JPH07204435A - 気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペーサ - Google Patents
気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペーサInfo
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- JPH07204435A JPH07204435A JP6256681A JP25668194A JPH07204435A JP H07204435 A JPH07204435 A JP H07204435A JP 6256681 A JP6256681 A JP 6256681A JP 25668194 A JP25668194 A JP 25668194A JP H07204435 A JPH07204435 A JP H07204435A
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- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
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- B01D46/04—Cleaning filters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/66—Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
- B01D46/70—Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter
- B01D46/71—Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter with pressurised gas, e.g. pulsed air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/18—Double-walled pipes; Multi-channel pipes or pipe assemblies
- F16L9/19—Multi-channel pipes or pipe assemblies
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス繊維ホースフィルタを脈動する加圧空
気で清掃するときに摩擦による破損を防止する。 【構成】 中央に放出開口を有する蓋板と、閉鎖した底
板との間に、実質的に相互に平行する、所定の数の支持
部材が長く延在し、この支持部材がガラス繊維織物また
はガラス繊維積層体からなるホース型に形成されたフィ
ルタ媒体で囲まれていて、このフィルタ媒体を支持す
る、気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペー
サであって、支持部材がチューブ２，３，４，５，６で
あり、その曲率半径は、支持スペーサに取り付けたフィ
ルタ媒体１４に対してそれぞれ十分な大きさの面の支持
領域をチューブ外被面に形成するように、選択されてい
ることを特徴とする支持スペーサである。
気で清掃するときに摩擦による破損を防止する。 【構成】 中央に放出開口を有する蓋板と、閉鎖した底
板との間に、実質的に相互に平行する、所定の数の支持
部材が長く延在し、この支持部材がガラス繊維織物また
はガラス繊維積層体からなるホース型に形成されたフィ
ルタ媒体で囲まれていて、このフィルタ媒体を支持す
る、気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペー
サであって、支持部材がチューブ２，３，４，５，６で
あり、その曲率半径は、支持スペーサに取り付けたフィ
ルタ媒体１４に対してそれぞれ十分な大きさの面の支持
領域をチューブ外被面に形成するように、選択されてい
ることを特徴とする支持スペーサである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明／改新は、気体濾過用ガラ
ス繊維ホースフィルタの支持スペーサに関し、この支持
スペーサは、閉鎖した底板と中央に放出開口を有する蓋
板との間に、実質的に相互に平行する所定の数の支持部
材が長く延在し、この支持部材が、ホース型に形成され
