JPH0721187U - 電解水生成装置の濃塩水タンク - Google Patents

電解水生成装置の濃塩水タンク

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JPH0721187U
JPH0721187U JP5070393U JP5070393U JPH0721187U JP H0721187 U JPH0721187 U JP H0721187U JP 5070393 U JP5070393 U JP 5070393U JP 5070393 U JP5070393 U JP 5070393U JP H0721187 U JPH0721187 U JP H0721187U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて、塩
の無駄な消費をなくし、洗浄を容易にする。 【構成】 槽本体21の上面に開口された塩の投入口A
は蓋25により開閉自在に覆われる。濾斗状のシュート
部42を備えたシュータ40は、投入口Aの少なくとも
一部分を覆うように槽本体21に設けられる。網袋45
は、上部開口45aを除き閉じられた細かい目の網材よ
りなり、シュート部42下部の開口部43に隙間なく連
結される。オーバフロー管31及び希塩水タンク3への
連通管32は、それぞれ網袋45の外側において槽本体
21内に開口される。塩はシュート部42から網袋45
内に投入される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塩水を電解して、鮮魚、精肉、野菜等の食品の処理等に使用する電 解水を生成する電解水生成装置、特にその濃塩水タンクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電解水生成装置は、例えば図4に示すように、扉1aを有する生成装 置本体1内に設けた濃塩水タンク2内に食塩等の塩を投入すると共に水を供給し て濃塩水を生成し、この濃塩水を重力などにより希塩水タンク3に供給すると共 に水を供給して所定濃度の希塩水を作り、この希塩水を電動ポンプ4により電解 筒5に供給して電解水を生成している。これに使用する従来の濃塩水タンク2の 内部は、例えば図5に示すように、仕切板2bにより2つの室C,Dに仕切られ 、一方の室Cには常時相当量の食塩等の塩Sが投入されており、これが給水管7 から供給される水に溶解して作られた濃塩水は仕切板2bを越えて他方の室Dに 収容される。濃塩水タンク2の水面Wは、側室B内に設けたフロート弁35によ り給水弁7aを開閉制御することにより所定のレベルに保たれる。希塩水タンク 3には供給弁9aを備えた連通管9を介して濃塩水が供給されると共に給水弁を 備えた給水管(図示省略)を介して水が供給され、この供給弁9aと給水弁の制 御により、希塩水タンク3内に所定濃度の希塩水が作られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の電解水生成装置では、濃塩水タンク2内の塩が減少したときに相当量 の塩Sをまとめて投入するが、これにより水面Wが上昇してオーバフロー管8上 端の開口9aを越えると濃塩水タンク2内の濃塩水が排出される。投入の際には 相当量の塩の粒子が水中に浮遊状態となるので、この塩の粒子もオーバフロー管 8から排出され、塩が無駄に消費されるだけでなく、この塩の粒子が排水管の金 属部分に付着して錆を発生させるという問題がある。また、濃塩水タンク2内の 掃除の際には残った塩を取り除いて洗浄しなければならないが、室Cの底に残っ た塩の除去は面倒であると共に仕切板2bが邪魔になるので洗浄も面倒であり、 また室C内の塩を完全に除くことは困難であるのでこの際にも塩が無駄に消費さ れるという問題がある。 本考案はこのような各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このために、本考案による電解水生成装置の濃塩水タンクは、図1〜図3に例 示するように、槽本体21とその上面に開口された塩の投入口Aを開閉自在に覆 う蓋25よりなる電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて、濾斗状のシュート部 42を備え前記槽本体21の前記投入口Aの少なくとも一部分を覆うように同投 入口に設けられたシュータ40と、上部開口45aを除き閉じられた細かい目の 網材よりなり前記上部開口45aが前記シュート部42下部の開口部43に隙間 なく連結された網袋45と、この網袋の外側においてそれぞれ前記槽本体21内 に開口されたオーバフロー管31及び希塩水タンク3への連通管32を備えたこ とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
網袋45を形成する網材の目は細かいので、シュート部42から濃塩水タンク 20に投入された塩Sの粒子は網袋45内に保持され、その外に出ることは殆ど ない。しかし濃塩水タンク20内の水は網袋45の目を通って出入りし、網袋4 5内の塩Sを溶解して濃塩水を生じる。またシュータ40を濃塩水タンク20か ら取り出せば、これに連結された網袋45及びその中の塩Sも共に取り出され、 濃塩水タンク20内に塩Sの粒子は殆ど残らない。
【0006】
【考案の効果】
上述のように、本考案によれば、投入された塩の粒子は網袋の外に出ることは 殆どないので、塩の投入などによる水面の上昇に伴いオーバフロー管から排出さ れる濃塩水と共に浮遊状態の塩の粒子が排出されることは殆どない。従って、塩 の粒子の排出により塩が無駄に消費されることはなく、この塩の粒子が排水管な どの金属部分に付着して錆を発生させることはなくなる。またシュータを取り出 せば濃塩水タンク内に塩の粒子は殆ど残らないので、従来濃塩水タンク内に必要 とされた仕切板が不要になったことと相まって濃塩水タンクの掃除はきわめて容 易となり、この掃除の際の塩の無駄な消費もなくすことができる。
【0007】
【実施例】
以下に図1〜図3に示す実施例により、本考案の説明をする。 図1に示すように、この電解水生成装置の外箱の主要部は、外箱本体10とト ップパネル19により構成されている。外箱本体10は上面が解放された板金製 の直方体の箱であり、その底板14には4個の支持脚18が固定されている。外 箱本体10の各側板13の上縁部は内側に折曲されて水平な支持平面部13aを 形成している。前側の側板13に形成された開口には、一方に取手17aを有す る両開きの扉17が設けられている。扉17は両開きの代わりに片開きとしもよ い。ほぼ平坦なトップパネル19は合成樹脂製で次に述べる濃塩水タンク20の 槽本体21と一体的に形成され、その全周に形成された下向きのフランジ19a は、外箱本体10の各側板13の上縁部外周にぴったりと嵌合されている。
【0008】 図1及び図2に示すように、濃塩水タンク20は槽本体21と蓋25により構 成されている。上面より見て略長方形状の槽本体21には、塩の投入口Aを形成 する上側開口部の上縁全周より外向きに延びる水平フランジ部21aとこの水平 フランジ部21aの外縁全周より上向きに延びる起立部21bが一体的に形成さ れる。起立部21bの上縁は外側に湾曲されてトップパネル19となり、このよ うにして槽本体21とトップパネル19は一体化されている。槽本体21とトッ プパネル19は、塩水に侵されにくい塩化ビニルまたはABS樹脂等の合成樹脂 板を素材として真空成形するのが好ましい。
【0009】 図1及び図2に示すように、蓋25には全外周より下向きに延びる縦フランジ 部25aが一体的に形成され、緩やかに盛り上がった蓋25の中央部には把手部 26が一体成形されている。蓋25も塩化ビニルまたはABS樹脂等の合成樹脂 板を素材として真空成形される。蓋25は縦フランジ部25aの外法寸法が起立 部21bの内法寸法よりやや小さく形成され、縦フランジ部25aの下縁が、次 に述べるシュータ40の支持板部41を介して、水平フランジ部21aの上面に 支持されて、投入口Aを開閉自在に覆うようになっている。
【0010】 図2及び図3に示すように、シュータ40は平坦な支持板部41とその中央部 に一体形成された濾斗状のシュート部42よりなり、シュート部42下部の開口 部43は短い筒状に形成されている。シュータ40も塩化ビニルまたはABS樹 脂等の合成樹脂板を素材として真空成形される。本実施例では、支持板部41の 外法寸法は起立部21bの内法寸法よりやや小さく形成され、支持板部41の外 縁部を槽本体21の水平フランジ部21a上に載せることにより、シュータ40 は槽本体21に支持される。
【0011】 網袋45は、ナイロン繊維などを編んだ細かい目の網材を上部開口45aだけ を残して袋状に縫製したもので、シュート部42下部の短い筒状の開口部43の 全外周に上部開口45aをかぶせ、その外側から帯板46を当て、複数のリベッ ト47とその先端に抜止め係合するクリップ48により、開口部43に隙間なく 連結される。網袋45を形成する網材の目の大きさは70メッシュ程度以下とし 、通常の塩の粒子がその目を通過しないようにする。開口部43に対する網袋4 5の上部開口45aの連結は、リベット47とクリップ48の代わりに小ねじを 用いてもよいし、熱溶着でもよい。
【0012】 図2に示すように、槽本体21の一側に液密に取り付けられた側部ケース22 により形成された側室Bは、上下の開口を通して槽本体21内部と連通され、そ の内部には濃塩水タンク20内の水面Wを検出するフロート弁35が設けられて いる。槽本体21の上部を貫通して設けた給水管30はフロート弁35により開 閉制御される給水弁33を備えており、これにより濃塩水タンク20内の水面W が所定の水位に維持されるようになっている。何らかの理由によりこの水位が過 度に上昇した場合に余分の濃塩水を排出するオーバフロー管31上端の開口31 aは、網袋45の外側において槽本体21内の上部に開口している。槽本体21 の底面には、濃塩水タンク20内の濃塩水を希塩水タンク3に供給するために、 供給弁34を備えた連通管32が設けられている。
