JPH0721208A - 臨床検査報告書作成システム - Google Patents

臨床検査報告書作成システム

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JPH0721208A
JPH0721208A JP5163678A JP16367893A JPH0721208A JP H0721208 A JPH0721208 A JP H0721208A JP 5163678 A JP5163678 A JP 5163678A JP 16367893 A JP16367893 A JP 16367893A JP H0721208 A JPH0721208 A JP H0721208A
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patient
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report
database
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JP5163678A
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Hideaki Noto
英昭 能登
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S R L KK
Srl KK
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S R L KK
Srl KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単に画像を含んだ報告書が作成
できる報告書作成システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 患者についての氏名、年齢(受付年月日…)
等の患者情報がキーボード(40)から入力され、この
患者から採取した試料を臨床検査した結果の画像情報が
CCDカメラ(30)から入力されると、それぞれの情
報がデータベース(21)に登録される。そして、これ
らの情報は表示レイアウト情報(22)に従ってディス
プレイ(50)に表示される。この表示画面を観察した
検査者によってコメント情報が入力されると、この情報
はディスプレイ(50)に表示されると共に、データベ
ース(21)に登録される。 このようにデータベース
(21)に登録された各情報は、出力レイアウト情報
(23)に従った報告書としてビデオプリンタ(60)
から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】臨床検査業務全般にわたり、生物
生体材料を使って細菌やウイルス学的診断、病理細胞診
断、染色体診断等の形態学的診断、電気泳動解析関連の
分析技術で、特に、イメージを扱う業務を主とする病
院、登録検査所、保健所、研究機関等での報告書作成シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在行なわれている臨床検査分野におけ
る電気泳動検査には、免疫電気泳動検査、遺伝子検査な
どがある。免疫電気泳動検査法は、被検査対象が添加さ
れた蛋白溶液に電場を与えた場合に、各蛋白粒子が帯電
の仕方に応じて反対の電極に移動する現象を用いて行う
検査方法である。具体的には、両端に電位差をかけた寒
天ゲル平板に抗原を置き、その各成分を泳動分離する。
この際、陽に荷電した蛋白質は陰極に、陰に荷電した蛋
白質は陽極に泳動するようにゲル層のpHは調整されて
いる。そして抗原を加えた窪みの間に電流軸と平行に掘
った溝に抗体を満たし、平板を静置して拡散させる。こ
の拡散によって抗原と抗体は沈降線を形成し、この沈降
線を観察することにより、抗原または抗体の反応特性の
チェックが行える。詳細は技術文献(免疫学イラストレ
イテッド p291〜p293 多田富雄監訳 南江
堂)を参照されたい。
【0003】また、遺伝子検査法には、ハイブリダイゼ
ーション法、DNA抽出法、ゲル電気泳動法、PCR法
などがあり、これらの方法を駆使することによって、D
NAやRNAの量的、質的異常の検索が行え、白血病関
連、感染症、癌関連遺伝子、遺伝病を解析することがで
きる。一例としてハイブリダイゼーション法について説
明すると、ニトロセルロースやナイロン膜にDNA断片
を転移させ、そのフィルタを標識したDNAやRNA
(プローブという)と適当な条件下で加温して、オート
ラジオグラフィによりプローブと相補的なDNA領域が
検出できる。詳細は、技術文献(遺伝子工学の最前線
p24〜p35 葛西文明編 羊土社)を参照された
い。
【0004】このようにして行われた臨床検査の検査結
果に対しては、検査官によって報告書が作成される。報
告書には、被検者の氏名、検査場所その他の所定の事項
の記載、およびコメント欄への検査官や医師による所見
の記載が行われ、さらに検査した試料の写真が貼付され
る。
【0005】報告書に写真が貼付されるのは、臨床検査
は試料を目視して検査結果を判断しているので、判断の
証拠として写真が必要であるからである。また、このよ
