JPH07211016A - ディスク記憶装置およびそのデータ記録方法 - Google Patents

ディスク記憶装置およびそのデータ記録方法

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JPH07211016A
JPH07211016A JP110594A JP110594A JPH07211016A JP H07211016 A JPH07211016 A JP H07211016A JP 110594 A JP110594 A JP 110594A JP 110594 A JP110594 A JP 110594A JP H07211016 A JPH07211016 A JP H07211016A
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JP110594A
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Mitsuo Oyama
光男 大山
Hiroki Kanai
宏樹 金井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一パリティグループを構成するデータブロッ
クとパリティブロックをそれぞれ同一シリンダの異なる
トラックに記録するディスク記憶装置の入出力性能を改
善し、ホストの負荷を軽減する。 【構成】同一パリティグループを構成するデータブロッ
クとパリティブロックをそれぞれ同一シリンダの異なる
トラックに記録する際、ヘッドを切り替えながら連続し
てアクセスできるようにディスクの回転方向に順にシフ
トして記録する。また、ディスク記憶装置に、上記の記
録方法に基づき記録されるパリティの生成,更新、およ
びデータの復元手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パリティ記録面を含む
ディスク記憶装置の入出力性能の改善のためのデータ記
録方法と、それを実現するディスク記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク記憶装置の高信頼化の方法とし
て、二重化がよく知られている。また、複数の単体ディ
スクを用いて、データとデータから作成したパリティを
記録しておき、ディスクが障害を起こしたとき、残りの
ディスクから障害を起こしたディスクのデータを復元す
るRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)
と呼ばれる技術が知られている。これらの方法は、いず
れもディスク記憶装置2台以上を使用したシステムとし
て実現される。一方、ディスク記憶装置単体での障害救
済は、一般に短いバーストエラーは各セクタごと、ある
いはトラックごとに付加される誤り訂正コードによって
検出,訂正される。また、誤り訂正コードによって訂正
できないような長いバーストエラー、例えば、セクタあ
るいはトラック単位のエラーについては、パリティセク
タあるいはパリティトラックを設ける方法が特開平5−3
5416号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小型システム、例え
ば、小型ワークステーション,パーソナルコンピュー
タ、あるいは携帯型情報機器などではディスク記憶装置
を単体で使用する場合が多く、ディスク記憶装置単体で
の信頼性向上が重要課題である。しかし、二重化は2倍
の記憶容量を必要とし、通常2台以上のディスク記憶装
置を必要とすること,RAID技術は多数のディスク記
憶装置を必要とするため、ディスク記憶装置単体での信
頼性向上に適しているとはいえない。
【0004】一方、セクタ、あるいはトラックごとに付
加される従来の誤り訂正コードは、ディスク記憶装置単
体での誤りを検出,訂正するものであるが、長いバース
トエラーを訂正するには無理がある。すなわち、大きな
傷等によるセクタ,トラック単位の長バーストエラー、
さらにヘッドクラッシュ,減磁などに起因するディスク
記録面の障害に対応することはできない。
【0005】特開平5−35416号公報に開示されているパ
リティセクタ、あるいはパリティトラックを設ける方法
は、セクタ単位、あるいはトラック単位の長バーストエ
ラーを回復可能とする方法である。しかし、データ更新
に際しては、パリティセクタ、あるいはパリティトラッ
クを含むシリンダを読み取り、次に更新データから新し
いパリティを計算してからパリティセクタ、あるいはパ
リティトラックを更新する。このため、データの更新に
は少なくともディスクが2回転するので、ディスクの書
き込みに要する時間が読み出しに比べて長くなる。
【0006】本発明の目的は、ディスク記憶装置単体に
おいて、セクタ単位,トラック単位,ディスク記録面の
