JPH072094Y2 - 単品の穴あけ等の加工装置 - Google Patents
単品の穴あけ等の加工装置Info
- Publication number
- JPH072094Y2 JPH072094Y2 JP456588U JP456588U JPH072094Y2 JP H072094 Y2 JPH072094 Y2 JP H072094Y2 JP 456588 U JP456588 U JP 456588U JP 456588 U JP456588 U JP 456588U JP H072094 Y2 JPH072094 Y2 JP H072094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holster
- rotary shaft
- workpiece
- drilling
- intermittent rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、一台で建物用部材等（主に溝形鋼）の単品
（以下、被加工物という）に複数種類の穴あけ等の加工
を行う装置に関する。
（以下、被加工物という）に複数種類の穴あけ等の加工
を行う装置に関する。
（従来の技術） 従来、単品である被加工物に例えば複数種類の穴あけ等
を行う場合、各穴あけ加工に対応する複数種類の装置を
備えておく必要があった。そして、各穴あけ加工に対応
するそれぞれの装置に被加工物を送って複数種類の穴あ
け等の加工を行っていた（第１従来例）。
を行う場合、各穴あけ加工に対応する複数種類の装置を
備えておく必要があった。そして、各穴あけ加工に対応
するそれぞれの装置に被加工物を送って複数種類の穴あ
け等の加工を行っていた（第１従来例）。
また、一台の装置に複数種類の加工物（刃物）を備えて
おき、各穴あけ加工の度に刃物を取替えていた（第２従
来例）。
おき、各穴あけ加工の度に刃物を取替えていた（第２従
来例）。
（考案が解決しようとする課題） 第１従来例は、多くの設備費が必要である上に加工作業
が煩雑となる問題があった。
が煩雑となる問題があった。
第２従来例は、加工作業が煩わしい問題があった。
また、これらの従来例に共通した問題として、被加工物
を加工の度に移動させることから、寸法誤差を生じるお
それが大であった。
を加工の度に移動させることから、寸法誤差を生じるお
それが大であった。
（課題を解決するための手段） 本考案単品の穴あけ等の加工装置は、円盤形の上ホルス
ターの周面に等間隔で複数個の異なる穴あけポンチ等の
加工物（刃物）が設けられ、この上ホルスターと略同円
盤形の下ホルスターの周面に前記した穴あけポンチ等の
相方となる複数個のダイ等が等間隔で設けられ、下ホル
スターは基台に軸支された回転軸の前端に取付けられ、
この回転軸の後端はモータの連続回転を間欠的な回転に
変える間欠回転機構に連係され、上ホルスターは油圧シ
リンダー等の加圧装置によって基台に立設した架台に沿
って昇降動可能となされた昇降体に軸支された回転軸の
前端に取付けられ、この回転軸の後端は連結機構を介し
て前記した間欠回転機構に連係して上ホルスターと下ホ
ルスターが同調して回転するようになされ、これら両ホ
ルスター間に送り込まれた被加工物に複数種類の穴あけ
等の加工を行うことができるようになされたものであ
る。
ターの周面に等間隔で複数個の異なる穴あけポンチ等の
加工物（刃物）が設けられ、この上ホルスターと略同円
盤形の下ホルスターの周面に前記した穴あけポンチ等の
相方となる複数個のダイ等が等間隔で設けられ、下ホル
スターは基台に軸支された回転軸の前端に取付けられ、
この回転軸の後端はモータの連続回転を間欠的な回転に
変える間欠回転機構に連係され、上ホルスターは油圧シ
リンダー等の加圧装置によって基台に立設した架台に沿
って昇降動可能となされた昇降体に軸支された回転軸の
前端に取付けられ、この回転軸の後端は連結機構を介し
て前記した間欠回転機構に連係して上ホルスターと下ホ
ルスターが同調して回転するようになされ、これら両ホ
ルスター間に送り込まれた被加工物に複数種類の穴あけ
等の加工を行うことができるようになされたものであ
る。
（作用） 同じ円盤形の上下両ホルスターに複数個の異なる穴あけ
ポンチ等の加工物（刃物）とこれらの加工物の相方とな