うに作成された報告書を読むものにとっても、文書によ
る報告内容だけより写真と合わせて見た方が理解が容易
になるといったメリットがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、臨床検査に
よる検査結果の報告書は、従来はホチキスで写真を貼付
していたため、報告書の表面が凹凸状になり他の報告書
を傷付けることが多かった。また、これを避けるためと
イメージを高めるために、ビニールシートを写真の上か
ら被せるなどの処理が必要となり問題であった。
【0007】また、このような報告書は判定医の承認印
を要するが、臨床検査を行う検査センターと判定医の勤
める病院とが離れている場合には、書類のやり取りに時
間を要し報告書の完成までに多くの時間がかかることに
なり問題であった。
【0008】本発明は、このような問題を解決し、簡単
に報告書が作成できる報告書作成システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の臨床検査報告作成システムは、少なく
とも記憶装置、処理装置、画像入力装置、文字・符号入
力装置、表示装置、プリンタ装置を備えており、記憶装
置には、患者についての氏名、年齢(受付年月日…)等
の患者情報と、この患者から採取した試料を臨床検査し
た結果の画像情報と、検査者などの所見を示したコメン
ト情報などからなるデータテーブルを患者ごとに登録し
たデータベースと、患者情報の表示欄、画像情報の表示
欄、およびコメント情報の入力欄などの表示装置での表
示レイアウト情報と、患者情報の表示欄、画像情報の表
示欄、およびコメント情報の表示欄などのプリンタ装置
での出力レイアウト情報とが記憶されており、処理装置
は、所定の患者の患者情報が文字・符号入力装置に入力
されると、この患者情報をデータベースに登録されたこ
の患者のデータテーブルに書き込む第1の処理手段と、
この患者から採取した試料の臨床検査結果の画像情報が
画像入力装置に入力されると、この画像情報をデータベ
ースに登録されたこの患者のデータテーブルに書き込む
第2の処理手段と、データベースに登録されたこの患者
のデータテーブルを検索し、このデータテーブルから患
者情報および画像情報を読み出して、表示レイアウト情
報に従って患者情報および画像情報を表示装置に表示さ
せる第3の処理手段と、表示装置に表示された情報を基
に検査者などの所見を示したコメント情報が文字・符号
入力装置に入力されると、このコメント情報を表示装置
に表示させると共に、データベースに登録されたこの患
者のデータテーブルに書き込む第4の処理手段と、デー
タベース手段に登録されたこの患者のデータテーブルを
検索し、このデータテーブルの各情報を、出力レイアウ
ト情報に従ってプリンタ装置から出力する第5の処理手
段とを有する。
【0010】また、第2の発明の臨床検査報告書作成シ
ステムは、少なくとも記憶装置、処理装置、画像入力装
置、文字・符号入力装置、表示装置、プリンタ装置を備
えた報告書作成用サブシステムと、少なくとも第2の記
憶装置、第2の処理装置、第2の文字・符号入力装置、
第2の表示装置を備えた報告内容承認用サブシステムが
ネットワークで接続されており、報告書作成用サブシス
テムの記憶装置には、患者についての氏名、年齢(受付
年月日…)等の患者情報と、この患者から採取した試料
を臨床検査した結果の画像情報と、検査者などの所見を
示したコメント情報と、判読権限者(例えば、判読医)
による承認情報などからなるデータテーブルを患者ごと
に登録したデータベースと、患者情報の表示欄、画像情
報の表示欄、およびコメント情報の入力欄などの表示装
置での表示レイアウト情報と、患者情報の表示欄、画像
情報の表示欄、コメント情報の表示欄、および承認情報
の表示欄などのプリンタ装置での出力レイアウト情報と
が記憶されており、報告書作成用サブシステムの処理装
置は、所定の患者の患者情報が文字・符号入力装置に入
力されると、この患者情報をデータベースに登録された
当該患者のデータテーブルに書き込む第1の処理手段
と、この患者から採取した試料の臨床検査結果の画像情
報が画像入力装置に入力されると、この画像情報をデー
タベースに登録されたこの患者のデータテーブルに書き
込む第2の処理手段と、データベースに登録されたこの
患者のデータテーブルを検索し、このデータテーブルか
ら患者情報および画像情報を読み出して、表示レイアウ
ト情報に従って患者情報および画像情報を表示装置に表
示させる第3の処理手段と、表示装置に表示された情報
を基に検査者などの所見を示したコメント情報が文字・
符号入力装置に入力されると、このコメント情報を表示
装置に表示させると共に、データベースに登録されたこ
の患者のデータテーブルに書き込む第4の処理手段と、
データベースに登録されたこの患者のデータテーブルの
患者情報、画像情報、およびコメント情報を読み出し
て、報告内容承認用サブシステムに転送する第5の処理
手段と、報告内容承認用サブシステムから返送された承
認情報を、データベース手段に登録されたこの患者のデ
ータテーブルに書き込む第6の処理手段と、データベー
ス手段に登録されたこの患者のデータテーブルを検索し
て、このデータテーブルの各情報を、出力レイアウト情
報に従ってプリンタ装置から出力する第7の処理手段と
