JP3263801B2 - 映像処理装置 - Google Patents
映像処理装置Info
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- JP3263801B2 JP3263801B2 JP32123794A JP32123794A JP3263801B2 JP 3263801 B2 JP3263801 B2 JP 3263801B2 JP 32123794 A JP32123794 A JP 32123794A JP 32123794 A JP32123794 A JP 32123794A JP 3263801 B2 JP3263801 B2 JP 3263801B2
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- Television Systems (AREA)
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図1) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は映像処理装置に関し、例
えば字幕付き映像信号を再生するビデオテープレコーダ
に適用し得るものである。
えば字幕付き映像信号を再生するビデオテープレコーダ
に適用し得るものである。
【0003】
【従来の技術】今日、垂直帰線消去区間を利用して伝送
される字幕情報を映像に重ねて表示する機能、いわゆる
クローズドキヤプシヨン機能が実用化され始めている。
ところで最近ではこの音声を文字として認識できる機能
に着目し、この機能を語学学習用に利用することが検討
され始めている。
される字幕情報を映像に重ねて表示する機能、いわゆる
クローズドキヤプシヨン機能が実用化され始めている。
ところで最近ではこの音声を文字として認識できる機能
に着目し、この機能を語学学習用に利用することが検討
され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが現在のシステ
ムでは確認したい画面を瞬間に静止画面に切り換えるこ
とはできるものの過去の字幕付き画面に戻ることはでき
なかつた。このため聞き逃した言葉を再度確認したいと
思つてもすぐに確認できず語学学習に用いるには不便で
あつた。
ムでは確認したい画面を瞬間に静止画面に切り換えるこ
とはできるものの過去の字幕付き画面に戻ることはでき
なかつた。このため聞き逃した言葉を再度確認したいと
思つてもすぐに確認できず語学学習に用いるには不便で
あつた。
【0005】またビデオテープレコーダにはメモリに記
憶されている一定時間分の音声を何度でも繰り返し聞く
ことができる音声リピート機能が設けられているためこ
の機能と字幕画面を組み合わせれば語学学習に有用に思
われるが、現在のビデオテープレコーダは映像を静止画
に切り換えたとき音声をミユートするようになつている
ためそのまま語学学習には利用できなかつた。
憶されている一定時間分の音声を何度でも繰り返し聞く
ことができる音声リピート機能が設けられているためこ
の機能と字幕画面を組み合わせれば語学学習に有用に思
われるが、現在のビデオテープレコーダは映像を静止画
に切り換えたとき音声をミユートするようになつている
ためそのまま語学学習には利用できなかつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、聞き逃した音声を字幕付き画面と音声とで繰り返し
確認することができる機能を備えた映像処理装置を提案
しようとするものである。
で、聞き逃した音声を字幕付き画面と音声とで繰り返し
確認することができる機能を備えた映像処理装置を提案
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、字幕信号を含む映像信号(S1)
を入力し、復号する復号手段(3)と、当該復号手段
(3)から出力される字幕信号を抜き出して常時現在か
ら一定時間過去に遡つて記憶する第1の記憶手段(3
B)とを有する映像処理系と、映像信号(S1)に対応
する音声信号(S5)を常時現在から一定時間過去に遡
つて記憶する第2の記憶手段(5A)と、当該第2の記
憶手段(5A)に記憶されている音声信号又は映像信号
に対応する音声信号のいずれか一方を切り換えて出力す
る切換手段(5B)とを有する音声処理系とを設け、音