ているガラス繊維の織物または積層体からなるフィルタ
媒体によって囲まれ、かつこのフィルタ媒体を支持して
いる。
ス繊維ホースフィルタの支持スペーサに関し、この支持
スペーサは、閉鎖した底板と中央に放出開口を有する蓋
板との間に、実質的に相互に平行する所定の数の支持部
材が長く延在し、この支持部材が、ホース型に形成され
ているガラス繊維の織物または積層体からなるフィルタ
媒体によって囲まれ、かつこのフィルタ媒体を支持して
いる。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、工業的除塵装置におい
て、いわゆるホースフィルタ、またはフィルタホースを
使用し、これは実質的にホース型のフィルタ媒体を、支
持ケージの周囲に配置したもので、この支持ケージが、
完成したホースフィルタに必要な機械的安定性を与え
る。この型のホースフィルタは、たとえば、長さが１
ｍ、直径が１５０〜２００mmである。
て、いわゆるホースフィルタ、またはフィルタホースを
使用し、これは実質的にホース型のフィルタ媒体を、支
持ケージの周囲に配置したもので、この支持ケージが、
完成したホースフィルタに必要な機械的安定性を与え
る。この型のホースフィルタは、たとえば、長さが１
ｍ、直径が１５０〜２００mmである。
【０００３】さらに、周知のように気体、特に高温気体
を濾過する目的で、フィルタ媒体としてガラス繊維織物
を使用し、支持担体としてのガラス繊維織物の上に、た
とえば登録商標ゴアテックス（ＧＯＲＥ−ＴＥＸ）膜を
使用する。この型のホースフィルタを形成するために必
要な支持スペーサまたは支持ケージは、主として直径約
３〜４mmの何本かのワイヤの形の支持部材からなり、こ
れが、完成したホースフィルタの底板と蓋板との間に延
在する。ガラス繊維織物を使用するとき、その材料は機
械的見地から極めて損傷を受け易いので、これを支持す
るためには、多数のワイヤを使用する必要がある。そう
でないと、ガラス繊維織物は、反復屈曲に対する強度が
比較的弱いので、容易に破損する危険がある。特にホー
スフィルタを加圧空気で清掃するときに、この危険を伴
なう。このようなホースフィルタの加圧空気清掃は、脈
動する空気流をホースフィルタの内側から作用させ、こ
れによってホースフィルタの使用後にその外部表面に沈
着した塵の層を、加圧空気の高速度衝撃によって除去す
る（パルスジェット清掃）。
を濾過する目的で、フィルタ媒体としてガラス繊維織物
を使用し、支持担体としてのガラス繊維織物の上に、た
とえば登録商標ゴアテックス（ＧＯＲＥ−ＴＥＸ）膜を
使用する。この型のホースフィルタを形成するために必
要な支持スペーサまたは支持ケージは、主として直径約
３〜４mmの何本かのワイヤの形の支持部材からなり、こ
れが、完成したホースフィルタの底板と蓋板との間に延
在する。ガラス繊維織物を使用するとき、その材料は機
械的見地から極めて損傷を受け易いので、これを支持す
るためには、多数のワイヤを使用する必要がある。そう
でないと、ガラス繊維織物は、反復屈曲に対する強度が
比較的弱いので、容易に破損する危険がある。特にホー
スフィルタを加圧空気で清掃するときに、この危険を伴
なう。このようなホースフィルタの加圧空気清掃は、脈
動する空気流をホースフィルタの内側から作用させ、こ
れによってホースフィルタの使用後にその外部表面に沈
着した塵の層を、加圧空気の高速度衝撃によって除去す
る（パルスジェット清掃）。
【０００４】ホースフィルタのこのような加圧空気清掃
によって、フィルタ媒体は比較的高い機械的な負荷にさ
らされ、特に清掃時におきる運動に加わらざるを得ず、
さらにこれによっておこる支持ケージまたはスペーサの
ワイヤの摩擦運動によって過度に強い損耗を受けないよ
うにすることが必要である。ガラス繊維ホースフィルタ
の場合は、ガラス繊維の織物または積層体が、ワイヤか
らなる支持スペーサでおきる摩擦運動によって強力な損
耗を受け、その結果、この型のガラス繊維ホースフィル
タは寿命が相対的に短かいということが確かに判明し
た。
によって、フィルタ媒体は比較的高い機械的な負荷にさ
らされ、特に清掃時におきる運動に加わらざるを得ず、
さらにこれによっておこる支持ケージまたはスペーサの
ワイヤの摩擦運動によって過度に強い損耗を受けないよ
うにすることが必要である。ガラス繊維ホースフィルタ
の場合は、ガラス繊維の織物または積層体が、ワイヤか
らなる支持スペーサでおきる摩擦運動によって強力な損
耗を受け、その結果、この型のガラス繊維ホースフィル