を有し、報告内容承認用サブシステムの第2の記憶装置
には、患者情報の表示欄、画像情報の表示欄、コメント
情報の入力欄、および承認情報の入力欄などの第2の表
示装置での表示レイアウト情報が記憶されており、報告
内容承認用サブシステムの第2の処理装置は、第2の記
憶手段に記憶された表示レイアウト情報に従って報告書
作成用サブシステムから転送された各情報を第2の表示
装置に表示させる第8の処理手段と、第2の表示手段の
表示内容を確認した判読権限者の承認情報が第2の文字
・符号入力装置から与えられると、この承認情報を報告
書作成用サブシステムに返送する第9の処理手段とを備
える。
【0011】
【作用】第1の発明の臨床検査報告作成システムによれ
ば、患者についての氏名、年齢(受付年月日…)等の患
者情報が文字・符号入力装置に入力され、この患者から
採取した試料を臨床検査した結果の画像情報が画像入力
装置に入力されると、それぞれデータベースに登録され
る。そして、これらの情報は表示レイアウト情報に従っ
て表示装置に表示される。この表示画面を観察した検査
者によってコメント情報が入力されると、この情報は表
示装置に表示されると共に、データベースに登録され
る。
【0012】このようにデータベースに登録された各情
報は、出力レイアウト情報に従った報告書としてプリン
タ装置から出力される。
【0013】また、第2の発明の臨床検査報告作成シス
テムによれば、患者についての氏名、年齢(受付年月日
…)等の患者情報と、この患者から採取した試料を臨床
検査した結果の画像情報と、この表示画面を観察した検
査者によるコメント情報とが、報告書作成用サブシステ
ムのデータベースに登録される。
【0014】報告書作成用サブシステムのデータベース
に登録された各情報は報告内容承認用サブシステムに転
送され、第2の表示装置に表示される。この表示画面を
判読した判読権限者によって承認情報が入力されると、
この情報は報告書作成用サブシステムに返送されて、デ
ータベースに登録される。
【0015】このようにデータベースに登録された各情
報は、出力レイアウト情報に従った報告書としてプリン
タ装置から出力される。
【0016】
【実施例】以下、第1および第2の発明の一実施例につ
いて、添付図面を参照して説明する。図1は、第1の発
明の実施例に係る臨床検査報告書作成システム1(以
下、本システム1と略す)の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、本システム1は、処理装置であ
るCPU10と、記憶装置であるハードディスク20
と、画像入力装置であるCCDカメラ30とを備えてい
る。また本システム1は、文字・符号入力装置であるキ
ーボード40と、表示装置であるディスプレイ50と、
プリンタ装置であるビデオプリンタ60とを備えてい
る。
【0017】ハードディスク20には、患者ごとの情報
が登録されたデータベース21と、ディスプレイ50の
表示画面のレイアウト情報22と、ビデオプリンタ60
から出力される報告書のレイアウト情報23などが備え
られている。
【0018】図2に示すように、データベース21に
は、患者ごとに各種情報(患者情報、画像情報、コメン
ト情報、承認情報)が登録されている。この内、患者情
報は患者個人についての情報であり、病院名、科名、担
当医、カルテNo、患者名、年齢、性別、受付No、検
査No、材料名などの情報がある。また、画像情報は患
者から採取した検体を臨床検査して得られる電気泳動パ
ターンの情報であり、検体の採取日ごとに少なくとも1
以上の画像情報を有している。さらに、コメント情報は
検査者などの所見を示した情報であり、承認情報は判定
医が報告書を承認した場合に得られる情報である。
【0019】次に、本システム1の処理概要について、
図3のフローチャートを参照して説明する。同図から判
るように、本システム1は、検査者による各情報(患者
情報、画像情報、コメント情報)の入力、および各指示
(表示指示、打出し指示)を受けて処理を進める。
【0020】まず、検査者がキーボード40を打鍵し
て、特定の患者の患者情報を入力すると、この患者情報
はハードディスク20のデータベース21に登録される
(ステップ100)。
【0021】次に、検査者はこの患者から採取した検体
の臨床検査を行う。検体の検査方法には種々あるが、本
実施例では電気泳動によって免疫検査を行う検査方法を
用いている。しかし、電気泳動による免疫検査は一例で
あり、本発明は例えば遺伝子検査などのその他の検査に
も当然適用される。
【0022】電気泳動による免疫検査は、まず患者から
採取した血液(血清や血漿)、尿等の生物試料からなる
検体を寒天ゲル平板上に置き、寒天ゲル平板の両端に電
位差を掛けて、各成分を泳動分離する。この際、陽に荷
電した蛋白質は陰極に、陰に荷電した蛋白質は陽極に泳
動するようにゲル層及び緩衝液のpHを選択しておく。
泳動分離した各成分は、図4に示すような電気泳動のパ
ターンを形成する。同図の例は、正常血清の免疫電気泳
動パターンである。この電気泳動パターンを検査者がC
CDカメラ30で撮影することにより、この画像情報は
ハードディスク20のデータベース21に登録される
(ステップ101)。
【0023】次に、検査者がキーボード40を打鍵し