障害からデータを復元可能とし、かつ、ディスクの書き
込み,破壊データの復元に要する時間を短縮することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではディスク記憶装置へのデータ記録単位複
数個から生成する1個のデータ記録単位のパリティと、
該複数個のデータ記録単位のデータを、データ記録単位
ごとにそれぞれ異なる記録面に格納し、その際、データ
記録単位の各データとパリティを順にディスクの円周方
向にシフトして記録する。ここで、データ記録単位は1
個、あるいは複数個のセクタ、もしくはトラックであ
り、以下1個のデータ記録単位に記録されたデータをデ
ータブロック、1個のデータ記録単位に記録されたパリ
ティをパリティブロックと呼ぶ。
【0008】すなわち本発明では、一つのパリティ生成
単位を構成するデータブロック,パリティブロックをそ
れぞれ異なる記録面に順にシフトして記録し、シフト量
は、少なくともヘッド切り替えに要する時間を吸収でき
る量とした。さらに、ディスク記憶装置には上記データ
記録方法に基づいてデータを書き込み,読み出す手段,
データ書き込みにあたってパリティを更新する手段、お
よび障害により破壊されたデータの復元手段を設けた。
【0009】
【作用】本発明によれば、パリティ生成単位を構成する
複数個のデータブロック、およびパリティブロックが順
に円周方向にシフトして記録されるので、パリティ生成
単位を構成する一つのデータブロックのアクセスが終了
して次のデータブロック、あるいはパリティブロックに
アクセスする時、ディスクが1回転するのを待つ必要が
なく、ほぼヘッド切り替えに要する時間でアクセスでき
る。ヘッド切り替えに要する時間は、ディスクが1回転
する時間に比べて通常はるかに短いので、パリティ更新
を伴うデータライトに要する時間を大幅に短縮できる。
また、ディスク記憶装置に、以上に説明した記録方法に
基づいてデータを書き込み,読みだす手段を設け、さら
にデータ書き込みにあたってはパリティを更新する手段
を設けたことにより、ホストコンピュータはディスク記
憶装置内のパリティを意識することなくアクセスでき、
かつパリティ更新を伴うデータ書き込みを高速に実行で
きる。さらに、ディスク記憶装置は破壊されたデータの
復元手段を有するので、復元のためのデータをホストに
送る必要がなく、高速に復元できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に基づくデータ記録方法の一実
施例を示す図である。図1において、10,11,1
2,13,14は、それぞれパリティ生成単位を構成す
るデータブロック,パリティブロックであり、データブ
ロック10〜13に記録されるデータD00〜D30の
排他的論理和をパリティP0としてパリティブロック1
4に記録する。この時、各データブロック、およびパリ
ティブロックは、図1に示すように順にシフトして記録
する。一つのデータブロックの記録終了から次のデータ
ブロックの記録開始までのシフト量は、少なくともヘッ
ド切り替えに要する時間を吸収できる量とする。また、
データブロック、およびパリティブロックの大きさは、
1セクタ,複数セクタ、もしくはトラックである。
【0011】次に、図1に示したデータ記録方法に基づ
き、パリティ生成単位を構成するデータブロック,パリ
ティブロックを一括更新する場合のシーケンスを図2の
タイムチャートを用いて説明する。最初にホストコンピ
ュータから書き込むべきデータD00〜D30をディス
ク記憶装置に転送しておく。パリティP0はデータと同
様にホストコンピュータから転送しておくこともできる
し、ディスク記憶装置内にパリティ発生手段を設けるこ
とによりディスク記憶装置内で発生することもできる。
まずヘッド1を選択してデータブロック10をシーク
し、データD00を書き込む。書き込み終了後ヘッドを
2に切り替えてデータブロック11をシークし、データ
10を書き込む。この時、データブロック10とデータ
ブロック11はヘッド切り替えに要する時間を吸収でき
るだけシフトして配置されているので、シークに要する
時間は極めて短くてすむ。以下同様にしてヘッドを切り
替えながら次々にD20,D30,P0を書き込む。
【0012】図3は、パリティブロックを構成するデー
タブロック,パリティブロックのうちの一部分、すなわ
ちデータブロック11のデータを書き替え、これに伴い
パリティを更新する場合のシーケンス説明するタイムチ
ャートである。更新するデータD10はあらかじめホス
トコンピュータからディスク記憶装置に転送しておく。
更新パリティP0は、データブロック10,12,13
から更新しないデータD00,D20,D30を次々と
読み出しながら更新データD10との排他的論理和を演
算することにより得ることができるので、最後にヘッド
5を選択した時点で更新パリティP0が確定しており、