声リピートモードが選択されたとき、映像処理系は映像
信号(S1)の入力を停止して静止画を出力すると共に
第1の記憶手段(3B)に記憶されている字幕信号のう
ち該音声リピートモードが選択された瞬間の字幕信号を
静止画に合成して出力し、音声処理系は切換手段(5
B)より該音声リピートモードが選択された瞬間から一
定時間過去に遡つて記憶されている音声信号を繰り返し
出力し、音声リピートモードが選択されている状態にお
いて静止画像のスクロール(S4)が指示されたとき、
映像処理系は映像信号の入力を停止して静止画を出力す
ると共に第1の記憶手段(3B)に記憶されている字幕
信号のうち現在表示されている字幕に対して過去の時点
の字幕を順次切り換えて静止画に合成して出力し、音声
処理系は切換手段(5B)より該音声リピートモードが
選択された瞬間から一定時間過去に遡つて記憶されてい
る音声信号を繰り返し出力するようにする。
め本発明においては、字幕信号を含む映像信号(S1)
を入力し、復号する復号手段(3)と、当該復号手段
(3)から出力される字幕信号を抜き出して常時現在か
ら一定時間過去に遡つて記憶する第1の記憶手段(3
B)とを有する映像処理系と、映像信号(S1)に対応
する音声信号(S5)を常時現在から一定時間過去に遡
つて記憶する第2の記憶手段(5A)と、当該第2の記
憶手段(5A)に記憶されている音声信号又は映像信号
に対応する音声信号のいずれか一方を切り換えて出力す
る切換手段(5B)とを有する音声処理系とを設け、音
声リピートモードが選択されたとき、映像処理系は映像
信号(S1)の入力を停止して静止画を出力すると共に
第1の記憶手段(3B)に記憶されている字幕信号のう
ち該音声リピートモードが選択された瞬間の字幕信号を
静止画に合成して出力し、音声処理系は切換手段(5
B)より該音声リピートモードが選択された瞬間から一
定時間過去に遡つて記憶されている音声信号を繰り返し
出力し、音声リピートモードが選択されている状態にお
いて静止画像のスクロール(S4)が指示されたとき、
映像処理系は映像信号の入力を停止して静止画を出力す
ると共に第1の記憶手段(3B)に記憶されている字幕
信号のうち現在表示されている字幕に対して過去の時点
の字幕を順次切り換えて静止画に合成して出力し、音声
処理系は切換手段(5B)より該音声リピートモードが
選択された瞬間から一定時間過去に遡つて記憶されてい
る音声信号を繰り返し出力するようにする。
【0008】
【作用】音声リピートモードが選択されている状態で静
止画像のスクロールが指示されると、映像処理系は映像
信号の入力を停止して静止画を出力すると共に第1の記
憶手段に記憶されている字幕信号のうち現在表示されて
いる字幕に対して過去の時点の字幕を順次切り換えて静
止画に合成して出力し、音声処理系は切換手段より該音
声リピートモードが選択された瞬間から一定時間過去に
遡つて記憶されている音声信号を繰り返し出力すること
により、仮に音声が比較的以前の内容のものであり、静
止画に表示された字幕に対応していない場合でも、字幕
の内容を1つずつ古い時点の字幕に切り替えて音声と字
幕とを容易に一致させることができる。
止画像のスクロールが指示されると、映像処理系は映像
信号の入力を停止して静止画を出力すると共に第1の記
憶手段に記憶されている字幕信号のうち現在表示されて
いる字幕に対して過去の時点の字幕を順次切り換えて静
止画に合成して出力し、音声処理系は切換手段より該音
声リピートモードが選択された瞬間から一定時間過去に
遡つて記憶されている音声信号を繰り返し出力すること
により、仮に音声が比較的以前の内容のものであり、静
止画に表示された字幕に対応していない場合でも、字幕
の内容を1つずつ古い時点の字幕に切り替えて音声と字
幕とを容易に一致させることができる。
【0009】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0010】図1において、1は全体として字幕対応型
ビデオテープレコーダを示している。ビデオテープレコ
ーダ1には映像系の処理回路と音声系の処理回路とが内
蔵されているが、ここでは映像系の処理回路から説明す
る。ビデオテープレコーダ1は磁気テープから再生した
映像信号S1をビデオ処理回路2に入力して所定の信号
処理を施した後、クローズドキヤプシヨンデコーダ3に
供給するようになされている。
