JPH0720682U - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品取出ユニット21の移動をスムーズかつ正
確にする。 【構成】 商品取出ユニット21を複数の商品収納部の前
方で移動させ、商品取出ユニット21により商品収納部か
ら商品を取り出して販売する。商品取出ユニット21は、
水平ガイド部材26で水平方向にスライド可能に支持す
る。水平ガイド部材26は、水平ガイド部材支持手段27で
垂直方向にスライド可能に支持する。垂直移動用駆動源
62および水平移動用駆動源82を、自動販売機の定位置に
設置する。第１駆動伝達手段71，72で、垂直移動用駆動
源62の駆動を水平ガイド部材26に伝達し、水平ガイド部
材26を垂直方向に移動させる。第２駆動伝達手段88で、
水平移動用駆動源82の駆動を商品取出ユニット21に伝達
し、商品取出ユニット21を水平方向に移動させる

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、商品を水平方向に集積収納する商品収納部を有し、この商品収納部 の商品集積方向の一端に近接する位置で移動可能な商品取出ユニットによって、 商品収納部の一端の最前位商品を取り出す自動販売機に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、商品を水平方向に集積収納する商品収納部から商品を取り出して販売す る自動販売機としては、例えば特開昭６３−１４３６９４号公報に記載されてい る構造が知られている。

【０００３】 この自動販売機は、商品を前後方向に集積収納する商品収納部を左右方向に複 数列および上下方向に複数段設け、これらの商品収納部の前方全域に移動可能と して商品収納部から商品を取出して商品投出口に投出する商品取出ユニットを設 けている。

【０００４】 商品取出ユニットを移動させる移動機構は、販売機内の左右両側に垂直駆動ね じ棒を配設し、この両垂直駆動ねじ棒間に両端部がそれぞれ垂直駆動ねじ棒に螺 合して上下方向に移動可能とする水平ガイド部材を配設し、この水平ガイド部材 の水平駆動ねじ棒に螺合して左右方向に移動可能とする商品取出ユニットを配設 する。

【０００５】 そして、各垂直駆動ねじ棒の下部に配置した垂直移動用モータによって各垂直 駆動ねじ棒を回転させることにより、水平ガイド部材を上下に移動させる。水平 ガイド部材の一端に配置した水平移動用モータによって水平駆動ねじ棒を回転さ せることにより、商品取出ユニットを左右に移動させる。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の自動販売機では、垂直駆動ねじ棒および水平駆動ねじ棒 の回転によって商品取出ユニットが移動するので、その移動速度が遅く、利用者 が商品を選択してから商品が投出されるまでの待ち時間が長くなってしまう。

【０００７】 また、垂直方向の移動において、左右別々の垂直移動用モータによって駆動し ているため、左右の回転のバランスがくずれれば、商品取出ユニットが正常に移 動されなくなる可能性もある。

【０００８】 さらに、垂直方向の移動において、商品取出ユニットや水平ガイド部材と合わ せて水平移動用モータも一体的に移動させているため、移動体の重量化を招き、 速度の低下だけでなく、慣性が増大することに起因して商品取出ユニットの停止 位置の位置決めが不正確になる。特に、商品取出ユニット自身を軽量化すればす る程、モータが一体的に移動するか否かの影響が大きくなる。

【０００９】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、商品取出ユニットの移動をスムー ズかつ正確に行なえる自動販売機を提供することを目的としている。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

本考案は、商品Ｔを水平方向に集積収納する商品収納部11を有し、この商品収 納部11の商品集積方向の一端に近接する位置で移動可能な商品取出ユニット21に よって最前位商品Ｔを取り出す自動販売機において、前記商品取出ユニット21を 水平方向にスライド可能に支持する水平ガイド部材26と、この水平ガイド部材26 を垂直方向にスライド可能に支持する水平ガイド部材支持手段27と、自動販売機 の定位置に設置される垂直移動用駆動源62および水平移動用駆動源82と、前記垂 直移動用駆動源62と水平ガイド部材26を接続して設けられ、垂直移動用駆動源62 の駆動によって水平ガイド部材26を前記水平ガイド部材支持手段27に沿って移動 させる第１駆動伝達手段71，72と、前記水平移動用駆動源82と商品取出ユニット 21を接続して設けられ、水平移動用駆動源82の駆動によって商品取出ユニット21 を前記水平ガイド部材26に沿って移動させる第２駆動伝達手段88とを備えるもの である。

【００１１】

【作用】

本考案では、垂直移動用駆動源62を駆動させると、第１駆動伝達手段71，72に よって駆動が伝達され、水平ガイド部材26が水平ガイド部材支持手段27に沿って 垂直移動する。水平移動用駆動源82を駆動させると、第２駆動伝達手段88によっ て駆動が伝達され、商品取出ユニット21が水平ガイド部材26に沿って水平移動す る。そして、商品取出ユニット21が所定の商品収納部11に対向する位置に達する と、商品取出ユニット21が最前位商品Ｔを取り出す。

【００１２】

【実施例】

以下、本考案の一実施例としてたばこなどの商品を販売する自動販売機の構成 を図面を参照して説明する。

【００１３】 図３は自動販売機の内部構造を示す斜視図である。自動販売機は、販売機本体 １と、扉体２とを備え、販売機本体１の前面に扉体２が開閉可能に取り付けられ ている。

【００１４】 販売機本体１は、前面を開口する箱状に形成され、内部には、たばこなどの矩 形商品を前後に並べて収納する複数の商品収納部11が大部分に形成されている。 この商品収納部11は、通常サイズ（範囲を持つ）の商品を収納する第１収納部12 と、幅あるいは長さが比較的大きいサイズの商品を取出す第２収納部13とからな る。

【００１５】 図４は商品収納部11の構成を示す斜視図である。販売機本体１の左右内側に配 設された側板14間に背板15を有する棚板16が複数段取り付けられ、この各段の棚 板16上に複数個の収納ケース17が載置される。棚板16は奥側が水平より多少下が る方向に傾いており、背板15は棚板16に対して垂直に設けられている。収納ケー ス17は、直方体状の箱から上面と前面を除いた形状すなわち底面部17a 、後面部 17b および両側面部17c からなる形状に形成されており、図５に示すように、底 面部17a と後面部17b には磁石18が張り付けられている。そして、収納ケース17 を棚板16上に載置すると、磁石18によって棚板16および背板15に磁気吸着する。 収納ケース17の載置時には、奥下がりになるため、商品Ｔは後面部17b に寄った 位置を定位置として収納される。

【００１６】 図３において、扉体２は、前面に、商品見本を展示する展示部、商品選択ボタ ン、貨幣投入部、後述する商品取出口102 などが形成されている。後面には、商 品収納部11から商品Ｔを取り出す商品取出ユニット21、商品取出ユニット21の駆 動機構22、商品取出ユニット21用のポンプ23、商品Ｔが投出される商品投出部24 、投入された貨幣類を処理する貨幣処理部25等が設けられている。

【００１７】 そして、商品取出ユニット21は、水平ガイド部材26に取り付けられ、この水平 ガイド部材26に沿って水平移動可能となっている。水平ガイド部材26は、扉体２ の左右内側にそれぞれ固定された水平ガイド部材支持手段としての垂直ガイド部 材27に沿って上下移動可能となっている。これら両移動の組み合わせによって、 商品取出ユニット21は商品収納部11の前面全域を移動できるようになっている。

【００１８】 図５および図６は商品取出ユニット21の側面図を示す。この商品取出ユニット 21は、水平ガイド部材26に支持される支持体31と、この支持体31に対して後方へ 伸長可能とする伸縮体32と、この伸縮体32を伸縮させる駆動部33と、伸縮体32の 先端に取り付けられ商品収納部11内に侵入して商品Ｔを取り出す取出部34とから 構成されている。

【００１９】 支持体31は、水平ガイド部材26の後面に沿って形成された上下の略Ｌ字状のガ イド片部26a の外側に嵌合する略コ字状のホルダ部36を備え、このホルダ部36の 上下内壁に回動自在に軸支されたローラ37がガイド片部26a の内側に嵌合すると ともに、ホルダ部36の前面壁に回動自在に軸支されたローラ38が上側のガイド片 部26a の下側に嵌合し、各ローラ37，38が転動して水平ガイド部材26に沿って水 平移動可能となっている。また、ホルダ部36の前面壁には、後述する水平移動用 ワイヤ88が連結される連結部39が突設されている。さらに、ホルダ部36の一端か ら後方に向けて伸縮体32や駆動部33を支持する支持板40が突設されている。

【００２０】 伸縮体32は、複数のリンク42を交互に組み合わせて交差する中央部および端部 同士をそれぞれ連結軸43で回動自在に連結して伸縮可能に構成されている。伸縮 体32の前端下方に突出するリンク42の端部が支持体31に取り付けられたガイド部 材44に取付軸45で回動自在に軸支され、前端上方に突出するリンク42の端部がガ イド部材44に上下方向に沿って設けられたガイド溝46に沿って移動する摺動軸47 で上下動可能に取り付けられている。

【００２１】 駆動部33は、支持板40に取り付けられたモータ48と、このモータ48の回転運動 を往復運動に変換するリンク機構49とからなる。リンク機構49は、モータ48によ って回転駆動される回転軸50に固着されたリンク51と、このリンク51の一端に連 結軸52で回転自在に連結されたリンク53とを有し、リンク53の端部はリンク42の 摺動軸47に回転自在に連結されている。そして、モータ48によって、回転軸50を 図５中実線矢印方向に回転させることにより、摺動軸47を下方へ移動させて、伸 縮体32を後方へ伸長させ、一方、図５中破線矢印方向に回転させることにより、 摺動軸47を上方へ移動させて、伸縮体32を前方へ収縮させる。また、伸縮体32の 収縮時、リンク51の端部をセンサ54で検知することにより、モータ48を停止させ 、伸縮体32を収縮位置に停止保持させる。

【００２２】 取出部34は、商品Ｔを吸着する吸着パッド55を有し、この吸着パッド55から延 びるチューブ56が扉体２の下部に配置されたポンプ23に接続され、負圧が吸着パ ッド55に導かれる。吸着パッド55は、伸縮体32の後端に取り付けられた支持部材 57に支持されている。この支持部材57には、伸縮体32の後端下方に突出するリン ク42の端部が取付軸58で回動自在に取り付けられ、後端上方に突出するリンク42 の上端部が支持部材57に上下方向に沿って設けられたガイド溝59に沿って移動す る摺動軸60で上下動可能に取り付けられている。そして、取出部34は、伸縮体32 の伸縮時に伴って前後方向に略平行移動する。

【００２３】 図１(a) は商品取出ユニット21を垂直方向に移動させる駆動機構22の垂直移動 機構61を示す。この垂直移動機構61は、扉体２の下部に取り付けられた垂直移動 用駆動源としての垂直移動用モータ62を備え、この垂直移動用モータ62の駆動軸 63に固着された駆動プーリ64と従動プーリ65とに無端状の駆動伝達ベルト66が張 設され、図６に示されるように、従動プーリ65の側面に固定された２つの垂直移 動用プーリ67，68に駆動力が伝達される。各プーリ64，65，67，68は、扉体２の 下部に取り付けられた取付金具69に支持された支軸70に回転自在に取り付けられ ている。垂直移動用プーリ67，68には第１駆動伝達手段としての２本の垂直移動 用ワイヤ71，72がそれぞれ巻回されており、一方の垂直移動用ワイヤ71は、垂直 移動用プーリ67の真上に位置する扉体２に取り付けられた垂直移動用プーリ73に 架け回され、その両端部が水平ガイド部材26の一端に連結され、また、他方の垂 直移動用ワイヤ72は、水平ガイド部材26の移動領域を囲む位置で扉体２に取り付 けられた４つの垂直移動用プーリ68，74，75，76に架け回され、その両端部が水 平ガイド部材26の他端に連結されている。そして、垂直移動用モータ62を正逆回 転させれば、その回転方向によって水平ガイド部材26が平行に上昇したり、下降 したりする。