て、この患者についての各情報(患者情報、画像情報)
をディスプレイ50に表示させる指示を与えると、本シ
ステム1は次の処理を行う。まずハードディスク20か
らレイアウト情報22が読み出され(ステップ10
2)、さらにハードディスク20のデータベース21を
検索して、その患者についての患者情報および画像情報
が読み出される。そして、レイアウト情報22のレイア
ウトに従って、患者情報および画像情報をディスプレイ
50に表示する(ステップ103)。
【0024】ディスプレイ50への画面表示の一例を図
5に示す。同図から判るように、ディスプレイ50の表
示画面の上段に患者情報表示エリア51が、表示画面の
中段に画像情報表示エリア52が、表示画面の下段にコ
メント情報表示エリア53がそれぞれ配置されている。
この内、画像情報表示エリア52は図6(a)〜(c)
に示すような各種表示形式を有し、切り替えによってい
ずれの形式でも自在に表示させることができる。これら
の表示形式は、いずれも最上段にサンプルパターン(抗
人全血清の電気泳動パターン)を表示させることが可能
で、他のパターン(特異抗血清の電気泳動パターン)と
の比較を容易にしている。
【0025】このような表示画面を観察した検査者が、
検査項目が不足しているために判定できないと判断した
場合には、特異抗等の検査を追加する。また、既に行っ
た検査自体に問題があると判断した場合にも検査をやり
直す。逆に、検査が正常に行われたため検査結果の画像
情報から十分判定できると検査者が判断した場合には、
検査者は検査結果についてのコメントを入力する。入力
したコメント情報は、ディスプレイ50のコメント入力
欄に表示され、またハードディスク20のデータベース
21に登録される(ステップ104)。
【0026】このように、特定の患者についての患者情
報、画像情報、およびコメント情報がデータベース21
に登録された後は、この患者についての報告書をビデオ
プリンタ60から出力することが可能となる。具体的に
は、検査者がキーボード40を打鍵して、この患者につ
いての検査結果の報告書打ち出しの指示を与えると、こ
の患者についての各情報(患者情報、画像情報、コメン
ト情報)がデータベース21から読み出される(ステッ
プ105)。さらに、ハードディスク20をアクセスし
て、報告書のレイアウト情報23を読み出し(ステップ
106)、レイアウト情報23のレイアウトに従って、
ビデオプリンタ60から報告書が打ち出される(ステッ
プ107)。
【0027】本実施例では、ディスプレイ50の表示画
面を観察した検査者がコメントを入力するステップ10
4の処理の際、画像情報として表示された電気泳動パタ
ーンの所定の位置に矢印などのマーカーを重畳させるこ
とが可能である。電気泳動パターンの細かい形状を検査
者がコメントする場合、マーカーを用いて所定の位置を
指し示しながら説明できれば非常に便利である。本実施
例では、このようなマーキング機能を実現している。具
体的には、検査者がキーボード40を操作して、ディス
プレイ50の画面上のカーソルを、表示された画像情報
の所定の位置に移動させる。そして、その位置で所定の
キーを打鍵して、マークの指示を行う。この指示を受け
た本システム1は、ディスプレイ50の画面上に矢印な
どのマーカーを画像情報に重ねて表示させると共に、デ
ータベース21に登録された画像情報を更新して、マー
キングされた電気泳動パターンを登録する。したがっ
て、ビデオプリンタ60から報告書を打ち出すステップ
107の処理では、マーキングされた画像情報が出力さ
れることとなる。
【0028】次に、第2の発明の実施例に係る臨床検査
報告書作成システム200(以下、本システム200と
略す)の構成について、図7のブロック図を用いて説明
する。
【0029】同図より、本システム200は、報告書作
成用サブシステム300と報告内容承認用サブシステム
400とがローカルエリアネットワーク500で接続さ
れていることが判る。このため、報告書作成用サブシス
テム300を操作する検査者と、報告内容承認用サブシ
ステム400を操作する判定医とが離れた場所にいる場
合でも、リアルタイムに報告書作成処理を進行させるこ
とができる。
【0030】報告書作成用サブシステム300は、基本
的に臨床検査報告書作成システム1と同一の構成を有し
ており、ローカルエリアネットワーク500と接続され
ている点が異なる。つまり、報告書作成用サブシステム
300は、CPU310と、ハードディスク320と、
CCDカメラ330と、キーボード340と、ディスプ
レイ350と、ビデオプリンタ360とを備えている。
ハードディスク320には、患者ごとの情報が登録され
たデータベース321と、レイアウト情報322,32
3などが備えられている。
【0031】同様に、報告内容承認用サブシステム40
0は、第2の処理装置であるCPU410と、第2の記
憶装置であるハードディスク420と、第2の文字・符
号入力装置であるキーボード430と、第2の表示装置
であるディスプレイ440とを備えている。ハードディ
スク420には、ディスプレイ440の表示画面のレイ
アウト情報421などが備えられている。
【0032】なお、本システム200では、報告書作成
用サブシステム300と報告内容承認用サブシステム4