ビデオテープレコーダを示している。ビデオテープレコ
ーダ1には映像系の処理回路と音声系の処理回路とが内
蔵されているが、ここでは映像系の処理回路から説明す
る。ビデオテープレコーダ1は磁気テープから再生した
映像信号S1をビデオ処理回路2に入力して所定の信号
処理を施した後、クローズドキヤプシヨンデコーダ3に
供給するようになされている。
【0011】このクローズドキヤプシヨンデコーダ3は
映像信号S1に字幕信号が含まれていない場合、映像信
号S1をそのままビデオ出力端子VOUT から出力し、字
幕信号が含まれている場合、これをデコードして映像信
号に字幕を付加するようになされている。ただし字幕信
号が含まれていても字幕表示選択信号S2によつて字幕
の表示が選択されていない場合、クローズドキヤプシヨ
ンデコーダ3は字幕を付加することなく映像信号を入力
されたままの状態で出力するようになされている。
映像信号S1に字幕信号が含まれていない場合、映像信
号S1をそのままビデオ出力端子VOUT から出力し、字
幕信号が含まれている場合、これをデコードして映像信
号に字幕を付加するようになされている。ただし字幕信
号が含まれていても字幕表示選択信号S2によつて字幕
の表示が選択されていない場合、クローズドキヤプシヨ
ンデコーダ3は字幕を付加することなく映像信号を入力
されたままの状態で出力するようになされている。
【0012】次にこれら諸機能を実現するクローズドキ
ヤプシヨンデコーダ3の内部ブロツクについて説明す
る。まずクローズドキヤプシヨンデコーダ3に設けられ
ている2つのメモリ(フレームメモリ3A及び字幕メモ
リ3B)について説明する。フレームメモリ3Aは映像
信号S1から映像部分の情報を抜き出して順次記憶する
メモリであり、原則として新しいフレームの映像信号S
1が入力されるたびに記憶内容を更新するようになされ
ている。
ヤプシヨンデコーダ3の内部ブロツクについて説明す
る。まずクローズドキヤプシヨンデコーダ3に設けられ
ている2つのメモリ(フレームメモリ3A及び字幕メモ
リ3B)について説明する。フレームメモリ3Aは映像
信号S1から映像部分の情報を抜き出して順次記憶する
メモリであり、原則として新しいフレームの映像信号S
1が入力されるたびに記憶内容を更新するようになされ
ている。
【0013】因に音声リピート信号S3がオフ状態から
オン状態に制御された場合(すなわちリピートモードに
制御された場合)、ビデオテープレコーダ1の再生モー
ドは静止画像モードに切り替わり、このモードで再生さ
れた映像信号S1が繰り返しフレームメモリ3Aに書き
込まれる。これにより音声リピート信号S3がオン状態
に制御された瞬間の画像がフレームメモリ3B内にその
まま保持される。因に音声リピート信号S3がオン状態
からオフ状態に切り替えられた場合にはビデオテープレ
コーダの再生モードは通常再生モードに戻るようになさ
れている。
オン状態に制御された場合(すなわちリピートモードに
制御された場合)、ビデオテープレコーダ1の再生モー
ドは静止画像モードに切り替わり、このモードで再生さ
れた映像信号S1が繰り返しフレームメモリ3Aに書き
込まれる。これにより音声リピート信号S3がオン状態
に制御された瞬間の画像がフレームメモリ3B内にその
まま保持される。因に音声リピート信号S3がオン状態
からオフ状態に切り替えられた場合にはビデオテープレ
コーダの再生モードは通常再生モードに戻るようになさ
れている。
【0014】一方、字幕メモリ3Bはスライサ3Cによ
つて映像信号S1から抜き出された字幕信号部分を記憶
するメモリであり、原則として現在時刻を起点として一
定時間過去に遡る期間に入力された内容の異なる複数の
字幕情報を保持するようになされている。ただし音声リ
ピート信号S3がオン状態に制御された場合には新たな
字幕情報の書き込みを停止し、記憶されている字幕信号
のうち最後に取り込んだ文字情報だけを出力するように
なされている。
つて映像信号S1から抜き出された字幕信号部分を記憶
するメモリであり、原則として現在時刻を起点として一
定時間過去に遡る期間に入力された内容の異なる複数の
字幕情報を保持するようになされている。ただし音声リ
ピート信号S3がオン状態に制御された場合には新たな
字幕情報の書き込みを停止し、記憶されている字幕信号
のうち最後に取り込んだ文字情報だけを出力するように
なされている。
【0015】またこの状態(すなわち音声リピート信号