タは寿命が相対的に短かいということが確かに判明し
た。
【０００５】換言すれば、ガラス繊維ホースフィルタ
を、たとえば高温気体を濾過する目的で、工業的な除塵
装置に使用する場合、従来、この型のホースフィルタは
比較的短い期間で交換する必要があった。これは、ホー
スフィルタが、加圧空気による清掃作業を規則的に必要
とするので、比較的短かい使用期間で使用できなくなる
ためである。
を、たとえば高温気体を濾過する目的で、工業的な除塵
装置に使用する場合、従来、この型のホースフィルタは
比較的短い期間で交換する必要があった。これは、ホー
スフィルタが、加圧空気による清掃作業を規則的に必要
とするので、比較的短かい使用期間で使用できなくなる
ためである。
【０００６】このような問題および困難は、何といって
も、従来周知の支持スペーサの構造が、ワイヤで支持部
材を形成することによるためである。
も、従来周知の支持スペーサの構造が、ワイヤで支持部
材を形成することによるためである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、気体
濾過用ガラス繊維ホースフィルタに使用する支持スペー
サの改良された構造を提供することであり、その目的
は、第１に、このようなガラス繊維ホースフィルタのパ
ルスジェットによる清掃性能を実質的に改良すること、
第２に、ガラス繊維織物におきる交互の屈曲に対する安
定性が比較的小さいことを考慮すること、第３に、支持
スペーサの摩擦運動による損耗現象を実質的に軽減する
こと、最後に、これによって得られたガラス繊維ホース
フィルタの寿命をはるかに向上させることである。
濾過用ガラス繊維ホースフィルタに使用する支持スペー
サの改良された構造を提供することであり、その目的
は、第１に、このようなガラス繊維ホースフィルタのパ
ルスジェットによる清掃性能を実質的に改良すること、
第２に、ガラス繊維織物におきる交互の屈曲に対する安
定性が比較的小さいことを考慮すること、第３に、支持
スペーサの摩擦運動による損耗現象を実質的に軽減する
こと、最後に、これによって得られたガラス繊維ホース
フィルタの寿命をはるかに向上させることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段、作用、効果】最初に説明
した型の支持スペーサから出発して、この課題は、本発
明によって解決される。即ち、本発明は、支持部材がチ
ューブであって、その曲率半径は、支持スペーサに付け
たフィルタ媒体に対して、それぞれ十分な大きさの支持
表面領域を、チューブ外被面に形成するように選択す
る。このフィルタ媒体は、正確に言えば、ガラス繊維の
織物または積層体からなり、これに、膜たとえば登録商
標ゴアテックス（ＧＯＲＥ−ＴＥＸ）膜を成層または積
層したものである。
した型の支持スペーサから出発して、この課題は、本発
明によって解決される。即ち、本発明は、支持部材がチ
ューブであって、その曲率半径は、支持スペーサに付け
たフィルタ媒体に対して、それぞれ十分な大きさの支持
表面領域を、チューブ外被面に形成するように選択す
る。このフィルタ媒体は、正確に言えば、ガラス繊維の
織物または積層体からなり、これに、膜たとえば登録商
標ゴアテックス（ＧＯＲＥ−ＴＥＸ）膜を成層または積
層したものである。
【０００９】本発明による支持スペーサによって、実質
的に好ましいダスト落下条件をフィルタ媒体に与え、特
にワイヤから形成された支持ケージに比べて、支持スペ
ーサの周囲にそれぞれ重なり合ったチューブ間の間隙を
大きくすることができ、これによって支持スペーサを囲
んだホース状のガラス繊維織物または積層体は、加圧空
気によるパルスジェット清掃において、運動挙動を実質
的に改良することができる。実際に、支持スペーサの周
囲に重なり合った支持チューブの間の領域において、た
わみ性能が増大され、これによって繊維織物または積層
体が左程強く運動しないようにされる。
的に好ましいダスト落下条件をフィルタ媒体に与え、特
にワイヤから形成された支持ケージに比べて、支持スペ
ーサの周囲にそれぞれ重なり合ったチューブ間の間隙を
大きくすることができ、これによって支持スペーサを囲
んだホース状のガラス繊維織物または積層体は、加圧空
気によるパルスジェット清掃において、運動挙動を実質
的に改良することができる。実際に、支持スペーサの周
囲に重なり合った支持チューブの間の領域において、た
わみ性能が増大され、これによって繊維織物または積層
