JPH072091Y2 - ばり払い装置 - Google Patents
ばり払い装置Info
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- JPH072091Y2 JPH072091Y2 JP2653688U JP2653688U JPH072091Y2 JP H072091 Y2 JPH072091 Y2 JP H072091Y2 JP 2653688 U JP2653688 U JP 2653688U JP 2653688 U JP2653688 U JP 2653688U JP H072091 Y2 JPH072091 Y2 JP H072091Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、成形品のばり部をばり抜き型の型面から払っ
て除去するばり払い装置に関する。
て除去するばり払い装置に関する。
[従来の技術] 成形品から出たばり部を成形型から除去するばり払い装
置としては、従来より、成形型にノックアウト孔を形成
し、ノックアウト孔に挿通したノックトアウトピンを押
出し、これによりばり部を押出す方式のもの、ばり引掛
爪を型の型面に対して平行に移動させる方式のものが知
られている。
置としては、従来より、成形型にノックアウト孔を形成
し、ノックアウト孔に挿通したノックトアウトピンを押
出し、これによりばり部を押出す方式のもの、ばり引掛
爪を型の型面に対して平行に移動させる方式のものが知
られている。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記した従来の方式のばり払い装置とは異な
り、本考案の目的は、ばり払いアーム部材をばり抜き型
の型面に対して揺動させる揺動方式のばり払い装置を提
供することにある。
り、本考案の目的は、ばり払いアーム部材をばり抜き型
の型面に対して揺動させる揺動方式のばり払い装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のばり払い装置は、ばり付き成形品の成形部を打
抜く抜き孔と抜き孔が開口する型面でばり付き成形品の
ばり部が載置される位置に形成されたアーム収納溝とを
もつばり抜き型と、 ばり抜き型のアーム収納溝内に出入れ自在に格納された
ばり払い部と、ばり払い部に連設されかつ枢支部を介し
てばり抜き型の型面に対して揺動自在に枢支された作動
部とをもつばり払いアーム部材と、で構成されているこ
とを特徴とするものである。
抜く抜き孔と抜き孔が開口する型面でばり付き成形品の
ばり部が載置される位置に形成されたアーム収納溝とを
もつばり抜き型と、 ばり抜き型のアーム収納溝内に出入れ自在に格納された
ばり払い部と、ばり払い部に連設されかつ枢支部を介し
てばり抜き型の型面に対して揺動自在に枢支された作動
部とをもつばり払いアーム部材と、で構成されているこ
とを特徴とするものである。
ばり抜き型に形成されているアーム収納溝は、溝底面を
もつ有底タイプでも、貫通する無底タイプでもよい。ア
ーム収納溝は、ばり部の面積が大きい部分に相当する型
面の部位に設けることが望ましい。ここで成形品の種類
に応じてばり部の形状、厚み等は異なるので、成形品の
種類に応じて、ばり払いアーム部材の形状、ばり払いア
ーム部材を格納するアーム収納溝の形状は、適宜変更す
ることが望ましい。
もつ有底タイプでも、貫通する無底タイプでもよい。ア
ーム収納溝は、ばり部の面積が大きい部分に相当する型
面の部位に設けることが望ましい。ここで成形品の種類
に応じてばり部の形状、厚み等は異なるので、成形品の
種類に応じて、ばり払いアーム部材の形状、ばり払いア
ーム部材を格納するアーム収納溝の形状は、適宜変更す
ることが望ましい。
ばり払いアーム部材の作動部を揺動させる機構として
は、作業者が直接揺動させる手動方式、あるいは、シリ
ンダ、モータなどによる自動方式を必要に応じて採用す
ることができる。ばり払いアーム部材の作動部の型面に
対する揺動角度は、必要に応じて適宜設定することがで
き、例えば、45〜90度、あるいは90〜180度に設定する
ことができる。
は、作業者が直接揺動させる手動方式、あるいは、シリ
ンダ、モータなどによる自動方式を必要に応じて採用す
ることができる。ばり払いアーム部材の作動部の型面に
対する揺動角度は、必要に応じて適宜設定することがで
き、例えば、45〜90度、あるいは90〜180度に設定する
ことができる。
[作用] 本考案のばり払い装置では、ばり抜き型の抜き孔に位置
しているばり付き成形品の成形部はプレス装置等で打抜
かれ、成形部とばり部とが分離される。この状態では、
成形部から分離したばり部は、ばり抜き型の型面に残置
している。このようにばり部が型面に残置した状態で、
ばり払いアーム部材の作動部を作動させて枢支部を介し
て作動部を揺動させる。すると、作動部に連設されたば
り払い部は、揺動してばり抜き型のアーム収納溝から飛
出る。この結果、ばり部は、ばり払い部に持ち上げられ
ばり抜き型から除去される。
しているばり付き成形品の成形部はプレス装置等で打抜
かれ、成形部とばり部とが分離される。この状態では、
成形部から分離したばり部は、ばり抜き型の型面に残置
している。このようにばり部が型面に残置した状態で、
ばり払いアーム部材の作動部を作動させて枢支部を介し
て作動部を揺動させる。すると、作動部に連設されたば
り払い部は、揺動してばり抜き型のアーム収納溝から飛
出る。この結果、ばり部は、ばり払い部に持ち上げられ
ばり抜き型から除去される。
[実施例] 以下、成形品のばり部を打ち抜いて除去するための抜き
