JPH03243840A - 圧電振動子式圧力センサの温度補償方式 - Google Patents

圧電振動子式圧力センサの温度補償方式

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JPH03243840A
JPH03243840A JP4227890A JP4227890A JPH03243840A JP H03243840 A JPH03243840 A JP H03243840A JP 4227890 A JP4227890 A JP 4227890A JP 4227890 A JP4227890 A JP 4227890A JP H03243840 A JPH03243840 A JP H03243840A
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JP
Japan
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pressure
temperature
frequency
data
pressure sensor
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Application number
JP4227890A
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English (en)
Inventor
Akira Haruta
治田 暁
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Daishinku Corp
Original Assignee
Daishinku Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水晶振動子等の圧電振動子を用いた圧力センサ
の温度補償方式に関するものである。水晶振動子は圧力
に対する周波数変化が比較的大きく、分解能が優れてい
る。このため微圧変化測定に適しており、その用途拡大
カ劇月待されている。
(従来の技術) 従来の圧力センサの温度補償方式として次の方式があげ
られる。
■0回帰演演算式 この方式は、予めセンサ特性を回帰モデルに従い近似式
化し、その係数を保管する。そして圧力値導出の際には
周波数、温度をCPUに取り込み、近似式に基づいて演
算することにより、圧力値を導出する。
■1回帰テーブル保保管式 この方式は、■と同様の回帰モデルに従い、センサ特性
を近似式化した後、各温度毎に周波数に幻応して計算し
た圧力値を温度のテーブルとして保管しておき、圧力検
出時には、周波数温度を取り込み、その温度のテーブル
から、周波数に対応する圧力値を取り出す方式である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記回帰演算方式であると、ある程度の
精度を得ることはできるが、回帰モデルの次数が高いた
め、演算時間が長くなり、圧力検出から表示までの応答
性が悪くなるという問題点がある。また圧力センサ素子
となる圧電振動子の周波数−温度特性が複雑な曲線で表
わされるようなものについては近似式の精度が荒くなる
場合があり、センサ素子で検出した圧力を均一した精度
で表示し得ない場合があった。また、回帰テーブル保管
方式であると、検出速度は速いが、高精度を得るために
は、温度9周波数の分割数を上げてデータを保管する必
要がある。これはROMの保管容量が莫大になるという
問題点につながっていた。
本発明は、これら問題点を解決するもので、メモリの容
量を大きくしなくても圧力検出速度が速く、また圧力セ
ンサ素子である圧電振動子側の周波数−温度特性が複雑
なものであっても均一な精度で圧力1直を求めることの
できる圧電振動子式圧力センサの温度補償方式を提供す
るものである。
(問題を解決するための手段) 本発明による圧電振動子式圧力センサの温度補償方式は
、発振周波数に関連した信号fの変化により圧力変化を
検出する圧電振動子式圧力センサにおいて、温度をパラ
メーターとした周波数−圧力特性の複数のテーブルをあ
らかじめメモリに格納する手段と、温度センサにて温度
データTを測定し、この温度データTに最近接する温度
における2つの周波数−圧力特性T+ 、T2を選択す
る手段と、この2つの周波数−圧力特性T1、 T2そ
れぞれにつき比例計算により発振周波数に関連する信号
fに対応する圧力値P+ 、P2を求める手段と、この
各々の圧力値P+、P2と上記発振周波数に関連する信
号fから比例計算により圧力1直Pを算出する手段を有
することを特徴とするものである。
(作用) この温度補償方式であると、あらかじめ保管しているデ
ータは限られた複数の周波数−圧力特性のテーブルを持
っているのみであるので、メモリ容量が大きくならない
。またこのテーブルのメモリを用いて簡単な比例計算に
よって圧力値を求めているので、演算時間も長くならな
い。さらに、パラメーターとしている温度はその各温度
間が線形近似になるように複数設定しているので、複雑
な同波数−温度特性を有する圧電振動子を用いた場合で
も高精度で圧力を検出できる。
(実施例) 本発明による実施例を図面とともに説明する。
第1図は、圧力センサの温度補償処理システムを示すブ
ロック図、第2図は温度補償処理手順を示すフローチャ
ート、第3図は音叉型水晶振動子の周波数−温度特性を
示す図、第4図は周波数−圧力特性を示す図である。
第1図において、1はベローズに封入された音叉型水晶
振動子と発振回路から構成され、圧力変化を水晶振動子
の共振周波数の変化として検出する圧力センサ、2は音
叉型水晶振動子と発振回路から構成され、温度変化を共
振周波数の変化として検出する温度センサ(もちろん圧
力の影響を受けないよう気密封止されている)、3.4
は分周回路、5は圧力センサ側と温度センサ側の信号を
切り換えるデコーダ、7は所定周波数のクロック信号を
出力する温度補償された基準クロック、6はカウンター
であり、分周された圧カセンサ、温度センサからの信号
の半周期間のみ基準クロックをカウントする。8は上記
圧力情報、温度情報に基づき、比例計算等を行うCPU
であり、9はあらかじめ周波数−圧力特性を保管したR
OM、10は作業用のメモリであるRAM、11はCP
Uで演算結果を表示するLCD等の表示器である。