ただちに書き込むことができる。これによりパリティブ
ロックを構成するデータブロックの一部を更新する場合
にも無駄な回転待ちが発生することはなく、高速な書き
込みが可能となる。
【0013】次に、以上に説明したデータ記録方法に基
づき、データ、およびパリティを書き込む手段、および
障害により破壊されたデータの復元手段を設けたディス
ク記憶装置について説明する。
【0014】図5に本発明の一実施例のディスク記憶装
置の構成を示す。また図6,図7,図8,図9は、図5
に示すディスク記憶装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【0015】図5において、50はディスク記憶装置と
ホストコンピュータとを接続するためのホストインタフ
ェース、51はリードライトデータを一時保存するため
のデータバッファメモリ、56は排他的論理和回路52
の一方の入力を選択するためのセレクタ、52は更新パ
リティの演算,データ復元時の演算を行うための排他的
論理和回路、53は更新パリティ演算,データ復元の途
中結果を格納するための中間パリティバッファ、57は
ディスクへの書き込みデータを選択するためのセレク
タ、54はヘッド選択回路、59−1ないし59−5は
それぞれヘッド1〜ヘッド5、58はディスク記憶媒
体、55は各部を制御して目的の機能を実現するための
マイクロプロセッサである。
【0016】以下、図6ないし図9に示すフローチャー
トを用いて図5に示したディスク記憶装置の動作を説明
する。
【0017】最初に図6を用いて、パリティ生成単位を
構成するデータブロックを一括更新する場合の動作につ
いて説明する。ホストは更新データD00,D10,D
20,D30をデータバッファ51に転送しておき、マ
イクロプロセッサ55にデータブロック一括更新を指示
する(601)。マイクロプロセッサ55は指示を受け
るとヘッド選択回路54によりヘッド59−1(ヘッド
1)を選択し、D00格納ブロックをシークする(60
2)。シークが終了するとバッファメモリ51からD0
0を読み出し、57でデータバッファの出力を選択し、
D00をD00格納ブロックに書き込む。この時、同時
にD00をそのまま中間パリティバッファ53に格納す
るが、これはセレクタ56でデータバッファメモリ51
の出力を選択し、中間パリティバッファの出力をゼロに
制御することで可能である(603)。
【0018】次にヘッド59−2(ヘッド2)を選択
し、D10格納ブロックをシークする(604)。シー
クが終了するとデータバッファメモリ51からD10を
読み出し、D10格納ブロックに書き込む。この時、同
時にD10と中間パリティバッファ53の内容(D00)
の排他的論理和を演算し、結果を53に書き込む(60
5)。同様にして順次ヘッドをヘッド59−3,59−4
に切り替えながらD20,D30を書き込み、同時に中
間パリティバッファ53の内容と書き込みデータとの排
他的論理和を演算し、結果を53に書き込んでおく(6
06,607,608,609)。そして最後にヘッド5
9−5(ヘッド5)を選択し、パリティP0格納ブロッ
クをシークする(610)。シークが終了するとセレク
タ57により中間パリティバッファ53を選択し53の
内容(更新パリティP0)をパリティP0格納ブロック
に書き込む(611)。
【0019】以上の機能の内、図6における処理602
以降はマイクロプロセッサ55の制御プログラムとして
実現される。
【0020】次に、パリティ生成単位を構成するデータ
ブロックのうち、一部のブロック、以下の説明では、D
10を更新する場合について説明する。この場合はパリ
ティブロックのパリティP0の更新が必要である。図7
はフローチャートであり、図3に示した動作を実現す
る。
【0021】図7において、最初にホストコンピュータ
から更新データD10をバッファメモリ51に転送して
おき、マイクロプロセッサ55に一部データブロック更
新を指示する(701)。マイクロプロセッサ55はヘ
ッド選択回路54によりヘッド59−1(ヘッド1)を選
択し、データD00格納ブロックをシークする(702)。
シーク終了後、データD00をD00格納ブロックから
読み出し、中間パリティバッファ53に格納する(70
3)。これはセレクタ56でディスクからのリードデー
タ502を選択し、中間パリティバッファ53の出力を
ゼロとすることにより行う。
【0022】次にヘッド59−2(ヘッド2)を選択
し、データD10格納ブロックをシークする(70
4)。シーク終了後セレクタ57でデータバッファ51
の出力を選択し、D10格納ブロックにD10更新デー
タを書き込み、同時にセレクタ56でデータバッファメ
モリ51の出力501を選択し、排他的論理和回路52
で中間パリティバッファ53の内容(ディスクから読み
出したD00)とD10更新データの排他的論理和を演
