JPH07210091A - 停止表示板 - Google Patents
停止表示板Info
- Publication number
- JPH07210091A JPH07210091A JP581394A JP581394A JPH07210091A JP H07210091 A JPH07210091 A JP H07210091A JP 581394 A JP581394 A JP 581394A JP 581394 A JP581394 A JP 581394A JP H07210091 A JPH07210091 A JP H07210091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- stop display
- display plate
- plate
- light emission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 視認性の高い停止表示板を提供する。
【構成】 エレクトロルミネッセンス素子で形成された
発光部2を備えたことを特徴とする。
発光部2を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、故障中の車両の駐停車
の状態を示す停止表示板に関するものである。
の状態を示す停止表示板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の停止表示板には反射板が付いてお
り、夜間などの暗所では他の車両のライトを受けて反射
光を放つことにより、駐停車している車の位置を明示す
るようになっていた。従って、他の車両のライトが当た
っている時は鮮明な赤色の反射光を放って十分視認でき
るが、それ以外の場合は周囲が暗いとよく見えない。特
に曲がり角や坂道あるいは山道等では見えにくいことが
多く、遠方では見えず直前で急に見えることがあり、非
常に危険であった。またライトの光量が少ない場合も同
様の問題が生じていた。
り、夜間などの暗所では他の車両のライトを受けて反射
光を放つことにより、駐停車している車の位置を明示す
るようになっていた。従って、他の車両のライトが当た
っている時は鮮明な赤色の反射光を放って十分視認でき
るが、それ以外の場合は周囲が暗いとよく見えない。特
に曲がり角や坂道あるいは山道等では見えにくいことが
多く、遠方では見えず直前で急に見えることがあり、非
常に危険であった。またライトの光量が少ない場合も同
様の問題が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来品
が持っていた暗い所で見えにくいという欠点を解決し、
視認性がよくて安全性の高い停止表示板を提供すること
を目的とする。
が持っていた暗い所で見えにくいという欠点を解決し、
視認性がよくて安全性の高い停止表示板を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の反射板を用いた表
示板に、さらに例えば、エレクトロルミネッセンスなど
の発光素子を取り付け、反射に加えて発光の機能を持た
せることにより、前述の目的を達成した。
示板に、さらに例えば、エレクトロルミネッセンスなど
の発光素子を取り付け、反射に加えて発光の機能を持た
せることにより、前述の目的を達成した。
【0005】
【作用】これにより夜間などの暗所においても明確に停
止中の車両を視認することができる。発光素子として
は、エレクトロルミネッセンス素子(EL)を使用する
と特に高い効果が得られる。これはELが面発光性であ
り、広い面積で均一な発光が得られることによる。例え
ば、既成の停止表示板の周囲全体に帯状の発光部を設け
て極めて明瞭な自発光形標識を得ることが可能である。
特にフレキシブル性の高い分散型ELを用いて、これを
細長い筒状に加工したものを停止板の周囲全体に配置し
た構造にすれば、後方、斜め、横のあらゆる角度から停
止板を見つけることができて視認性が著しく向上し、安
全性に優れた停止板を作製することができる。またEL
の発光は広い角度で散乱するので、反射板の斜め上方に
取り付けて照らすようにすれば、ELの発光と反射板で
の反射光が同時に発生し、結果的に放つ光量が増加して
より明確な標識ができる。
止中の車両を視認することができる。発光素子として
は、エレクトロルミネッセンス素子(EL)を使用する
と特に高い効果が得られる。これはELが面発光性であ
り、広い面積で均一な発光が得られることによる。例え
ば、既成の停止表示板の周囲全体に帯状の発光部を設け
て極めて明瞭な自発光形標識を得ることが可能である。
特にフレキシブル性の高い分散型ELを用いて、これを
細長い筒状に加工したものを停止板の周囲全体に配置し
た構造にすれば、後方、斜め、横のあらゆる角度から停
止板を見つけることができて視認性が著しく向上し、安
全性に優れた停止板を作製することができる。またEL
の発光は広い角度で散乱するので、反射板の斜め上方に
取り付けて照らすようにすれば、ELの発光と反射板で
の反射光が同時に発生し、結果的に放つ光量が増加して
より明確な標識ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例について説明する。
【0007】(I.分散型ELの作製) イ.バッファ層の形成 アクリルエポキシ樹脂の溶液を、ワイヤバーコートによ
り透明電極となるITO薄膜が形成されたPESフィル
ム上に0.2μmの厚さで塗布してバッファ層を形成し
た。この時、溶剤としてシクロヘキサノンとトルエンの
混合物(1:1)を用いた。フィルムの寸法は長さ45
0×幅45×厚さ0.1mmであった。 ロ.発光層の形成 硫化亜鉛中に銅と塩素を添加した蛍光体粒子(以下、Z
nS:Cu,Clとする)と、チタン酸ジルコン酸バリ
ウム粉末(以下、BZTとする)と、アクリルエポキシ
樹脂からなるバインダーを体積比で4:1:2になるよ
うに混合分散して発光層の塗料を作製した。この時の蛍
光体粒子は平均粒径で20μmのものを用い、また溶剤
にはシクロヘキサノンとトルエンの混合物(1:1)を
用いた。この塗料をスクリーン印刷法により上記バッフ
ァ層上に30μmの厚さで塗布して発光層を形成した。
り透明電極となるITO薄膜が形成されたPESフィル
ム上に0.2μmの厚さで塗布してバッファ層を形成し
た。この時、溶剤としてシクロヘキサノンとトルエンの
混合物(1:1)を用いた。フィルムの寸法は長さ45
0×幅45×厚さ0.1mmであった。 ロ.発光層の形成 硫化亜鉛中に銅と塩素を添加した蛍光体粒子(以下、Z
nS:Cu,Clとする)と、チタン酸ジルコン酸バリ
ウム粉末(以下、BZTとする)と、アクリルエポキシ
樹脂からなるバインダーを体積比で4:1:2になるよ
うに混合分散して発光層の塗料を作製した。この時の蛍
光体粒子は平均粒径で20μmのものを用い、また溶剤
にはシクロヘキサノンとトルエンの混合物(1:1)を
