JPH0720279U - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JPH0720279U
JPH0720279U JP5442893U JP5442893U JPH0720279U JP H0720279 U JPH0720279 U JP H0720279U JP 5442893 U JP5442893 U JP 5442893U JP 5442893 U JP5442893 U JP 5442893U JP H0720279 U JPH0720279 U JP H0720279U
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JP
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power tool
electric
processing
circular saw
blade
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Application number
JP5442893U
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English (en)
Inventor
修介 青木
Original Assignee
修介 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動工具において、電動工具の加工刃が被加
工部材に接触する位置周辺を照明して加工作業の際の加
工位置確認を容易にする。 【構成】 被加工部材を加工するための加工手段(3)
を具備する電動工具において、前記被加工部材と前記加
工手段(3)との接触位置周辺部分に光を照射するため
の照明手段(8)を設ける。前記照明手段(8)は、位
置および方向を変更可能にすることもでき、また電動工
具の電源スイッチ(1)を入れることによって点灯する
よう構成することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動工具であって、電動工具の加工手段と被加工部材との接触部分 周辺を照明することによって、加工手段が加工する位置の確認を容易にしかつ加 工精度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
木材等を効率よく加工するための工具として電動工具が使用されている。電動 工具には、たとえば、電動丸のこぎり、電動かんな、ボール盤などがあり、それ ぞれ、電動工具に取り付けられた加工刃をモータで回転駆動し、その回転する加 工刃を被加工部材に押し当てることによって、切る、削る、穴開け、などの加工 を行うものである。
【0003】 実際の加工作業において、たとえば、携帯用の電動丸のこぎりを使用して木材 を切る際には、まず作業者が電動丸のこぎりを手で持ってモータのスイッチを入 れて円形のこぎり刃を回転させ、次に木材の切る位置にこの電動丸のこぎりを押 し当てて加工を開始する。このとき、木材の切る位置には切る位置を示す線があ らかじめ引かれており、その線に電動丸のこぎりの回転する丸のこぎり刃の先端 を合わせ、その線に沿ってのこぎり刃を移動させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、たとえば携帯用の電動丸のこぎりは、木材を切る際の鋸屑が作 業者の方に飛び散らないように、回転する加工刃の作業者側にカバーが設けられ ており、加工作業の際にそのカバーが作業場の照明を遮るため、加工刃と木材と の接触部分周囲が暗い影になってしまっていた。また、電動工具を使用する作業 者は、電動工具を作業者の体の前面に抱え込むように作業をすることが多く、作 業場の照明を背中に背負ってしまい電動工具が影になって暗くなることがあった 。このため、加工刃の先端を木材にあらかじめ引かれた線に位置合わせするため の位置の確認が困難になり、作業者の加工作業の効率を低下させ、また被加工部 材の加工精度が低下するという不都合があった。
【0005】 したがって、本考案の目的は、電動工具を使用して被加工部材を加工する際に 、加工刃が被加工部材に押し当てられる位置の確認を容易にすることによって、 作業者の作業効率を高めまた加工精度を向上させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点の解決のため、本考案によれば、被加工部材を加工するための加工 手段を具備する電動工具において、前記被加工部材と前記加工手段との接触位置 周辺部分に光を照射するための照明手段を設けたものである。
【0007】 また、前記照明手段は、前記電動工具に対する位置および方向が変更可能に取 り付けられていると好都合である。
