JPH07209756A - マルチビジョン装置の目地調整機構 - Google Patents

マルチビジョン装置の目地調整機構

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JPH07209756A
JPH07209756A JP6004774A JP477494A JPH07209756A JP H07209756 A JPH07209756 A JP H07209756A JP 6004774 A JP6004774 A JP 6004774A JP 477494 A JP477494 A JP 477494A JP H07209756 A JPH07209756 A JP H07209756A
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screen
partition plate
partition plates
bonding surface
screens
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JP6004774A
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English (en)
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Fumihito Ichikawa
文仁 市川
Tadashi Sato
正 佐藤
Yukinori Kawamura
行徳 川村
Yuichi Yamada
裕一 山田
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチビジョン装置のスクリーンでの目地幅
の調整を容易にする。 【構成】 スクリーンフレーム17にスクリーン3を仕
切る仕切板14の端部が固定され、スクリーンフレーム
17の前面部17aに、仕切板14の先端面14bの長
手方向の中心線の延長線に一致して印24が付されてい
る。スクリーン3での単位スクリーンを接着して生ずる
接着面12aの端部にブロック19aが設けられ、この
ブロック19aをアーム部20a,21aで挾持した支
持金具18aが、止めネジ22により、スクリーンフレ
ーム17の前面部17aに固定される。これら止めネジ
22は支持金具18aの図面上縦方向の貫通穴を通して
前面部17aに設けられたネジ穴に螺合しており、止め
ネジ22を緩めた状態で支持金具18aを変位させるこ
とにより、接着面12aを印24に、従って、仕切板1
4の先端面14bの長手方向の中心線に一致させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチビジョン装置の
大画面のスクリ−ンに係り、特に、該スクリーンを投写
ユニット毎に仕切ることによって生ずる目地の調整機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチビジョン装置においては、
複数の投写ユニットから画像をスクリ−ンの背面に拡大
投写し、このスクリ−ン上に大画面の複合画像を表示す
るようになっている。
【0003】しかし、この表示される画像が大画面化し
てくると、必然的にスクリ−ンの面積も大きくなり、ス
クリ−ン全体を一枚のシ−ト部材で形成することが、搬
送のための制約や生産性、生産設備の観点から難しくな
ってくる。
【0004】このため、大画面用のマルチビジョン装置
におけるスクリ−ンとしては、例えば実開平3−901
84号公報に開示されるマルチスクリーン装置のよう
に、複数枚の小面積のスクリ−ン(以下、これを単位ス
クリーンという)の前面を揃えて隣接する単位スクリ−
ンの端部を接続具の溝に挿入して固定することにより、
単位スクリーン同志をつなぎ合わせて1枚の大画面スク
リーンとしたものが一般的である。かかる単位スクリー
ンは夫々1つずつ投写ユニットに対応するものであっ
て、かかる接続具は、形成された大画面スクリーンを単
位スクリーン毎に仕切る仕切板ともなっている。
【0005】そして、かかるマルチスクリーン装置にお
いては、接続具による仕切りが画面上で目立たないよう
にするために、接続具を所望の光透過率の光拡散材料で
形成し、その形状を工夫して、その透光量が適当なもの
となるように、即ち、隣接する単位スクリ−ンの縁部の
略平均光量となるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記マルチ
スクリーン装置において、接続具による仕切りが目立た
ないようにするための形状としては、接続具による画面
上の無映像の帯(即ち、目地)の幅がある一定幅以下に
するように、接続具の幅もある一定幅以下にしなければ
ならない。しかし、接続具をたとえ金属等の剛性のある
材料で構成して機械強度を高めても、目地の幅をあまり
狭くすると、大画面のスクリーンであるため、接続具が
長くなって自重で撓んだり、製造工程上のバラツキがあ
ったりなどして直線性は保てなくなる。このため、目地
を狭くするのには限界がある。
【0007】このことから、マルチスクリーン装置での
スクリーンが大画面化するにつれて目地の幅を広くせざ
るを得なくなり、その結果、目地が目立つようになって
マルチビジョン装置の画像の表示品位を低下させてしま
うことになる。
【0008】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ス