S3がオン状態に制御されている状態)でスクロール信
号S4が入力されると、字幕メモリ3Bは現在出力され
ている字幕情報に代えて1つ前に取り込まれた字幕情報
を出力するようになされている。これによりユーザは現
時点から一定時間内に得られた複数の字幕信号のうち必
要なものを選んで確認できるようになされている。
S3がオン状態に制御されている状態)でスクロール信
号S4が入力されると、字幕メモリ3Bは現在出力され
ている字幕情報に代えて1つ前に取り込まれた字幕情報
を出力するようになされている。これによりユーザは現
時点から一定時間内に得られた複数の字幕信号のうち必
要なものを選んで確認できるようになされている。
【0016】さてこれら2つのメモリ3A及び3Bから
それぞれ出力される映像信号(又は静止画像信号)と字
幕信号は加算器3Dによつて合成されるようになされて
いる。ただし字幕メモリ3Bと加算器3Dとの間には字
幕表示選択信号S2によつて開閉動作するスイツチ3E
が設けられている。このスイツチ3Eは字幕表示選択信
号S2がオフ状態のとき開状態であり、オン状態のとき
字幕メモリ3Bから出力された字幕信号を加算器3Dに
出力するようになされている。
それぞれ出力される映像信号(又は静止画像信号)と字
幕信号は加算器3Dによつて合成されるようになされて
いる。ただし字幕メモリ3Bと加算器3Dとの間には字
幕表示選択信号S2によつて開閉動作するスイツチ3E
が設けられている。このスイツチ3Eは字幕表示選択信
号S2がオフ状態のとき開状態であり、オン状態のとき
字幕メモリ3Bから出力された字幕信号を加算器3Dに
出力するようになされている。
【0017】これにより字幕表示選択信号S2がオフ状
態の場合にはフレームメモリ3Aから出力された映像信
号が加算器3Dを介してそのままビデオ出力端子VOUT
に出力され、オン状態の場合には加算器3Dにおいて合
成された字幕付き静止画がビデオ出力端子VOUT に出力
されるようになされている。
態の場合にはフレームメモリ3Aから出力された映像信
号が加算器3Dを介してそのままビデオ出力端子VOUT
に出力され、オン状態の場合には加算器3Dにおいて合
成された字幕付き静止画がビデオ出力端子VOUT に出力
されるようになされている。
【0018】続いて音声系の処理回路を説明する。ビデ
オテープレコーダ1は入力されたオーデイオ信号S5を
オーデイオ処理回路4に取り込んで所定の処理を施した
後、音声リピート用処理回路5に与えるようになされて
いる。この音声リピート用処理回路5には音声メモリ5
Aが内蔵されている。音声メモリ5Aは順次取り込まれ
るオーデイオ信号S5を現時点から一定時間過去に遡つ
て記憶しつつ、原則として現時点に取り込まれるオーデ
イオ信号S5をそのまま出力するようになされている。
ただし音声メモリ5Aは音声リピート信号S3がオン状
態に制御されたとき、オーデイオ信号の取り込みを停止
し、記憶されているオーデイオ信号を繰り返し出力する
ようになされている。
オテープレコーダ1は入力されたオーデイオ信号S5を
オーデイオ処理回路4に取り込んで所定の処理を施した
後、音声リピート用処理回路5に与えるようになされて
いる。この音声リピート用処理回路5には音声メモリ5
Aが内蔵されている。音声メモリ5Aは順次取り込まれ
るオーデイオ信号S5を現時点から一定時間過去に遡つ
て記憶しつつ、原則として現時点に取り込まれるオーデ
イオ信号S5をそのまま出力するようになされている。
ただし音声メモリ5Aは音声リピート信号S3がオン状
態に制御されたとき、オーデイオ信号の取り込みを停止
し、記憶されているオーデイオ信号を繰り返し出力する
ようになされている。
【0019】また音声リピート用処理回路5にはオーデ
イオ処理回路4から入力したオーデイオ信号と音声メモ
リ5Aから入力されるオーデイオ信号とのいずれか一方
を選択的にオーデイオ出力端子AOUT へ出力する切換回
路5Bが設けられている。この切換回路5Bも音声リピ
ート信号S3によつて切換制御され、リピート信号S3
がオフ状態に制御されたとき(すなわち通常モード
時)、入力端子P1に入力される実時間のオーデイオ信
号をそのまま出力し続けるようになされている。これに
対してリピート信号S3がオン状態に制御されたとき
(すなわちリピートモードに制御されたとき)、切換回
路5Bは音声メモリ5Aに記憶されているオーデイオ信
