JPH07205624A - タイヤの空気圧検知装置 - Google Patents

タイヤの空気圧検知装置

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Publication number
JPH07205624A
JPH07205624A JP2481594A JP2481594A JPH07205624A JP H07205624 A JPH07205624 A JP H07205624A JP 2481594 A JP2481594 A JP 2481594A JP 2481594 A JP2481594 A JP 2481594A JP H07205624 A JPH07205624 A JP H07205624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
emitting diode
light emitting
cylindrical body
type battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP2481594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Katou
宰夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINAMOTO KOGYOSHO KK
Original Assignee
MINAMOTO KOGYOSHO KK
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Publication date
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Priority to JP2481594A priority Critical patent/JPH07205624A/ja
Publication of JPH07205624A publication Critical patent/JPH07205624A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タイヤの空気圧がタイヤの外面で発光によっ
て検知できるようにすると共に、発光の電源電池の消耗
を防止する。 【構成】 タイヤの内部と連通するようにリム16にパ
ッキン18を介して取着した円筒体1内に発光ダイオー
ド10とボタン型電池7を装着して、円筒体内のピスト
ン3の動作により、タイヤ内圧が規定値より減少した場
合に発光ダイオードが働いて光によりタイヤ14の内圧
を検知する。該円筒体と間隙Sを設けてピストン3の基
端に極板4を配置し、極板に伸縮可能なコイル状電導体
6を接続すると共に、その上端にボタン型電池7を接続
し、その上方に基板9を設けて基板9上に発光ダイオー
ド10を装着して、発光ダイオード10から延出した一
方の端子11aを前記極板4と接触するようにし、他方
の端子11bをボタン型電池7に接触するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤの空気圧をタイ
ヤの表面で検視するための装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの空気圧は圧力計をインナ
・バルブ(通称、虫)に当てて測定しなければタイヤ内
の空気圧を計ることができず、測定を怠ると規定内圧以
下で走行することになり事故につながる恐れがあった。
そこで、運転者が車の乗り心地等でタイヤの空気圧を感
じ取り、ガソリンの補給時にガソリンスタンド等で空気
圧を測定し、規定内圧より減少している場合には補圧し
ている。
【0003】このような現況にかんがみて出願人は、タ
イヤの空気圧を一々測定しなくてもタイヤの内圧が規定
通りであるか否かを、タイヤの表面で光を視認すること
によって検知できるタイヤの空気圧検知装置を発明して
特願平4−146708号同じく5−50110号によ
り特許出願をしている。これらの特許出願に係わるタイ
ヤの空気圧検知装置は、図5に示すように、タイヤのリ
ム101にパッキン102を介して取着させる円筒体1
03の下部にスプリング104により付勢するようにピ
ストン105を装着し、円筒体103の上部でピストン
105の基端に導電性の電池受部106を介してボタン
型電池107を取り付け、この電池107にコイル状電
導体108を接続すると共に、このコイル状電導体10
8に絶縁板109を介して発光ダイオード110を接続
し、円筒体103の上端に透明キャップ111を被着し
て構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たタイヤの空気圧検知装置は、車輛のタイヤの高速回転
に伴ない発生する遠心力によって、可動部部品たるスプ
リング104,ピストン105及び電池受部106に大
きな力が掛かり、電池受部106が円筒体103に接触
し、車輛がスピードを出して走行する時に発光ダイオー
ド110は常時通電状態となり発光し、ボタン型電池1
07を消耗させるといった問題があった。そこで本発明
は、このような問題を解消して、ボタン型電池が無駄に
消耗することのないように改良したタイヤの空気圧検知
