JPH07209994A - 現像方法 - Google Patents
現像方法Info
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- JPH07209994A JPH07209994A JP612494A JP612494A JPH07209994A JP H07209994 A JPH07209994 A JP H07209994A JP 612494 A JP612494 A JP 612494A JP 612494 A JP612494 A JP 612494A JP H07209994 A JPH07209994 A JP H07209994A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型化が可能であり、現像ギャップが大であ
っても高品質の画像を形成できる現像方法を提供する。 【構成】 静電荷像を担持して移動する像担持手段上の
静電荷像を磁性現像剤を使用して現像する現像方法にお
いて、現像剤支持手段を、表面に複数個の磁極を設けか
つ円筒状に一体成形すると共に体積固有電気抵抗を10
6 Ω・cmより大に形成した永久磁石部材によって構成
し、像担持手段と現像剤支持手段との間隙より小なる層
厚の絶縁性トナーを含有する磁性現像剤を現像剤支持手
段の表面に吸着させて現像領域に搬送し、現像領域にお
いて像担持手段と磁性現像剤との間に直流バイアスに交
流バイアスを重畳させた交互電界を印加し、像担持手段
上の静電荷像を顕像化する。
っても高品質の画像を形成できる現像方法を提供する。 【構成】 静電荷像を担持して移動する像担持手段上の
静電荷像を磁性現像剤を使用して現像する現像方法にお
いて、現像剤支持手段を、表面に複数個の磁極を設けか
つ円筒状に一体成形すると共に体積固有電気抵抗を10
6 Ω・cmより大に形成した永久磁石部材によって構成
し、像担持手段と現像剤支持手段との間隙より小なる層
厚の絶縁性トナーを含有する磁性現像剤を現像剤支持手
段の表面に吸着させて現像領域に搬送し、現像領域にお
いて像担持手段と磁性現像剤との間に直流バイアスに交
流バイアスを重畳させた交互電界を印加し、像担持手段
上の静電荷像を顕像化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電荷像を担持する像
担持手段の表面に形成された静電荷像を、円筒状に一体
に成形された永久磁石部材からなる現像剤支持手段の表
面に吸着保持された磁性現像剤を使用し、所謂ジャンピ
ング現像によって現像する現像方法に関するものであ
る。
担持手段の表面に形成された静電荷像を、円筒状に一体
に成形された永久磁石部材からなる現像剤支持手段の表
面に吸着保持された磁性現像剤を使用し、所謂ジャンピ
ング現像によって現像する現像方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真や静電記録を利用した画像
形成方法においては、光導電体若しくは誘電体等からな
る画像担持体の表面に形成された静電荷像を、例えば永
久磁石部材を内蔵すると共にこの永久磁石部材と相対回
転自在に嵌挿してなるスリーブからなる現像手段を使用
し、磁性現像剤からなる所謂磁気ブラシによって摺擦し
てトナー像として現像する。次いでこのトナー像を直接
定着するか、若しくはトナー像を普通紙などの転写シー
ト上に転写した後定着して最終画像を得ている。しかし
ながらこの磁気ブラシ法においては、磁性現像剤からな
る磁気ブラシが静電荷像を形成する画像部のみならず非
画像部にも接触するため、地カブリが発生し易い。
形成方法においては、光導電体若しくは誘電体等からな
る画像担持体の表面に形成された静電荷像を、例えば永
久磁石部材を内蔵すると共にこの永久磁石部材と相対回
転自在に嵌挿してなるスリーブからなる現像手段を使用
し、磁性現像剤からなる所謂磁気ブラシによって摺擦し
てトナー像として現像する。次いでこのトナー像を直接
定着するか、若しくはトナー像を普通紙などの転写シー
ト上に転写した後定着して最終画像を得ている。しかし
ながらこの磁気ブラシ法においては、磁性現像剤からな
る磁気ブラシが静電荷像を形成する画像部のみならず非
画像部にも接触するため、地カブリが発生し易い。
【0003】そこで現像領域における画像担体の表面と
スリーブの表面との間隙より小なる層厚の磁性現像剤を
使用し、磁性現像剤中のトナーを静電荷像上に転移させ
る所謂ジャンピング現像による現像方法も知られている
(例えば特公昭58−32377号、同63−788号
公報等参照)。このジャンピング現像法においては、中
間調の再現性(階調性)を高めるために、現像領域にお
いてACバイアスが印加される。
スリーブの表面との間隙より小なる層厚の磁性現像剤を
