JPH07203393A - キャプションデータのデコード装置およびデコード方法 - Google Patents
キャプションデータのデコード装置およびデコード方法Info
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- JPH07203393A JPH07203393A JP33527093A JP33527093A JPH07203393A JP H07203393 A JPH07203393 A JP H07203393A JP 33527093 A JP33527093 A JP 33527093A JP 33527093 A JP33527093 A JP 33527093A JP H07203393 A JPH07203393 A JP H07203393A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、スロー再生および静止後や巻き戻
し直後の再生等ＶＴＲ装置の特殊再生を行った場合にも
キャプションを正常にデコードして表示できるキャプシ
ョンデータのデコード装置および方法を提供することを
目的としている。 【構成】 フレーム・フィールド移動検出装置１４が、
フレームの移動を検出した場合に、スライサ１１で映像
信号から取り出したキャプションデータを再生時間情報
とともにメモリ１３へ書き込む。また、フレーム移動を
検出し、メモリ１３に再生時間情報が記憶されている場
合は、その再生時間情報に対応するキャプションデータ
を読み出す。メモリ１３に書き込まれたキャプションデ
ータまたはメモリ１３から読み出したキャプションデー
タをデコード１２により解読する。
し直後の再生等ＶＴＲ装置の特殊再生を行った場合にも
キャプションを正常にデコードして表示できるキャプシ
ョンデータのデコード装置および方法を提供することを
目的としている。 【構成】 フレーム・フィールド移動検出装置１４が、
フレームの移動を検出した場合に、スライサ１１で映像
信号から取り出したキャプションデータを再生時間情報
とともにメモリ１３へ書き込む。また、フレーム移動を
検出し、メモリ１３に再生時間情報が記憶されている場
合は、その再生時間情報に対応するキャプションデータ
を読み出す。メモリ１３に書き込まれたキャプションデ
ータまたはメモリ１３から読み出したキャプションデー
タをデコード１２により解読する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クローズド・キャプシ
ョン方式の受信装置に係り、特にＶＴＲ装置から再生し
たキャプション信号をデコードするのに好適なキャプシ
ョンデータのデコード装置およびデコード方法に関す
る。
ョン方式の受信装置に係り、特にＶＴＲ装置から再生し
たキャプション信号をデコードするのに好適なキャプシ
ョンデータのデコード装置およびデコード方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】クローズド・キャプションは、米国にお
いて耳の不自由な人のために行われている文字放送サー
ビスであり、専用のキャプションデコード装置を用いて
テレビ画面にキャプション（字幕）を表示することがで
きる。１９９３年７月１日からは、米国の３．５インチ
以上のテレビ全てにキャプションデコード装置を内蔵す
るよう義務付ける法律が施行されていることから新しい
メディアとして定着してきている。
いて耳の不自由な人のために行われている文字放送サー
ビスであり、専用のキャプションデコード装置を用いて
テレビ画面にキャプション（字幕）を表示することがで
きる。１９９３年７月１日からは、米国の３．５インチ
以上のテレビ全てにキャプションデコード装置を内蔵す
るよう義務付ける法律が施行されていることから新しい
メディアとして定着してきている。
【０００３】クローズド・キャプションは、テレビ放送
のみならずレーザーディスクやＶＴＲなど様々なメディ
アにも対応しており、子供や外国人の英語学習用として
も使用されている。また、日本においても英語学習用教
材として活用され始めている。例えば、ＶＴＲソフトを
再生してキャプションデコード装置により英語の字幕を
表示させて使用することができる。
のみならずレーザーディスクやＶＴＲなど様々なメディ
アにも対応しており、子供や外国人の英語学習用として
も使用されている。また、日本においても英語学習用教
材として活用され始めている。例えば、ＶＴＲソフトを
再生してキャプションデコード装置により英語の字幕を