号を入力端子P2から取り込んで繰り返し出力するよう
になされている。
イオ処理回路4から入力したオーデイオ信号と音声メモ
リ5Aから入力されるオーデイオ信号とのいずれか一方
を選択的にオーデイオ出力端子AOUT へ出力する切換回
路5Bが設けられている。この切換回路5Bも音声リピ
ート信号S3によつて切換制御され、リピート信号S3
がオフ状態に制御されたとき(すなわち通常モード
時)、入力端子P1に入力される実時間のオーデイオ信
号をそのまま出力し続けるようになされている。これに
対してリピート信号S3がオン状態に制御されたとき
(すなわちリピートモードに制御されたとき)、切換回
路5Bは音声メモリ5Aに記憶されているオーデイオ信
号を入力端子P2から取り込んで繰り返し出力するよう
になされている。
【0020】以上の構成において、ビデオテープレコー
ダ1を語学学習に用いる場合の操作及び回路動作を説明
する。ただしここでは映像信号S1に字幕信号が含まれ
ているものとして説明する。まず字幕を映像に重ねて表
示しない状態でヒヤリングを試したい場合、ユーザは字
幕表示選択信号S2をオフにすれば良い。このとき字幕
が付されていない映像信号S1がクローズドキヤプシヨ
ンデコーダ3から出力され、また実時間のオーデイオ信
号S5が音声リピート用処理回路5の切換回路5Bを介
して出力されている。
ダ1を語学学習に用いる場合の操作及び回路動作を説明
する。ただしここでは映像信号S1に字幕信号が含まれ
ているものとして説明する。まず字幕を映像に重ねて表
示しない状態でヒヤリングを試したい場合、ユーザは字
幕表示選択信号S2をオフにすれば良い。このとき字幕
が付されていない映像信号S1がクローズドキヤプシヨ
ンデコーダ3から出力され、また実時間のオーデイオ信
号S5が音声リピート用処理回路5の切換回路5Bを介
して出力されている。
【0021】そのうち音声を聞き取ることができなかつ
た場面について、音声を再度繰り返し聞きたくなつた場
合、ユーザはリピート信号S3をオン状態に切り換える
ように操作すれば良い。すると表示画面は音声リピート
信号S3がオン状態に制御された瞬間の静止画像に切り
替わる。またこのとき切換回路5Bの入力端がP2側に
切り換わることにより音声メモリ5Aに記憶されている
一定時間過去の音声が繰り返し出力される状態になる。
これによりユーザは任意の画面における音声を納得する
まで繰り返し聞くことができる。
た場面について、音声を再度繰り返し聞きたくなつた場
合、ユーザはリピート信号S3をオン状態に切り換える
ように操作すれば良い。すると表示画面は音声リピート
信号S3がオン状態に制御された瞬間の静止画像に切り
替わる。またこのとき切換回路5Bの入力端がP2側に
切り換わることにより音声メモリ5Aに記憶されている
一定時間過去の音声が繰り返し出力される状態になる。
これによりユーザは任意の画面における音声を納得する
まで繰り返し聞くことができる。
【0022】一方、字幕を見ながらヒヤリングを試した
い場合、ユーザは字幕表示選択信号S2をオンにする。
これによりクローズドキヤプシヨンデコーダ3から出力
される映像信号には字幕が常に重ねて表示される状態に
なり、ユーザは字幕によつて発音内容を確認しながら映
像を視聴することができる。そのうち音声を聞き取れな
かつた場面について、再度音声を繰り返し聞きたくなつ
た場合、ユーザは音声リピート信号S3をオン状態に切
り換える。
い場合、ユーザは字幕表示選択信号S2をオンにする。
これによりクローズドキヤプシヨンデコーダ3から出力
される映像信号には字幕が常に重ねて表示される状態に
なり、ユーザは字幕によつて発音内容を確認しながら映
像を視聴することができる。そのうち音声を聞き取れな
かつた場面について、再度音声を繰り返し聞きたくなつ
た場合、ユーザは音声リピート信号S3をオン状態に切
り換える。
【0023】このようにすると表示画面は音声リピート
信号S3がオン状態に制御された瞬間の字幕付き静止画
像に切り替わると共に、音声メモリ5Aに記憶されてい
る一定時間過去に遡つた音声が繰り返し出力される状態
になる。これによりユーザは納得するまで字幕と音声と
の両方でヒヤリングを試すことができる。
信号S3がオン状態に制御された瞬間の字幕付き静止画
像に切り替わると共に、音声メモリ5Aに記憶されてい
る一定時間過去に遡つた音声が繰り返し出力される状態