型用プレス装置に本発明を適用した一実施例について、
図面を参照して説明する。図中、第1図は本実施例の装
置全体の平面図、第2図は本実施例の装置全体の側面
図、第3図は第1図のA−A線矢視図、第4図は第1図
のC−C線矢視図、第5図は第1図のD−D線矢視図、
第6図は台車が受けられていない状態のD−D線矢視
図、第7図は台車の断面図、第8図は第1図のF−F線
矢視図、第9図は案内レールと台車受け部とが隣設する
部分の平面図である。第16図はばり付き成形品を載置し
た抜き型を保持している状態の台車の平面図、第17図は
ばり払いアーム部材でばり部を払っている状態の側面
図、第18図はばり払いアーム部材をアーム収納溝に格納
している状態の断面図である。
型用プレス装置に本発明を適用した一実施例について、
図面を参照して説明する。図中、第1図は本実施例の装
置全体の平面図、第2図は本実施例の装置全体の側面
図、第3図は第1図のA−A線矢視図、第4図は第1図
のC−C線矢視図、第5図は第1図のD−D線矢視図、
第6図は台車が受けられていない状態のD−D線矢視
図、第7図は台車の断面図、第8図は第1図のF−F線
矢視図、第9図は案内レールと台車受け部とが隣設する
部分の平面図である。第16図はばり付き成形品を載置し
た抜き型を保持している状態の台車の平面図、第17図は
ばり払いアーム部材でばり部を払っている状態の側面
図、第18図はばり払いアーム部材をアーム収納溝に格納
している状態の断面図である。
(実施例の構成) まず主に第1図及び第2図を参照して説明する。本実施
例では、第1図に示すように、案内レール1、2が連結
部材3を介して互いに平行に横方向に配設されている。
一方の案内レール1は、山形突起部4をもつ山形レール
であり、一端1aから他端1bにかけて直状にのびる。他方
の案内レール2は、上面が平坦な平坦レールであり、一
端2aから他端2bにかけて直状にのびる。
例では、第1図に示すように、案内レール1、2が連結
部材3を介して互いに平行に横方向に配設されている。
一方の案内レール1は、山形突起部4をもつ山形レール
であり、一端1aから他端1bにかけて直状にのびる。他方
の案内レール2は、上面が平坦な平坦レールであり、一
端2aから他端2bにかけて直状にのびる。
台車7は、ばり抜き型8を搬送するものである。台車7
の上面には、ばり抜き型8を載置する型載置部9が設け
られ、型載置部9に型保持部としての螺孔10が形成され
ている。螺孔10にボルトを螺合することにより、ばり抜
き型8は台車7に保持されている。台車7の一側面部に
は軸を介して溝付きの車輪11、12が2個回転可能に設け
られている。台車7の他側面部には軸を介して平坦な車
輪13、14が2個回転可能に設けられている。溝付きの車
輪11、12は、山形の案内レール1にそって案内される。
平坦なローラ13、14は、平坦な案内レール2にそって案
内される。台車7の先端側には位置決め孔16をもつ芯出
部17がボルト18を介して接続されている。台車7の後端
側には係止部19が設けられている。第7図に示すように
台車7の底面部には、横断面ほぼLの字形状をなす当接
摺動部20がボルト21で設けられている。当接摺動部20は
摺動材料例えば軸受け材料で形成されている。第7図に
示すように、当接摺動部20の外側面20bは、下方へ向か
うにつれて拡開し、「あり状」とされている。
の上面には、ばり抜き型8を載置する型載置部9が設け
られ、型載置部9に型保持部としての螺孔10が形成され
ている。螺孔10にボルトを螺合することにより、ばり抜
き型8は台車7に保持されている。台車7の一側面部に
は軸を介して溝付きの車輪11、12が2個回転可能に設け
られている。台車7の他側面部には軸を介して平坦な車
輪13、14が2個回転可能に設けられている。溝付きの車
輪11、12は、山形の案内レール1にそって案内される。
平坦なローラ13、14は、平坦な案内レール2にそって案
内される。台車7の先端側には位置決め孔16をもつ芯出
部17がボルト18を介して接続されている。台車7の後端
側には係止部19が設けられている。第7図に示すように
台車7の底面部には、横断面ほぼLの字形状をなす当接
摺動部20がボルト21で設けられている。当接摺動部20は
摺動材料例えば軸受け材料で形成されている。第7図に
示すように、当接摺動部20の外側面20bは、下方へ向か
うにつれて拡開し、「あり状」とされている。
さて本実施例では、第16図および第17図に示すように、
台車7のアーム保持部22には、ばり払いアーム部材25が
枢支部としての枢支軸26を介して揺動自在に枢支されて
いる。ばり払いアーム部材25は、ばり払い部25aと、ば
り払い部25aと一体的な作動部25bとで形成されている。
作動部25bの腕部25cには作動軸24が架設されている。こ
こで、第16図に示すように、台車7に保持されているば
り抜き型8には抜き孔28が形成されている。抜き孔28は
仕上げ成形品の外形状と同形状をなしている。抜き孔28
の外側には、直状またはLの字状をなすアーム収納溝29
が形成されている。アーム収納溝29は、抜き孔28が開口
する型面30で開口している。
台車7のアーム保持部22には、ばり払いアーム部材25が
枢支部としての枢支軸26を介して揺動自在に枢支されて
いる。ばり払いアーム部材25は、ばり払い部25aと、ば
り払い部25aと一体的な作動部25bとで形成されている。
作動部25bの腕部25cには作動軸24が架設されている。こ
こで、第16図に示すように、台車7に保持されているば
り抜き型8には抜き孔28が形成されている。抜き孔28は
