JPH07209745A - 映写装置 - Google Patents

映写装置

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JPH07209745A
JPH07209745A JP1407794A JP1407794A JPH07209745A JP H07209745 A JPH07209745 A JP H07209745A JP 1407794 A JP1407794 A JP 1407794A JP 1407794 A JP1407794 A JP 1407794A JP H07209745 A JPH07209745 A JP H07209745A
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JP
Japan
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slide
image
projection
movie
video
Prior art date
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Pending
Application number
JP1407794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Ota
博満 太田
Tatsuro Okuno
達郎 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goto Optical Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Goto Optical Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の映写装置において映画とスライドの双
方を映写する。 【構成】 映画用の映像2とスライド用の映像3を混在
して収録したフィルムFを使用すると共に、映画用の映
像又はスライド用の映像の何れがアパーチュアに位置す
るかを検出し、映画用の映像の場合には間欠輸動よりな
る映画映写モードに、スライド用の映像の場合には静止
画を1コマずつ送るスライド映写モードに切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は静止映写機構を備えた
映写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映画用の映像を記録したフィルム
は映画映写機で、又スライド用の映像を記録したフィル
ムはスライド映写機で映写するというのが常識であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
劇場において映画とスライドの双方を演出上映写する必
要がある場合に、従来の技術では次のような問題を生じ
た。 映写ブースに映画映写機とスライド映写機の双方を備
えなくてはならないので、その分機器設置スペースが狭
くなった。
【0004】スクリーンを共用する場合に、映写位置
がずれるので両者の映像間に像の歪みが生じやすかっ
た。
【0005】映画映写機の運転とスライド映写機の運
転を正確に同期させないと、演出上映像に空白を生じる
おそれがあり、その調整が難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の如き従
来技術の問題点を解消した映写装置を提供することを目
的として創作されたものである。即ち、この発明の映写
装置においては映画用の映像とスライド用の映像を混在
して収録したフィルムを使用することを第1の特徴と
し、更に映画用の映像又はスライド用の映像の何れがア
パーチュアに位置するかを検出し、映画用の映像の場合
には間欠輸動よりなる映画映写モードに、スライド用の
映像の場合には静止画を1コマずつ送るスライド映写モ
ードに切り換える手段を備えたことを第2の特徴とす
る。
【0007】
【作用】よって、この発明によれば1台の映写装置が映
画映写機としてもスライド映写機としても使用でき、し
かも予め映画用の映像とスライド用の映像を混在して収
録したフィルムを使用することにより、それぞれの映像
を検出して自動的に映画及びスライドの映写に切り換え
る作用を生じる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を添付図面に
基づいて説明する。図1はこの発明に使用するフィルム
の一例を示すものである。この図では映画用の映像の次
にスライド用の映像を連続させた例を示すものであり、
図中符号2は映画用の映像、同じく3はスライド用の映
像、同じく1は映画用の映像とスライド用の映像の間に
設けられるリーダー部である。又、図中符号4はフレー
ムライン、同じく5はパーフォレーションである。
【0009】尚、映画用の映像とスライド用の映像の配
置は上記の例に限られず、例えば映画用の映像とスライ
ド用の映像の順番を逆にすることも可能であれば、映画
用の映像の次にリーダー部をつなぎ、更に映画用の映像
をつなぐことも可能である。又、映写装置に供給可能な
範囲内のフィルムの長さであれば、映画用の映像とスラ
イド用の映像は、各々複数個つなげることも可能であ
る。
【0010】図2は上記のリーダー部1を利用して映像
位置の検出手段を設ける例を示すものである。即ち、こ
こでは映画用の映像2の前のリーダー部1に映画の始ま