【００２４】 なお、水平ガイド部材26の両端に取り付けられたローラ77が垂直ガイド部材27 に係合しており、水平ガイド部材26の移動は上下方向にのみ規制される。

【００２５】 図１(b) は商品取出ユニット21を水平方向に移動させる駆動機構22の水平移動 機構81を示す。この水平移動機構81は、扉体２の下部に垂直移動用モータ62と並 べて取り付けられた水平移動用駆動源としての水平移動用モータ82を備え、この 水平移動用モータ82の駆動軸83に固着された駆動プーリ84と従動プーリ85とに無 端状の駆動伝達ベルト86が張設され、図２に示されるように、従動プーリ85の側 面に固定された水平移動用プーリ87に駆動力が伝達される。水平移動用プーリ87 は、プーリ64，65，67，68とともに支軸70に回転自在に取り付けられている。水 平移動用プーリ87には第２駆動伝達手段としての水平移動用ワイヤ88が巻回され 、この水平移動用ワイヤ88は、真上位置に位置する扉体２の取り付けられた水平 移動用プーリ89と、水平ガイド部材26に取り付けられた３個の水平移動用プーリ 90，91，92に架け回され、水平移動用プーリ90，91間においてその両端部が商品 取出ユニット21に接続されている。そして、水平移動用モータ82を正逆回転させ れば、その回転方向によって商品取出ユニット21が左右に移動する。

【００２６】 図６に商品投出部24の側面図を示す。この商品投出部24は、箱状の枠体101 を 備え、この枠体101 の前面に扉体２の前面に開口する商品取出口102 が形成され 、後面には下方の回動軸103 を中心として後方に回動可能な回動扉104 が設けら れている。

【００２７】 枠体101 の一側部には、回動扉104 を回動させる回動機構111 が設けられてい る。この回動機構111 は、回動軸103 にレバー112 の一端が固定され、このレバ ー112 の他端と枠体101 の下部の突片113 との間にスプリング114 が張設されて おり、スプリング114 の引張力によって回動扉104 を通常閉じた状態に保持する 。また、枠体101 の側面にソレノイド115 が取り付けられ、このソレノイド115 のプランジャ116 にリンク117 の一端が回転自在に連結されているとともに、リ ンク117 の他端がレバー112 の中間付近に回転自在に連結されており、ソレノイ ド115 が励磁されれば、リンク117 およびレバー112 が引き上げられ、回動扉10 4 が開かれる。そして、商品投出部24は、通常、水平ガイド部材26の軌道に重な らない位置にあるが、開いた際の回動扉104 の先端は商品取出ユニット21の後方 に突出する。

【００２８】 次に、本実施例の作用を説明する。

【００２９】 商品収納部11には商品Ｔを前後方向に並べて収納する。商品収納部11に収納さ れる商品Ｔは、収納ケース17の底面部17a の傾斜によって、後面部17b に寄った 位置を定位置として収納される。

【００３０】 待機時において、商品取出ユニット21の伸縮体32は収納（収縮）状態にあって 、取出部34は商品取出ユニット21内に収まった状態にあり、商品投出部24の回動 扉104 は閉じられている。

【００３１】 そして、利用者によって貨幣が投入され、商品選択ボタンが押下されると、垂 直移動用モータ62が駆動され、駆動伝達ベルト66を介して、垂直移動用プーリ67 ，68が回転される。この垂直移動用プーリ67，68の回転により、垂直移動用ワイ ヤ71，72を介して、水平ガイド部材26が垂直ガイド部材27に沿って上下方向に移 動する。合わせて、水平移動用モータ82が駆動され、駆動伝達ベルト86を介して 、水平移動用プーリ87が回転される。この水平移動用プーリ87の回転により、水 平移動用ワイヤ88を介して、商品取出ユニット21が水平ガイド部材26に沿って左 右方向に移動する。これらの移動の組み合わせにより、商品取出ユニット21が対 応する商品収納部11の前方に移動される。

