JPH04108247U - タツチパネル式入力装置 - Google Patents

タツチパネル式入力装置

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JPH04108247U JP1991014160U JP1416091U JPH04108247U JP H04108247 U JPH04108247 U JP H04108247U JP 1991014160 U JP1991014160 U JP 1991014160U JP 1416091 U JP1416091 U JP 1416091U JP H04108247 U JPH04108247 U JP H04108247U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外光による誤動作を防止する。 【構成】 各受光部5〜8での外光受光量をS/H回路
20〜23で検出し、検出した外光受光量の大小を外光
受光量判別部25dで判別する。この判別結果に基づ
き、切り替え制御部25eは光量切り替え部9〜12と
感度切り替え部13〜16に対する切り替え制御を行っ
て、外光受光量大と判別された受光部を低受光感度に切
り替えるとともに対応する発光部を高発光量に切り替
え、外光受光量小と判別された受光部を通常受光感度に
切り替えるとともに対応する発光部を通常発光量に切り
替える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタッチパネル式入力装置に係り、特に光学式タッチパネルを備えたタ ッチパネル式入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種キー画像を表示する液晶パネル等の表示ユニット表面を指或いは指示ペン により指示すると、該指示されたポイントの座標値を検出し、該指示ポイントの 座標と各キー画像の表示領域データとから指示されたキー画像を識別してキーデ ータをホストコンピュータ等に入力するタッチパネル式データ入力装置がある。 かかるタッチパネル式データ入力装置に用いられる各種タッチパネルの中に光学 式(赤外線方式)がある。
【0003】 図7は光学式タッチパネル周辺の分解斜視図、図8は光学式タッチパネルの断 面図である。光学式タッチパネルは、(1)表示面にデータ入力用の各種キー画 像を表示するLCD(液晶素子),CRT,EL(エレクトリックルミネッセン ス)等の表示ユニット31と、(2)該表示ユニットの表示面の前面に配設され た透光性パネル32と、(3)透光性パネル表面の指示されたポイントの座標値 を光学的に検出する光学的座標検出部33と、(4)光学的座標検出部33の前 面に配設されて日光等の外光を遮光するフィルタ34を有している。
【0004】 光学的座標検出部33は表示ユニット31の外形に対応した大きさの枠33a を有し、該枠の4辺の各対向には発光素子(赤外発光ダイオード)35aを含む 発光部35(図9参照)と受光素子(フォトトランジスタ)36aを含む受光部 36(図9参照)が組みを成すようにして、X方向とY方向に各々複数組ずつ配 設されており、発光素子35aをX方向に順次1個ずつ発光させ、次いでY方向 に同様に1個ずつ発光させて透光性パネル32の表面上をスキャンさせ、対応す る受光素子36aでの受光の有無を判別し、受光しなかった受光素子36aの位 置から光線の遮断された位置を特定し、これにより指示されたポイントのX方向 座標とY方向座標を検出できるようになっている。
【0005】 従って、例えば各種キー画像を表示ユニット31の表示面に表示させ、所定の キー画像が表示されている透光性パネル32上のポイントが指示ペンで指示され たとき、該指示されたポイントの座標を検出し、検出された座標とキー画像の表 示領域データとから指示されたキー画像を識別してキーデータをホストコンピュ ータ等に入力する。このようにタッチパネル式データ入力装置では、所望のキー 画像を指示すれば自動的に指示されたキー画像が識別され、該キー画像に応じた キーデータが出力される。