クリーンが大画面化しても、投写ユニット間を仕切る仕
切板によって生ずる目地の幅を、それが目立たなくなる
ほどに狭くすることができるようにしたマルチビジョン
装置の目地調整機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の単位スクリーンをその隣同志の縁
部を互いに接着剤で接合して大画面のスクリーンとした
マルチビジョン装置の目地調整機構において、該スクリ
ーンを仕切板によって単位スクリーン毎に仕切り、該仕
切板による仕切線の延長線上に目印を設けるとともに、
隣合う該単位スクリーンの縁部の接着によって生じたス
クリーン接着面の延長線を該印に一致させる手段を設け
る。
【0010】また、本発明は、複数の単位スクリーンを
その隣同志の縁部を互いに接着剤で接合して大画面のス
クリーンとしたマルチビジョン装置の目地調整機構にお
いて、該スクリーンを仕切板によって単位スクリーン毎
に仕切り、該仕切板はスクリーンフレームに固定された
連結部材を介して該スクリーンフレームに固定され、隣
合う該単位スクリーンの縁部の接着によって生じたスク
リーン接着面の端部を弾性部材と調整ネジとを用いて支
持する手段を設ける。
【0011】さらに、本発明は、上記の本発明夫々にお
いて、前記スクリーンを上下方向に仕切る前記仕切板と
左右方向に仕切る前記仕切板との交点に覗き穴を設け
る。
【0012】さらにまた、本発明は、複数の単位スクリ
ーンをその隣同志の縁部を互いに接着剤で接合して大画
面のスクリーンとしたマルチビジョン装置の目地調整機
構において、該スクリーンを仕切板によって単位スクリ
ーン毎に仕切り、該仕切板に結合しスクリーンフレーム
上を該仕切板の長手方向とは直交する方向に移動可能な
支持部材と、該支持部材を該スクリーンフレームに固定
する固定手段とを設ける。
【0013】
【作用】本発明は、スクリーン接着面の延長線を上記印
に一致させるだけで、スクリーン接着面を仕切板に重ね
合わせることができ、従って、スクリーンに生ずる目地
の幅を簡単かつ精度良くに最小にすることができる。
【0014】また、本発明は、調整ネジによってスクリ
ーン接着面の位置の微調整が可能となり、スクリーン接
着面を仕切板に精度良く重ね合わせることができて、ス
クリーンに生ずる目地の幅を精度良く最小にすることが
できる。
【0015】さらに、本発明は、上下左右方向のスクリ
ーン接着面の交点を上下仕切板と左右仕切板との交点に
一致させることができ、仕切板の真直度にバラツキがあ
っても、目地が目立ちやすいスクリーン中央部におい
て、目地を目立たなくすることができる。
【0016】さらにまた、本発明は、仕切板に真直度の
バラツキがあったり、上下仕切板と左右仕切板と間の角
度が直角からずれていても、仕切板のスクリーン接着面
からずれる部分のずれ量を最小にするように仕切板の位
置調整をすることができ、従って、仕切板とスクリーン
接着面との重なり度合いを最良にすることができる。従
って、スクリーンでの目地幅を可能な最小なものとする
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による目地調整機構の一実施例を用い
たマルチビジョン装置を、その一部を展開して示す斜視
図であって、1はスクリーン装置、2はスクリーン枠、
3はスクリーン、4は天板、5は前板、6は側板、7は
組合せレンチキュラシート、8は組合せフレネルレンズ
シート、9a,9bはレンチキュラシート、10a〜1
0dはフレネルレンズシート(但し、フレネルレンズシ
ート10bは図示していない)、11はレンチキュラシ
ート接着面、12a,12bはフレネルレンズシート接
着面、13は左右仕切板、14は上下仕切板、15はレ
ベラ、16は台板である。
【0018】同図において、天板4と前板5と側板6と
からなるハウジングの前面にスクリーン装置1が取り付
けられており、このハウジング内には、図示しないが、
4つの投写ユニットが左右,上下方向に夫々2個ずつ並
ぶように配置されている。また、このハウジングは、そ
の高さや水平度の調整のためのレベラ15を介して、台
板16の上に載置されている。
【0019】スクリーン装置1は、スクリーン枠2の前
面に設けられたスクリーン3とこのスクリーン3の背面
側に設けられた互いに直交する左右仕切板13,上下仕
切板14とからなっている。かかる左右仕切板13,上
下仕切板14はスクリーン枠2内の空間を上記投写ユニ
ット夫々に対応する4つの空間に仕切っている。
【0020】スクリーン3は、組合せレンチキュラシー
ト7と組合せフレネルレンズシート8とを、組合せレン
チキュラシート7が図面上手前側にあるようにして、重
ね合わせたものである。組合せレンチキュラシート7は
同一平面上に左右に並べられた2枚の同じ形状で同じ大
きさのレンチキュラシート9a,9bを、それらの端面
を接着剤で接着することにより、組み合わせたものであ
り、これらの接着部分がレンチキュラシート接着面11
である。組合せフレネルレンズシート8は、同一平面上
に左右上下に2枚ずつ並べられた4枚の同じ形状で同じ
大きさのフレネルレンズシート10a〜10d(但し、
フレネルレンズシート10bは図示せず)を、隣合うシ
ートの端面を接着剤で接着することにより、組み合わせ
たものであり、これらの接着部分が互いに直交するフレ
ネルレンズシート接着面12a,12bである。