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わるタイヤの空気圧検知装置は、タイヤ
の内部と連通するようにタイヤのリムにパッキンを介し
て取着した円筒体内に発光ダイオードとボタン型電池を
装着して、円筒体内のピストンの動作により、タイヤの
内圧が規定値より減少した場合に発光ダイオードが働い
て光によりタイヤの内圧を検知するようにしたタイヤの
空気圧検知装置において、前記円筒体内の上部で該円筒
体と間隙を設けてピストンの基端に極板を配置し、該極
板に伸縮可能なコイル状電導体を接続すると共に、該コ
イル状電導体の上端にボタン型電池を接続し、該ボタン
型電池の上方に基板を設けて該基板上に発光ダイオード
を装着して、該発光ダイオードから延出した一方の端子
を前記極板と接触するようにし、他方の端子は前記基板
の下方でボタン型電池に接触するように構成したもので
ある。
【0006】
【作用】タイヤの空気圧が規定以下になると、円筒体の
下部に装着したスプリングがピストンを下降させる。ピ
ストンの下降に連動して円筒体の内壁とピストンの上端
に装着された極板が接触してコイル状電導体及びボタン
型電池を介して発光ダイオードが発光する。この発光ダ
イオードの発光を透明キャップを通して視認することで
タイヤの空気圧が規定以下に下降したことがタイヤの表
面で検視できる。また、タイヤ内の空気圧が規定圧に復
帰補圧された場合は、ピストンが上昇して円筒体の内壁
と極板が離れて、その中間に間隙が存在するために発光
ダイオードは消光し、この発光ダイオードの消光により
補圧完了を検視することができる。なお、タイヤの空気
圧が正常のときは前記スプリングは内圧と均衡して弾発
せず、ピストンが下降しないから円筒体の内壁と極板は
接触せず、この中間に間隙が存在する状態を接続するか
ら、発光ダイオードが発光することはない。
【0007】しかし、車輌の走行時のスピードにより、
タイヤが高速回転するため、タイヤの高速回転のため発
生する遠心力により、可動部部品たるスプリング,ピス
トン及び極板に大きな力が掛かり、極板が円筒体の内壁
に接触して発光ダイオードは通電状態となり発光するお
それがあるが、この時ボタン型電池も前記可動部部品と
同様に遠心力が作用し、ボタン型電池はコイル状電導体
を圧縮して発光ダイオードの端子と離れ、発光ダイオー
ドは非通電状態となり、ボタン型電池の無駄な消耗を防
止する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図1は本発明に係わるタイヤの空気圧検知装置の断
面図でありる。図中1は金属等の円筒体であり、該円筒
体1の内部下半部にスプリング2により付勢するように
ピストン3を装着している。このピストン3の円筒体1
の上半部に臨ませた基端に円筒体1の内壁1aと間隙S
(タイヤ内圧が規定圧の状態)を設けて導電性の極板4
をビス5で固定させる。この極板4の上面にコイル状電
導体6の下端を接続させ、該コイル状電導体6の上端に
ボタン型電池7を接続させる。円筒体1の上端にキャッ
プ8を被着して該キャップ8上に基板9を取り付け、該
基板9上に発光ダイオード10を装着する。この発光ダ
イオード10から延出した端子11a,11bの一方の
端子11aは円筒体1に接続させる。また、他方の端子
11bは基板9の下方でボタン型電池7に接触させる。
そして、発光ダイオード10は円筒体1の上端に着脱自
在に冠着した透明窓付キャップ12の窓を透して発光し
ているか否かを透視できるようになっている。
【0009】13はダイヤフラムであり、タイヤ14内
の空気を密封するために円筒体1の下端にキャップ15
により固定されている。16はチューブレスタイプのタ
イヤ14のリムであり、該リム16に開設した通孔17
にパツキン18,18を介して円筒体1の下部を嵌挿
し、リム16の内面で円筒体1の下端にナット19を螺
締させて、本発明の空気圧検知装置Aをタイヤ14に装
着し、使用に供する。
【0010】このようにタイヤ14に装着した本発明の
空気圧検知装置は、タイヤ14の空気圧が規定圧である
ときは、ピストン3が上昇しており、ピストン3の上部
に固定された導電性の極板4が円筒体1の内壁1aと離
れた状態となり、発光ダイオードは、無通電の状態を維
持して発光ダイオード10を発光させることはない。
(図1参照)。そして、タイヤの空気圧が規定以下にな
ると、図2に示すようにスプリング2の付勢によりピス
トン3が下降し、ピストン3の下降に伴ないピストン3
の基端に固定した導電性の極板4が円筒体1の上部の内
壁1aに接触し、コイル状電導体6を介してボタン型電
池7と発光ダイオード10は通電の状態となり発光ダイ
オード10を発光させる。この発光は透明窓付キャップ
12を透してタイヤ14の表面で検視することができ
る。
【0011】そこで、発光ダイオード10の発光を検視
したときは、タイヤ14の空気を補充する。空気の補充
で空気圧が規定圧に復帰すればスプリング2は内圧と均
衡して弾発不能となり、ピストン3は下降することがで
きないために、ピストン3の基端に固定した極板4は円
筒体1の上部の内壁1から離れて、導電性の極板4と円
筒体1の上部の内壁1aの間に間隙Sが生じるために、
通電が中断され発光ダイオード10は消光し、タイヤ1
