JPH0720818U - ファスナー - Google Patents

ファスナー

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JPH0720818U
JPH0720818U JP5836293U JP5836293U JPH0720818U JP H0720818 U JPH0720818 U JP H0720818U JP 5836293 U JP5836293 U JP 5836293U JP 5836293 U JP5836293 U JP 5836293U JP H0720818 U JPH0720818 U JP H0720818U
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JP5836293U
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Inventor
得央 小高
Original Assignee
大日化成工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿脱片とホルダーとの接続強度の向上及び部
品点数の削減を図り得るファスナーを提供する。 【構成】 このファスナーは、ホルダー1 と、このホル
ダー1 に挿脱自在に挿入される偏平な挿脱片2 とを備
え、ホルダー1 の表板15側に係合孔20を設け、挿脱片2
の表側に、この挿脱片2 をホルダー1 に挿入した時に係
合孔20に係合し、かつ係合孔20側から裏側に押圧した時
に係合孔20から外れる係合部3 を設ける。挿脱片2 はそ
の表裏方向に撓み変形可能に構成し、ホルダー1 の裏側
には、係合部3 の係合孔20に対する係脱時に、挿脱片2
がホルダー1 内で裏側に撓み変形するように、挿脱片2
の変形部が退避する退避部24を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、衣服、鞄等の接続部分を係脱自在に接続するファスナーに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
ファスナーの一つとして、例えば図11に示すように、ホルダー35と、このホル ダー35に挿脱自在に挿入される偏平な挿脱片36とを備え、ホルダー35の表側に係 合孔37を設け、挿脱片36の表側に、この挿脱片36をホルダー35に挿入した時に係 合孔37に係合し、かつ係合孔37側から裏側に押圧した時に係合孔37から外れる係 合部38を設けたものがある。
【0003】 このホルダー35及び挿脱片36は、2本のベルト部材39,39 の一端にそれぞれ取 り付けられ、各ベルト部材39,39 の端部同士を着脱自在に接続できるようにして いる。 係合部38は、挿脱片36の中央部に、その挿入方向側から反挿入方向側へ片持ち 状に支持され、その自由端側が、表側へ板厚程度突出するように、硬質の合成樹 脂材料により一体的に成形されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものは、挿脱片36に係合部38が片持ち状に支持され、表裏方向に撓み変 形可能とされていたので、構造上、係合部38の強度を十分に確保し難く、係合部 38と係合孔37との係合時に強い引っ張り力が作用した場合には、係合部38の支持 部分が不用意に変形又は破損し、挿脱片36とホルダー35との接続強度の低下を招 いていた。
【0005】 また、挿脱片36の表裏方向に撓み変形可能で、しかも、係合時の引っ張り力に 耐え得るように、挿脱片36に係合部38を一体的に設けているので、係合部38の強 度を確保するには、挿脱片36も硬質の材料で成形しなければならず、挿脱片36を 取り付けるべき対象物に直接取り付けることが困難であり、挿脱片36と対象物と の間にベルト部材39を要し、部品点数が増加するという問題があった。 本考案は、このような従来の課題に鑑み、挿脱片とホルダーとの接続強度の向 上及び部品点数の削減を図り得るファスナーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、ホルダー1 と、このホルダー1 に挿脱自在に挿入 される偏平な挿脱片2 とを備え、ホルダー1 の表板15側に係合孔20を設け、挿脱 片2 の表側に、この挿脱片2 をホルダー1 に挿入した時に係合孔20に係合し、か つ係合孔20側から裏側に押圧した時に係合孔20から外れる係合部3 を設けたファ スナーにおいて、挿脱片2 をその表裏方向に撓み変形可能に構成し、ホルダー1 の裏側に、係合部3 の係合孔20に対する係脱時に、挿脱片2 がホルダー1 内で裏 側に撓み変形するように、この挿脱片2 の変形部2aが退避する退避部24を設けた ものである。