圧力センサ素子である音叉型水晶振動子はXYカット水
晶板からなり、その周波数−温度特性は第3図に示すよ
うに2次曲線で表わすことができる。実用する際は2次
曲線の左側部分を実用温度範囲に人名よう、X軸まわり
に半時針方向に数度回転させた切断角のものを用いてい
る・この2次曲線上の所定の温度ポイントにおいて周波
数−圧力特性を測定したものが、第4図に示す温度をパ
ラメータとした周波数−圧力特性図である。通常、数1
0の温度ポイントについて測定し、かつ1つの温度テー
ブルについて数ポイント周波数−圧力特性を測定し、こ
れをROMに記憶させておく。
本実施例では一部の温度テーブルを場裏的に取り出して
、T+ 、T2 、T3の各テーブルについて説明する
。各テーブル間すなわち第3図の各ポイント間は路線形
になるよう各ポイント間隔を設定している。このポイン
ト数を圧電振動子の周波数−温度特性が複雑さに応じて
増減させることにより、一定の検出精度を保つことがで
きる。
次に、圧力センサが圧力を検出し、温度補償を行い表示
するまでの処理手順を第2図とともに説明する。
圧力センサ1並びに温度センサ2からの圧力。
温度それぞれのデータf、Tを示す共振周波数(基本周
波数は32768 )? Z )を分周回路3.4にて
IHz近傍まで分周する。圧力データfあるいは温度デ
ータTの半周期間において基準クロック7の信号をカウ
ンター6でカウントし、そのデータをCPUに渡す。そ
してデコーダの切換によりまず温度データTをCPU8
に取り込み、それがROMe内のどの温度テーブル間に
位置するかを検索する。例えば第4図を用いるとT+ 
<T<T2の位置にするとした場合、T1 とT2の温
度テーブルが検索される。
次に、圧力データfをCPU8に取り込み、それがRO
Me内のT1の温度テーブルのどの保管ポイント間に位
置するかを検索する。先の第4図の例では、圧力データ
fはf++とfo2のポイント間に位置するので保管ポ
イン) (f ++、 P++)と(f 12. P+
2)が検索される。T2の温度テーブルにおいてもTi
 におけるのと同様の検索を行い、保管ポイント(f 
22. P22)と(f 23. P23)を検索する
次に、T1のテーブル、T2のテーブルにおいてそれぞ
れ比例計算を行い、圧力P+ 、P2を求める。Plの
算出にはT1のテーブルの検索された保管ポイント間を
第5図に示す直角3角形モデルとして考えればよい。
このモデルにおいて、 a:b = c:d であるので、 (P+2  PI+)  (fo2f)b = (f+2 f++) そして、 P+=P+2  b で、表わされる。よって、 (P+2  Pl+)  (f +2f )P+  =
  P+2 − (fo2 f++) ・・・・■ T2のテーブルについても、同様の計算を行い、P2を
求める。
(P23  P22)  (f23f)P2=P23 
− (f 23  f 22) ・・・・■ 上記モデルと同様のモデルで考えて(第6図に示す)、
■、■式から求められたP+ 、P2に対し、■式によ
り比例計算を行い、圧力f1mPを算出する。
(P2−PI)  (T2−T) P  ”  P2 − (T’2  T+) ・・・・■ このようにして算出された圧力(直を表示器11で表示
する。
本発明による温度補償方式は、上記実施例に示した周波
数温度特性が2次曲線で表わされる音叉型水晶振動子を
用いた圧力センサに限定されるものではなく、より複雑
な曲線で衷ねされる周波数−温度特性を有する圧電振動
子を圧力センサ素子とした場合でも適用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、あらかじめ保管しているデータは限ら
れた複数の周波数−圧力特性のテーブルを持っているの
みであるので、メモリ容量が太きくならず、圧力計全体
の小型化、あるいはコスト安が実現できる。またこのテ
ーブルのメモリを用いて簡単な比例計算によって圧力埴
を求めているので、演算時間が長くならず、圧力検出か
ら表示までの応答性が向上する。さらに、第3図、第4
図に示すように各温度間が線形近似になるように複数設
定しているので、複雑な周波数−温度特性を有する圧電
振動子を用いた場合でも高精度に圧力を検出できる汎用
性のある温度補償方式が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧力センサの温度補償処理システ
ムを示すブロック図、第2図は温度補償処理手順を示す
フローチャート、第3図は圧力センサ素子である音叉型
水晶振動子の周波数−温度特性を示す図、第4図は圧力
センサ素子の周波数圧力特性を示す図、第5図、第6図
は比例計算におけるモデル図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  発振周波数に関連した信号fの変化により圧力変化を
    検出する圧電振動子式圧力センサにおいて、温度をパラ
    メーターとした周波数−圧力特性の複数のテーブルをあ
    らかじめメモリに格納する手段と、温度データTを上記
    テーブルに取り込み、この温度データTに最近接する温
    度における2つの周波数−圧力特性T_1、T_2を選
    択する手段と、この2つの周波数−圧力特性T_1、T
    _2それぞれにつき比例計算により発振周波数に関連す
    る信号fに対応する圧力値P_1、P_2を求める手段
    と、この各々の圧力値P_1、P_2と上記発振周波数
    に関連する信号fから比例計算により圧力値Pを算出す
    る手段を有する圧電振動子式圧力センサの温度補償方式
JP4227890A 1990-02-21 1990-02-21 圧電振動子式圧力センサの温度補償方式 Pending JPH03243840A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995002173A1 (fr) * 1993-07-06 1995-01-19 Seiko Epson Corporation Procede et dispositif de mesure de pression a l'aide d'un oscillateur a cristal
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