使用し、磁性現像剤中のトナーを静電荷像上に転移させ
る所謂ジャンピング現像による現像方法も知られている
(例えば特公昭58−32377号、同63−788号
公報等参照)。このジャンピング現像法においては、中
間調の再現性(階調性)を高めるために、現像領域にお
いてACバイアスが印加される。
【0004】図2は従来のジャンピング現像方法の例を
示す要部横断面図である。図2において1は現像剤槽で
あり、磁性現像剤2を収容すると共に、その下方に複数
個の永久磁石3を備え円柱状に形成した永久磁石部材4
と、非磁性金属材料(例えばSUS304)により中空
円筒状に形成したスリーブ5とを同軸的にかつ相対回転
自在に構成してなる現像ロール6を設ける。
示す要部横断面図である。図2において1は現像剤槽で
あり、磁性現像剤2を収容すると共に、その下方に複数
個の永久磁石3を備え円柱状に形成した永久磁石部材4
と、非磁性金属材料(例えばSUS304)により中空
円筒状に形成したスリーブ5とを同軸的にかつ相対回転
自在に構成してなる現像ロール6を設ける。
【0005】7は感光体ドラムであり、矢印方向に回転
自在に形成し、現像ロール6と間隙gを介して対向させ
てある。8はドクターブレードであり、現像剤槽1に設
けられ、現像ロール6と間隙tを介して対向させ、現像
ロール6を構成するスリーブ5上に吸着される磁性現像
剤の層厚を規制するものである。9は交流電源であり、
感光体ドラム7とドクターブレード8間に接続し、交流
バイアスを印加するためのものである。なお間隙gはス
リーブ5上の磁性現像剤の層厚より大に設定してある。
自在に形成し、現像ロール6と間隙gを介して対向させ
てある。8はドクターブレードであり、現像剤槽1に設
けられ、現像ロール6と間隙tを介して対向させ、現像
ロール6を構成するスリーブ5上に吸着される磁性現像
剤の層厚を規制するものである。9は交流電源であり、
感光体ドラム7とドクターブレード8間に接続し、交流
バイアスを印加するためのものである。なお間隙gはス
リーブ5上の磁性現像剤の層厚より大に設定してある。
【0006】上記の構成により、永久磁石部材4を固定
してスリーブ5を矢印方向に回転させると、磁性現像剤
2がスリーブ5上に吸着されて搬送され、感光体ドラム
7と対向する現像領域に至ると、感光体ドラム7上に形
成されている静電荷像の電界によって、磁性現像剤2が
永久磁石部材4によるスリーブ5への吸着力に打ち勝っ
て転移する。これにより静電荷像を現像することができ
るのである。
してスリーブ5を矢印方向に回転させると、磁性現像剤
2がスリーブ5上に吸着されて搬送され、感光体ドラム
7と対向する現像領域に至ると、感光体ドラム7上に形
成されている静電荷像の電界によって、磁性現像剤2が
永久磁石部材4によるスリーブ5への吸着力に打ち勝っ
て転移する。これにより静電荷像を現像することができ
るのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなジャンピ
ング現像方法においては、スリーブ5上の磁性現像剤2
の層厚は、通常の磁気ブラシ接触現像方法における0.2
〜0.4mmよりも薄く、例えば0.1mm程度の薄層であるの
が一般的である。このため永久磁石部材4およびスリー
ブ5の外周面の真円度および同心度を向上させる必要が
あり、高精度の加工を行なう必要がある。
ング現像方法においては、スリーブ5上の磁性現像剤2
の層厚は、通常の磁気ブラシ接触現像方法における0.2
〜0.4mmよりも薄く、例えば0.1mm程度の薄層であるの
が一般的である。このため永久磁石部材4およびスリー
ブ5の外周面の真円度および同心度を向上させる必要が
あり、高精度の加工を行なう必要がある。
【0008】一方スリーブ5の外周面は磁性現像剤2を
永久磁石部材4による磁気的吸引力によって吸着し、摩
擦力によって搬送するのであるが、搬送性を向上させる
ために、例えばブラスト加工を施すことにより表面の粗
さを大に形成してあるのが通常である。しかしながら使
用中に摩耗が進行し、摩擦係数が変化し、若しくは局部
的変化も発生することにより、吸着される磁性現像剤2
の層厚が変化し、現像性が低下するという問題点があ
る。ジャンピング現像方法におけるスリーブ5上の磁性
現像剤の層厚は前記のように薄層の小寸法であるため、
スリーブ5の表面状態の僅かな経時変化であっても、現
像性に及ぼす影響は極めて大である。
永久磁石部材4による磁気的吸引力によって吸着し、摩
擦力によって搬送するのであるが、搬送性を向上させる
ために、例えばブラスト加工を施すことにより表面の粗
さを大に形成してあるのが通常である。しかしながら使
用中に摩耗が進行し、摩擦係数が変化し、若しくは局部
的変化も発生することにより、吸着される磁性現像剤2
の層厚が変化し、現像性が低下するという問題点があ
