JPH07204351A - コントローラ付きゲーム機 - Google Patents

コントローラ付きゲーム機

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Publication number
JPH07204351A
JPH07204351A JP6001704A JP170494A JPH07204351A JP H07204351 A JPH07204351 A JP H07204351A JP 6001704 A JP6001704 A JP 6001704A JP 170494 A JP170494 A JP 170494A JP H07204351 A JPH07204351 A JP H07204351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game machine
game
controller
unit case
main body
Prior art date
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Application number
JP6001704A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Hagiwara
秀浩 萩原
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレイヤーが多様な操作を容易におこなうこ
とができ、構造が単純で小型のコントローラ付きゲーム
機を提供する。 【構成】 本体ケース1の下パネル1bに窪み部1cを
設ける。窪み部1cの中央にコネクタ6を設ける。コネ
クタ6の支持体6aに穴6bを形成し、その内部に端子
6cを設ける。端子6cをゲーム機のCPUに、I/O
制御回路を介して接続する。ダンピングオイル9によっ
て満たしたユニットケース7の内部に、板ばね11によ
ってひずみゲージ8を垂直に立ち上げる。ひずみゲージ
8の他端を板ばね12を介して重錘10に接続する。ユ
ニットケース7の上面に端子6cに対応するピン13を
設ける。ひずみゲージ8のゲージリード8cを、リード
線15を介してピン13に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばテレビゲーム
を楽しめるゲーム機において使用されるコントローラ
を、ゲーム機の本体に備えたコントローラ付きゲーム機
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビゲームを楽しむことのでき
るコンピュータ機器は、著しく普及している。このよう
なコンピュータ機器のうち、代表的なものがパーソナル
コンピュータとテレビゲーム機である。パーソナルコン
ピュータは、ワープロソフトを用いた文書の作成、表計
算ソフトを用いた計算などに適しているが、当然にゲー
ムソフトによってテレビゲームを楽しむこともできる。
一方、テレビゲーム機は、家庭用のテレビに接続してゲ
ームを楽しむためのテレビゲーム専用の機器である。こ
のテレビゲーム機は、パーソナルコンピュータに比べて
非常に安価で、少ない数のボタンスイッチを有するコン
トローラによってゲームを簡単に操作できるので、小さ
な子供からお年寄りまで気軽に使用できるという利点が
ある。そして最近では、ゲーム画面表示用のディスプレ
イ、コントローラ等を小型の本体ケースに設けて一体化
した携帯用ゲーム機も普及している。このような携帯用
ゲーム機は、上述のようなコントローラの利点を有し、
かつ持ち運びに便利なので、年少者の遊戯具として人気
を集めている。
【0003】このような従来の携帯用のゲーム機の一例
を、図面にしたがって以下に説明する。なお、図中上方
を後方、下方を前方とする。本ゲーム機は、図12に示
すように、略直方体の容器である本体ケース1に、以下
に述べる部材を配設したものである。すなわち、本体ケ
ース1の上面である上パネル1aの中央には、長方形の
液晶ディスプレイ2が設けられている。この液晶ディス
プレイ2の右にはスタートボタン3、および二つの選択
ボタン4が設けられている。また、液晶ディスプレイ2
の左には、十字ボタン5が設けられている。この十字ボ
タン5の前方には、スピーカ6が設けられている。
【0004】そして、上記のスタートボタン3および選
択ボタン4の下方の本体ケース1内には、押圧により切
り替わるスイッチ(図示せず)が設けられている。ま
た、十字ボタン5の前後左右の端部には、その下方のゲ
ーム機本体内に押圧により切り替わるスイッチ(図示せ
ず)が設けられている。これらの各スイッチ、液晶ディ
スプレイ2およびスピーカ6は、本体ケース1内のゲー
ム機の回路に接続されている。
【0005】以上のような構成を有する携帯用ゲーム機
の作用は以下の通りである。電源を入れ液晶ディスプレ
イ2にゲームのスタンバイ画像を表示させる。つぎに、
スタートボタン3を押すことによりゲームが開始し、液
晶ディスプレイ2にゲームが展開する。味方キャラクタ