【0013】 上記実施例の濃塩水タンク20は、図2に示すように、食塩等の塩Sを網袋4 5内に投入して使用する。網袋45を形成する網材の目は細かいので、シュート 部42から濃塩水タンク20に投入された塩Sの粒子は網袋45内に保持され、 ごく微細な少量の粒子を除きその外に出ることはない。しかし濃塩水タンク20 内の水は網袋45の目を通って出入りし、網袋45内の塩Sを溶解して濃塩水タ ンク20内に濃塩水を生じる。
【0014】 図示の実施例では、水道に連結される給水管30の先端を水面Wの上方に設けた が、この先端を水面W下として網袋45に向けて設ければ、塩Sの溶解は一層促 進される。
【0015】 希塩水タンク3には供給弁34を備えた給水弁33を介して濃塩水タンク20 内の濃塩水が供給されると共に給水弁を備えた給水管(図示省略)を介して水が 供給され、この供給弁34と給水弁の制御により、希塩水タンク3内には所定濃 度の希塩水が作られる。この希塩水は電動ポンプ4により電解筒5に供給され、 酸性水またはアルカリ水の電解水が生成されて鮮魚、精肉、野菜等の食品処理装 置等に供給される。
【0016】 濃塩水タンク20内の塩が減少すれば蓋25を外し、相当量の塩Sをまとめて シュータ40のシュート部42から網袋45内に投入する。この際に水面Wが上 昇してオーバフロー管31上端の開口31aを越えると、濃塩水タンク20内の 濃塩水がオーバフロー管31から外部に排出される。しかし上記実施例によれば 、投入された塩Sの粒子は一時的に浮遊状態となるが網袋45の外に出ることは ないので、オーバフロー管31から排出される濃塩水と共に浮遊状態の塩Sの粒 子が排出されることはない。従って、塩Sの粒子の排出により塩が無駄に消費さ れることはなく、またこの塩の粒子が排水管などの金属部分に付着して錆を発生 させることもない。
【0017】 シュータ40を濃塩水タンク20から取り出せば、これに連結された網袋45 及びその中の塩Sも共に取り出され、濃塩水タンク20内に塩Sの粒子は殆ど残 らない。また図5に示す従来技術の濃塩水タンク2に必要とされた仕切板2aも 不要であるので、濃塩水タンク20の掃除はきわめて容易となり、この掃除の際 の塩の無駄な消費もなくすことができる。
【0018】 更に、図5に示す従来技術では、濃塩水タンク2内を2つに仕切ったうちの一 方の室Dにオーバフロー管8及び連通管9を設けなければならないという配置上 の制限を受けるが、上記実施例ではオーバフロー管31及び連通管32は槽本体 21のどこに設けてもよいので配置の自由度が増大する。
【0019】 なお上記実施例は、濃塩水タンク20の槽本体21をトップパネル19と一体 的に形成した場合につき説明したが、本考案はこれに限らず限らず、上面に開口 された塩の投入口Aを開閉自在に覆う蓋を備えた構造の濃塩水タンクならば、ト ップパネルと別体に形成したものにも適用することができる。また上記実施例で は、シュータ40は支持板部41が投入口Aの全部を覆うように槽本体21の水 平フランジ部21a上に支持させたが、投入口Aの一部を残すようにして支持板 部41を水平フランジ部21a上に支持させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塩水タンクを備えた電解水生成装置の一例の
一部破断した正面図である。
【図2】 本考案による電解水生成装置の濃塩水タンク
の一実施例を示す側断面図である。
【図3】 図2の実施例のシュータと網袋の連結部を示
す部分拡大断面図である。
【図4】 従来技術による塩水タンクを備えた電解水生
成装置の正面図である。
【図5】 従来技術による電解水生成装置の濃塩水タン
クの一例を示す側断面図である。
【符号の説明】
3…希塩水タンク、20…濃塩水タンク、21…槽本
体、25…蓋、31…オーバフロー管、32…連通管、
40…シュータ、42…シュート部、43…開口部、4
5…網袋、45a…上部開口、A…投入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽本体とその上面に開口された塩の投入
    口を開閉自在に覆う蓋よりなる電解水生成装置の濃塩水
    タンクにおいて、濾斗状のシュート部を備え前記槽本体
    の前記投入口の少なくとも一部分を覆うように同投入口
    に設けられたシュータと、上部開口を除き閉じられた細
    かい目の網材よりなり前記上部開口が前記シュート部下
    部の開口部に隙間なく連結された網袋と、この網袋の外
    側においてそれぞれ前記槽本体内に開口されたオーバフ
    ロー管及び希塩水タンクへの連通管を備えたことを特徴
    とする電解水生成装置の濃塩水タンク。
JP1993050703U 1993-09-17 1993-09-17 濃塩水タンク Expired - Fee Related JP2607195Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005569A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Noritz Corp 軟水化システム及び給湯システム

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