JPH07207665A - 多軸式オーガ機 - Google Patents
多軸式オーガ機Info
- Publication number
- JPH07207665A JPH07207665A JP434194A JP434194A JPH07207665A JP H07207665 A JPH07207665 A JP H07207665A JP 434194 A JP434194 A JP 434194A JP 434194 A JP434194 A JP 434194A JP H07207665 A JPH07207665 A JP H07207665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leader
- auger
- distribution device
- screws
- power distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リーダの倒れる事故を防止する。
【構成】 リーダ３の下方に動力の分配装置１０を設け
てテレスコピックロッド７でリーダ３に支持し、動力の
分配装置１０の本体１１に３本のオーガススクリュー１
２〜１４と上向きの掘削攪拌ビット１５、１６を設け
る。
てテレスコピックロッド７でリーダ３に支持し、動力の
分配装置１０の本体１１に３本のオーガススクリュー１
２〜１４と上向きの掘削攪拌ビット１５、１６を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、現場柱列式地中連続壁
いわゆる連壁を造成する多軸式オーガ機に関する。
いわゆる連壁を造成する多軸式オーガ機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の多軸式オーガ機においては、リー
ダの最上部に動力装置が設けられ、３本のオーガスクリ
ューが連結され、該動力装置により回転している。
ダの最上部に動力装置が設けられ、３本のオーガスクリ
ューが連結され、該動力装置により回転している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リーダの最上
部に動力装置を設けたため、動力装置と３本のオーガス
クリューの重量によるモーメントがリーダに作用し、リ
ーダが倒れる事故が発生する可能性があり、危険であ
る。
部に動力装置を設けたため、動力装置と３本のオーガス
クリューの重量によるモーメントがリーダに作用し、リ
ーダが倒れる事故が発生する可能性があり、危険であ
る。
【０００４】本発明は上述のような従来技術の問題点に
鑑みて提案されたものであり、リーダの倒れる事故を防
止する多軸式オーガ機の提供を目的としている。
鑑みて提案されたものであり、リーダの倒れる事故を防
止する多軸式オーガ機の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の多軸式オーガ機
は、オーガスクリューの動力の分配装置を、リーダの下
方に設けている。
は、オーガスクリューの動力の分配装置を、リーダの下
方に設けている。
【０００６】また本発明の多軸式オーガ機は、リーダの
下方に設けた動力の分配装置により３本のオーガスクリ
ューを連結すると共に、１本のテレスコピックロッドに
接続された動力伝達装置がリーダに支持されている。
下方に設けた動力の分配装置により３本のオーガスクリ
ューを連結すると共に、１本のテレスコピックロッドに
接続された動力伝達装置がリーダに支持されている。
【０００７】さらに本発明の多軸式オーガ機は、前記動
力の分配装置に上向きの掘削攪拌ビットを設けている。
力の分配装置に上向きの掘削攪拌ビットを設けている。
【０００８】
【作用】上記のように構成された本発明の多軸式オーガ
機によれば、リーダに設けた動力装置から動力伝達装
置、１本のテレスコピックロッド及び動力の分配装置を
介して３本のオーガスクリューを回転する。そして、テ
レスコピックロッドを伸長すれば、削孔攪拌が行われて
連壁を造成する。
機によれば、リーダに設けた動力装置から動力伝達装
置、１本のテレスコピックロッド及び動力の分配装置を
介して３本のオーガスクリューを回転する。そして、テ
レスコピックロッドを伸長すれば、削孔攪拌が行われて
連壁を造成する。
【０００９】この際、動力の分配装置は、当初、リーダ
の下部に位置し、掘削の進行に伴い地中に没するので、
動力の分配装置の重量は、リーダを転倒するモーメント
として作用する事は無い。そのため、従来の多軸式オー
ガ機の様に、動力装置と３本のオーガスクリューの重量
によるモーメントがリーダに作用してリーダが倒れると
いう事故が発生することは、完全に防止される。
の下部に位置し、掘削の進行に伴い地中に没するので、
動力の分配装置の重量は、リーダを転倒するモーメント
として作用する事は無い。そのため、従来の多軸式オー