算し、結果を中間パリティバッファ53に格納する(7
05)。次にヘッド59−3(ヘッド3)を選択し、D
20格納ブロックをシークする(706)。シーク終了
後、D20をD20格納ブロックからリード,セレクタ
56でディスクからのリードデータ502をセレクト,
排他的論理和回路52で、読み出したD20と中間パリ
ティバッファ53の内容の排他的論理和を演算し、結果
を53に格納する(707)。同様にしてヘッド59−
4(ヘッド4)を選択し、D30を読み出して中間パリ
ティバッファ53の内容と排他的論理和を演算し、結果
を53に格納する(708,709)。そして最後にヘ
ッド59−5(ヘッド5)を選択し、パリティP0格納ブ
ロックをシーク(710)、セレクタ57で中間パリティ
バッファの出力を選択,更新パリティP0をパリティP
0格納ブロックに書き込む(711)。
【0023】ここに説明した機能の内、図7における7
02以降はマイクロプロセッサ55の制御プログラムと
して実現される。
【0024】図5に示すディスク記憶装置は障害により
破壊されたデータの復元手段を備える。すなわち、パリ
ティ生成単位を構成するデータブロックのうち、障害に
より一つのデータブロックのデータが破壊されても、残
りのデータ,パリティの排他的論理和を演算することに
よりデータを復元できる。
【0025】図8は破壊されたデータD10を復元し、
ホストに転送する場合の図5に示したディスク記憶装置
の動作を説明するフローチャートである。ホストからデ
ータD10の復元、ホストへの転送をマイクロプロセッ
サ55に指示する(801)。マイクロプロセッサ55は
ヘッド選択回路54によりヘッド59−1(ヘッド1)を
選択し、D00格納ブロックをシークする(802)。
D00をD00格納ブロックからリード、中間パリティ
バッファ53に格納する(803)。次にヘッド59−
3(ヘッド3)を選択し、D20格納ブロックをシーク
(804),D20を読み出し、中間パリティバッファ
53の内容(D00)との排他的論理和を演算、結果を
53に格納する(805)。同様にしてヘッド59−4
(ヘッド4)を選択、D30を読み出して中間パリティ
バッファ53の内容との排他的論理和演算を行い、結果
を53に格納する(806,807)。さらにヘッド5
9−5(ヘッド5)を選択、P0を読み出して中間パリ
ティバッファ53の内容との論理演算を行い、結果を5
3に格納する(808,809)。最後に、中間パリテ
ィバッファ53に復元されたD10をホストに転送する
(810)。
【0026】次に、パリティ生成単位を構成するデータ
ブロックのうちデータブロックの一つ、以下の説明では
D10が破壊されている時、破壊されたデータを復元し
ながら、データブロックのデータを一括リードし、ホス
トに転送する場合について図9のフローチャートを用い
て説明する。
【0027】最初にホストからD10の復元とD00な
いしD30の一括リード,ホストへの転送を指示する
(901)。マイクロプロセッサ55はヘッド選択回路
54によりヘッド59−1(ヘッド1)を選択し、D0
0格納ブロックをシークする(902)。D00をD0
0格納ブロックからリード、データバッファメモリ51
を経由してホストに転送し、同時に中間パリティバッフ
ァ53に格納する(903)。次にヘッド59−3(ヘ
ッド3)を選択し、D20格納ブロックをシーク(90
4)、D20を読み出してホストに転送、同時に中間パ
リティバッファ53の内容(D00)との排他的論理和を
演算、結果を53に格納する(905)。同様にしてヘッド
59−4(ヘッド4)を選択、D30を読み出してホス
トに転送、同時に中間パリティバッファ53の内容との
排他的論理和演算を行い、結果を53に格納する(90
6,907)。さらにヘッド59−5(ヘッド5)を選
択、P0を読み出して中間パリティバッファ53の内容
との論理演算を行い、結果を53に格納する(908,
909)。最後に、中間パリティバッファ53に復元さ
れたD10をホストに転送する(910)。
【0028】本実施例によれば、データの書き込み,デ
ータの復元において、パリティ生成単位を構成するデー
タブロック,パリティブロックをふくむシリンダを一旦
読みだす必要がなく、処理に必要なブロックのみを、ヘ
ッドを切り替えながら次々に読み出し、書き込むことが
できる。この時、一つのブロックへのアクセスが終了し
てから次のブロックにアクセスするまでの時間は、ほぼ
ヘッドの切り替えに要する時間まで短縮可能であるの
で、一つのブロックにアクセスするごとにディスクが1
回転する従来技術に比較して極めて高速に処理できる。
【0029】以上、本発明の一実施例として図1に示し
たデータ記録方法と、データ記録方法に基づきデータ、
およびパリティを書き込む手段を備えたディスク記憶装
置の構成と動作について説明した。