【0006】 光学的座標検出部33の発光部35の回路構成は図9の左側に示す如く、電流 制限抵抗R1、発光素子35a、制御トランジスタTrがVCCとアース間に直列 接続されてなり、制御トランジスタTrがオンすると、発光素子35aに電流が 流れて発光する。一方、受光部36の回路構成は図9の右側に示す如く、電流− 電圧変換抵抗R2、受光素子36aがVCCとアース間に直列接続されて成り、図 10、図11に示す如く光の受光がないとき受光素子36aに光電流は流れず、 出力電圧はVCCである。受光があると図10に示す如く受光量に比例した光電流 が流れ、出力電圧は図11に示す如くVCCと0Vの間の値となる。発光素子35 aが発光し走査光が入射したときの受光部36の出力変化(図12(1)参照) は波形整形回路37で波形整形されて、パルス信号が出力される(図12(2) 参照)。このパルス信号の有無で受光の有無を判別する。波形整形は、発光素子 35aの非発光時の受光部36の出力電圧から一定電圧Vr だけ低いスレッショ ールドレベルで行われるようになっている(図12参照)。
【0007】 ところで、日光などの外光に含まれる赤外線がフィルタ34を通過して受光部 36に入射すると、発光素子35aが発光しなくても受光部36の出力電圧は Vccより低い値となる。図11のaに示すように外光の受光量が小さいときは、 発光素子35aの発光時に出力電圧の変化量Vf1がVr より大きくなるので、パ ルス信号出力が可能であるが(図12(1)、(2)参照)、図11のbに示す ように外光の受光量が大きいときは、発光素子35aの発光時に出力電圧が飽和 して変化量がVr より小さくなってしまい、パルス信号出力が不能となる(図1 3(1)、(2)参照)。
【0008】 すると、実際には操作者に指示されていないにも関わらず、受光が無かったと 判別されて、誤ったキーデータが出力されるなどの不具合が生じる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
以上から本考案の目的は、外光による誤動作を防止できるタッチパネル式入力 装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、対向配置した発光部と受光部をX方向とY方向に複数組設 けた光学的座標検出手段を有するタッチパネル式入力装置において、各発光部の 発光量を個別に切り替える発光量切り替え手段と、各受光部の受光感度を個別に 切り替える受光感度切り替え手段と、各受光部での外光受光量を検出する外光受 光量検出手段と、検出した外光受光量の大小判別を行う判別手段と、判別手段で 外光受光量大と判別された受光部を低感度に切り替えるとともに対応する発光部 を高発光量に切り替え、外光受光量小と判別された受光部を通常感度に切り替え るとともに対応する発光部を通常発光量に切り替える切り替え制御手段を設けた ことにより達成される。
【0011】
【作用】
本考案によれば、各受光部での外光受光量を検出し、検出した外光受光量の大 小判別を行って、外光受光量大と判別された受光部を低感度に切り替えるととも に対応する発光部を高発光量に切り替え、外光受光量小と判別された受光部を通 常感度に切り替えるとともに対応する発光部を通常発光量に切り替える。これに より、受光部に大きな外光が入っていても、受光部出力の飽和を招くことなく発 光部の発光時に波形整形に必要な出力変化量を確保して、誤動作を回避できると ともに、受光部に大きな外光が入っていないときは発光部の発光量を小さくして 発光素子の劣化速度を遅くすることができる。
【0012】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例に係わるタッチパネル式入力装置の構成を示す要部 ブロック図である。
【0013】 33Aはフィルタ付光学式タッチパネル内のX×Y=2×2の大きさを有する 光学式座標検出部であり、1と2はX方向の発光部、3と4はY方向の発光部、 5と6はX方向の受光部、7と8はY方向の受光部、9〜12は各発光部毎に設 けられた光量切り替え部、13〜16は各受光部毎に設けられた感度切り替え部 である。発光部1,2は受光部5,6と所定間隔おいて対向しており、発光部3 ,4は受光部7,8と所定間隔おいて対向している。
