JPH07209118A - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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Publication number
JPH07209118A
JPH07209118A JP1481194A JP1481194A JPH07209118A JP H07209118 A JPH07209118 A JP H07209118A JP 1481194 A JP1481194 A JP 1481194A JP 1481194 A JP1481194 A JP 1481194A JP H07209118 A JPH07209118 A JP H07209118A
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JP
Japan
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pressure
memory
measured
detecting device
reactor
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Pending
Application number
JP1481194A
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English (en)
Inventor
Kenji Iio
謙二 飯尾
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K I DENSHI KK
Original Assignee
K I DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械部品、電子部品のバラツキに関係なく、
簡単に調整できてしかも測定精度の高い圧力検出装置を
提供する。 【構成】 圧力を検出する気密ボディ16にベローズま
たはダイヤフラムを取付け、前記気密ボディ16内の圧
力によって変化するダイヤフラムの移動量を、リアクト
ルによって検知し、該リアクトルを含むLC発振回路1
2の発振周波数を変化させ、前記発振周波数に基づいて
対応する圧力を測定する圧力検出装置10において、内
部に、情報の読み書きが可能なメモリ15を備え、予め
設定された複数の圧力での周波数と圧力との関係のデー
タを、前記メモリ15に記憶させ、圧力測定時には、前
記メモリ15に記憶されたデータと比較・演算して計測
圧力を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体、場合によって液
体の圧力を検出し電気的出力を発生する圧力検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力検出装置は、圧力を検知する
気密ボディにベローズまたはダイヤフラムを取付け、該
ベローズまたはダイヤフラムに金属板を取付けると共
に、該金属板の近接状態を検知するコイルが巻回された
E形ポットコアを設け、前記コイルのインダクタンスが
変化するのをLC発振回路によって検出し、この発振周
波数をカウントあるいはf/V変換して圧力を測定する
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一の
部品を使用して前記圧力検出装置を製造しても、前記ベ
ローズまたはダイヤフラム等の機械部品においては、初
期スプリング力やバネ定数にバラツキを生じるため部品
の選別と調整を行いながら圧力検出装置を製造する必要
があるという問題点があった。また、使用するLC発振
回路においても、コイルのインダクタンス(L)、コン
デンサー(C)の静電容量、トランジスタの増幅率等の
バラツキによって発振周波数にバラツキを生じるため、
これらも部品の調整と選別を行う必要があるという問題
点があった。機械部品の調整は、スプリング、ネジ等の
調整部品が新たに必要となり、L、C、トランジス等の
バラツキ調整においては、トリーマコンデンサーや半固
定ボリウム等が必要になり、部品点数の増加と回路の複
雑化に繋がり、製品価格の高騰や信頼性の低下に繋がる
という問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みてな
されたもので、機械部品、電子部品のバラツキに関係な
く、簡単に調整できてしかも測定精度の高い圧力検出装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の圧力検出装置は、圧力を検出する気密ボディにベ
ローズまたはダイヤフラムを取付け、前記気密ボディ内
の圧力によって変化するダイヤフラムの移動量を、リア
クトルによって検知し該リアクトルを含むLC発振回路