【0030】次に、本発明の他の実施例によるデータ記
録方法を説明する。図4はそのデータ記録方法を示す図
である。各データ格納ブロックが順にシフトして配置さ
れていない場合には、図4に示すように1個のパリティ
生成単位を構成する各ブロックを、ヘッド切り替えに要
する時間を吸収できるだけの間隔をおいて選択すること
により図1に示したデータ記録方法と同様の効果を得る
ことができる。図4では、D00,D12,D24,D
36,P8が一つのパリティ生成単位を構成し、D00
から順にヘッド切り替えに要する時間を吸収できるだけ
の間隔をおいて順に配置されることになる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、同一パリティグループ
を構成するデータブロックとパリティブロックをそれぞ
れ同一シリンダの異なるトラックに記録するディスク記
憶装置において、同一パリティグループを構成するデー
タブロック,パリティブロックをヘッドを切り替えなが
ら連続してアクセスできるので、データのリードライト
の高速化が可能となり、さらにデータの復元が高速化さ
れるという効果がある。また、パリティの生成,更新,
データの復元手段をディスク記憶装置に設けたので、ホ
ストコンピュータの負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディスク記憶装置へ
のデータとパリティの記録方法の説明図。
【図2】図1に示した記録方式に基づくデータライト動
作の一例のタイムチャート。
【図3】図1に示した記録方式に基づくデータ更新と、
それに伴うパリティ更新の動作のタイムチャート。
【図4】本発明の他の実施例におけるディスク記憶装置
へのデータとパリティの記録方式の説明図。
【図5】本発明の実施例によるディスク記憶装置の構成
の説明図。
【図6】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図7】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図8】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図9】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【符号の説明】
10〜13…データブロック、14…パリティブロッ
ク、50…ホストインタフェース、51…データバッフ
ァメモリ、52…排他的論理和回路、53…中間パリテ
ィバッファメモリ、54…ヘッド選択回路、55…マイ
クロプロセッサ、56…セレクタ、57…セレクタ、5
8…ディスク記憶媒体、59…ヘッド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ記録面を有し、トラックが定
    められたデータ記録長を有するブロックに分割して管理
    され、前記ブロックは、データを記録するデータブロッ
    クと、複数個の前記データブロックから生成されるパリ
    ティを記録するパリティブロックとから構成され、前記
    パリティブロック1個と、前記パリティブロックに記録
    される前記パリティを生成するデータが記録される前記
    データブロックの複数個が1個のパリティグループを構
    成し、同一パリティグループを構成する前記パリティブ
    ロックと前記データブロックは、それぞれ同一シリンダ
    上の異なるトラックに記録されるディスク記憶装置にお
    いて、前記同一パリティグループを構成する前記パリテ
    ィブロックと前記データブロックを、ディスクの回転方
    向にたがいにシフトして配置したことを特徴とするディ
    スク記憶装置のデータ記録方法。
  2. 【請求項2】複数のデータ記録面を有し、トラックが定
    められたデータ記録長を有するブロックに分割して管理
    され、前記ブロックは、データを記録するデータブロッ
    クと、複数個の前記データブロックから生成されるパリ
    ティを記録するパリティブロックとから構成され、前記
    パリティブロック1個と、前記パリティブロックに記録
    される前記パリティを生成するデータが記録される前記
    データブロックの複数個が1個のパリティグループを構
    成し、同一パリティグループを構成する前記パリティブ
    ロックと前記データブロックは、それぞれ同一シリンダ
    上の異なるトラックに記録されるディスク記憶装置にお
    いて、前記同一パリティグループを構成する前記パリテ
    ィブロックと前記データブロックを、ディスクの回転方
    向にたがいにシフトして位置するブロックから構成した
    ことを特徴とするディスク記憶装置のデータ記録方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記パリティ