【0007】 請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案において、挿脱片2 の挿脱 方向と直行する幅方向の中央部に係合部3 を設け、ホルダー1 の裏側に、表板15 側との間で挿脱片2 の幅方向の両端部を挟み、かつ係合部3 が係合孔20に係合し た係合状態に挿脱片2 を保持する一対の保持部22を設け、この一対の保持部22間 に退避部24を設けたものである。
【0008】 請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、係合部3 を偏平状に構成し、この係合部3 を挿脱片2 の幅方向に複数個に分割する分割溝 29を設けたものである。
【0009】
【作用】
請求項1に記載の本考案では、ホルダー1 に挿脱片2 を挿入すると、挿脱片2 が裏側に撓み変形する。そして、その状態で更に挿脱片2 を挿入し、係合部3 が 係合孔20の位置にくると、挿脱片2 が弾性復帰して係合部3 が係合孔20に係合し 、ホルダー1 と挿脱片2 とが接続される。 また、係合部3 を係合孔側から裏側に押圧すると、挿脱片2 が裏側に撓み変形 するため、係合孔20と係合部3 との係合が解除される。そして、この状態から挿 脱片2 をホルダー1 から引き抜くと、挿脱片2 がホルダー1 から離脱する。
【0010】 請求項2に記載の本考案では、係合部3 と係合孔20との係合時に、保持部22に より挿脱片2 が確実に保持され、また、係合部3 と係合孔20との係脱時に、係合 部3 を裏側に押圧すれば、係合部3 と幅方向両側の保持部22との間で挿脱片2 が 表裏方向に撓み変形可能となる。 請求項3に記載の本考案では、分割溝29に沿って挿脱片2 を表裏方向に撓み変 形でき、挿脱片2 がより容易に撓み変形できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1 乃至図5 は、本考案の第1 実施例を示し、本考案に係るファスナーは、ホ ルダー1 と、このホルダー1 に挿脱自在に挿入される偏平な挿脱片2 とから構成 されている。 挿脱片2 は、天然繊維又は化学繊維を一定幅に織った帯状のシート材からなり 、表裏方向に撓み変形自在に構成されている。この挿脱片2 の長手方向の先端部 で、長手方向と直行する幅方向の中央部の表側には、偏平な円板状の係合部3 が 合成樹脂材料により成形されている。また、係合部3 の表面には凹状の意匠が施 されている。
【0012】 係合部3 の裏面側の略中央には、図2 、図3 に示すように、軸部4 が裏側に突 出して形成され、挿脱片2 の孔5 内に嵌合して挿脱片2 の表裏に貫通するように なっている。この軸部4 の下端には、抜止基部6 が設けられ、抜止基部6 と係合 部3 との間で挿脱片2 を表裏両側から密着状に挟むように構成されている。 係合部3 、軸部4 及び抜止基部6 は、図4 に示すように、成形時に溶融した合 成樹脂材料が、挿脱片2 の縦糸7 と横糸8 との繊維間に浸透して絡まるように成 形されており、これによって係合部3 、軸部4 及び抜止基部6 が挿脱片2 に離脱 不能に結合されている。
【0013】 10は下金型で、11は下金型10上に設けられた上金型である。金型10,11 間には 、挿脱片2 の孔5 の穿孔位置に対応するように、係合部3 及び抜止基部6 の形状 に合致する成形空間が形成され、また下金型側11には、成形空間に連通するゲー ト12が形成されている。 係合部3 の成形時には、上下一対の金型10,11 を閉じた後、ゲート12から溶融 状態の合成樹脂材料を各成形空間に射出する。すると挿脱片2 の孔5 を経て成形 空間の全域に材料が入り、所定形状の係合部3 を挿脱片2 上に成形固着できる。
【0014】 この時、例えば材料を500 〜1000kg/cm2で加圧すれば、溶融状態の材料が成形 空間内に露出する挿脱片2 の繊維内に浸透して絡まり合うので、係合部3 及び抜 止基部6 が挿脱片2 に確実に結合されて外れ難くなる。なお、挿脱片2 の先端部 分を若干緩く金型11,12 内に収容しておけば、挿脱片2 の先端部分に、その繊維 間に合成樹脂材料が含浸しかつ表面側の全面が合成樹脂材料により被覆された補 強部13が形成されるため、挿脱片2 のほつれがなくなり、また挿脱片2 の撓み強 度を上げることもできる。