になる。これによりユーザは納得するまで字幕と音声と
の両方でヒヤリングを試すことができる。
【0024】さてこのとき確認したかつた発音内容が比
較的前の情報であり、静止画像に合成して表示されてい
る字幕が発音内容に対応していない場合、ユーザはスク
ロール信号S4を入力すれば良い。このようにすれば字
幕の内容を1つづつ古い時点の字幕に切り替えることが
でき、発音と内容とを納得するまで繰り返し確認するこ
とができる。そしてリピートモードによるヒヤリングの
確認動作を終了するときには、リピート信号S3を再び
オフ状態に戻せば良く、このようにすれば実時間の映像
(この場合には字幕を含む)及び音声の出力状態に再び
戻ることができる。
較的前の情報であり、静止画像に合成して表示されてい
る字幕が発音内容に対応していない場合、ユーザはスク
ロール信号S4を入力すれば良い。このようにすれば字
幕の内容を1つづつ古い時点の字幕に切り替えることが
でき、発音と内容とを納得するまで繰り返し確認するこ
とができる。そしてリピートモードによるヒヤリングの
確認動作を終了するときには、リピート信号S3を再び
オフ状態に戻せば良く、このようにすれば実時間の映像
(この場合には字幕を含む)及び音声の出力状態に再び
戻ることができる。
【0025】以上の構成によれば、映像信号に合成して
出力される字幕信号を常に現在から一定時間過去に遡つ
て記憶する字幕メモリ3Bと共に、当該字幕メモリ3B
に記憶されている画像と同様、現在から一定時間過去に
遡つたオーデイオ信号を記憶する音声メモリ5Aとを設
け、音声リピート信号がオン状態に切り替わつた場合に
は字幕の出力及び音声の出力をこれらメモリ3B及び5
Aの出力に切り替えるようにしたことにより、任意の場
面の音声を文字情報と共に繰り返し確認することができ
る語学学習に用いる際の使い勝手を一段と向上させるこ
とができる。
出力される字幕信号を常に現在から一定時間過去に遡つ
て記憶する字幕メモリ3Bと共に、当該字幕メモリ3B
に記憶されている画像と同様、現在から一定時間過去に
遡つたオーデイオ信号を記憶する音声メモリ5Aとを設
け、音声リピート信号がオン状態に切り替わつた場合に
は字幕の出力及び音声の出力をこれらメモリ3B及び5
Aの出力に切り替えるようにしたことにより、任意の場
面の音声を文字情報と共に繰り返し確認することができ
る語学学習に用いる際の使い勝手を一段と向上させるこ
とができる。
【0026】また字幕メモリ3Aに記憶されている複数
の字幕情報のうち任意の字幕を選択して出力できるよう
にしたことにより、音声メモリ5Aから繰り返し読み出
される音声と表示される字幕との間に時間的なずれがあ
る場合にもこれを補正することができ、語学学習時にお
ける使い勝手を一段と向上させることができる。
の字幕情報のうち任意の字幕を選択して出力できるよう
にしたことにより、音声メモリ5Aから繰り返し読み出
される音声と表示される字幕との間に時間的なずれがあ
る場合にもこれを補正することができ、語学学習時にお
ける使い勝手を一段と向上させることができる。
【0027】なお上述の実施例においては、字幕メモリ
3Bに現時点から一定期間過去に遡つた映像を記憶して
おき、スクロール信号S4が入力される度に1つづつ過
去の字幕信号に切り換える場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、音声リピート信号S3が入力された
瞬間に表示されていた字幕信号だけしか表示しないもの
についても適用し得る。このようにしても繰り返し再生
される音声の内容の少なくとも一部を字幕で確認できる
ことにより従来に比して学習効果を高めることができ
る。
3Bに現時点から一定期間過去に遡つた映像を記憶して
おき、スクロール信号S4が入力される度に1つづつ過
去の字幕信号に切り換える場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、音声リピート信号S3が入力された
瞬間に表示されていた字幕信号だけしか表示しないもの
についても適用し得る。このようにしても繰り返し再生
される音声の内容の少なくとも一部を字幕で確認できる
ことにより従来に比して学習効果を高めることができ
る。
【0028】また上述の実施例においては、字幕付き映
像に対応する機能を内蔵するビデオテープレコーダにつ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、字幕が付された
