JPH07204114A - 洗面台 - Google Patents

洗面台

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Publication number
JPH07204114A
JPH07204114A JP6004026A JP402694A JPH07204114A JP H07204114 A JPH07204114 A JP H07204114A JP 6004026 A JP6004026 A JP 6004026A JP 402694 A JP402694 A JP 402694A JP H07204114 A JPH07204114 A JP H07204114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washbasin
data
analyzing
output
user
Prior art date
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Pending
Application number
JP6004026A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Imai
茂雄 今井
Shigeru Yokoyama
茂 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP6004026A priority Critical patent/JPH07204114A/ja
Publication of JPH07204114A publication Critical patent/JPH07204114A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 唾液、痰、汗等の体分泌液や呼気などから生
体情報を採取できる洗面台を提供する。 【構成】 洗面器5に唾液や痰を採取するための凹部7
が設けられている。この凹部7には、唾液や痰を分析す
るための液分析センサ8が設けられている。カウンター
4の上面には発汗量計12、血圧及び心拍数測定器1
3、呼気採取用マスク14、皮膚水分計15及びコント
ロールボックス16が設置されている。コントロールボ
ックス16の前面には液晶ディスプレイ等の表示装置1
9と、操作盤20とが設けられている。コントロールボ
ックス16には心電流測定用電極が設けられている。ミ
ラーキャビネット3には、使用者の顔面や頭部、歯、歯
茎を撮影するためのカメラ21が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗面台に係り、詳しくは
使用者の体分泌液(唾液、痰、汗など)を分析する分析
装置が備えられ、該分析装置の分析結果から使用者の健
康診断を行なうことのできる洗面台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】浴槽や便器、ベッド、安楽椅子などに体
重、尿成分、心電図、血圧、脈拍、体脂肪率の測定装置
を設け、毎日、生体情報を採取して健康診断するシステ
ムが特開平5−228116号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−22811
6号公報に記載のシステムでは、唾液、痰、汗などの体
分泌液や呼気などを分析する機構が設けられておらず、
健康診断に必要な情報が不足する。
【0004】本発明の目的は、唾液、痰、汗等の体分泌
液や呼気などから生体情報を採取できる洗面台を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の洗面台は、体
分泌液を採取及び分析し、その分析結果を出力できるよ
うにしたものである。
【0006】請求項2の洗面台は、呼気などの生体排出
ガスを採取及び分析し、その分析結果を出力できるよう
にしたものである。
【0007】請求項3の洗面台は、使用者の外観をカメ
ラで撮影し、顔、歯、髪などの色や艶などに関するデー
タを出力できるようにしたものである。
【0008】請求項4の洗面台は、体脂肪データの採取
及び出力を行なえるようにしたものである。
【0009】請求項5の洗面台は、請求項1〜4におい
て、各データを演算装置で処理して健康状態を示す情報
を演算し、この情報を出力するようにしたものである。
【0010】請求項6の洗面台は、請求項5において、
演算装置を医療機関に設置し、回線(電話回線やCAT
Vなど)によりデータ通信するようにしたものである。
【0011】請求項7の洗面台は、鏡に設けられた表示
装置にデータや情報を表示するようにしたものである。
【0012】
【作用】洗面台は、洗面器を備えるものであり、各家庭
やオフィスに1台以上は備わっている必須の住宅機器で
あり、性別を問わず最低1日に1回は使用するものであ
る。特に、洗面洗面台は洗面器のほかに鏡をも備えてお
り、使用頻度が高く、特に女性においてはその使用頻度
は非常に高い。
【0013】従って、洗面台に健康状態をチェックする
ための設備を設けることは、毎日、少なくとも1回、長
期にわたって健康情報を採取するうえできわめて有意義
である。
【0014】しかも、洗面台は洗面器を有しているか
ら、唾液や痰を採取するのに便利であり、採取後の試料
を廃棄するのにも適している。
【0015】洗面化粧台であれば、鏡があるため顔色や
歯の状態・髪の状態・肌の状態などを入手するのに好適
であり、これらの状態をモニターするためのカメラ等を
設置する上でも非常に適している。
【0016】洗面台は、歯を磨く際に、虫歯の有無・歯
ぐきの状態・舌の状態をカメラを使ってモニターするの
に非常に適しており、これらから得られる健康情報は非
常に多く、しかも簡便に行なうことができる。そして、
例えば、起床後すぐに(歯磨き及び朝食の前に)呼気の
成分・におい物質を検出することにおいても非常に適し
ている。
【0017】以上のように、毎日必ず1回以上習慣的に
利用する洗面台を使って、体液成分や生理情報を大きな
労力なしに容易に入手することができると共に、これら
の健康情報をもとに使用者の健康状態を解析し、健康状
態を出力する装置を(洗面)化粧台に備えるメリットは
非常に大きい。そして、外部の医療機関と結ぶことによ
り、医者が使用者の顔色を見ながら診断することができ
たり、健康情報を流すことができれば、今までの洗面化
粧台の機能の範疇を越える、極めて便利で高機能なもの
となる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る洗面化粧台の斜視図、第2図
は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は発汗量測定
装置の平面図、第4図は実施例装置のブロック図であ
る。
【0019】第1図において、洗面化粧台1はベースキ
ャビネット2とミラーキャビネット3とを備えている。
ベースキャビネット2のカウンター4に洗面器5が設け
られている。
【0020】洗面器5の奥側には水栓6が設置されてい
る。第2図にも示される通り、洗面器5の内面のうち側
方部に唾液や痰を採取するための凹部7が設けられてい
る。
【0021】この凹部7には、唾液や痰を分析するため
の液分析センサ8(第2図)が設けられている。この分
析センサ8としては、pHセンサ、Na/K(ナトリウ
ム/カリウム)電極、バイオセンサ等の1種又は2種以
上を用いることができる。
【0022】この凹部7に向って水を流すためのノズル
9が洗面器5に設けられており、給水制御弁10及び給
水管11を介して水道水がノズル9に供給可能とされて
いる。
【0023】カウンター4の上面には発汗量計12、血
圧及び心拍数測定器13、呼気採取用マスク14、皮膚
水分計15及びコントロールボックス16が設置されて
いる。
【0024】発汗量計12は、第3図の通り、発汗量測
定電極12aを備えており、電極間の抵抗値から発汗量
を計測する。血圧及び心拍数測定器13は、測定孔に指
を挿入し、血圧及び心拍数を検出する。マスク14は、
ダクト(図示略)を介してガス分析計(図示略。ベース
キャビネット2内に設置されている。)に接続されてい
る。このガス分析計は、CO2 やH2 Oあるいは臭気を
検出するための各種センサ(呼気センサ)を備えてい
る。
【0025】皮膚水分計15は、カウンター4の上面の
開口17から引き出し自在なケーブル18の先端に設け
られている。この皮膚水分計15は、人体の皮膚に接触
させて皮膚の水分を検出するように構成されている。
【0026】コントロールボックス16の前面には液晶
ディスプレイ等の表示装置19と、操作盤20とが設け
られている。また、コントロールボックス16には心電
流測定用電極(図示略)が設けられている。
【0027】ミラーキャビネット3には、使用者の顔面
や頭部、歯、歯茎を撮影するためのカメラ21が設けら
れている。
【0028】このカメラ21で撮影された撮像を画像解
析し、顔、目や瞼の裏、髪、歯茎の色や顔や髪の艶等の
情報をもとに演算回路により解析し、健康に関する情報
が得られる。
【0029】ベースキャビネット2の下部には体脂肪率
計22が設けられている。この体脂肪率計22は、1対
の電極22a,22bに足裏を当て、体脂肪率を計測す
るよう構成されている。第2図の23は排水管を示す。
【0030】第4図に示すように、カメラ21、液分析
センサ8等のデータはコントロールボックス16内のコ
ントロールユニットに入力され、データ処理される。そ
して、個々のデータ(好ましくは、例えば、血圧、心拍
数、心電図、体脂肪率、皮膚水分など、素人でも容易に
判定できる項目のデータ)は、そのまま表示装置19に
表示される。
【0031】また、得られたデータに基づいてコントロ
ールユニット内の演算回路で健康状態を解析し、その結
果を表示装置19で表示する。
【0032】さらに、このコントロールユニットは、イ
ンターフェース(モデム)を介して、医療サービスセン
ターまたは医院等の医療機関等と回線(TEL・CAT
V等)で結ばれ、医療機関でもデータを分析しうるよう
になっている。医療機関から入手された健康情報や接続
先のドクターからのアドバイスや診断結果は、表示装置
19で表示される。なお、カメラの撮像をそのまま医療
機関に通信し、医師が洗面台使用者の顔を見ながら診断
するようにしても良い。
【0033】なお、洗面器5の凹部7を利用して唾液や
痰の分析を行なうに際しては、操作盤20の凹部洗浄用
スイッチを操作する。
【0034】そうすると、まず、給水制御弁10が開弁
し、水が所定時間凹部7に供給され、凹部7が洗浄され
る。
【0035】その後、液分析センサの作動スイッチを操
作すると(又は、凹部7の洗浄後、所定時間経過する
と)、液分析センサ8が作動され、その後、再び給水制
御弁11が開弁し、凹部7が洗浄される。
【0036】図示はしないが、操作盤20には、検査項
目を選ぶためのスイッチや、使用者名を入力するための
キーボードが設けられている。なお、キーボードの代わ
りにIDカードを差し込んで使用者を特定させるように
しても良い。
【0037】第5図は本発明の別の実施例に係る洗面化
粧台の斜視図である。本実施例では、ミラーキャビネッ
ト3のミラー3Mに液晶表示装置24が設置されてい
る。
【0038】第6図に示す通り、ミラー3Mのガラス2
5の裏面に液晶パネル26が密着配置され、この液晶パ
ネル26の裏に金属薄膜27が設けられている。28は
ミラー3Mを支持する支持体である。
【0039】普段の洗面化粧台としての使用時(分析装
置の停止中)は、液晶表示をOFFしておき普通のミラ
ーとしての機能を果たす。出力結果を表示させる場合、
または双方向通信の相手映像を表示する場合には、液晶
パネル26をONしてミラー3Mに現出させる。
【0040】本実施例では、第7図に示す通り、このミ
ラー3Mのガラス25の裏側にカメラ21が配置されて
おり、このカメラ21の部分だけハーフミラーとなって
いる。29はハーフミラー用の金属薄膜を示す。
【0041】なお、本実施例では、コントロールボック
ス16が省略され、コントロールユニットはベースキャ
ビネット2内(又はミラーキャビネット3内)に配置さ
れている。カウンター4の上面には、操作盤30が設置
されている。この操作盤30に心電流測定用電極(図示
略)が設けられている。
【0042】その他の構成は前記実施例と同様であり、
同一符号は同一部分を示している。
【0043】上記実施例は洗面化粧台に係るものである
が、本発明はミラーを省略した洗面台についても適用で
きる。
【0044】上記実施例では洗面器の凹部7で唾液等の
採取を行なっているが、本発明ではカウンター4に唾液
等を受けるための受容器を設けても良い。この場合、受
容器には洗浄ノズルを設けると共に、受容器の排出口を
洗面器の排水管に接続するのが好適である。
【0045】
【発明の効果】請求項1の洗面台によると、唾液、痰、
汗などの体分泌液から健康に関するデータを得ることが
できる。
【0046】請求項2の洗面台によると、呼気などの生
体排出ガスから健康に関するデータを得ることができ
る。
【0047】請求項3の洗面台によると、使用者の顔、
歯、髪等の色や艶などから健康に関するデータを得るこ
とができる。
【0048】請求項4の洗面台によると、体脂肪率デー
タを得ることができる。
【0049】請求項5の洗面台によると、これらのデー
タに基いて健康状態を示す情報が得られる。
【0050】請求項6の洗面台によると、医療機関での
診断結果などの健康情報を得ることができる。
【0051】請求項7の洗面台によると、鏡に設けられ
た表示装置にデータ等を表示できるため、表示装置をカ
ウンター上に設置することが不要となり、洗面化粧台の
カウンターの上面を部品の少ないすっきりとした構成と
することができる。
【0052】本発明では、毎日必ず使用される洗面台に
健康診断機構を組み込んでいるため、健康診断を億劫が
らずに毎日続けて習慣的に行なうことが可能となり、精
度の高い健康診断を行なえると共に、健康異変を早期に
発見することも可能となる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る洗面化粧台の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】発汗量計の平面図である。
【図4】実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図5】別の実施例に係る洗面化粧台の斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII-VII 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 洗面化粧台 3 ミラーキャビネット 5 洗面器 7 凹部 12 発汗量計 13 血圧及び心拍数測定器 14 呼気採取用マスク 15 皮膚水分計 16 コントロールボックス 19 表示装置 21 カメラ 26 液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 1/02 W 1/10 V 33/48 S

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の体分泌液を採取するサンプリン
    グ装置と、 該サンプリング装置に接続されており、前記体分泌液の
    成分を分析する分析装置と、 該分析装置からのデータを出力する出力装置と、 を有することを特徴とする洗面台。
  2. 【請求項2】 使用者の呼気などの生体排出ガスを採取
    するサンプリング装置と、 該サンプリング装置に接続されており、前記排出ガスの
    成分を分析する分析装置と、 該分析装置からのデータを出力する出力装置と、 を有することを特徴とする洗面台。
  3. 【請求項3】 使用者の外観を撮影するカメラと、 該カメラに接続されており、撮影された映像を解析する
    解析装置と、 該解析装置からのデータを出力する出力装置と、 を備えてなることを特徴とする洗面台。
  4. 【請求項4】 使用者の体脂肪データを計測する体脂肪
    計と、 該体脂肪計からのデータを出力する出力装置と、 を備えてなることを特徴とする洗面台。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記データから健康状態を解析するための演算装置
    を備えており、この演算装置の演算により得られる健康
    状態を示す健康情報が前記出力装置から出力されること
    を特徴とする洗面台。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記演算装置は医療
    機関に設置されており、該演算装置は回線を通じてデー
    タの通信を行なうことを特徴とする洗面台。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、前記洗面台は鏡を備えており、前記出力装置は、該
    鏡に設けられた表示装置を有することを特徴とする洗面
    台。
JP6004026A 1994-01-19 1994-01-19 洗面台 Pending JPH07204114A (ja)

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