【００３２】 商品取出ユニット21の移動後、商品取出ユニット21のモータ48が回転して伸縮 体32が伸長し、取出部34が商品収納部11内に進出し、吸着パッド55が商品Ｔに接 触する。ポンプ23によって吸着パッド55内の空気圧が下げられて商品Ｔが吸着さ れる。さらに、モータ48が逆回転して伸縮体32が収縮し、商品収納部11内の商品 Ｔのうち最前位の商品Ｔが取り出され、商品取出ユニット21側に保持される。

【００３３】 その後、再び、垂直移動用モータ62および水平移動用モータ82が駆動されて、 商品取出ユニット21が商品投出部24の上方位置に移動する。商品投出部24のソレ ノイド115 が励磁されて回動扉104 が開放された後、吸着パッド55内の空気圧が 緩和されて商品Ｔが落下する。落下する商品Ｔは、回動扉104 に沿って商品投出 部24内に入る。その後、ソレノイド115 の励磁が解除されると、回動扉104 がば ね付勢によって閉鎖され販売動作を終了する。

【００３４】 また、商品Ｔを補充する際には、収納ケース17を取り外して商品Ｔを装填した 後、棚板16に載置すればよい。

【００３５】 なお、取外可能な収納ケース17を利用したタイプの商品収納部を販売機本体１ 内の全ての商品収納部として採用してもかまわないし、固定式の商品収納部では 補充作業が困難な位置、例えば作業者の目線より高く、装填状態を確認しにくい 高位置、補充するのにかがんで作業を行なわなければならない低位置などのみを このタイプとし、残りは固定式の商品収納部を採用してもかまわない。

【００３６】

【考案の効果】

本考案によれば、自動販売機の定位置に垂直移動用駆動源および水平移動用駆 動源を設置し、これら各駆動源からの駆動を第１駆動伝達手段および第２駆動伝 達手段を介して商品取出ユニットに伝達し、商品取出ユニットを移動させるため 、商品取出ユニットの移動をスムーズかつ正確に行なえる自動販売機を提供でき る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の自動販売機の一実施例を示し、(a) は
第１駆動伝達手段の説明図、(b) は第２駆動伝達手段の
説明図である。

【図２】同上実施例の第１駆動伝達手段および第２駆動
伝達手段の一部の平面図である。

【図３】同上実施例の自動販売機の斜視図である。

【図４】同上実施例の商品収納部の一部の斜視図であ
る。

【図５】同上実施例の商品取出ユニットおよび商品収納
部の一部を切り欠いた側面図である。

【図６】同上実施例の商品投出ユニットおよび商品投出
部の側面図である。

【符号の説明】

11 商品収納部 21 商品取出ユニット 26 水平ガイド部材 27 水平ガイド部材支持手段としての垂直ガイド部材 62 垂直移動用駆動源としての垂直移動用モータ 71，72 第１駆動伝達手段としての垂直移動用ワイヤ 82 水平移動用駆動源としての水平移動用モータ 88 第２駆動伝達手段としての水平移動用ワイヤ

フロントページの続き (72)考案者 畑 和典 兵庫県姫路市東延末四丁目73番地 株式会 社日本技術センター内

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品を水平方向に集積収納する商品収納
   部を有し、この商品収納部の商品集積方向の一端に近接
   する位置で移動可能な商品取出ユニットによって最前位
   商品を取り出す自動販売機において、 前記商品取出ユニットを水平方向にスライド可能に支持
   する水平ガイド部材と、 この水平ガイド部材を垂直方向にスライド可能に支持す
   る水平ガイド部材支持手段と、 自動販売機の定位置に設置される垂直移動用駆動源およ
   び水平移動用駆動源と、 前記垂直移動用駆動源と水平ガイド部材を接続して設け
   られ、垂直移動用駆動源の駆動によって水平ガイド部材
   を前記水平ガイド部材支持手段に沿って移動させる第１
   駆動伝達手段と、 前記水平移動用駆動源と商品取出ユニットを接続して設
   けられ、水平移動用駆動源の駆動によって商品取出ユニ
   ットを前記水平ガイド部材に沿って移動させる第２駆動
   伝達手段とを備えることを特徴とする自動販売機。