るダイ等が同じ順序で等間隔に配設されており、上下両
ホルスターが同調して回転するようになされているか
ら、被加工物を上下両ホルスター間に一回送りする間に
複数種類の穴あけ等の加工を行うことができる。
ポンチ等の加工物（刃物）とこれらの加工物の相方とな
るダイ等が同じ順序で等間隔に配設されており、上下両
ホルスターが同調して回転するようになされているか
ら、被加工物を上下両ホルスター間に一回送りする間に
複数種類の穴あけ等の加工を行うことができる。
（実施例） 本考案単品の穴あけ等の加工装置の一実施例を第１図
（正面図）及び第２図（右側面図）に示している。
（正面図）及び第２図（右側面図）に示している。
ここで単品（以下、被加工物という）というのは、第３
図に示す溝形鋼等の建物用部材であって多量に生産しな
いもののことである。建物用部材である溝形鋼（被加工
物）１に複数種類の穴1a〜1fやエンボス突起1g等を形成
する場合に本考案に係る加工装置を用いる。
図に示す溝形鋼等の建物用部材であって多量に生産しな
いもののことである。建物用部材である溝形鋼（被加工
物）１に複数種類の穴1a〜1fやエンボス突起1g等を形成
する場合に本考案に係る加工装置を用いる。
本考案に係る加工装置は、被加工物１を１回の送り込み
で複数種類の穴あけ等の加工を行うことができる点に特
徴がある。
で複数種類の穴あけ等の加工を行うことができる点に特
徴がある。
円盤形の上ホルスター２の周面に等間隔で複数個の異な
る穴あけポンチ等の加工物（刃物）３を設けている。第
１図では１個の加工物３を示し、その他は省略してい
る。しかし、上ホルスター２の周面には合計12個の異な
る加工物３を等間隔（一点鎖線で示す位置）に設けてい
る。なお、加工物３の数は12個に限らない。
る穴あけポンチ等の加工物（刃物）３を設けている。第
１図では１個の加工物３を示し、その他は省略してい
る。しかし、上ホルスター２の周面には合計12個の異な
る加工物３を等間隔（一点鎖線で示す位置）に設けてい
る。なお、加工物３の数は12個に限らない。
この上ホルスター２と略同円盤形の下ホルスター４の周
面には、前記した穴あけポンチ等の加工物３の相方とな
る複数個の異なるダイ５等を等間隔で設けている。この
複数個のダイ５の配設順序は加工物３の配設順序と同じ
である。第１図では、図示した加工物３の相方となるダ
イ５のみを示し、その他のダイ等（11個）は省略してい
る。その他のダイ等も下ホルスター４の周面において一
点鎖線で示す位置に等間隔で設けている。下ホルスター
４は、基台６に回転自在に軸支した回転軸７の前端に取
付けている。回転軸７の後端は、モータ８の連続回転を
間欠的な回転に変える間欠回転機構９に連係している。
10はモータ８の回転駆動力を間欠回転機構９に伝えるベ
ルトである。20は、切屑を排出する排出穴である。
面には、前記した穴あけポンチ等の加工物３の相方とな
る複数個の異なるダイ５等を等間隔で設けている。この
複数個のダイ５の配設順序は加工物３の配設順序と同じ
である。第１図では、図示した加工物３の相方となるダ
イ５のみを示し、その他のダイ等（11個）は省略してい
る。その他のダイ等も下ホルスター４の周面において一
点鎖線で示す位置に等間隔で設けている。下ホルスター
４は、基台６に回転自在に軸支した回転軸７の前端に取
付けている。回転軸７の後端は、モータ８の連続回転を
間欠的な回転に変える間欠回転機構９に連係している。
10はモータ８の回転駆動力を間欠回転機構９に伝えるベ
ルトである。20は、切屑を排出する排出穴である。
なお、11は加工物（刃物）３に添設したガイドピン、12
はダイ５に添設したガイドピン受部である。加工の際、
ガイドピン11が受部12に嵌入され、加工物（刃物）３と
ダイ５の位置合わせを正確に行うことができるようにな
している。上ホルスター２は、油圧シリンダー等の加圧
装置13によって基台６に立設した架台14に沿って昇降動
可能となされた昇降体15に回転自在に軸支した回転軸16
の前端に取付けている。18,18は昇降体15のガイドレー
ル、19は昇降体15から上方へ突出させたアームで、この
アーム19と加圧装置を係合させる。
はダイ５に添設したガイドピン受部である。加工の際、
ガイドピン11が受部12に嵌入され、加工物（刃物）３と