【0008】 また、前記照明手段の光源部分は、流線形で透光性のカバーで覆われていると 好都合である。
【0009】 また、前記照明手段の光源は、前記電動工具の電源スイッチを入れることによ って点灯することもできる。
【0010】
【作用】
このような構成において、電動工具に加工手段が被加工部材と接触する位置周 辺部分に光を照射する照明手段を設けることにより、加工位置周辺部分を明るく することができて、加工手段の加工位置を確認することが容易になり作業効率を 高めることができる。また、加工する位置を示す線が被加工部材にあらかじめ引 かれている場合には、その線に対する加工手段の位置の確認を正確に行うことが できるので加工精度を大幅に高めることができる。
【0011】 また、この照明手段を電動工具に光照射方向が変更できるように取り付けるこ とによって、加工手段の先端の位置が変化した場合でも、必要な位置に的確に光 照射することができる。
【0012】 また、照明手段の光源部分を流線形で透光性のカバーで覆うことにより、加工 する際に飛び散る削り屑が光源に付着して照射光が遮られることがなく、常に加 工位置に光が照射され加工位置を確認することができる。
【0013】 また、照明手段の光源が、電動工具の電源スイッチを入れることによって点灯 するようにすると、作業者が照明手段を使用するために手を煩わされることがな く、しかも加工作業をするときは必ず加工位置を明るく照明することができる。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説明する。図1は本考案の一実施 例に係る電動工具の例として、木材等を切るための電動丸のこぎりを示したもの である。電動丸のこぎりには、電源スイッチ1を入れることによって回転するモ ータ1が内臓されている。このモータ2の回転軸の一端に丸のこぎり刃3が取り 付けられており、この丸のこぎり刃3は、加工する木材の厚さ等に応じて取り替 えることができるようになっている。モータ2の周囲には作業者が加工作業の際 に電動丸のこぎりを手で保持するための取手4がついており、丸のこぎり刃3が 取り付けられている側には、加工する木材に対して丸のこぎり刃3の角度や深さ を調整するためのガイド板5が設けられている。このガイド板5と反対側の丸の こぎり刃部分を覆うように、鋸屑が周囲に飛散するのを防止するためのカバー6 が設けられている。カバー6とガイド板5との境界部には窓部7が設けられてお り、丸のこぎり刃3が木材に接触する部分が見えるようになっている。窓部7の すぐ上には照明装置8が取り付けられており、この照明装置8は丸のこぎり刃3 と木材との接触部分周辺に光を照射するように取り付け位置が決められている。
【0015】 次に図2は、本実施例の電動丸のこぎりの照明装置8の取り付け部分の詳細を 拡大して示す。照明装置8の内部にには図示されていない光源が収容されており 、胴体9の一部に取り付け部10が形成されている。また、光源部分は流線形の 透明なカバー11で覆われている。この照明装置8の取り付け部10は耳付きね じ12で電動丸のこぎり本体のカバー6に取り付けられており、作業者はこの耳 付きねじ12を手で緩めることにより照明装置8の方向を変更することができる ようになっている。また、この照明装置8の電源は、図示されていない配線によ って電動丸のこぎりの電源スイッチ1に接続されており、電動丸のこぎりの電源 スイッチ1を入れると照明装置8の光源も点灯するようになっている。
【0016】 次に、この電動丸のこぎりを使用して実際に木材の板を切る場合の動作につい て説明する。まず、作業者は取手4を手で保持して電動丸のこぎりの電源スイッ チ1を入れ丸のこぎり刃3を回転させる。このとき、この電動丸のこぎりの電源 スイッチ1には照明装置8の配線が接続されているので照明装置8の光源も点灯 する。そして、加工する木材の板の上にガイド板5を乗せ、丸のこぎり刃3の周 縁部ののこぎり刃の先端をあらかじめ板に引かれている線に合せて押し当て、そ して回転する丸のこぎり刃3を線に沿って移動させることによって必要な形状に 板を切ってゆく。回転する丸のこぎり刃3で切る際に、鋸屑が照明装置8にかか るが、照明装置8の光源部分には流線形の透明なカバー11が被せてあるため鋸 屑は光源部分に付着せず光源の光が遮られることはない。
【0017】 このように、のこぎり刃3を位置合せする際、のこぎり刃3が板と接触する部 分は照明装置8によって常に明るく照明されているので、のこぎり刃3の先端を 板に引かれた線に正確に押し当てることができ、また丸のこぎり刃3を移動する 際も、のこぎり刃3が線に正確に沿って移動しているかを容易に確認することが できる。したがって、作業者は木材を切る精度を大幅に高めることができ、しか も切る位置を容易に確認できるので作業効率を向上させることができる。