4の補圧完了を知ることができる。
【0012】ところで、車輌が走行時にスピードを上げ
た場合タイヤ14の高速回転により発生する遠心力によ
り、タイヤ14に装着した空気圧検知装置Aの可動部部
品たるスプリング2,ピストン3並びに極板4に大きな
力が掛かり、極板4は円筒体1の上部の内壁1aに接触
して、発光ダイオード10を発光させるような現象を生
じることがある。しかし、ボタン型電池7は、コイル状
導電体6により発光ダイオード10の端子11bと軽く
接触するように支持されているため、空気圧検知装置A
の可動部部品と同様にボタン型電池7にも遠心力が作用
して、ボタン型電池7は図3に示すようにコイル状電導
体6を圧縮して基板9並びに端子11bから離れて発光
ダイオード10は非通電状態となり、ボタン型電池7の
無駄な消耗を防止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係わるタイヤ
の空気圧検知装置は、常にタイヤに取り付けて使用さ
れ、発光ダイオードが発光しない状態はタイヤの空気圧
は正常である。そして、発光ダイオードが発光したとき
は空気圧が規定圧以下に下降した状態であり、これをタ
イヤの表面からの検視によって容易にしかも確実に検知
することができる。そして、車輌の走行時のタイヤの高
速回転に伴なう遠心力により可動部部品たるスプリン
グ,ピストン並びに極板に大きな力が掛かっても、同時
にボタン型電池にも遠心力が作用して非通電状態を維持
して、ボタン型電池を無駄に消耗することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の非通電状態の斜視図。
【図2】本発明装置の通電状態の縦断面図。
【図3】本発明装置が遠心力を受けた状態の縦断面図。
【図4】本発明装置の使用状態の斜視図。
【図5】従来例の縦断面図。
【符号の説明】
1 円筒体 2 スプリング 3 ピストン 4 極板 6 コイル状電導体 7 ボタン型電池 10 発光ダイオード 11a,11b 端子 14 タイヤ 16 リム 18 パッキン S 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの内部と連通するようにタイヤの
    リムにパッキンを介して取着した円筒体内に発光ダイオ
    ードとボタン型電池を装着して、円筒体内のピストンの
    動作により、タイヤの内圧が規定値より減少した場合に
    発光ダイオードが働いて光によりタイヤの内圧を検知す
    るようにしたタイヤの空気圧検知装置において、 前記円筒体内の上部で該円筒体と間隙を設けてピストン
    の基端に極板を配置し、該極板に伸縮可能なコイル状電
    導体を接続すると共に、該コイル状電導体の上端にボタ
    ン型電池を接続し、該ボタン型電池の上方に基板を設け
    て該基板上に発光ダイオードを装着して、該発光ダイオ
    ードから延出した一方の端子を前記極板と接触するよう
    にし、他方の端子は前記基板の下方でボタン型電池に接
    触するようにしたことを特徴とするタイヤの空気圧検知
    装置。
JP2481594A 1994-01-26 1994-01-26 タイヤの空気圧検知装置 Pending JPH07205624A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2481594A JPH07205624A (ja) 1994-01-26 1994-01-26 タイヤの空気圧検知装置

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JP2481594A JPH07205624A (ja) 1994-01-26 1994-01-26 タイヤの空気圧検知装置

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JPH07205624A true JPH07205624A (ja) 1995-08-08

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ID=12148694

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JP2481594A Pending JPH07205624A (ja) 1994-01-26 1994-01-26 タイヤの空気圧検知装置

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JP (1) JPH07205624A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6888450B2 (en) 2002-07-31 2005-05-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Tire condition indicating system for wheeled vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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