【0021】レンチキュラシート9aは2枚のフレネル
レンズシート10a,10cの合計の広さに等しく、レ
ンチキュラシート9bも2枚のフレネルレンズシート1
0b,10dの合計の広さに等しい。これら組合せレン
チキュラシート7と組合せフレネルレンズシート8と
は、外形を揃えて重ねられ、スクリーン枠2に固定され
た後述するスクリーンフレームに取り付けられている。
このため、水平方向のフレネルレンズシート接着面12
aは組合せフレネルレンズシート8を上下方向に2等分
し、垂直方向のフレネルレンズシート接着面12bは組
合せフレネルレンズシート8を左右方向に2等分してい
る。また、組合せレンチキュラシート7を左右方向に2
等分するレンチキュラシート接着面11は垂直方向のフ
レネルレンズシート接着面12bと重なるようにしてい
る。
【0022】左右仕切板13,上下仕切板14夫々の先
端は上記構成のスクリーン3の背面に当接もしくは極め
て近接している。また、スクリーン装置1を前方正面か
ら見て、左右仕切板13の先端は垂直方向のレンチキュ
ラシート接着面11とフレネルレンズシート接着面12
bとに重なり、上下仕切板14の先端は左右方向のフレ
ネルレンズシート接着面12aに重なるように、スクリ
ーン3と左右仕切板13,上下仕切板14との配置関係
が設定されている。
【0023】図2は、図1に示したスクリーン装置1に
おいて、組合せレンチキュラシート7や組合せフレネル
レンズシート8,左右仕切板13,上下仕切板14など
のスクリーンフレームへの取付け状態を示す正面図であ
って、17はスクリーンフレーム、18a,18bは支
持金具、19a,19bはブロックであり、図1に対応
する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略す
る。
【0024】図2において、左右方向の上下仕切板14
は、その両端がスクリーンフレーム17の、図面上、
右,左辺の内壁面中央部に固定され、これに直交する左
右仕切板13も、その両端がスクリーンフレーム17
の、図面上、上,下辺の内壁面中央部に固定されてい
る。
【0025】また、スクリーン3には、その裏面でのフ
レネルレンズシート接着面12aの右端部にブロック1
9aが、その左端部にブロック19bが夫々設けられ、
これらブロック19a,19bがスクリーンフレーム1
7の右,左辺の中央部に固定された支持金具18a,1
8bに夫々取り付けられている。同様にして、図示しな
いが、スクリーン3の裏面でのフレネルレンズシート接
着面12bの上,下端部に夫々ブロックが設けられ、こ
れらブロックがスクリーンフレーム17の上,下辺の中
央部に固定された図示しない支持金具に夫々取り付けら
れている。このようにして、スクリーン3がスクリーン
フレーム17に支持されている。
【0026】図3は図2でのイ部、即ち、左右仕切板1
3と上下仕切板14との交差部分を拡大して示す斜視図
であって、13a,14aは切込部、13b,14bは
先端面、14cは補強部であり、図2に対応する部分に
は同一符号を付けている。
【0027】同図において、左右仕切板13の中央部に
は、その先端面13bに垂直方向(図1で見て奥行き方
向であって、これをz方向という)に上下仕切板14の
厚みtにほぼ等しい幅の切込部13aが設けられ、上下
仕切板14の中央部にも、その先端面14bに垂直方向
(z方向)に左右仕切板13の厚みtにほぼ等しい幅の
切込部14aが設けられている。そして、これら切込部
13a,14aで左右仕切板13と上下仕切板14とを
噛み合わせる。これにより、左右仕切板13と上下仕切
板14とが互いに直交して交差することになる。
【0028】ここで、左右仕切板13と上下仕切板14
との幅(矢印z方向)は等しく、切込部13a,14a
の深さ(矢印z方向)の合計は、左右仕切板13,上下
仕切板14の幅よりも若干大きくする。これにより、左
右仕切板13と上下仕切板14との先端面13b,14
bは、同一平面上にあるようにする。これらの先端面1
3b,14bは、図2に示したスクリーン3の裏面(即
ち、組合せフレネルレンズシート8の面)に当接もしく
は極めて近接している。
【0029】さらに、上下仕切板14の先端面14bと
は反対側に先端面14bに平行な面を持つ補強部14c
が設けられており、これにより、上下仕切板14は横断
面がT字状をなしている。かかる補強部14cによって
上下仕切板14は機械的強度が増し、水平方向にして配
置される上下仕切板14の厚さtを充分薄くしても、撓
むことがない。なお、左右仕切板13は垂直に配置され
るので、補強部を設けなくとも撓むことがないが、同様
の補強部を設けるようにしてもよい。
【0030】図4は図2でのロ部、即ち、スクリーン3
や上下仕切板14のスクリーンフレーム17への取付け
部分を拡大して示す平面図であって、17aは前面部、
17bは切欠部、20,21は金具、20a,21aは
アーム部、22は止めネジ、23はサラネジ、24は印
であり、図2,図3に対応する部分には同一符号を付け
ている。
【0031】また、図5は図4の分断線A−Aに沿う断
面図であって、17cは側面部であり、図4に対応する
部分には同一符号を付けている。
【0032】図4,図5において、スクリーンフレーム
17は、スクリーン3に平行な面をなす前面部17aと
これに垂直な側面部17cとからなり、この前面部17
aの中央部に切欠部17bが設けられている。