【0018】 また、照明装置8は耳付きねじ12で取り付けられているため、耳付きねじ1 2を手で緩めることにより照明装置8の光を照射する方向や位置を調節すること ができるので、丸のこぎり刃3を直径の異なる他の刃と交換した場合でも、のこ ぎり刃が木材と接触する部分を的確に照明することができる。
【0019】 なお、本実施例では、照明装置を電動丸のこぎりのカバーの外側に取り付けて いるが、加工刃と被加工部材とが接触する位置周辺に光を照射できれば電動工具 の他の位置でもよく、たとえば、カバーの裏側に取り付けることもできる。また 、光源が電動工具本体の内部に埋め込まれていてもよい。
【0020】 また、本実施例では、照明装置の電源として電動工具の電源を使用しているが 、電源を他に設け、たとえば照明装置に電池を内蔵させることもできる。
【0021】 また、本実施例では、照明装置を電動工具に取り付けるための手段として、耳 付きねじを使用しているが、接着剤、両面テープ、磁石等で取り付けることもで きる。また、段階的に取り付け角度が変更できるクリックストップを利用して、 照明装置の角度の設定を容易にすることもできる。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、電動工具に照明手段を設け、電動工具の加工 刃が被加工部材に押し当てられる位置周辺に光を照射して明るくすることができ るので、加工刃を被加工部材のあらかじめ決められた位置に確実に位置合せする ことができる。したがって、被加工部材を加工する精度を大幅に高めることがで き、しかも、作業者は工具の加工刃の位置と被加工部材の加工する位置を容易に 確認することができるので作業効率が極めて高くなる。
【0023】 また、電動工具に照明装置の位置および角度を変更可能に取り付けているので 、加工刃を取り替えた場合でも的確に加工刃の先端を光照射することができ、加 工手段が限定されるがことなく幅広い加工作業に利用できる。
【0024】 また、照明装置の光源を流線形で透明なカバーで覆うことにより、加工した削 り屑によって照明装置の光が遮られることがなく、常に加工位置を照明すること ができるので加工作業の信頼性を高めることができる。
【0025】 さらに、照明装置の光源のスイッチを電動工具のスイッチと連動させることに より、照明装置のスイッチを入れるために作業者の手が煩わされることがなく、 電動工具の操作に専念できるので、加工作業の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電動工具の例として、
照明装置を備えた電動丸のこぎりを示す説明図である。
【図2】図1の照明装置を備えた電動丸のこぎりの照明
装置の取り付け部分周辺を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 電源スイッチ 2 モータ 3 丸のこぎり刃 4 取手 5 ガイド板 6 カバー 7 窓 8 照明装置 9 胴体 10 取り付け部 11 カバー 12 耳付きねじ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工部材を加工するための加工手段を
    具備する電動工具であって、 前記被加工部材と前記加工手段との接触位置周辺部分に
    光を照射するための照明手段を備えたことを特徴とする
    電動工具。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は、前記電動工具に対する
    位置および方向が変更可能に取り付けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 【請求項3】 前記照明手段の光源部分は、流線形で透
    光性を有するカバーで覆われていることを特徴とする請
    求項1に記載の電動工具。
  4. 【請求項4】 前記照明手段の光源は、前記電動工具の
    電源スイッチを入れることによって点灯することを特徴
    とする請求項1に記載の電動工具。
JP5442893U 1993-09-13 1993-09-13 電動工具 Pending JPH0720279U (ja)

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JP5442893U JPH0720279U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 電動工具

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JP5442893U JPH0720279U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 電動工具

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