ーの位置の操作等は、十字ボタン5によっておこなう。
すなわち、十字ボタン2の前端、後端、右端、左端を押
すことによって、画面中を上下左右に移動させることが
できる。たとえば、十字ボタン2の後端を押圧すると十
字ボタン部7は後方に傾くので、対応するスイッチが押
圧されて接続され、味方キャラクターが画面の後方に移
動する。そして、キャラクターを変形させたり、攻撃用
の武器を飛ばす等の操作は、選択ボタン4を押圧するこ
とによっておこなう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなコントローラ付きゲーム機の従来例には、以下の
ような問題点があった。すなわち、押しボタンの数は、
コンピュータのキーボード等よりもはるかに少ないの
で、ボタンの位置を覚える苦労はない。しかし、小さな
ボタンに多くの機能を持たせているためその操作に習熟
する必要がある。たとえば、十字ボタン2による方向指
示操作は、一体化した十字ボタン2の前後左右の端部を
押圧することによりおこなうが、携帯用ゲーム機に備え
た十字ボタン2は、他の部材とのスペース的な制約があ
るので小さくしなければならない。したがって、小さな
部材の異なる箇所をすばやく押圧する必要があり、操作
しにくい。また、所望の位置を確実に押圧したかどうか
を認識しにくい。
【0007】これに対処するため、従来から特開平5−
181630に示すようなものが提案されている。これ
はゲームのコントローラの角度を検出するセンサと方位
を検出するセンサを設け、ボタンによるのではなくコン
トローラ本体を動かすことによりゲームを操作すること
を可能にしたものである。しかし、この従来例は構造が
複雑で大型なので、携帯用のゲーム機等の小型のケース
に収納するのには適さず、製造コストもかかる。また、
本出願人から実公平4−11753の操縦玩具が提案さ
れている。これは、ボタン操作の代わりにゲーム機の本
体を傾けることによって、ゲームの操作をするものであ
るが、これはゲームセンター用の大型の乗り物を模した
ゲーム機に適用されるものであり、左右方向の傾きを検
出することしかできない。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために提案されたもので、その目的は、プレイヤーが多
様な操作を容易におこなうことができ、構造が単純で小
型のコントローラ付きゲーム機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ディスプレイを有するゲ
ーム機本体に、前記ディスプレイの画面上にテレビゲー
ムを実現するための回路と、前記回路に接続され前記テ
レビゲームを操作するためのコントローラとを設けたコ
ントローラ付きゲーム機において、前記コントローラ
は、前記ゲーム機本体の動きを検出するための検出手段
を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ントローラ付きゲーム機において、前記検出手段は、機
械的な伸び縮みを電気的な抵抗値の変化に変換するひず
みゲージを有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のコ
ントローラ付きゲーム機において、前記検出手段は、前
記ゲーム機本体の移動にしたがって移動可能に設けられ
た錘体と、互いに異なる方向に設置され、前記錘体の移
動により開閉可能に設けられた複数個のスイッチとを備
えたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3記載のコントローラ付きゲーム機において、前記
検出手段をユニットケースに収納し、前記ユニットケー
スを前記ゲーム機本体に着脱可能に設けたことを特徴と
する。
【0013】
【作用】上記のような構成を有する本発明の作用は以下
の通りである。すなわち、請求項1記載の発明では、デ
ィスプレイの画面にゲームの画像を表示してゲームを開
始する。ゲームの画像におけるキャラクターを移動させ
たい方向にゲーム機本体を傾けると、その動きが検出手
段によって検出され信号がゲーム機の回路に送られる。
したがって、ゲーム機本体の動きに対応してキャラクタ
ーが移動する。
【0014】請求項2記載の発明では、検出手段にひず
みゲージを備えたので、ゲーム機本体を動かした際の微
妙な傾きおよび加速度を測定することができる。したが
って、ゲーム機本体を動かした方向および速度に対応し
て、キャラクターが多様な動きをする。
【0015】請求項3記載の発明では、ゲーム開始後、
キャラクターを移動させたい方向にゲーム機本体を傾け
ると、錘体の重さが当該傾斜方向に設けられたスイッチ
にかかり、スイッチが切り替わり信号がゲーム機の回路
に送られる。したがって、スイッチに対応する方向にキ
ャラクターが移動する。
【0016】請求項4記載の発明では、検出手段をゲー
ム機本体から取り外すことができるので、通常のボタン
等によるコントローラを使用することも可能である。
【0017】
【実施例】本発明によるコントローラ付きゲーム機の実
施例を、図面にしたがって以下に説明する。なお、請求
項1記載のゲーム機本体は本体ケース、ディスプレイは
液晶ディスプレイとするし、従来例と同一の部材は同一
の符号を付し、説明を省略する。また、平面図における
下方を前方、上方を後方とし、左右方向を左右とする。
【0018】(1)第1実施例 請求項1、請求項2、請求項4記載の発明に対応する一
実施例を第1実施例として、以下に説明する。本実施例
は、請求項記載の検出手段を、ユニットケース内にひず
みゲージを設けることによって構成し、このユニットケ
ースをゲーム機の本体ケースに着脱自在に設けたもので
ある。
【0019】(a)第1実施例の構成 まず、第1実施例の構成を以下に説明する。すなわち、
本体ケース1の上パネル1aの構成は従来例と同様であ
るが、下パネル1bの中央には、図1に示すように、円
柱形状の窪み部1cが設けられている。この窪み部1c
の中央には、コネクタ6が設けられている。コネクタ6
は、角柱形状の支持体6aに複数の穴6bを形成した部
材で、穴6bの内部には金属製の端子6cが設けられて
いる。この端子6cの端部は、本体ケース1内部のI/
O制御回路(図示せず)を介してゲーム機のCPU(図
示せず)に接続されている。
【0020】つぎに、以上のような本体ケース1に装着
するユニットケース7の構成を以下に説明する。すなわ
ち、図2に示すように、円筒形のユニットケース7の内
部には、ひずみゲージ8、ダンピングオイル9、重錘1
0が収容されている。ひずみゲージ8は、図3(A)
(B)に示すように、長方形状のプラスチック板である
ベース8a上に、フォトエッチングによって数ミクロン
厚の抵抗箔8bを形成したものである。この抵抗箔8b
は、ベース8aの長辺にほぼ平行な方向に長く蛇行する
ように形成されている。抵抗箔8bの蛇行の幅や本数
は、所望の抵抗値によって異なる。このような抵抗箔8
bの両端には、点溶接等によって細い金属製のゲージリ
ード8cが接続されている。そして、抵抗箔8bの表面
は、薄いプラスチック製のラミネートフィルム8dによ
って覆われている。
【0021】以上のようなひずみゲージ8の一端は、図
2に示すように、ダンピングオイル9によって満たされ
たユニットケース7内部に、板ばね11によって垂直に
立ち上げられている。また、ダンピングオイル9中に
は、重錘10が浮遊するように設けられていて、この重
錘10の底部には、板ばね12を介してひずみゲージ8
の他端が接続されている。
【0022】さらに、ユニットケース7の上面には、図
5に示すように、金属製のピン13および枠体14が設
けられている。ピン13はコネクタ6の穴6bに設けら
れた端子6cに対応するように、複数本が垂直に立ち上
げられている。枠体14はピン13の周囲に設けられた
角筒形状の部材で、コネクタ6の支持体6aに対応して
いる。そして、ピン13には、図2に示すように、リー
ド線15を介してひずみゲージ8のゲージリード8cが
接続されている。
【0023】(b)第1実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は、以下の通
りである。まず、ユニットケース7と本体ケース1と
は、以下のように接続する。すなわち、図6に示すよう
に、ユニットケース7の上面を本体ケース1の窪み部1
cに挿入することによりピン13をコネクタ6の穴6b
に挿入し、端子6cにピン13を接続する。すると、ひ
ずみゲージ8は、リード線15、ピン13、端子6cお
よびI/O制御回路を介してゲーム機のCPUに接続さ
れる。
【0024】つぎに、ゲーム機の本体ケース1のスター
トボタン3を押してゲームを開始し、液晶ディスプレイ
2の画面上にゲームを展開させる。そして、キャラクタ
ーを操作する際には、図6に示すように、本体ケース1
を前後左右に傾けたり、前後左右または上下に素早く動
かすと、重錘10がユニットケース7に対して相対的に
移動しひずみゲージ8が変形するので、その抵抗値が変
化する。この変化がCPUにおいて判断され、本体ケー
ス1の動きに対応してキヤラクターが画面上を移動す
る。
【0025】たとえば、図7に示すように、所定の路線
上から外れないようにボールを転がすゲームにおいて
は、ボールの移動と本体ケース1の動きを対応させるよ
うに設定する。すると、上述のように本体ケース1を動
かすことによって、ボールを操作することができ、実際
にボールを乗せた板を傾けながらボールを移動させてい
るような臨場感が味わえる。
【0026】また、図8に示すように、ボーリングゲー
ムにおいては、ゲーム機の本体ケース1を傾けることに
よって、投げたボールの方向をレーンの途中で微妙に変
化させることが楽しめる。また、ボールのスピードも本
体ケース1を動かすスピードによって調節することがで
きる。
【0027】(c)第1実施例の効果 以上のような実施例の効果は以下の通りである。すなわ
ち、ゲーム機の本体ケース1を動かすことによって、キ
ャラクターを操作することができるので、ボタン操作に
習熟しなくとも、すぐにゲームを楽しむことができる。
また、本体ケース1を傾斜させる等の動作は目で確認し
ながら容易におこなうことができるので、確実にボタン
を押圧したかどうか不明になるような操作のしにくさも
ない。
【0028】また、ひずみゲージ8は小形なので、装置
全体を小形に形成できる。
【0029】また、検出手段は、ひずみゲージ8によっ
て単純に構成できるので、小型な装置を安価に製造する
ことができる。
【0030】また、検出手段は、ユニットケース7に設
けられ、ユニットケース7は本体ケース1に着脱可能な
構成となっているので、使用しない場合は取り外すこと
ができ、普通のボタン操作のコントローラによるゲーム
を楽しむこともできる。
【0031】そして、ゲーム機自体を傾けて操作するの
で、このような操作方法に対応したゲームソフトをより
効果的に楽しむことができる。
【0032】さらに、このようなゲーム機に対応させた
新たなゲームソフトを開発することによって、一層効果
的にゲームを楽しむことができる。
【0033】(2)第2実施例 請求項1、請求項3、請求項4記載の発明に対応する一
実施例を第2実施例として、以下に説明する。本実施例
は、請求項記載の検出手段を、ユニットケース内に複数
個のスイッチを設けることによって形成し、このユニッ
トケースをゲーム機の本体ケースに着脱自在に設けたも
のである。なお、第1実施例と同様の部材は同一の符号
を付し、説明は省略する。
【0034】(a)第2実施例の構成 まず、本実施例の構成を説明する。本実施例は、第1実
施例とユニットケースの内部構成が異なるのみなので、
その異なる部分を説明する。すなわち、図9に示すよう
に、ユニットケース7の内部に転動板16、導電パター
ン17、錘体18が設けられている。転動板16は四つ
の金属製のプレートで、図10に示すように、それぞれ
がユニットケースの底面に垂直な垂直部16aと、この
垂直部16aに対して傾斜を設けて屈折させた扇形の受
け部16bとからなる。そして、受け部16bはユニッ
トケース7の側面内側の前後左右に向けて設けられてい
る。
【0035】導電パターン17は、ユニットケース7の
側面の内側に設けられた金属製の配線用パターンで、転
動板16における受け部16bの端部に対向する位置に
設けられている。そして、ユニットケース7が水平状態
にあるときには、導電パターン17と受け部16bとの
間には一定の隙間が設けられている。本実施例では、後
方の隙間を後スイッチ19、右側の隙間を右スイッチ2
0、前方の隙間を前スイッチ21、左側の隙間を左スイ
ッチ22とする。
【0036】錘体18は、絶縁性の材料で形成された球
で、ユニットケース7が水平状態にあるときには、ユニ
ットケース7の中心における四つの受け部16b上に乗
せられている。この錘体18は、受け部16bを押し下
げることが可能な重さを有し、ユニットケース7を傾け
た方向に移動する構成となっている。さらに、転動板1
6と導電パターン17とは、それぞれユニットケース7
の上面に設けられたピン13に接続されている。
【0037】(b)第2実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は、以下の通
りである。すなわち、第1実施例と同様に、図5に示す
ように、ユニットケース3を本体ケース1に装着する
と、端子6cにピン17が接続される。すると、転動板
16と導電パターン17とによって形成される後スイッ
チ19、右スイッチ20、前スイッチ21、左スイッチ
22が、I/O制御回路を介してゲーム機のCPUに接
続される。
【0038】つぎに、ゲーム機の本体ケース1のスター
トボタン3を押してゲームを開始し、液晶ディスプレイ
2の画面上にゲームを展開させる。キャラクターを操作
する際には、図6に示すように、本体ケース1を前後左
右に傾けることによりおこなうが、その際のユニットケ
ース7内の作用は以下の通りである。すなわち、本体ケ
ース1を所望の方向に傾けると、図10に示すように、
ユニットケース7内の錘体18が移動する。すると、転
動板16の受け部16bが押し下げられて、その端部が
導電パターン17に接触する。たとえば、本体ケース1
を後方に傾けた場合には、後スイッチ19が接続される
ので、信号がCPUに送られ、キャラクターが画面の後
方(図中上方)に移動する。また、本体ケース1を右に
傾けると、ユニットケース7内の錘体18が右に移動す
る。すると、右側の転動板16の受け部16bが押し下
げられて、その端部が導電パターン17に接触する。つ
まり、右スイッチ20が接続されるので、信号がCPU
に送られ、キャラクターが画面の右側に移動する。
【0039】(c)第2実施例の効果 以上のような本実施例の効果は以下の通りである。すな
わち、検出手段は、転動板16と錘体18によって単純
に構成できるので、小型な装置を安価に製造することが
できる。
【0040】また、転動板16と錘体18との構成はさ
ほどの精密さを必要としないので、こわれにくいゲーム
機を構成できる。
【0041】(3)その他の実施例 本発明は、以上のような実施例に限定されるものではな
く、各部の大きさ、形状、材質、配置等は適宜変更可能
である。すなわち、ユニットケース7を装着するための
窪み部1aは、上述の実施例における位置に限定される
ものではない。たとえば、本体ケース1の上面側に設け
てもよい。この場合、ピン9はユニットケース3の底面
側から突出する構成にしなければならない。
【0042】また、図12に示すように、ユニットケー
ス7を操縦桿の形の中に収納し、本体ケース1とコード
23を用いて接続する構成にすれば、キャラクターを遠
隔操作することができる。そして、このような構成にす
れば、家庭用のテレビゲーム機に接続して使用すること
も、通常のコンピュータの入力装置として使用すること
もできる。そして、検出手段はユニットケース7内に設
けるのではなく、本体の本体ケース1内に直接設けるこ
とも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、テレビゲ
ームのコントローラに本体ケースの動きを検出する検出
手段を設けるという簡単な構成によって、プレイヤーが
多様な操作を容易におこなうことができ、構造が単純で
小型のコントローラ付きゲーム機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントローラ付きゲーム機の第1実施
例および第2実施例における本体ケースの下面を示す平
面図。
【図2】本発明の第1実施例におけるユニットケースの
内部を示す断面図。
【図3】図2におけるひずみゲージを示す平面図(A)
と側面断面図(B)。
【図4】本発明の第1実施例および第2実施例における
ユニットケースを示す斜視図。
【図5】本発明の第1実施例および第2実施例における
ユニットケースの本体ケースへの装着作業を示す正面
図。
【図6】本発明の第1実施例および第2実施例における
本体ケースの傾ける方向を示す平面図。
【図7】本発明を使用したゲーム画面の一例を示す図。
【図8】本発明を使用したゲーム画面の一例を示す図。
【図9】本発明の第2実施例におけるユニットケース内
部を示す平面図。
【図10】本発明の第2実施例におけるユニットケース
内部を示す側面断面図。
【図11】本発明の他の実施例を示す側面図。
【図12】従来の携帯用ゲーム機の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1…本体ケース 1a…上パネル 1b…下パネル 1c…窪み部 2…液晶ディスプレイ 3…スタートボタン 4…選択ボタン 5…十字ボタン 6…コネクタ 6a…支持体 6b…穴 6c…端子 7…ユニットケース 8…ひずみゲージ 8a…ベース 8b…抵抗箔 8c…ゲージリード 8d…ラミネートフィルム 9…ダンピングオイル 10…重錘 11,12…板ばね 13…ピン 14…枠体 15…リード線 16…転動板 16a…垂直部 16b…受け部 17…導電パターン 18…錘体 19…後スイッチ 20…右スイッチ 21…前スイッチ 22…左スイッチ 23…コード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを有するゲーム機本体に、
    前記ディスプレイの画面上にテレビゲームを実現するた
    めの回路と、前記回路に接続され前記テレビゲームを操
    作するためのコントローラとを設けたコントローラ付き
    ゲーム機において、 前記コントローラは、前記ゲーム機本体の動きを検出す
    るための検出手段を有することを特徴とするコントロー
    ラ付きゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、機械的な伸び縮みを電
    気的な抵抗値の変化に変換するひずみゲージを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコントローラ付きゲーム
    機。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記ゲーム機本体の移
    動にしたがって移動可能に設けられた錘体と、互いに異
    なる方向に設置され、前記錘体の移動により開閉可能に
    設けられた複数個のスイッチとを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のコントローラ付きゲーム機。
  4. 【請求項4】 前記検出手段をユニットケースに収納
    し、 前記ユニットケースを前記ゲーム機本体に着脱可能に設
    けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載のコ
    ントローラ付きゲーム機。
JP6001704A 1994-01-12 1994-01-12 コントローラ付きゲーム機 Pending JPH07204351A (ja)

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