【0033】支持金具18aは2つの金具20,21か
らなり、夫々はアーム部20a,21aを有している。
これら金具20a,21aは夫々、アーム部20a,2
1aがスクリーンフレーム17の切欠部17aの中にあ
るようにして、止めネジ22によってスクリーンフレー
ム17の前面部17aに固定される。これら止めネジ2
2は、金具20,21に設けられた止めネジ22の直径
よりも大きな丸穴を通してスクリーンフレーム17の前
面部17aに設けられた図示しないネジ穴に螺合され、
従って、これら止めネジ22を緩めた状態では、金具2
0,21夫々を上下左右方向に位置調整することができ
る。
【0034】また、金具20,21は、図5に示す金具
21から明らかなように、スクリーンフレーム17の前
面部17aに取り付けられた部分からスクリーンフレー
ム17の切欠部17bに入り込むように折り曲げられて
おり、この折り曲げ部に一体にこの幅にほぼ等しい幅の
アーム部20a,21aが設けられている。但し、これ
らアーム部20a,21aは、金具20,21がスクリ
ーンフレーム17の前面部17aにネジ止めされた状態
では、スクリーンフレーム17の前面部17aよりも手
前側に突き出ることはない。
【0035】スクリーン3の裏面に設けられたブロック
19aは、スクリーンフレーム17の前面部17aに固
定された金具20,21のアーム部20a,21aによ
って挟持され、これにより、スクリーン3がスクリーン
フレーム17に支持される。このとき、スクリーン3の
右縁部は、図4から明らかなように、スクリーンフレー
ム17の前面部17aに当接して支えられる。なお、金
具20,21のアーム部20a,21aは、上記のよう
にスクリーンフレーム17の前面部17aよりも手前側
に突き出ることはないので、スクリーン3に当たること
がない。
【0036】上下仕切板14は、図5から明らかなよう
に、その端部がブロック19aの邪魔とならないように
補強部14cのみとなり、この補強部14cがスクリー
ンフレーム17の側面部17cに固定されている。
【0037】スクリーンフレーム17の前面部17aに
は、図4に示すように、上下仕切板14の先端面14b
の長手方向の中心線の延長線上に線状あるいは点状など
の印24が付けられている。スクリーン3は、フレネル
レンズシート接着面12aの延長線がこの印24に一致
するように、スクリーンフレーム17に取り付けられ
る。
【0038】図4,図5で説明した以上の手段は、図2
において、フレネルレンズシート接着面12aの左端部
にも、フレネルレンズシート接着面12bの上下端部に
も設けられており、これら端部がスクリーンフレーム1
7の前面部に付された図4に示すような印(これらを全
て符号24で表わすことにする)に一致するようにす
る。
【0039】なお、図3で示したように、左右仕切板1
3に補強部が設けられていないときには、その上下端部
に補強部と同様のアーム部を設け、このアーム部をスク
リーンフレーム17の上,下側面部中央に固定する。
【0040】スクリーン3をスクリーンフレーム17に
取り付ける際には、まず、上下仕切板14の両端部と左
右仕切板13の両端部において、図4に示す上下仕切板
14の右端部を例にとると、支持金具18aの金具2
0,21を止めネジ22で緩くスクリーンフレーム17
に取り付けた状態とし、ブロック19aが支持金具18
aのアーム部20a,21aで挾むようにして、スクリ
ーン3をスクリーンフレーム17上に乗せる。このと
き、フレネルレンズシート接着面12aの両端部とフレ
ネルレンズシート接着面12bの両端部夫々は、スクリ
ーンフレーム17に付された印24にほぼ一致してい
る。そして、フレネルレンズシート接着面12aの両端
部とフレネルレンズシート接着面12bの両端部毎に、
手などによって支持金具18aのアーム部20a,21
aでブロック19aを強く挾んで状態でとして、フレネ
ルレンズシート接着面12aの位置を微調整し、この接
着面12aの延長線をスクリーンフレーム17に付され
た印24に一致させてから止めネジ22を強く締め付け
る。かかる微調整は、そのとき止めネジ22は緩く締め
付けられ、かつ金具20,21に設けられた止めネジ2
2が通る貫通穴は止めネジ22の直径よりもやや大きい
ため、可能である。
【0041】なお、図4において、金具20,21をス
クリーンフレーム17に固定した後、スクリーン3の重
量によって金具21が下方に下がらないように金具21
とスクリーンフレーム17との結合をさらに確実にする
ために、この金具21の下端部をサラネジ23の頭で止
める。
【0042】このようにして、簡単な作業でもって、ス
クリーン3のフレネルレンズシート接着面12aの両端
部とフレネルレンズシート接着面12bの両端部夫々が
スクリーンフレーム17に付された印24に正確に一致
するように、スクリーン3をスクリーンフレーム17に
取り付けることができ、また、上下仕切板14は、図3
で説明したように、補強部14cが設けられているの
で、撓むことがなく、従って、スクリーン3のフレネル
レンズシート接着面12aとフレネルレンズシート接着
面12bは夫々、精度良く上下仕切板14の先端面全体
と左右仕切板13の先端面全体に重なることになる。
【0043】以上のようにして、この実施例では、フレ
ネルレンズシート接着面12aと上下仕切板14とのず
れが最少となり、フレネルレンズシート接着面12bと
左右仕切板13とのずれも最少となるから、夫々の投写