映像信号を記憶したデイスク状記録媒体から映像信号及
び音声信号を再生するビデオデイスクプレーヤ等のデイ
スク再生装置にも広く適用し得る。
像に対応する機能を内蔵するビデオテープレコーダにつ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、字幕が付された
映像信号を記憶したデイスク状記録媒体から映像信号及
び音声信号を再生するビデオデイスクプレーヤ等のデイ
スク再生装置にも広く適用し得る。
【0029】さらに上述の実施例においては、ビデオテ
ープレコーダ等の再生装置から字幕付き映像信号S1を
取り込む場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、テレビジヨン受像器等のようにチユーナによつて受
信された字幕付き映像信号を実時間で信号処理する映像
処理装置に広く適用し得る。因にこれら実時間の映像信
号を入力するテレビジヨン受像器の場合には、音声リピ
ート信号S3がオフ状態からオン状態に切り替わつたと
き、映像信号のフレームメモリ3Aへの入力を停止すれ
ば良い。このようにすれば音声リピート信号S3がオン
状態になつた瞬間の映像と字幕との合成画像を実施例の
場合と同様静止画像として確認できる。
ープレコーダ等の再生装置から字幕付き映像信号S1を
取り込む場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、テレビジヨン受像器等のようにチユーナによつて受
信された字幕付き映像信号を実時間で信号処理する映像
処理装置に広く適用し得る。因にこれら実時間の映像信
号を入力するテレビジヨン受像器の場合には、音声リピ
ート信号S3がオフ状態からオン状態に切り替わつたと
き、映像信号のフレームメモリ3Aへの入力を停止すれ
ば良い。このようにすれば音声リピート信号S3がオン
状態になつた瞬間の映像と字幕との合成画像を実施例の
場合と同様静止画像として確認できる。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、音声リピ
ートモードが選択されている状態で静止画像のスクロー
ルが指示されると、映像処理系は映像信号の入力を停止
して静止画を出力すると共に第1の記憶手段に記憶され
ている字幕信号のうち現在表示されている字幕に対して
過去の時点の字幕を順次切り換えて静止画に合成して出
力し、音声処理系は切換手段より該音声リピートモード
が選択された瞬間から一定時間過去に遡つて記憶されて
いる音声信号を繰り返し出力することにより、仮に音声
が比較的以前の内容のものであり、静止画に表示された
字幕に対応していない場合でも、字幕の内容を1つずつ
古い時点の字幕に切り替えて音声と字幕とを容易に一致
させることができる。
ートモードが選択されている状態で静止画像のスクロー
ルが指示されると、映像処理系は映像信号の入力を停止
して静止画を出力すると共に第1の記憶手段に記憶され
ている字幕信号のうち現在表示されている字幕に対して
過去の時点の字幕を順次切り換えて静止画に合成して出
力し、音声処理系は切換手段より該音声リピートモード
が選択された瞬間から一定時間過去に遡つて記憶されて
いる音声信号を繰り返し出力することにより、仮に音声
が比較的以前の内容のものであり、静止画に表示された
字幕に対応していない場合でも、字幕の内容を1つずつ
古い時点の字幕に切り替えて音声と字幕とを容易に一致
させることができる。
【図1】本発明による映像処理装置の一実施例を示すブ
ロツク図である。
ロツク図である。
1……ビデオテープレコーダ、3……クローズドキヤプ
シヨンデコーダ、3A……フレームメモリ、3B……字
幕メモリ、3C……スライサ、5……音声リピート用処
理回路、5A……音声メモリ、5B……切換回路。
シヨンデコーダ、3A……フレームメモリ、3B……字
幕メモリ、3C……スライサ、5……音声リピート用処
理回路、5A……音声メモリ、5B……切換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 裕成 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−322221(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/025 - 7/088