る。ジャンピング現像方法におけるスリーブ5上の磁性
現像剤の層厚は前記のように薄層の小寸法であるため、
スリーブ5の表面状態の僅かな経時変化であっても、現
像性に及ぼす影響は極めて大である。
【0009】またプリンター等の小型化のため、現像ロ
ール6を構成するスリーブ5を省略し、永久磁石部材4
のみを使用し、静電荷像を磁気ブラシ法によって現像す
る現像方法も提案されている(例えば特開昭62−20
1463号公報参照)。このような現像方法において
は、磁性現像剤からなる磁気ブラシの高さの半分程度が
感光体ドラム7の表面と接触するようになっている。
ール6を構成するスリーブ5を省略し、永久磁石部材4
のみを使用し、静電荷像を磁気ブラシ法によって現像す
る現像方法も提案されている(例えば特開昭62−20
1463号公報参照)。このような現像方法において
は、磁性現像剤からなる磁気ブラシの高さの半分程度が
感光体ドラム7の表面と接触するようになっている。
【0010】しかしながらこのような形態の磁気ブラシ
現像方法においては、永久磁石部材4の精度が不充分で
あると、振れが影響して画像ムラが発生する。そこで現
像領域における感光体ドラム7と永久磁石部材4との表
面間の間隙、すなわち現像ギャップを広げると、それに
対応させてドクターブレード8と永久磁石部材4表面と
の間隙、すなわちドクターギャップも広げる必要があ
る。しかしながらドクターギャップが大であると、磁性
現像剤2中のトナーに充分な摩擦電荷を付与することが
できず、地カブリを発生し易くなるという問題点があ
る。
現像方法においては、永久磁石部材4の精度が不充分で
あると、振れが影響して画像ムラが発生する。そこで現
像領域における感光体ドラム7と永久磁石部材4との表
面間の間隙、すなわち現像ギャップを広げると、それに
対応させてドクターブレード8と永久磁石部材4表面と
の間隙、すなわちドクターギャップも広げる必要があ
る。しかしながらドクターギャップが大であると、磁性
現像剤2中のトナーに充分な摩擦電荷を付与することが
できず、地カブリを発生し易くなるという問題点があ
る。
【0011】本発明は上記従来技術に存在する問題点を
解決し、画像形成装置の小型化が可能であると共に、現
像ギャップが大であっても高品質の画像を形成し得る現
像方法を提供することを目的とする。
解決し、画像形成装置の小型化が可能であると共に、現
像ギャップが大であっても高品質の画像を形成し得る現
像方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、静電荷像を担持して移動する像
担持手段上の静電荷像を磁性現像剤を使用して現像する
現像方法において、現像剤支持手段を、表面に複数個の
磁極を設けかつ円筒状に一体成形すると共に体積固有電
気抵抗を106 Ω・cmより大に形成した永久磁石部材に
よって構成し、像担持手段と現像剤支持手段との間隙よ
り小なる層厚の絶縁性トナーを含有する磁性現像剤を現
像剤支持手段の表面に吸着させて現像領域に搬送し、現
像領域において像担持手段と磁性現像剤との間に直流バ
イアスに交流バイアスを重畳させた交互電界を印加し、
像担持手段上の静電荷像を顕像化する、という技術的手
段を採用した。
に、本発明においては、静電荷像を担持して移動する像
担持手段上の静電荷像を磁性現像剤を使用して現像する
現像方法において、現像剤支持手段を、表面に複数個の
磁極を設けかつ円筒状に一体成形すると共に体積固有電
気抵抗を106 Ω・cmより大に形成した永久磁石部材に
よって構成し、像担持手段と現像剤支持手段との間隙よ
り小なる層厚の絶縁性トナーを含有する磁性現像剤を現
像剤支持手段の表面に吸着させて現像領域に搬送し、現
像領域において像担持手段と磁性現像剤との間に直流バ
イアスに交流バイアスを重畳させた交互電界を印加し、
像担持手段上の静電荷像を顕像化する、という技術的手
段を採用した。
【0013】本発明における永久磁石部材は、フェライ
ト磁石のみに限らず、磁性粉と樹脂材料とを主成分とす
る樹脂磁石であってもよい。またこの永久磁石部材は、
シャフトの外周に上記磁石をロール状に一体に形成した
ものでも、あるいはシャフトを含めて全体を磁石材料で
形成したものでもよい。但し、この永久磁石部材は、現
像ムラを防止するために、円周方向および軸方向に継目
がなく、全体が一体に形成されていることが必要であ
る。
ト磁石のみに限らず、磁性粉と樹脂材料とを主成分とす
る樹脂磁石であってもよい。またこの永久磁石部材は、
シャフトの外周に上記磁石をロール状に一体に形成した
ものでも、あるいはシャフトを含めて全体を磁石材料で
形成したものでもよい。但し、この永久磁石部材は、現
像ムラを防止するために、円周方向および軸方向に継目
がなく、全体が一体に形成されていることが必要であ
る。
【0014】上記永久磁石部材の表面には、異極性の磁
