JPH0720985A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

Info

Publication number
JPH0720985A
JPH0720985A JP15973393A JP15973393A JPH0720985A JP H0720985 A JPH0720985 A JP H0720985A JP 15973393 A JP15973393 A JP 15973393A JP 15973393 A JP15973393 A JP 15973393A JP H0720985 A JPH0720985 A JP H0720985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
light
touch panel
touch input
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15973393A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Endo
栄 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP15973393A priority Critical patent/JPH0720985A/ja
Publication of JPH0720985A publication Critical patent/JPH0720985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型な構成で、誤動作することなく、タッチ
入力を確実に検出する。 【構成】 タッチパネル25の枠28には、右辺部にL
ED261〜265が、左辺部にPT271〜275が、対
向する形で垂直方向に配列され、埋設されている。ま
た、枠28には、下辺部にLED291〜2910が、上
辺部にPT301〜3010が、対向する形で水平方向に
配列され、埋設されている。そして、LED261〜2
5は、LED261,LED263,LED265,LE
D262,LED264の順で発光させ、LED291
2910は、LED291,LED293,LED295
LED297,LED299,LED292,LED2
4,LED296,LED298,LED2910の順で
発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子秤装置や計量ラ
ベルプリンタ等の操作部に用いられるタッチパネルに関
し、特に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等
の表示装置の表示面外周上部に取り付けられた枠体の各
辺に、複数対の発光素子と受光素子とが対向して設けら
れ、光センサ方式により、指先またはペン先等による表
示面への入力位置を検出するタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のタッチパネル1の概略構
成例を表す正面図である。この図において、タッチパネ
ル1は、透明プラスチック等からなり、パネル面が液晶
ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示装置上面
に積層されて設けられ、パネル面にオペレータが触れる
と、この触れた位置を検出して入力するように構成され
ている。すなわち、右辺部に5個の発光ダイオード(以
下、LEDという)21〜25が、左辺部に5個のフォト
トランジスタ(以下、PTという)31〜35が、対向す
る形で垂直方向に配列され、枠4に埋設されている。い
っぽう、下辺部に10個のLED51〜510が、上辺部
に10個のPT61〜610が、対向する形で水平方向に
配列され、枠4に埋設されている。そして、LED21
〜25とPT31〜35とが5本の水平方向のタッチ入力
ラインを形成し、LED51〜510とPT61〜610とが
10本の垂直方向のタッチ入力ラインを形成している。
また、LED21〜25および51〜510からそれぞれ出
射され、PT31〜35および61〜610にそれぞれ入射
される光の指向性を高めるために、各素子が埋設された
枠4の各素子の前方に、それぞれ丸孔状のスリット
a,4a,・・・が形成されている。
【0003】このような構成において、水平方向のタッ
チ入力ラインおよび垂直方向のタッチ入力ラインそれぞ
れ同時に、対向するLEDとPTとの対について、1対
ずつ端から順に発光および受光を行わせ(以下、スキャ
ンという)、光の遮断位置を検出している。たとえば、
図11に示すように、オペレータが表示装置上面に積層
されたパネル面に指7で触れると、触れた位置に対応す
るLED25とPT35とが形成するタッチ入力ラインの
光(図中破線矢印)が遮断され、触れた位置が認識され
て、入力される。なお、上述した技術の詳細について
は、たとえば、特開昭63−247816号公報を参照
されたい。
【0004】また、特開昭62ー93725号公報に
は、生産性の向上およびコストの低減を図るために、枠
の1辺にLEDとPTとを交互に埋設したタッチパネル
が開示されている。すなわち、図11の構成を例にとる
と、枠4の右辺部に上方からLED21、PT32、LE
D23、PT34、LED25が、左辺部に上方からPT
1、LED22、PT33、LED24、PT35が、対
向する形で垂直方向に配列され、埋設されている。枠4