    ブロックを前記ディスクの回転方向の最後尾に配置した
    ディスク記憶装置のデータ記録方法。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記デー
    タブロック、および前記パリティブロックは、1個のセ
    クタ、または複数個のセクタ、またはトラックで構成さ
    れるディスク記憶装置のデータ記録方法。
  5. 【請求項5】複数のデータ記録面を有し、トラックが定
    められたデータ記録長を有するブロックに分割して管理
    され、前記ブロックは、データを記録するデータブロッ
    クと、複数個の前記データブロックから生成されるパリ
    ティを記録するパリティブロックとから構成され、前記
    パリティブロック1個と、前記パリティブロックに記録
    される前記パリティを生成するデータが記録される前記
    データブロックの複数個が1個のパリティグループを構
    成し、同一パリティグループを構成する前記パリティブ
    ロックと前記データブロックは、それぞれ同一シリンダ
    上の異なるトラックに記録されるディスク記憶装置にお
    いて、前記ディスク記憶装置に書き込むデータ、あるい
    は前記ディスク記憶装置から読み出したデータを一時蓄
    えるためのデータバッファメモリと、前記パリティブロ
    ックに書き込むパリティの生成、およびデータ復元を行
    うための排他的論理和回路と、パリティ生成過程におけ
    る途中結果、およびデータ復元過程における途中結果を
    一時格納するための中間パリティバッファメモリと、ホ
    ストコンピュータの指示により、前記データバッファメ
    モリに格納されている一個の前記パリティグループを構
    成する前記データブロックへの書き込みデータを、ヘッ
    ドを切り替えながら前記データブロックに連続して書き
    込むと同時に、前記排他的論理和回路と中間パリティバ
    ッファメモリを用いて前記パリティブロックに書き込む
    べきパリティを生成しておき、前記データブロックへの
    データ書き込み終了後、ヘッドを切り替えて生成した前
    記パリティを連続して前記パリティブロックに書き込む
    手段とを有することを特徴とするディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記ホストコンピュー
    タの指示により、一個の前記パリティグループを構成す
    る前記データブロックのうち一部のデータブロックのデ
    ータと、前記パリティブロックのパリティを更新し、こ
    の更新は、ヘッドを切り替えながら更新データブロック
    のデータ書き込みと非更新データブロックからのデータ
    読み出しを連続して行い、同時に前記排他的論理和回路
    と前記中間パリティバッファメモリを用いて更新パリテ
    ィを生成し、前記データブロックへの書き込み、あるい
    は読み出し終了後、ヘッドを切り替えて、生成した前記
    更新パリティを連続して前記パリティブロックに書き込
    む手段を有して成るディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、前記ホストコンピュー
    タの指示によりデータの復元を行い、前記データの復元
    は、データを復元する前記データブロック以外の前記デ
    ータブロックのデータと前記パリティブロックのパリテ
    ィの読み出しをヘッドを切り替えながら連続して行い、
    前記排他的論理和回路と前記中間パリティバッファメモ
    リを用いて、読み出したデータとパリティすべての排他
    的論理和演算を読み出しと並列に行うことによりデータ
    を復元する手段を有して成るディスク記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077782A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Fujitsu Ltd 記憶データ処理装置、記憶装置、記憶データ処理プログラム
JP2008077783A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Fujitsu Ltd 記憶データ処理装置、記憶装置、記憶データ処理プログラム
JP2010267333A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> パリティ機能付きハードディスク装置

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