極が微小間隔を置いて円周方向に交互に配設されている
ため、磁極数が増加すると表面磁束密度が減少する。一
方磁性現像剤の飛散防止の点から、永久磁石部材の表面
磁束密度は50G以上であることが好ましく、またトナ
ーが像担持体の表面に形成された静電荷像に付着し易く
するために、1200G以下であることが好ましい。ま
た磁極数は、上記表面磁束密度50〜1200Gに対応
する8〜60極とすることが好ましい。なお上記表面磁
束密度のより好ましい範囲は100〜800Gである。
極が微小間隔を置いて円周方向に交互に配設されている
ため、磁極数が増加すると表面磁束密度が減少する。一
方磁性現像剤の飛散防止の点から、永久磁石部材の表面
磁束密度は50G以上であることが好ましく、またトナ
ーが像担持体の表面に形成された静電荷像に付着し易く
するために、1200G以下であることが好ましい。ま
た磁極数は、上記表面磁束密度50〜1200Gに対応
する8〜60極とすることが好ましい。なお上記表面磁
束密度のより好ましい範囲は100〜800Gである。
【0015】次に磁極数を大にすると、永久磁石部材の
周囲に形成される磁界が小さくなり、永久磁石部材の表
面への磁性現像剤の付着量が少なくなる。このため永久
磁石部材の表面に形成される磁性現像剤層の厚さが不均
一となり易いので、このような非所望な現象を防止する
ために永久磁石部材を高速で回転させる必要がある。し
かしながら永久磁石部材の回転速度が早すぎると、駆動
トルクが大になったり、磁性現像剤を構成するキャリア
の摩耗が発生する。一方上記回転速度が遅すぎると、画
像に濃度ムラが発生する。従って永久磁石部材の周速V
m(mm/秒)は像担持体の周速Vp(mm/秒)の1〜1
0倍に設定することが好ましく、より好ましくは2〜6
倍である。
周囲に形成される磁界が小さくなり、永久磁石部材の表
面への磁性現像剤の付着量が少なくなる。このため永久
磁石部材の表面に形成される磁性現像剤層の厚さが不均
一となり易いので、このような非所望な現象を防止する
ために永久磁石部材を高速で回転させる必要がある。し
かしながら永久磁石部材の回転速度が早すぎると、駆動
トルクが大になったり、磁性現像剤を構成するキャリア
の摩耗が発生する。一方上記回転速度が遅すぎると、画
像に濃度ムラが発生する。従って永久磁石部材の周速V
m(mm/秒)は像担持体の周速Vp(mm/秒)の1〜1
0倍に設定することが好ましく、より好ましくは2〜6
倍である。
【0016】次に永久磁石部材の外径をD(mm)、表面
に設けられる磁極数をMとすると、下記の式で表される
h(mm)の値が2より小になるように、D,M,Vmを
設定することが好ましい。
に設けられる磁極数をMとすると、下記の式で表される
h(mm)の値が2より小になるように、D,M,Vmを
設定することが好ましい。
【0017】h=πD・Vp/M・Vm 上記hは、像担持体の表面が単位時間内に永久磁石部材
の磁極と対面するピッチであるが、hが2mm以上である
と、現像ムラが目立つため2mmより小とするのが好まし
く、より好ましくは1mm以下とするのがよい。この場
合、hの値を小にするためには、永久磁石部材の磁極数
Mと周速Vmを大にすればよいが、磁極数Mが多すぎる
と表面磁束密度が低下して、磁性現像剤の飛散が発生し
易く、周速Vmが大きすぎると前記のような不具合が発
生するので、実用上hの値は0.4〜1.0mmとするのが好
ましい。
の磁極と対面するピッチであるが、hが2mm以上である
と、現像ムラが目立つため2mmより小とするのが好まし
く、より好ましくは1mm以下とするのがよい。この場
合、hの値を小にするためには、永久磁石部材の磁極数
Mと周速Vmを大にすればよいが、磁極数Mが多すぎる
と表面磁束密度が低下して、磁性現像剤の飛散が発生し
易く、周速Vmが大きすぎると前記のような不具合が発
生するので、実用上hの値は0.4〜1.0mmとするのが好
ましい。
【0018】また永久磁石部材の表面とドクターブレー
ド先端との間隙であるドクターギャップtを設ける場合
には、画像品質の点から永久磁石部材と像担持体との間
隙である現像ギャップgとの差を、(g−t)=0.2±
0.15mmとすることが好ましい。なお上記ドクターブレ
ードを永久磁石部材の表面に接触若しくは圧接させてt
=0としてもよい。この場合においては、ドクターブレ
ードをSK材などの磁性材料またはSUS304やリン
青銅などの非磁性材料によって弾性ブレード状に形成
し、その一端を現像剤槽に固定し、他端を前記永久磁石
部材の表面に接触させればよい。
ド先端との間隙であるドクターギャップtを設ける場合
には、画像品質の点から永久磁石部材と像担持体との間
隙である現像ギャップgとの差を、(g−t)=0.2±
0.15mmとすることが好ましい。なお上記ドクターブレ