ユニットでスクリーン3の仕切板13,14によって仕
切られる夫々の単位スクリーンに画像が投写されたとき
に生ずる目地はフレネルレンズシート接着面12a,1
2bに沿った最小の幅となり、ほとんど目立たなくなっ
て表示画像の品位が著しく向上する。
【0044】図6は本発明によるマルチビジョン装置の
目地調整機構の他の実施例の要部を示す平面図であっ
て、25は保持部、25aは貫通穴、25bはネジ穴、
26は調整ネジ、26aは当て板、27は圧縮バネ、2
8はピン、28aは当て板であり、図4,図5に対応す
る部分には同一符号を付けている。
【0045】また、図7はこの実施例でのスクリーン装
置の一部を裏側から見た斜視図であって、29は覗き穴
であり、図6に対応する部分には同一符号を付けてい
る。
【0046】図6において、支持金具18aには、その
面に垂直な断面形状がコ字状の保持部25が一体となっ
ており、この保持部25がスクリーンフレーム17の前
面部17aに設けられた切欠部17bに入り込んでい
る。そして、この保持部25の上側部に貫通穴25a
が、下側部にネジ穴25bが夫々設けられている。
【0047】また、支持金具24には、図4で説明した
のと同様の印24が付されており、上下仕切板14の先
端面14bの上記中心線の延長線がこの印24に一致す
るように、上下仕切板14の補強部14cが保持部25
の紙面とは反対側の端部に固定されている。支持金具1
8aには図示しない貫通穴が設けられ、この貫通穴を通
してスクリーンフレーム17に設けられたネジ穴に止め
ネジ22を螺合させ、この止めネジ22を締め付けるこ
とにより、支持金具18aがスクリーンフレーム17の
前面部17aに固定される。従って、上下仕切板14の
先端面14bの上記中心線の延長線が常に印24に一致
した状態で、上下仕切板14がスクリーンフレーム17
に取り付けられることになる。
【0048】このように支持金具18aがスクリーンフ
レーム17に固定された状態で、スクリーン3のフレネ
ルレンズシート接着面12aの右端部に設けられたブロ
ック19aが保持部25に取り付けられる。
【0049】即ち、ブロック19aを保持部25に嵌め
込んだとき、このブロック19aの上面が保持部25の
上側部の貫通穴25aを貫通したピン28の当て板28
aに当てられ、ブロック19aの下面が保持部25の下
側部のネジ穴25bを通した調整ネジ26の当て板28
aに当てられる。また、ピン28での保持部25と当て
板28aとの間の部分には、圧縮バネ27が圧縮された
状態で取り付けられている。従って、この圧縮バネ27
により、ブロック19aが調整ネジ26の方に押圧され
ており、調整ネジ26を操作することにより、スクリー
ン3のフレネルレンズシート接着面12aを上下方向に
微小変位させることができる。
【0050】なお、調整ネジ26の先端は、当て板26
aに設けられた貫通していないネジ穴にきつく螺合する
か、当て板26aに接合されるかして、当て板26aと
一体になっている。
【0051】図6に示した手段は、上下仕切板14の左
端部にも、上下仕切板13の上,下端部にも設けられて
いる。
【0052】スクリーン3をスクリーンフレーム17に
取り付ける際には、フレネルレンズシート接着面12
a,12bの両端部毎に、図6に示したように、ブロッ
ク19aをピン28の当て板28aと調整ネジ26の当
て板26aとの間に嵌め込み、調整ネジ26を操作する
ことにより、フレネルレンズシート接着面12a,12
bの延長線がスクリーンフレーム17の上記夫々に付さ
れた印24に一致するようにする。
【0053】ここで、ブロック19aを当て板26a,
28a間に嵌め込んだとき、フレネルレンズシート接着
面12aの延長線が印24にほぼ一致するように、保持
部25などの大きさが設定されている。従って、フレネ
ルレンズシート接着面12aの延長線を印24に正確に
一致させるための調整ネジ26の操作によるフレネルレ
ンズシート接着面12aの上下方向の位置調整量はわず
かなものとなり、かかる位置調整を行なっても、スクリ
ーン3がほとんど歪むことがない。
【0054】これにより、この実施例では、例えば、フ
レネルレンズシート接着面12a,12bの両端部のブ
ロックを夫々保持部の上記当て板間に嵌め込んだ後、夫
々のブロック毎に調整ネジを操作してフレネルレンズシ
ート接着面を上記印に一致させるように調整するという
簡単な調整操作により、フレネルレンズシート接着面1
2a,12bを上下仕切板14,左右仕切板13の夫々
の先端面14b,13bに精度良く一致させることがで
き、スクリーン3に生ずる目地を最小にすることができ
る。
【0055】また、図7において、いずれも図3に示し
たような補強部を有する左右仕切板13と上下仕切板1
4とは一体に形成されており、これらの交点に覗き穴2
9が設けられている。上記のようにして、フレネルレン
ズシート接着面12a,12bの延長線が印24に一致
するように調整された後、覗き穴29にフレネルレンズ
シート接着面12a,12bの交点が一致しているか否
かを確認し、一致していなければ、上記のようにしてフ
レネルレンズシート接着面12a,12bの位置を調整
してこれらの交点を覗き穴29、従って、左右仕切板1
3と上下仕切板14夫々の先端面13b,14bの交点
と精度良く一致させることができる。
【0056】かかる調整により、フレネルレンズシート
接着面12a,12bの延長線が印24とずれてしまう
