JP3497883B2 - タイヤリム体の内圧検出表示装置 - Google Patents

タイヤリム体の内圧検出表示装置

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JP3497883B2 JP08233994A JP8233994A JP3497883B2 JP 3497883 B2 JP3497883 B2 JP 3497883B2 JP 08233994 A JP08233994 A JP 08233994A JP 8233994 A JP8233994 A JP 8233994A JP 3497883 B2 JP3497883 B2 JP 3497883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ又はリムに取付
けられ、走行状態におけるタイヤ内圧を精度よく表示し
うるタイヤリム体の内圧検出表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイヤ
の内腔に充填される空気圧、即ち内圧は、変動すること
によって、タイヤのあらゆる性能に影響を与える重要な
要素である。例えば内圧が低下することによって、バネ
常数が低くなりかつコーナリングパワーが発生しないた
め、操縦安定性、耐久性及び耐摩耗性を著しく低下させ
る。逆に内圧が高くなると、バネ常数が高くなるため、
乗心地を低下させる。
【0003】従来、タイヤ走行状態での内圧の状態が表
示されていなかったため、内圧に極端な変動がない限り
ドライバーは気付くことはなかった。従ってタイヤに関
しては常時内圧調整は行っておらず、車両の検査時に内
圧を測定することによってはじめて異状に気付くという
状態であった。
【0004】しかし近年、内圧を測定しかつ内圧の変動
が異状である場合には警報する装置の提案がなされてい
る。
【0005】例えば、タイヤの回転数を測定することに
よってタイヤの動荷重半径を求め、空気圧を検出する方
法が提案されている。しかしこのものは初期条件を設定
せねばならず煩雑であり、又装置が大がかりとなるため
実用には至っていない。
【0006】そこで前記問題点の一端を解決すべく装置
をリムと一体化し、小型化、簡素化、軽量化を図ったも
のも提案されている。
【0007】例えば、特開昭61−91534号によっ
て永久磁石の付いたダイヤフラムと、固定した検出機と
からなり空気圧により両者内の距離が変化することによ
って、直線的な磁界の変化を検出し、この値を空気圧力
に換算し空気圧力の低下を感知するもの、又、特開昭6
1−241206号によって、ダイヤフラム、絶縁体、
電池、送信機をセットにした空気圧の検出部をリムのハ
ウジングに設けたもの、などが提案されている。
【0008】しかし、前者にあっては、磁界変化を換算
して判定するものであるため、圧力の低下が判明するま
でに時間を要し、実用的でない。又、後者にあっては、
圧力の表示機能は、リム又はタイヤにないため、検知装
置自体が複雑かつ高価となり利用し難い。
【0009】さらに特開平3−55008号において、
タイヤのバルブに圧力で移動する浮子を設け、この浮子
の位置で圧力を表示するものも提案されている。しかし
この浮子の位置による測定では微細な圧力差を検知する
ことが出来ず、0.2kgf/cm2 差においてもタイヤの
走行性能が大きく変化し、0.1kgf/cm2 の圧力差の
検知が必要となる走行時におけるタイヤの内圧測定には
不適当である。
【0010】そこで発明者は、簡易かつ小型の構造で高
性度の圧力検知が可能な装置を提供すべく鋭意研究の結
果、付勢手段によって常時はバランスさせたダイヤフラ
ムに、そのダイヤフラムの変形を検知するセンサを設け
た圧力検知具と、この圧力検知具からの信号を増巾しか
つ表示させる表示具とをタイヤリム体の内外に設けるこ
とにより、前記要請を充足できる装置を形成しうること
を見出し、本発明を完成させたのである。
【0011】本発明は、タイヤとリムとからなるタイヤ
リム体に取付き、走行状態におけるタイヤ内圧を精度よ
く表示しうるタイヤリム体の内圧検出表示装置の提供を
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、空気入りタイヤと、この空気入りタイヤを装着する