ードを永久磁石部材の表面に接触若しくは圧接させてt
=0としてもよい。この場合においては、ドクターブレ
ードをSK材などの磁性材料またはSUS304やリン
青銅などの非磁性材料によって弾性ブレード状に形成
し、その一端を現像剤槽に固定し、他端を前記永久磁石
部材の表面に接触させればよい。
【0019】次に本発明における永久磁石部材は、半導
電性若しくは絶縁性の材料であるため、バイアス電圧を
印加する場合にはドクターブレードから印加することが
好ましく、この場合ドクターブレードは金属等の導電性
材料によって形成すればよい。
電性若しくは絶縁性の材料であるため、バイアス電圧を
印加する場合にはドクターブレードから印加することが
好ましく、この場合ドクターブレードは金属等の導電性
材料によって形成すればよい。
【0020】直流電圧に重畳させる交流電圧は、20K
Hz以下の比較的低周波のものが好ましく、より好まし
くは10KHz以下である。またピーク・ツウ・ピーク
値Vp-p は100〜2000Vの範囲が好ましく、より
好ましくは200〜1200Vである。
Hz以下の比較的低周波のものが好ましく、より好まし
くは10KHz以下である。またピーク・ツウ・ピーク
値Vp-p は100〜2000Vの範囲が好ましく、より
好ましくは200〜1200Vである。
【0021】次に二成分系の磁性現像剤としては、予め
所定のトナー濃度に調整されたものを現像剤槽内に投入
するか、または永久磁石部材の表面にキャリアを付着さ
せておき、その後現像剤槽内にトナーのみを補給するよ
うにすればよい。これにより、トナー濃度制御手段が不
要となり、現像装置の小型化が図れる。
所定のトナー濃度に調整されたものを現像剤槽内に投入
するか、または永久磁石部材の表面にキャリアを付着さ
せておき、その後現像剤槽内にトナーのみを補給するよ
うにすればよい。これにより、トナー濃度制御手段が不
要となり、現像装置の小型化が図れる。
【0022】磁性現像剤を構成するキャリアとしては、
平均粒径が10〜150μmであり、1000Oeの磁
界中で測定した時の磁化σ1000が50emu/g以上の
磁性粒子(鉄粉、フェライト、マグネタイト、樹脂中に
磁性粉が分散されたバインダー型粒子等)を使用するこ
とができる。磁化σ1000が50emu/gより小である
と、キャリア付着が生じ易くなるため好ましくない。な
おキャリアは、特に鉄粉であり、球形のものより偏平状
のものが、キャリア付着が生じにくいため好ましい。
平均粒径が10〜150μmであり、1000Oeの磁
界中で測定した時の磁化σ1000が50emu/g以上の
磁性粒子(鉄粉、フェライト、マグネタイト、樹脂中に
磁性粉が分散されたバインダー型粒子等)を使用するこ
とができる。磁化σ1000が50emu/gより小である
と、キャリア付着が生じ易くなるため好ましくない。な
おキャリアは、特に鉄粉であり、球形のものより偏平状
のものが、キャリア付着が生じにくいため好ましい。
【0023】更にキャリアの平均粒径は10〜50μm
のものが特に好ましい。これは平均粒径が50μm以下
であると、トナーの帯電量が充分に得られるが、平均粒
径が10μmより小であるとキャリア付着が生じ易くな
るからである。
のものが特に好ましい。これは平均粒径が50μm以下
であると、トナーの帯電量が充分に得られるが、平均粒
径が10μmより小であるとキャリア付着が生じ易くな
るからである。
【0024】なおキャリアは上記の磁性粒子を2種以上
混合したものでもよい。例えば平均粒径が60〜120
μmの大粒径の磁性粒子と、平均粒径が10〜50μm
の小粒径の磁性粒子とを、あるいは平均粒径が10〜5
0μmの小粒径のバインダー型磁性粒子とを混合しても
よい。混合比率は磁性粒子の大きさや磁気特性などを考
慮して定めればよい。
混合したものでもよい。例えば平均粒径が60〜120
μmの大粒径の磁性粒子と、平均粒径が10〜50μm
の小粒径の磁性粒子とを、あるいは平均粒径が10〜5
0μmの小粒径のバインダー型磁性粒子とを混合しても
よい。混合比率は磁性粒子の大きさや磁気特性などを考
慮して定めればよい。
【0025】次に上記キャリアと混合させるべきトナー
としては、磁性若しくは非磁性の何れのものでもよい
が、転写性を向上させる点から体積固有抵抗が1014Ω
・cm以上の絶縁性のものが好ましく、またキャリアとド
クターブレードとの摩擦により帯電し易いもの(摩擦帯
電量が10μc/g以上)が好ましい。
としては、磁性若しくは非磁性の何れのものでもよい
が、転写性を向上させる点から体積固有抵抗が1014Ω
・cm以上の絶縁性のものが好ましく、またキャリアとド
クターブレードとの摩擦により帯電し易いもの(摩擦帯
電量が10μc/g以上)が好ましい。
【0026】トナーの組成は通常使用されるトナーと同