表示させて使用することができる。
【０００４】従来のキャプションデコード装置について
説明する。図３はキャプション信号が重畳されている映
像信号の垂直帰線消去期間を示す。図においてキャプシ
ョン信号はライン２１に重畳されている。
説明する。図３はキャプション信号が重畳されている映
像信号の垂直帰線消去期間を示す。図においてキャプシ
ョン信号はライン２１に重畳されている。
【０００５】図４に従来例としてＶＴＲが内蔵されたキ
ャプションデコード装置のブロック図を示す。２０はマ
イクロコンピュータであり、キャプションデコード装置
１０、ＶＴＲ装置３０およびスイッチ装置４０との制御
を司る。ＶＴＲに入力された信号または、入力映像信号
をＹ／Ｃ分離した輝度信号１と色信号２とは、ＶＴＲ装
置３０およびスイッチ装置４０へ入力される。スイッチ
装置４０が図４のようにＢ方向に接続されている時はＶ
ＴＲ装置３０で再生された輝度信号と色信号とが選択さ
れており、輝度信号がキャプションデコード装置１０へ
出力される。キャプションデコード装置１０は、スライ
サ装置１１とデコード装置１２とで構成されている。ス
ライサ装置１１は輝度信号が入力され、ライン２１に重
畳されているキャプション信号を抜き出して、２値のデ
ジタル信号としてサンプリングクロックと共にデコード
装置１２へ出力する。デコード装置１２はスライサ装置
１１からのデジタルのキャプション信号を解読する。そ
して文字の輝度信号とスイッチ装置６０のスイッチ制御
信号を出力する。文字のある字幕表示の場合はスイッチ
装置６０をＢ方向に接続して、文字の輝度信号とローパ
スフィルター（ＬＰＦ）により抑制された映像信号の色
信号が出力される。また、映像表示部分ではスイッチ装
置６０をＡ方向に接続して、映像信号の輝度信号と色信
号を出力する。このような処理により、テレビ画面上に
キャプション等の文字表示をおこなっている。
ャプションデコード装置のブロック図を示す。２０はマ
イクロコンピュータであり、キャプションデコード装置
１０、ＶＴＲ装置３０およびスイッチ装置４０との制御
を司る。ＶＴＲに入力された信号または、入力映像信号
をＹ／Ｃ分離した輝度信号１と色信号２とは、ＶＴＲ装
置３０およびスイッチ装置４０へ入力される。スイッチ
装置４０が図４のようにＢ方向に接続されている時はＶ
ＴＲ装置３０で再生された輝度信号と色信号とが選択さ
れており、輝度信号がキャプションデコード装置１０へ
出力される。キャプションデコード装置１０は、スライ
サ装置１１とデコード装置１２とで構成されている。ス
ライサ装置１１は輝度信号が入力され、ライン２１に重
畳されているキャプション信号を抜き出して、２値のデ
ジタル信号としてサンプリングクロックと共にデコード
装置１２へ出力する。デコード装置１２はスライサ装置
１１からのデジタルのキャプション信号を解読する。そ
して文字の輝度信号とスイッチ装置６０のスイッチ制御
信号を出力する。文字のある字幕表示の場合はスイッチ
装置６０をＢ方向に接続して、文字の輝度信号とローパ
スフィルター（ＬＰＦ）により抑制された映像信号の色
信号が出力される。また、映像表示部分ではスイッチ装
置６０をＡ方向に接続して、映像信号の輝度信号と色信
号を出力する。このような処理により、テレビ画面上に
キャプション等の文字表示をおこなっている。
【０００６】このような従来例では、通常のＶＴＲ再生
の映像信号からキャプション信号をデコードすることは
できる。しかしながら、静止画、スロー再生等の特殊再
生においてはキャプション信号のフレームまたはフィー
ルド伝送順が乱れるために文字を誤表示したり、文字表
示ができないという問題がある。この問題点に関して
は、特開平４−２３９８９２「クローズドキャプション
放送受信装置」が提案され、簡単な構成でＶＴＲの静止
画に対応してキャプションの文字表示を静止することが
実現できた。ところが、この提案では文字表示の消去や
書換えを止めるだけであり、スロー再生や静止後の再生
や巻き戻し直後の再生ではキャプション表示ができない
という問題があった。
の映像信号からキャプション信号をデコードすることは
できる。しかしながら、静止画、スロー再生等の特殊再
生においてはキャプション信号のフレームまたはフィー
ルド伝送順が乱れるために文字を誤表示したり、文字表
示ができないという問題がある。この問題点に関して
は、特開平４−２３９８９２「クローズドキャプション
放送受信装置」が提案され、簡単な構成でＶＴＲの静止
画に対応してキャプションの文字表示を静止することが
実現できた。ところが、この提案では文字表示の消去や