00とをローカルエリアネットワーク500で接続して
いるが、報告書作成用サブシステム300と報告内容承
認用サブシステム400との設置場所が離れている場合
には、ISDNなどの通信綱と接続して交信してもよ
い。
【0033】次に、本システム200の処理概要につい
て、図8および図9のフローチャート参照して説明す
る。同図から判るように、本システム200は、検査者
による各情報(患者情報、画像情報、コメント情報)の
入力と各指示(表示指示、打出し指示)、判定医による
承認情報の入力と表示指示を受けて処理を進める。
【0034】まず、検査者が報告書作成用サブシステム
300を操作することによって、処理が開始される。検
査者が報告書作成用サブシステム300のキーボード3
40を打鍵して、特定の患者の患者情報を入力すると、
この患者情報はハードディスク320のデータベース3
21に登録される(図8、ステップ600)。
【0035】次に、検査者はこの患者から採取した検体
の電気泳動による免疫検査を行う。この検査結果である
電気泳動パターンを検査者がCCDカメラ330で撮影
することにより、この画像情報はハードディスク320
のデータベース321に登録される(図8、ステップ6
01)。
【0036】次に、検査者がキーボード340を打鍵し
て、この患者についての各情報(患者情報、画像情報)
をディスプレイ350に表示させる指示を与えると、報
告書作成用サブシステム300は次の処理を行う。まず
ハードディスク320からレイアウト情報322が読み
出され(図8、ステップ602)、さらにハードディス
ク320のデータベース321を検索して、その患者に
ついての患者情報および画像情報が読み出される。そし
て、レイアウト情報322のレイアウトに従って、患者
情報および画像情報をディスプレイ350に表示する
(図8、ステップ603)。
【0037】この表示画面を観察した検査者が、検査項
目が不足しているために判定できないと判断した場合に
は、特異抗等の検査を追加する。また、既に行った検査
自体に問題があると判断した場合にも検査をやり直す。
逆に、検査が正常に行われたため検査結果の画像情報か
ら十分判定できると検査者が判断した場合には、検査者
は検査結果についてのコメントを入力する。入力したコ
メント情報は、ディスプレイ350のコメント入力欄に
表示され、またハードディスク320のデータベース3
21に登録される(図8、ステップ604)。
【0038】次に、入力した各情報(患者情報、画像情
報、コメント情報)が正確なものであることを、判定医
に承認して貰うために、報告内容承認用サブシステム4
00に各情報を転送する指示を検査者が与えると、デー
タベース321から各情報が読み出され、これらの情報
は報告内容承認用サブシステム400に転送される(図
8、ステップ605)。
【0039】各情報(患者情報、画像情報、コメント情
報)の転送によって、処理の制御は報告書作成用サブシ
ステム300から報告内容承認用サブシステム400に
移行する。報告内容承認用サブシステム400では、転
送された各情報に基づき、判定医の操作に従って処理が
進行する。
【0040】まず、判定医がキーボード430を打鍵し
て、この患者についての各情報(患者情報、画像情報)
をディスプレイ440に表示させる指示を与えると、ハ
ードディスク420からレイアウト情報421が読み出
される(図9、ステップ610)。そして、レイアウト
情報421のレイアウトに従って、報告書作成用サブシ
ステム300から転送された患者情報および画像情報を
ディスプレイ350に表示する(図9、ステップ61
1)。
【0041】この表示画面を観察した判定医が、検査内
容に問題がなく、さらにコメントも正確なものであると
判断した場合には、報告内容を承認した旨の入力を行
う。この入力には、承認用の特別なパスワードを入力す
る方法や、イメージ入力装置を用いて承認印のパターン
をイメージ入力する方法などがある。その他の入力方法
を用いてもよいが、判定医による承認であることが確実
に判断でき、偽造等が行えない入力方法である必要があ
る。
【0042】承認した旨の入力が行われると、報告書作
成用サブシステム300に承認情報が返送される(図
9、ステップ612)。承認情報の返送によって、処理
の制御は報告内容承認用サブシステム400から報告書
作成用サブシステム300に移行する。
【0043】報告書作成用サブシステム300では、返
送された承認情報がハードディスク320のデータベー
ス321に登録される(図8、ステップ606)。
【0044】このように、特定の患者についての患者情
報、画像情報、コメント情報、および承認情報がデータ
ベース321に登録された後は、この患者についての報
告書をビデオプリンタ360から出力することが可能と
なる。具体的には、検査者がキーボード340を打鍵し
て、この患者についての検査結果の報告書打ち出しの指
示を与えると、この患者についての各情報(患者情報、
画像情報、コメント情報、承認情報)がデータベース3
21から読み出される(図8、ステップ607)。さら
に、ハードディスク320をアクセスして、報告書のレ
イアウト情報323を読み出し(図8、ステップ60
8)、レイアウト情報323のレイアウトに従って、ビ