Claims (2)
- 【請求項1】字幕信号を含む映像信号を入力し、復号す
る復号手段と、当該復号手段から出力される字幕信号を
抜き出して常時現在から一定時間過去に遡つて記憶する
第1の記憶手段とを有する映像処理系と、 上記映像信号に対応する音声信号を常時現在から一定時
間過去に遡つて記憶する第2の記憶手段と、当該第2の
記憶手段に記憶されている音声信号又は上記映像信号に
対応する音声信号のいずれか一方を切り換えて出力する
切換手段とを有する音声処理系とを具え、 音声リピートモードが選択されたとき、上記映像処理系
は上記映像信号の入力を停止して静止画を出力すると共
に上記第1の記憶手段に記憶されている字幕信号のうち
該音声リピートモードが選択された瞬間の字幕信号を上
記静止画に合成して出力し、上記音声処理系は上記切換
手段より該音声リピートモードが選択された瞬間から一
定時間過去に遡つて記憶されている音声信号を繰り返し
出力し、 音声リピートモードが選択されている状態において静止
画像のスクロールが指示されたとき、上記映像処理系は
上記映像信号の入力を停止して静止画を出力すると共に
上記第1の記憶手段に記憶されている字幕信号のうち現
在表示されている字幕に対して過去の時点の字幕を順次
切り換えて静止画に合成して出力し、上記音声処理系は
上記切換手段より該音声リピートモードが選択された瞬
間から一定時間過去に遡つて記憶されている音声信号を
繰り返し出力する ことを特徴とする映像処理装置。 - 【請求項2】上記入力される映像信号は記録媒体から再
生された信号であり、上記音声リピートモードが選択さ
れたとき、当該映像信号は上記記録媒体から静止画状態
で再生されることを特徴とする請求項1に記載の映像処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32123794A JP3263801B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-11-30 | 映像処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26203794 | 1994-09-30 | ||
JP6-262037 | 1994-09-30 | ||
JP32123794A JP3263801B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-11-30 | 映像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154235A JPH08154235A (ja) | 1996-06-11 |
JP3263801B2 true JP3263801B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=26545358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32123794A Expired - Fee Related JP3263801B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-11-30 | 映像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263801B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003063481A1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for processing audio signals and audio processing system for applying this method |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32123794A patent/JP3263801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08154235A (ja) | 1996-06-11 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |