JPH0721107Y2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH0721107Y2
JPH0721107Y2 JP1988064059U JP6405988U JPH0721107Y2 JP H0721107 Y2 JPH0721107 Y2 JP H0721107Y2 JP 1988064059 U JP1988064059 U JP 1988064059U JP 6405988 U JP6405988 U JP 6405988U JP H0721107 Y2 JPH0721107 Y2 JP H0721107Y2
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JP
Japan
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coil
linear motor
magnet
thrust
magnetic field
Prior art date
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JP1988064059U
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JPH01171586U (ja
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直樹 米沢
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はリニアモータに関する。
(ロ)従来技術 従来よりリニアモータとしては、例えば、第4図に示す
ような長手方向に交互のN極とS極との磁極列を有する
磁石10とヨーク11と、磁石10とヨーク11とが形成する磁
界中を移動する略正方形に巻いたコイル12とからなるリ
ニアモータが提供されていた。
第5図において、磁束密度をB、コイル12に流れる電流
をI、巻数をN、コイル12の磁束を切る辺12f,12bの長
さをH、そして12f付近の磁束の方向は紙面の表から裏
方向に向っており、辺12b付近の磁束の方向は紙面の裏
から表方向に向っていて、辺12f,12bの各々の推力をf1,
f2として、コイル12全体の推力をfとすれば f=f1+f2=2NBIH となる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、コイル12の辺
12fと辺12b以外の辺12sは推力に関係なく、このため、
コイルのマスが増大するという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、コイルの質量を軽くした小型、
軽量のリニアモータを提供することにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案のリニアモータは長手方向に交互のN極とS極
との磁極列を有する磁石とこの磁石が形成する磁界中を
移動するコイルとからなるリニアモータにおいて、前記
コイルを略菱形に巻き、コイルの各辺がコイルの移動方
向と平行にならないようにコイルを前記磁界中に配置し
たものである。
(ホ)作用 この考案によるリニアモータによれば、長手方向に交互
のN極とS極との磁極列を有する磁石とこの磁石が形成
する磁界中を移動するコイルとからなるリニアモータに
おいて、コイルを略菱形に巻き、コイルの各辺がコイル
の移動方向と平行にならないようにコイルを磁界中に配
置したのでコイルの各辺で推力が発生し、しかも、推力
が発生せずにコイルの質量を増す辺がなくなる。
また、コイルの進行方向のコイル寸法を小さくすること
ができるのでコイルは小型軽量になる。
(ヘ)実施例 この考案に係るリニアモータの実施例を第1図乃至第3
図に基づいて説明する。
図中、1は長手方向に交互のN極とS極との磁極列を有
する磁石、2は磁石1を固定した断面略ロの字状のヨー
ク、3は字状1とヨーク2とが形成する磁界中を移動す
る略菱形に巻いたコイル、3fはコイル3の進行方向側の
コイル片、3bはコイル3の3fと反対側のコイル片であ
る。
第3図において、磁束密度をB、コイル3に流れる電流
をI、巻数をN、コイル3の進行方向のコイル寸法を
W、進行方向と直角方向の全長をH、そして、片3f付近
の磁束の方向は紙面の表から裏方向に向っており、辺3b
付近の磁束の方向は紙面の裏から表に向っていて、辺3
f,3bの進行方向に対する角度をθ、辺3f,3bでの各々の
推力をF1,F2,F3,F4としてコイル3全体の推力をFとす
れば、 F=F1+F2+F3+F4=4×(H/2sin θ) ×BI×sin θ×N =2NBIH となって、コイル3はこの推力で磁界中を矢印方向に
移動する。
また、上記した式から推力Fは辺3f,3bの進行方向に対
する角度θには依存しないのでθを大とすれば推力を変
えずに進行方向のコイル寸法Wを小さくすることができ
るので従来のものに較べて小型軽量のリニアモータを構
成することができる。
(ト)考案の効果 この考案によれば、上述のように構成したのでコイルの
各辺で推力が発生し、しかも、推力が発生せずにコイル
の質量を増す辺がなくなる。また、コイルの進行方向の
コイル寸法を小さくすることができるのでコイルは小型
軽量になる。
しかも、構造が簡単であって、また安価に構成すること
ができるため実施も容易である等の優れた特長を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係るリニアモータの実施
例を示し、第1図は一部切欠斜視図、第2図は磁石とコ
イルとの関係を示す模式図、第3図はコイルに流れる電
流及び磁束とから生ずる推力の関係を示す模式図であ
る。 第4図および第5図は従来の実施例を示し、第4図は一
部切欠斜視図、第5図は従来のコイルに流れる電流及び
磁束とから生ずる推力の関係を示す模式図である。 主な符号の説明 1:磁石 2:ヨーク 3:コイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に交互のN極とS極との磁極列を
    有する磁石とこの磁石が形成する磁界中を移動するコイ
    ルとからなるリニアモータにおいて、 前記コイルを略菱形に巻き、コイルの各辺がコイルの移
    動方向と平行にならないようにコイルを前記磁界中に配
    置したことを特徴とするリニアモータ。
JP1988064059U 1988-05-17 1988-05-17 リニアモータ Expired - Lifetime JPH0721107Y2 (ja)

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JP1988064059U JPH0721107Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 リニアモータ

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JP1988064059U JPH0721107Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 リニアモータ

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JPH01171586U JPH01171586U (ja) 1989-12-05
JPH0721107Y2 true JPH0721107Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31289542

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154596A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nikon Corp リニアモータ、ステージ装置及び露光装置並びにデバイスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922071B2 (ja) * 1976-07-06 1984-05-24 株式会社荏原製作所 ポンプ吸込水槽の渦発生防止装置

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JPH01171586U (ja) 1989-12-05

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