書換えを止めるだけであり、スロー再生や静止後の再生
や巻き戻し直後の再生ではキャプション表示ができない
という問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャプションデ
コード装置では、ＶＴＲ装置のスロー再生や静止後の再
生や巻き戻し直後の再生を行った場合にキャプション表
示が正常に表示することができなかった。
コード装置では、ＶＴＲ装置のスロー再生や静止後の再
生や巻き戻し直後の再生を行った場合にキャプション表
示が正常に表示することができなかった。
【０００８】本発明はこのような課題を解決するための
もので、スロー再生および静止後や巻き戻し直後の再生
等ＶＴＲ装置の特殊再生を行った場合にもキャプション
を正常に表示できるキャプションデコード装置の提供を
目的としている。
もので、スロー再生および静止後や巻き戻し直後の再生
等ＶＴＲ装置の特殊再生を行った場合にもキャプション
を正常に表示できるキャプションデコード装置の提供を
目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のキャプションデ
ータのデコード装置は、上述した目的を達成するため
に、ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまたはフィー
ルドの移動を検出する手段と、再生時間情報とこの再生
時間情報に対応するキャプションデータとを記憶する手
段と、前記フレーム・フィールド移動を検出する手段に
よりフレーム・フィールドの移動が検出されたとき、前
記映像信号からのキャプションデータと前記再生時間情
報とを前記記憶手段に書き込みを行う手段と、前記フレ
ーム・フィールド移動を検出する手段によりフレーム・
フィールドの移動が検出されたとき、前記記憶手段から
時間情報に対応するキャプションデータの読み出しを行
う手段と、前記映像信号から取り出したキャプションデ
ータまたは、前記記憶手段から読み出したキャプション
データをデコードする手段を具備して構成される。
ータのデコード装置は、上述した目的を達成するため
に、ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまたはフィー
ルドの移動を検出する手段と、再生時間情報とこの再生
時間情報に対応するキャプションデータとを記憶する手
段と、前記フレーム・フィールド移動を検出する手段に
よりフレーム・フィールドの移動が検出されたとき、前
記映像信号からのキャプションデータと前記再生時間情
報とを前記記憶手段に書き込みを行う手段と、前記フレ
ーム・フィールド移動を検出する手段によりフレーム・
フィールドの移動が検出されたとき、前記記憶手段から
時間情報に対応するキャプションデータの読み出しを行
う手段と、前記映像信号から取り出したキャプションデ
ータまたは、前記記憶手段から読み出したキャプション
データをデコードする手段を具備して構成される。
【００１０】また、本発明のキャプションデータのデコ
ード方法は、ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまた
はフィールドの移動を検出する工程と、フレームまたは
フィールドの移動があったときに、その再生時間情報を
記憶する工程と、前記再生時間情報が前記記憶手段に記
憶されているかを判断する工程と、前記再生時間情報が
前記記憶手段に記憶されていないとき、映像信号からキ
ャプションデータを取り出し、前記再生時間とともに前
記記憶手段に書き込む工程と、前記再生時間情報が前記
記憶手段に記憶されているとき、前記記憶手段から前記
再生時間情報に対応するキャプションデータを読み出す
工程と、前記記憶手段に書き込みまたは読みだしされた
前記再生時間情報に対応するキャプションデータをデコ
ードする工程とを有することを特徴とする。
ード方法は、ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまた
はフィールドの移動を検出する工程と、フレームまたは
フィールドの移動があったときに、その再生時間情報を
記憶する工程と、前記再生時間情報が前記記憶手段に記
憶されているかを判断する工程と、前記再生時間情報が
前記記憶手段に記憶されていないとき、映像信号からキ
ャプションデータを取り出し、前記再生時間とともに前
記記憶手段に書き込む工程と、前記再生時間情報が前記
記憶手段に記憶されているとき、前記記憶手段から前記
再生時間情報に対応するキャプションデータを読み出す
工程と、前記記憶手段に書き込みまたは読みだしされた
