JPH07203239A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH07203239A
JPH07203239A JP6335213A JP33521394A JPH07203239A JP H07203239 A JPH07203239 A JP H07203239A JP 6335213 A JP6335213 A JP 6335213A JP 33521394 A JP33521394 A JP 33521394A JP H07203239 A JPH07203239 A JP H07203239A
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    • H04N3/23Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
    • H04N3/233Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 変調回路100は、切り換え信号Vdに応答
し、インダクタンスT1内の電流の導通を制御する同期
スイッチQ2の導通状態を切り換える。帰線パルスRt
1の源W1に結合される信号発生器200は、水平周波
数ののこぎり波信号Hsawを発生する。左右補正信号
WFMが結合される手段U1は、信号Hsawと信号V
gに応答して、スイッチQ2の導通を禁止する第1の極
性とスイッチQ2の導通を可能にする第2の極性とを有
する切り換え信号Vgを発生する。信号Vgの第1の極
性は帰線期間の前半内で始まり、第2の極性は水平期間
の残りの期間内で始まる。 【効果】 画像表示システムおよび同期システムが、過
渡的干渉または漏話によるスプリアス作用の影響を受け
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ方式(swi
tched mode)の回路による陰極線管の偏向振
幅制御の分野に関し、特に、水平期間中の同期およびタ
イミングに関する。
【0002】
【発明の背景】スイッチ方式で駆動される回路を使用し
て、インダクタンス内の電流を制御することはよく知ら
れている。インダクタンスは、変成器、チョークまたは
偏向巻線から成り、インダクタンス内を流れる電流はス
イッチング信号によって制御される。インダクタンスを
流れる電流を制御するよく知られている例は、スイッチ
方式で駆動されるダイオード変調器を使用することによ
る糸巻き/台形表示誤差の修正である。変調器はD級増
幅器を含み、出力信号は、まとめられて偏向回路に結合
される。このような変調装置は、要求される補正特性に
応じて幅が変化するパルスを有する、一定の振幅の信号
によって変調される。例えば、左右補正システムでは、
変調用パルスの繰返し周波数は水平周波数と同期するよ
うに選定され、幅の変化すなわち変調は、垂直周波数の
台形またはパラボラ形の波形によって決定される。この
スイッチ変調器は、偏向回路のような、誘導性負荷に結
合される。従って、ターンオン時に、導通した電流はゼ
ロから次第に増加する。しかしながら、装置のターンオ
フ時に、誘導性負荷に貯えられたエネルギーは電圧の過
渡状態を生じる。このような誘導性ターンオフの過渡状
態の種々の望ましくない影響を最少にする回路技術が知
られている。例えば、画像表示装置では、水平周波数の
パルス信号のタイミングまたは位相を調整して、誘導性
スイッチングに起因するターンオフ過渡状態が、画像の
表示されない期間中に生じるようにし、従って過渡状態
が見えないようにすることがよく知られている。しかし
ながら、過渡状態を水平帰線消去期間中に起こるように
位置させると、この期間内に存在する種々のテレビジョ
ン信号と干渉を生じる。更に、水平周波数のパルスは、
例えば、垂直周波数の信号によって幅が変調されるの
で、その結果生じるターンオフ過渡状態も、帰線消去期
間中に位置が変わる。従って過渡状態は、画面に表示さ
れず視界から隠されているが、水平位置で移動し、基準
カラーバーストおよび/または“バックポーチ”のクラ
ンプ期間と干渉を生じるかも知れない。基準カラーバー
ストに対するこのような干渉は、色相または彩度の誤差
を生じ、この誤差は垂直周波数の補正信号に応じて変動
する。“バックポーチ”期間中に存在する干渉により、
表示画像の黒レベルに同様な垂直周波数の変動が生じ
る。
【0003】誘導性のスイッチ・オフ過渡状態はいくつ