デオプリンタ360から報告書が打ち出される(図8、
ステップ609)。
【0045】以上、図3、図8、および図9のフローチ
ャートに示した処理手順で出力された報告書は、図10
に示すような形式のものとなる。同図より、この報告書
700の上段には患者情報701が出力され、中段には
画像情報702が出力されている。画像情報702には
矢印形状のマーカー703が重畳されている。下段に
は、コメント情報704が出力され、コメント情報70
4の右下には、承認情報705が出力されている。
【0046】ここでポイントになるのは、各情報(患者
情報701、画像情報702、コメント情報703、承
認情報704)を一体として一枚の用紙に出力している
ことである。つまり従来の報告書は、泳動パターンを撮
影した写真を報告用紙に貼付して作成していたため、写
真の貼付による報告書表面の凹凸をなくす処理が必要と
なっていた。本実施例では、各情報が一体的に出力され
るので、このような余分な処理を行うことなく、視覚的
に優れた報告書を作成することができる。また、これら
の情報を一体としてデータベース321で管理すること
によって、いつでも同一の報告書を出力させることがで
きる。
【0047】なお、上述した各実施例では、画像情報の
入力にCCDカメラ30を用いているが、例えば、イメ
ージスキャナなどのその他の入力手段を用いてもよい。
【0048】また、上述した各実施例では、ディスプレ
イ50の表示レイアウトとビデオプリンタ60から出力
される報告書の出力レイアウトは、それぞれ異なるレイ
アウト情報22、23を用いて配置しているが、同一の
レイアウト情報を用いてもよい。この場合、ディスプレ
イ50上の表示イメージが、そのまま報告書としてハー
ドコピーされることとなる。
【0049】さらに、ビデオプリンタ60はカラー表示
可能なものが望ましいが、白黒表示のプリンタを用いて
もよい。また、ビデオプリンタ以外のイメージ出力可能
なプリンタを用いてもよい。
【0050】また、上述した各実施例では文字・符号入
力装置としてキーボード40を用いているが、例えばマ
ウスなど指示入力装置を用いてもよい。特に、画像情報
にマーカーを重畳させるマーキング処理については、操
作性の観点からマウスを用いるのがよい。
【0051】
【発明の効果】第1の発明の臨床検査報告作成システム
であれば、患者についての氏名、年齢(受付年月日…)
等の患者情報と、この患者から採取した試料を臨床検査
した結果の画像情報がデータベースに登録される。そし
て、これらの情報は表示レイアウト情報に従って表示装
置に表示される。この表示画面を観察した検査者によっ
てコメント情報が入力されると、この情報もデータベー
スに登録される。
【0052】データベースに登録された各情報は、出力
レイアウト情報に従った報告書としてプリンタ装置から
出力される。
【0053】このように、臨床検査を行った患者につい
ての各情報は、データベースで一元管理され、表示装置
に表示させることができる。表示画面は表示レイアウト
情報に従って各情報がレイアウトされているので、検査
者による観察が容易になる。
【0054】また、第2の発明の臨床検査報告作成シス
テムであれば、患者についての氏名、年齢(受付年月日
…)等の患者情報と、この患者から採取した試料を臨床
検査した結果の画像情報と、この表示画面を観察した検
査者によるコメント情報とが、報告書作成用サブシステ
ムのデータベースに登録される。
【0055】報告書作成用サブシステムのデータベース
に登録された各情報は報告内容承認用サブシステムに転
送され、第2の表示装置に表示される。この表示画面を
判読した判定医によって承認情報が入力されると、この
情報は報告書作成用サブシステムに返送されて、データ
ベースに登録される。
【0056】データベースに登録された各情報は、出力
レイアウト情報に従った報告書としてプリンタ装置から
出力される。
【0057】このように、検査者と判読権限者が離れた
場所にいる場合でも、報告書作成用サブシステムと報告
内容承認用サブシステムとで情報をやり取りすることに
より、迅速に報告書を完成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】臨床検査報告書作成システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】データベースに登録された各データを示す概念
図である。
【図3】臨床検査報告書作成システムの処理概要を示す
フローチャートである。
【図4】免疫電気泳動パターンの例を示す図である。
【図5】ディスプレイへの表示例を示す図である。
【図6】画像情報表示エリアの表示形式を示す図であ
る。
【図7】臨床検査報告書作成システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図8】臨床検査報告書作成システムの処理概要を示す
フローチャートである。
【図9】臨床検査報告書作成システムの処理概要を示す
フローチャートである。
【図10】報告書の出力例を示す図である。
【符号の説明】
1,200…臨床検査報告書作成システム、10,31
0,410…CPU、20,320,420…ハードデ
ィスク、21,321…データベース、22,23,3