前記再生時間情報に対応するキャプションデータをデコ
ードする工程とを有することを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明のキャプションデコード装置は、再生時
間情報とこれに対応するキャプションデータとを記憶手
段に記憶しておくので、スロー再生、静止後および巻き
戻し直後の再生を行った場合に、フレームまたはフィー
ルドの伝送順が乱れていたとしても、再生時間に対応し
たキャプションデータを読み出すことにより、正常にデ
コード処理ができる。
間情報とこれに対応するキャプションデータとを記憶手
段に記憶しておくので、スロー再生、静止後および巻き
戻し直後の再生を行った場合に、フレームまたはフィー
ルドの伝送順が乱れていたとしても、再生時間に対応し
たキャプションデータを読み出すことにより、正常にデ
コード処理ができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１３】図１は本発明に係る一実施例のキャプショ
ンデコード装置の構成を示すブロック図である。
ンデコード装置の構成を示すブロック図である。
【００１４】２０はマイクロコンピュータであり、キャ
プションデコード装置全体の制御を司る。３０はＶＴＲ
装置であり、映像信号の録画、再生等を行う。４０はス
イッチ回路であり、マイクロコンピュータ２０の指示に
より映像信号の切り替えを行う。５０はローパスフィル
ター、６０はデコード装置１２の指示により映像信号を
切り替えるスイッチである。１１はスライサ装置であ
り、映像信号からキャプション信号を抜き出す。１２は
デコード装置であり、スライサ装置１１からのキャプシ
ョン信号を解読する。
プションデコード装置全体の制御を司る。３０はＶＴＲ
装置であり、映像信号の録画、再生等を行う。４０はス
イッチ回路であり、マイクロコンピュータ２０の指示に
より映像信号の切り替えを行う。５０はローパスフィル
ター、６０はデコード装置１２の指示により映像信号を
切り替えるスイッチである。１１はスライサ装置であ
り、映像信号からキャプション信号を抜き出す。１２は
デコード装置であり、スライサ装置１１からのキャプシ
ョン信号を解読する。
【００１５】ＶＴＲに入力された信号または、入力映像
信号をＹ／Ｃ分離した輝度信号１と色信号２とは、ＶＴ
Ｒ装置３０およびスイッチ装置４０へ入力される。スイ
ッチ装置４０が図１のようにＢ方向に接続されている時
はＶＴＲ装置３０で再生された輝度信号と色信号とが選
択されており、輝度信号がスライサ装置１１へ出力され
る。スライサ装置１１は入力された輝度信号から、ライ
ン２１に重畳されているキャプション信号を抜き出し
て、２値のデジタル信号としてサンプリングクロックと
共にデコード装置１２へ出力する。デコード装置１２は
スライサ装置１１からのデジタルのキャプション信号を
解読する。そして文字の輝度信号とスイッチ装置６０の
スイッチ制御信号を出力する。文字のある字幕表示の場
合はスイッチ装置６０をＢ方向に接続して、映像信号の
輝度信号と色信号を出力する。
信号をＹ／Ｃ分離した輝度信号１と色信号２とは、ＶＴ
Ｒ装置３０およびスイッチ装置４０へ入力される。スイ
ッチ装置４０が図１のようにＢ方向に接続されている時
はＶＴＲ装置３０で再生された輝度信号と色信号とが選
択されており、輝度信号がスライサ装置１１へ出力され
る。スライサ装置１１は入力された輝度信号から、ライ
ン２１に重畳されているキャプション信号を抜き出し
て、２値のデジタル信号としてサンプリングクロックと
共にデコード装置１２へ出力する。デコード装置１２は
スライサ装置１１からのデジタルのキャプション信号を
解読する。そして文字の輝度信号とスイッチ装置６０の
スイッチ制御信号を出力する。文字のある字幕表示の場
合はスイッチ装置６０をＢ方向に接続して、映像信号の
輝度信号と色信号を出力する。
【００１６】１３はメモリ装置であり、図２にメモリ装
置１３の構成を示す。ＶＴＲ装置３０の再生時間情報と
この再生時間に表示されるキャプションのデータを複数
記憶することができる。再生時間情報は、（時：分：
秒）で表現される相対時間であり、再生した映像信号の
フレームまたはフィールドの識別が可能である。ＴＩＭ
ＥＭＩＮは再生時間の最小値、ＴＩＭＥＭＡＸは再生時
間の最大値を示す。このメモリ装置１３はメモリアドレ
スポインタがメモリの書き込みまたは読みだしを行うこ
とで自動更新する構成である。１４はフレーム・フィー
ルド移動検出装置であり、ＶＴＲ再生を行うとき、映像