の発振周波数を変化させ、前記発振周波数に基づいて対
応する圧力を測定する圧力検出装置において、内部に、
デジタルカウンター、コンピュータ及び該コンピュータ
に接続されE2 PROMあるいはフラッシュメモリ等か
らなる情報の読み書きが可能なメモリを備え、予め、設
定された複数の圧力での前記LC発振回路の発振出力を
前記デジタルカウンターで計測した周波数と圧力との関
係のデータを、前記メモリに記憶させ、圧力測定時に
は、前記デジタルカウンターで発振周波数を計測し、前
記メモリに記録されたデータと比較・演算して計測圧力
を出力するようにして構成されている。
【0005】
【作用】請求項1記載の圧力検出装置においては、仮に
L、C、トランジスタの電気部品、あるいはダイヤフラ
ム等に製造上のバラツキがあっても、最終的に完成した
製品で、数値の分かっている複数の圧力を測定して、そ
の圧力値と発振周波数とのデータをメモリに記憶させ、
圧力測定時には、前記メモリに記録されたデータと、デ
ジタルカウンターで測定した発振周波数とを比較・演算
して気圧を出力するようにしているので、常時正確に気
圧を測定することができる。従って、各部品のバラツキ
を調整する手段を省略して、最初の予め分かった複数の
異なる気圧を測定することによって、調整が完了するこ
とになる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る圧力検出装
置の概略ブロック図、図2はフロー図である。
【0007】図1に示す様に、本発明の一実施例に係る
圧力検出装置10は、圧力センサー部11と、該圧力セ
ンサー部11のリアクトルを回路の構成要素とする発振
回路12と、該発振回路12の出力をカウントするデジ
タルカウンター回路13と、該デジタルカウンター回路
13に接続されるコンピュータ14と、これに接続され
るメモリ15とを有している。以下、これらについて詳
しく説明する。
【0008】前記圧力センサー部11は、一方に接続口
16aが形成された気密ボディ16と、該気密ボディ1
6内に配置され、中央には金属板17が取付けられたベ
ローズ18とを有して構成され、前記接続口16aにパ
イプ等によって接続された部屋の気圧に応じて内部の気
圧が変わり、これによって金属板17が圧力に応じて前
後に移動するようになっている。
【0009】前記発振回路12は、前記金属板17に近
接配置して設けられたリアクトル19と、該リアクトル
19に並列に接続されるコンデンサー20とを有し、リ
アクトル19及びコンデンサー20の容量で決定される
周波数で発振するようになっている。前記デジタルカウ
ンター回路13は、通常のカウンター回路からなって、
コンピュータ14から与えられる信号によって所定の時
間(例えば、5msec)の前記発振回路12からの信
号をカウントし、コンピュータ14に信号を送るように
なっている。
【0010】前記コンピュータ14は内部にCPU2
1、該CPU21に接続されるROM22、RAM2
3、インターフェイス24を有し、ROM22内に格納
されたプログラムに基づき、全体の処理を行うようにな
っている。また、コンピュータ14にはE2 PROMあ
るいはフラッシュメモリ等からなるメモリ15が設けら
れているが、これによって、予め測定された発振回路1
2の発振周波数と気圧との関係を記憶できるようになっ
ている。なお、前記メモリ15には前述のように、E2
PROMあるいはフラッシュメモリが用いられているの
で、電源をオフにしても収納されたデータは記憶されて
おり、従って、電池等によって全体を駆動することがで
きる。なお、25はCPU21のクロック回路を示す。
【0011】続いて、圧力検出装置10の使用方法につ
いて、図2を参照しながら説明する。まず、最初にメモ
リ15に予め測定されたデータを格納する必要があり、
この場合は、付属する書き込み・測定切換えスイッチを
書き込み側に設定することによって行う、従って、内部
のCPU21は書き込みを行うことを確認して(ステッ
プa)、複数の段階的既知圧力を測定する(ステップ
b)。これは、例えば、表1に示すように0〜1000
mmH2 O/cm2 の範囲で測定を行う場合には、11
段階の測定を行う。そして、その時の測定圧力と、所定
時間(例えば、5msec)のデジタルカウンター回路
13のカウント値をメモリ15に記憶させる(ステップ
c)。これによって圧力検出装置10の設定が完了す
る。
【0012】次に、実際の圧力を測定する場合には、書
き込み・測定切り換えスイッチを測定側に設定し、これ
をCPU21が確認し(ステップd)、実際の測定圧の
所定時間当たりのカウント値を計測し、これをコンピュ
ータ14内に取り込む(ステップe)。そして、メモリ
15のデータ値を比較して圧力を演算する(ステップ
f)が、表1も参照しながら以下に具体例をもって更に
詳しく説明する。まず、計測圧力をP1 mmH2 O/c
2 、所定時間(5msec)のカウントパルス値をX