ことにより内圧が充填されるタイヤ内腔を形成するリム
とからなるタイヤリム体に配され前記内圧を検知し表示
するためのタイヤリム体の内圧検出表示装置であって、
タイヤリム体のタイヤ内腔に向く内面側に配置されこの
タイヤ内腔の内圧を検知する圧力検知具と、該タイヤリ
ム体の外面側に配され内圧を表示する表示具とからなる
とともに、前記圧力検知具は、凹状の基体、この基体の
開放部を閉じることにより気室を形成しかつタイヤ内腔
の内圧を受けて変形するダイヤフラム、このダイヤフラ
ムを内圧に抗する向きに付勢するバネ手段、およびダイ
ヤフラムの変形を検知するセンサを具えるとともに、し
かも前記センサは、ダイヤフラムに直接貼付けられかつ
ホイストンブリッジ回路に配される歪センサであり、前
記基体に、前記センサからのびるリード線を通ししかも
タイヤリム体に前記基体を取付けるための支持部を設
け、前記表示具は、前記内圧を表示する表示部と、前記
リード線を伝わるセンサからの信号を前記内圧を数字で
表示するための数字信号に変換して表示部に表示させる
変換部と、電池部とを有することを特徴とするタイヤリ
ム体の内圧検出表示装置である。
【0013】なお圧力検知具と表示具とは、リムに取付
けてもよく、又空気入りタイヤに取付けてもよい。
【0014】さらに前記バネ手段としてコイルバネ、又
はゴム性体を用いることが出来る。
【0015】
【作用】タイヤリム体のタイヤ内腔に向く内面側に圧力
検知具を、又外面側に表示具をそれぞれ設けている。従
って、圧力検知具と表示具とは、互いに近接させること
が可能となる結果、両者の間の接続が容易となり、しか
もタイヤリム体の外側からタイヤ内圧を知ることが出来
る。
【0016】圧力検知具には、ダイヤフラムを内圧に抗
する向きに付勢するバネ手段を設けている。これによ
り、ダイヤフラムに作用する力をタイヤ内圧とバネ手段
の付勢力との向き合う2つの作用力をバランスさせるこ
とが可能となる。これによって、常用圧力時においてダ
イヤフラムを略平衡状態に保持することが可能となり、
ダイヤフラムは両者の間に微少な圧力差が生じた場合で
あっても敏感に反応することが出来る。
【0017】従って、ダイヤフラムに取付くセンサは、
微少なタイヤ内圧の変動を感知することが出来、精度の
高いタイヤ内圧測定が可能となる。
【0018】このように本願発明は、前記した各構成が
有機的に結合しかつ一体化することにより走行状態にお
けるタイヤ内圧を精度よく、しかも軽量、小型化された
装置として形成しうるのである。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を圧力検知具と表示具
とをタイヤリム体のリムに取付けた場合を例にとり図面
に基づき説明する。
【0020】図1〜5において、タイヤリム体の内圧検
出表示装置1は、空気入りタイヤTとこの空気入りタイ
ヤTを装着することにより内圧が充填されるタイヤ内腔
Oを形成するリムRとからなるタイヤリム体Sの本実施
例では前記リムRに配される。
【0021】空気入りタイヤTはトレッド部22とその
両側からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォ
ール部23、23と、該サイドウォール部23の内方に
のびるビード部24とを有する。
【0022】さらに空気入りタイヤTには、トレッド部
22からサイドウォール部23をへてビード部24に至
る本体部にビードコア25の周りをタイヤ軸方向内側か
ら外側に向かって折返す折返し部を具えるカーカス26
と、該カーカス26の外側かつトレッド部の内方に配さ
れるベルト層27とを具える。
【0023】なお本実施例では、前記ビードコア25の
半径方向外方かつカーカス26の本体部と折返し部との
間に、断面三角形状かつ硬質のゴムからなるビードエー
ペックス28を立上げている。
【0024】前記カーカス26は、本例では、1枚のカ
ーカスプライからなり、各カーカスプライは、ナイロ
ン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミドなどの
有機繊維からなるカーカスコードをタイヤ赤道面Cに対
して75〜90°の角度で傾けて並置したラジアル、又