【0014】 発光部1、光量切り替え部9、受光部5、感度切り替え部13の回路構成を図 2に示す。制御トランジスタTr、発光素子1a、電流制限抵抗R1で発光部1 が構成され、スイッチSW1とともに直列接続されたのちVCCとアース間に接続 されている。スイッチSW1とR1には、直列接続されたスイッチSW2と電流 制限抵抗R1′が並列に接続されている。スイッチSW1、SW2、R1′で光 量切り替え部9が構成されている。R1とR1′は同一の抵抗値である。一方、 受光素子5a、電流−電圧変換抵抗R2で受光部5が構成され、スイッチSW3 とともに直列接続されたのちVCCとアース間に接続されている。スイッチSW3 とR2には、直列接続されたスイッチSW4と電流−電圧変換抵抗R2′が並列 に接続されている。スイッチSW3、SW4、R2′で感度切り替え部13が構 成されている。R2とR2′は同一の抵抗値である。
【0015】 外光量の少ない通常時はスイッチSW1が閉,SW2が開とされ、制御トラン ジスタTrがオンするとR1で制限された通常の電流が流れて、発光素子1aは 通常の量で発光し、外光量が一定以上になるとスイッチSW1とSW2のいずれ も閉とされ、制御トランジスタTrがオンするとR1の半分の抵抗値で制限され た大きな電流が流れて、発光素子1aは通常の2倍の光量で発光する。また、通 常時はスイッチSW3が閉,SW4が開とされ、受光素子5aの光電流は抵抗R 2で電圧変換され、外光量が一定以上になるとスイッチSW1とSW2のいずれ も閉とされ、受光素子5aの光電流は抵抗R2の半分の抵抗値で電圧変換されて 、感度が半分に低下される。他の発光部2〜4、光量切り替え部10〜12、受 光部5〜8、感度切り替え部13〜16も図2と全く同様に構成されている。
【0016】 図1に戻って、17は走査部であり、後述するタイミング回路から入力するク ロックに従い各発光部1〜4を順次走査する。18はマルチプレクサであり、タ イミング回路から入力するクロックに従い各受光部5〜8の出力VOX0、VOX1 、VOY0、VOY1を時分割して出力する。19は波形整形回路であり、マルチプ レクサ出力を波形整形したパルス信号を出力する。20〜23はS/H(サンプ ルアンドホールド)回路であり、タイミング回路から個別に入力するサンプルパ ルスTPX0、TPX1、TPY0、TPY1に基づき各受光部5〜8の出力を個別に、 対応する発光部1〜4が発光していない期間にサンプルホールドする。24はマ ルチプレクサであり、タイミング回路から入力するクロックに従い各S/H回路 20〜23の出力を時分割して出力する。S/H回路20〜23は外光量検出手 段としての機能を有する。
【0017】 25はマイコン構成のコントローラであり、25aは各種クロックやパルスを 発生するタイミング回路、25bは波形整形回路19から入力したパルス信号よ り指示座標を特定する指示座標特定部、25cは特定された座標に対応するキー データをホストコンピュータ等へ出力するキーデータ出力部、25dはマルチプ レクサ24の出力に基づき各受光部5〜8での外光受光量の大小を個別に判別す る外光受光量判別部、25eは外光受光量判別部25dでの判別結果に基づき各 発光部1〜4の発光量と受光部5〜8の受光感度を個別に切り替え制御する切り 替え制御部である。
【0018】 図3はコントローラ25の発光量・感度切り替え処理とキーデータ入力処理を 説明する流れ図、図4は発光部と受光部の動作を示す線図、図5は受光部の出力 特性を示す線図、図6は走査光を入射したときの受光部の出力変化の様子を示す 線図であり、以下これらの図に従って説明する。
【0019】 初めに初期設定処理でコントローラ25の切り替え制御部25eは各光量切り 替え部9〜12に対し通常発光量への切り替え制御を行い(スイッチSW1を閉 、SW2を開)、各発光部1〜4が通常光量で発光するようにし、また、各感度 切り替え部13〜16に対し通常感度への切り替え制御を行い(スイッチSW3 を閉、SW4を開)、各受光部5〜8を通常感度とする(ステップ101)。
【0020】 次いで、タイミング回路25aが各種クロックやパルスを発生し、走査部17 による発光部1〜4の順次走査、マルチプレクサ18、24の時分割動作、S/ H20〜23のサンプルホールド動作を開始させる(ステップ102)。走査部 17の各発光部1〜4に対する走査パルスSPX0、SPX1、SPY0、SPY1は図 4の如くであり、各発光部の制御トランジスタTrは走査パルスが入力されてい る間オンし、発光素子が通常光量で発光する。一方、受光部5〜8の出力電圧V OX0、VOX1、VOY0、VOY1は対応する発光部1〜4の非発光時は外光量に応 じた分だけVCCより低い電圧を出力しており、対応する発光部が発光して走査光 が入射するとパルス状に出力電圧が変化する。