ダイ５の位置合わせを正確に行うことができるようにな
している。上ホルスター２は、油圧シリンダー等の加圧
装置13によって基台６に立設した架台14に沿って昇降動
可能となされた昇降体15に回転自在に軸支した回転軸16
の前端に取付けている。18,18は昇降体15のガイドレー
ル、19は昇降体15から上方へ突出させたアームで、この
アーム19と加圧装置を係合させる。
回転軸16の後端は連結機構17を介して前記した間欠回転
機構９に連係して上ホルスター２と下ホルスター４が同
調して回転するようになされている。この連結機構17は
スプライン軸で構成され、昇降体15の昇降動作にも影響
を受けずに間欠回転機構９の回転を回転軸16に伝えるよ
うになされている。
機構９に連係して上ホルスター２と下ホルスター４が同
調して回転するようになされている。この連結機構17は
スプライン軸で構成され、昇降体15の昇降動作にも影響
を受けずに間欠回転機構９の回転を回転軸16に伝えるよ
うになされている。
被加工物１は上下両ホルスター2,4間に送り込まれ、被
加工物１に複数種類の穴あけ等の加工を行う。第１図に
示すように、22は被加工物１の搬送用レールで、21は送
りローラ、23は取出しローラである。
加工物１に複数種類の穴あけ等の加工を行う。第１図に
示すように、22は被加工物１の搬送用レールで、21は送
りローラ、23は取出しローラである。
次に、本考案に係る単品の穴あけ等の加工装置による被
加工物への穴あけ等の加工方法について説明する。
加工物への穴あけ等の加工方法について説明する。
送りローラ21によって上下両ホルスター2,4間に送り込
んだ被加工物１に対し、油圧シリンダー等の加工装置13
によって上ホルスター２を押圧降下せしめ、被加工物１
の目的の位置に穴あけ等の加工を行う。
んだ被加工物１に対し、油圧シリンダー等の加工装置13
によって上ホルスター２を押圧降下せしめ、被加工物１
の目的の位置に穴あけ等の加工を行う。
例えば、被加工物１に対し第３図に示すような穴あけ等
の加工を行うとする。まず、穴1aを形成した後、上ホル
スター２を上昇させるとともに上下両ホルスター2,4を
回転させ、エンボス突起1gを加工するポンチ等の加工物
（刃物）及びこれを受けるダイを加工位置にセットす
る。そして、再び上ホルスター２を押圧降下させてエン
ボス突起1gを形成する。これと同じ要領で穴1b〜1fを形
成する。なお、一つの加工から次の加工までの間に被加
工物１は送りローラ21によって所定の距離だけ前進移動
されている。
の加工を行うとする。まず、穴1aを形成した後、上ホル
スター２を上昇させるとともに上下両ホルスター2,4を
回転させ、エンボス突起1gを加工するポンチ等の加工物
（刃物）及びこれを受けるダイを加工位置にセットす
る。そして、再び上ホルスター２を押圧降下させてエン
ボス突起1gを形成する。これと同じ要領で穴1b〜1fを形
成する。なお、一つの加工から次の加工までの間に被加
工物１は送りローラ21によって所定の距離だけ前進移動
されている。
上下両ホルスター2,4を回転させて加工物（刃物）及び
これを受けるダイを選択する指令、及び被加工物１の送
り指令はコンピュータフログラムによって行うとよい。
これを受けるダイを選択する指令、及び被加工物１の送
り指令はコンピュータフログラムによって行うとよい。
上下両ホルスター2,4の回転は正逆に行えるようにして
おくと、より早く加工物（刃物）及びこれを受けるダイ
の選択をすることができる。
おくと、より早く加工物（刃物）及びこれを受けるダイ
の選択をすることができる。
（考案の効果） 単品の被加工物であっても、一台の加工装置によって、
効率よく複数種類の穴あけ等の加工を行うことができ
る。
効率よく複数種類の穴あけ等の加工を行うことができ
る。
第１図及び第２図は本考案に係る単品の穴あけ等の加工
装置の一実施例を示し、第１図は正面図、第２図は右側
面図であり、第３図は複数種類の穴あけ等を行った被加
工物の部分斜視図である。 １……被加工物、２……上ホルスター ３……ポンチ等の加工物（刃物） ４……下ホルスター、５……ダイ ６……基台、７……回転軸 ８……モータ、９……間欠回転機構 13……油圧シリンダー等の加圧装置 14……架台、15……昇降体 16……回転軸、17……連結機構 18……ガイドレール、19……アーム 21……送りロール、22……搬送レール 23……取出しロール