様に、結着樹脂(スチレン−アクリル系共重合体、ポリ
エステル樹脂等)、着色剤(カーボンブラック等、但し
後述する磁性粉としてマグネタイトを使用する場合には
特に添加しなくてもよい)を必須成分とし、任意成分と
して磁性粉(マグネタイト、ソフトフェライト等)、帯
電制御剤(ニグロシン、含金属アゾ染料等)、離型剤
(ポリオレフィン等)、流動化剤(疏水性シリカ)を含
有(内添および/または外添)したものを使用できる。
なお磁性トナーとする場合は、磁性粉が少ないとトナー
飛散が多くなり、一方磁性粉が多いと定着性が低下する
ので、20〜70重量%の範囲とするのが好ましい。ま
た着色剤を適宜選定することにより、カラートナーを作
製することもできる。
様に、結着樹脂(スチレン−アクリル系共重合体、ポリ
エステル樹脂等)、着色剤(カーボンブラック等、但し
後述する磁性粉としてマグネタイトを使用する場合には
特に添加しなくてもよい)を必須成分とし、任意成分と
して磁性粉(マグネタイト、ソフトフェライト等)、帯
電制御剤(ニグロシン、含金属アゾ染料等)、離型剤
(ポリオレフィン等)、流動化剤(疏水性シリカ)を含
有(内添および/または外添)したものを使用できる。
なお磁性トナーとする場合は、磁性粉が少ないとトナー
飛散が多くなり、一方磁性粉が多いと定着性が低下する
ので、20〜70重量%の範囲とするのが好ましい。ま
た着色剤を適宜選定することにより、カラートナーを作
製することもできる。
【0027】本発明において磁性現像剤としては、磁性
トナーのみからなるものは勿論、磁性トナーと磁性キャ
リアとの混合体(トナー濃度10〜90重量%)および
非磁性トナーと磁性キャリアとの混合体(トナー濃度5
〜60%)のものを使用できる。
トナーのみからなるものは勿論、磁性トナーと磁性キャ
リアとの混合体(トナー濃度10〜90重量%)および
非磁性トナーと磁性キャリアとの混合体(トナー濃度5
〜60%)のものを使用できる。
【0028】なお上記磁化の値の測定は、振動試料型磁
力計(東英工業製VSM−3型)を使用し、トナーの平
均粒径(体積)は、粒度分析計(コールターエレクトロ
ニクス社製コールターカウンターモデルTA−II)を使
用して測定した。
力計(東英工業製VSM−3型)を使用し、トナーの平
均粒径(体積)は、粒度分析計(コールターエレクトロ
ニクス社製コールターカウンターモデルTA−II)を使
用して測定した。
【0029】また体積固有抵抗は、DC4KV/cmの電
場で、内径3.05mmのテフロン(商品名)製シリンダー
中に試料を10数mg充填し、100gfの荷重を印加し
て、絶縁抵抗計(横河ヒューレットパッカード製432
9A型)により測定した値である。更に摩擦帯電量は市
販のブローオフ摩擦帯電量測定器(東芝ケミカル製TB
−200型)により、トナー濃度5%(標準キャリアと
してフェライトキャリア(日立金属製KBN−100)
を使用)にて測定した値である。
場で、内径3.05mmのテフロン(商品名)製シリンダー
中に試料を10数mg充填し、100gfの荷重を印加し
て、絶縁抵抗計(横河ヒューレットパッカード製432
9A型)により測定した値である。更に摩擦帯電量は市
販のブローオフ摩擦帯電量測定器(東芝ケミカル製TB
−200型)により、トナー濃度5%(標準キャリアと
してフェライトキャリア(日立金属製KBN−100)
を使用)にて測定した値である。
【0030】
【作用】上記の構成により、スリーブを欠如する構成の
現像剤支持手段である小型のものを使用し、かつ現像ギ
ャップの比較的広いジャンピング現像によっても、地カ
ブリのない高品質の画像を現像することができるのであ
る。
現像剤支持手段である小型のものを使用し、かつ現像ギ
ャップの比較的広いジャンピング現像によっても、地カ
ブリのない高品質の画像を現像することができるのであ
る。
【0031】
【実施例】図1は本発明の実施例における現像手段の例
を示す要部横断面図であり、同一部分は前記図1と同一
の参照符号で示す。図1において永久磁石部材4は体積
固有抵抗が106 Ω・cmを超える半導電性ないし絶縁性
の例えば等方性フェライト磁石により形成し、外周面に
軸方向に延びる複数個の磁極を設け、円柱状に形成し、
現像剤槽1の下方に回転自在に設ける。10は直流電源
であり、ドクターブレード8と感光体ドラム7との間に
接続すると共に、永久磁石部材4の表面に吸着搬送され
る磁性現像剤2と感光体ドラム7との間に、直流バイア
スに交流バイアスを重畳させた交互電界を印加可能に形
成する。
を示す要部横断面図であり、同一部分は前記図1と同一
の参照符号で示す。図1において永久磁石部材4は体積
固有抵抗が106 Ω・cmを超える半導電性ないし絶縁性
の例えば等方性フェライト磁石により形成し、外周面に
軸方向に延びる複数個の磁極を設け、円柱状に形成し、