りを示すセンシングテープ11を、映画用の映像2とス
ライド用の映像3の間のリーダー部1に映画の終わりを
示すセンシングテープ12とスライドの始まりを示すセ
ンシングテープ13を、更にスライド用の映像3の後の
リーダー部1にスライドの終わりを示すセンシングテー
プ14を貼付している。以上の映画用の映像の始まり・
終わりを示すセンシングテープと、スライド用の映像の
始まり・終わりを示すセンシングテープは位置をずらし
て貼付されると共に、映写装置にはこれらの位置に対応
したセンサ(図示せず)が設けられ、どちらのセンサが
センシングテープを感知したかにより映像位置が検出さ
れることとなる。
【0011】尚、映像位置の検出手段は上記の例に限ら
れず、例えば磁気的手段や光学的手段によりフィルム自
体に位置情報を示す信号を記録すると共に、映写装置に
この信号を検出するセンサを設けてもよい(図示せ
ず)。
【0012】又、映像位置の検出手段をフィルムに求め
ずに、例えばフィルムの始端をゼロとした映写機の駆動
系の回転量によりフィルムの輸動量を算出して、アパー
チュアに対するフィルムの現在位置を検出したり、映写
機のシーケンス制御装置やプログラム制御装置より得ら
れる情報によりフィルムの現在位置を検出してもよい
(図示せず)。
【0013】この発明においては、以上の検出手段によ
り映画用の映像又はスライド用の映像の何れがアパーチ
ュアに位置するかを検出し、映画用の映像の場合には間
欠輸動よりなる映画映写モードで映写装置を運転し、ス
ライド用の映像の場合には静止画を1コマずつ送るスラ
イド映写モードで映写装置を運転することになる。
【0014】以上の映写手段自体は従来公知のところな
のでその記述は省略するが、ここでは1台の映写装置を
映画用とスライド用の2種に切り換えることにより生じ
る弊害を防止するための以下の発明を開示することとす
る。
【0015】即ち、弊害を防止するための第1の発明
は、この発明の映写装置のスライド映写モードにおい
て、映写光量を減少させる手段を備えたことを特徴とす
る。
【0016】第2の発明は、この発明の映写装置のスラ
イド映写モードにおいて、映画映写用のシャッターを開
放する手段を備えたことを特徴とする。
【0017】第3の発明は、この発明の映写装置のスラ
イド映写モードにおいて、アパーチュア付近を冷却する
手段を備えたことを特徴とする。
【0018】図3は以上の発明を実施した映写装置の要
部を示す。ここにおいて、図中符号20はランプハウ
ス、同じく21はヘッドマシン、同じく22は集光ミラ
ー、同じく23は光源、同じく24はドーサー、同じく
25はチエンジャー、同じく26はシャッター、同じく
29はゲート部、同じく30は映写レンズ、同じく31
は光束、同じくFはフィルムである。
【0019】先ず、第1の発明については、映写光路中
に光源23よりの光束を遮るための減光マスク27を進
退自在に配することにより実施例とする。この減光マス
ク27は板状の本体に多数の細孔40を穿設した構成よ
りなるものであり(図4参照)、スライド映写モード時
にこの減光マスク27により光束を遮ることにより光量
を減殺し、静止映写時の熱によるフィルムの変形や変質
を防止する。
【0020】上記の記載より明らかなように、ここにお
いては光量は細孔40の数及び大きさにより決定される
が、例えばこの減光マスク27を複数配し、それを任意
枚数映写光路中に位置可能にすれば光量の調節も行うこ
とが可能となる。
【0021】尚、図中符号28を減光マスク27を進退
させるためのモータ、同じく41は減光マスクの進退位
置を規制するためのリミットスイッチである。
【0022】この場合、減光マスクの進退の手段として
ここでははモータ28を採用しているが、例えばソレノ
イド又はソレノイドとバネ等を利用して減光マスクを所
定の範囲で移動させるものであれば、その種類を問わな
いことは勿論である。
【0023】尚、減光マスクの種類は上記のものに限ら
ずに例えば液晶シャッターのようなものや、その他のも
のでもよいことは勿論であり、更に遮光手段でなく、光
源自体の光量を調節することによってもこの発明を実施
できることも勿論である。
【0024】次に、第2の発明については、スライド映
写モード時に映写機のシャッターをスライドの映像を遮
らない状態で停止させることにより実施例とする。図5
はこのシャッターの一例を示すものであり、図中符号2
6はシャッター、同じく50はシャッターの開口位置を
示す感知板、同じく51はシャッターの開口位置を検知
するセンサー、同じく52はアパーチュアである。即
ち、この実施例においてはシャッター26がアパーチュ
ア52を遮らない状態になった時、センサー51がシャ
ッターの開口位置を示す感知板50の切り欠き部を感知
してシャッターの回転を停止させることにより、スライ
ド映写を妨げないようにする。
【0025】尚、第3の発明については、冷却手段自体
は公知なのでその記述は省略するが、この発明は前記第
1の発明と適宜組み合わせて実施されるものであり、例
えば光量の小さい映写装置の場合は第1の発明だけで静
止映写時の熱によるフィルムの変形や変質を防止できる
場合もあるが、光量の大きい映写装置の場合は第3の発
明も併用しなくてはならない場合もある。
【0026】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有
の効果を奏する。 1台の映写装置において映画とスライドの双方を映写
できるので、機器設置スペースが軽減される。
【0027】同様の理由より、映画とスライドの映写