仕上げ成形品の外形状と同形状をなしている。抜き孔28
の外側には、直状またはLの字状をなすアーム収納溝29
が形成されている。アーム収納溝29は、抜き孔28が開口
する型面30で開口している。
第1図および第2図に示すように、案内レール1、2の
他端1b、2b側にプレス本体31が隣設されている。プレス
本体31の下ボルスター32はプレス本体31の基台に固定さ
れており、上下動することはできないが、下ボルスター
32と対向する上ボルスター33は図略のシリンダにより上
下方向に作動可能である。上ボルスター33には相手側抜
き型34、ガイド芯68が設けられている。更に第1図及び
第2図に示すように、下ボルスター32にはストッパ部材
36が設けられている。ストッパ部材36は台車7を停止さ
せるものである。
他端1b、2b側にプレス本体31が隣設されている。プレス
本体31の下ボルスター32はプレス本体31の基台に固定さ
れており、上下動することはできないが、下ボルスター
32と対向する上ボルスター33は図略のシリンダにより上
下方向に作動可能である。上ボルスター33には相手側抜
き型34、ガイド芯68が設けられている。更に第1図及び
第2図に示すように、下ボルスター32にはストッパ部材
36が設けられている。ストッパ部材36は台車7を停止さ
せるものである。
第6図に示すようにプレス本体31の下ボルスター32に保
持した台部37には、合計2本のレール状をなす台車受け
部38がボルト39を介して固定されている。第6図に示す
ように台車受け部38の内側対向面40は、上方に向かうに
つれて狭くなっている。従って、台車受け部38の内側対
向面40は「あり溝状」となっている。又、第9図に示す
ように、台車受け部38は案内レール1、2と平行であ
り、案内レール1、2の内側に位置している。台車受け
部38の入口側の内面側には、角度θ1傾斜して先方へ向
かうにつれて拡開した案内部43が形成されている。
持した台部37には、合計2本のレール状をなす台車受け
部38がボルト39を介して固定されている。第6図に示す
ように台車受け部38の内側対向面40は、上方に向かうに
つれて狭くなっている。従って、台車受け部38の内側対
向面40は「あり溝状」となっている。又、第9図に示す
ように、台車受け部38は案内レール1、2と平行であ
り、案内レール1、2の内側に位置している。台車受け
部38の入口側の内面側には、角度θ1傾斜して先方へ向
かうにつれて拡開した案内部43が形成されている。
本実施例では、第10図、第9図から明らかなように、前
記した案内レール2は、ほぼ水平方向にのびる第1平坦
部2cと、台車受け部38に向かうにつれて下降傾斜する第
1下降傾斜部2dとを備えている。同様に前記した案内レ
ール1は、ほぼ水平方向にのびる第1平坦部1cと、台車
受け部38に向かうにつれて下降傾斜する第1下降傾斜部
1dとを備えている。ここで、第10図に示すように案内レ
ール2の第1下降傾斜部2dは角度θ2で下降傾斜してお
り、同様に案内レール1の第1下降傾斜部1dも角度θ2
で下降傾斜している。第9図に示すように案内レール1
の第1下降傾斜部1dの傾斜開始位置である傾斜始点41
と、案内レール2の第1下降傾斜部2dの傾斜開始位置で
ある傾斜始点42とは、案内レール1、2の長さ方向にお
いて同一位置である。
記した案内レール2は、ほぼ水平方向にのびる第1平坦
部2cと、台車受け部38に向かうにつれて下降傾斜する第
1下降傾斜部2dとを備えている。同様に前記した案内レ
ール1は、ほぼ水平方向にのびる第1平坦部1cと、台車
受け部38に向かうにつれて下降傾斜する第1下降傾斜部
1dとを備えている。ここで、第10図に示すように案内レ
ール2の第1下降傾斜部2dは角度θ2で下降傾斜してお
り、同様に案内レール1の第1下降傾斜部1dも角度θ2
で下降傾斜している。第9図に示すように案内レール1
の第1下降傾斜部1dの傾斜開始位置である傾斜始点41
と、案内レール2の第1下降傾斜部2dの傾斜開始位置で
ある傾斜始点42とは、案内レール1、2の長さ方向にお
いて同一位置である。
一方、第10図、第9図に示すように、プレス本体31に設
けられている台車受け部38は、第2平坦部38cと第2下
降傾斜部38dとを備えている。第2平坦部38cは、案内レ
ール1、2の第1平坦部1c、2cとほぼ同一高さでほぼ水
平方向にのびる。第2下降傾斜部38dは、案内レール
1、2側に向かうにつれて角度θ3(第10図参照)で下
降傾斜している。
けられている台車受け部38は、第2平坦部38cと第2下
降傾斜部38dとを備えている。第2平坦部38cは、案内レ
ール1、2の第1平坦部1c、2cとほぼ同一高さでほぼ水
平方向にのびる。第2下降傾斜部38dは、案内レール
1、2側に向かうにつれて角度θ3(第10図参照)で下
降傾斜している。
本実施例では第10図に示すように、台車7の前方の車輪
13の最下端である接地点P1から台車7の当接摺動部20の
先端部20aまでの長さ寸法を1とし、案内レール2の
第1下降傾斜部2dの傾斜始点42と台車受け部38の第2下
降傾斜部38dの傾斜始点44とを結ぶ距離をl2とすると、
1はl2よりも長く設定されている(1>l2)。又、
第7図、第5図から明らかなように、車輪13、14の接地
点P1、車輪11、12の接地点P2は、台車7の当接摺動部20
の下面とほぼ同一高さに設定されている。
13の最下端である接地点P1から台車7の当接摺動部20の
先端部20aまでの長さ寸法を1とし、案内レール2の
第1下降傾斜部2dの傾斜始点42と台車受け部38の第2下
降傾斜部38dの傾斜始点44とを結ぶ距離をl2とすると、