かの異なる経路を通ってビデオ信号に結合される。例え
ば、過渡状態は、電源母線または地上トレースを介して
ビデオ信号に結合される。過渡状態は拡散し、その後の
処理を受ける前に、ビデオ信号路の中に入るので、ビデ
オ信号の混乱またはグリッチを生じ、実際のスイッチ・
オフ瞬時からのずれを生じる。また、拡散したターンオ
フ過渡状態は多数のピック・アップ点に結合されること
もあり、その結果、多数のグリッチを生じ、その後の伝
播およびビデオ信号が遭遇する信号処理の遅延に比例し
て時間的ずれを生じる。
【0004】
【発明の概要】映像表示装置は、インダクタンス内の電
流の導通を制御するために、制御可能な同期スイッチを
備える。変調器は、スイッチング信号に応答して、制御
可能なスイッチの導通状態を切り換える。変調信号源お
よび水平周波数の信号源は、スイッチング信号を発生す
る回路に結合される。スイッチング信号は、スイッチ内
の導通を阻止する第1の極性と、スイッチ内の導通を可
能にする第2の極性を有する。第1の極性は帰線消去期
間内の予め定められる点で始まり、第2の極性は水平期
間の残りの時間内に始まる。
【0005】
【実施例】図1は左右の水平偏向波形の補正を行うTV
受像機の一部分のブロック図を示す。図1に示すTV受
像機は、種々の他の副系統を省略して簡略化されてい
る。アンテナは、説明のために、ソースTV信号を示し
ているが、これらの信号は他のRFまたはベースバンド
・システム(例えば、“ケーブル”、VCR、ビデオデ
ィスク、CD ROM、コンピュータなど)によっても
供給される。図1で、複合ビデオ信号Aは、例えば復調
器101の出力において発生される。次にビデオ信号A
はルミナンス分離器102により更に処理され、ルミナ
ンス信号Yを発生する。また、ビデオ信号Aは、クロミ
ナンス(クロマ)分離器104により処理され、被変調
色副搬送波信号Cが取り出される。
【0006】同期信号は同期分離器107でビデオ信号
から分離され、同期分離器は同期信号Sを発生する。同
期信号Sは水平偏向回路108に結合され、ここで水平
周波数の信号が得られる。水平偏向回路108の出力は
偏向巻線Lxに結合され、CRTの電子ビームを水平偏
向する。偏向巻線Lxは、CRTに表示される振幅を制
御する、左右補正変調回路109にも結合される。左右
補正変調回路109は同期信号Sに結合され、また水平
偏向回路108に結合される。同期信号Sは垂直偏向回
路110に結合され、ここで垂直周波数の信号が同期信
号Sから得られる。垂直偏向回路110は偏向巻線Ly
に結合され、CRTの電子ビームを垂直偏向する。
【0007】クロミナンス信号Cおよび同期信号Sは発
振器/復調器105に供給される。発振器は基準色副搬
送波すなわちカラーバーストに位相ロックされ、カラー
バーストは、クロミナンス信号Cの中に存在する符号化
されたカラー信号を復調するのに使用される。復調され
たカラー信号および分離され遅延されたルミナンス信号
Ydはマトリクス106に送られ、マトリクス106は
CRTに表示するのに適した出力信号、例えば、赤、緑
および青信号を取り出す。伝播時間は、分離されたルミ
ナンス信号Yと、復調されたカラー信号とで異なり、Y
信号が通常進むので、ルミナンス信号路内に遅延要素1
03が通常含まれ、遅延されたルミナンス信号Ydを発
生する。
【0008】信号処理および伝播による遅延は受像機の
製造者および型式によって異なる。図4の波形Aは、複
合ビデオ信号Aの水平帰線消去期間を示し、複合ビデオ
信号Aと、分離され符号化されたクロミナンス信号Cと
の相対的タイミングを示す。図4の波形AとCとの間の
遅延Δt2は信号処理から生じ、これは、例えば1つの
特定のTV受像機では、約2μsである。しかしなが
ら、符号化されたカラー信号を表示するための基本的要
件として、ルミナンス成分と復調されたカラー信号が、
受像管面にカラー画像を発生させるために再び結合され
る時に、互いに正確に時間調整されていなければならな
い。従って、スイッチモードの左右補正回路により発生
される、スイッチング過渡状態は、ターンオフの瞬時以
外の時に不要な混乱を起こすことがある。パルス幅変調
回路に結合される信号の極性を調整して、ターンオフで
発生される高電流過渡状態が水平期間の非表示部分、例
えば水平帰線消去期間あるいは画面の水平過走査領域の
間に起こるようにすることがよく知られている。しかし
ながら、前に述べたように、過渡状態の発生をこのよう
な位置にすると、目に見える望ましくない別の損傷を表