現像剤槽1の下方に回転自在に設ける。10は直流電源
であり、ドクターブレード8と感光体ドラム7との間に
接続すると共に、永久磁石部材4の表面に吸着搬送され
る磁性現像剤2と感光体ドラム7との間に、直流バイア
スに交流バイアスを重畳させた交互電界を印加可能に形
成する。
【0032】上記現像手段により、まず磁性トナーのみ
からなる磁性現像剤2を使用して画像形成した結果につ
いて記述する。使用した磁性トナーは磁性粉を含有する
平均粒径9μmの負帯電性のものであり、体積固有抵抗
5×1014Ω・cm、摩擦帯電量−15μc/gである。
なお配合比は重量比で、スチレン−nブチルメタクリレ
ート共重合体(Mw=21×104 ,Mn=1.6×10
4 )55、磁性粉(戸田工業製 EPT500)40、
ポリプロピレン(三洋化成製 TP32)3、帯電制御
剤(オリエント化学製 ボントロンS34)2部とし
た。
からなる磁性現像剤2を使用して画像形成した結果につ
いて記述する。使用した磁性トナーは磁性粉を含有する
平均粒径9μmの負帯電性のものであり、体積固有抵抗
5×1014Ω・cm、摩擦帯電量−15μc/gである。
なお配合比は重量比で、スチレン−nブチルメタクリレ
ート共重合体(Mw=21×104 ,Mn=1.6×10
4 )55、磁性粉(戸田工業製 EPT500)40、
ポリプロピレン(三洋化成製 TP32)3、帯電制御
剤(オリエント化学製 ボントロンS34)2部とし
た。
【0033】一方感光体ドラム7はOPCにより形成
し、表面電位−700V、周速25mm/秒とした。永久
磁石部材4は外径20mm、32極、表面磁束密度250
Gに形成し、現像ギャップ0.3mm、ドクターギャップ0.
1mmに形成し、直流バイアス電圧−550Vとした。表
1は交流バイアス電圧を変化させた場合の画像評価結果
である。
し、表面電位−700V、周速25mm/秒とした。永久
磁石部材4は外径20mm、32極、表面磁束密度250
Gに形成し、現像ギャップ0.3mm、ドクターギャップ0.
1mmに形成し、直流バイアス電圧−550Vとした。表
1は交流バイアス電圧を変化させた場合の画像評価結果
である。
【0034】
【表1】
【0035】表1から明らかなように、No.1において
は交流バイアス電圧が低いこともあって画像濃度が低い
値を示している。交流バイアス電圧の上昇に伴って画像
濃度も向上するが、No.5においてはカブリ濃度の値が
高くなり、画質の低下が認められる。チリおよび細線ム
ラに関しては何れのものにおいても異常は認められな
い。
は交流バイアス電圧が低いこともあって画像濃度が低い
値を示している。交流バイアス電圧の上昇に伴って画像
濃度も向上するが、No.5においてはカブリ濃度の値が
高くなり、画質の低下が認められる。チリおよび細線ム
ラに関しては何れのものにおいても異常は認められな
い。
【0036】次に上記磁性トナーと平均粒径40μmの
偏平鉄粉(スチレン−アクリレート共重合体によって表
面を被覆、体積固有抵抗108 Ω・cm)からなる磁性キ
ャリアとを混合してなる磁性現像剤(トナー濃度50
%)により、前記同様の画像評価を行なった結果を表2
に示す。この場合現像ギャップ0.5mm、ドクターギャッ
プ0.2mm、直流バイアス電圧−550Vとした以外は、
前記磁性トナーのみからなる磁性現像剤におけるものと
同一の現像条件とした。
偏平鉄粉(スチレン−アクリレート共重合体によって表
面を被覆、体積固有抵抗108 Ω・cm)からなる磁性キ
ャリアとを混合してなる磁性現像剤(トナー濃度50
%)により、前記同様の画像評価を行なった結果を表2
に示す。この場合現像ギャップ0.5mm、ドクターギャッ
プ0.2mm、直流バイアス電圧−550Vとした以外は、
前記磁性トナーのみからなる磁性現像剤におけるものと
同一の現像条件とした。
【0037】
【表2】
【0038】表2から明らかなように、チリ、細線ムラ
のない画像が得られるが、交流バイアス電圧の高いNo.
9においてカブリ濃度が高い値を示すことが認められ
た。更にスチレン−nブチルメタクリレート共重合体8
5重量部、カーボンブラック(三菱化成工業製 #5
0)10重量部、ポリプロピレン(三洋化成製 TP3
2)3重量部、帯電制御剤(オリエント化学製 ボント
ロンS34)2重量部を配合してなる非磁性トナー(平
均粒径9μm、体積固有抵抗6×104 Ω・cm、摩擦帯
電量−23μc/g)と平均粒径25μmの偏平鉄粉
(表面被覆なし)からなる磁性キャリアとを混合してな
る磁性現像剤により画像評価した結果を表3に示す。こ
の場合、永久磁石部材4は16極、表面磁束密度350
Gに形成し、トナー濃度、現像ギャップ、ドクターギャ
ップおよび直流バイアス電圧を変化させた以外は、前記
のものと同様である。
のない画像が得られるが、交流バイアス電圧の高いNo.