はセミラジアル配列として形成される。
【0025】ベルト層27は本実施例では、内、外2枚
のベルトプライからなり、各ベルトプライナイロン、ポ
リエステル、レーヨン、芳香族ポリアミドなどの有機繊
維又はスチールからなるベルトコードをタイヤ赤道面C
に対して10〜30°の角度で傾けかつ各ベルトプライ
間では互いに交差する向きに配してタガ効果を有し、ト
レッド部22の剛性増大を図っている。
【0026】前記リムRは、空気入りタイヤTの前記ビ
ード部24、24の底面24a、24aがそれぞれ着座
する一対のビードベース31、31とこのビードベース
31、31の各タイヤ軸方向外端からビード部24の外
壁面に沿って半径方向外方にのびるリムフランジ32、
32を具えている。又対設されるビードベース31、3
1の間は、ビードベース31の径に比してやや小径のウ
エル33によって結ばれる。
【0027】従って空気入りタイヤTをリムRに装着す
ることにより、両者によって、タイヤ内腔Oが形成され
る。なお前記ウエル33には、開放によりタイヤ内腔O
に内圧を充填でき、閉塞することにより前記タイヤ内腔
の内圧を保持しうるバルブ34が付設される。
【0028】本実施例では、前記リムRのウエル33
に、そのタイヤ内腔Oに向く内面側に圧力検知具2を、
又前記リムフランジ32の外面側に表示具3がそれぞれ
配され、この圧力検知具2と表示具3とによってタイヤ
リム体の内圧検出表示装置1が形成される。
【0029】圧力検知具2は、図3に示すように底部4
1がウエル33の内側面に着座する凹状をなす箱体の基
体5と、この基体5のタイヤ内腔Oに向く円形の開放部
5Aを閉じることにより気室6を形成しうるダイヤフラ
ム7とを有する。従ってこのダイヤフラム7は、タイヤ
内腔Oの内圧を受けることによって底部41に向かって
変形する。
【0030】又前記ダイヤフラム7には、その中心部
に、底部41に向かってのびかつ先端にネジ43aを螺
刻した調整ボルト43が該ダイヤフラム7と気密を保持
して固着される。この調整ボルト43は、底部41を挿
通するとともに、ネジ43aには位置決めナット43b
が螺合する。
【0031】又前記ダイヤフラム7の中心部と底部41
との間には該ダイヤフラム7を内圧に抗してタイヤ内腔
Oに向かって付勢する圧縮バネ42からなるバネ手段9
が設けられる。
【0032】しかし、ダイヤフラム7は位置決めナット
43bを螺合する調整ボルト43を固着するため、タイ
ヤ内腔Oに向かって極度に移動するのが阻止される。
【0033】さらに、ダイヤフラム7のタイヤ内腔O側
は、通気孔を有するカバー体45が設けられダイヤフラ
ム7を外傷から保護している。
【0034】従って、この調整ナット43bの調整によ
り、ダイヤフラム7を、タイヤ内腔Oに付加された常用
内圧と、タイヤ内腔Oに向く圧縮バネ42の付勢力とを
バランスさせることが出来、ダイヤフラム7を平衡状態
に保持することが出来る。
【0035】前記ダイヤフラム7にはセンサ10が設け
られる。センサ10は、本実施例では、ダイヤフラム7
のタイヤ内腔O側及び気室6側のそれぞれに貼付けら
れ、ダイヤフラムが変形することにより生じる引張力、
圧縮力をそれぞれ検知しうる抵抗線ストレンゲージから
なる歪センサである。
【0036】センサ10は、タイヤ内腔O側に第1の歪
センサ10aを、気室6側に第2の歪センサをそれぞれ
糊着しておりこの第1、第2の歪センサ10a、10b
は無負荷時においては略等しい抵抗値を具えている。
【0037】前記基体5には、その底部41から突出し
かつ中空円管からなる支持部11が付設される。支持部
11は前記リムRのウエル33を挿通するとともにその
外周面に設けるネジに螺合するナット44により、底部
41との間でウエル33を挟み込み圧力検知具2をリム
Rに固定する。又支持部11の内孔には、前記センサ1
0からのびるリード線12が通る。
【0038】表示具3は、内圧を表示する表示部15
と、センサ10からの信号を前記内圧を表示するための
信号に変換して表示部15に表示させる変換部16と、
電池部17とからなる。
【0039】センサ10は、図5に示すように、前記第
1、第2の歪センサ10a、10bと略等しい抵抗値を
有する2つのダミー抵抗46、46を有し、このダミー