示画像に生じる可能性がある。
【0009】図2は、発明的タイミング回路200を含
んでいる左右の偏向波形補正のためのダイオード変調を
備えた水平偏向回路を示す。図2で、水平出力トランジ
スタQ2は、信号発生器(図示せず)から発生されるパ
ルス信号で駆動される。トランジスタQ2のコレクタ
は、水平出力変成器T1を介して、水平偏向巻線Lxに
結合され、偏向巻線Lxは、S字補正コンデンサCsお
よび直線性補正コイルLlinに結合される。ダイオー
ド変調回路100は、ダイオードD3およびD4とコン
デンサC9およびC10から成り、偏向巻線に結合さ
れ、静的および動的水平偏向幅を決める。このようなダ
イオード変調回路の動作はよく知られている。ダイオー
ド変調回路は、D級バイアスFET増幅器Q1によって
コンデンサC8の両端に発生される変調電圧Vmに、チ
ョークL1を介して結合される。FET Q1は、電圧
比較器U1から発生されるパルス幅変調された信号によ
り切り換えられる。このパルス幅変調された信号は水平
周波数であり、幅が垂直周波数のパラボラ信号により変
調される。パルス幅変調器としての電圧比較器の動作は
よく知られているので簡単に述べておく。比較器U1の
反転入力は、図示されていないソースで発生される基準
電位に結合される。非反転入力は、図示されていない発
生器で発生される左右補正信号WFMに結合される。左
右補正信号は、静的水平偏向幅を決定するための直流成
分と、糸巻きまたは台形ひずみを動的に補正するための
垂直周波数のパラボラ信号またはのこぎり波信号とを含
んでいる。また、非反転入力はコンデンサC3を介して
発明的タイミング回路200に結合される。トランジス
タQ1の濾波済み出力から非反転入力に負帰還が加えら
れる。非反転入力における加算された波形電圧が、反転
入力における分割された直流基準電位を超えると、比較
器の出力は状態を変え、大地電位と電源電圧の間で切り
換えられる。従って、比較器U1の切り換えられた出力
はFET Q1のゲートに結合され、ゲートは、タイミ
ング回路200の周波数で切り換え、かつ直流幅成分と
垂直周波数の補正信号により定められる導通期間を有す
る。
【0010】基準電位は抵抗R6とR7で形成される分
圧器を介して結合され、抵抗R6とR7の接続点はコン
デンサC5によって大地に減結合される。次に分圧され
た基準電圧は、部分的な入力オフセット電流補償を与え
る直列抵抗R8を介して、電圧比較器U1の反転入力に
結合される。比較器U1の非反転入力は、抵抗R4を介
して結合される左右補正信号WFMと、タイミング発生
器200から発生されコンデンサC3を介して結合され
る水平周波数のランプ波信号Hsawと、変成器T2の
1次巻線およびコンデンサC8により形成される低域フ
ィルタから抵抗R7を介して結合される負帰還信号との
加算点を形成する。コンデンサC4は比較器U1の入力
端子間に結合されて、高周波信号のピックアップを減少
させ、スプリアス出力パルス変調を減少させる。比較器
U1からの出力信号はFET Q1のゲート電極に結合
される。FET Q1のゲートは、26ボルト電源と大
地間に直列に結合される抵抗R9とR10によって形成
される分圧器によりバイアスされる。分圧器は約7ボル
トのバイアス電圧を発生するので、比較器U1の出力は
7ボルトと大地電位の間で切り換わる。比較器U1の出
力が7ボルトの値に切り換わると、FET Q1はター
ンオンされ、変成器T2を介して電流を導く。比較器の
出力がゼロボルトになると、FET Q1はカット・オ
フされ、電流Idを終わらせる。図3で、波形KはFE
T Q1におけるゲート駆動信号を表わす。
【0011】FET Q1のドレイン端子は変成器T2
の1次巻線に結合される。変成器T2の1次巻線はチョ
ークとして働くと考えられ、コイルL1に結合され、接
続点はコンデンサC8により大地に減結合される。こう
して、低域フィルタが形成され、コンデンサC8は、比
較器U1により発生されるパルス幅変調された波形か
ら、垂直周波数の変調信号Vm(例えば、パラボラ信
号)を発生する。変調信号VmはコイルL1を介して結
合され、ダイオード変調回路100を構成するダイオー
ドD3とD4の接続点に変調信号または偏向補正信号V
mを供給する。
【0012】変成器T2の2次巻線は、エネルギー回復
ダイオードD5を介して、135VのB+電源に結合さ
れる。FET Q1と変成器T2の1次巻線における電
流が停止すると、図4の波形NでTとして示される過渡
状態が生じる。過渡状態は2次巻線に変成器結合され、
ダイオードD5は過渡状態を導き、135VのB+電源
に電流を供給する。FET Q1のドレインは、抵抗R
11とコンデンサC6から成る直列回路と並列に接続さ
れるコンデンサC7により大地に結合される。スナバー
(snubber)回路としても知られるこれらの構成
要素は、変成器T2の1次巻線およびFET Q1に流
れる電流の停止時に生じるターンオフ過渡状態の振幅を
減少させる。
【0013】ターンオフ過渡状態Tはタイミング発生器
200で発生される水平周波数の信号の高調波から成
り、各高調波は、垂直周波数の補正信号WFMにより発
生される変調側波帯を有する。この過渡状態は、種々の
手段により、ビデオ信号系、ルミナンスまたはクロミナ
ンス信号系における種々の信号節点に結合される。従っ
て、この過渡状態は、振幅およびスペクトル成分が減少
されることが望ましく、かつスイッチオフのタイミング
によって、画像の表示されない部分に位置することが望
ましい。しかしながら、前に述べたように、ターンオフ
点、従って、過渡状態の水平タイミングは、水平帰線消
去期間中に生じるTV信号の特定の部分との干渉を避け
るために、水平帰線期間の初めに位置する必要がある。
例えば、図1のAにおける複合ビデオ信号中への過渡的
漏話は、信号成分(すなわち、ルミナンス、クロミナン
スおよび同期信号成分)のいずれかまたはすべてに混乱
を引き起こす。ルミナンス信号中への過渡的漏話は、例
えば、垂直補正信号に反応して黒レベルの変動を生じ、
クロミナンス信号中への漏話は、色相また彩度の変動を
生じる。
【0014】図2に示されるタイミング回路200は、
入力が変成器T1の巻線W1に結合され、出力の水平周
波数のランプ波信号Hsawは比較器U1の非反転入力
に結合される。水平帰線パルスRt1は、コンデンサC
200を介して、ダイオードD200のカソードに結合
され、D200のアノードは接地されている。コンデン
サC200とダイオードD200の接続点は、直列接続
された抵抗R201を介して、トランジスタQ200の
ベース端子に接続される。コンデンサC200、および
抵抗R201とダイオードD200の接続点における等
価インピーダンスの時定数が形成する回路網は、帰線パ
ルスRt1を微分し、パルスRt2を発生する。ダイオ
ードD200は、微分された信号の負の部分を大地にク
ランプし、正のパルスRt2を発生する。クランプされ
た負のパルスの派生は図3の波形E2に点線で示されて
いる。パルスRt2は、帰線パルスRt1の前半すなわ
ち半期と一致して発生する。図3で、波形E1およびE
2は帰線パルスRt1とRt2の相対的タイミングを示
す。コンデンサC202はトランジスタQ200のコレ
クタと大地間に接続される。コンデンサC202は、直
列接続された抵抗R202とR203を介して、26ボ
ルトの電源から正に充電される。抵抗R202とR20
3の接続点はコンデンサC201により大地に減結合さ
れる。正のパルスRt2は抵抗R201を介してトラン
ジスタQ200のベースに結合され、トランジスタQ2
00を導通させる。トランジスタQ200のベース電圧
Vbは図3の波形Fで示されている。従って、トランジ
スタQ200が導通すると、コレクタ端子は効果的に接
地され、コンデンサC203を急速に大地に放電させ
る。図4の波形Gは、パルスRt2の正のエッジと同時
に開始するコンデンサの電圧の急速な放電を示し、コン
デンサは、時刻t0とt5との間、約600ナノセカン
ドで放電される。コンデンサC203と抵抗R202と
R203の充電時定数は長く、約2.7ミリセカンドで
あり、ほぼ線形の充電ランプ波を発生する。従って、水
平周波数のランプ波Hsawは、トランジスタQ200
のコレクタに発生され、負の傾斜すなわち持続期間の短
いランプは、水平帰線パルスRt2の開始と同時に開始
するように時間調節され、約600ナノセカンドの持続
期間を有する。波形は約6マイクロセカンドの平坦部分
と、約57マイクロセカンドの正の傾斜すなわち長いラ
ンプを有する。
【0015】水平周波数のランプ波Hsawは、結合コ
ンデンサC203を介して、電圧比較器U1の非反転入
力に結合される。コンデンサC203は直流阻止を行
い、比較器U1の入力における容量性負荷の影響を減じ
る。比較器U1の入力における大地への負荷は、コンデ
ンサC203とC202で形成される直列等価回路で減
少される。先に述べたように、比較器U1の非反転入力
は、水平ランプ波Hsawと直流幅決定成分を有する垂
直補正信号と負帰還信号の加算点である。図3はTV水
平ライン期間に発生する種々の信号波形を示す。波形H
は、回路200により発生される水平ランプ波信号Hs
awを示し、ライン1および2と交差している。ライン
1および2は、垂直補正信号WFMと水平ランプ波信号
Hsawの加算により生じる、比較器の有効スイッチン
グ閾値を表わす。図3の波形Kは、FET Q1に供給
されるゲート駆動信号Vgを示し、tmaxとtmin
は、信号WFMに応答して発生するパルス幅変調の最大
値と最小値を表わす。図3の波形Lは、最大および最小
パルス幅で発生する、FET Q1のドレイン電流Id
を示す。図3の波形Mは、最大および最小パルス幅に対
して、FET Q1のターンオフで回復する電流ID5
を示す。FET Q1のドレイン電圧は図3の波形N1
とN2で示され、それぞれ、最大パルス幅と最小パルス
幅を示す。FET Q1のターンオフで、ドレイン電圧
は急速に上昇し、コンデンサC8両端の電圧の約2倍に
達する。波形N1のVdmax、およびN2のVdmi
nは、ドレイン電圧に重ねられた、減衰振動する過渡状
態Tを示す。
【0016】図4は、帰線パルスRt1とRt2、波形
Hsaw、およびFET Q1のドレインにおけるター
ンオフ過渡状態の水平期間の相対的なタイミングを示
す。水平偏向帰線期間および映像水平帰線消去期間中に
発生する現象の相対的タイミングを示すために、これら
種々の波形は、複合映像波形Aおよび分離されたクロミ
ナンス信号波形Cと同じ時間軸上に示されている。複合
映像波形Aに示す水平帰線消去期間は、aとbとcで示
される種々の制御期間を含んでいる。制御期間aはフロ
ントポーチとして知られ約1.5マイクロセカンドの持
続期間を有し、期間bは水平同期パルスであり約4.7
マイクロセカンドの持続期間を有する。制御期間cはバ
ックポーチまたはポスト同期抑圧期間として知られ、約
8マイクロセカンドの持続期間を有する。色副搬送波の
基準カラーバーストは、バックポーチ期間中、同期パル
スの直後に置かれ、色副搬送波の約10サイクルから成
り、約2.7マイクロセカンドの持続期間を有する。図
4の波形Eで、遅延Δt1は、複合映像信号Aにおける
水平同期パルスの前縁と、帰線パルスRt1の開始との
間の遅延を表わし、例えば、ある特定のTV受像機では
約1マイクロセカンドである。図3で、波形E1および
E2は回路200の動作を示す。図4の波形Eにおい
て、パルスRt1とRt2は重ねられ、微分パルスRt
1が、帰線パルスRt1のパルス幅すなわち持続期間の
半分を有するパルスRt2を発生することを示してい
る。微分された正のパルスRt2はトランジスタQ20
0のベースに供給され、図4の波形Fに示されている。
図4の波形Gは、トランジスタQ200のコレクタに発
生する水平周波数のランプ波Hsawを示し、負のラン
プ・リセット期間t0〜t7のタイミングを示す。しか
しながら、上述のように、t0〜t7の期間中、コンデ
ンサC202は急速に放電され、波形Fの正の部分に対
応する期間t0〜t7の間、大地電位に短絡されてい
る。波形Kで示す、FETQ1のゲート信号Vgは、波
形Fの立上りエッジに対して、わずかにt0〜t4の期
間だけ遅延される。この遅延は、垂直補正信号WFM
と、ランプ波形Gの急峻であるが有限で負の傾斜の作用
から生じる。しかしながら、説明の目的の為に、図4の
波形Kにおいて、垂直変調の効果は無視されている。ゲ
ート信号Vgの負の遷移により、FET Q1はターン
オフし始めるが、比較器U1はFETQ1のゲートから
電荷を移動させなければならない。従って、FET Q
1のターンオフは、図4の波形Nにおけるt0〜t8の
期間、約1マイクロセカンドだけ遅延される。FET
Q1のドレイン電圧Vdは図4の波形Nで示され、ほぼ
大地電位から急速に上昇し(事実上、Id×Q1RDS
onボルト)、誘導的に発生される過渡状態Tに達し、
過渡状態Tは、コンデンサC8の両端で平均電圧Vmの
約2倍の直流値の付近で減衰振動を呈する。
【0017】図4は、帰線パルスRt1、複合ビデオ信
号Aおよび分離されたクロミナンス信号Cに対する、F
ETのターンオフ過渡状態Tを、共通の時間軸上で示
す。タイミング回路200は帰線パルスを処理して、タ
ーンオフ信号を発生させ、その結果、帰線パルスRt1
の前半で過渡状態Tを発生させる。また、ターンオフを
帰線期間の初めに位置させることにより、過渡状態が画