信号の同じフレームまたはフィールドが繰り返されてい
るか、次のフレームまたはフィールドに変わったかを検
出する。
置１３の構成を示す。ＶＴＲ装置３０の再生時間情報と
この再生時間に表示されるキャプションのデータを複数
記憶することができる。再生時間情報は、（時：分：
秒）で表現される相対時間であり、再生した映像信号の
フレームまたはフィールドの識別が可能である。ＴＩＭ
ＥＭＩＮは再生時間の最小値、ＴＩＭＥＭＡＸは再生時
間の最大値を示す。このメモリ装置１３はメモリアドレ
スポインタがメモリの書き込みまたは読みだしを行うこ
とで自動更新する構成である。１４はフレーム・フィー
ルド移動検出装置であり、ＶＴＲ再生を行うとき、映像
信号の同じフレームまたはフィールドが繰り返されてい
るか、次のフレームまたはフィールドに変わったかを検
出する。
【００１７】次にこの実施例の動作について説明する。
図３は実施例の動作を示すフローチャートである。初め
にステップ１１０で再生時間情報を初期化する。ステッ
プ１２０ではフレームまたはフィールドの移動があるか
を判断する。フレーム・フィールド移動検出装置１４で
移動が検出された場合は、ステップ１３０へ進み、検出
されないときは、検出されるまでステップ１２０を繰り
返す。通常再生ではフレームの移動は常に検出される
が、スロー再生では検出されない場合もある。ステップ
１３０ではフレームの移動が検出されたときに再生時間
情報Ａを更新する。 次にステップ１４０にて、再生時
間情報Ａがメモリ装置１３に記憶されているかを ＴＩ
ＭＥＭＩＮ≦ＴＩＭＥ Ａ≧ＴＩＭＥＭＡＸ で判断す
る。再生時間情報Ａがメモリ装置１３に記憶されている
場合は、ステップ１５０にて再生時間情報をメモリ装置
１３から読み出す。続いて、ステップ１６０にて再生時
間Ａと一致する再生時間情報があるかを判断する。再生
時間Ａと一致する再生時間情報があれば、ステップ１７
０にてその再生時間情報に対応するキャプションデータ
を読み出す。次にステップ２１０にてキャプションデー
タを解読する。
図３は実施例の動作を示すフローチャートである。初め
にステップ１１０で再生時間情報を初期化する。ステッ
プ１２０ではフレームまたはフィールドの移動があるか
を判断する。フレーム・フィールド移動検出装置１４で
移動が検出された場合は、ステップ１３０へ進み、検出
されないときは、検出されるまでステップ１２０を繰り
返す。通常再生ではフレームの移動は常に検出される
が、スロー再生では検出されない場合もある。ステップ
１３０ではフレームの移動が検出されたときに再生時間
情報Ａを更新する。 次にステップ１４０にて、再生時
間情報Ａがメモリ装置１３に記憶されているかを ＴＩ
ＭＥＭＩＮ≦ＴＩＭＥ Ａ≧ＴＩＭＥＭＡＸ で判断す
る。再生時間情報Ａがメモリ装置１３に記憶されている
場合は、ステップ１５０にて再生時間情報をメモリ装置
１３から読み出す。続いて、ステップ１６０にて再生時
間Ａと一致する再生時間情報があるかを判断する。再生
時間Ａと一致する再生時間情報があれば、ステップ１７
０にてその再生時間情報に対応するキャプションデータ
を読み出す。次にステップ２１０にてキャプションデー
タを解読する。
【００１８】一方、ステップ１４０にて再生時間情報Ａ
がメモリ装置１３に記憶されていない場合、ステップ１
８０にて、スライサ装置１１で映像信号をスライサして
キャプションデータをデコード装置１２に取り出す。次
にステップ１９０にて、再生時間情報Ａと取り出したキ
ャプションデータとをメモリ装置１３に書き込む。続い
て、ステップ２００にて、ＴＩＭＥＭＩＮとＴＩＭＥＭ
ＡＸとを更新する。次にステップ２１０へ進み、キャプ
ションデータを解読する。この後、ステップ１２０へ戻
り、一連の処理を繰り返す。
がメモリ装置１３に記憶されていない場合、ステップ１
８０にて、スライサ装置１１で映像信号をスライサして
キャプションデータをデコード装置１２に取り出す。次
にステップ１９０にて、再生時間情報Ａと取り出したキ
ャプションデータとをメモリ装置１３に書き込む。続い
て、ステップ２００にて、ＴＩＭＥＭＩＮとＴＩＭＥＭ
ＡＸとを更新する。次にステップ２１０へ進み、キャプ
ションデータを解読する。この後、ステップ１２０へ戻
り、一連の処理を繰り返す。
【００１９】ステップ２１０で解読されたキャプション
データは、スイッチ６０を通って映像信号と共に出力さ
れ、字幕として表示される。
データは、スイッチ６０を通って映像信号と共に出力さ
れ、字幕として表示される。
【００２０】このようにこの実施例では、フレームまた
はフィールドの移動を検出した場合に、再生時間情報と