用いた。この塗料をスクリーン印刷法により上記バッフ
ァ層上に30μmの厚さで塗布して発光層を形成した。
【0008】ハ.誘電体層の形成 上記発光層上にBZTとアクリルエポキシ樹脂を体積比
1:1の割合で混合分散した塗料をスクリーン印刷法で
5μm厚さに塗布して誘電体層を形成した。
1:1の割合で混合分散した塗料をスクリーン印刷法で
5μm厚さに塗布して誘電体層を形成した。
【0009】ニ.背面電極の形成 前記ロで得た誘電体層の上に真空蒸着法によりAlを2
000Å厚さに形成して背面電極を形成した。
000Å厚さに形成して背面電極を形成した。
【0010】ホ.保護層の形成 前記ハで得たEL素子にディッピング法によりシリコー
ン樹脂を厚さ100μmにコーティングして保護層を形
成した。
ン樹脂を厚さ100μmにコーティングして保護層を形
成した。
【0011】(II.発光形停止表示板の作製)上記の帯
状EL光源を幅方向に丸めて約15mm径で450mm
長さの筒状EL光源を作製した。これを透明なアクリル
樹脂製ケース内に保持した後、既成の停止表示板の周囲
に取り付けた。
状EL光源を幅方向に丸めて約15mm径で450mm
長さの筒状EL光源を作製した。これを透明なアクリル
樹脂製ケース内に保持した後、既成の停止表示板の周囲
に取り付けた。
【0012】図1ならびに図2はこの実施例によって得
られた発光形停止表示板を示す図で、図中の1は反射
板、2は筒状EL光源、3は電源装置である。
られた発光形停止表示板を示す図で、図中の1は反射
板、2は筒状EL光源、3は電源装置である。
【0013】この図1および図2の表示板をそれぞれ停
止表示板AおよびBとする。EL素子の駆動は単一乾電
池3個と昇圧用インバータ電源を用いて1kHz,AC
100Vの条件で行った。
止表示板AおよびBとする。EL素子の駆動は単一乾電
池3個と昇圧用インバータ電源を用いて1kHz,AC
100Vの条件で行った。
【0014】作製した2種類の発光形停止表示板の表示
機能を従来の反射型発光形停止表示板と比較試験を行っ
た結果、いずれも著しい視認性の向上が確認された。特
に停止表示板Aではあらゆる方向から鮮明に表示板の存
在を確認でき、曲がり角や坂道等でも容易に表示板の位
置を発見することができた。また停止表示板Bでは光を
放つ面積が増加し、遠方から表示板の位置を発見するこ
とが可能であった。
機能を従来の反射型発光形停止表示板と比較試験を行っ
た結果、いずれも著しい視認性の向上が確認された。特
に停止表示板Aではあらゆる方向から鮮明に表示板の存
在を確認でき、曲がり角や坂道等でも容易に表示板の位
置を発見することができた。また停止表示板Bでは光を
放つ面積が増加し、遠方から表示板の位置を発見するこ
とが可能であった。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明による発光性停
止表示板は視認し得る方向が広がり且つ光量が増加し
て、暗所および遠方からでも表示板の位置を確認するこ
とができて安全性が高まるという効果がある。
止表示板は視認し得る方向が広がり且つ光量が増加し
て、暗所および遠方からでも表示板の位置を確認するこ
とができて安全性が高まるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る停止表示板の正面図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施例に係る停止表示板の正面図
である。
である。
1 反射板 2 筒状EL光源 3 電源装置
Claims (3)
- 【請求項1】 車両等の駐停車の状態を示す停止表示板
において、反射光により視認する機能に加えて発光によ
り視認する機能を設けたことを特徴とする停止表示板。 - 【請求項2】 発光部がエレクトロルミネッセンス素子
で形成されていることを特徴とする請求項1記載の停止
表示板。 - 【請求項3】 発光部が5cm以下の径で筒状に形成さ
れた分散型エレクトロルミネッセンス素子であることを
特徴とする請求項1記載の停止表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP581394A JPH07210091A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 停止表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP581394A JPH07210091A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 停止表示板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210091A true JPH07210091A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11621528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP581394A Withdrawn JPH07210091A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 停止表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210091A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107862881A (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-30 | 丰田自动车株式会社 | 驾驶辅助装置 |
KR20200095699A (ko) * | 2019-02-01 | 2020-08-11 | 전자부품연구원 | 스크린 프린팅 인쇄기술을 이용한 도로 표지판 및 제조방법 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP581394A patent/JPH07210091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107862881A (zh) * | 2016-09-21 | 2018-03-30 | 丰田自动车株式会社 | 驾驶辅助装置 |
CN107862881B (zh) * | 2016-09-21 | 2020-08-07 | 丰田自动车株式会社 | 驾驶辅助装置 |
KR20200095699A (ko) * | 2019-02-01 | 2020-08-11 | 전자부품연구원 | 스크린 프린팅 인쇄기술을 이용한 도로 표지판 및 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |