JPH07203243A - 垂直同期分離回路及びその垂直同期分離回路を備えた映像再生装置 - Google Patents

垂直同期分離回路及びその垂直同期分離回路を備えた映像再生装置

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JPH07203243A
JPH07203243A JP33579493A JP33579493A JPH07203243A JP H07203243 A JPH07203243 A JP H07203243A JP 33579493 A JP33579493 A JP 33579493A JP 33579493 A JP33579493 A JP 33579493A JP H07203243 A JPH07203243 A JP H07203243A
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JP
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period
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JP33579493A
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Inventor
Tadashi Amino
忠 網野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直同期分離回路をデジタル回路で構成し集
積回路内に配置して外付け部品点数の少ない集積回路を
提供することを目的とする。 【構成】 垂直同期パルス期間には、セレクタ1が+1
加算器1を選択し、レジスタ8へ加算されたカウント値
を入力する。そして、レジスタ8にクロックが入力され
る度に、レジスタ8に保持されたカウンタ値を+1加算
器1へ出力し、カウンタ値が加算される。一方、切り込
みパルス期間では、−1加算器2がセレクタ5により選
択され、カウンタ値を減算するが、切り込みパルス期間
は、短いためカウント値はあまり下がらない。そして、
レジスタ8に保持されたカウント値は、コンパレータ9
でリファレンスと比較され、リファレンス値以上になる
と垂直同期信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ビデオテープレコーダなどの映像再生装置において、テ
レビジョン信号からの垂直同期信号を分離する垂直同期
分離回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の映像再生装置における垂
直同期分離回路においては、アナログ回路で処理されて
いた。即ち、日本放送出版協会昭和58年4月1日発行
の「NHKカラーテレビ教科書(上)」の151頁から
153頁に記載されているような抵抗とコンデンサから
なる積分回路で分離されていた。
【0003】しかしながら、このような従来のアナログ
回路では、コンデンサなどの素子が必要となっていたた
めC−MOSの集積回路内にいれることは困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した欠
点を解決するために、垂直同期分離回路をデジタル回路
で構成することにより、集積回路内部に取り込むことが
できるとともに、映像再生装置のシステムの規模を小さ
くできるようにした垂直同期分離回路を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
信号の複合同期信号から垂直同期信号を分離するための
垂直同期分離回路であって、前記複合同期信号から同期
信号期間を検出する同期信号期間検出回路と、前記同期
信号検出回路から出力に基づき水平同期パルス期間及び
等化パルス期間と垂直同期パルス期間には、加算器でカ
ウント値を加算し、それ以外の期間には、減算器でカウ
ント値を減算して得られる出力カウント値を選択出力す
る選択回路と、前記選択回路からの出力カウント値を保
持し、その出力カウント値を前記加算器及び減算器へ出
力するレジスタと、前記同期信号検出回路から出力に基
づき水平同期パルス期間及び等化パルス期間と垂直同期
パルス期間での前記レジスタの出力カウント値が最大値
である場合と、それ以外の期間で前記レジスタの出力カ
ウント値が0である場合とを検出し、その場合前記レジ
スタの値を保持させるように指示するための出力を発生
する手段と、前記レジスタの出力カウント値と所定のカ
ウント値とを比較して垂直同期信号を取り出す手段とを
備えてなることを特徴とする垂直同期分離回路である。
【0006】また、本発明は、上記垂直同期分離回路を
備えた映像再生装置でもある。
【0007】
【作用】本発明は、以上のように構成したため、カウン
タにより垂直同期パルス期間をカウンタによりカウント
し、そのカウント値の最大値までカウントして保持する
ようにして所定値以上のカウント値の期間を垂直同期と
して抽出する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明を
する。図1は本発明の実施例を示す。図1において、1
は+1の加算器、2は−1の加算器、3はカウント値の
最大値を検出するRCデコーダ、4はカウント値0を検
出する0デコーダ、5は加算器1,2のどちらかを出力
するかを選択するセレクタ、6はRCデコーダ3と0デ
コーダ4からの出力を選択するセレクタ、7はインバー
タ、8はレジスタ、9はコンパレータである。
【0009】次に、動作を説明する。図1の回路の基本
動作は、まず、複合同期信号が入力されると、セレクタ
5は、複合同期信号がL(LOW)の期間(即ち、同期
パルス期間)には、+1加算器1の出力を選択して、レ
ジスタ8へカウント値を出力し保持する。そして、この
レジスタ8は、クロックに基づいて再度、+1加算器1
と−1加算器とに帰還され、カウント値をそれぞれ+
1,−1する。
【0010】逆に、複合同期信号がH(HIGH)の期
間(即ち、同期パルス期間以外の期間)には、−1加算
器2の出力をセレクタ5が選択して、レジスタ8へカウ
ント値を出力し保持する。そして、同様にクロックに基
づき、再度、+1加算器1、−1加算器2へ入力される
ようになっている。
【0011】ここで、具体的な例を説明するため、図2
に示すように複合同期信号の垂直期間パルス期間を含む
部分での動作を説明する。
【0012】まず、等化パルス期間のL期間では、セレ
クタ5は、+1加算器1の出力が選択されるので、Lの
期間のクロックの発生数だけ+1加算され続けるため、
そのクロックの発生数のカウンタ値がレジスタ8に保持
される。ところが、この等化パルス期間は、短いため、
すぐにH期間となる。そこで、H期間となると、逆に−
1加算器2側にセレクタ5が選択され、レジスタ8に保
持されたカウント値は、減算されていく。
【0013】この減算したカウンタ値は、0になると0
デコーダ4で検出し、更に、同期信号がH期間の時に
は、セレクタ6が0デコーダ4からの出力を選択し、イ
ンバータ7を介して、レジスタ8のイネーブル端子へ出
力し、レジスタ8の値0を保持し続けるようにする。
【0014】ところで、この時のレジスタ8の出力の最
大値とコンパレータ9のリファレンスとを比較すると、
最大値がリファレンスまで達していないため、コンパレ
ータ9の出力はHとなる。
【0015】一方、垂直同期パルスのある期間では、垂
直同期パルス期間はL期間であるため、セレクタ5は+
1加算器1の出力を選択し、L期間中に生ずるクロック
の数だけのカウント値としてレジスタ8に保持される。
そして、切り込みパルスの期間であるH期間は、−1加
算器2が選択され、減算されるが、すぐに垂直同期パル
ス期間であるH期間となるので、セレクタ5が+1加算
器1を選択し、加算する。そして、数回この動作を繰り
返す。
【0016】ところで、レジスタ8へ保持するのに最大
値(RCポイント)を決めており、カウンタ値がそれ以
上にならないようにしている。従って、カウンタ値がR
Cポイントにくれば、RCデコーダ3が検出し、更に、
同期信号期間がL期間であれば、セレクタ6の出力をR
Cデコーダ3に選択し、インバータ7を介して、レジス
タ8のイネーブル端子に出力し、RCポイント以上のカ
ウント値とならないようにする。
【0017】この垂直同期パルス期間がある期間でのカ
ウント値とコンパレータ9のリファレンスとを比較する
と、リファレンスよりも高いカウント値である期間は、
コンパレータ9はLの出力をすることにより、そのL期
間が出力垂直同期信号として出力される(図2の(C)
参照)。
【0018】尚、コンパレータ9のリファレンスは、等
化パルス期間の最大値のカウンタ値よりは高く設定しR
Cポイントよりは、低く設定していることは言うまでも
ないことである。
【0019】また、このクロック周波数は、例えば、カ
ウント値を垂直同期パルス期間で100した場合では、
垂直同期パルス期間が約27μsであるので、100カ
ウント/27μs=3.70MHzであればよい。この
ようにクロック周波数は、カウント値を任意に選べば求
めることができるが、通常、デジタル信号処理などにお
いて用いられるクロックは、水平同期周波数もしくは色
副搬送波周波数の整数倍のものが用いられるのでそのク
ロックを利用すれば、新たにクロックを作成する必要も
なくなることは言うまでもないことである。
【0020】以上により、垂直同期パルス期間のある期
間に多少ノイズが乗っても、カウンタ値を少し低下させ
るだけで、コンパレータのリファレンスを大きく下回る
ことはないため、安定した垂直同期分離が行える。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、集積回路
内部で垂直同期分離回路を構成でき、外付け部品をなく
すことができ、また、安定した同期分離を行うことがで
きるという多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 +1の加算器 2 −1の加算器 3 RCデコーダ 4 0デコーダ 5 セレクタ 6 セレクタ 7 インバータ 8 レジスタ 9 コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号の複合同期信号から垂
    直同期信号を分離するための垂直同期分離回路であっ
    て、 前記複合同期信号から同期信号期間を検出する同期信号
    期間検出回路と、 前記同期信号検出回路から出力に基づき水平同期パルス
    期間及び等化パルス期間と垂直同期パルス期間には、加
    算器でカウント値を加算し、それ以外の期間には、減算
    器でカウント値を減算して得られる出力カウント値を選
    択出力する選択回路と、 前記選択回路からの出力カウント値を保持し、その出力
    カウント値を前記加算器及び減算器へ出力するレジスタ
    と、 前記同期信号検出回路から出力に基づき水平同期パルス
    期間及び等化パルス期間と垂直同期パルス期間での前記
    レジスタの出力カウント値が最大値である場合と、それ
    以外の期間で前記レジスタの出力カウント値が0である
    場合とを検出し、その場合前記レジスタの値を保持させ
    るように指示するための出力を発生する手段と、 前記レジスタの出力カウント値と所定のカウント値とを
    比較して垂直同期信号を取り出す手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする垂直同期分離回路。
  2. 【請求項2】 テレビジョン信号の複合同期信号から垂
    直同期信号を分離するための垂直同期分離回路を備える
    映像再生装置であって、 前記複合同期信号から同期信号期間を検出する同期信号
    期間検出回路と、 前記同期信号検出回路から出力に基づき水平同期パルス
    期間及び等化パルス期間と垂直同期パルス期間には、加
    算器でカウント値を加算し、それ以外の期間には、減算
    器でカウント値を減算して得られる出力カウント値を選
    択出力する選択回路と、 前記選択回路からの出力カウント値を保持し、その出力
    カウント値を前記加算器及び減算器へ出力するレジスタ
    と、 前記同期信号検出回路から出力に基づき水平同期パルス
    期間及び等化パルス期間と垂直同期パルス期間での前記
    レジスタの出力カウント値が最大値である場合と、それ
    以外の期間で前記レジスタの出力カウント値が0である
    場合とを検出し、その場合前記レジスタの値を保持させ
    るように指示するための出力を発生する手段と、 前記レジスタの出力カウント値と所定のカウント値とを
    比較して垂直同期信号を取り出す手段とからなる垂直同
    期分離回路を備えたことを特徴とする映像再生装置。
JP33579493A 1993-12-28 1993-12-28 垂直同期分離回路及びその垂直同期分離回路を備えた映像再生装置 Pending JPH07203243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431748B1 (ko) * 2001-12-24 2004-05-17 주식회사 하이닉스반도체 수직 동기신호 검출기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431748B1 (ko) * 2001-12-24 2004-05-17 주식회사 하이닉스반도체 수직 동기신호 검출기

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