の下辺部および上辺部も同様である。なお、この公報に
は、LEDとPTとが形成するタッチ入力ラインの光の
スキャン方法については開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のタッチパネルにおいては、一般に、LEDにスキャ
ン用の信号が入力されてから実際に光が出射されるま
で、およびPTに入射されていた光が遮断されてから実
際にそれに応じた信号が出力されるまで、各素子固有の
遅延時間が存在する。
【0006】また、上述した従来のタッチパネルにおい
ては、LEDから出射された光は、スリット4aによっ
てある程度指向性が高められてはいるものの、いくらか
の出射角でスリット4aから出射されている。したがっ
て、あるLEDから出射された光は、対向するPTに入
射されるだけでなく、そのPTに隣接するPTにも多少
入射される。そこで、あるPTに、対向するLEDから
出射された光だけが入射されるようにする必要がある。
そのためには、指向性の高い素子を用いるか、あるい
は、スリット4aの開口を小さくしたり、長さを長くす
ればよい。
【0007】しかしながら、前者の場合は各素子の価格
が高いのでタッチパネルが高価になるという欠点があ
り、また後者の場合はタッチパネルが大型化するという
欠点がある。以上説明した理由により、従来において
は、あるLEDから出射された光は、対向するPTに隣
接するPTにも多少入射されていた。
【0008】したがって、上述した従来のタッチパネル
のようにタッチ入力ラインの光を端から順にスキャンさ
せた場合、既に述べた、各素子固有の遅延時間が存在す
ること、および1つのLEDから出射された光が、対向
するPTに隣接するPTにも多少入射されてしまうこと
により、あるタッチ入力ラインの光がオペレータの指等
によって遮断されても、該当するPTには、隣接するタ
ッチ入力ラインの光が入射されてしまう。これにより、
そのタッチ入力ラインのタッチ入力があったことが検出
されないという問題があった。特に、照度の高い光が照
射されるような光学的ノイズが多い場所でタッチパネル
を用いたり、オペレータによるタッチ位置がタッチ入力
ラインの中心からわずかにずれただけの場合などには、
この現象が顕著に現れてしまう。この発明は、このよう
な背景の下になされたもので、小型な構成で、誤動作す
ることなく、タッチ入力を確実に検出することができる
タッチパネルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示装置の
表示面外周上部に取り付けられた枠体の各辺に、複数の
発光素子と複数の受光素子とが対向して設けられ、発光
素子から出射され、対向する受光素子に入射される光の
遮断状態を検出することにより、前記表示面への入力位
置を認識するタッチパネルにおいて、前記複数の発光素
子を1つずつ順次発光させる際、隣接する発光素子は連
続して発光させないことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、受光素子は、対向する発光
素子から放射された光を受光する際、その発光素子に隣
接する発光素子から出射された光を受光しない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図2はこの発明の第1の実施例による
タッチパネルを適用したラベルプリンタの外観構成を表
す斜視図である。ラベルプリンタ本体11の内部には、
図3に示す制御部が設けられており、この制御部には秤
12が接続されている。また、ラベルプリンタ本体11
の前面には、第1,第2のラベル印字機構部13,14
と、操作部15とが設けられている。
【0012】操作部15には、テンキー16と、ファン
クションキー17と、ラベルフィードスイッチ18と、
秤12の零リセットスイッチ19と、電源スイッチ20
と、操作・表示部21と、イメージスキャナ23接続用
のコネクタ22とが備えられている。操作・表示部21
は、液晶ディスプレイ24の上面にタッチパネル25が
積層されて構成されており、同一面で、データの表示
と、タッチ入力とができるようになっている。
【0013】ここで、図1にタッチパネル25の概略構
成を表す図を示す。図1(a)は正面図、(b)は
(a)のA−A’断面図である。図1において、タッチ
パネル25は、透明なプラスチック等からなり、パネル
面25aおよび枠28が一体成形で形成されている。枠
28の右辺部には、上方から順に5個のLED261
265が、左辺部にも上方から5個のPT271〜275
が、対向する形で垂直方向(y方向)に配列され、埋設
されている。いっぽう、枠28の下辺部には、左端から
順に10個のLED291〜2910が、枠28の上辺部
にも左端から順に10個のPT301〜3010が、対向
する形で水平方向(x方向)に配列され、埋設されてい
る。そして、LED261〜265とPT271〜275
が5本のy方向のタッチ入力ラインを形成し、LED2
1〜2910とPT301〜3010とが10本のx方向の
タッチ入力ラインを形成している。なお、LEDおよび
PTの配列の順番は、後述するCPU(中央処理装置)
32から見てI/Oアドレスの小さい順番を意味してい
る。
【0014】また、LED261〜265および291
2910からそれぞれ出射され、PT271〜275および
301〜3010にそれぞれ入射される光の指向性を高め
るために、各素子が埋設された枠28の各素子の前方
に、それぞれ丸孔状のスリット28a,28a,・・・が
形成されている。したがって、図1(b)に示すよう