場合もあるが、スクリーン3上で目地が目立つのは、ス
クリーン3の縁部の方よりもむしろ中央部の方であり、
左右仕切板13と上下仕切板14の真直度にバラツキが
あってフレネルレンズシート接着面12a,12bを全
体にわたって左右仕切板13と上下仕切板14夫々の先
端面13b,14bに一致させることができない場合で
も、かかる調整によってスクリーン3全体の目地を目立
たなくすることができる。フレネルシート接着面12
a,12bの直線性は精度良くすることができるが、仕
切板13,14の真直度は、±0.5mm程度の誤差を
許容せざる場合もある。
【0057】なお、図7に示した手段は、図1〜図5で
説明した実施例においても、適用できることはいうまで
もない。
【0058】図8は本発明によるマルチビジョン装置の
目地調整機構のさらに他の実施例の要部を示す斜視図で
あって、30は仕切板支持部材、30a,30bは長
穴、31a,31bはネジ、32はブロック支持部材、
33a,33bはネジであり、前出図面に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0059】この実施例は、左右仕切板13と上下仕切
板14との交差角が直角からずれていたり、左右仕切板
13や上下仕切板14の真直度にバラツキがある場合、
左右仕切板13とフレネルレンズシート接着面12bと
のずれや、上下仕切板14とフレネルレンズシート接着
面12aとのずれを最小にすることができるようにした
ものである。
【0060】図8において、上下仕切板14には、その
補強部14cに一体に仕切板支持部材30が設けられて
おり、ネジ31a,31bによってスクリーンフレーム
17に固定される。また、スクリーン3に設けられたブ
ロック19aは、ネジ33a,33bによってスクリー
ンフレーム17に固定されたブロック支持部材32によ
って支持されている。
【0061】ここで、仕切板支持部材30には上下方向
に長い長穴30a,30bが設けられており、ネジ31
a,31bはこれら長穴30a,30bを通してスクリ
ーンフレーム17に設けられた図示しないネジ穴に螺合
している。従って、これらネジ30a,30bを緩める
ことにより、仕切板支持部材30を、従って、上下仕切
板14を上下方向に位置調整することができる。同様に
して、ブロック支持部材32も、従って、スクリーン3
も上下方向に位置調整することができる。
【0062】また、この実施例においては、上下仕切板
14と左右仕切板13とは、図3に示したのと同様、図
9に示すように、交差させている。但し、この場合に
は、図9に示す切欠き部13a,14aの幅は上下仕切
板14,左右仕切板13の厚さtよりも若干大き目とし
ており、左右仕切板13は左右方向(矢印x方向)に、
上下仕切板14は上下方向(矢印y方向)に夫々変位で
きるようになっている。
【0063】さらに、上下仕切板14の切欠き部14a
の片側または両側近傍に夫々図7で示したような覗き穴
34a,34bが設けられ、同様に、左右仕切板13の
切欠き部13aの片側または両側近傍にも夫々同様の覗
き穴35a,35bが設けられている。
【0064】次に、この実施例において、上下仕切板1
4の真直度にバラツキがある場合での上下仕切板14と
フレネルレンズシート接着面12aとのずれを最小にす
る方法について説明する。
【0065】図8において、上下仕切板14の先端面1
4bの長手方向の中心線の延長線がスクリーンフレーム
17上の印24に正確に一致するようにして、仕切板支
持部材30がネジ31a,31bでスクリーンフレーム
17に固定され、また、ブロック支持部材32の位置調
整でフレネルレンズシート接着面12aの延長線が目印
24と一致するようにして、このブロック支持部材32
がネジ33a33bでスクリーンフレーム17に取り付
けられる。
【0066】しかる後、図9での上下仕切板14に設け
られた覗き穴34a,34bを覗き、これら覗き穴34
a,34bから見えるフレネルレンズシート接着面12
aの位置を確認する。いま、覗き穴34a,34bでの
フレネルレンズシート接着面12aの位置が覗き穴34
a,34bの中心からずれているものとすると、例え
ば、図10に示すように、上下仕切板14が上下方向に
反っており、上下仕切板14の先端面14bの長手方向
の中心線の延長線が曲線状をなしているものと考えられ
る。
【0067】そこで、図8において、ネジ31a,31
bを緩め、上記確認時での覗き穴34a,34bの中心
からのフレネルレンズシート接着面12aのずれの大き
さを勘案しながら、仕切板支持部材30を上下に変位さ
せ、上下仕切板14を上下に変位させて覗き穴34a,
34bでのフレネルレンズシート接着面12aの位置を
調整する。
【0068】このようにすることにより、上下仕切板1
4が反っていても、図10に示すように、上下仕切板1
4の先端面14bの長手方向の中心線Wに対し、この中
心線Wの両端を結ぶ直線とこの直線に平行な中心線Wの
接線との中間を通り、これら直線と接線に平行な直線に
ほとんど一致するように、フレネルレンズシート接着面
12aの位置を設定することができる。
【0069】このように位置設定されたフレネルレンズ
シート接着面12aは、全体として中心線Wからずれて
はいるが、このずれ量は、上下仕切板14の全長にわた
ってみた場合、最小のものとなり、スクリーン3での目
地幅は最小のものとなる。