その時間のキャプションデータをメモリ装置に記憶して
おく。再度フレームまたはフィールドの移動を検出した
場合には、メモリ装置の内容を読みだし、フレームまた
はフィールドの移動を検出した再生時間が記憶されてい
る場合はその再生時間に対するキャプションデータを読
み出して解読する。
はフィールドの移動を検出した場合に、再生時間情報と
その時間のキャプションデータをメモリ装置に記憶して
おく。再度フレームまたはフィールドの移動を検出した
場合には、メモリ装置の内容を読みだし、フレームまた
はフィールドの移動を検出した再生時間が記憶されてい
る場合はその再生時間に対するキャプションデータを読
み出して解読する。
【００２１】以上のような処理を行うことにより、静止
画やスロー再生のときにフレーム移動を判断することに
より、フレームまたはフィールドの伝送連続性を維持す
ることができ、正常なキャプションデータを解読するこ
とができる。
画やスロー再生のときにフレーム移動を判断することに
より、フレームまたはフィールドの伝送連続性を維持す
ることができ、正常なキャプションデータを解読するこ
とができる。
【００２２】また、メモリ装置１３に常に更新されたキ
ャプションデータが再生時間情報とともに記憶されてい
るので、ＶＴＲ巻き戻し直後の再生でもメモリ装置１３
からキャプションデータを読み出すことにより、即座に
解読処理を行うことができる。
ャプションデータが再生時間情報とともに記憶されてい
るので、ＶＴＲ巻き戻し直後の再生でもメモリ装置１３
からキャプションデータを読み出すことにより、即座に
解読処理を行うことができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のキャプショ
ンデコード装置によれば、ＶＴＲ装置の再生映像信号を
キャプションデコード処理を行うときに、通常再生にお
いてもまた、スロー再生、静止直後の再生、巻き戻し直
後の再生等特殊再生においても正常にキャプションデー
タを解読することができる。
ンデコード装置によれば、ＶＴＲ装置の再生映像信号を
キャプションデコード処理を行うときに、通常再生にお
いてもまた、スロー再生、静止直後の再生、巻き戻し直
後の再生等特殊再生においても正常にキャプションデー
タを解読することができる。
【図１】本発明に係る一実施例のキャプションデータの
デコード装置の構成を示すブロック図である。
デコード装置の構成を示すブロック図である。
【図２】図１のキャプションデコード装置の記憶手段の
内容の一例を示す図である。
内容の一例を示す図である。
【図３】本発明に係る一実施例のキャプションデータの
デコード方法を示すフローチャートである。
デコード方法を示すフローチャートである。
【図４】キャプションデータが重畳されている映像信号
の垂直帰線消去期間を示す図である。
の垂直帰線消去期間を示す図である。
【図５】従来のキャプションデータのデコード装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
１１…スライサ装置、１２…デコード装置、１３…メモ
リ装置、２０…マイクロコンピュータ、３０…ＶＴＲ装
置、４０、６０…スイッチ装置、５０…ローパスフィル
タ。
リ装置、２０…マイクロコンピュータ、３０…ＶＴＲ装
置、４０、６０…スイッチ装置、５０…ローパスフィル
タ。
Claims (3)
- 【請求項１】 ＶＴＲ再生した映像信号の垂直帰線期間
に重畳されたキャプションデータを解読するキャプショ
ンデコード装置であって、 ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまたはフィールド
の移動を検出する手段と、 再生時間情報とこの再生時間情報に対応するキャプショ
ンデータとを記憶する手段と、 前記フレーム・フィールド移動を検出する手段によりフ
レーム・フィールドの移動が検出されたとき、前記映像
信号からのキャプションデータ取り出し、このキャプシ
ョンデータと前記再生時間情報とを前記記憶手段に書き
込みを行う手段と、 前記フレーム・フィールド移動を検出する手段によりフ
レーム・フィールドの移動が検出されたとき、前記記憶
手段から時間情報に対応するキャプションデータの読み
出しを行う手段と、 前記映像信号から取り出したキャプションデータまた
は、前記記憶手段から読み出したキャプションデータを
デコードする手段とを具備することを特徴とするキャプ
ションデータのデコード装置。 - 【請求項２】 ＶＴＲ再生した映像信号の垂直帰線期間