に、オペレータがタッチパネル25に指で触れると、触
れたタッチ位置に対応するLED296とPT306との
間の光が遮断され、触れたタッチ位置が認識されて、入
力される。
【0015】上述した各部は、図3に示す制御部に接続
されている。まず、秤12のロードセル12aは、ロー
ドセル制御部31を介してCPU32に接続されてい
る。第1,第2のラベル印字機構部13,14は、印字
制御部33を介してCPU32に接続されている。イメ
ージスキャナ23は、スキャナ制御部34を介してCP
U32に接続されている。同様に、タッチパネル25の
タッチパネル制御部35と、各種キー16〜20からな
るキー操作部とは操作制御部36を介し、液晶ディスプ
レイ24は表示制御部37を介して、それぞれCPU3
2に接続されている。また、CPU32には、ROM3
8とRAM39とが接続されており、CPU32は、R
OM38に格納された制御プログラムに従って、RAM
39のワーキングエリアを用いて処理を行うことによ
り、装置各部を制御する。
【0016】ここで、図4にタッチパネル制御部35の
電気的構成を表すブロック図を示す。CPU40は、R
OM41に格納された制御プログラムに従って、RAM
42のワーキングエリアを用いて処理を行うことによ
り、インターフェイス43を介してLED261〜265
およびLED291〜2910から光を順次出射させ、P
T271〜275およびPT301〜3010に入射される
光の変化に応じた電気信号をインターフェイス43を介
して順次入力して、タッチ入力の有無とタッチ位置とを
検出し、これらに応じた情報を通信部44および図3に
示す操作制御部36を介してCPU32に転送する。
【0017】このような構成において、タッチパネル2
5を構成するタッチパネル制御部35のCPU40の動
作について図5および図6に示すフローチャートを参照
して説明する。ラベルプリンタに電源が投入されること
により、タッチパネル25にも電源が供給されると、C
PU40は、まず、図5に示すステップSA1の処理へ
進み、各I/OポートのイニシャライズやRAM42の
ワークエリアのクリア等を行うとともに、自身に内蔵さ
れている割込タイマを起動する初期化処理を実行した
後、ステップSA2へ進む。
【0018】ステップSA2では、タッチ入力があるか
否かを判断する。この判断は、RAM42に設けられた
キーバッファにタッチ入力データが書き込まれているか
否かを判断して行う。キーバッファには、後述するタイ
マ割込処理ルーチンにおいて、タッチ入力があったこと
が検出されると、それに応じたタッチ入力データが書き
込まれる。ステップSA2の判断結果が「NO」の場合
には、「YES」になるまで同判断を繰り返す。そし
て、タイマ割込処理ルーチンにおいて、キーバッファに
タッチ入力データが書き込まれると、ステップSA2の
判断結果が「YES」となり、CPU40は、ステップ
SA3へ進む。
【0019】ステップSA3では、通信部44を制御し
て、ラベルプリンタ本体11の制御部のCPU32と操
作制御部36を介して通信を行い、RAM42のキーバ
ッファに書き込まれたタッチ入力データをCPU32に
転送した後、ステップSA4へ進む。ステップSA4で
は、RAM42のキーバッファをクリアした後、ステッ
プSA2へ戻り、上述したステップSA2〜SA4の処
理を繰り返す。
【0020】次に、CPU40のタイマ割込処理ルーチ
ンについて、図6に示すフローチャートを参照して説明
する。上述したステップSA1の初期化処理において割
込タイマが起動されてから設定値の1msec経過する
毎に、CPU40に割り込みがかかり、図6に示すタイ
マ割込処理ルーチンが起動される。CPU40は、ま
ず、ステップSB1へ進み、スキャンカウンタに格納さ
れた値Aに対応したスキャンテーブル(図7参照)のア
ドレスのエリアからx方向およびy方向のスキャンナン
バを読み込む。ラベルプリンタに電源が投入され、タッ
チパネル25に電源が供給されてから最初にこの割り込
みがかかった時は、スキャンカウンタに格納された値A
はクリアされているので、0であり、スキャンテーブル
のアドレス0のエリアに格納されているスキャンナンバ
x1およびy1が読み込まれる。そして、CPU40
は、ステップSB2へ進む。
【0021】スキャンカウンタはRAM42のワークエ
リア内に設けられ、後述するステップSB8の処理でそ
の値Aが1インクリメントされる。また、スキャンテー
ブルは、たとえば、RAM42内に設けられており、そ
の中には、10本のx方向のタッチ入力ラインに対応し
たスキャンナンバx1〜x10があらかじめ設定された
順番でアドレス0〜9に記憶され、同様に、5本のy方
向のタッチ入力ラインに対応したスキャンナンバy1〜
y5があらかじめ設定された順番でアドレス0〜9に2
つずつ記憶されている。ここで、スキャンナンバとは、
10本のx方向のタッチ入力ラインについては図1
(a)の左端から順に付与されたナンバであり、5本の
y方向のタッチ入力ラインについては図1(a)の上端
から順に付与されたナンバである。
【0022】ステップSB2では、ステップSB1の処
理で読み込んだスキャンナンバの内、x方向のスキャン
ナンバに対応したLED29のみをインターフェイス4
3を介して制御して、光を出射させた後、ステップSB
3へ進む。ステップSB3では、ステップSB2の処理
で発光させたLEDの発光が安定し、その光が対向する
PTに入射され、その光に応じた電気信号が出力される