【0070】以上は上下仕切板14とフレネルレンズシ
ート接着面12aとについてであったが、左右仕切板1
3の両端部やフレネルレンズシート接着面12bも図8
に示す手段と同様の手段でもってスクリーンフレーム1
7に取り付けられており、従って、左右仕切板13の真
直度にバラツキがあっても、同様にして左右仕切板13
とフレネルレンズシート接着面12bとのずれを最小に
することができる。
【0071】また、左右仕切板13と上下仕切板14と
の交差角が直角からずれている場合には、フレネルレン
ズシート接着面12aが覗き穴34a,34bの中心か
らずれているか、フレネルレンズシート接着面12bが
覗き穴35a,35bの中心からずれているか、あるい
はその両方である。この場合も、上記と同様の調整をす
ることにより、目地幅を最小にすることができる。
【0072】なお、この実施例では、仕切板の位置調整
をするようにしたが、ブロック支持部材32を変位させ
ることにより、スクリーン3のフレネルレンズシート接
着面12a,12bの位置調整をするようにしてもよ
い。
【0073】なお、上記各実施例では、投写ユニットを
4個とし、スクリーン3を4つの単位スクリーンに仕切
った場合であったが、これ以外の個数の投写ユニットを
用いたマルチビジョン装置にも適用できることはいうま
でもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
スクリーンでのスクリーン接着面を印に合わせるという
簡単な操作でもって、該スクリーン接着面を仕切板に精
度良く一致させることができて、該スクリーンに生ずる
目地を最小にして目立たなくすることができる。
【0075】また、本発明によると、調整ネジの操作で
もってスクリーン接着面の位置の調整ができるから、か
かる位置の調整を微細にすることができ、該スクリーン
接着面を仕切板に精度良く一致させることができて、該
スクリーンに生ずる目地を最小にして目立たなくするこ
とができる。
【0076】さらに、本発明によると、上下仕切板と左
右仕切板との交点に覗き穴が設けられ、該覗き穴を介し
てスクリーン接着面を見ることができるから、該覗き穴
に上下方向と左右方向のスクリーン接着面の交点を精度
良く一致させることができ、これら仕切板の真直度にバ
ラツキがあっても、スクリーン上の目地が目立ちやすい
中央部での目地の幅を最小にすることができる。
【0077】さらにまた、本発明によれば、上下仕切板
と左右仕切板を夫々上下方向,左右方向に位置調整可能
であるから、精度良く位置設定されたスクリーン接着面
に対し、上下仕切板と左右仕切板のずれを最小とするこ
とができ、上下仕切板,左右仕切板の真直度やこれら間
の交差角にバラツキがあっても、スクリーン上の目地幅
を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目地調整機構の一実施例を用いた
マルチビジョン装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示したマルチビジョン装置での本発明に
よる目地調整機構の一実施例を備えたスクリーンを示す
正面図である。
【図3】図2でのイ部を拡大して示す斜視図である。
【図4】図2でのロ部を拡大して示す正面図である。
【図5】図4の分断線AーA線に沿う断面図である。
【図6】本発明によるマルチビジョン装置の目地調整機
構の他の実施例の要部を示す正面図である。
【図7】図6に示した実施例を用いたマルチビジョン装
置のスクリーン装置を裏側からみた斜視図である。
【図8】本発明によるマルチビジョン装置の目地調整機
構のさらに他の実施例の要部を示す正面図である。
【図9】図8に示した実施例での仕切板交差部を拡大し
て示す斜視図である。
【図10】図8に示した実施例での仕切板とフレネルレ
ンズシート接着面との間に設定される位置関係を示す図
である。
【符号の説明】
1 スクリーン装置 2 スクリーン枠 3 スクリーン 7 組合せレンチキュラシート 8 組合せフレネルレンズシート 9a,9b レンチキュラシート 10a〜10d フレネルレンズシート 11 レンチキュラシート接着面 12a,12b フレネルレンズシート接着面 13 左右仕切板 13b 先端面 14 上下仕切板 14b 先端面 14c 補強部 17 スクリーンフレーム 17a 全面部 17b 切欠部 17c 側面部 18a,18b 支持金具 19a,19b ブロック 20 金具 20a アーム部 21 金具 21a アーム部 22 止めネジ 24 印 25 保持部 25a 貫通穴 25b ネジ穴 26 調整ネジ 27 圧縮バネ 28 ピン 29 覗き穴 30 仕切板支持部材 30a,30b 長穴 31a,31b ネジ 32 ブロック支持部材 33a,33b ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 行徳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 山田 裕一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の投写ユニットの画像が大画面のス
    クリーンに拡大表示され、該大画面のスクリーンは、該
    投写ユニット夫々に対応した単位スクリーンが同一平面
    に揃えられた状態で、隣合う該単位スクリーンの縁部が