各受光部5〜8は通常感度なので 、受光量に対する出力電圧の変化幅は大きい。各受光部5〜8の出力電圧はマル チプレクサ18で時分割されたのち、波形整形回路19で波形整形され、コント ローラ25へ出力される。また、各受光部5〜8の出力電圧は対応する発光部の 非発光時に入力されるサンプルパルスTPX0、TPX1、TPY0、TPY1に従いS /H回路20〜23でサンプルホールドされる。S/H回路20〜23の出力電 圧は各受光部5〜8の外光受光量を示す。各S/H回路20〜23の出力電圧は マルチプレクサ24で時分割されたのち、コントローラ25へ出力される。
【0021】 コントローラ25の外光受光量判別部25dはマルチプレクサ24を介して各 受光部5〜8の外光受光量を示す電圧を入力し、外光受光量が所定の基準量Hよ り大か判別する(ステップ103)。これは、通常発光量・通常受光感度に切り 替えられている発光部・受光部の組に対しては受光部の出力特性が図5のAとな るので、基準電圧VH1より低いかの判別で行い、高光量・低感度に切り替えられ ている発光部・受光部の組に対しては受光部の出力特性が図5のBとなるので、 基準電圧VH2より低いかの判別で行う。初め全ての発光部・受光部の組が通常光 量・通常感度に切り替えられているので、VH1より低いか判別する。
【0022】 若し、受光部5にHより大の外光が入っていてS/H回路20の出力電圧が VH1より低いとき、外光受光量判別部25dはX=0に関し、外光量が大と判別 し、判別結果を切り替え制御部25eへ出力する。切り替え制御部25eは、X =0の発光部1と受光部5が高光量・低感度に切り替え済みか判断する(ステッ プ104)。ここではNOなので、光量切り替え部9に対し切り替え制御を行っ て高光量で発光するようにし(スイッチSW1とSW2を閉)、感度切り替え部 13に対し切り替え制御を行って低感度に切り替える(スイッチSW3とSW4 を閉、ステップ105)。これにより、通常発光量・通常受光感度のままでは外 光量がHより多い状態で発光部1が発光しても(図5のa参照)、受光部5の出 力電圧の飽和(0Vより下がらない)のため変化量が波形整形に必要なVr に比 し小さくなる恐れがあるが(図5の特性Aに対するVg1、図6のA参照)、高発 光量・低受光感度とされることにより(図5のb参照)、受光部出力の飽和を招 くことなく発光部の発光時に波形整形に必要な出力変化量を確保できるようにな る(図5の特性Bに対するVg2、図6のB参照)。
【0023】 次いで、外光受光量判別部25dは発光部・受光部の組の内、高発光量・低受 光感度に切り替えたものがあれば、S/H回路の出力をVH2と比較して外光受光 量をチェックしてまだ外光受光量が大か判別する(ステップ106、107)。 まだX=0の受光部5の外光受光量がHを越えていれば高発光量、低受光感度の ままとする。
【0024】 次いで、指示座標特定部25bは波形整形回路19から入力したパルス信号に 基づき、操作者による指示があるか判別し、あればX座標とY座標を特定する( ステップ109、110)。若し、X=0が指示されていなければ、発光部1の 発光時に受光部5の出力電圧がVr より大きく変化して、確実にパルス信号が出 力されるので、指示座標特定部25bが誤って指示ありと判別することはない。
【0025】 指示座標特定部25bで指示座標が特定されたときは、キーデータ出力部25 cは該座標とキー画像の表示領域データを対比させて、対応するキーデータをホ ストコンピュータ等へ出力する(ステップ111)。そして、コントローラ25 はステップ103側に戻り、前述した外光量チェック等の処理を繰り返す。
【0026】 その後、受光部5に入射していた外光量が減りHを下回ると、S/H回路20 の出力電圧はVH2を上回る。このとき、外光受光量判別部25dはステップ10 7で受光部5に関し外光量が小となったと判別し、判別結果を切り替え制御部2 5eへ出力する。該判別結果を入力した切り替え制御部25eは光量切り替え部 9に対し切り替え制御を行って通常光量で発光するようにし(スイッチSW1を 閉、SW2を開)、感度切り替え部13に対し切り替え制御を行って通常受光感 度に切り替える(スイッチSW3を閉、SW4を開、ステップ108)。これに より、高光量のままでは発光部1の発光素子1aの劣化が速いが、通常値に戻る ことで劣化速度も遅くなる。