22,323,421…レイアウト情報、30,330
…CCDカメラ、40,340,430…キーボード、
50,350,440…ディスプレイ、51…患者情報
表示エリア、52…画像情報表示エリア、53…コメン
ト情報表示エリア、60,360…ビデオプリンタ、3
00…報告書作成用サブシステム、400…報告内容承
認用サブシステム、500…ローカルエリアネットワー
ク、700…報告書、701…患者情報、702…画像
情報、703…マーカー、704…コメント情報、70
5…承認情報。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】臨床検査業務全般にわたり、生物
生体材料を使って細菌やウイルス学的診断、病理細胞診
断、染色体診断等の形態学的診断、電気泳動法診断等
で、特に、イメージを扱う業務を主とする病院、診療
所、登録衛生検査所、保健所、研究機関等での報告書作
成システムに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】このようにして行われた臨床検査の検査結
果に対しては、検査官によって報告書が作成される。報
告書には、被検者の氏名、検査場所(医療機関名)その
他の所定の事項の記載、およびコメント欄への検査官や
医師による所見の記載が行われ、さらに検査した試料の
写真が貼付される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、臨床検査に
よる検査結果の報告書は、従来はホチキスで写真を貼付
していたため、報告書の表面が凹凸状になり他の報告書
を傷付けることが多かった。また、これを避けるためと
イメージを高めるために、プロテクトシートを写真の上
から被せるなどの処理が必要となり問題であった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図2に示すように、データベース21に
は、患者ごとに各種情報(患者情報、画像情報、コメン
ト情報、承認情報)が登録されている。この内、患者情
報は患者個人についての情報であり、病院名、科名、担
当医、カルテNo、患者名、年齢、性別、受付No、検
査No、材料名などの情報がある。また、画像情報は患
者から採取した検体を臨床検査して得られる電気泳動パ
ターンの情報であり、検体の採取日ごとに少なくとも1
以上の画像情報を有している。さらに、コメント情報は
検査者などの所見を示した情報であり、承認情報は判読
権限者(例えば、判読医あるいは判定医)が報告書を承
認した場合に得られる情報である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、検査者はこの患者から採取した検体
の臨床検査を行う。検体の検査方法には種々あるが、本
実施例では電気泳動によって免疫検査を行う検査方法を
用いている。しかし、電気泳動による免疫検査は一例で
あり、本発明は細菌やウイルス学的診断、病理細胞診
断、染色体診断等の形態学的診断等にも適用される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも記憶装置、処理装置、画像入
    力装置、文字・符号入力装置、表示装置、プリンタ装置
    を備えた臨床検査報告書作成システムにおいて、 前記記憶装置には、患者についての氏名、年齢(受付年
    月日...)等の患者情報、この患者から採取した試料
    を臨床検査した結果の画像情報、検査者などの所見を示
    したコメント情報などからなるデータテーブルを患者ご
    とに登録したデータベースと、 前記患者情報の表示欄、前記画像情報の表示欄、および
    前記コメント情報の入力欄などの前記表示装置での表示
    レイアウト情報と、 前記患者情報の表示欄、前記画像情報の表示欄、および
    前記コメント情報の表示欄などの前記プリンタ装置での
    出力レイアウト情報とが記憶されており、 前記処理装置は、 所定の患者の患者情報が前記文字・符号入力装置に入力
    されると、この患者情報を前記データベースに登録され
    た当該患者のデータテーブルに書き込む第1の処理手段
    と、 前記患者から採取した試料の臨床検査結果の画像情報が
    前記画像入力装置に入力されると、この画像情報を前記
    データベースに登録された前記患者のデータテーブルに
    書き込む第2の処理手段と、 前記データベースに登録された前記患者のデータテーブ
    ルを検索し、このデータテーブルから前記患者情報およ
    び前記画像情報を読み出して、前記表示レイアウト情報
    に従って前記患者情報および前記画像情報を前記表示装
    置に表示させる第3の処理手段と、 表示装置に表示された情報を基に検査者などの所見を示
    したコメント情報が前記文字・符号入力装置に入力され
    ると、このコメント情報を前記表示装置に表示させると
    共に、前記データベースに登録された前記患者のデータ
    テーブルに書き込む第4の処理手段と、 前記データベース手段に登録された前記患者のデータテ
    ーブルを検索し、このデータテーブルの各情報を、前記
    出力レイアウト情報に従って前記プリンタ装置から出力
    する第5の処理手段とを有することを特徴とした臨床検