1はl2よりも長く設定されている(1>l2)。又、
第7図、第5図から明らかなように、車輪13、14の接地
点P1、車輪11、12の接地点P2は、台車7の当接摺動部20
の下面とほぼ同一高さに設定されている。
本実施例では、第1図及び第2図に示すように、台車7
を走行させるロッドレス方式のシリンダ45が案内レール
1側に案内レール1とほぼ平行にブラケット46a、46b等
を介して配設されている。ロッドレス方式のシリンダ45
内を往復移動するピストンには、可動体47が連結されて
おり、そのピストンの往復移動につれて可動体47は第1
図に示すストロークSぶん案内レール1、2と平行な向
きで往復移動することができる。可動体47には、台車7
係止用のアーム48が接続されており、アーム48は台車7
の係止部19にライナー49を介して係止されている。従っ
て、ロッドレス方式のシリンダ45の駆動に伴い台車7
は、案内レール1、2ののびる方向に沿ってストローク
Sぶん往復移動するができる。ここで第1図においてP2
は、台車7が前進端に位置しているときの台車7の中心
点を示し、第1図においてP3は、台車7が後進端に位置
しているときの台車7の中心点を示す。
を走行させるロッドレス方式のシリンダ45が案内レール
1側に案内レール1とほぼ平行にブラケット46a、46b等
を介して配設されている。ロッドレス方式のシリンダ45
内を往復移動するピストンには、可動体47が連結されて
おり、そのピストンの往復移動につれて可動体47は第1
図に示すストロークSぶん案内レール1、2と平行な向
きで往復移動することができる。可動体47には、台車7
係止用のアーム48が接続されており、アーム48は台車7
の係止部19にライナー49を介して係止されている。従っ
て、ロッドレス方式のシリンダ45の駆動に伴い台車7
は、案内レール1、2ののびる方向に沿ってストローク
Sぶん往復移動するができる。ここで第1図においてP2
は、台車7が前進端に位置しているときの台車7の中心
点を示し、第1図においてP3は、台車7が後進端に位置
しているときの台車7の中心点を示す。
第5図に示すように、下ボルスター32に保持した支柱51
に取付けたアーム52にクランプ用シリンダ53が枢支ピン
54を介して揺動自在に配設されている。第1図に示すよ
うにクランプ用シリンダ53のロッド55はストロークS2移
動可能である。クランプ用シリンダ53のロッド55にはク
ランプレバー56が駆動軸57を介して設けられている。ク
ランプレバー56は、枢支軸58を介して第1図に示す矢印
W1方向及びこれと逆方向に揺動自在である。ここで、ク
ランプ用シリンダ53が駆動してロッド55がストロークS2
前進すると、クランプレバー56が枢支軸58を中心として
揺動し第1図に二点鎖線で示すように開く。このとき駆
動軸57は枢支軸58を中心として揺動するので、クランプ
用シリンダ53は枢支ピン54を中心として微量ではあるが
水平方向で揺動する。
に取付けたアーム52にクランプ用シリンダ53が枢支ピン
54を介して揺動自在に配設されている。第1図に示すよ
うにクランプ用シリンダ53のロッド55はストロークS2移
動可能である。クランプ用シリンダ53のロッド55にはク
ランプレバー56が駆動軸57を介して設けられている。ク
ランプレバー56は、枢支軸58を介して第1図に示す矢印
W1方向及びこれと逆方向に揺動自在である。ここで、ク
ランプ用シリンダ53が駆動してロッド55がストロークS2
前進すると、クランプレバー56が枢支軸58を中心として
揺動し第1図に二点鎖線で示すように開く。このとき駆
動軸57は枢支軸58を中心として揺動するので、クランプ
用シリンダ53は枢支ピン54を中心として微量ではあるが
水平方向で揺動する。
第1図及び第2図に示すように、下ボルスター32にはプ
ッシャー用シリンダ60が横向きに隣設されている。プッ
シャー用シリンダ60のロッド61は矢印W2方向及びこれと
反対方向に往復移動することができる。プッシャー用シ
リンダ60のロッド61にはプッシャー62が設けられてい
る。
ッシャー用シリンダ60が横向きに隣設されている。プッ
シャー用シリンダ60のロッド61は矢印W2方向及びこれと
反対方向に往復移動することができる。プッシャー用シ
リンダ60のロッド61にはプッシャー62が設けられてい
る。
更に本実施例では、第1図に示すように案内レール2の
一端2a側にはブラケット63を介してばり払い用のシリン
ダ64が配設されている。第17図に示すように、ばり払い
用のシリンダ64のロッド65は上下方向に往復移動可能で
ある。ロッド65の先端部にはフック状の引掛け部66が設
けられている。
一端2a側にはブラケット63を介してばり払い用のシリン
ダ64が配設されている。第17図に示すように、ばり払い
用のシリンダ64のロッド65は上下方向に往復移動可能で
ある。ロッド65の先端部にはフック状の引掛け部66が設
けられている。
(実施例の作用) 先ず、台車7の螺孔10にボルトを螺合することによりば
り抜き型8を台車7の型載置部9に取付ける。そして第
16図に示すようにばり抜き型8の型面30に、ばり部W1を
もつばり付き製品Wをセットし、ばり付き製品Wの製品
部分を抜き孔28に嵌合しておく。上記のようにばり抜き
型8を台車7に取付けた状態で、ロッドレス方式のシリ
ンダ45を駆動し、シリンダ45の可動体47をプレス本体31
に向けて第1図に示す矢印W3方向に移動させる。
り抜き型8を台車7の型載置部9に取付ける。そして第
16図に示すようにばり抜き型8の型面30に、ばり部W1を
もつばり付き製品Wをセットし、ばり付き製品Wの製品