体が左程強く運動しないようにされる。
【００１０】その他、本発明によるホースフィルタは、
従来周知のワイヤから形成された支持スペーサを持った
ホースフィルタに比べて直径が、大きい。直径が大きい
ホースフィルタの利点は、フィルタ媒体の屈曲挙動を改
良するので、清掃性能を改良し、効果的にすることがで
きるということである。加圧空気清掃において、圧力低
下を少なくし、および／または清掃サイクルを延長する
ことができるので、得られたホースフィルタは寿命を自
動的に向上させることができる。
従来周知のワイヤから形成された支持スペーサを持った
ホースフィルタに比べて直径が、大きい。直径が大きい
ホースフィルタの利点は、フィルタ媒体の屈曲挙動を改
良するので、清掃性能を改良し、効果的にすることがで
きるということである。加圧空気清掃において、圧力低
下を少なくし、および／または清掃サイクルを延長する
ことができるので、得られたホースフィルタは寿命を自
動的に向上させることができる。
【００１１】最後に、フィルタ媒体を支持するチューブ
外被面の表面領域によって、フィルタ媒体は、実質的に
支持部材上での摩擦運動が減少するので、これに対応し
て損耗が少なくなることが保証される。さらに、本発明
の利点は、支持スペーサの長手方向において、それぞれ
等しい円筒形断面を有するそれぞれ同数のチューブから
なる少なくとも２つのチューブ群を重なり合わせ、各チ
ューブ群のチューブは、等しい角度を隔てて配置され、
第１のチューブ群のチューブは第２のチューブ群のチュ
ーブと、それぞれのチューブ端断面で入れ子型に相互に
挿入して集合体とすることができることである。
外被面の表面領域によって、フィルタ媒体は、実質的に
支持部材上での摩擦運動が減少するので、これに対応し
て損耗が少なくなることが保証される。さらに、本発明
の利点は、支持スペーサの長手方向において、それぞれ
等しい円筒形断面を有するそれぞれ同数のチューブから
なる少なくとも２つのチューブ群を重なり合わせ、各チ
ューブ群のチューブは、等しい角度を隔てて配置され、
第１のチューブ群のチューブは第２のチューブ群のチュ
ーブと、それぞれのチューブ端断面で入れ子型に相互に
挿入して集合体とすることができることである。
【００１２】この態様によって、支持スペーサの長手方
向に重なり合ったチューブ群の結合の部位が、周囲にあ
るガラス繊維の織物または積層体を傷つけることなく、
２つ以上の支持スペーサを形成することができる。入れ
子型の挿入組み立てができるので、結合位置が実際に見
えなくなり、これによって安定性が極めて良好となる。
向に重なり合ったチューブ群の結合の部位が、周囲にあ
るガラス繊維の織物または積層体を傷つけることなく、
２つ以上の支持スペーサを形成することができる。入れ
子型の挿入組み立てができるので、結合位置が実際に見
えなくなり、これによって安定性が極めて良好となる。
【００１３】本発明の有利な他の態様は、従属請求項か
ら明かとなる。本発明は、実施例の範囲で添付図面を参
照してさらに説明する。
ら明かとなる。本発明は、実施例の範囲で添付図面を参
照してさらに説明する。
【００１４】
【実施例】図２に示す支持スペーサ１５は、図２に示さ
れないガラス繊維ホースフィルタ用であり、本質的には
閉鎖した底板１６と中央に放出開口を有する蓋板１７と
からなり、これらの間に支持部材として５つのチューブ
２，３，４，５，６が延在しており、これらの１端は底
板で、他端は蓋板で固定されている。
れないガラス繊維ホースフィルタ用であり、本質的には
閉鎖した底板１６と中央に放出開口を有する蓋板１７と
からなり、これらの間に支持部材として５つのチューブ
２，３，４，５，６が延在しており、これらの１端は底
板で、他端は蓋板で固定されている。
【００１５】図１は、ガラス繊維ホースフィルタ１の全
体の断面線図を示す。これより明らかなように、ホース
フィルタ１のフィルタ媒体を形成するガラス繊維織物１
４が、支持スペーサの周囲を囲んでいる。このガラス繊
維織物１４の支持部材を形成するチューブ２，３，４，
５，６の曲率半径は、ガラス繊維織物１４を支持するの
に十分な大きさの表面を有する対応するチューブ外被支
持領域をそれぞれ形成するように選ぶ。
体の断面線図を示す。これより明らかなように、ホース
フィルタ１のフィルタ媒体を形成するガラス繊維織物１
４が、支持スペーサの周囲を囲んでいる。このガラス繊
維織物１４の支持部材を形成するチューブ２，３，４，
５，６の曲率半径は、ガラス繊維織物１４を支持するの
に十分な大きさの表面を有する対応するチューブ外被支
持領域をそれぞれ形成するように選ぶ。
【００１６】表面の支持領域の「十分な大きさ」とは、
ガラス繊維織物１４を支持する表面について、ガラス繊
維１４を比較的速かに損耗させる支持スペーサ１５上の
ガラス繊維織物１４の摩擦運動を、最少にするかまたは
皆無にすることができる大きさを意味する。特に鋼から
なるチューブ２，３，４，５，６は、その直径が、たと
えば１９mm、厚さが、たとえば１mmである。図１および
２に、さらに示すようにチューブ２，３，４，５，６
は、対応する数の結合棒８，９，１０，１１，１２によ
ってリング状の支持体７と結合している。この結合棒
は、リング状の支持体７からそれぞれ半径方向に、各チ
ューブ２，３，４，５，６のチューブ外被まで延在して
いる。各結合棒８〜１２の厚さは、たとえば夫々４mmで
ある。
ガラス繊維織物１４を支持する表面について、ガラス繊
維１４を比較的速かに損耗させる支持スペーサ１５上の
ガラス繊維織物１４の摩擦運動を、最少にするかまたは
皆無にすることができる大きさを意味する。特に鋼から
なるチューブ２，３，４，５，６は、その直径が、たと
えば１９mm、厚さが、たとえば１mmである。図１および
２に、さらに示すようにチューブ２，３，４，５，６
は、対応する数の結合棒８，９，１０，１１，１２によ
ってリング状の支持体７と結合している。この結合棒
は、リング状の支持体７からそれぞれ半径方向に、各チ
ューブ２，３，４，５，６のチューブ外被まで延在して
いる。各結合棒８〜１２の厚さは、たとえば夫々４mmで
ある。
【００１７】図２から明かなように、底板１６と蓋板１
７との間の領域において、多数のこのようなリング状の
支持体７を軸方向に重ね合わせ、この実施例では全体で
４個ある。図１および２に示す実施例において、支持ス
ペーサ１５には、支持部材として全体で５本のチューブ
２〜６があるが、完成した支持スペーサ全体の直径に応
じて、チューブ数は４〜１０本、好ましくは５〜８本と
することが予想される。
７との間の領域において、多数のこのようなリング状の
支持体７を軸方向に重ね合わせ、この実施例では全体で
４個ある。図１および２に示す実施例において、支持ス
ペーサ１５には、支持部材として全体で５本のチューブ
２〜６があるが、完成した支持スペーサ全体の直径に応
じて、チューブ数は４〜１０本、好ましくは５〜８本と
することが予想される。
【００１８】さらに、図２の支持スペーサ１５の長手方
向に少なくとも２つのチューブ群が続き、各チューブ群
は、たとえば５本のチューブからなり、等しいシリンダ
形断面を有し、各チューブ群のチューブ２，３，４，
５，６は、相互に等角度を隔てており、第１のチューブ
群のチューブと第２のチューブ群のチューブとは、それ
ぞれのチューブ端部で、入れ子型に挿入して集合体とす
ることができる。
向に少なくとも２つのチューブ群が続き、各チューブ群
は、たとえば５本のチューブからなり、等しいシリンダ
形断面を有し、各チューブ群のチューブ２，３，４，
５，６は、相互に等角度を隔てており、第１のチューブ
群のチューブと第２のチューブ群のチューブとは、それ
ぞれのチューブ端部で、入れ子型に挿入して集合体とす
ることができる。
【００１９】この構造によって、たとえば２つ以上の支
持スペーサを設け、重なり合った２つのチューブ群の間
のそれぞれの結合位置を、入れ子型に挿入して集合体と
することは、実際に容易に行うことができる。この結合
位置において、１つのチューブ群のチューブは、直接そ
の上に重なったチューブ群のチューブに手際よく挿入さ
れるので、表面のどの場所または領域も、支持スペーサ
１５に付けたガラス繊維織物１４を傷つけることはな
い。
持スペーサを設け、重なり合った２つのチューブ群の間
のそれぞれの結合位置を、入れ子型に挿入して集合体と
することは、実際に容易に行うことができる。この結合
位置において、１つのチューブ群のチューブは、直接そ
の上に重なったチューブ群のチューブに手際よく挿入さ
れるので、表面のどの場所または領域も、支持スペーサ
１５に付けたガラス繊維織物１４を傷つけることはな
い。
【００２０】図３に明示するように、第１のチューブ群
のチューブ２の一端は、直径がやや細い円筒形の挿入部
１３を形成し、この挿入部１３が、第２のチューブ群の
接続チューブ２′と共に入れ子型の差し込み集合体を形
成するのに役立つ。対応する挿入部１３は、自明のよう
に各チューブ群のすべてのチューブに設けてある。
のチューブ２の一端は、直径がやや細い円筒形の挿入部