【0015】 ホルダー1 は合成樹脂製で、矩形状の表板15と、表板15の幅方向両端部からそ れぞれ裏側に突出する一対の側板16,16 と、各側板16,16 から内側に対抗して突 出する一対の裏板17,17 により構成され、これらの内部に挿脱片2 が収納される ようになっている。 そして、ホルダー1 の一側は開口状とされ、挿脱片2 を挿脱できるようになっ ており、他側にはベルト部材19が固着されている。このベルト部材19は、挿脱片 2 と同様に、天然繊維又は化学繊維を一定幅に織った帯状のシート材からなって いる。
【0016】 表板15の中央部には、表板15を貫通する円形状の係合孔20が設けられ、挿脱片 2 をホルダー1 に挿入した時に、係合部3 が係合できるようになっている。21は 表板15の開口端側に形成されたテーパー部で、挿脱片2 をホルダー1 に挿入する 時、係合部3 がテーパー部21に沿って表板15の内側へ進入し易いようになってい る。 各裏板17,17 の表板15側には、挿脱方向に沿って表板15側に突出する一対の保 持部となるガイドレール22が設けられ、表板15との間で挿脱片2 の幅方向の両端 部を挟み、かつ係合部3 が係合孔20に係合した係合状態において挿脱片2 を保持 できるようになっている。なお、ガイドレール22の開口端側にも、テーパー部23 が設けられている。
【0017】 そして、一対のガイドレール22,22 と裏板17,17 との間に退避部24が設けられ 、係合部3 の係合孔20に対する係脱時に、ホルダー1 内で裏側に撓み変形した挿 脱片2 の変形部2aが退避できるようになっている。挿脱片2 の撓み変形は、ホル ダー1 に挿入された係合部3 と各ガイドレール保持部13との範囲H 内で行われる 。この範囲H は、挿脱片2 の撓み変形の程度等を考慮して定められている。
【0018】 ホルダー1 と挿脱片2 との接続は、挿脱片2 の先端をホルダー1 に挿入するこ とにより行う。即ち、挿脱片2 の係合部3 が表板15のテーパー部21に当接し、こ の状態から挿脱片2 を更に押し込むと、図2の一点鎖線で示すように、挿脱片2 が裏側に撓み変形し、挿脱片2 がホルダー1 内に挿入される。そして、係合部3 が係合孔20の位置にくると、挿脱片2 が弾性復帰して係合部3 が係合孔20に係合 し、ホルダー1 と挿脱片2 とが接続される。 また、ホルダー1 と挿脱片2 との接続を解除するには、先ず、係合部3 を係合 孔20側から裏側に押圧し、挿脱片2 を撓み変形させ、係合孔20と係合部3 との係 合を解除させる。そして、この状態から挿脱片2 をホルダー1 から引き抜けばホ ルダー1 から挿脱片2 を離脱させることができる。
【0019】 なお、挿脱片2 とベルト部材19とに引っ張り力が作用している場合には、係合 部3 を係合孔20側から裏側に押圧し、係合孔20と係合部3 との係合を解除させる だけで、容易にホルダー1 から挿脱片2 を離脱させることができる。 従って、ホルダー1 から挿脱片2 を挿脱する際、従来と違って係合部3 の変形 を要しないので、係合部3 を挿脱片2 に強固に設けることが可能となり、ホルダ ー1 と挿脱片2 との接続強度の向上を図ることができる。また、挿脱片2 は撓み 変形できるように柔軟性を有しているので、従来のように挿脱片とベルト部材と を別部品にすることなく、挿脱片2 を取り付けるべき対象物に直接取り付けるこ とができ、部品点数の削減を図ることができる。
【0020】 本考案のファスナーは例えば、図5 に示すように、フロントホック形式のブラ ジャーの接続部分に用いることができる。挿脱片2 及びベルト部材19の他端部を それぞれカップ部27,27 に縫着し、胸側でホルダー1 と挿脱片2 とを係脱できる ようにしている。
【0021】 図6 、図7 は本考案の第2 実施例を示し、係合部3 を挿脱片2 の幅方向に複数 個に分割する分割溝29を設けると共に、第1 実施例における軸部4 、抜止基部6 及びガイドレール22を省略したものである。 この場合には、係合部3 が幅方向に分割されているので、この分割溝29に沿っ て挿脱片2 を表裏方向に撓み変形させることができ、挿脱片2 とホルダー1 との 挿脱をよりスムーズに行うことができる。また、ガイドレール22を省略すること によりホルダー1 が薄くなっている。