のに充分な時間を確保するために、たとえば、500μ
sec待った後、ステップSB4へ進む。
【0023】ステップSB4では、ステップSB2の処
理で発光させたLEDから出射され、対向するPTに入
射された光に応じて、そのPTから出力される電気信号
をインターフェイス43を介して入力する。そして、そ
の入力された電気信号に応じて、PTにおいて光が受光
された場合に0を、光が受光されなかった場合に1を、
セーブエリアの該当するビットナンバのエリアのデータ
に加算する。ここで、セーブエリアは、RAM42のワ
ークエリア内に2バイト分の記憶エリアが確保されてお
り、そのビットナンバ0〜14は、図8に示すように、
スキャンナンバx1〜x10およびy1〜y5に対応し
ている。そして、CPU40は、ステップSB5へ進
む。
【0024】ステップSB5では、ステップSB1の処
理で読み込んだスキャンナンバの内、y方向のスキャン
ナンバに対応したLED29のみをインターフェイス4
3を介して制御して、光を出射させた後、ステップSB
6へ進む。ステップSB6では、ステップSB5の処理
で発光させたLEDの発光が安定し、その光が対向する
PTに入射され、その光に応じた電気信号が出力される
のに充分な時間を確保するために、たとえば、500μ
sec待った後、ステップSB7へ進む。
【0025】ステップSB7では、ステップSB5の処
理で発光させたLEDから出射され、対向するPTに入
射された光に応じて、そのPTから出力される電気信号
をインターフェイス43を介して入力する。そして、そ
の入力された電気信号に応じて、PTにおいて光が受光
された場合に0を、光が受光されなかった場合に1を、
セーブエリアの該当するビットナンバのエリアのデータ
に加算した後、ステップSB8へ進む。
【0026】ステップSB8では、次のスキャンを実行
するために、スキャンカウンタの値Aに1をインクリメ
ントした後、ステップSB9へ進む。ステップSB9で
は、スキャンカウンタの値Aがスキャンテーブルのアド
レスの最大値9より大きいか否かを判断する。この判断
結果が「NO」の場合には、後述するステップSB13
へ進む。いっぽう、ステップSB9の判断結果が「YE
S」の場合、すなわち、スキャンカウンタの値Aがスキ
ャンテーブルのアドレスの最大値9を越えた場合には、
全てのタッチ入力ラインをチェックしたことになるの
で、ステップSB10へ進む。
【0027】ステップSB10では、スキャンカウンタ
の値を0にクリアした後、ステップSB11へ進む。ス
テップSB11では、タッチ入力が連続的に行われてい
るかなどのエラーチェックを行い、エラーが検出された
ならばセーブエリアを0にクリアした後、ステップSB
12へ進む。ステップSB12では、セーブエリアに記
憶されたデータをキーバッファにコピーした後、ステッ
プSB13へ進む。ステップSB13では、次回行われ
るタイマ割込処理のために割込タイマを起動させた後、
一連のタイマ割込処理を終了する。
【0028】そして、上述したステップSB13の処理
で割込タイマが起動されてから設定値の1msec経過
すると、再びCPU40に割り込みがかかり、図6に示
すタイマ割込処理ルーチンが起動される。CPU40
は、ステップSB1へ進み、スキャンカウンタに格納さ
れた値Aに対応したスキャンテーブルのアドレスのエリ
アからx方向およびy方向のスキャンナンバを読み込
む。今、スキャンカウンタには、1が格納されているの
で、スキャンテーブルのアドレス1のエリアに格納され
ているスキャンナンバx3およびy1が読み込まれる。
そして、CPU40は、ステップSB2へ進み、上述し
たステップSB2〜SB13の処理を行う。以下、1m
sec経過する毎にCPU40に割り込みがかかり、図
6に示すタイマ割込処理ルーチンが起動され、スキャン
カウンタに格納された値Aに対応したスキャンテーブル
(図7参照)のアドレスのエリアからx方向およびy方
向のスキャンナンバが読み込まれ、各スキャンナンバに
対応したLEDおよびPTによって構成されるタッチ入
力ラインがスキャンされる。
【0029】以上説明したように、上述した第1の実施
例によれば、スキャンナンバをスキャンテーブルからア
ドレス順に読み込むが、隣接したLEDのスキャンナン
バが隣合ったアドレスのエリアに格納されないようにあ
らかじめ設定されているので、隣接したLEDが続けて
発光されない。したがって、誤動作することなく、タッ
チ入力を確実に検出することができる。
【0030】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図9はこの発明の第2の実施例によるタッチパ
ネル45の概略構成を表す正面図である。この図におい
て、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。このタッチパネル45も第1の実
施例と同様、図2に示すラベルプリンタの液晶ディスプ
レイ24の上面に積層されるように構成されている。ま
た、タッチパネル制御部35の電気的構成も図4に示す
ものと同一である。
【0031】このタッチパネル45においては、LED
261〜265は、図中枠28の右辺の上端から、符号の
添え字が奇数であるものが順番に埋設され、その次に符
号の添え字が偶数であるものが順番に埋設されており、
それぞれに対向するPT271〜275も同一の順番で枠
28に埋設されている。また、LED291〜29
10は、図中枠28の下辺の左端から、符号の添え字が奇
数であるものが順番に埋設され、その次に符号の添え字
