが構成されている。また一
端部下面に上ホルダー35を有する上アーム33の他端
部下面には2本の垂直な突軸34,34が突設されてい
る。そしてこの上アーム33は、2本の突軸34,34
を、クランプ21の2個の挿通孔に夫々挿通して所望の
高さで位置設定して両摘み22の螺締でクランプ固定す
るようになっている。なお36はピン,37,38はベ
アリング,39はケース,また41は混合容器40のキ
ャップである。
【0009】
【作用】被混合粉粒体を収容した混合容器40を、図示
のように上,下ホルダー35,30で挾着するようにし
て保持ヨーク42に保持する。そこで先ずギアドモータ
ー14を回転させると、調帯18を介して筒軸4が回転
するので保持ヨーク42が回転主軸8を軸に回転し、混
合容器40は保持ヨーク42と共の回転、いわゆる公転
をする。なおこの場合、傘歯車11,27の歯数が同一
としてあり、回転主軸8が回転せず、保持ヨーク42が
回転しても混合容器20が自転回転することはない。次
にギアドモーター15の方を回転させると、調帯19を
介して回転主軸8が回転し、傘歯車11,27を介して
回転従動軸26が回転するので、調帯32を介して下ホ
ルダー30が回転し、混合容器40はその中心軸として
回転(自転)する。
【0010】
【考案の効果】この考案の混合機は叙上の構成であるか
ら、混合容器として既製のガラスビンなどを流用して小
ロットの混合及びテスト用サンプルの混合などに簡易に
使用できる。
【0011】そして特にこの混合機では、上下ホルダー
間に保持した混合容器のその中心軸を軸とする自転回転
と筒軸を軸とする保持ヨークと共の公転回転が、夫々個
別の2個のギアドモーターによって夫々個別の回転とし
て行えるため、最適の回転速度、最適の回転比率により
混合速度も早くできると共に粉粒体の物性に応じて常に
安定した良好な混合度を得ることができるなどの優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合機の要部縦断正面図である。
【図2】本発明の混合機の要部縦断面図である。
【図3】本発明の混合機の正面図である。
【図4】本発明の混合機の側面図である。
【図5】本発明の混合機の平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 側壁 2 脚座 3 ベアリングケース 4 筒軸 5,6 ベアリング 7 オイルシール 8 回転主軸 9,10 ベアリング 11 傘歯車 12,13 調車 14,15 ギアドモーター 16,17 調車 18,19 調帯 20 ギヤ筒箱 21 クランプ 22 摘み 23 下アーム 24,25 ベアリング 26 回転従動軸 27 傘歯車 28,29 調車 30 下ホルダー 31 軸 32 調帯 33 上アーム 34 突軸 35 上ホルダー 36 ピン 37,38 ベアリング 39 ケース 40 混合容器 41 キャップ 42 保持ヨーク A 伝動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒軸が直角に一体連結されたギヤ筒箱の上端クランプに
    回転自在の上ホルダーを有する上アームが着脱自在に、
    また同下端に上ホルダーと対応する回転自在の下ホルダ
    ーを有する下アームが一体にそれぞれ設けられた混合容
    器用の保持ヨークと、該保持ヨークの筒軸を回転自在に
    水平架設した本体ケースと、上記筒軸及びこれに挿通さ
    れた回転主軸がそれぞれ個別に連結された2個のギアド
    モーターと、回転主軸によって下ホルダーを回転させる
    ための伝動機構とからなり、上下ホルダー間に保持した
    混合容器のその中心軸を軸とする自転回転と筒軸を軸と
    する保持ヨークと共の公転回転が個別に行えるようにし
    たことを特徴とする粉粒体混合機。
JP1991058855U 1991-07-01 1991-07-01 粉粒体混合機 Expired - Lifetime JPH0721221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991058855U JPH0721221Y2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 粉粒体混合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991058855U JPH0721221Y2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 粉粒体混合機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH052733U JPH052733U (ja) 1993-01-19
JPH0721221Y2 true JPH0721221Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=13096310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991058855U Expired - Lifetime JPH0721221Y2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 粉粒体混合機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3974685B2 (ja) * 1997-05-26 2007-09-12 モリマシナリー株式会社 粉粒体混合機
JP5712659B2 (ja) * 2011-02-17 2015-05-07 栗田工業株式会社 容器回転混合機及び充填剤スラリーの混合方法
JP6249361B2 (ja) * 2013-06-24 2017-12-20 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ 細胞培養用重力変動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH052733U (ja) 1993-01-19

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