抵抗46、46は前記第1、第2の歪センサ10a、1
0bとともにホイストンブリッジ回路を形成している
ともに、前記図5に明示されるように、変換部16に信
号を伝える前記リード線12がセンサ12からのびる。
【0040】従ってこのホイストンブリッジ回路による
差動値を増巾することにより表示部15への信号が形成
される。
【0041】表示部15は、本実施例では液晶デジタル
表示であり、前記内圧を、その表面に表示された数字か
ら直接読み取ることが出来る。
【0042】このような表示具3は、箱体47内に、表
示部15を外に向け、変換部16、電池部17とともに
一括収容されるとともに、該表示部15は、本実施例で
はリムRのリムフランジ32の外面側に固定される。
【0043】圧力検知具2、及び表示具3の取付けに際
して両者は、近接して配するのが好ましく、図2に示す
ように又タイヤリム体Sにおいて、バルブ34と半径方
向対向位置に配置するのがタイヤリム体Sの回転バラン
スを保持するために好ましい。
【0044】なお、表示具3は、図1、図2に一点鎖線
で示すように、リムRのキャップ49のタイヤ軸中心
に、表示部15を外面に露出させて埋込み取付けること
も出来る。
【0045】然して、タイヤ内腔Oに正常の気圧が充填
されているときには、図3に示すように、タイヤフラム
7は、バネ手段9の付勢力と内圧とが略バランスし、気
室6側の第1のセンサ10aには引張り力が、又タイヤ
内腔O側の第2のセンサ10bには圧縮力がそれぞれ作
用し、第1、第2のセンサ10a、10bの信号が表示
具3の変換部16に伝えられる。
【0046】変換部16においては、第1、第2のセン
サ10a、10bは2つのダミー抵抗46、46ととも
にホイストンブリッジ回路を形成しているため、その差
動値が増巾され、表示部15に内圧を表示させる。
【0047】タイヤ内腔Oの内圧が低下した場合には、
図3に一点鎖線で示すようにダイヤフラム7はタイヤ内
腔O側に変位し、その変位によって、第1のセンサ10
aは引張り力が低減することによりその抵抗値が減じ、
他方第2のセンサ10bは圧縮力が減ずることによりそ
の抵抗値が増し、ホイストンブリッジ回路の出力が変化
し、低下した内圧の実際の値を表示部15が表示する。
【0048】なお、歪ゲージ10a、10bを用いてホ
イスメンブリッジ回路を形成しているので、0.1kgf
/cm2 以下の微少な内圧の変化に対してもその変化を把
握でき、表示部15にその時の内圧を表示させることが
出来る。
【0049】なお前記バネ手段9は、図10に示すよう
に圧力検知具2の基体5に、その底部41とダイヤフラ
ム7との間に、ダイヤフラム7をタイヤ内腔Oに向かっ
て付勢する弾性を有するゴム性体13を設けることによ
って形成することも出来る。
【0050】図11は、センサ10として、ダイヤフラ
ム7に基体5の底部41に接する加圧導電気ゴムとその
両端を結ぶ電極とによって形成させる力センサ10c
用いる場合を単に例示している。
【0051】図6〜9に圧力検知具2と表示具3とを空
気入りタイヤTに設けた他の実施例を示す。本例に用い
る空気入りタイヤTは、図8に示す如く、加硫成形時に
おいて該空気入りタイヤTの内外面間を貫通する1つの
導孔19が予め形成されている。
【0052】空気入りタイヤTの内面側に配置される圧
力検知具2は、支持部11を挿通させてかつダイヤフラ
ム7をタイヤ内腔Oに向けてかつ支持部11の先端部を
空気入りタイヤTの外面から突出させて取付けられる。
【0053】他方、表示具3は、表示部15を外方に向
けかつその箱体47に設けるネジ孔に支持部11先端の
突出部に螺刻された雄ネジを螺入させることにより、表
示具3と圧力検知具2とは連結しかつ両者は空気入りタ
イヤTの内側面、外側面間を挟んで対置される。従っ
て、本例では圧力検知具2と表示具3とは最短距離で結
ばれることとなる。
【0054】なお圧力検知具2と表示具3とは、ビード
部24のビードエーペックス先端から若干タイヤ半径外
方に位置させ、しかも前記バルブ34とタイヤ半径方向
の対向位置に配するのがタイヤリム体Sの回転バランス
を保つには好ましい。
【0055】このように本発明のタイヤリム体の内圧検
出表示装置1は、リムRと空気入りタイヤTとの何れに