１３を形成し、この挿入部１３が、第２のチューブ群の
接続チューブ２′と共に入れ子型の差し込み集合体を形
成するのに役立つ。対応する挿入部１３は、自明のよう
に各チューブ群のすべてのチューブに設けてある。
【００２１】これによって、たとえば、図２に示す支持
スペーサは、底板１６で結合している第１のチューブ群
と、また蓋板１７で結合している第２のチューブ群とか
らなることができる。これら２つのチューブ群は、向き
合った端部を入れ子型に挿入して集合体を形成する。図
１において、両方向の矢印Ｐｆ1 は、ガラス繊維織物１
４またはこれより形成されたホースが、脈動する空気流
で清掃するときに、この空気流がホースフィルタ１の内
側からホースに当って、ガラス繊維織物またはホースが
動かされることを示す。
スペーサは、底板１６で結合している第１のチューブ群
と、また蓋板１７で結合している第２のチューブ群とか
らなることができる。これら２つのチューブ群は、向き
合った端部を入れ子型に挿入して集合体を形成する。図
１において、両方向の矢印Ｐｆ1 は、ガラス繊維織物１
４またはこれより形成されたホースが、脈動する空気流
で清掃するときに、この空気流がホースフィルタ１の内
側からホースに当って、ガラス繊維織物またはホースが
動かされることを示す。
【００２２】この清掃によって、塵はホースフィルタ１
の表面から高速度で分離される。
の表面から高速度で分離される。
【図１】内部に支持スペーサを配置したガラス繊維ホー
スフィルタ全体の断面図である。
スフィルタ全体の断面図である。
【図２】支持スペーサ集合体の斜視図である。
【図３】支持スペーサの長手方向に重ね合わせて配置し
た対応するチューブ群に属する、入れ子型に挿入した２
本のチューブの側面図である。
た対応するチューブ群に属する、入れ子型に挿入した２
本のチューブの側面図である。
１…ガラス繊維ホースフィルタ ２，３，４，５，６…チューブ ７…リング状支持体 ８，９，１０，１１，１２…結合棒 １３…挿入部 １４…フィルタ媒体 １５…支持スペーサ １６…底板 １７…蓋板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラス−ゴェーラン フェルト スウェーデン国，30270 ハルムスタッド, リュングスティゲン ４セー
Claims (6)
- 【請求項１】 閉鎖した底板と、中央に放出開口を有す
る蓋板との間に、実質的に相互に平行する所定の数の支
持部材が長く延在し、この支持部材がガラス繊維織物ま
たはガラス繊維積層体からなるホース型に形成されたフ
ィルタ媒体で囲まれていて、このフィルタ媒体を支持す
る、気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペー
サであって、支持部材がチューブ（２，３，４，５，
６）であり、その曲率半径は、そのチューブ外被面が、
支持スペーサに取り付けたフィルタ媒体（１４）に対し
てそれぞれ十分な大きさの面の支持領域を形成するよう
に、選択されていることを特徴とする支持スペーサ。 - 【請求項２】 それぞれ等しいシリンダ形断面を有し、
それぞれ同数のチューブからなる少なくとも２つのチュ
ーブ群が、支持スペーサの長手方向に重なり合ってお
り、各チューブ群のチューブが、相互に等しい角度を隔
てて配置され、第１のチューブ群のチューブ（２）を、
向かい合って配置されたそれぞれのチューブ端断面にお
いて、第２のチューブ群のチューブ（２′）と入れ子型
に挿入して組み立てることができる、請求項１に記載の
支持スペーサ。 - 【請求項３】 底板（１６）を有する第１のチューブ群
と、蓋板（１７）を有する第２または最後のチューブ群
とが、結合されている、請求項２に記載の支持スペー
サ。 - 【請求項４】 底板（１６）と蓋板（１７）との間に、
少なくとも１つのリング状の支持体（７）を設け、この
支持体（７）がチューブ（２，３，４，５，６）と結合
されている、請求項１〜３のいずれか１項に記載の支持
スペーサ。 - 【請求項５】 支持体（７）が、結合棒（８，９，１
０，１１，１２）によってチューブ（２，３，４，５，
６）と結合されており、この結合棒が、支持体（７）の
半径方向に各チューブのチューブ外被までそれぞれ延在
している、請求項４に記載の支持スペーサ。 - 【請求項６】 １つのチューブ群のそれぞれのチューブ
が、その１端において、直径がやや小さいシリンダ形挿
入部（１３）を有し、この挿入部（１３）が、それぞれ