    査報告書作成システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも記憶装置、処理装置、画像入
    力装置、文字・符号入力装置、表示装置、プリンタ装置
    を備えた報告書作成用サブシステムと、少なくとも第2
    の記憶装置、第2の処理装置、第2の文字・符号入力装
    置、第2の表示装置を備えた報告内容承認用サブシステ
    ムがネットワークで接続された臨床検査報告書作成シス
    テムにおいて、 前記報告書作成用サブシステムの前記記憶装置には、 患者についての氏名、年齢(受付年月日…)等の患者情
    報、この患者から採取した試料を臨床検査した結果の画
    像情報、検査者などの所見を示したコメント情報、判読
    権限者 (例えば、判読医)による承認情報などからな
    るデータテーブルを患者ごとに登録したデータベース
    と、 前記患者情報の表示欄、前記画像情報の表示欄、および
    前記コメント情報の入力欄などの前記表示装置での表示
    レイアウト情報と、 前記患者情報の表示欄、前記画像情報の表示欄、前記コ
    メント情報の表示欄、および前記承認情報の表示欄など
    の前記プリンタ装置での出力レイアウト情報とが記憶さ
    れており、 前記報告書作成用サブシステムの前記処理装置は、 所定の患者の患者情報が前記文字・符号入力装置に入力
    されると、この患者情報を前記データベースに登録され
    た当該患者のデータテーブルに書き込む第1の処理手段
    と、 前記患者から採取した試料の臨床検査結果の画像情報が
    前記画像入力装置に入力されると、この画像情報を前記
    データベースに登録された前記患者のデータテーブルに
    書き込む第2の処理手段と、 前記データベースに登録された前記患者のデータテーブ
    ルを検索し、このデータテーブルから前記患者情報およ
    び前記画像情報を読み出して、前記表示レイアウト情報
    に従って前記患者情報および前記画像情報を前記表示装
    置に表示させる第3の処理手段と、 表示装置に表示された情報を基に検査者などの所見を示
    したコメント情報が前記文字・符号入力装置に入力され
    ると、このコメント情報を前記表示装置に表示させると
    共に、前記データベースに登録された前記患者のデータ
    テーブルに書き込む第4の処理手段と、 前記データベースに登録された前記患者のデータテーブ
    ルの患者情報、画像情報、およびコメント情報を読み出
    して、前記報告内容承認用サブシステムに転送する第5
    の処理手段と、 前記報告内容承認用サブシステムから返送された前記承
    認情報を、前記データベース手段に登録された前記患者
    のデータテーブルに書き込む第6の処理手段と、 前記データベース手段に登録された前記患者のデータテ
    ーブルを検索して、このデータテーブルの各情報を、前
    記出力レイアウト情報に従って前記プリンタ装置から出
    力する第7の処理手段とを有し、 前記報告内容承認用サブシステムの第2の記憶装置に
    は、 前記患者情報の表示欄、前記画像情報の表示欄、前記コ
    メント情報の入力欄、および前記承認情報の入力欄など
    の前記第2の表示装置での表示レイアウト情報が記憶さ
    れており、 前記報告内容承認用サブシステムの第2の処理装置は、 前記第2の記憶装置に記憶された表示レイアウト情報に
    従って前記報告書作成用サブシステムから転送された各
    情報を前記第2の表示装置に表示させる第8の処理手段
    と、 前記第2の表示手段の表示内容を確認した判読権限者の
    承認情報が前記第2の文字・符号入力装置から与えられ
    ると、この承認情報を前記報告書作成用サブシステムに
    返送する第9の処理手段とを備えることを特徴とする臨
    床検査報告書作成システム。
  3. 【請求項3】 前記第4の処理手段は、前記表示装置に
    表示された前記画像情報の所定の位置に矢印などのマー
    カーを重畳させる指示が前記文字・符号入力装置から与
    えられると、前記データベースに登録された前記患者の
    データテーブルの画像情報にマーカーを重畳させる処理
    を有することを特徴とした請求項1または請求項2記載
    の臨床検査報告書作成システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08317908A (ja) * 1995-05-01 1996-12-03 Agfa Gevaert Nv 任意に配置し得るテキスト欄をもつ医学的画像の再生または表示方法およびシステム
JP2002251399A (ja) * 2001-11-26 2002-09-06 Yamaha Corp カラオケ装置
JP2011212468A (ja) * 2011-07-30 2011-10-27 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置

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