【0027】 他のX=1、Y=0、Y=1の発光部・受光部の組に関しても、全く同様にし て受光部での外光受光量がHより大のときは高発光量・低受光感度に切り替えら れ、Hより少ないときは通常光量・通常感度に切り替えられるので、操作者が指 示していないにも関わらず誤ってキーデータが出力されることはない。
【0028】 なお、上記した実施例ではX×Y=2×2で説明したが、他の大きさであって も全く同様に適用できる。また、外光受光量が大のとき光量を2倍、感度を1/ 2倍に切り替えるようにしたが、光量を3倍、感度を1/3倍とするなど他の倍 率を用いてもよく、更に、外光受光量に応じて多段階(3段階以上)に倍率を切 り替えるようにしてもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上本考案によれば、各発光部の発光量を個別に切り替える発光量切り替え手 段と、各受光部の受光感度を個別に切り替える受光感度切り替え手段と、各受光 部での外光受光量を検出する外光受光量検出手段と、検出した外光受光量の大小 判別を行う判別手段と、判別手段で外光受光量大と判別された受光部を低感度に 切り替えるとともに対応する発光部を高発光量に切り替え、外光受光量小と判別 された受光部を通常感度に切り替えるとともに対応する発光部を通常発光量に切 り替える切り替え制御手段を設け、各受光部での外光受光量を検出し、検出した 外光受光量の大小判別を行って、外光受光量大と判別された受光部を低感度に切 り替えるとともに対応する発光部を高発光量に切り替え、外光受光量小と判別さ れた受光部を通常感度に切り替えるとともに対応する発光部を通常発光量に切り 替えるように構成したから、受光部に大きな外光が入っていても、受光部出力の 飽和を招くことなく発光部の発光時に波形整形に必要な出力変化量を確保して、 誤動作を回避できるとともに、受光部に大きな外光が入っていないときは発光部 の発光量を小さくして発光素子の劣化速度を遅くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るタッチパネル式入力装
置の要部ブロック図である。
【図2】図1における発光部周辺と受光部周辺の具体的
回路図である。
【図3】図1におけるコントローラの光量・感度切り替
え処理とキーデータ入力処理を説明する流れ図である。
【図4】図1における光学式座標入力部の動作を説明す
る線図である。
【図5】図1における受光部の出力特性を示す線図であ
る。
【図6】図1における受光部の出力波形を示す線図であ
る。
【図7】一般的な光学式タッチパネルを示す分解斜視図
である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】図7における発光素子周辺と受光素子周辺の回
路図である。
【図10】図9における受光素子の受光量−光電流特性
を示す線図である。
【図11】図9における受光部の出力特性を示す線図で
ある。
【図12】図9における外光受光量が小のときの動作を
説明する線図である。
【図13】図9における外光受光量が大のときの動作を
説明する線図である。
【符号の説明】
1〜4 発光部 5〜8 受光部 9〜12 光量切り替え部 13〜16 感度切り替え部 20〜23 S/H回路 25d 外光受光量判別部 25e 切り替え制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置した発光部と受光部をX方向と
    Y方向に複数組設けた光学的座標検出手段を有するタッ
    チパネル式入力装置において、各発光部の発光量を個別
    に切り替える発光量切り替え手段と、各受光部の受光感
    度を個別に切り替える受光感度切り替え手段と、各受光
    部での外光受光量を検出する外光受光量検出手段と、検
    出した外光受光量の大小判別を行う判別手段と、判別手
    段で外光受光量大と判別された受光部を低感度に切り替
    えるとともに対応する発光部を高発光量に切り替え、外
    光受光量小と判別された受光部を通常感度に切り替える
    とともに対応する発光部を通常発光量に切り替える切り
    替え制御手段と、を設けたことを特徴とするタッチパネ
    ル式入力装置。
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