【0022】 図8 、図9 は本考案の第3 実施例を示し、挿脱片2 をベルト状とし、この挿脱 片2 の一端部に、長手方向にそって複数の係合部3 を設け、また、他端にホルダ ー1 を固着したものである。そして、ホルダー1 の挿脱方向の両側に開口部30,3 0 を設け、各係合部3 及び挿脱片2 を貫通できるようにしている。なお、31は合 成樹脂材料により被覆された補強部である。 この場合には、各係合部3 のいずれかを係合孔20に係合させることにより、係 合状態における挿脱片2 の長さを調節することができ、ファスナーをズボンやス カート等の装着時にベルトとして用いることができる。
【0023】 図10の(A) 〜 (D)は本考案の第5〜第8実施例を示し、これらの場合にも同様 に実施することが可能である。 図10の(A) に示すホルダー1 は、第1実施例の裏板17を一体的に連結したもの で、ホルダー1 の強度向上を図ったものである。この場合には、左右一対のガイ ドレール22の高さを高くし、ガイドレール22間に退避部24を設けている。
【0024】 図10の(B) に示す係合部3 は、中央部を高くし、挿入側を低くしたものである 。 この場合、係合部3 の挿入側が低くなっているので、挿脱片2 をホルダー1 に 挿入する際、係合部3 を表板15の内側へ容易に進入させることができ、また、中 央部が高くなっているので、係合部3 を裏側へ押圧する際、押し込み易く、係合 孔20から係合部3 を容易に外すことができる。 図10の(C),(D) は、係合孔20と係合部3 との他の形状を示したものである。な お、係合孔20と係合部3 の形状は、上記実施例に限定されず、適宜変更すること ができる。
【0025】 なお、本考案の各実施例について詳述したが、これらの他、ダッフルコートの トグルボタンの代わりに本ファスナーを使用することもできる。また、係合部3 は、挿脱片2 に接着、ホットメルト等によって取り付けても良く、更に、挿脱片 2 はその他、合成皮革、革、不織布等であっても良く、材質、形状等が実施例に 限定されるものではない。
【0026】 また、係合孔20と挿脱片2 とを同一の合成樹脂材料により同時に一体的に成形 することもでき、この場合には、係合部3 と挿脱片2 との接合強度をより向上さ せることができる。 更に、挿脱片2 の補強部13を省略することもでき、この場合には、挿脱片2 の 撓み変形の程度に合わせて、係合部3 と各ガイドレール22との間隔H を狭めれば よい。
【0027】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案によれば、ホルダー1 と、このホルダー1 に挿脱自在 に挿入される偏平な挿脱片2 とを備え、ホルダー1 の表板15側に係合孔20を設け 、挿脱片2 の表側に、この挿脱片2 をホルダー1 に挿入した時に係合孔20に係合 し、かつ係合孔20側から裏側に押圧した時に係合孔20から外れる係合部3 を設け たファスナーにおいて、挿脱片2 をその表裏方向に撓み変形可能に構成し、ホル ダー1 の裏側に、係合部3 の係合孔20に対する係脱時に、挿脱片2 がホルダー1 内で裏側に撓み変形するように、この挿脱片2 の変形部2aが退避する退避部24を 設けているので、挿脱片2 を表裏方向に撓み変形させることにより、係合孔20に 対する係合部3 の係脱を行うことができる。 従って、係脱時に、従来と違って係合部3 の変形を要しないので、係合部3 を 挿脱片2 に強固に設けることが可能となり、ホルダー1 と挿脱片2 との接続強度 の向上を図ることができる。 また、挿脱片2 は撓み変形できるように柔軟性を有しているので、従来のよう に挿脱片2 とベルト部材とを別部品にすることなく、挿脱片2 を取り付けるべき 対象物に直接取り付けることができ、部品点数の削減を図ることができる。
【0028】 請求項2に記載の本考案によれば、挿脱片2 の挿脱方向と直行する幅方向の中 央部に係合部3 を設け、ホルダー1 の裏側に、表板15側との間で挿脱片2 の幅方 向の両端部を挟み、かつ係合部3 が係合孔20に係合した係合状態に挿脱片2 を保 持する一対の保持部22を設け、この一対の保持部22間に退避部24を設けているの で、係合部3 と係合孔20との係合時には、保持部22により挿脱片2 を確実に保持 することができ、また、係合部3 と係合孔20との係脱時には、係合部3 と幅方向 両側の保持部22との間で挿脱片2 を表裏方向に撓み変形させることができ、挿脱 片2 とホルダー1 との挿脱を確実かつスムーズに行うことができる。