1 とすると、AとX1 とのパルス数データの比較を行
う。そして、A>X1 の場合には実測圧力は0mmH
2 O/cm2 未満である(実際にはあり得ない)。A
=X1 の場合、計測圧力は0mmH2 O/cm2 であ
る。A<X1 の場合、次のBと比較する。B>X1
あれば、計測圧力はAとBの間、即ち0〜100mmH
2 O/cm2 の間にあるので、次の演算を行って計測圧
力P1 mmH2 O/cm2 を求める。 P1 =100×(X1 −A)/(B−A)
【0013】
【表1】
【0014】更に別の例について説明する。計測圧力P
2 mmH2 O/cm2 、5msecのカウントパルス数
をX2 とすると、AとX2 のパルス数データを比較す
るとA<X2 、次にBと比較するとB<X2 、順次比較
を行ってKと比較してK<X2 の場合には1000mm
2 O/cm2 を超える圧力であり、K=X2 の場合に
は1000mmH2 O/cm2 である。そして、K>X
2 の場合には、予め測定してJ<X2 であるので、以下
の式によってP2 が求められる。 P2 =900+100×(X2 −J)/(K−J) なお、その他の圧力の場合も同様に計測できる。前記実
施例においては、ベローズについて説明したが、圧力セ
ンサー部がダイヤフラム型のものであっても本発明は適
用でき、更に、他の構造の圧力センサーであっても発振
周波数を変えるものについては本発明が適用される。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の圧力検出装置は、出来上
がった製品で予め計測を行い、これをメモリに記憶し、
実際の計測値はこのメモリに記憶されたデータと比較し
ながら行うので、電気部品あるいは機械部品のバラツキ
に関係なく常に正確な測定を行うことができる。そし
て、回路構成がシンプルであり、更には部品のバラツキ
の調整も不要であるので、量産に適し、安価に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る圧力検出装置の概略ブ
ロック図である。
【図2】動作のフロー図である。
【符号の説明】
10 圧力検出装置 11 圧力センサー部 12 発振回路 13 デジタルカウンター回路 14 コンピュータ 15 メモリ 16a 接続口 16 気密ボディ 17 金属板 18 ベローズ 19 リアクトル 20 コンデンサー 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 インターフェィス 25 クロック回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力を検出する気密ボディにベローズま
    たはダイヤフラムを取付け、前記気密ボディ内の圧力に
    よって変化するダイヤフラムの移動量を、リアクトルに
    よって検知し、該リアクトルを含むLC発振回路の発振
    周波数を変化させ、前記発振周波数に基づいて対応する
    圧力を測定する圧力検出装置において、 内部に、デジタルカウンター、コンピュータ及び該コン
    ピュータに接続されE2 PROMあるいはフラッシュメ
    モリ等からなる情報の読み書きが可能なメモリを備え、 予め、設定された複数の圧力での前記LC発振回路の発
    振出力を前記デジタルカウンターで計測した周波数と圧
    力との関係のデータを、前記メモリに記憶させ、 圧力測定時には、前記デジタルカウンターで発振周波数
    を計測し、前記メモリに記録されたデータと比較・演算
    して計測圧力を出力することを特徴とする圧力検出装
    置。
JP1481194A 1994-01-12 1994-01-12 圧力検出装置 Pending JPH07209118A (ja)

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JP (1) JPH07209118A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099735A (ja) * 1999-08-09 2001-04-13 Cobe Lab Inc 圧力差評価等に用いられる関連パラメータ差の測定および監視方法
JP2009047580A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Dainippon Printing Co Ltd 圧力センサ

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JP2001099735A (ja) * 1999-08-09 2001-04-13 Cobe Lab Inc 圧力差評価等に用いられる関連パラメータ差の測定および監視方法
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