部分を抜き孔28に嵌合しておく。上記のようにばり抜き
型8を台車7に取付けた状態で、ロッドレス方式のシリ
ンダ45を駆動し、シリンダ45の可動体47をプレス本体31
に向けて第1図に示す矢印W3方向に移動させる。
すると、台車7の車輪11、12は案内レール1にそって転
動し、車輪13、14は案内レール2にそって転動し、台車
7はプレス本体31に向けて走行する。
動し、車輪13、14は案内レール2にそって転動し、台車
7はプレス本体31に向けて走行する。
ここで、台車7が案内レール1、2からプレス本体31の
台車受け部38に移行する際について、第9図更には第10
図〜第15図を参照して説明する。第11図に示すように、
台車7が矢印W4方向へつまり台車受け部38側に近接する
と、前方の車輪13が第1下降傾斜部2dに進入しようとす
るが、このように前方の車輪13が第1下降傾斜部2dに進
入しようとするときには、台車7の当接摺動部20の先端
部20aは、既に台車受け部38の第2平坦部38c上を摺動し
ている。前記したように案内レール1、2の高さと台車
受け部38の高さは同じであり、更に、前記したように
1>l2の関係にあるからである。
台車受け部38に移行する際について、第9図更には第10
図〜第15図を参照して説明する。第11図に示すように、
台車7が矢印W4方向へつまり台車受け部38側に近接する
と、前方の車輪13が第1下降傾斜部2dに進入しようとす
るが、このように前方の車輪13が第1下降傾斜部2dに進
入しようとするときには、台車7の当接摺動部20の先端
部20aは、既に台車受け部38の第2平坦部38c上を摺動し
ている。前記したように案内レール1、2の高さと台車
受け部38の高さは同じであり、更に、前記したように
1>l2の関係にあるからである。
なお本実施例では第9図に示すように、台車受け部38の
先端側に傾斜した案内部43が設けられているので、案内
部43の案内作用により、台車7の当接摺動部20の「あり
状」の外側面20bが案内レール1、2側から台車受け部3
8に移ることは、円滑に行なわれる。
先端側に傾斜した案内部43が設けられているので、案内
部43の案内作用により、台車7の当接摺動部20の「あり
状」の外側面20bが案内レール1、2側から台車受け部3
8に移ることは、円滑に行なわれる。
第12図に示すように、台車7の前方の車輪13が第1下降
傾斜部2dに更に進入しているときには、台車7の当接摺
動部20の先端部20aは、台車受け部38の第2平坦部38c上
を摺接している。
傾斜部2dに更に進入しているときには、台車7の当接摺
動部20の先端部20aは、台車受け部38の第2平坦部38c上
を摺接している。
更に、第13図に示すように、台車7の後方の車輪14が第
1下降傾斜部2dに進入しようとするときには、台車7の
当接摺動部20の先端部20a側の大半は、台車受け部38の
第2平坦部38c上を摺動しているので、台車7の高さは
変らない。
1下降傾斜部2dに進入しようとするときには、台車7の
当接摺動部20の先端部20a側の大半は、台車受け部38の
第2平坦部38c上を摺動しているので、台車7の高さは
変らない。
更に、第14図に示すように、台車7が台車受け部38に完
全に移行しているときには、台車7の当接摺動部20の全
体が第2平坦部38cに摺接して支持されているので、前
述同様に台車7の高さは変らない。台車7が台車受け部
38に完全に移行しているときには、第5図に示すよう
に、当接摺動部20が台車受け部38に面接触で摺接されて
おり、かつ車輪11、13、同様に車輪12、14は何処にも支
持されず空中に浮かんでいるものである。
全に移行しているときには、台車7の当接摺動部20の全
体が第2平坦部38cに摺接して支持されているので、前
述同様に台車7の高さは変らない。台車7が台車受け部
38に完全に移行しているときには、第5図に示すよう
に、当接摺動部20が台車受け部38に面接触で摺接されて
おり、かつ車輪11、13、同様に車輪12、14は何処にも支
持されず空中に浮かんでいるものである。
一方、第15図に示すように、台車7が矢印W5方向に後退
するときには、台車7の後方の車輪14が第2下降傾斜部
2dに至るが、このときには台車7の当接摺動部20の先端
部2a側の大半が第2平坦部38c上に摺接しているので、
前述同様に台車7の高さは変らない。
するときには、台車7の後方の車輪14が第2下降傾斜部
2dに至るが、このときには台車7の当接摺動部20の先端
部2a側の大半が第2平坦部38c上に摺接しているので、
前述同様に台車7の高さは変らない。
以上の説明から明らかなように、案内レール1、2の第
1平坦部1c、2cの上面と台車受け部38の第2平坦部38c
の上面とを仮想の同一平面で結べば、この仮想の同一平
面上を台車7は、高さ位置が変わることなく円滑に走行
するものであり、従って案内レール1、2から台車受け
部38に移る際の台車7のがたつきの問題を改善できる。
1平坦部1c、2cの上面と台車受け部38の第2平坦部38c
の上面とを仮想の同一平面で結べば、この仮想の同一平
面上を台車7は、高さ位置が変わることなく円滑に走行
するものであり、従って案内レール1、2から台車受け
部38に移る際の台車7のがたつきの問題を改善できる。
上記した手順で台車7をプレス本体31の台車受け部38に
移行させると、前記したシリンダ45のストロークエンド
の直前でシリンダ45の駆動を停止し台車7を停止する。
このように台車7を停止させた状態で、クランプ用シリ
ンダ53を駆動してロッド55を前進し、クランプレバー56