【0029】 請求項3に記載の本考案によれば、係合部3 を偏平状に構成し、この係合部3 を挿脱片2 の幅方向に複数個に分割する分割溝29を設けているので、分割溝29に 沿って挿脱片2 を表裏方向に撓み変形させることができ、挿脱片2 とホルダー1 との挿脱をよりスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図3】図2 のA−A線断面図である。
【図4】本考案の第1実施例を示す成形時の断面図であ
る。
【図5】本考案の第1実施例を示す取り付け状態の正面
図である。
【図6】本考案の第2実施例を示す正面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す断面図であり、(a)
は係止状態、(b) は挿脱時の状態を示している。
【図8】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【図9】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図10】(a) ,(b)は本考案の第4、第5実施例を示す縦
断面図、(c),(d) は本考案の第6、第7実施例を示す正
面図である。
【図11】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 挿脱片 2a 変形部 3 係合部 15 表板 20 係合孔 22 ガイドレール(保持部) 24 退避部 29 分割溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダー(1) と、このホルダー(1) に挿
    脱自在に挿入される偏平な挿脱片(2) とを備え、ホルダ
    ー(1) の表板(15)側に係合孔(20)を設け、挿脱片(2) の
    表側に、この挿脱片(2) をホルダー(1) に挿入した時に
    係合孔(20)に係合し、かつ係合孔(20 側から裏側に押圧
    した時に係合孔(20)から外れる係合部(3) を設けたファ
    スナーにおいて、挿脱片(2) をその表裏方向に撓み変形
    可能に構成し、ホルダー(1) の裏側に、係合部(3) の係
    合孔(20)に対する係脱時に、挿脱片(2) がホルダー(1)
    内で裏側に撓み変形するように、この挿脱片(2) の変形
    部(2a)が退避する退避部(24)を設けたことを特徴とする
    ファスナー。
  2. 【請求項2】 挿脱片(2) の挿脱方向と直行する幅方向
    の中央部に係合部(3) を設け、ホルダー(1) の裏側に、
    表板(15)側との間で挿脱片(2) の幅方向の両端部を挟
    み、かつ係合部(3) が係合孔(20)に係合した係合状態に
    挿脱片(2) を保持する一対の保持部(22)を設け、この一
    対の保持部(22)間に退避部(24)を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のファスナー。
  3. 【請求項3】 係合部(3) を偏平状に構成し、この係合
    部(3) を挿脱片(2)の幅方向に複数個に分割する分割溝
    (29)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ファスナー。
JP5836293U 1993-09-30 1993-09-30 ファスナー Pending JPH0720818U (ja)

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JP5836293U JPH0720818U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 ファスナー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3217029U (ja) * 2018-02-28 2018-07-12 株式会社協和 スーツケース

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Effective date: 19990406