が偶数であるものが順番に埋設されており、それぞれに
対向するPT301〜3010も同一の順番で枠28に埋
設されている。上記LEDおよびPTの符号の添え字
は、I/Oアドレスの順番に対応している。また、スキ
ャンテーブルは、図10に示すように、アドレス0の順
にスキャンナンバが格納されたものを用いる。
【0032】このような構成において、タッチパネル制
御部35のCPU40は、上述した第1の実施例と同
様、図5および図6に示すフローチャートに基づいて動
作する。この場合、LEDおよびそれに対向するPT
は、図6に示すタイマ割込処理ルーチンが起動される毎
に、I/Oアドレスの順にスキャンされるが、あらかじ
めこの順番が隣合わないようにLEDおよびPTを枠2
8に埋設してあるので、隣接したLEDが続けて発光さ
れることはない。したがって、誤動作することなく、タ
ッチ入力を確実に検出することができる。
【0033】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。たとえば、上
述した第1の実施例においては、x方向のタッチ入力ラ
インが10本、y方向のタッチ入力ラインが5本である
ので、x方向のタッチ入力ラインをすべてスキャンする
間に、y方向のタッチ入力ラインをそれぞれ2回ずつス
キャンする例を示した。しかし、この発明はこの例に限
定されない。たとえば、図7に示すスキャンテーブルの
y方向のスキャンナンバのエリアの1つおきに、スキャ
ンを行わないことを示すデータ(たとえば、値0)をそ
れぞれ記憶しておき、タイマ割込処理のy方向のタッチ
入力ラインのスキャン処理において、読み込まれたスキ
ャンナンバに上記データがあった場合には、スキャン処
理をしないようにして、x方向のタッチ入力ラインとy
方向のタッチ入力ラインとの周期を合わせるようにして
もよい。また、上述した第1の実施例においては、図7
に示すスキャンテーブルを用いた例を示したが、これに
限定されない。要するに、隣接するタッチ入力ラインが
続けてスキャンされないような順番であればどのような
順番であってもよい。
【0034】さらに、上述した第2の実施例において
は、LEDおよびPTを、図9に示すように、I/Oア
ドレスが1つおきとなる順番で埋設した例を示したが、
これに限定されない。たとえば、I/Oアドレスが隣接
するLEDおよびPTをできるだけ離すようにすれば、
誤動作の可能性がより低くなる。ところで、この発明が
適用される計量ラベルプリンタは、生鮮食料品が計量対
象であるため、濡れたり、汚れたりした手でタッチパネ
ルが操作される場合が多い。したがって、タッチパネル
の枠のスリットの径が小さい場合、スリットが目詰まり
してタッチ入力が検出できなくなってしまうが、上述し
たように、従来では、タッチ入力ラインの光の指向性を
高めるために、スリットの径はあまり大きくできない。
しかしながら、この発明によれば、スリットの径を従来
に比べて大きくできるので、上記不都合は生じにくい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ある発光素子から放射された光が、その光が受光さ
れるべきでない受光素子で受光されないので、光学的ノ
イズが多い場所でタッチパネルを使用したり、操作者が
正確にタッチ入力しなくても、誤動作することなく、タ
ッチ入力を確実に検出できるという効果がある。また、
タッチ入力ラインの光の指向性を高めるためのスリット
の長さを短くすることができ、タッチパネルを小型に構
成できる。これにより、デザインの自由度が大きくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるタッチパネル2
5の概略構成を表す正面図およびA−A’断面図であ
る。
【図2】この発明の第1および第2の実施例によるタッ
チパネルを適用したラベルプリンタの外観構成を表す斜
視図である。
【図3】図2に示すラベルプリンタの制御部の電気的構
成を表すブロック図である。
【図4】タッチパネル制御部35の電気的構成を表すブ
ロック図である。
【図5】CPU40のメインルーチンの動作を表すフロ
ーチャートである。
【図6】CPU40のタイマ割込処理ルーチンの動作を
表すフローチャートである。
【図7】この発明の第1の実施例によるスキャンテーブ
ルの構成の一例を表す図である。
【図8】セーブエリアの構成の一例およびセーブエリア
のビットナンバとスキャンナンバとの対応の一例とを表
す図である。
【図9】この発明の第2の実施例によるタッチパネル4
5の概略構成を表す正面図である。
【図10】この発明の第2の実施例によるスキャンテー
ブルの構成の一例を表す図である。
【図11】従来のタッチパネル1の概略構成例を表す正
面図である。
【符号の説明】
25,45 タッチパネル 261〜265,291〜2910 発光ダイオード 28 枠 271〜275,301〜3010 フォトトランジスタ 40 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表示面外周上部に取り付けら
    れた枠体の各辺に、複数の発光素子と複数の受光素子と
    が対向して設けられ、発光素子から出射され、対向する
    受光素子に入射される光の遮断状態を検出することによ
    り、前記表示面への入力位置を認識するタッチパネルに
    おいて、 前記複数の発光素子を1つずつ順次発光させる際、隣接
    する発光素子は連続して発光させないことを特徴とする
    タッチパネル。