も取付けることが出来る。又センサ10も適宜選択し採
用しうるのであるが、前述の如く歪センサを用いてホイ
ストンブリッジ回路とすることにより、微少な内圧変化
が生じた場合であっても高精度で増巾でき表示部15で
より正確にその内圧を表示させることが出来るのであ
る。
【0056】
【発明の効果】叙上の如く本発明のタイヤリム体の内圧
検出表示装置は、前記構成を具えることにより、タイヤ
走行状態における内圧を精度よく表示することが出来、
しかも装置の軽量化、小型化を図りうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイヤ軸方向断面図で
ある。
【図2】そのタイヤリム体の内圧検出表示装置の配置を
略示する正面図である。
【図3】圧力検知具と表示具とを示す断面図である。
【図4】そのA−A視平面図である。
【図5】その回路を示す配線図である。
【図6】他の実施例を示すタイヤ軸方向断面図である。
【図7】そのタイヤリム体の内圧検出表示装置の配置を
略示する正面図である。
【図8】空気入りタイヤの導孔の加工を説明する断面図
である。
【図9】圧力検知具と表示具との空気入りタイヤへの取
付けの一例を示す断面図である。
【図10】ばね手段の他の態様を示す断面図である。
【図11】センサの他の態様を、単に例示する断面図で
ある。
【符号の説明】
2 圧力検知具 3 表示具 5 基体 5A 開放部 6 気室 7 ダイヤフラム 9 バネ手段 10 センサ 11 支持部 12 リード線 13 ゴム性体 15 表示部 16 変換部 17 電池部 O タイヤ内腔 R リム S タイヤリム体 T 空気入りタイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 23/00 - 23/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気入りタイヤと、この空気入りタイヤを
    装着することにより内圧が充填されるタイヤ内腔を形成
    するリムとからなるタイヤリム体に配され前記内圧を検
    知し表示するためのタイヤリム体の内圧検出表示装置で
    あって、 タイヤリム体のタイヤ内腔に向く内面側に配置されこの
    タイヤ内腔の内圧を検知する圧力検知具と、該タイヤリ
    ム体の外面側に配され内圧を表示する表示具とからなる
    とともに、 前記圧力検知具は、凹状の基体、この基体の開放部を閉
    じることにより気室を形成しかつタイヤ内腔の内圧を受
    けて変形するダイヤフラム、このダイヤフラムを内圧に
    抗する向きに付勢するバネ手段、およびダイヤフラムの
    変形を検知するセンサを具えるとともに、 しかも前記センサは、ダイヤフラムに直接貼付けられか
    つホイストンブリッジ回路に配される歪センサであり、 前記基体に、前記センサからのびるリード線を通ししか
    タイヤリム体に前記基体を取付けるための支持部を設
    け、 前記表示具は、前記内圧を表示する表示部と、前記リー
    ド線を伝わるセンサからの信号を前記内圧を数字で表示
    するための信号に変換して表示部に表示させる変換部
    と、電池部とを有することを特徴とするタイヤリム体の
    内圧検出表示装置。
  2. 【請求項2】前記圧力検知具と表示部とは、リムに取付
    けられることを特徴とする請求項1記載のタイヤリム体
    の内圧検出表示装置。
  3. 【請求項3】前記圧力検知具と表示部とは、空気入りタ
    イヤに取付けられることを特徴とする請求項1記載のタ
    イヤリム体の内圧検出表示装置。
  4. 【請求項4】前記バネ手段は、コイルバネであることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤリム体の内
    圧検出表示装置。
  5. 【請求項5】前記バネ手段は、ゴム性体からなることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤリム体の内
    圧検出表示装置。
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