面に現れない位置になるばかりでなく、過渡状態が、図
4の波形Aで示す、ビデオ信号の水平帰線消去期間中の
水平同期パルスbの期間に位置するので有利である。過
渡状態が水平同期パルスbの期間中に位置すると、画像
表示システムおよび同期システムは、過渡的干渉または
漏話によるスプリアス作用を免れる。同様に、クロミナ
ンス信号Cに対しても、ターンオフ過渡状態は、基準カ
ラーバーストdの発生する前のクロミナンス帰線消去期
間中に発生し、従って、カラー同期との干渉が避けられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビジョン受像機の一部分のブロック図であ
る。
【図2】発明的具体例を備えた、スイッチ方式の偏向波
形補正回路を示す。
【図3】図2の回路で発生され、かつテレビジョンの水
平期間に生じる種々の波形を示す。
【図4】図2の水平帰線消去期間中に生じる種々の波形
およびそれらのタイミングの関係を、拡大された時間の
尺度で示す。
【符号の説明】
100 ダイオード変調回路 102 ルミナンス分離器 103 遅延要素 104 クロマ分離器 105 発振器/クロマ復調器 107 同期分離器 108 水平偏向回路 109 左右補正変調回路 110 垂直偏向回路 200 タイミング回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期/スイッチ式インダクタンスを有す
    る映像表示装置であって、 インダクタンスと、 前記インダクタンスに結合され、インダクタンス内の電
    流の導通を制御する、制御可能なスイッチと、 スイッチング信号に応答し、前記制御可能なスイッチの
    導通状態を切り換えるための変調器と、 変調信号源と、 水平偏向帰線パルス源と、 前記帰線パルス源に結合され、水平周波数の信号を発生
    するための信号発生器であって、前記水平周波数の信号
    は持続期間が前記帰線パルスの前半内にある傾斜部を含
    んでいる、前記信号発生器と、 前記変調信号およびのこぎり波信号に応答し、前記スイ
    ッチ内の導通を禁止する第1の極性と該スイッチ内の導
    通を可能にする第2の極性を有する前記スイッチング信
    号を発生する手段であって、前記第1の極性は前記帰線
    期間の前記前半内に始まり、前記第2の極性は1水平期
    間の残りの期間内に始まる、前記スイッチング信号発生
    手段とを含んでいる、前記映像表示装置。
  2. 【請求項2】 同期/スイッチ式インダクタンスを有す
    る映像表示装置であって、 インダクタンスと、 前記インダクタンスに結合され、インダクタンス内の電
    流の導通を制御する、制御可能なスイッチと、 スイッチング信号に応答し、前記制御可能なスイッチの
    導通状態を切り換えるための変調器と、 変調信号源と、 水平周波数の信号を発生する手段と、 前記変調信号およびのこぎり波信号に応答し、前記スイ
    ッチ内の導通を禁止する第1の極性と該スイッチ内の導
    通を可能にする第2の極性を有する前記スイッチング信
    号を発生する手段であって、前記第2の極性は映像表示
    信号の有効画像期間内に始まり、前記第1の極性は、黒
    のポーチ期間前に前記映像表示信号の水平帰線消去期間
    に始まる、前記スイッチング信号発生手段とを含んでい
    る、前記映像表示装置。
  3. 【請求項3】 同期/スイッチ式インダクタンスを有す
    る映像表示装置であって、 インダクタンスと、 前記インダクタンスに結合され、インダクタンス内の電
    流の導通を制御する、制御可能なスイッチと、 スイッチング信号に応答し、前記制御可能なスイッチの
    導通状態を切り換えるための変調器と、 変調信号源と、 水平周波数の信号を発生する手段と、 前記変調信号およびのこぎり波信号に応答し、前記スイ
    ッチ内の導通を禁止する第1の極性と該スイッチ内の導
    通を可能にする第2の極性を有する前記スイッチング信
    号を発生する手段であって、前記第1の極性は映像表示
    信号の有効画像期間内に始まり、前記第1の極性は水平
    周波数同期パルスの前縁と色副搬送波基準バースト間の
    前記映像表示信号の水平帰線消去期間に始まる、前記ス
    イッチング信号発生手段とを含んでいる、前記映像表示
    装置。
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