ガ機の様に、動力装置と３本のオーガスクリューの重量
によるモーメントがリーダに作用してリーダが倒れると
いう事故が発生することは、完全に防止される。
【００１０】また、テレスコピックロッドを伸長して削
孔攪拌を行っているので、削孔距離が長くなった場合
に、従来の多軸式オーガ機では必要とされていたオーガ
スクリューの継ぎ足し作業が、不必要となる。
孔攪拌を行っているので、削孔距離が長くなった場合
に、従来の多軸式オーガ機では必要とされていたオーガ
スクリューの継ぎ足し作業が、不必要となる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１において、多軸式オーガ機１には、ステーシ
リンダ２によりリーダ３が立設されている。そのリーダ
３には、動力装置４がスライド自在に支持され、ウィン
チ５のワイヤ６で上下動されるようになっている。
する。図１において、多軸式オーガ機１には、ステーシ
リンダ２によりリーダ３が立設されている。そのリーダ
３には、動力装置４がスライド自在に支持され、ウィン
チ５のワイヤ６で上下動されるようになっている。
【００１２】この動力装置４には、テレスコピックロッ
ド７が連結され、ブラケット８によりリーダ３にスライ
ド自在に支持されている。そして、テレスコピックロッ
ド７の下端には、全体を符号１０で示す動力の分配装置
が連結されている。
ド７が連結され、ブラケット８によりリーダ３にスライ
ド自在に支持されている。そして、テレスコピックロッ
ド７の下端には、全体を符号１０で示す動力の分配装置
が連結されている。
【００１３】図２において、動力の分配装置１０の本体
１１には、３本のオーガスクリュー１２〜１４が連結さ
れ、各オーガスクリュー１２〜１４の下端部には、図示
しないセメントミルク注入弁が設けられている。そし
て、左右のオーガスクリュー１２〜１４の上方には、上
向きの掘削攪拌ビット１５、１６が設けられている。
１１には、３本のオーガスクリュー１２〜１４が連結さ
れ、各オーガスクリュー１２〜１４の下端部には、図示
しないセメントミルク注入弁が設けられている。そし
て、左右のオーガスクリュー１２〜１４の上方には、上
向きの掘削攪拌ビット１５、１６が設けられている。
【００１４】次に、図３ないし図１１を参照して連壁の
造成態様を説明する。なお、オーガスクリュー１２Ａ〜
１４Ａ及び掘削攪拌ビット１５Ａ、１６Ａは実質的に図
２のオーガスクリュー１２〜１４及び掘削攪拌ビット１
５、１６と同じである。
造成態様を説明する。なお、オーガスクリュー１２Ａ〜
１４Ａ及び掘削攪拌ビット１５Ａ、１６Ａは実質的に図
２のオーガスクリュー１２〜１４及び掘削攪拌ビット１
５、１６と同じである。
【００１５】先ず、オーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａを
所定位置に位置決めする（図３）。
所定位置に位置決めする（図３）。
【００１６】次いで、動力の分配装置１０の本体１１に
おいてオーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａを回転し、テレ
スコピックロッド７を伸長して削孔し、セメントミルク
注入弁からセメントミルクを注入して混練りを行う（図
４）。
おいてオーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａを回転し、テレ
スコピックロッド７を伸長して削孔し、セメントミルク
注入弁からセメントミルクを注入して混練りを行う（図
４）。
【００１７】次いで、同様にして、かつ、掘削攪拌ビッ
ト１５Ａ、１６Ａを回転しながらテレスコピックロッド
７を収縮し、オーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａを引き上
げ、混練りして連壁Ｗ１を造成する（図５及び図６）。
この際、ビット１５Ａ、１６Ａの掘削により引き上げが
スムーズに行われる。
ト１５Ａ、１６Ａを回転しながらテレスコピックロッド
７を収縮し、オーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａを引き上
げ、混練りして連壁Ｗ１を造成する（図５及び図６）。
この際、ビット１５Ａ、１６Ａの掘削により引き上げが
スムーズに行われる。
【００１８】次いで、動力の分配装置（の本体）１１
に、オーガスクリュー１２Ａの側方に位置するガイド１
７を取り付け、未固化状態の連壁Ｗ１の一方の側面にガ
イドさせながら、図４と同様にして次の削孔混練りを行
う（図７及び図８）。
に、オーガスクリュー１２Ａの側方に位置するガイド１
７を取り付け、未固化状態の連壁Ｗ１の一方の側面にガ
イドさせながら、図４と同様にして次の削孔混練りを行
う（図７及び図８）。
【００１９】次いで、図５と同様にオーガスクリュー１
２Ａ〜１４Ａを引き上げ、混練りを行って連壁Ｗ２を造
成する（図９及び図１０）。
２Ａ〜１４Ａを引き上げ、混練りを行って連壁Ｗ２を造
成する（図９及び図１０）。
【００２０】最後に、オーガスクリュー１２Ａ〜１４Ａ
を引き上げ連壁Ｗ１、Ｗ２からなる連壁Ｗ３の造成を終
る（図１１及び図１２）。
を引き上げ連壁Ｗ１、Ｗ２からなる連壁Ｗ３の造成を終
る（図１１及び図１２）。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、動力の分配装置をリーダの下方に設けてリ
ーダの倒れる事故を確実に防止することができる。
ているので、動力の分配装置をリーダの下方に設けてリ
ーダの倒れる事故を確実に防止することができる。
【００２２】また、テレスコピックロッドの伸長により
削孔することにより、従来のオーガスクリューの継ぎ足
しを不要にして作業効率を向上することができる。
削孔することにより、従来のオーガスクリューの継ぎ足
しを不要にして作業効率を向上することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す側面図。
【図２】動力の分配装置を示す正面図。
【図３】位置決め工程を説明する側断図。
【図４】削孔混練工程を説明する垂直断面図。
【図５】引き上げ混練工程を説明する垂直断面図。
【図６】図５のＡ−Ａ矢視断面図。
【図７】次の削孔混練工程を説明する垂直断面図。
【図８】図７のＡ−Ａ矢視断面図。
【図９】引き上げ混練工程を説明する垂直断面図。
【図１０】図９のＣ−Ｃ矢視断面図。
【図１１】造成完了状態を示す垂直断面図。
【図１２】図１１のＤ−Ｄ矢視断面図。
Ｗ１〜Ｗ３・・・連壁 １・・・多軸式オーガ機 ２・・・ステーシリンダ ３・・・リーダ ４・・・動力装置 ５・・・ウィンチ ６・・・ワイヤ ７・・・テレスコピックロッド ８・・・ブラケット １０・・・動力の分配装置 １１・・・動力の分配装置の本体 １２〜１４、１２Ａ〜１４Ａ・・・オーガスクリュー １５、１５Ａ、１６、１６Ａ・・・掘削攪拌ビット １７・・・ガイド
Claims (3)
- 【請求項１】 オーガスクリューの動力の分配装置を、
リーダの下方に設けたことを特徴とする多軸式オーガ
機。 - 【請求項２】 リーダの下方に設けた動力の分配装置に
より３本のオーガスクリューを連結すると共に、１本の
テレスコピックロッドに接続された動力伝達手段がリー
ダに支持されていることを特徴とする多軸式オーガ機。 - 【請求項３】 前記動力の分配装置に上向きの掘削攪拌
ビットを設けた請求項２に記載の多軸式オーガ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP434194A JPH07207665A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 多軸式オーガ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP434194A JPH07207665A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 多軸式オーガ機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07207665A true JPH07207665A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11581740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP434194A Pending JPH07207665A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 多軸式オーガ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07207665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102561944A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-07-11 | 北京市三一重机有限公司 | 一种多孔咬合桩钻机及其施工工艺 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP434194A patent/JPH07207665A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102561944A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-07-11 | 北京市三一重机有限公司 | 一种多孔咬合桩钻机及其施工工艺 |
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