装置の一実施例を示し、第１図は正面図、第２図は右側
面図であり、第３図は複数種類の穴あけ等を行った被加
工物の部分斜視図である。 １……被加工物、２……上ホルスター ３……ポンチ等の加工物（刃物） ４……下ホルスター、５……ダイ ６……基台、７……回転軸 ８……モータ、９……間欠回転機構 13……油圧シリンダー等の加圧装置 14……架台、15……昇降体 16……回転軸、17……連結機構 18……ガイドレール、19……アーム 21……送りロール、22……搬送レール 23……取出しロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２６Ｆ 1/04 Ｚ 7411−3Ｃ
Claims (1)
- 【請求項１】円盤形の上ホルスターの周面に等間隔で複
数個の異なる穴あけポンチ等の加工物（刃物）が設けら
れ、この上ホルスターと略同円盤形の下ホルスターの周
面に前記した穴あけポンチ等の相方となる複数個のダイ
等が等間隔で設けられ、下ホルスターは基台に軸支され
た回転軸の前端に取付けられ、この回転軸の後端はモー
タの連続回転を間欠的な回転に変える間欠回転機構に連
係され、上ホルスターは油圧シリンダー等の加圧装置に
よって基台に立設した架台に沿って昇降動可能となされ
た昇降体に軸支された回転軸の前端に取付けられ、この
回転軸の後端は連結機構を介して前記した間欠回転機構
に連係して上ホルスターと下ホルスターが同調して回転
するようになされ、これら両ホルスター間に送り込まれ
た被加工物に複数種類の穴あけ等の加工を行うことがで
きるようになされたことを特徴とする単品の穴あけ等の
加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP456588U JPH072094Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 単品の穴あけ等の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP456588U JPH072094Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 単品の穴あけ等の加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01109323U JPH01109323U (ja) | 1989-07-24 |
| JPH072094Y2 true JPH072094Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31207191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP456588U Expired - Lifetime JPH072094Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 単品の穴あけ等の加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072094Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110918762B (zh) * | 2019-11-27 | 2021-04-20 | 余姚泰速自动化科技有限公司 | 一种六头自动切换冲切模组 |
| CN110918761B (zh) * | 2019-11-27 | 2021-04-20 | 余姚泰速自动化科技有限公司 | 一种六头自动切换冲切模组的切换方法 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP456588U patent/JPH072094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01109323U (ja) | 1989-07-24 |
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