重なり合ったチューブ群のチューブに入れ子型に挿入し
て組み立てるのに役立つ、請求項２〜５のいずれかに記
載の支持スペーサ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9316420U DE9316420U1 (de) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | Stützkäfig für Glasfaser-Schlauchfilter zur Gasfiltration |
| DE9316420:3 | 1993-10-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204435A true JPH07204435A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=6899957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6256681A Pending JPH07204435A (ja) | 1993-10-27 | 1994-10-21 | 気体濾過用ガラス繊維ホースフィルタの支持スペーサ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0650756A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07204435A (ja) |
| DE (1) | DE9316420U1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264595A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Amano Corp | パルスジェット式集塵機用フィルタ装置 |
| JP2010522632A (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-08 | ゲア・プロセス・エンジニアリング・アクティーゼルスカブ | フィルターバッグの支持構造及びその支持構造の使用方法 |
| JP2013524123A (ja) * | 2010-04-06 | 2013-06-17 | ジョヌ、ジョンザ | 多数の内管を持つ合成樹脂製チューブ |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
| CN107115737B (zh) * | 2017-03-31 | 2023-05-30 | 成都易态科技有限公司 | 滤袋多段式支撑结构及其构成的过滤结构 |
| CN108554030B (zh) * | 2018-04-28 | 2020-06-09 | 江苏东方滤袋股份有限公司 | 一种自洁式除尘滤袋骨架 |
| CN114484095B (zh) * | 2022-02-21 | 2022-08-12 | 江西宇通管道科技有限公司 | 一种具有高抗压的异形聚乙烯缠绕管结构及其加工工装 |
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| DE68904257T2 (de) * | 1988-07-20 | 1993-05-06 | France Depoussierage Ind | Stuetzrahmen fuer filterelemente. |
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1993
- 1993-10-27 DE DE9316420U patent/DE9316420U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6256681A patent/JPH07204435A/ja active Pending
- 1994-10-21 EP EP94116652A patent/EP0650756A1/de not_active Ceased
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0650756A1 (de) | 1995-05-03 |
| DE9316420U1 (de) | 1994-02-10 |
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