JP15973393A 1993-06-29 1993-06-29 タッチパネル Pending JPH0720985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15973393A JPH0720985A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 タッチパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15973393A JPH0720985A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 タッチパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720985A true JPH0720985A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15700088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15973393A Pending JPH0720985A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 タッチパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720985A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972753B1 (en) 1998-10-02 2005-12-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Touch panel, display device provided with touch panel and electronic equipment provided with display device
JP2006092227A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Tietech Co Ltd タッチパネル装置
US7262754B1 (en) 1998-09-03 2007-08-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device with liquid crystal display
KR100829172B1 (ko) * 2006-02-20 2008-05-13 호감테크놀로지(주) 적외선 터치스크린 장치 및 적외선 터치스크린의 터치점의좌표 산출 방법
WO2008066004A1 (fr) 2006-11-30 2008-06-05 Sega Corporation Appareil de mise en entrée de position
JP2009252203A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 光学式タッチパネル用スリット及び光学式タッチパネル
JP2009276829A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラムおよび情報処理装置
JP2015153184A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 シャープ株式会社 位置検出装置及びタッチパネル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441916A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Nec Corp Light transmission type touch input device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441916A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Nec Corp Light transmission type touch input device

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262754B1 (en) 1998-09-03 2007-08-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device with liquid crystal display
US8547322B2 (en) 1998-09-03 2013-10-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device with liquid crystal display
US8368845B2 (en) 1998-09-03 2013-02-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device with liquid crystal display
US7916130B2 (en) 1998-09-03 2011-03-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device with liquid crystal display