に重畳されたキャプションデータを解読するキャプショ
ンデコード方法であって、 ＶＴＲ再生した映像信号からフレームまたはフィールド
の移動を検出する工程と、 フレームまたはフィールドの移動があったときに、その
再生時間情報を記憶する工程と、 前記再生時間情報が前記記憶手段に記憶されているかを
判断する工程と、 前記再生時間情報が前記記憶手段に記憶されていないと
き、映像信号からキャプションデータを取り出し、前記
再生時間とともに前記記憶手段に書き込む工程と、 前記再生時間情報が前記記憶手段に記憶されていると
き、前記記憶手段から前記再生時間情報に対応するキャ
プションデータを読み出す工程と、 前記記憶手段に書き込みまたは読みだしされた前記再生
時間情報に対応するキャプションデータをデコードする
工程とを有することを特徴とするキャプションデータの
デコード方法。 - 【請求項３】 ＶＴＲ再生した映像信号の垂直帰線期間
に重畳されたキャプションデータを解読するキャプショ
ンデコード装置であって、 ＶＴＲ再生した映像信号をデコードして表示するように
制御を行う表示制御手段と、 映像信号を録画、再生するように制御するＶＴＲ手段
と、 前記ＶＴＲ手段により再生した映像信号をキャプション
デコード手段へ出力するように接続を切換える第１のス
イッチ手段と、 前記ＶＴＲ手段により再生した映像信号のキャプション
データを解読するキャプションデコード手段と、 前記キャプションデコード手段により解読されたキャプ
ションデータを表示するために、前記ＶＴＲ手段からの
映像信号との接続を切換える第２のスイッチ装置と、 前記ＶＴＲ手段により再生した映像信号のフレームまた
はフィールドの移動を検出するフレーム・フィールド移
動検出手段と、 ＶＴＲ再生時間情報とこの再生時間情報に対応するキャ
プションデータとを記憶する記憶手段と、 前記フレーム・フィールド移動検出手段によりフレーム
またはフィールドの移動が検出されたとき、前記記憶手
段から再生時間に対応するキャプションデータを読み出
す手段とを具備することを特徴とするキャプションデー
タのデコード装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33527093A JPH07203393A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キャプションデータのデコード装置およびデコード方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33527093A JPH07203393A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キャプションデータのデコード装置およびデコード方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203393A true JPH07203393A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18286643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33527093A Withdrawn JPH07203393A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キャプションデータのデコード装置およびデコード方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203393A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003513555A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | オープンティブイ・コーポレーション | 双方向番組の再生 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33527093A patent/JPH07203393A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003513555A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | オープンティブイ・コーポレーション | 双方向番組の再生 |
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