    接着剤で接着されてなるマルチビジョン装置において、 該大画面のスクリーンを、仕切板によって上下左右方向
    に仕切ることにより、該単位スクリーン毎に区分し、 該仕切板による仕切線の延長線上に目印を設けるととも
    に、 隣合う該単位スクリーンの縁部の接着によって生じたス
    クリーン接着面の延長線を該印に一致させる手段を設
    け、 該仕切板による仕切線と該スクリーン接着面とを一致さ
    せることができるように構成したことを特徴とするマル
    チビジョン装置の目地調整機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記印は前記仕切板が固定されたスクリーンフレームに
    設けられ、 前記手段は、前記スクリーンを前記スクリーン接着面の
    端部を支持し該スクリーンフレーム上を変位可能に取り
    付けられた支持部材と、該支持部材を該スクリーンフレ
    ームに固定する固定部材とからなることを特徴とするマ
    ルチビジョン装置の目地調整機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記スクリーンを上下方向に仕切る前記仕切板と左右方
    向に仕切る前記仕切板との交点に覗き穴を設け、 前記手段により、前記スクリーンの左右方向のスクリー
    ン接着面と上下方向のスクリーン接着面との交点を該覗
    き穴に一致させることを特徴とするマルチビジョン装置
    の目地調整機構。
  4. 【請求項4】 複数の投写ユニットの画像が大画面のス
    クリーンに拡大表示され、該大画面のスクリーンは、該
    投写ユニット夫々に対応した単位スクリーンが同一平面
    に揃えられた状態で、隣同志の該単位スクリーンの縁部
    が接着剤で接着されてなるマルチビジョン装置におい
    て、 該大画面のスクリーンを、仕切板によって上下左右に仕
    切ることにより、該単位スクリーン毎に区分し、 該仕切板はスクリーンフレームに固定された連結部材を
    介して該スクリーンフレームに固定され、 隣合う該単位スクリーンの縁部の接着によって生じたス
    クリーン接着面の端部を弾性部材と調整ネジとを用いて
    支持する手段を設け、 該調整ネジを操作することにより、該スクリーン接着面
    を該仕切板に一致させることができるように構成したこ
    とを特徴とするマルチビジョン装置の目地調整機構。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記連結部材に、前記仕切板による仕切線の延長線上に
    あるように、目印を設け、 前記調整ネジを操作することにより、前記スクリーン接
    着面の延長線を該印に一致させることができるように構
    成したことを特徴とするマルチビジョン装置の目地調整
    機構。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記スクリーンを上下方向に仕切る前記仕切板と左右方
    向に仕切る前記仕切板との交点に覗き穴を設け、 前記調整ネジを操作することにより、前記スクリーンの
    左右方向のスクリーン接着面と上下方向のスクリーン接
    着面との交点を該覗き穴に一致させることを特徴とする
    マルチビジョン装置の目地調整機構。
  7. 【請求項7】 複数の投写ユニットの画像が大画面のス
    クリーンに拡大表示され、該大画面のスクリーンは、該
    投写ユニット夫々に対応した単位スクリーンが同一平面
    に揃えられた状態で、隣同志の該単位スクリーンの縁部
    が接着剤で接着されてなるマルチビジョン装置におい
    て、 該大画面のスクリーンを、仕切板によって上下左右に仕
    切ることにより、該単位スクリーン毎に区分し、 該仕切板に結合しスクリーンフレーム上を該仕切板の長
    手方向とは直交する方向に移動可能な支持部材と、該支
    持部材を該スクリーンフレームに固定する固定手段とを
    設け、該支持部材の位置調整により、該仕切板と隣合う
    該単位スクリーンの縁部の接着によって生じたスクリー
    ン接着面とのずれを最小にすることができるように構成
    したことを特徴とするマルチビジョン装置の目地調整機
    構。
JP6004774A 1994-01-20 1994-01-20 マルチビジョン装置の目地調整機構 Pending JPH07209756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114878A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 三菱電機株式会社 投射型映像表示装置
JPWO2019221096A1 (ja) * 2018-05-17 2020-12-10 三菱電機株式会社 大型映像表示装置、大型映像表示装置の組立装置及びこの組立装置を用いた大型映像表示装置の組立方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114878A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 三菱電機株式会社 投射型映像表示装置
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