9においてカブリ濃度が高い値を示すことが認められ
た。更にスチレン−nブチルメタクリレート共重合体8
5重量部、カーボンブラック(三菱化成工業製 #5
0)10重量部、ポリプロピレン(三洋化成製 TP3
2)3重量部、帯電制御剤(オリエント化学製 ボント
ロンS34)2重量部を配合してなる非磁性トナー(平
均粒径9μm、体積固有抵抗6×104 Ω・cm、摩擦帯
電量−23μc/g)と平均粒径25μmの偏平鉄粉
(表面被覆なし)からなる磁性キャリアとを混合してな
る磁性現像剤により画像評価した結果を表3に示す。こ
の場合、永久磁石部材4は16極、表面磁束密度350
Gに形成し、トナー濃度、現像ギャップ、ドクターギャ
ップおよび直流バイアス電圧を変化させた以外は、前記
のものと同様である。
【0039】
【表3】
【0040】表3から明らかなように、トナー濃度、現
像ギャップ、ドクターギャップおよび直流バイアス電圧
が一定の場合には、No.10〜14において交流バイア
ス電圧の高いものは画像濃度が高い値を示す。次に磁性
現像剤中のトナー濃度が高くなると、画像濃度もまた高
くなるが、No.18においてはカブリ濃度が高くなり、
画質が低下することが認められる。またドクターギャッ
プを大にしても(No.19,20)、それの小なるもの
(No.21)と比較して画像濃度の大幅な低下は認めら
れない。なおチリ、細線ムラは何れのものにも認められ
なかった。
像ギャップ、ドクターギャップおよび直流バイアス電圧
が一定の場合には、No.10〜14において交流バイア
ス電圧の高いものは画像濃度が高い値を示す。次に磁性
現像剤中のトナー濃度が高くなると、画像濃度もまた高
くなるが、No.18においてはカブリ濃度が高くなり、
画質が低下することが認められる。またドクターギャッ
プを大にしても(No.19,20)、それの小なるもの
(No.21)と比較して画像濃度の大幅な低下は認めら
れない。なおチリ、細線ムラは何れのものにも認められ
なかった。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上記述のような構成および作
用であるから、下記の効果を奏し得る。
用であるから、下記の効果を奏し得る。
【0042】(1) 現像ロールの構成部材を永久磁石部材
のみとしたものであるため、現像装置を小型化すること
ができ、画像形成装置全体を小型化することができる。 (2) 磁性現像剤の支持手段である永久磁石部材が硬質で
あるため、表面の摩耗が少なく、経時変化が少なく、耐
久性を向上させ得る。
のみとしたものであるため、現像装置を小型化すること
ができ、画像形成装置全体を小型化することができる。 (2) 磁性現像剤の支持手段である永久磁石部材が硬質で
あるため、表面の摩耗が少なく、経時変化が少なく、耐
久性を向上させ得る。
【0043】(3) 現像ギャップを大にしても安定した高
品質の画像を得ることができる。 (4) 磁性現像剤中のトナー濃度を広い範囲に設定できる
ため、例えばトナー濃度制御手段を使用する必要がな
く、装置全体をコンパクト化し得る。
品質の画像を得ることができる。 (4) 磁性現像剤中のトナー濃度を広い範囲に設定できる
ため、例えばトナー濃度制御手段を使用する必要がな
く、装置全体をコンパクト化し得る。
【0044】(5) 現像ロールを構成する永久磁石部材を
必要以上に高精度加工する必要がなく、製作コストを低
減させ得る。
必要以上に高精度加工する必要がなく、製作コストを低
減させ得る。
【図1】本発明の実施例における現像手段の例を示す要
部横断面図である。
部横断面図である。
【図2】従来のジャンピング現像方法の例を示す要部横
断面図である。
断面図である。
4 永久磁石部材 7 感光体ドラム 9 交流電源 10 直流電源
Claims (1)
- 【請求項1】 静電荷像を担持して移動する像担持手段
上の静電荷像を磁性現像剤を使用して現像する現像方法
において、 現像剤支持手段を、表面に複数個の磁極を設けかつ円筒
状に一体成形すると共に体積固有電気抵抗を106 Ω・
cmより大に形成した永久磁石部材によって構成し、像担
持手段と現像剤支持手段との間隙より小なる層厚の絶縁
性トナーを含有する磁性現像剤を現像剤支持手段の表面
に吸着させて現像領域に搬送し、現像領域において像担
持手段と磁性現像剤との間に直流バイアスに交流バイア
スを重畳させた交互電界を印加し、像担持手段上の静電
荷像を顕像化することを特徴とする現像方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP612494A JPH07209994A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 現像方法 |
US08/356,064 US5554479A (en) | 1993-12-17 | 1994-12-14 | Image formation method |
DE4444816A DE4444816A1 (de) | 1993-12-17 | 1994-12-15 | Bilderzeugungsverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP612494A JPH07209994A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 現像方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07209994A true JPH07209994A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11629769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP612494A Pending JPH07209994A (ja) | 1993-12-17 | 1994-01-25 | 現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07209994A (ja) |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP612494A patent/JPH07209994A/ja active Pending
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