を枢支軸58を中心として第1図に示す矢印W1方向に揺動
し、第1図の実線で示すようにクランプレバー56の先端
部のクランプ部67で台車7の後端部を押圧し、これによ
りクランプ部67とストッパ部材36とで台車7を挟持し、
以て台車7の前後方向の位置設定を行う。
移行させると、前記したシリンダ45のストロークエンド
の直前でシリンダ45の駆動を停止し台車7を停止する。
このように台車7を停止させた状態で、クランプ用シリ
ンダ53を駆動してロッド55を前進し、クランプレバー56
を枢支軸58を中心として第1図に示す矢印W1方向に揺動
し、第1図の実線で示すようにクランプレバー56の先端
部のクランプ部67で台車7の後端部を押圧し、これによ
りクランプ部67とストッパ部材36とで台車7を挟持し、
以て台車7の前後方向の位置設定を行う。
そして、図略のシリンダ装置を駆動して上ボルスター33
を降下させ、上ボルスター33に保持されている相手側ば
り抜き型34を、台車7上のばり抜き型8に押圧する。こ
のとき、第3図に示すように、位置決め孔16に上ボルス
ター33のガイド芯68が嵌合するので、台車7の前後方向
(案内レール1、2の伸びる方向)の位置決め、つまり
ばり抜き型8の前後方向の芯決めが精度よく、確実に行
われる。台車7の幅方向の位置決めは、第5図に示すよ
うに「あり溝状」となっている台車受け部38の内側対向
面40に、台車7の当接摺動部20の外側面20bが嵌合する
ことにより行なわれている。
を降下させ、上ボルスター33に保持されている相手側ば
り抜き型34を、台車7上のばり抜き型8に押圧する。こ
のとき、第3図に示すように、位置決め孔16に上ボルス
ター33のガイド芯68が嵌合するので、台車7の前後方向
(案内レール1、2の伸びる方向)の位置決め、つまり
ばり抜き型8の前後方向の芯決めが精度よく、確実に行
われる。台車7の幅方向の位置決めは、第5図に示すよ
うに「あり溝状」となっている台車受け部38の内側対向
面40に、台車7の当接摺動部20の外側面20bが嵌合する
ことにより行なわれている。
上記したように、相手側ばり抜き型34を台車7上のばり
抜き型8に押圧した結果、ばり抜き型8の抜き孔28によ
り、第16図に示すばり付き成形品Wのばり部W1は、打抜
かれる。このようにばり部W1が打抜かれると、ばり部W1
は、幅広で大面積のため、ばり抜き型8の抜き孔28から
落下せず、ばり抜き型8の型面30に残置されたままの状
態となるが、ばり部W1が分離された成形品Wは、ばり抜
き型8の抜き孔28を通過して落下する。このようにばり
部W1を抜く際には、第5図に示すように、台車7の当接
摺動部20の下面が台車受け部38の上面に面接触してお
り、かつ車輪11、13、同様に車輪12、14は空中に浮かん
でいるため、車輪11、12、13、14には、ばり抜きの際の
押圧力は何ら作用せず、故に走行用の車輪11、12、13、
14の損傷を確実に防止できる。なお、位置決め孔16にガ
イド芯68が嵌合するので、ばり抜きの際のスラスト荷重
をうけるこができる。
抜き型8に押圧した結果、ばり抜き型8の抜き孔28によ
り、第16図に示すばり付き成形品Wのばり部W1は、打抜
かれる。このようにばり部W1が打抜かれると、ばり部W1
は、幅広で大面積のため、ばり抜き型8の抜き孔28から
落下せず、ばり抜き型8の型面30に残置されたままの状
態となるが、ばり部W1が分離された成形品Wは、ばり抜
き型8の抜き孔28を通過して落下する。このようにばり
部W1を抜く際には、第5図に示すように、台車7の当接
摺動部20の下面が台車受け部38の上面に面接触してお
り、かつ車輪11、13、同様に車輪12、14は空中に浮かん
でいるため、車輪11、12、13、14には、ばり抜きの際の
押圧力は何ら作用せず、故に走行用の車輪11、12、13、
14の損傷を確実に防止できる。なお、位置決め孔16にガ
イド芯68が嵌合するので、ばり抜きの際のスラスト荷重
をうけるこができる。
ばり抜き後、プッシャー用のシリンダ60が駆動し、第3
図の二点鎖線で示すようにロッド61が前進し、プッシャ
ー62が成形品W(ばり部W1が除去されている)を次工程
であるコイニング工程に向けて押出す。
図の二点鎖線で示すようにロッド61が前進し、プッシャ
ー62が成形品W(ばり部W1が除去されている)を次工程
であるコイニング工程に向けて押出す。
次に、ばり払い工程を行なうべく、ロッドレス方式のシ
リンダ45が逆方向へ駆動し、可動体47が矢印W3と反対方
向に移動する。この結果、前記した第15図に示すよう
に、台車受け部38に受けられていた台車7の車輪11、12
が案内レール1上に移行し、同様に車輪13、14が案内レ
ール2上に移行し、これにより台車7が案内レール1、
2上にそって走行する。そして台車7が案内レール1、
2にそって走行し第1図に示すシリンダ45のストローク
エンドに至ると、台車7は停止される。この状態で、第
17図に示すように、ばり払い用のシリンダ64が駆動しロ
ッド65が後退してフック状の引掛け部66が下降する。そ
の結果、作動軸24がフック状の引掛け部66により引張ら
れる。故に、第17図に示すようにばり払いアーム部材25
は、枢支軸26を中心として上方向へ揺動するので、ばり
払いアーム部材25はアーム収納溝29から飛出る。従っ
て、ばり抜き型8の型面30上に残置されていた前述した
ばり部W1は、ばり払いアーム部材25により持ち上げられ
て払われる。このようにばり払いアーム部材25を上方向
へ揺動させれば、ばり部W1がばり抜き型8の型面30には
りついている場合であっても、ばり部W1を確実に持ち上
げて台車7の横側へ除去できる。