US7656391B2 (en) 1998-10-02 2010-02-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Touch panel, display device provided with touch panel and electronic equipment provided with display device
US6972753B1 (en) 1998-10-02 2005-12-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Touch panel, display device provided with touch panel and electronic equipment provided with display device
JP2006092227A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Tietech Co Ltd タッチパネル装置
KR100829172B1 (ko) * 2006-02-20 2008-05-13 호감테크놀로지(주) 적외선 터치스크린 장치 및 적외선 터치스크린의 터치점의좌표 산출 방법
WO2008066004A1 (fr) 2006-11-30 2008-06-05 Sega Corporation Appareil de mise en entrée de position
JP2009252203A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 光学式タッチパネル用スリット及び光学式タッチパネル
JP2009276829A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラムおよび情報処理装置
US10105597B1 (en) 2008-05-12 2018-10-23 Nintendo Co., Ltd. Storage medium storing information processing program, information processing apparatus and information processing method
US10406435B2 (en) 2008-05-12 2019-09-10 Nintendo Co., Ltd. Storage medium storing information processing program, information processing apparatus and information processing method
JP2015153184A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 シャープ株式会社 位置検出装置及びタッチパネル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5736976A (en) Computer data entry apparatus with hand motion sensing and monitoring
US5841425A (en) Ambidextrous computer input device
US5148015A (en) Touch switch input device for computer system
US20020175900A1 (en) Touch input system
JPH01315816A (ja) タッチパネル装置
JPH0720985A (ja) タッチパネル
KR20020013720A (ko) 컨트롤러
JPH10296670A (ja) チップマウンターのタッチスクリーン入力装置とこれを具備したチップマウンター及びその制御方法
US9141228B2 (en) Input device
US6307535B1 (en) Pointing device for use in a computer system
US4998014A (en) Optical coordinate-input system
US6831630B2 (en) Key input device having Braille input function
US20130044057A1 (en) Optical input device
KR100963228B1 (ko) 터치신호 입력장치
JPH07296690A (ja) センサー及びそのセンサーを用いた障害物の位置検出 方法並びにゲーム機
KR0179757B1 (ko) 암호 입력 장치
JPS58158731A (ja) キ−入力装置
KR20040009134A (ko) 자판배열이 자유로운 키보드장치
JP4849203B2 (ja) センサシステム
CN108628471B (zh) 鼠标
JPS60156132A (ja) 光透過型タツチ入力装置
JPS58140883A (ja) オンライン手書文字認識装置
JPS61224023A (ja) 光走査型タツチパネル
KR20060060757A (ko) 여러 종류의 터치스크린을 사용할 수 있는 금융자동화기기
JPH04108247U (ja) タツチパネル式入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970408