位置のずれが生じないので像の歪みが無く、演出上の不
自然さが生じない。
【0028】同様の理由より、1本のフィルムにより
映画とスライドの双方を連続して映写するので、両者の
切り換え時の同期が不要となり、特別な操作を要さず空
白の無い自然な演出が実現できる。
【0029】同様の理由より、映写を中断せずに映画
とスライドを切り換えることができるので、例えば演出
上ハイライト部分を映画にしたり逆にスライドにする
等、従来では考えられなかった映写が可能となり、特に
教育用やデモンストレーション用の映像分野において新
境地を開拓する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に使用するフィルムの一部省略平面
図。
【図2】この発明に使用するフィルムの異なる実施例の
一部省略平面図。
【図3】この発明の映写装置の要部の一部切り欠き平面
図。
【図4】この発明の映写装置の減光マスクの斜視図。
【図5】この発明の映写装置のシャッターの斜視図。
【符号の説明】 F フィルム 1 フィルムのリーダー部 2 映画用フィルムの映像 3 スライド用フィルムの映像 4 フレームライン 5 パーフォレーション 11 (映画の始まりの)センシングテープ 12 (映画の終わりの)センシングテープ 13 (スライドの始まりの)センシングテープ 14 (スライドの終わりの)センシングテープ 20 ランプハウス 21 ヘッドマシン 22 集光ミラー 23 光源 24 ドーサー 25 チエンジャー 26 シャッター 27 減光マスク 28 減光マスクの駆動装置 29 ゲート部 30 映写レンズ 31 光束 40 細孔 41 リミットスイッチ 50 シャッターの開口位置を示す感知板 51 シャッターの開口位置を検知するセンサー 52 アパーチュア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映画用の映像とスライド用の映像を混在
    して収録したフィルムを使用すると共に、映画用の映像
    又はスライド用の映像の何れがアパーチュアに位置する
    かを検出する手段と、映画用の映像の場合には間欠輸動
    よりなる映画映写モードに、スライド用の映像の場合に
    は静止画を1コマずつ送るスライド映写モードに切り換
    える手段を備えたことを特徴とする映写装置。
  2. 【請求項2】 映画用の映像とスライド用の映像の間に
    リーダー部を挿入すると共に、このリーダー部にセンシ
    ングテープを設け、一方映写機にはこのセンシングテー
    プを感知するセンサを設け、検出したセンシングテープ
    により映画用の映像又はスライド用の映像の何れがアパ
    ーチュアに位置するかを検出する請求項1記載の映写装
    置。
  3. 【請求項3】 フィルムに信号を記録し、一方映写機に
    はこの信号を取り出すセンサを設け、この信号により映
    画用の映像又はスライド用の映像の何れがアパーチュア
    に位置するかを検出する請求項1記載の映写装置。
  4. 【請求項4】 フィルムの始端をゼロとした映写機の駆
    動系の回転量によりアパーチュアに対するフィルムの現
    在位置を検出し、これにより映画用の映像又はスライド
    用の映像の何れがアパーチュアに位置するかを検出する
    請求項1記載の映写装置。
  5. 【請求項5】 映写機のシーケンス制御装置より得られ
    る情報によりフィルムの現在位置を検出し、これにより
    映画用の映像又はスライド用の映像の何れがアパーチュ
    アに位置するかを検出する請求項1記載の映写装置。
  6. 【請求項6】 映写機のプログラム制御装置より得られ
    る情報によりフィルムの現在位置を検出し、これにより
    映画用の映像又はスライド用の映像の何れがアパーチュ
    アに位置するかを検出する請求項1記載の映写装置。
  7. 【請求項7】 スライド映写モードにおいて、映写光量
    を減少させる手段を備えた請求項1から6の何れかに記
    載の映写装置。
  8. 【請求項8】 スライド映写モードにおいて、映画映写
    用のシャッターを開放する手段を備えた請求項1から7
    の何れかに記載の映写装置。
  9. 【請求項9】 スライド映写モードにおいて、アパーチ
    ュア付近を冷却する手段を備えた請求項1から8の何れ
    かに記載の映写装置。
JP1407794A 1994-01-13 1994-01-13 映写装置 Pending JPH07209745A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465031A (en) * 1977-10-13 1979-05-25 Agfa Gevaert Ag Reproducer for selectively reproducing moving image and stationary image

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465031A (en) * 1977-10-13 1979-05-25 Agfa Gevaert Ag Reproducer for selectively reproducing moving image and stationary image

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