リンダ45が逆方向へ駆動し、可動体47が矢印W3と反対方
向に移動する。この結果、前記した第15図に示すよう
に、台車受け部38に受けられていた台車7の車輪11、12
が案内レール1上に移行し、同様に車輪13、14が案内レ
ール2上に移行し、これにより台車7が案内レール1、
2上にそって走行する。そして台車7が案内レール1、
2にそって走行し第1図に示すシリンダ45のストローク
エンドに至ると、台車7は停止される。この状態で、第
17図に示すように、ばり払い用のシリンダ64が駆動しロ
ッド65が後退してフック状の引掛け部66が下降する。そ
の結果、作動軸24がフック状の引掛け部66により引張ら
れる。故に、第17図に示すようにばり払いアーム部材25
は、枢支軸26を中心として上方向へ揺動するので、ばり
払いアーム部材25はアーム収納溝29から飛出る。従っ
て、ばり抜き型8の型面30上に残置されていた前述した
ばり部W1は、ばり払いアーム部材25により持ち上げられ
て払われる。このようにばり払いアーム部材25を上方向
へ揺動させれば、ばり部W1がばり抜き型8の型面30には
りついている場合であっても、ばり部W1を確実に持ち上
げて台車7の横側へ除去できる。
(実施例の効果) 以上詳述したように本実施例では、ばり抜き型8の型面
30上に残置されていたばり部W1は、ばり払いアーム部材
25により持ち上げられて払われる。このようにばり払い
アーム部材25を上方向へ揺動させれば、ばり部W1がばり
抜き型8の型面30にはりついている場合であっても、ば
り部W1を確実に持ち上げて除去できる。更に本実施例で
は、ばり部W1をもつばり付き成形品Wを載置したばり抜
き型8を保持した台車7を案内レール1、2にそって走
行させてプレス本体31の台車受け部38に移行させ、台車
7の当接摺動部20を台車受け部38で面接触で受けた状態
で、上ボルスター33を降下してばり抜きを行うことがで
きる。
30上に残置されていたばり部W1は、ばり払いアーム部材
25により持ち上げられて払われる。このようにばり払い
アーム部材25を上方向へ揺動させれば、ばり部W1がばり
抜き型8の型面30にはりついている場合であっても、ば
り部W1を確実に持ち上げて除去できる。更に本実施例で
は、ばり部W1をもつばり付き成形品Wを載置したばり抜
き型8を保持した台車7を案内レール1、2にそって走
行させてプレス本体31の台車受け部38に移行させ、台車
7の当接摺動部20を台車受け部38で面接触で受けた状態
で、上ボルスター33を降下してばり抜きを行うことがで
きる。
また、ばり抜き工程終了後には、台車7を案内レール
1、2にそって走行させ、案内レール1、2の一端1a、
2a側、つまり成形品Wをばり抜き型8にセットした場所
に戻すことができる。したがって、本実施例では、走行
用の車輪11、12、車輪13、14を損傷させることなく、ば
り付き成形品Wを載置したばり抜き型8でプレスによる
ばり抜き工程を行うことができる。従ってばり抜き工程
の自動化に有利である。
1、2にそって走行させ、案内レール1、2の一端1a、
2a側、つまり成形品Wをばり抜き型8にセットした場所
に戻すことができる。したがって、本実施例では、走行
用の車輪11、12、車輪13、14を損傷させることなく、ば
り付き成形品Wを載置したばり抜き型8でプレスによる
ばり抜き工程を行うことができる。従ってばり抜き工程
の自動化に有利である。
更に本実施例では、案内レール1、2の第1平坦部1c、
2cの上面と台車受け部38の第2平坦部38cの上面とを仮
想の同一平面で結べば、この仮想の同一平面上を台車7
は走行するものであり、従って案内レール1、2からプ
レス本体31に移る際の台車7のがたつきの問題を改善で
きる。
2cの上面と台車受け部38の第2平坦部38cの上面とを仮
想の同一平面で結べば、この仮想の同一平面上を台車7
は走行するものであり、従って案内レール1、2からプ
レス本体31に移る際の台車7のがたつきの問題を改善で
きる。
(他の実施例) 上記した実施例では、シリンダ64の駆動でばり払いアー
ム部材25を揺動させる構造であるが、これに限られるも
のでなく、例えば、第19図に示すようにばり払いアーム
部材25の軸部25eにピニオン70を設けると共に、台車7
以外の部位にラック71を固定する構造としてもよい。こ
の場合には、台車7が案内レール1、2にそって走行す
ると、ピニオン70がラック71に至る。すると、ラック71
の歯部とピニオン70の歯部とがかみ合い、その結果ピニ
オン70が回転し、ばり払いアーム部材25が軸部25eを中
心として上向きに揺動し、アーム収納溝29から飛び出
て、これによりばり抜き型8の型面30に残置されていた
ばり部W1を除去できる。又、台車7がプレス本体31側に
案内レール1、2にそって移動すると、ピニオン70がラ
ック71とのかみあいにより逆方向へ回転して、ばり払い
アーム部材25を軸部25eを中心として型面30に向けて揺
動し、アーム収納溝29内に格納する。
ム部材25を揺動させる構造であるが、これに限られるも
のでなく、例えば、第19図に示すようにばり払いアーム
部材25の軸部25eにピニオン70を設けると共に、台車7
以外の部位にラック71を固定する構造としてもよい。こ
の場合には、台車7が案内レール1、2にそって走行す
ると、ピニオン70がラック71に至る。すると、ラック71
の歯部とピニオン70の歯部とがかみ合い、その結果ピニ
オン70が回転し、ばり払いアーム部材25が軸部25eを中
心として上向きに揺動し、アーム収納溝29から飛び出
て、これによりばり抜き型8の型面30に残置されていた
ばり部W1を除去できる。又、台車7がプレス本体31側に
案内レール1、2にそって移動すると、ピニオン70がラ
ック71とのかみあいにより逆方向へ回転して、ばり払い
アーム部材25を軸部25eを中心として型面30に向けて揺
動し、アーム収納溝29内に格納する。
[考案の効果] 本考案のばり払い装置によれば、ばり抜きの型面上に残
置されていたばり部は、ばり払いアーム部材により払わ
れる。このようにばり払いアーム部材を型面から揺動さ
せれば、ばり部がばり抜き型の型面にはりついている場
合であっても、ばり部を確実に除去できる。
置されていたばり部は、ばり払いアーム部材により払わ
れる。このようにばり払いアーム部材を型面から揺動さ
せれば、ばり部がばり抜き型の型面にはりついている場
合であっても、ばり部を確実に除去できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は装置全体の平
面図、第2図は装置全体の側面図、第3図は第1図のA
−A線矢視図、第4図は第1図のC−C線矢視図、第5
図は第1図のD−D線矢視図、第6図は台車が受けられ
ていない状態の第1図のD−D線矢視図、第7図は台車
の断面図、第8図は第1図のF−F線矢視図、第9図は
案内レールと台車受け部とが隣設する部分の平面図、第
10図〜第15図は台車が移行する状態を模式的に示す側面
図、第16図はばり付き成形品を載置した抜き型を保持し
ている状態の台車の平面図、第17図はばり払いアーム部
材でばり部を払っている状態の側面図、第18図はばり払
いアーム部材をアーム収納溝に格納している状態の断面
図である。 第19図は本考案の他の実施例を示し、第16図相当図であ
る。 図中、1は案内レール、2は案内レール、7は台車、8
はばり抜き型、10は螺孔、12、14は車輪、20は当接摺動
部、25はばり払いアーム部材、25aはばり払い部、25bは
作動部、26は枢支軸(枢支部)、29はアーム収納溝、33
は上ボルスター、45はシリンダをそれぞれ示す。
面図、第2図は装置全体の側面図、第3図は第1図のA
−A線矢視図、第4図は第1図のC−C線矢視図、第5
図は第1図のD−D線矢視図、第6図は台車が受けられ
ていない状態の第1図のD−D線矢視図、第7図は台車
の断面図、第8図は第1図のF−F線矢視図、第9図は
案内レールと台車受け部とが隣設する部分の平面図、第
10図〜第15図は台車が移行する状態を模式的に示す側面
図、第16図はばり付き成形品を載置した抜き型を保持し
ている状態の台車の平面図、第17図はばり払いアーム部
材でばり部を払っている状態の側面図、第18図はばり払
いアーム部材をアーム収納溝に格納している状態の断面
図である。 第19図は本考案の他の実施例を示し、第16図相当図であ
る。 図中、1は案内レール、2は案内レール、7は台車、8
はばり抜き型、10は螺孔、12、14は車輪、20は当接摺動
部、25はばり払いアーム部材、25aはばり払い部、25bは
作動部、26は枢支軸(枢支部)、29はアーム収納溝、33
は上ボルスター、45はシリンダをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】ばり付き成形品の成形部を打抜く抜き孔と
前記抜き孔が開口する型面で前記ばり付き成形品のばり
部が載置される位置に形成されたアーム収納溝とをもつ
ばり抜き型と、 前記ばり抜き型の前記アーム収納溝内に出入れ自在に格
納されたばり払い部と、前記ばり払い部に連設されかつ
枢支部を介して前記ばり抜き型の前記型面に対して揺動
自在に枢支された作動部とをもつばり払いアーム部材
と、で構成されていることを特徴とするばり払い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653688U JPH072091Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ばり払い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653688U JPH072091Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ばり払い装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128913U JPH01128913U (ja) | 1989-09-01 |
JPH072091Y2 true JPH072091Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31248252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2653688U Expired - Lifetime JPH072091Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ばり払い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072091Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2653688U patent/JPH072091Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01128913U (ja) | 1989-09-01 |
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